れいわ新選組全国行脚 現代貨幣論（MMT）をひっさげて
長周新聞が、山本太郎全国行脚の街頭演説のほぼ全文を書き起こして掲載している。
貴重な成果なので、貼り付けておきます。
「れいわ新選組」が小倉で街頭宣伝 新勢力の結集めざし熱こもる山本太郎の演説
財政政策になると、野党が驚くほどに臆病になる。
第一公約に消費税減税を掲げるのは、多分、山本太郎だけだ。
山本太郎は、かかげる諸政策の財源には新規国債を充てると明言している。
自国通貨建ての国債で財政破綻することはあり得ないと。
その根拠となる議論が現代貨幣論（MMT）である。
朝日新聞あたりがトンでも論扱いして叩いているようだが、ろくに勉強もしていないに違いない。
日経新聞は現代貨幣論の主張者であるステファニー・ケルトン教授のインタビュー記事を掲載している。
確かに常識を覆す、目から鱗の議論であるが、現代貨幣論は、正統派ケインズ学派の流れを引き継ぐ真っ当な議論だ。
むしろいかがわしいのは、市場万能・需給自動均衡論を旨とする主流派経済学が、現代経済の根幹をなす『貨幣』の本質について、物々交換の不便を避ける便利な道具以上の説明をしようとしないことの方にある。
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