ドイツ車　カーマニアのくるまなび

2011年登場、ポルシェ911 GT3 RS 4.0、世界限定600台のモデル、レース専用車GT3 RSRと同じクランクシャフト、鍛造製ピストン、チタン製コネクティングロッドが組み込まれた。4.0リッター水平対向6気筒（フラット6）エンジンは、500hp/8,250rpm（125hp/リッター）、46.9kgm/5,750rpmを発揮。

カーボンファイバー製ボンネット/フロントフェンダー/バケットシート、プラスチック製リアウィンドウも軽量化に貢献、フロントバンパー部には、スプリッタータイプの空力パーツや傾きの大きなリアウイングを装備、高速走行時の空気抵抗の低減とダウンフォースの向上が図られた。

　　ポルシェ 911(997) GT3RS 4.0

993型ポルシェ911がベースのGT1（1996年）、「911史上で最強・最速！」といわれた997型ベースのGT2（2007年）。RSの冠は、1972年登場の911カレラRSから始まる。GT2 RSは、「ポルシェのロードゴーイングモデルとして最強・最速の一台」、1975年に限定発売されたカレラRSRは、911カレラRS2.7をレース用に改造された。


カーマニアのくるまなび　おすすめのミニカー
ポストホビー厚木店　　カレラ　フラット6　ミニカー

欧州各地のツーリングカーレースに出場するためのベース車両として、BMW 3シリーズ（2ドアセダン）をベースにBMW Mがチューニングした初代M3（E30型）、M1、M635CSiなどに搭載の3.5リッター直列6気筒DOHCエンジン（M88型）を4気筒化して2.3リッターとしたエンジンに換装された。

1985年登場したBMW M3は、ボディ剛性のアップとエンジンのチューニングのほか、ブリスターフェンダー、5シリーズ（E28型）のフロントブレーキキャリパー、空力改善のためCピラーの角度見直しとトランクのハイデッキ化と大型リアウイングを装備した。BMW M3は、1987年シーズンから投入され、1983年に登場したメルセデス・ベンツ190E 2.3-16と、当時のドイツツーリングカー選手権（DTM）を争った。

　　BMW　M3（E30型）　DTM

初代E30型は、1985年-1990年まで製造され、M3（1985年-1990年）、M3カブリオレ（1988年-1991年）、M3ヨーロッパマイスター （1988年）、M3エヴォリューション（1987年）、M3エヴォリューションII（1988年）、M3チェコット/M3ラバーリア（1989年）のほか、M3スポーツエヴォリューション（1989-1990年）は、DTMのレギュレーション変更でエンジン排気量を2.5リッターにスケールアップしたホモロゲーションモデルで1990年シーズンからレースに投入された。


カーマニアのくるまなび　おすすめのミニカー
ミニカーとＦ１の店ＦＯＲＺＡ　　DTM　ホモロゲ　ミニカー

1975年登場のポルシェ924、ポルシェ初のフロントエンジンとトランスミッションを後軸上に配置したトランスアクスル方式により重量の前後配分は50：50に近く、ナチュラルなハンドリングを実現。1978年のターボモデル登場では、それまでのコストから性能重視となり、フォルクスワーゲンやアウディ製パーツの流用からポルシェ製パーツを使うようになった。

924カレラGTは、1980年ル・マン24時間レースで6位に入賞。デチューンしたグループ4ホモロゲーションモデル400台が、1980年、限定販売された。2.0リッター直列4気筒SOHCエンジンは、インタークーラーを装備し、圧縮比8.5から210ps/6,000rpm、28.0kgm/3,500rpmを発揮した。

　　ポルシェ 924 GTR #36 LM 1981年

リトラクタブルライトが廃止された924カレラGTRは、1981年に15台が限定販売された。924カレラGTをさらに高度にチューニングし、圧縮比を7.0に下げ、ターボのブースト圧を1.5バールに上げたエンジンは、375ps/6,400rpm、40.5kgm/5,600rpmを発揮。車輛重量は945kg、パワーウェイトレシオは2.52kg/psだった。


カーマニアのくるまなび　おすすめのミニカー
ホビープラザ　とらや　　カレラ　ホモロゲーション　ミニカー

1993年、190シリーズの後継車として登場したメルセデス・ベンツCクラスに、2013年、4代目（W205型）が登場。ボディーは、全長4,686mm（+95mm）、全幅1,810mm（+40mm）に拡大された。アルミニウムとスチールを独自技術でリベット接合する軽量高剛性アルミニウムハイブリッドボディ（アルミニウム使用率48%）により、ホワイトボディ比較で最大約100kgの軽量化を達成した。

　　メルセデス・ベンツ　CLA-Class

メルセデス・ベンツ CLAクラスは、2013年北米国際オートショーで発表されたブランニューの4ドアクーペ。CLSクラスとAクラスを融合したモデルで、Aクラス同様、2代目「Bクラス」で初めて採用された新世代の横置きFFプラットフォームをCクラス下のセグメントに属する。

　　メルセデス・ベンツ　S-Class

本来のコンパクトカーだったCクラスは、その役割をCLAに譲り、4代目Cクラスは、EクラスとSクラスのプラットフォームを採用する。新型Sクラスにに近いデザインと装備もSクラスの物が搭載されグレードアップ、ボディバリエーションには、セダン、ステーションワゴン、クーペが揃えられる。今後、AMGモデルのほか、ハイブリッド、プラグインハイブリッドモデルの投入も予定されている。


カーマニアのくるまなび　おすすめのミニカー
ミニカーとＦ１の店ＦＯＲＺＡ　　クーペ　ハイブリッド　ミニカー

2013年ロサンゼルスオートショーと東京モーターショーでワールドプレミアしたポルシェ・マカン（インドネシア語で”トラ”を意味する）。プラットフォームとコンポーネントの多くをアウディQ5と共有する。「アメリカで911に乗る人の多くは、大型のSUVも所有している」との市場調査（マーケティング）に基づいて開発されたカイエンに次ぐ第2弾のコンパクトSUV。

直噴3.6リッターV型6気筒DOHCツインターボ、直噴3.0リッターV型6気筒DOHCツインターボ、3.0リッターV型6気筒ディーゼルターボのほか、北京モーターショでデビューした、1995年に生産終了した968以来19年ぶり、また、924以来の小排気量となる直噴2.0リッター直列4気筒ターボがある。トランスミッションは、7速PDKが組み合わされる、ワイド＆ローのコンパクトSUVセグメントのスポーツカー。

　ポルシェ マカン ターボ

マカンSには、直噴3.0リッターV型6気筒DOHCツインターボ（ボア96.0mm×ストローク69.0mm、圧縮比9.8、340ps/5,500-6,500rpm、46.9kgm/1,450-5,000rpm）を、 マカンSディーゼルには3.0リッターV型6気筒ディーゼルターボ（258ps/4,000-4,250rpm、59.1kgm/1,750-2,500rpm）を、マカンターボには直噴3.6リッターV型6気筒DOHCツインターボ（ボア96.0mm×ストローク83.0mm、圧縮比10.5、400ps/6,000rpm、56.1kgm/1,350-4,500rpm）を、車重が約150kg軽いマカンには、直噴2.0リッター直列4気筒ターボ（237ps/35.7kgm）を搭載する。


カーマニアのくるまなび　おすすめのミニカー
ポストホビー厚木店　　アウディ　SUV　ミニカー

CクラスとSクラスの間に位置するメルセデス・ベンツ Eクラス、W124は初代Eクラス、1985年登場。ボディバリエーションには、4ドアセダン、5ドアステーションワゴン、2ドアクーペ、2ドアカブリオレ、6ドアリムジンがあり、Wはセダン、Sはステーションワゴン、Cはクーペ、Aはカブリオレを表す。

クーペ300CE-24は、1987年登場。搭載された3.0リッター直列6気筒DOHC24バルブエンジン（ボア88.5mm×ストローク80.2mm 225ps/6,400rpm 27.6kgm/4,600rpm）には、5速ATが組み合わされた。全長4,655mm×全幅1,740mm×全高1,400mm、車重1,580kg。

　　メルセデス ベンツ クーペ300CE-24 1990年

初代Eクラス、2.2リッター直列4気筒DOHC（150ps/21.4kgm）、2.3リッター直列4気筒OHC（135ps/20.6kgm）、2.6リッター直列6気筒OHC（165ps/23.0kgm）、2.8リッター直列6気筒DOHC（200ps/28.2kgm）、3.0リッター直列6気筒OHC（185ps/26.5kgm）、3.0リッター直列6気筒DOHC（225ps/27.6kgm）、3.0リッター直列6気筒OHCディーゼルターボ（150ps/27.8kgm）、3.2リッター直列6気筒DOHC（225ps/32.3kgm）、4.2リッターV型8気筒DOHC（275ps（285ps）/42.0kgm）、5.0リッターV型8気筒DOHC（330ps/50.0kgm（325ps/49.0kgm））とエンジンバリエーションも豊富だった。


カーマニアのくるまなび　おすすめのミニカー
ホビープラザ　とらや　　Eクラス　クーペ　ミニカー

ポルシェ356は、1948年から1965年まで製造された。当初の2シーターから後席が追加された狭い356の居住空間を広げるため、ホイールベースを延長した後継モデルが1964年登場した911で、1964年-1965年、356は911と並行販売された。

カイエン（955型）は、ポルシェ初のSUVとして2002年登場。フォルクスワーゲン・トゥアレグ、アウディQ7と同じプラットフォームを採用する。2010年には、958型にフルモデルチェンジ。カイエンS・ハイブリッドは、パラレル式フルハイブリッド方式のポルシェ初のハイブリッドカー。
　　Porsche Cayenne S × 356 Trailer

ライトトレーラーとは、キャンピングトレーラーなど、自動車に牽引させる軽量トレーラー。主に小型モーターボート、水上バイク、分解したグライダーなどの輸送用やキャンピングトレーラーなどの個人のレジャー目的がほとんどで、総重量3,500kg、総重量2,000kg、総重量1,500kg、総重量750kgを区切りに扱いが異なる。


カーマニアのくるまなび　おすすめのミニカー
ホールセール　Ｃ＆Ｃフジミ　　ポルシェ　キャンピング　ミニカー

997型ポルシェ911スピードスターは、2010年パリモーターショーでワールドプレミア。初代356スピードスターにちなみ、世界で356台を限定生産（日本向けは6台）。傾斜角が強く通常モデルよりも低いフロントウィンドウと手動ソフトトップ（ダブルバブル）が特徴。

7速PDKと組み合わされた直噴3.8リッター水平対向6気筒は、408ps/7,300rpm 42.8kgm/4,200rpmを発揮。19インチホイール、PASM（ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム）、PCCB（ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ）、ロールオーバープロテクションシステムを装備。

　　ポルシェ911スピードスター（997型）

997型911スピードスターは、2011年に発売されたが、991型911スピードスターは、2015年の発売を目指して開発されているという。次期モデルも、手動開閉式のファブリックルーフを装備、生産台数は、1953年から1957年まで生産されたポルシェ550スパイダーにちなんで、550台が限定生産されるという。


カーマニアのくるまなび　おすすめのミニカー
ホビープラザ　とらや　　水平対向　スパイダー　ミニカー