2010年登場4代目マーチ(K13型)をベースにニスモ(NISMO)が仕立てたモデルがマーチニスモ/ニスモS。この4代目から、日本向けは、国内(追浜工場)生産からタイ生産に切り替わり、輸入されたマーチは追浜工場で品質検査される。
マーチのニスモバージョンは、空力向上と足回りが強化され、ニスモにはベースモデルと同じ1.2リッター直列3気筒DOHC12バルブエンジン(HR12DE型)が搭載されるが、ニスモSには、街乗りを意識したトルク重視のチューニング(
カムプロフィールや
圧縮比、コンピュータの制御プログラム変更)が施された1.5リッター直列4気筒DOHC16バルブエンジン(HR15DE型)と5速MTが搭載される。
日産 マーチ ニスモニスモSは、さらにボディ剛性のアップと足回り、ブレーキを強化、ただ、残念なのは、リアブレーキがドラム式なこと。ブリヂストン製205/45R16 87Vを履き、車重1,010kgのボディを116ps/6,000rpm、15.9kgm/3,600rpmが引っ張る。専用スピードメーターは220km/hまで刻まれ、スポーツシートと本革+アルカンターラ巻きハンドルが走りの心をくすぶる。
カーマニアのくるまなび おすすめの
ミニカーワールドエアクラフトコレクション カムプロフィール 圧縮比 ミニカー
- 関連記事
-