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ダイハツ カーマニアのくるまなび

『カーマニアのくるまなび』 ミニカーで60年代の名車からモータースポーツまで面白おかしな情報を提供します。

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ダイハツ コンパーノ

ダイハツが乗用車市場に初めて投入した最初のクルマがコンパーノ、1963年から1969年まで生産された。プロトタイプは、1961年第8回全日本自動車ショウに発表されたが、デザインが不評で、イタリアのカロッツェリア・ヴィニャーレによって、美しいイタリアン・デザインに生まれ変わった。
  ダイハツ コンパーノ ベルリーナ

当時、モノコックボディが主流になりつつあるなか採用されたラダーフレームには、797cc直列4気筒OHVエンジン(FC型 41ps/5,000rpm、6.5kgm/3,600rpm)と958cc直列4気筒OHVエンジン(FE型 65ps/6,500rpm、7.8kgm/4,500rpm)が搭載され、ライトバン、ワゴン、ベルリーナ(セダン)、スパイダー(コンバーチブル)、トラックと豊富なバリエーションを展開した。
  ダイハツ コンパーノ スパイダー

コンパーノは、全長こそ3,800mmだが、全幅は現在の軽自動車規格1,480mm以下より狭い1,425mm、全高は1,430mm、ホイールベースは2,220mm(4ドアセダンのみ2,280mm)だった。また、車重は、現行コペンの800-840kgに対し、ベルリーナが755kg、スパイダーは790Kgだった。


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[ 2014/03/28 20:00 ] ダイハツ | トラックバック(-) | CM(0)

ダイハツ コンパーノ ベルリーナ 800

当時の大阪高等工業学校(現・大阪大学工学部)校長の安永義章博士、同校機械科長の鶴見征四郎らと実業家の岡實康、桑原政、竹内善次郎らによってエンジンの国産化を目指して、1907年、発動機製造(株)が設立された。1951年、ダイハツ工業(株)に改称されたが、大阪の「大」と発動機の「発」をとってダイハツと呼ばれた。

ダイハツ初の小型乗用車コンパーノ・ベルリーナ、1963年登場。ベルリーナはセダン、スパイダーはオープンモデル。イタリア人カーデザイナーのビニアーレがデザインしたイタリアンルック。当初の797cc直列4気筒OHVエンジン(41ps/5,000rpm、6.5kgm/3,600rpm)は、1965年登場のスパイダーでは958cc(ソレックス製2キャブ 65ps/6,500rpm、7.8kgm/4,500rpm)を搭載した。

  ダイハツ コンパーノ ベルリーナ 800

ダイハツは、1998年にはトヨタのグループ企業となった。ダイハツの本社所在地は大阪府池田市ダイハツ町、トヨタの本社は愛知県豊田市トヨタ町、スバルの本工場は群馬県太田市スバル町とカーメーカーの名前が地名になっている所もある。


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[ 2013/06/14 20:00 ] ダイハツ | トラックバック(-) | CM(0)

ダイハツ コンパーノ

イタリアンデザインのダイハツコンパーノ、1963年登場。コンパーノは仲間を、ベルリーナはセダンを意味し、イタリア車のオープンスパイダーやバルケッタとも呼ばれる。スパイダーは1965年登場。

ダイハツコンパーノはラダーフレームにボディを仮装するため、スパイダーは補強しても車重は39kgアップの790kgに押さえられた。1.0リッター直列4気筒OHVエンジン(65ps/6,500rpm、7.8kgm/4,500rpm)を搭載。パワーウェイトレシオは12.0kg/ps。4速MTとの組み合わせで0~400mは18.5秒、最高速は145km/hだった。

  ダイハツ コンパーノ ベルリーナ800 1963年

  ダイハツ コンパーノ スパイダー 1965年

当時、カタログには「OHVとしてはリッター当たり出力が世界一」。ツイン可変ベェンチュリーキャブのほか、セダンGTには機械式インジェクションを装備した。ベルリーナ、スパイダーのほか、ワゴン、バン、トラックがあり、当時の車には多くのバリエーション設定があった。


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[ 2012/10/15 20:00 ] ダイハツ | トラックバック(-) | CM(0)

ダイハツ コンパーノ ベルリーナ 800

お洒落なクルマである。鮮やかなペイントで塗ったところもいい。1963年に登場したダイハツ・コンパーノには、ベルリーナやスパイダーなどがあった。スタイル面でイタリアの影響が強かったクルマだったため、呼び名もセダンはベルリーナ、オープン(コンバーチブル)はスパイダーと呼ばれた。

ダイハツ(大阪発動機)が乗用車市場に初めて投入したクルマで、ベルリーナ、スパイダー、(ライト)バン、ワゴン、トラックのバリエーションを揃えることができたのは、モノコックではなく、あえて、ラダーフレームにボディーを架装していたため。(ライト)バンから発売されたのも時代を象徴している。

 ダイハツ コンパーノ ベルリーナ 800

800cc直列4気筒OHVエンジンは、のちに1,000ccに排気量アップされた。コンパーノとは、英語のコンパニオン(仲間)を意味するイタリア語で、このクルマはイタリア色が強かった。ベルリーナは、上下で幅が違うBピラーとそこに付いたウインカーが特徴だった。


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[ 2011/09/06 21:00 ] ダイハツ | トラックバック(-) | CM(0)

ダイハツ コンパーノ ベルリーナ 800

1ボックスがミニバン、2ボックスがハッチバック、3ボックスはセダンと大まかに区分された。しかし、最近のセダンは、前後ガラスの傾斜がなだらかでひと塊り感のあるデザイン。空気抵抗低減による燃費の向上や風切り音の低減がその主な理由。

ダイハツ・コンパーノ・ベルリーナ(セダンの意味)は1963年登場。典型的な3ボックス形式。前後ウインドウが立っているため乗降性は良い。現在で言えば、プジョー207とMINIの違いのように、Aピラーが立っているMINIの乗り降りは楽で、プジョー207はAピラーに頭をぶつけないようにして乗り降りしなければならない。

  ダイハツ コンパーノ ベルリーナ 800

当初、800cc直列4気筒OHVエンジンを搭載して登場したダイハツ・コンパーノ・ベルリーナ。1965年には、1,000ccにスケールアップされたエンジンを搭載したスパイダーが登場。こんなクルマでゆっくりドライブ、気持ちいいだろう。

1962年国産旅客機YS-11完成(1965年就航)、1963年米国ケネディ大統領暗殺を衛星TV放映、1964年東海道新幹線開業とともに東京オリンピック開催、1965年F1第10戦メキシコGPでホンダRA272初優勝、1966年ザ・ビートルズ来日公演。 経済成長著しいそんな時代のクルマだった。


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[ 2011/07/16 18:00 ] ダイハツ | トラックバック(-) | CM(0)

ダイハツ コンパーノ

1963年、バンから登場したダイハツ・コンパーノ。その後、ワゴン、セダン、スパイダーコンバーチブル)、(ピックアップ)トラックへとバリエーションを拡大していった。ラダーフレームにボディを架装、4ドアは2ドアのホイールベースを60mm延長。

当初搭載のエンジン、800cc直列4気筒OHV(41ps/5,000rpm 6.5kgm/3,600rpm)は、1,000cc(58ps/5,500rpm 8.0kgm/4,000rpm)にスケールアップ。スポーツモデル・2ドア1000GTには、スパイダー用1,000ccツインキャブ仕様エンジン(65ps/7.8kgm)をディチューンして搭載。その後、日本初の機械式燃料噴射装置を備えた1000GTインジェクション(65ps/8.3kgm)が設定された。

  ダイハツ コンパーノ ベルリーナ
  ダイハツ コンパーノ スパイダー

イタリア語でベルリーナはセダン、スパイダーコンバーチブルを意味する。GTといっても、リアサスペンションはボディの外から見えるリーフリジッドを固めたもの。イタリア人デザインのスタイルとともにイタリア色の強いクルマだった。


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[ 2011/06/22 21:00 ] ダイハツ | トラックバック(-) | CM(0)

ダイハツ ミゼット 日本通運

当時、俳優の大村崑(崑ちゃん)がコマーシャルした3輪軽トラック。1957年から1972年まで生産された。1957年のDK型に対し、1959年に登場したMP型がその後のミゼットの地位を確立した。

DK型は、オートバイと同じ棒ハンドルと幌の屋根に排気量250cc強制空冷2サイクル単気筒ガソリンエンジン(10ps)を搭載。MP型は、よりスタイリッシュとなり、ハンドルは丸型に、305ccに排気量アップ(12ps)されたエンジンも設定された。



時代は3輪から4輪に変わり、ミゼットはハイゼットに後を譲った。1996年、ハイゼットをベースとしたミゼットⅡが登場し、2001年まで生産されたが、まさに昭和30年代を代表するミゼットのかわいい愛嬌のあるスタイリングとのどかな排気音が好きだった。


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[ 2010/12/08 21:00 ] ダイハツ | トラックバック(-) | CM(0)

カロッツェリアがデザインした美しいスパイダー

今はない3輪トラックメーカーだったダイハツが送り出した最初の乗用車で、ファミリー・スポーツと呼んだコンパーノは、イタリア語で私たちの仲間の意味。当時の背景を表すように、1963年にライトバンから発売され、ワゴン、ベルリーナ(イタリア語でセダンの意味)、1965年にスパイダーへとバリエーションが拡大された。
シリンダーヘッドにアルミ合金を使ったエンジン排気量は、当初の直4OHV 800cc41馬力から1,000ccにスケールアップ、スパイダーにはツインキャブ仕様65馬力が搭載された。デザインはイタリアのカロッツェリアに委託した美しいもの。モノコックボディと違って、ラダーフレームにボディーを載せていたため、スパイダーやその後のトラックなど、バリエーション展開は比較的容易だった。


エブロ 【EBBRO】1/43 ダイハツ コンパーノ スパイダー 1965 レッド

スパイダーは、ベルリーナの5人乗りに対し4人乗り。そのスポーティーなスタイルとフロントマスクの造形が魅力的だったが、1967年にそのフロントマスクが意匠変更された。販売面ではトヨタS800やホンダS600の後塵を拝し、1967年のトヨタとの業務提携もあって1968年に生産中止となった。

1965年全日本自動車クラブ選手権レース大会GT-1クラスにコンパーノ・スパイダーが初参戦し、CDCJ鈴鹿レース大会GT-1クラスに初優勝など、ダイハツのモータースポーツの歴史が始まった年となった。
[ 2009/10/30 21:00 ] ダイハツ | トラックバック(-) | CM(0)
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Author:クルマ好きパパ
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