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けやきのき

あれもこれも楽しみたい、理系大学院生の個人的で気ままな覚え書き。

高校に行ってきました! 

私の所属しているグループ、0to1のプロジェクトの一つに、大学院生が高校に赴いて、高校生にサイエンスの面白さを伝えよう!というものがあります。

その一環で、昨日、母校に行ってきました。
お世話になった生物の先生にアポをとって、簡単な資料を持って訪問。
3年くらい前に高校のキャリアセミナーに呼ばれて以来です。

もともと古い学校なので、校舎や全体の雰囲気は変わらず、大変懐かしかったです。

私の卒業校はそもそも実験やフィールドワークが多く、また、最先端科学に触れたり社会で活躍している卒業生の講演を聞いたりする機会がとてもたくさんあります。
なので、我々大学院生が高校生たちに何を提供できるのか?一緒に行った大学の先生と、高校の先生と三人で、あーでもない、こーでもないと頭をひねりました。

最終的に、私の研究の話を中心に、研究にまつわる失敗やエピソード、普段の生活なども絡めて、希望者を対象にセミナーを行いましょう、ということで話がまとまりました。具体的な内容についてはこれから詰めていきますが、基本的には我々の希望に沿うように調整して下さるとのこと。高校の先生には、本当に感謝です。

昔話や、各方面で活躍している卒業生の話にも花が咲き、とても楽しい時間でした。
また、母校の先生が卒業生のことをいつも気にかけてくださり、大切に思っていて下さるということもわかりました。今回のような卒業生の訪問も大歓迎で、こうした先輩たちが育って、また戻ってきてくれることが、学校の伝統を形作っているのでしょう、とも仰っていました。

私は片道3時間近くかけて高校に通う遠距離通学者だったのですが、高校が本当に好きで、楽しくて、あそこで過ごした3年間は私の人生に大きな影響を与えていると思っています。一緒に行った大学の先生が“ここでsuikyoさんが育ったということが本当によくわかる”と言ってくださり、なんだか嬉しかったです。

高校生にとって魅力的な話ができるよう、十分に準備して臨みたいと思います!


[ 2008/05/31 16:42 ] サイエンスと社会 | TB(0) | CM(3)

冷凍食品を使ってみました。 

最近節約のために、できるだけ家から昼食を持って出ることにしています。

最低限は、とにかく“ご飯”。
朝ごはんと一緒に多めに炊いたご飯をお弁当箱に詰めただけ。
日の丸弁当ですらありません(苦笑)。

余裕がある時はゆかりやふりかけをかけたり(←このくらいのレベルが最多)、冷蔵庫に入っているものを端っこに詰めたり。
夫はプラス一品ぐらいおかずを買うことが多いようです。
私はラボにおいてあるインスタントのお味噌汁と頂きます。

今日は、先日友人が置いていった冷凍食品と、下ごしらえしてストックしておいた野菜があったので、だいぶお弁当らしくなりました。

少しずつ進歩しているかも?
まぁ、ご飯だけの日が多いのですが。


それにしても、冷凍食品ってすごいですね。
まだ食べていないので味のほどはわかりませんが、完全に調理されたものが小分けされていて、温めるだけ。
私は添加物などかなり気になる方なので自分で買うことはありませんが、手元にあって使ってみると、世の中にはいろんな便利なものが出ているのだなぁ、と驚嘆です。

忙しい現代にあって、自分が許容できるものと許容できないもの、それぞれが上手に取捨選択して取り入れていっているのだろう、と、こじんまりと完成している冷凍食品を眺めて思いました。
[ 2008/05/28 12:22 ] 生活あれこれ | TB(0) | CM(3)

友達とおしゃべり。 

予定日間近で今にも生まれそうなおなかを抱えて明後日引っ越し予定(!)の友達がいます。

明日には冷蔵庫を開けなければいけないそうで、冷凍食品をはじめ食べきれない食料を持って我が家にやってきました。簡単な夕食を一緒に摂り、二時間弱くらいおしゃべりして、大騒ぎの子供たちにも付き合ってもらいました。

高校からの友人なので、出会った時はお互い15歳。そろそろ干支が一周してしまいます。
彼女は1月から働く予定で、保育園の話や仕事の話、お金の話やライフプランについてなどいろいろと話しました。会話の調子は高校生のころと変わっていないのに、内容はやっぱり10年たっているのだなぁ、と。我ながら、驚きです。

高校卒業するころには、10年くらいのうちにお互い母になるとはあんまり思っていなかったのですが、(私はなるだろう、と言われていましたが)なんだか楽しいものですね。

次に会うのは、ベビーと一緒になりそうです。

[ 2008/05/27 00:36 ] 身近な人々 | TB(0) | CM(0)

理学部の今がわかる本。 

リガクル
東京大学理学部の今がわかる本
日経BPムック


本の感想…というか半分ぐらい宣伝(?)かもしれませんが。

取材に協力した人が周りにたくさんいたので、出来上がるのを楽しみにしていました。

目次から抜粋

・理学の世界・色
・大樹のごとく、大きく育て
・研究者が創る理学の世界
・国際的なスタンスで臨む研究拠点
・博士課程へ行こう!
・女性もハッピーな理学部
・データでみる理学部・理学系研究科

研究者のインタビューが多くを占めているのですが、現役学生や卒業生へのインタビュー、男女共同参画や学生への経済支援についての記事などもあり、かなり盛りだくさんです。

また、写真が多く視覚的にとても美しく、コピーもかなり凝っています。
かっこいい本です。

最近なんともスランプ気味だったのですが、私が今ここにいる原点を思い出させてくれる本でした。
ドキドキワクワクして、ちょっと元気になりました。


また頑張って実験します。


追記:こっちが発行元のページです。

追記2:K_Tachibanaさんのページで紹介して頂きました。ありがとうございます。

[ 2008/05/24 22:17 ] 本の感想 | TB(1) | CM(3)

びっくり。 

次女とお風呂に入っていたら、玄関をガチャガチャ開ける音が。

あれ?と思って長女を呼びましたが、彼女が開けたのではなく。
なんと夫が帰ってきました。

別にクビになったとかではなく(笑)、たまたま早く帰れたらしいのですが、就職してから、他の三人が起きているうちに彼が帰ってきたことはほぼなかったので、びっくりしてしまいました。

娘たち二人とも、大喜びでした。



[ 2008/05/22 23:18 ] 生活あれこれ | TB(0) | CM(0)

それぞれの宿題。 

スーパーニュースに出た時にお世話になったディレクターの方と、久々にお会いしました。
いろいろ興味深いお話があったのですが、そのなかでも、印象に残ったこと。

それぞれの仕事についてや将来のビジョンについて、
また、私が取り組んでいる基礎科学の魅力や研究者の想いなどについて話していた時です。


彼女が、ふと、
「皆生まれてくるときに、宿題を持って生まれて来るのですよね」


「多くの人は、宿題が何かすらわからなくて、一所懸命探すわけです」
「でも本当は、誰にとっても、その答えは“世界を今よりちょっと良くすること”だと思うんです」


と。


全然予期していない言葉で、びっくりしました。
それと同時に、とっても嬉しくて、なんだか励まされました。


私より一回り以上年上の方ですが、彼女も私も、きっとまだまだ宿題探しの途中。
長いような短いような人生で、ちゃんと宿題をやりました、と思えるように生きたいです。

[ 2008/05/22 21:37 ] 心動かされたこと | TB(0) | CM(4)

うーん、悩ましい。。 

…結局今日は保育園から私に呼び出しがかかり、私が夫の会社に電話して、彼が迎えに行きました。
今日は私が動きがたくて、夫が比較的動けたので、こういう結果になりました。

うーん、でも、二人とも動きがたかったら?
私がシングルマザーだったら?

一番確かなのは、病児でも、緊急でも、すぐに動いてくれるシッターさんを確保しておくこと…かなぁ。
でも、それは我が家の家計状況ではきびしいのが現実です。

どうしたって、しばらくは綱渡りですね。



本題とは関係ありませんが。

ちょっと上の世代とか、同年代でもきっと世の中の圧倒的多数のワーキングマザーは、子供が熱を出したから迎えに行ってくれ!と仕事中の夫に電話するなんてありえないという状況なのかなぁ、とも思います。だからまず、保育園からの電話は私に来るわけです。
逆を言えば、世の中のお父さんたちは子供が熱出したって職場に電話かかってくることなんてないのですよね。

そういう意味では彼は圧倒的にマイノリティーですね。
夫よ、頑張ってくれ。

[ 2008/05/20 21:59 ] ワーキングマザー | TB(0) | CM(6)

子供が病気の時に。 

先週末から次女が体調を崩して、昨日は久々に、
病児でも預かって下さる保育室にお願いしました。
今日は何とか普段の園に行きました。

具体的な病児・病後児保育の登録や利用などについてはいずれ書こうと思いますが、今日は私の心構えについて。

子供が体調を崩した場合、休んでそばにいたいのはやまやまなのですが、急性期でなく、また、保育の手配が付く場合にはできるだけ預けるようにしています。
実際のところ、子供が熱を出す度に休んでいたら、特に冬場など仕事になりませんので…

今回は休もうか迷ったのですが、月曜から数日、卒研生の実験をみる予定になっていました。自分一人の予定しか入っていなかったらきっと休んだのですが、他の人と都合を調整してくんであるものは、どうしてもやむを得ない場合以外には、何とか遂行したいと考えています。

これまでのところ、私は大変恵まれていて、子供が体調を崩して休むということに、上司や周囲の方から嫌な顔をされたことはありません。でも、その休みがなかったら10できたものが8になったとして、子供のために頑張ったからといって、仕事で10点頂けるわけではないのです。

自分一人のことでしたら、8の時間で10のことをするのも可能かもしれません。
しかしながら、今回のように自分以外の方と仕事をする場合、同様に忙しい他の方の仕事の予定も狂わせてしまったり、代わりを務めてくださった方に負担をかけることになります。
それは、たとえ嫌な顔はされなくとも、実質的には周囲の方にとっても、また自分にとっても、不利益になることに変わりはありません。

なので、病気でもよっぽどのことがない限り、私は子供を預けて仕事します。
(今回は、送っていった夫は会社を遅刻です)




ただ、実は、必ずしもそれがベストとは思っていません。

このやり方は、実際、子供や、子供を持つ親に負荷がかかります。
現状では、休んでも出勤しても、負荷がかかるのですよね。

本来ならば、家庭や子供というのは個人にとって非常にプライオリティーが高いものなので、(必ずしも仕事<家庭とは言いませんが…ケースバイケース、時期や、バランスによるのだと思います)それを理由に休むということに極端な負荷がかかる職場や社会というのは、やはり少々いびつなのだと思います。子供の体調の問題のみではなく、様々な事情に適用できることです。

ゆくゆくは、コミュニティの構成メンバー皆が、家庭や、そのほか個人の事情によって仕事を休むということが、ある程度の範囲内であるのならば当たり前であるという社会が望ましいと思っています。

それをなす為には、誰かが休んだ時に本人にも周囲にも負荷やストレスがかからない、組織レベルでのシステムの改革と、個人の意識変革が非常に重要です。

でもあくまで、休みたい時、休まざるを得ないときに気持ち良く休むためには、日ごろから周囲と調和しつつ、誠実に仕事をすることが大切。

熱を出した子供のそばにいたい。誰しもそう思います。
でも、その時々のプライオリティーをきちんとつけることと、長い目でみたバランス感覚を忘れないことが、ワーキングマザーが生き残って、社会を変革していくためにも必要だと考えています。


なんだか子供の風邪から大それた話になりました。。
[ 2008/05/20 12:51 ] ワーキングマザー | TB(0) | CM(0)

辞書というよりも… 

新明解国語辞典

福岡伸一さんの本を読んで思い出したのが、
新明解国語辞典です。

手元にないので例が引けないのですが、新明解国語辞典は非常に表現が抒情的。
まるで小説を読んでいるような気分に浸れる辞書です。

でも、その分主観的な表現に偏っているのも確か。
“辞書”としての役割を考えた時に、ここまでロマンティックで/偏って良いのだろうか?
とも思わせられます。

友人の中にも、はっきりあれは嫌い、という人もいます。
確かに、ある語の意味を客観的に正確に知りたい、という時にはお勧めしません。

#実際、ファンも批判者も多いようです。
#googleで検索すると関連ページがたくさん出てきます。



新明解国語辞典は、他の辞書と比較しながら読むと楽しいです。
たとえば広辞苑と並べると、その表現の違いに驚きます。
(私は広辞苑も好きです)

最近は鳴りをひそめていますが、辞書を読むのにはまっていた時期がありました。
最初から順番に読むのではなくて、連想ゲームのようにどんどん引いていくのです。
国語辞典・漢和辞典・古語辞典などを並べて、
辞書の間を渡り歩くように引いていくのはなんともわくわくする遊びでした。

そんな遊びに滑り込ませるには、なかなかお勧めの一冊です。

[ 2008/05/18 11:47 ] 本の感想 | TB(0) | CM(0)

生き物を研究するということ。 

生物と無生物のあいだ
福岡伸一

遅ればせながら、先日読み終えました。

内容自体は、生命科学研究の歴史をたどる感もあり、
とりわけ目新しいことはありません。
でも、福岡さんの文章力や構成力で、
素敵な読み物に仕上がっていました。

また、読んだ人が生命としての自己を振り返って、
いろいろと思いを巡らせるきっかけとなりうる本だとも思います。


全編を通じて流れる
“生命とは何か”
という問い以外に、
私の中に生まれた(再認識された)問いの中で代表的なもの。

・生命科学研究はどこへ行くのか?
・生物学者はどこへ行くのか?
・“生命とは何か”という問いはそもそも、どんな答えになら満足しうるのか?


生物に限らず、自然科学というのは、
やはりとても哲学的な営みであることを再確認させられました。
(すべての学問は哲学に集約されるとも言いますし…)

田舎を駆け回って生き物たちに触れていた福岡さんの子供時代が
私自身の子供時代に重なったことや、
彼のポスドク時代の仕事が私の専門にとても近く、
実験の一つ一つが手に取るように分かることも、
私をドキドキさせました。

生物を学んでいない人や、
この本に書かれている内容をきいたこともない人には、
ぜひ、お勧めしたい一冊です。

生命科学が身近にある人にとっては、
退屈な本に思えるか、
ドキドキさせられたり考えさせられたりする本になるかは、
各自の感性や置かれた状況によるのかもしれません。


私はとりとめもなく色々考えさせられてしまったので、
感想もなんだかとりとめない感じになってしまいましたが…
[ 2008/05/17 09:14 ] 本の感想 | TB(0) | CM(2)

歩け歩け。 

というわけで、腰痛解消&骨盤矯正のためにも、まずは歩くことにしました。

今通っている研究室は、ターミナル駅で乗り換えてさらに二駅乗ったところにあります。
この乗り換えをやめて、ターミナル駅から歩いてみました。

速足で歩いて25分くらい。
電車の場合、乗っているのは2分くらいですがなんだかんだで10分くらいはかかるので、+15分といったところ。

20分歩く、というのは有酸素運動としても良い感じです。
でも、うっかりしているとついつい電車に乗ってしまうような気がするので、
次の定期からは乗換先を削った区間で買おうと思います。


[ 2008/05/16 09:49 ] 生活あれこれ | TB(0) | CM(2)

骨盤矯正が必要らしい… 

ここ一週間、なんとなく、重苦しい腰痛に悩まされていました。

最初はそれほどでもなかったのですが、だんだんひどくなって朝の電車が辛いし、肩や背中やいろんなところが痛くなってきたので、グキッといく前に医者に行こう!と、近所の整骨院に行ってきました。

以前ぎっくり腰をやって、全く動けなくなったことがあり、腰痛にはかなり用心しています。

結果としては、重いもの(培地が4L入ったフラスコとか、子供達とか…)を持ったり、日常の家事などでだんだんとストレスがたまって椎間板のあたりが圧迫されている&骨盤がずれてきている、とのこと。
(ひどくなるとヘルニアになったりもするらしい)
特に小さい子がいると、日常の心がけだけでどうにかなるものではないし、きちんとした治療が必要とのことでした。

電動ベットでマッサージされて、電気をかけて、さらには先生の手で丁寧にマッサージして頂いて、骨をゴキっとならして…最後、湿布を貼っておしまい。
だいぶ楽にはなったのですが、一年に一回来たってよくなるものではないので、継続して通ってください、と言われてしまいました。

日常の生活で気をつけるべきことは、

・重いものは、近くまで行ってから持つこと
→手を伸ばしてはいけない!軽いコップ一個でもひどく腰を痛めたりするそうです。
・腰は曲げずに、股関節を使うこと
→腰痛対策の基本。
・運動して、足腰に筋肉をつけること
→ウォーキング、水泳などおススメ。特に水泳は骨盤矯正に良いそう。

背骨や骨盤が歪むと、それこそ全身の症状として出るようです(実際あちこち痛い…)。
また、年をとってひどいガニ股になってしまったりもするので、若いうちから気を付けた方が良いそうです。

体のメンテナンスは大事ですね。しばらくせっせと通います。




[ 2008/05/15 21:19 ] 生活あれこれ | TB(0) | CM(5)

アクセス解析に思うこと。 

テンプレートを変えた時に、アクセス解析のタグを貼り直すのを忘れていました。
そもそもこのブログは訪問者もほとんどいない(はず)ですし、
アクセス解析にはそんなに熱心ではありません。

でも、気が付いたので、昨日貼り直して久々にアクセスを見てみました。

なので、昨日からのアクセス状況は…

勝間和代さんの情熱大陸を見てきてくださった方が一番多いです。

私がコメントした、雅さんのページ(TOPにリンク貼りましたが、情熱大陸のまとめエントリーがあります)から来て下さった方が最多。大変良くまとまったブログです。
雅さんのページは、勝間さんのブログにリンクが張られたのでアクセスが跳ね上がったそうです。
その余波ですね。

あとは、上念司さんの名前で検索されている方。
皆さん、誰だろう?と思われたのでしょうね。
利益の方程式のあとがきにもありますが、勝間さんの会社、
監査と会計の共同経営者の方ですね。


■後は、「学振」「学振書類」「書き方」などでいらっしゃる方。
私も去年は同様にいろいろ検索しましたので、気持ちはわかります。
ちょうど書類申請の時期ですしね。
↑ここにこんな風に書くと、関係ないこの記事もヒットしてしまいますね。
すみません。
関係ある記事はこちらです。

■昨日からの結果ではありませんが、以前見てみた時は、
「ママ」「研究者」などでいらっしゃる方もちらほら。
私自身はあんまり「ママ」を使わないのですが、
ママ研究者さんやちえこままさんが書き込みをしてくださるので、
ひっかかるのですね。
でも、そうした用語で検索をされる方にいらして頂きたいのは確かです。
私自身、類似の単語で検索をかけることはよくあります。

昨日からの結果と、たまーにアクセスを眺めていて思ったことは、

1.タイムリーな記事にはアクセスが多い
2.検索しやすい単語というものがある


1.も2.も、当然といえば当然のことです。
たぶん、PRの意味合いも含めてブログを書いておられる方は、
そうしたことにも十分気をつけていらっしゃるのだと思います。
いわゆるSEOなどにも気を配られていることと思います。

このブログは、私のごくごく個人的な勉強のためのブログであるという性質と、せっかく書くのだったら、何かしら人の役に立つ情報を織り込みたい、という二つの性質があります。
役に立つ(かもしれない)情報は、必要としている方の手元に届かないと意味がない。

アクセス数を上げよう!という意識はそんなに強くないのですが、
たまにどなたかがいらしてコメントくださると励まされるのも確か。

とりあえず、現在のところは気が向いた時にアクセスを眺めて、
得られる情報を心にとめつつ好きな記事を書く、
というくらいが私の状況に即しているかなぁ、と思っています。

情熱大陸・補足。 

私とってはすっかりなじんだものになっていたので、
さっきのエントリーで書き忘れてしまったものを。

ムギ畑

勝間さんが主宰されている、働く母親のためのコミュニティサイトです。
私もとってもお世話になっています。

今ちょっと勝間さんのブログを覗いてみたら、
最新エントリーにコメントがもう50近くも付いていて、
この番組で勝間さんを初めて知った、という方もたくさんいました。

なんだか、嬉しいことです。

[ 2008/05/12 00:47 ] ワーキングマザー | TB(0) | CM(0)

勝間和代さん出演「情熱大陸」を見て。 

観ました!
勝間和代さん・情熱大陸。

普段テレビを見ないので、“毎日放送”がどのチャンネルかわからず、
23時になってあわてましたが(苦笑)。

自分にとっての覚え書き代わりに、簡単にまとめ。

■お金の専門家
・決算書を読み解き、投資家へ企業の経営状態を正確に伝える仕事
・上念司さんと共同経営、メンバーは3名

■出す本は売れる!
・この1年で7冊上梓
・ビジネス書の中でも異例の売れ行き

■転職とは
・常に次を探して、ここぞというタイミングで動く
・今の仕事が嫌で嫌でしょうがない時に無理やり動くのは失敗のもと

■とにかく効率化!
・通勤と運動を一緒に(自転車で一日30キロ!)
・効率化とは、いかに少ないinputで大きなoutputを出すか
・ワークライフバランスを整えるために必要
・効率化とは、せせこましいものではなく、豊かな時間を生み出すためのもの
・良い食材とおいしい食事が会食相手との良い関係、互いの健康のためにも大切
・自分を元気にしてくれるネイルアートの時間も大切
・できた自由時間はゆったりお風呂に

■いかに楽に努力をするか
・大学生に向けてのセミナー
・楽をするために努力するのではない
・これを間違えなければ必ず成功できる

■結婚はした方がよい・離婚してもよい
・これも同じ(大学生向け)セミナーで
・バリバリ働いている女性は7割方離婚経験者
・離婚はある意味転職のようなもの
・相手といて幸せになれないという時がきたら動くべき
・離婚しても結婚はした方がよい!

■子供たち、孫たちにとって良い日本を
・勝間さん自身は逃げ切れる世代
・でも、自分の子供たちは?
・子供たち、孫たちにとっても良い日本を残したい

■姉たちを見て→女性は手に職をつけなければ
・10歳、11歳上の姉たちが手本
・姉たちの就職の厳しさ
・一度仕事を辞めた後の職のなさ
・否応なく、女性であることの厳しさを感じたのが元体験

■情報化の中の日本経済→男女共同参画
・工業化を中心とした日本モデルは徐々に負けていく
・良いシステムを作ってそれをもとに一気に動く、というスタイルに日本は対応できていない
・情報化の中では、体力的に劣る女性も男性と変わらず働くように
・女性の能力を引き出せるほうが競争力が高い
・しかし、日本は欧米に比べ(アジアの中でも)男女共同参画は圧倒的に遅れている

■Chabo!(公式ページ)
本で、もっと、世界にいいこと
・どのようにお金を使うかは、どのように生きるかということ

お金は感謝の表れ
・お金を払うということは、そのサービスに感謝しているということ
・経済活動は、お金を通じてのコミュニケーション


勝間さんがお話ししているのは久しぶりに拝見しましたが、
大変ゆっくり語りかけていらして、
とても丁寧に伝えようとして下さっているのがよくわかりました。
(私の知っている勝間さんはもっとずっと早口でした)

これまでの著書やブログで仰っていたことの総集編、
という感じでしたが、私はやはり特に、
大学生に向けてのセミナーでお話しされていたこと。

楽をするために努力をするのではなく、楽に努力をすることを考える
結婚はした方がよい

母として、

子供たちが生きる未来の日本を良くしたい


さらに、

転職には自分で動くタイミングを計る


などが心に残りました。
やはり、自分の境遇に重なるものが印象に残るものですね。
きっと日本中のワーキングマザーが、
彼女のどこかに、自分自身を映しているのかもしれません。


また、以前から感じていたことですが、勝間さんは本当に素直でまっすぐな人で、かつ、自分で考えて能動的に動く人なのだと思います。
主体的な人、とも言えるのかもしれません。
その清々しさが、私は大好きです。


最後、ちょっと蛇足です。

ご本人も仰っているのですが、勝間さんご自身はたぶんあまり社交的な方ではなくて、人前に出たり、メディアに出たりといった事には苦労も重ねつつ、話し方や笑顔など、磨いていらっしゃるのだと思います。

実は、2年くらい前に講演会に行った時には、
意識して笑っていらっしゃる感じがしたものです。


でも、今日の番組の一番最後の笑顔は、自然で、ものすごく素敵でした。
こちらも笑顔になってしまうような、とびっきりの笑顔でした。



[ 2008/05/12 00:23 ] ワーキングマザー | TB(1) | CM(3)

苦手とは? 

私は苦手なものがたくさんあります。

カメラとか、写真もその一つ。
機械全般、得意ではありません。

そもそも、あまり興味がないのですよね。
ファインダー越しにのぞくよりは、自分の目で見る方が好き。
人が撮った写真はきれいだなぁ、と観ますが、
自ら撮ろうと思うことはほとんどありません。
写真の加工にも全然興味はありません。


ところが。
昨日、夫が写真をいじっているのを眺めていて、
あれ?私もやっている、ということに気がつきました。

実験データの整理です。



電気泳動写真や顕微鏡写真、実験データの中には、
いわゆる“写真”がたくさんあります。

写真データをとる時は、当然ピントを合わせますし、
露光時間やシャッタースピードも検討し、
いかにきれいな写真が撮れるか、様々に工夫します。
とれたデータは、見やすくするためにコントラストを調整したり、
発表用に切り貼りしたりします。
よくよく見ると、夫がやっている作業とほとんど変わりません。
もっと面倒な作業をすることも時にはあります。


作業自体に苦手意識があったのですが、
どうやらそうではなくて、やはり、
その対象に興味があるか
必要に迫られているか
で、できるかできないかが変わってきているようです。

ということは、できないことを無理やり、とにかく克服しよう!
と頑張るのではなくて、いかに興味を持てるようにするか、
いかにそれを必要だと感じるか、ということが大切なのだと思いました。




[ 2008/05/11 11:40 ] ちょっと発見 | TB(0) | CM(0)

marimekkoワンピース。 

ワンピース


夫に撮ってもらおうと思ったのですが、
写真も自分で撮ってみました。

[ 2008/05/10 22:57 ] 生活あれこれ | TB(0) | CM(3)

GWの収穫。 

娘たちに服を縫いました!!

ことの発端はGWの前半、
街で5歳くらいと2歳くらいの姉妹が色違いのおそろいの服を着て、
仲良く手をつないで走っていました。
(そばには、おなかの大きいお母さん)

長女と二人、
「かわいいね!!」
「おそろいの服だね!!」
と大騒ぎ。



…数日後、何の気なしに長女の服を買おうとうろうろしていました。
いまいちデザインがしっくりこないうえに高い!
どうしようかなぁ、と思っていたところ、その店はちょうど地下が布屋さん。
ふらっと入りこむと色とりどりの布たち。

そこでちょっと、血迷ってしまったのですよね。
数日前に見たかわいいおそろい姉妹を思い出し。
さらに、大昔家庭科の時間で服を縫ったことなどを思い出し。
簡単なものならできるはず…と。

子供服の本も買って、いざ、ミシンのある実家へ!
(もともとGWは実家に行く予定がありました)


ところがところが、実家のミシンも、引っぱり出されるのが10年ぶりで、
苦心の末、結局動かず。。

大騒ぎして、母にもだいぶ手伝ってもらい、
最後は半ば徹夜で何とか2枚のワンピースを仕上げました。




他にもいろいろあって、かなりぐったりの連休でしたが、
なんとかかんとか、長女も私も大満足の姉妹おそろいワンピース。
(次女はまぁ、着られれば何でも満足ですが)

近々夫に(服の)写真を撮ってもらってアップしようと思います。
…私もカメラぐらい扱えるようになるべきかしら。


[ 2008/05/10 21:59 ] 生活あれこれ | TB(0) | CM(2)

本で、もっと、世界にいいこと。 

またまた勝間和代さんのブログから。
(このブログ、勝間和代さんというカテゴリーを作っても良いくらいですね。)

本で、もっと、世界にいいこと。
プレスリリース公式ページです。

Chabo!というこのプロジェクト、賛同している作家さんの登録している本が売れると、
その印税が自動的に難民・避難民の自立支援に寄付される、という仕組みです。

なんだか、感動してしまいます。

私は小学生の頃、七夕の短冊に
「世界が平和になりますように」と書いたり、
新聞のフォスターペアレント募集の広告を見て、
自分のお小遣いじゃ厳しいかなぁ、と本気で考えたりする子供でした。

今、大人になって、何ができているかというと、
何も出来ていないのです。

改めて、自分にできることを考えよう、と思わせられました。
Chabo!心から応援しています。


[ 2008/05/10 14:39 ] 心動かされたこと | TB(0) | CM(0)

続・東大本郷けやき保育園開設に関する記事たち。 

ちょっと遅くなりましたがいくつか並べておきます。

ニュース記事はじきにリンクが切れてしまうのですが、
転載すると著作権など問題もありそうなので…

研究者目指す“ママさん”支援 東京大学内に『保育園』開設
「研究者のタマゴ」に言及してくれているところが嬉しい。
東大キャンパスに保育園教職員学生の育児支援
これは共同配信?
学生結婚大丈夫!東大キャンパスに保育園
この記事にはトラックバックなどがついてます。

うーん、2,3日過ぎると検索をかけても少し探しずらいですね。
特徴的なものはこんなところなので、この辺で。

逆に、ブログがどっと増えてました。
やっぱりタイムリーに動かなければいけませんね。


[ 2008/05/10 14:24 ] 研究と子育て | TB(0) | CM(0)

東大本郷けやき保育園開設に関する記事たち。 

気になったので、少し検索をかけてみました。
記事によってやはり伝わる雰囲気が大分違います。
後でもう少し紹介します。
[ 2008/05/08 14:27 ] 研究と子育て | TB(0) | CM(0)

東大本郷けやき保育園開園。 

昨日、東大本郷けやき保育園の開園式に出ました。

小宮山総長はじめ、数人の挨拶や祝辞を聴きましたが、
特に、東京大学男女共同参画室の
村嶋幸代室長の挨拶がとても感動的でした。

村嶋室長は、
この保育園は学生にも開かれている
ということを大変強調していらっしゃいました。

学内保育園を持つ大学はいくつもあるが、
院生・学部生・留学生を正規の利用者としているものはほとんどないこと。
村嶋室長自身が東大の大学院生だったころに、
当時学内にあった無認可保育園が学生の子供を受け入れてくれていたため、
その園にお世話になって、無事修士課程を終えたこと、
などをお話しくださいました。

本当に、なんとかここまでたどり着いたとの思いと、
学生に寄り添い応援して下さる気持ちとが伝わってきて、
こちらも胸が熱くなりました。

学生は、確かに、今現在大学に直接利益をもたらす存在ではありません。
(授業料などは別として)
でも、間違いなく未来の大学や社会を担う存在であり、
そうした若い人々を支援しようという大学側の取り組みが、
本当に心強く、有り難く感じられました。


もう一つ、
“東大だから”できている。
注目されている。
ということを強く感じました。

今回の保育園開設に当たっては、初期の設備費のみならず、
今後数年間の運営費も、東京都からの助成を受けられるそうです。
開園式にも多くの方が参加して、
また、その後には記者会見も開かれました。

日本全国の多くの大学が、このように恵まれている状況なわけではありません。
しかし一方、多くの大学がモデルケースを求めていることも確かです。

先陣を切ることができる立場にあるのならば、
多くの大学や事業所のモデルとなるような取り組みを行っていくべきだし、
それを世の中に発信していくこともまた、大切です。
現在、まさにそうした取り組みが行われ、
発信されつつあるということは素晴らしいことです。

しかしながら、東大に保育園ができたという、いまここだけのことではなく、
その後の保育園の運営や、他の大学や社会への波及効果も含めて、
注意してみていきたいと思っています。


おまけ
毎日新聞で以下の記事を見つけました。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080508-00000003-mai-soci

***

安田講堂や赤門を、学生が子ども連れで散歩する時代はすでにやってきています!!
[ 2008/05/08 14:08 ] 研究と子育て | TB(0) | CM(0)

勝間和代さんが情熱大陸に出ます! 

このブログでも度々書いている、
勝間和代さんが情熱大陸に出ます!

働く母親にとって、彼女ほど心強い存在はいないのではないでしょうか。
すでに彼女を知っている人はもちろん、彼女についてこれまで知らなかった人も、
一見の価値あり、だと思います。

勝間さんのブログは、うっかり数日見逃している時に、重要な情報がアップされている気がします(苦笑)。
今回の、情熱大陸出演の件は、ぜひ宣伝してください!とあったので、私も簡単に紹介させて頂きました。

普段は寝ている時間ですが、頑張って観ます!
[ 2008/05/08 13:19 ] ワーキングマザー | TB(0) | CM(2)

小学生男子の将来の夢。 

昨日、実家からの帰りに聞いたラジオ。
子供の日、大宮駅前で小学生に聞いた将来の夢

女の子の1位はパン屋さん。
男の子の1位は漫画家。

で、男の子の2位が、
学者・研究者
でした。


私も夫もびっくり。
自らを卑下するわけでもないのですが、実際のところ、
最近の子供たちが学者や研究者に夢を持っているとはあまり思っていなかったので。

なんだかうれしいことですね。
夢を壊さないようにがんばろーっと。


[ 2008/05/06 11:16 ] サイエンスと社会 | TB(0) | CM(0)

写真アップしました。 

顔が見えるようにということで。
写真アップしました。

夫撮影夫セレクト。
私は結構顔立ちがきつくて、写真になると怖いものが多いのですが、
これは比較的雰囲気が柔らかいんじゃない?と。

なので、実像とはかけ離れているかもしれませんが…

学振書類の書き方 by師匠 

学振の時期です。
以前にも少し書きましたが、博士課程に進学しようという学生はほとんど全て、
研究奨励費という名の給料と研究費を目指してこの制度に応募します。

ちょうど今が申請書類を書く時期です。
私はなんとか昨年の申請が通って今年からこの研究員になることができました。
書類を書く際に師匠に言われたことを中心に、まとめておこうと思います。
多少は何かの参考になるかもしれません。


■師匠のアドバイス
・パラグラフごとに一行空けること
・文字は大きめに、読みやすいフォントを使うこと
・図表は文章を読む目の動きが妨げられないように配置すること
・自分で読んでみて幼稚すぎるぐらいに表現を易しくすること
・論理の流れがスムーズになるように書くこと
・学会要旨などよりは、大げさ目にアピールすること(ポイントを絞って)

といった感じです。
ほとんどが、“いかに読みやすい文章を作るか”ということでした。
学振の審査員は何十もの申請書を次々読まねばならないので、
ざっと読んですんなり頭に入るものでなくてはならない、ということ。
止まってしまったり、戻って読む必要があるような申請書を書いてはいけない、
とのことでした。

後は、やっぱりちょっとアピール。
ストーリー(研究の道筋)を作って、「ここがすごいんです」という箇所で、
ちゃんと盛り上がれる(?)ように。
そのためにも、わかりやすく読みやすい文章であることは大切とのことでした。

内容自体についてはほとんどノーコメント。
なので、ここに書けることも特にないのですが。

私が書いた時に、先輩の申請書類なども見せて頂きましたが、
やっぱり、一読して“これはおもしろい”という申請書を書いた人は
通っていたように思います。
DC1(修士2年で申請する枠)は、
かなり文章力がモノを言うのかもしれません。

[ 2008/05/01 09:35 ] 研究・大学院 | TB(0) | CM(2)