化物語 第十一話 『つばさキャット 其ノ壹』感想
化物語 第十一話 『つばさキャット 其ノ壹』より感想です。
想いはいつも言葉の裏に。
化物語の最終エピソードは頼れる委員長「羽川 翼」さんのお話。前日譚の『傷物語』から暦との深い関係が窺える人物だけにどんな展開になるのか楽しみではあるのですが、何だかいきなりハードな家庭内環境のお話から入っていきます。
『つまりね、お母さんの結婚相手の再婚相手が今の母親で、その再婚相手が今の父親って事になるね』
・・・えーと、父親の再婚相手って事は今の母親は継母で、その継母が再婚した男性が現在の父親・・・という事になるんでしょうか。何だか複雑ですが、要するに羽川さんは今の両親のどちらとも血が繋がってないと。で、現状折り合いが悪くて、冷え切った家族関係であるようです。「まよいマイマイ」からそれとなく家族と上手くいってないというのは感じられましたけど、『一日一緒にいるなんてゾっとする』って言うくらいだから・・・察するに余りあるものがありますね。わだかまりが残る重い家族関係のお話は、戦場ヶ原さんのエピソードを彷彿とさせますが・・・。そういえばひたぎさんの出番が最近少なくて寂しい(;;)
一転して前回事件を終えた撫子の登場。冒頭の羽川さんと暦のやり取りは時系列ではかなり前のお話だったようで。「なでこスネイク」はかなり憂鬱になれるエピソードでしたが、その後の言及が無くて、明るく振舞っている撫子を見ると少し救われる気持ちになるというか・・・返った呪いは結局どうなったのかとか、深くは突っ込まないほうが良さそう。
撫子のビックリマンやらドラえもんのマニアックなネタ振りはキミ一体何歳なんだと問いたいところですが、しっかりツッコミを入れる阿良々木さんも只者じゃない(^^; 化物語の会話はメインキャラクターのボケと暦のツッコミで8割方成り立っているように思えるけど、ここでしっかり会話が成立するのは暦のツッコミスキルあってこそでしょう(笑)
それにしても駿河から借りたスクミズとブルマを阿良々木さんに渡しちゃうのは天然すぎるが故に成せる業か。もちろん受け取る方も受け取る方だけどね!『おっしゃああああ!』とか一応叫んでみたかったんだよね阿良々木さん!(笑)
前髪を触られるのは嫌がるのにスカートの裾を持ち上げられて平然としてたり・・・「なでこスネイク」本編じゃあんまり分からなかったけど、撫子はやっぱりどこかズレてると思います(笑) しかし暦お兄ちゃんの行動が今回変態っぽいのは全く気のせいじゃないよね・・・。というか変態だよね(断言
さりげなく忍の話題にも触れられてますけど、今回のエピソードで活躍の機会があると思っていいのかな。羽川さんと同じく『傷物語』から登場しているようだし、関係は深いようなんですが・・・声優は発表されてるのにドラマCD以外でしかセリフがないっていうのも珍しいというか勿体ない。
再び羽川さんが登場するも同時に脱兎の如く逃げ出す撫子。人見知りするというより恥ずかしがり屋というか。今までの中じゃ普通に可愛いイメージだったけどいろんな隠しスキルを持っていてさらに高得点ですね(?)
『阿良々木君が、どうして戦場ヶ原さんと仲良くなったのか良く知らないけどさ・・・それでも、これからはそういう事、もっと言われると思うんだよね』
ハイスペックな彼女を持つと苦労するよといういわゆるアレ。それに見合うだけの努力はもとより、彼女をしっかり支えてあげなくちゃねって説教されてますけど、単に委員長で友人としての助言なのか、暦に対して含むところがあるからお節介を焼いてるのか・・・。『化物語』では割と早い段階でひたぎと恋愛関係になってしまったから、他のヒロインと仲良くなる事はあっても付け入る隙が無いように思えたんですが、何やらフラグが立ってるような。もしかして羽川さんとひたぎの修羅場なんてあり得るんでしょうか(^^;
突如頭痛で苦しみ出した羽川さんを見て、暦が思い出すゴールデンウィークの怪異。“障り猫”に憑かれた羽川翼は、猫の怪異と化して人々を襲うというお話。原因は複雑な家庭事情にあった羽川さんのストレスによる裏人格の発現・・・という事だったんですが、“ブラック羽川”って忍野のネーミングセンス(笑)いや確かにピッタリそのままイメージは当てはまるんですが(^^;
「ひたぎクラブ」で触れられていた、忍が活躍した怪異はこのゴールデンウィークの事件だったんですね。忍によって“障り猫”は抑え込まれ、事件は解決したかのように思われていた。けれど、今になってあの時と同じような怪異の前兆が見られるようになった羽川さん。また怪異に憑かれて猫耳モードになってしまうんでしょうか。
『宝物みたいに抱えてる、そのブルマーとスクール水着を鞄にしまうぐらいの事はしたらどうかな?』
会話中もずっと握りしめてたんですか阿良々木さん(汗 緊迫感と緊張を解すような羽川さんの一言で今回は幕引き。
やっぱり気になるのは羽川さんの暦に対する心内。ひたぎと上手くいくようにアドバイスを続ける羽川さんを見ていると、自分の想いを隠し続けているように思えてなりません。去ったはずの怪異が再び現れた原因を考えてみても・・・。これまで沈黙を守り続けているひたぎの登場も含めて次回の展開に期待。
・・・ところでTVアニメの放送形態が少し面白いことになっていて、次回がTV版最終回で残りはネット配信なんだとか。TVアニメ版で一旦オチをつける形になるんでしょうか? 配信時期は公開されてないようですけれど、やきもきしない程度に放送してくれると嬉しいですね(笑)
次回 化物語 第十二話 『つばさキャット 其ノ貮』
今回のエンドカードは西島大介さん提供。暦がよく分からない生き物に(笑)
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想いはいつも言葉の裏に。
化物語の最終エピソードは頼れる委員長「羽川 翼」さんのお話。前日譚の『傷物語』から暦との深い関係が窺える人物だけにどんな展開になるのか楽しみではあるのですが、何だかいきなりハードな家庭内環境のお話から入っていきます。
『つまりね、お母さんの結婚相手の再婚相手が今の母親で、その再婚相手が今の父親って事になるね』
・・・えーと、父親の再婚相手って事は今の母親は継母で、その継母が再婚した男性が現在の父親・・・という事になるんでしょうか。何だか複雑ですが、要するに羽川さんは今の両親のどちらとも血が繋がってないと。で、現状折り合いが悪くて、冷え切った家族関係であるようです。「まよいマイマイ」からそれとなく家族と上手くいってないというのは感じられましたけど、『一日一緒にいるなんてゾっとする』って言うくらいだから・・・察するに余りあるものがありますね。わだかまりが残る重い家族関係のお話は、戦場ヶ原さんのエピソードを彷彿とさせますが・・・。そういえばひたぎさんの出番が最近少なくて寂しい(;;)
一転して前回事件を終えた撫子の登場。冒頭の羽川さんと暦のやり取りは時系列ではかなり前のお話だったようで。「なでこスネイク」はかなり憂鬱になれるエピソードでしたが、その後の言及が無くて、明るく振舞っている撫子を見ると少し救われる気持ちになるというか・・・返った呪いは結局どうなったのかとか、深くは突っ込まないほうが良さそう。
撫子のビックリマンやらドラえもんのマニアックなネタ振りはキミ一体何歳なんだと問いたいところですが、しっかりツッコミを入れる阿良々木さんも只者じゃない(^^; 化物語の会話はメインキャラクターのボケと暦のツッコミで8割方成り立っているように思えるけど、ここでしっかり会話が成立するのは暦のツッコミスキルあってこそでしょう(笑)
それにしても駿河から借りたスクミズとブルマを阿良々木さんに渡しちゃうのは天然すぎるが故に成せる業か。もちろん受け取る方も受け取る方だけどね!『おっしゃああああ!』とか一応叫んでみたかったんだよね阿良々木さん!(笑)
前髪を触られるのは嫌がるのにスカートの裾を持ち上げられて平然としてたり・・・「なでこスネイク」本編じゃあんまり分からなかったけど、撫子はやっぱりどこかズレてると思います(笑) しかし暦お兄ちゃんの行動が今回変態っぽいのは全く気のせいじゃないよね・・・。というか変態だよね(断言
さりげなく忍の話題にも触れられてますけど、今回のエピソードで活躍の機会があると思っていいのかな。羽川さんと同じく『傷物語』から登場しているようだし、関係は深いようなんですが・・・声優は発表されてるのにドラマCD以外でしかセリフがないっていうのも珍しいというか勿体ない。
再び羽川さんが登場するも同時に脱兎の如く逃げ出す撫子。人見知りするというより恥ずかしがり屋というか。今までの中じゃ普通に可愛いイメージだったけどいろんな隠しスキルを持っていてさらに高得点ですね(?)
『阿良々木君が、どうして戦場ヶ原さんと仲良くなったのか良く知らないけどさ・・・それでも、これからはそういう事、もっと言われると思うんだよね』
ハイスペックな彼女を持つと苦労するよといういわゆるアレ。それに見合うだけの努力はもとより、彼女をしっかり支えてあげなくちゃねって説教されてますけど、単に委員長で友人としての助言なのか、暦に対して含むところがあるからお節介を焼いてるのか・・・。『化物語』では割と早い段階でひたぎと恋愛関係になってしまったから、他のヒロインと仲良くなる事はあっても付け入る隙が無いように思えたんですが、何やらフラグが立ってるような。もしかして羽川さんとひたぎの修羅場なんてあり得るんでしょうか(^^;
突如頭痛で苦しみ出した羽川さんを見て、暦が思い出すゴールデンウィークの怪異。“障り猫”に憑かれた羽川翼は、猫の怪異と化して人々を襲うというお話。原因は複雑な家庭事情にあった羽川さんのストレスによる裏人格の発現・・・という事だったんですが、“ブラック羽川”って忍野のネーミングセンス(笑)いや確かにピッタリそのままイメージは当てはまるんですが(^^;
「ひたぎクラブ」で触れられていた、忍が活躍した怪異はこのゴールデンウィークの事件だったんですね。忍によって“障り猫”は抑え込まれ、事件は解決したかのように思われていた。けれど、今になってあの時と同じような怪異の前兆が見られるようになった羽川さん。また怪異に憑かれて猫耳モードになってしまうんでしょうか。
『宝物みたいに抱えてる、そのブルマーとスクール水着を鞄にしまうぐらいの事はしたらどうかな?』
会話中もずっと握りしめてたんですか阿良々木さん(汗 緊迫感と緊張を解すような羽川さんの一言で今回は幕引き。
やっぱり気になるのは羽川さんの暦に対する心内。ひたぎと上手くいくようにアドバイスを続ける羽川さんを見ていると、自分の想いを隠し続けているように思えてなりません。去ったはずの怪異が再び現れた原因を考えてみても・・・。これまで沈黙を守り続けているひたぎの登場も含めて次回の展開に期待。
・・・ところでTVアニメの放送形態が少し面白いことになっていて、次回がTV版最終回で残りはネット配信なんだとか。TVアニメ版で一旦オチをつける形になるんでしょうか? 配信時期は公開されてないようですけれど、やきもきしない程度に放送してくれると嬉しいですね(笑)
次回 化物語 第十二話 『つばさキャット 其ノ貮』
今回のエンドカードは西島大介さん提供。暦がよく分からない生き物に(笑)
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
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Tag ⇒ | 化物語 | 第十一話つばさキャット其ノ壹 | アニメ感想 | アニメ
この記事へのコメント
>ヴィーさん
最初は複雑な家庭環境がもたらしたストレスから、では今回の怪異再来のきっかけは・・・?とくるとやっぱりこれまで見せてきた阿良々木さんとの関係が浮いてくるわけですね。 「するがモンキー」のように本人の叶わない願いが原因になっているとしたら、自分なりの結論を見つけるしかないんだと思いますが・・・どうなるんでしょう。
撫子はあの可愛さに加えてさらに計算づくだとしたらもう無敵ですね(^^; 末恐ろしや・・・(笑)
最初は複雑な家庭環境がもたらしたストレスから、では今回の怪異再来のきっかけは・・・?とくるとやっぱりこれまで見せてきた阿良々木さんとの関係が浮いてくるわけですね。 「するがモンキー」のように本人の叶わない願いが原因になっているとしたら、自分なりの結論を見つけるしかないんだと思いますが・・・どうなるんでしょう。
撫子はあの可愛さに加えてさらに計算づくだとしたらもう無敵ですね(^^; 末恐ろしや・・・(笑)
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翼回だと聞いて大期待だったのですが、見た目あんましかわいくなかったです。なんで?
マニアックすぎる撫子
ついていけないぜwww
優等生の裏側。
羽川じゃ、羽川じゃ駄目なんだよぉ・・・(ぇ
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評価…★★★★★★☆☆☆☆
化物語 第十一話 つばさキャット 其ノ壹 [ つばさキャット 其ノ壹 TOKYO...
にゃはははー。猫語な翼がなんとも言い難い雰囲気でした。色々作画が安定していなくて翼の魅力が半減なのが痛いですね。
ゴールデンウィークの出来事。
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
黒き心の白ネコとスク水とブルマを握る変態
URL :
- ヴィー - 2009年09月24日 00:29:08
最初の離婚でも押し付けあいがあったのかも。
そりゃストレスになって早く家を出るとか言い出しますわな。
撫子は笑みの形からしても計算ですよね?(笑)
羽川のストレスの原因はアララギにありそうですが、こんなもんを解消する方法があるんでしょうか?
通常は悪いものとして祓われる怪異をそのものには原因が無いとする展開が、化物語の好きなところですが、では解決するには?というところで今までで一番難しい話なんでは?