下鴨神社の流鏑馬神事2017。

下鴨神社は、葵祭が行われる神社として有名です。
その葵祭が開催される前の儀式として行われるのが、流鏑馬神事。

葵祭の行列が、無事に下鴨神社に到着するように、祈願を込めて行わる行事です。

公家の衣装に身を包んだ人物が、馬を駆りながら、3か所の的に鏑矢を放ちます。
その事から、流鏑馬と呼ばれているそうです。

疾走する馬に跨り、的を射るのは至難の技。
そのため、的を射抜くたびに大きな歓声があがります。

そんな流鏑馬神事は、毎年5月に開催。
行われる日は、平成29年（2017）5月3日です。

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下鴨神社の流鏑馬神事は大混雑。場所取りは早めがおすすめ

下鴨神社の流鏑馬神事2015

先ほども書いた通り、平成28年（2016）5月3日に行われます。
気づいているとは思いますが、ゴールデンウィーク真っ只中。

毎年、こんなに人がいるのかという程、この行事は混雑します。
無料で見る事は可能なのですが、無料観覧場所はあっという間に大混雑。

当日の流れは、儀式開始が13時から。
その後、13時半頃から馬場入りが開始。
馬が疾走して鏑矢が射られるのは、14時くらいが目安です。

この事から、何時頃から無料観覧場所の確保をすれば良いのか考えてみました。

下鴨神社の流鏑馬神事は、的の場所によって埋まっていくスピードが違います。

1番人気は、もっとも馬のスピードが出て迫力がある3番目の的。
馬の疾走感が出ている写真が撮れるとあって、激戦区です。

3番目の的近くの無料観覧場所で、撮影もしくは見たいのなら、10時半には場所取りをした方が無難かと思います。

撮影目的の方は、望遠は必須ですよ。
なぜなら、無料で見れる場所は、有料席の後ろに設置されているからです。

次に人気は、そこそこのスピードが出ている2の的。
そして最後は、まだそれ程馬のスピードが乗っていない1の的となります。

ここ場所取りも、11時から11時半には下鴨神社に訪れて、見学場所を確保した方がいいでしょう。

1番人気の3の的の場所取り時間が、最低3時間半。
トイレなどに行きたくなった時の事を考えると、一人での場所取りはキツイかもしれません。

そんな時間待てないという方は、有料観覧席がおすすめです。
葵祭のパンフレット付きで、チケット料金は2,000円。

流鏑馬が、約1時間くらいで終わる事を考えると、お高めの値段設定です。
しかし、毎年多少売れ残りますが、ほぼ完売する程の人気。

何といっても、無料観覧場所の前に設置されているので、馬が疾走する姿を近くで見る事ができます。

もちろん、無料に比べると遥かに写真撮影もしやすいです。
椅子が設けられているので、座って観賞できるのも良い点だと思います。

ただ時々、流鏑馬の写真を撮るのに夢中になって、立たれる方もいますが、それは止めておきましょう。

お金を払った席とは言え、後ろで見ている方の配慮は必要です。
それ以前に、マナーの問題。

トラブルの原因にもなりかねませんので、馬の迫力に興奮するのは分かりますが、そこは座って観賞して下さい。

あと、フラッシュは厳禁です。
糺の森の馬場で行われるため、天気が良い日でも多少暗い。

そのため、フラッシュを使用して撮影、また自動で光っている場合があります。

馬は、本来臆病な生き物です。
強烈な光を怖がります。

流鏑馬に出てくる馬たちは、その辺りの訓練はされているとは思いますが、それでもフラッシュの光を当てて良いというものではありません。

私が訪れた時も、フラッシュを使用しないで下さいというお願いがありました。
写真を撮られる方は、事前にフラッシュの設定をオフにしておきましょう。

ゴールデンウィークに、京都観光を考えている方がいらっしゃったら、下鴨神社に訪れてみてはいかがでしょうか。

迫力ある馬の疾走を、見る事が出来ますよ。
また、鏑矢で射抜かれた縁起物の的も授与されます。
価格は3,000円とお高めですが、京都旅行の記念になる事は間違いないです。

他の葵祭の行事

当日の葵祭の様子やオススメの観賞場所などの紹介です。

葵祭、観覧席以外の撮影場所と混雑状況。

葵祭が開催される前の儀式には、次にようなものもあります。

斎王代禊の儀。

下鴨神社へのアクセス

JR京都駅からは、市バス4番・205番に乗車。
下鴨神社前で下車してすぐ。

地下鉄北大路駅からでも、同じく市バス4番・205番に乗車して下さい。

京阪出町柳駅からだと、徒歩で10分ぐらいで到着します。
糺の森までだと、5分くらいです。

（周辺地図）