06.30
Thu
今朝、長野県で震度5強の地震がありました。
6月9日に地震の確率が高まる3断層のニュースの中に
私が住んでいるところと近い立川断層が入っていたので調べていたところでした。
地震が起きたばかりなので詳しい情報はまだわかりませんが
注意していただきたいと思っています。
3断層で地震確率高まる=福島「双葉」、東京「立川」など-政府調査委
時事通信社(2011/06/09-21:31)
政府の地震調査委員会は9日、
東日本大震災の全国106断層帯への影響を分析した結果、
宮城・福島両県の「双葉断層」と
埼玉県・東京都の「立川断層帯」、
長野県の「牛伏寺(ごふくじ)断層」の3カ所が動きやすくなり、
地震発生確率が従来の長期評価より高くなった可能性があると発表した。
具体的にどれぐらい地震が起きやすくなったかは分からないという。
また地震調査委は、
今年秋までに三陸沖から房総沖の海溝型地震の長期評価に東日本大震災の影響を反映させると発表した。
さらに、陸上の津波堆積物や海底の地殻変動の調査結果などを積極的に評価手法に取り入れ、
来年春までに東南海、南海地震の長期評価を改訂する。
両地震は東海地震と連動する可能性があり、新たな長期評価に基づいて防災対策を早急に強化する必要があるという。
これまでの長期評価によると、
牛伏寺断層(長野県松本市・塩尻市、長さ約17キロ)で想定される地震の規模は、
同断層を含む「糸魚川-静岡構造線断層帯」が動いた場合にマグニチュード(M)8程度と大きく、今後30年間の地震発生確率も14%と高い。
立川断層帯(埼玉県飯能市から東京都府中市、約33キロ)はM7.4程度で0.5~2%とやや高く、
双葉断層(宮城県亘理町から福島県南相馬市、最長40キロ)はM6.8~7.5程度でほぼ0%。
双葉断層は放射能漏れ事故が起きた福島第1原発から近いが、
地震調査委事務局の文部科学省によると、想定される地震の規模は変わらないため、耐震性評価には影響しないという。
阿部勝征地震調査委員長(東大名誉教授)は
「科学的根拠に基づき想定できるものは取り入れていこうという決意表明だ。地震がいつでも近くで起きるという備えが必要」と話した。
糸魚川-静岡構造線断層帯
糸魚川-静岡構造線断層帯は、日本列島のほぼ中央部に位置する、全長140~150kmの活断層系です。
北は長野県小谷村付近から南は山梨県櫛形市付近に達しており、
「北部」、「中部」(牛伏寺断層を含む)及び「南部」の3つの断層帯から成っています。
○将来の地震発生の可能性
地震の規模 : M8程度 (M7 1/2~8 1/2)
地震発生確率: 30年以内に、14%
地震後経過率: 1.2 (地震後経過率とは?)
平均活動間隔: 約1000年
最新活動時期: 約1200年前
○断層帯の過去・将来の活動
<過去の活動>
糸魚川-静岡構造線断層帯は、約1200年前に白馬から小淵沢までの区間(約100km)で活動し、
その地震の規模はM8程度(M7 3/4~8 1/4)であった可能性が高いです。
歴史地震としては、762年の地震(美濃・飛騨・信濃)が、この地震に該当する可能性があります。
牛伏寺(ごふくじ)断層を含む区間では、
約千年おきに、M8程度の規模の地震が発生してきた可能性が高いです。
具体的な活動区間と規模は、
毎回約1200年前の活動と同様(M7 3/4~8 1/4)であった可能性と、
牛伏寺断層と同時に活動した断層区間が活動毎に変化し、
地震の規模もM7 1/2~8 1/2の範囲でその都度異なっていた可能性とが考えられます。
<将来の活動>
牛伏寺断層を含む区間では、現在を含めた今後数百年以内に、
M8程度(M7 1/2~8 1/2)の規模の地震が発生する可能性が高いのですが、
地震を発生させる断層区間(場所)がどこまでかは判断できません。
立川断層については続きを読むに記載します続きを読む
6月9日に地震の確率が高まる3断層のニュースの中に
私が住んでいるところと近い立川断層が入っていたので調べていたところでした。
地震が起きたばかりなので詳しい情報はまだわかりませんが
注意していただきたいと思っています。
3断層で地震確率高まる=福島「双葉」、東京「立川」など-政府調査委
時事通信社(2011/06/09-21:31)
政府の地震調査委員会は9日、
東日本大震災の全国106断層帯への影響を分析した結果、
宮城・福島両県の「双葉断層」と
埼玉県・東京都の「立川断層帯」、
長野県の「牛伏寺(ごふくじ)断層」の3カ所が動きやすくなり、
地震発生確率が従来の長期評価より高くなった可能性があると発表した。
具体的にどれぐらい地震が起きやすくなったかは分からないという。
また地震調査委は、
今年秋までに三陸沖から房総沖の海溝型地震の長期評価に東日本大震災の影響を反映させると発表した。
さらに、陸上の津波堆積物や海底の地殻変動の調査結果などを積極的に評価手法に取り入れ、
来年春までに東南海、南海地震の長期評価を改訂する。
両地震は東海地震と連動する可能性があり、新たな長期評価に基づいて防災対策を早急に強化する必要があるという。
これまでの長期評価によると、
牛伏寺断層(長野県松本市・塩尻市、長さ約17キロ)で想定される地震の規模は、
同断層を含む「糸魚川-静岡構造線断層帯」が動いた場合にマグニチュード(M)8程度と大きく、今後30年間の地震発生確率も14%と高い。
立川断層帯(埼玉県飯能市から東京都府中市、約33キロ)はM7.4程度で0.5~2%とやや高く、
双葉断層(宮城県亘理町から福島県南相馬市、最長40キロ)はM6.8~7.5程度でほぼ0%。
双葉断層は放射能漏れ事故が起きた福島第1原発から近いが、
地震調査委事務局の文部科学省によると、想定される地震の規模は変わらないため、耐震性評価には影響しないという。
阿部勝征地震調査委員長(東大名誉教授)は
「科学的根拠に基づき想定できるものは取り入れていこうという決意表明だ。地震がいつでも近くで起きるという備えが必要」と話した。
糸魚川-静岡構造線断層帯
糸魚川-静岡構造線断層帯は、日本列島のほぼ中央部に位置する、全長140~150kmの活断層系です。
北は長野県小谷村付近から南は山梨県櫛形市付近に達しており、
「北部」、「中部」(牛伏寺断層を含む)及び「南部」の3つの断層帯から成っています。
○将来の地震発生の可能性
地震の規模 : M8程度 (M7 1/2~8 1/2)
地震発生確率: 30年以内に、14%
地震後経過率: 1.2 (地震後経過率とは?)
平均活動間隔: 約1000年
最新活動時期: 約1200年前
○断層帯の過去・将来の活動
<過去の活動>
糸魚川-静岡構造線断層帯は、約1200年前に白馬から小淵沢までの区間(約100km)で活動し、
その地震の規模はM8程度(M7 3/4~8 1/4)であった可能性が高いです。
歴史地震としては、762年の地震(美濃・飛騨・信濃)が、この地震に該当する可能性があります。
牛伏寺(ごふくじ)断層を含む区間では、
約千年おきに、M8程度の規模の地震が発生してきた可能性が高いです。
具体的な活動区間と規模は、
毎回約1200年前の活動と同様(M7 3/4~8 1/4)であった可能性と、
牛伏寺断層と同時に活動した断層区間が活動毎に変化し、
地震の規模もM7 1/2~8 1/2の範囲でその都度異なっていた可能性とが考えられます。
<将来の活動>
牛伏寺断層を含む区間では、現在を含めた今後数百年以内に、
M8程度(M7 1/2~8 1/2)の規模の地震が発生する可能性が高いのですが、
地震を発生させる断層区間(場所)がどこまでかは判断できません。
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06.30
Thu
2011.06.25 原発事故による噂のあるコト?ないコト? 武田邦彦教授が答える
2011.06.25 原発事故による噂のあるコト?ないコト? 投稿者 PMG5
ウソか本当か
武田邦彦先生が下記の質問にズバリ答えます
・昆布やワカメなどの海草類には放射性物質が甲状腺に蓄積されるのを抑えることが出来る
・ひまわりを植えると土壌の放射性物質がわずか20日で95%以上除去できる
・水を入れたペットボトルを積むだけで放射線を50%カットできる
・ウランなどの放射性物質を吸い取る細菌を発見!?汚染処理の可能性が出てきた
・日本中の原発を全部止めても他の発電で日本の電力はすべて賄える
<参考>
4番目の項目に出てくる北國新聞社の記事です。
自分の身体に放射性物質をくっつける細菌
2011.06.25 原発事故による噂のあるコト?ないコト? 投稿者 PMG5
ウソか本当か
武田邦彦先生が下記の質問にズバリ答えます
・昆布やワカメなどの海草類には放射性物質が甲状腺に蓄積されるのを抑えることが出来る
・ひまわりを植えると土壌の放射性物質がわずか20日で95%以上除去できる
・水を入れたペットボトルを積むだけで放射線を50%カットできる
・ウランなどの放射性物質を吸い取る細菌を発見!?汚染処理の可能性が出てきた
・日本中の原発を全部止めても他の発電で日本の電力はすべて賄える
<参考>
4番目の項目に出てくる北國新聞社の記事です。
自分の身体に放射性物質をくっつける細菌
・避難準備区域の縮小について
6月29日水曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
【福島原発】6/29/水★メルトスルーの状態で安定的な冷却は出来ない
<参考>
緊急時避難準備区域の縮小、7月中旬に検討 細野担当相
朝日新聞2011年6月28日22時4分
細野豪志原発担当相は28日、都内で講演し、
東京電力福島第一原発事故の収束に向けた工程表の「ステップ1」の目標期限にあたる7月17日をメドに、
原発周辺の緊急時避難準備区域の縮小を検討しはじめる考えを示した。
菅直人首相は遅くとも来年1月中旬までに原子炉を冷温停止した後に避難区域の見直しを行う考えを示している。
細野氏の発言は、このうち緊急時避難準備区域について解除を早める可能性を示唆したものだ。
細野氏は講演で
「(7月17日までに)少なくとも冷却機能が安定化したと示したい。万が一にも水素爆発はないという状況を示したい」と強調。
「ステップ1が終了して水素爆発がないと確実にわかった場合には、地元自治体や避難している皆さんの話を聞いた上で、戻ってもらえる方には戻っていただくということができるのではないか」と話した。
後半部分で話している国会議員と小出先生の話しはたねまきジャーナル2時間スペシャルのことです。↓
たねまきジャーナル2時間スペシャル。小出氏と3人の政治家の生討論No1(内容書き出し)
たねまきジャーナル2時間スペシャル。小出氏と3人の政治家の生討論No2(残り全部書き出しました)
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6月29日水曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
【福島原発】6/29/水★メルトスルーの状態で安定的な冷却は出来ない
<参考>
緊急時避難準備区域の縮小、7月中旬に検討 細野担当相
朝日新聞2011年6月28日22時4分
細野豪志原発担当相は28日、都内で講演し、
東京電力福島第一原発事故の収束に向けた工程表の「ステップ1」の目標期限にあたる7月17日をメドに、
原発周辺の緊急時避難準備区域の縮小を検討しはじめる考えを示した。
菅直人首相は遅くとも来年1月中旬までに原子炉を冷温停止した後に避難区域の見直しを行う考えを示している。
細野氏の発言は、このうち緊急時避難準備区域について解除を早める可能性を示唆したものだ。
細野氏は講演で
「(7月17日までに)少なくとも冷却機能が安定化したと示したい。万が一にも水素爆発はないという状況を示したい」と強調。
「ステップ1が終了して水素爆発がないと確実にわかった場合には、地元自治体や避難している皆さんの話を聞いた上で、戻ってもらえる方には戻っていただくということができるのではないか」と話した。
後半部分で話している国会議員と小出先生の話しはたねまきジャーナル2時間スペシャルのことです。↓
たねまきジャーナル2時間スペシャル。小出氏と3人の政治家の生討論No1(内容書き出し)
たねまきジャーナル2時間スペシャル。小出氏と3人の政治家の生討論No2(残り全部書き出しました)
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・核のゴミ、使用済み燃料棒について(昨日からの続き)
・東京電力株主総会について
6月28日火曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
前日のたねまきジャーナル
たねまきJ「内部被ばく検査・行き場のない使用済み核燃料」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)6/27の続きの話しになります
【福島原発】6/28/火★使用済み核燃料の行き場~p2
<資料>
金属製乾式キャスクを用いる使用済燃料中間貯蔵施設における
金属製乾式キャスクとその収納物の長期健全性について
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・東京電力株主総会について
6月28日火曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
前日のたねまきジャーナル
たねまきJ「内部被ばく検査・行き場のない使用済み核燃料」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)6/27の続きの話しになります
【福島原発】6/28/火★使用済み核燃料の行き場~p2
<資料>
金属製乾式キャスクを用いる使用済燃料中間貯蔵施設における
金属製乾式キャスクとその収納物の長期健全性について
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06.28
Tue
何て言ったらいいのでしょうか
全く収束の見えない福島第一原発
その動きは止まっているかのごとく遅いのに
こんなふうに汚染されたものが市場に広まるのはものすごく速い
まだ、私の所にゲイガーカウンターは届かない・・・
市販の腐葉土から高い放射線
youtube投稿者のコメント一部転記します
機種はSOEKS-01M(Ver1.3L)
6/24 埼玉県内のホームセンターです。
測定値12回測定し、最大値最小値を除いた数値を平均しています。
β線遮蔽アルミ板は2.4mmの物を使用
・ホームセンター入り口空間 0.17μSv/h
・バーク入り腐葉土 直置き 2.54μSv/h
・バーク入り腐葉土 1m離れた地点 0.38μSv/h
・バーク入り腐葉土 1m離れた地点 0.37μSv/h(アルミでβ線遮蔽)
・ゴールデン粒状培養土 直置き 0.87μSv/h
・鹿沼土(バーク入り腐葉土と同メーカー) 直置き 0.19μSv/h
全く収束の見えない福島第一原発
その動きは止まっているかのごとく遅いのに
こんなふうに汚染されたものが市場に広まるのはものすごく速い
まだ、私の所にゲイガーカウンターは届かない・・・
市販の腐葉土から高い放射線
youtube投稿者のコメント一部転記します
機種はSOEKS-01M(Ver1.3L)
6/24 埼玉県内のホームセンターです。
測定値12回測定し、最大値最小値を除いた数値を平均しています。
β線遮蔽アルミ板は2.4mmの物を使用
・ホームセンター入り口空間 0.17μSv/h
・バーク入り腐葉土 直置き 2.54μSv/h
・バーク入り腐葉土 1m離れた地点 0.38μSv/h
・バーク入り腐葉土 1m離れた地点 0.37μSv/h(アルミでβ線遮蔽)
・ゴールデン粒状培養土 直置き 0.87μSv/h
・鹿沼土(バーク入り腐葉土と同メーカー) 直置き 0.19μSv/h
06.28
Tue
06.28
Tue
1994年12月27日付の食品衛生法改正省令第78号により
それまでの製造年月日制度から
賞味期限(ないし品質保持期限)または消費期限を表示する期限表示制度に変更されています
その当時はあんまり深く考えなかったけれど
こうなると(放射能の汚染)製造年月日が分からない事は非常に不便です
先日は加工食品の製造年月日に関してのブログを書きましたが
新鮮なものを購入→出来るだけ古いものを探すに変わっている今って・・・メーカーごとの賞味期限←ここ
今日は私自身が冷凍食品を買おうと思って悩んだので
早速調べてみました
財団法人日本冷凍食品協会
に、おおよその基準が書いてありました
冷凍の仕方や添加物などで期間の長さがそれぞれ変わるようですが
原発事故3か月強の今なら、まだ、この期間を見て
311以前に製造されている冷凍食品は沢山あると思いました
小さなお子さんや妊婦さんは
ぜひ、参考にしてみたらいかがでしょうか
冷凍食品の期限表示の実施要領
それまでの製造年月日制度から
賞味期限(ないし品質保持期限)または消費期限を表示する期限表示制度に変更されています
その当時はあんまり深く考えなかったけれど
こうなると(放射能の汚染)製造年月日が分からない事は非常に不便です
先日は加工食品の製造年月日に関してのブログを書きましたが
新鮮なものを購入→出来るだけ古いものを探すに変わっている今って・・・メーカーごとの賞味期限←ここ
今日は私自身が冷凍食品を買おうと思って悩んだので
早速調べてみました
財団法人日本冷凍食品協会
に、おおよその基準が書いてありました
冷凍の仕方や添加物などで期間の長さがそれぞれ変わるようですが
原発事故3か月強の今なら、まだ、この期間を見て
311以前に製造されている冷凍食品は沢山あると思いました
小さなお子さんや妊婦さんは
ぜひ、参考にしてみたらいかがでしょうか
冷凍食品の期限表示の実施要領
・トラブル続きの浄化システムについて
・福島県民の方がたの被ばく検査が始まったことについて
・行き場のない使用済み核燃料について
6月27日月曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
【福島原発】6/27/月★使用済み核燃料の行き場
<参考>
内部被曝追跡始まる 30年調査、まず10人が放医研へ
朝日新聞2011年6月27日
写真:報道陣に公開された甲状腺の内部被曝(ひばく)検査。
被験者は放医研の職員=27日午前9時55分、
千葉市稲毛区の放医研、吉本美奈子撮影拡大報道陣に公開された甲状腺の内部被曝(ひばく)検査。
被験者は放医研の職員=27日午前9時55分、千葉市稲毛区の放医研、吉本美奈子撮影
図:内部被曝検査の流れ拡大内部被曝検査の流れ
東京電力福島第一原子力発電所の事故による福島県民への放射線の健康影響を見守る調査が27日に始まった。
当面は空間線量が比較的高い浪江町、川俣町、飯舘村の3町村の住民120人を対象に予備調査を実施。
体内に取り込まれた放射性物質による内部被曝(ひばく)がどの程度あるのかを確認し、
本格調査の手法を検討するという。
調査は30年以上にわたって追跡する見込みで、これほど長期で大規模な取り組みは例がないという。
ただし、すべての放射性元素を調べるわけではなくヨウ素とセシウムだけで、
骨に蓄積しやすく長い間、体に影響を与えるストロンチウムは調べない。
推計の精度も原発の作業員管理の場合より低いと見られるなど、課題も多い。
内部被曝は放射線医学総合研究所(放医研、千葉県)で計測する。
初日のこの日は浪江町の30~67歳の男女10人が早朝、バスで放医研に向けて福島県を出発。
正午前に放医研に着いた。
予備調査で行うのは全身の被曝線量を測る
「ホールボディーカウンター(WBC)」による検査など3種類の実測検査と尿検査。
このほか、行動調査もする。
本格調査の内容を固めるための先行調査という位置づけだ。
対象となる約120人のうち約50人が19歳以下の子どもや未成年。
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・福島県民の方がたの被ばく検査が始まったことについて
・行き場のない使用済み核燃料について
6月27日月曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
【福島原発】6/27/月★使用済み核燃料の行き場
<参考>
内部被曝追跡始まる 30年調査、まず10人が放医研へ
朝日新聞2011年6月27日
写真:報道陣に公開された甲状腺の内部被曝(ひばく)検査。
被験者は放医研の職員=27日午前9時55分、
千葉市稲毛区の放医研、吉本美奈子撮影拡大報道陣に公開された甲状腺の内部被曝(ひばく)検査。
被験者は放医研の職員=27日午前9時55分、千葉市稲毛区の放医研、吉本美奈子撮影
図:内部被曝検査の流れ拡大内部被曝検査の流れ
東京電力福島第一原子力発電所の事故による福島県民への放射線の健康影響を見守る調査が27日に始まった。
当面は空間線量が比較的高い浪江町、川俣町、飯舘村の3町村の住民120人を対象に予備調査を実施。
体内に取り込まれた放射性物質による内部被曝(ひばく)がどの程度あるのかを確認し、
本格調査の手法を検討するという。
調査は30年以上にわたって追跡する見込みで、これほど長期で大規模な取り組みは例がないという。
ただし、すべての放射性元素を調べるわけではなくヨウ素とセシウムだけで、
骨に蓄積しやすく長い間、体に影響を与えるストロンチウムは調べない。
推計の精度も原発の作業員管理の場合より低いと見られるなど、課題も多い。
内部被曝は放射線医学総合研究所(放医研、千葉県)で計測する。
初日のこの日は浪江町の30~67歳の男女10人が早朝、バスで放医研に向けて福島県を出発。
正午前に放医研に着いた。
予備調査で行うのは全身の被曝線量を測る
「ホールボディーカウンター(WBC)」による検査など3種類の実測検査と尿検査。
このほか、行動調査もする。
本格調査の内容を固めるための先行調査という位置づけだ。
対象となる約120人のうち約50人が19歳以下の子どもや未成年。
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06.28
Tue
その日の後で
20110626 その日のあとで~フクシマとチェルノブ... 投稿者 PMG5
毎日放送の番組です
3月11日の福島原発事故後から取材しています
チェルノブイリの今と日本の今、これからを考えます
<参考>
今中哲二氏
3 月28 日と29 日にかけて飯舘村周辺において実施した放射線サーベイ活動の暫定報告
2011-04-26「愛する飯舘村を還せ!!村民決起集会(内容一部書き出し)
セシウム137とアップルペクチン
4/29明治大学「終焉に向かう原子力」・・VTRが出ました。
小出裕章氏参議院5/23 行政監視委員会①(内容全て書き出し)
河田氏の講演で初めて知った「菜の花プロジェクト」について
続きを読むに番組の内容書き出しました続きを読む
20110626 その日のあとで~フクシマとチェルノブ... 投稿者 PMG5
毎日放送の番組です
3月11日の福島原発事故後から取材しています
チェルノブイリの今と日本の今、これからを考えます
<参考>
今中哲二氏
3 月28 日と29 日にかけて飯舘村周辺において実施した放射線サーベイ活動の暫定報告
2011-04-26「愛する飯舘村を還せ!!村民決起集会(内容一部書き出し)
セシウム137とアップルペクチン
4/29明治大学「終焉に向かう原子力」・・VTRが出ました。
小出裕章氏参議院5/23 行政監視委員会①(内容全て書き出し)
河田氏の講演で初めて知った「菜の花プロジェクト」について
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06.26
Sun
6月26日20時から21時の福島第一原子力発電所ライブカメラ
これって・・・大丈夫なのでしょうか?
大丈夫じゃないよね・・
東電のプラント関連パラメーターの資料から4号機だけが抜けているので分かりません
4号機から煙、閃光も光っています
1時間の映像を3分間に倍速再生しています。
4号機に何かが起こったら
東京は避難区域になると聞きました・・・
東京の放射線量です
突然上がっています
3号機も危ないみたい(。♋ฺ‸♋ฺ。)ウルウル
3号機プール水 強アルカリ性に
6月26日 13時4分 動画あり twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)
東京電力福島第一原子力発電所3号機で、使用済み燃料プールの水が強いアルカリ性を示していることが分かり、
東京電力は、このままの状態が続くと、使用済み燃料を入れているアルミニウム製のラックが腐食するおそれがあるとして、
26日からホウ酸を入れてプールの水を中和する作業を始めました。
水素爆発で原子炉建屋が激しく壊れた福島第一原発3号機では、
爆発の際に飛び散ったとみられるコンクリートなどのがれきが
使用済み燃料プールの中に散乱していることが分かっています。
東京電力では、プールの状態を調べるため、先月、水を採取したところ、
pHが11.2と強いアルカリ性になっていることが分かりました。
プール内のがれきから水酸化カルシウムが溶け出したことが原因とみられ、
東京電力によりますと、このままの状態が続くと、
使用済み燃料を束ねた燃料集合体を入れているアルミニウム製のラックが腐食するおそれがあり、
最悪の場合、集合体が倒れて再臨界のおそれもあるということです。
このため、東京電力は、26日からプールの中に弱酸性のホウ酸を入れて水を中和する作業を始めました。
26日と27日の2日間でホウ酸を入れた水を90トン注水するということです。
3号機の燃料プールでは、来月上旬の稼働を目指して循環型の冷却システムの準備が進められていて、
東京電力では安定的な冷却とともに水質の改善も急ぐことにしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ツイッターでは4号機からだけではなく3号機も煙が出ているとの情報があります
正式な情報ではありません
新しく何かがわかったら書き直します
ふくいちライブカメラ
時間ごとにまとめてある福島第一ライブカメラサイト
放射線折れ線グラフ
県別ガイガーカウンターまとめ
飯館村高い6月27日朝7時25分3,58μシーベルト!?
上がっちゃった・・・
↑福島県飯舘村、福島第一原発から39.5km地点より放射線測定を中継しています。
単位はμSv/hです。
気象庁ウィンドプロファイラ上空の風
これって・・・大丈夫なのでしょうか?
大丈夫じゃないよね・・
東電のプラント関連パラメーターの資料から4号機だけが抜けているので分かりません
4号機から煙、閃光も光っています
1時間の映像を3分間に倍速再生しています。
4号機に何かが起こったら
東京は避難区域になると聞きました・・・
東京の放射線量です
突然上がっています
3号機も危ないみたい(。♋ฺ‸♋ฺ。)ウルウル
3号機プール水 強アルカリ性に
6月26日 13時4分 動画あり twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)
東京電力福島第一原子力発電所3号機で、使用済み燃料プールの水が強いアルカリ性を示していることが分かり、
東京電力は、このままの状態が続くと、使用済み燃料を入れているアルミニウム製のラックが腐食するおそれがあるとして、
26日からホウ酸を入れてプールの水を中和する作業を始めました。
水素爆発で原子炉建屋が激しく壊れた福島第一原発3号機では、
爆発の際に飛び散ったとみられるコンクリートなどのがれきが
使用済み燃料プールの中に散乱していることが分かっています。
東京電力では、プールの状態を調べるため、先月、水を採取したところ、
pHが11.2と強いアルカリ性になっていることが分かりました。
プール内のがれきから水酸化カルシウムが溶け出したことが原因とみられ、
東京電力によりますと、このままの状態が続くと、
使用済み燃料を束ねた燃料集合体を入れているアルミニウム製のラックが腐食するおそれがあり、
最悪の場合、集合体が倒れて再臨界のおそれもあるということです。
このため、東京電力は、26日からプールの中に弱酸性のホウ酸を入れて水を中和する作業を始めました。
26日と27日の2日間でホウ酸を入れた水を90トン注水するということです。
3号機の燃料プールでは、来月上旬の稼働を目指して循環型の冷却システムの準備が進められていて、
東京電力では安定的な冷却とともに水質の改善も急ぐことにしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ツイッターでは4号機からだけではなく3号機も煙が出ているとの情報があります
正式な情報ではありません
新しく何かがわかったら書き直します
ふくいちライブカメラ
時間ごとにまとめてある福島第一ライブカメラサイト
放射線折れ線グラフ
県別ガイガーカウンターまとめ
飯館村高い6月27日朝7時25分3,58μシーベルト!?
上がっちゃった・・・
↑福島県飯舘村、福島第一原発から39.5km地点より放射線測定を中継しています。
単位はμSv/hです。
気象庁ウィンドプロファイラ上空の風
06.26
Sun
「フォトジャナリストの広河隆一氏の番組です」
上記のシリーズの最終回です
広河隆一×櫻井よしこ
チェルノブイリ特集 最終回 少女の体に放射能は 衝撃的レポート('94.7)
チェルノブイリから8年後
原発から30キロ圏内の子ども達に起こっている現実です。
上記のシリーズの最終回です
広河隆一×櫻井よしこ
チェルノブイリ特集 最終回 少女の体に放射能は 衝撃的レポート('94.7)
チェルノブイリから8年後
原発から30キロ圏内の子ども達に起こっている現実です。
06.26
Sun
もう、多分、とてつもない量の放射性物質が大気中にばらまかれ
日本中の土は汚れ
海も汚れてしまっている
そんな中で知っていれば少しでも内部日なくを少なくすることが出来るかもしれない情報があった。
もう避ける事は出来ないのだから
頭の片隅に情報を入れて、ふっと思い出しながら食べ物を選んでいこう。
現代ビジネス フライデー経済の死角
2011年06月24日(金) フライデー
徹底調査 放射線汚染食「食べてはいけない」
マグロ、カツオ、麦、イモ、大豆・・・政府の言う
「暫定基準値」など、なんの指標にもならない
続きを読むに本文転記続きを読む
日本中の土は汚れ
海も汚れてしまっている
そんな中で知っていれば少しでも内部日なくを少なくすることが出来るかもしれない情報があった。
もう避ける事は出来ないのだから
頭の片隅に情報を入れて、ふっと思い出しながら食べ物を選んでいこう。
現代ビジネス フライデー経済の死角
2011年06月24日(金) フライデー
徹底調査 放射線汚染食「食べてはいけない」
マグロ、カツオ、麦、イモ、大豆・・・政府の言う
「暫定基準値」など、なんの指標にもならない
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06.26
Sun
3月11日から
最初の頃は毎日東電保安員の記者会見を見て
時系列を追ってきていたけれど
3か月経つと、あれは何時だったんだろう(。◔‸◔。)??って・・・
たとえば海水に放射能の汚染水を大量に放出した日にちが何日だったのかはっきりと覚えていない私・・・
たしか、6月11日の全国デモの岩上安身氏のUstreamを見ていた時に
番組の中で時系列のテロップとその説明をしていたのを思い出して
アーカーブを見ながら時系列の所だけ書き出してみました
ここにたどり着くまでに長時間改めてみちゃったけど
ゲストが多いし、CMもいいし、その合間にコメントする人たちもいいし
今もイヤホンで音だけ聞きながらブログ書いています
アーカイブhttp://iwakamiyasumi.com/ustream-schedule/ustream2
ライブをしていなければここで見られると思います
それはそれとして・・・
3月11日から
福島第一原子力発電所はどの様に動き
東電と政府は何をしてきたのか
おおまかな出来事を覚えておきましょう!っていうか、覚えられないのでメモっておきます。
福島第一原発事故時系列3月11日~6月6日
3月11日
14:46 地震発生
16:45 1号機と2号機 非常用炉心冷却装置注水不能で原子力災害法15条通報
原子力発電所が危機的状態になった時に政府保安員に通報する事
3月12日
10:17 1号機ベント開始
15:36 1号機で水素爆発ーNHKは靄と言った。ー
19:04 海水注水(官邸資料のもとの記載は20時過ぎ)
3月13日
08:56 3号機ベント開始
11:00 2号機ベント開始
3月14日
05:20 3号機ベント開始
11:01 3号機水素爆発ーNHKはやっぱり、靄がたっていますねと言ったー
3月19日
13:30 2号機で外部送電線から予備電源変電設備までの受電完了
ー電気が繋がるかどうかが一つのドラマのように言われていた時
電気さえつながれば何事も上手くいくように思われていたー
3月20日
08:00 3号機で原子炉内部温度が300数十度(通常運転時は280度~290度)になり炉内温度上昇
21.36~翌日の03:58 3号機へハイパーレスキューが連続放水をした
3月21日
14:30 1~4号機の放水口付近の海水サンプリングで放射性物質検出
3月22日
11:20 1号機で圧力容器が400度以上に上昇
3月24日
3号機TB大物搬入口から地下エリアで溜まり水に浸かって作業していた作業員が大量被ばく
14:25 3号機タービン建屋地下でたまり水から200ミリシーベルト/h(水深3~5㎝)
ー実際この頃だだ漏れだったのです(岩上氏)ー
ー東電がクレーンで撮影した空撮のVTRを出すー破損のひどさがわかる。現実のものとは思えないー
3月25日
08:30 1号機南放水口の海水から炉規制告示濃度限度の1250倍のヨウ素131検出
-この段階で水が漏れる事は分かっていたんですよ。見通しが甘い(岩上氏)ー
3月26日
14:30 1号機南放水口付近から炉規制告示濃度限度の1850倍のヨウ素131検出
3月27日
2号機TB地下溜まり水から1000ミリシーベルト/h超の放射線検知
15:30 1~3号機TB(タービン)のトレンチ立て坑に水溜まり確認
3月28日
敷地内5地点で21日と22日に採取した土壌分析の結果
プルトニウム238,239、240を検出
5地点のうち2か所は事故由来の可能性と発表
ープルトニウムが出たのは大変な事。
出てくるという予想はあったが3号機のMOX燃料から出てくるのではないかという話しはあった。
3月12日にテルルも出ている(炉心が高温になると出てくる)半減期の非常に短いものが検出されたのに
そのデータが消えたりしていたー
00:07 2号機の各種分析(27日)の結果が誤り、ヨウ素134は検出限界未満と訂正
11:15 2号機のTB地下1階で 通常の原子炉水の十万倍の放射能濃度の水が存在して
格納容器の水が何らかの経路で流出と推定
3月29日
南放水口で29日1355採取の海水から 基準の3355倍の放射性ヨウ素(I-131)検出
ー格納容器の下に穴があいているようなイメージ(東京電力)ー
3月31日
1号機地下水から通常の約一万倍のヨウ素131検出
4月2日
09:30 2号機、取水口付近の電源ケーブルピット内に1000ミリシーベルト/hの溜まり水確認。
ピット脇の亀裂から海に流出。
ピット内の放射性核種は測定・分析中
4月3日
13:47~ 2号機取水口ピットからの流出
高分子吸収材、おがくず、新聞紙で止水作業(~14:30)
4月4日
19:03 集中廃棄物処理施設内の低レベル溶留水の放水口南側海域への放出(総放出量約9.0701)(~4/6 06.30.4/814:30~4/10 17:40)
21:00 5,6号機サブドレンピットにある低レベル地下水を放水口経由で海へ放出開始
4月5日
15:07 2号機取水口付近のピット側面のコンクリート部分からの漏水。ピット周辺に穴を開け凝固剤を注入
4月12日
原子力安全保安員、1~3号機をINESレベル7と評価
ーこの日の記者会見で松本氏は「放射能物質はチェルノブイリと同等あるいはそれ以上出る」と言った
ところがこの間、すべて、1~3号機まで溶けていたことを明らかにしましたよね。
その明らかにした後、つまり、もう収束できないんじゃない、閉じ込める事出来ないじゃない。
どんどんだだ漏れだねということが明らかになった時に聞き直したら
「チェルノブイリの事故よりもずっと少ない量で収まるはずだ」と意味が分からない
もっとひどいって分かったのにどうしてって「いやいや、冷やしているから大丈夫だ」って
松本さんは何かどこかで本当の事を言ってくれている人だと思っていたところがあったんですけど
もうチョット無理って言う感じになってきましたね。(岩上氏)ー
4月17日
行程表発表
5月12日
1号機原子炉水位燃料域Aでダウンスケールを確認
ーようやく水位の更正をやったら「水が入ってない」と「燃料棒は完全に露出して溶けて何処かに行ってしまった」・・・-
5月17日
行程表第2版発表
ーどのくらい進んでいるんですかときたら「分母が無いので分からない」と答えた(木野さん)ー
5月24日
東電炉心状態の解析結果発表
2号機及び3号機「炉心は一部溶解したものの燃料域にとどまり原子炉圧力容器の損傷には至っていない。
ただし、実際の水位がより低い状態を想定した場合は原子炉圧力容器の損傷に至るとの解析結果となる」
1号機については15日に津波到達後
比較的早い段階に置いて燃料ペレットが溶解し圧力容器底部に落下したとの解析結果を東電が発表
6月6日
原子力安全保安員、1~3号機の炉心状態解析発表
1号機は燃料が格納容器底部に達してコンクリートに触れている(メルトスルー)の可能性
ー燃料棒が溶けているという事になって質問した記者会見。
保安員の中村審議官が3月12日に炉心が溶けていると言ってから姿を消し更迭されている
枝野「中村さんの事は一切・・・どの方が中村さんなのか顔と名前が一致していない。」
実は4日前にいな時中村さんの事で質問が出た時に
枝野さんは「ああ、あの保安員の広報担当の方ですね」って言っちゃっているんですよ(岩上氏)ー
最初の頃は毎日東電保安員の記者会見を見て
時系列を追ってきていたけれど
3か月経つと、あれは何時だったんだろう(。◔‸◔。)??って・・・
たとえば海水に放射能の汚染水を大量に放出した日にちが何日だったのかはっきりと覚えていない私・・・
たしか、6月11日の全国デモの岩上安身氏のUstreamを見ていた時に
番組の中で時系列のテロップとその説明をしていたのを思い出して
アーカーブを見ながら時系列の所だけ書き出してみました
ここにたどり着くまでに長時間改めてみちゃったけど
ゲストが多いし、CMもいいし、その合間にコメントする人たちもいいし
今もイヤホンで音だけ聞きながらブログ書いています
アーカイブhttp://iwakamiyasumi.com/ustream-schedule/ustream2
ライブをしていなければここで見られると思います
それはそれとして・・・
3月11日から
福島第一原子力発電所はどの様に動き
東電と政府は何をしてきたのか
おおまかな出来事を覚えておきましょう!っていうか、覚えられないのでメモっておきます。
福島第一原発事故時系列3月11日~6月6日
3月11日
14:46 地震発生
16:45 1号機と2号機 非常用炉心冷却装置注水不能で原子力災害法15条通報
原子力発電所が危機的状態になった時に政府保安員に通報する事
3月12日
10:17 1号機ベント開始
15:36 1号機で水素爆発ーNHKは靄と言った。ー
19:04 海水注水(官邸資料のもとの記載は20時過ぎ)
3月13日
08:56 3号機ベント開始
11:00 2号機ベント開始
3月14日
05:20 3号機ベント開始
11:01 3号機水素爆発ーNHKはやっぱり、靄がたっていますねと言ったー
3月19日
13:30 2号機で外部送電線から予備電源変電設備までの受電完了
ー電気が繋がるかどうかが一つのドラマのように言われていた時
電気さえつながれば何事も上手くいくように思われていたー
3月20日
08:00 3号機で原子炉内部温度が300数十度(通常運転時は280度~290度)になり炉内温度上昇
21.36~翌日の03:58 3号機へハイパーレスキューが連続放水をした
3月21日
14:30 1~4号機の放水口付近の海水サンプリングで放射性物質検出
3月22日
11:20 1号機で圧力容器が400度以上に上昇
3月24日
3号機TB大物搬入口から地下エリアで溜まり水に浸かって作業していた作業員が大量被ばく
14:25 3号機タービン建屋地下でたまり水から200ミリシーベルト/h(水深3~5㎝)
ー実際この頃だだ漏れだったのです(岩上氏)ー
ー東電がクレーンで撮影した空撮のVTRを出すー破損のひどさがわかる。現実のものとは思えないー
3月25日
08:30 1号機南放水口の海水から炉規制告示濃度限度の1250倍のヨウ素131検出
-この段階で水が漏れる事は分かっていたんですよ。見通しが甘い(岩上氏)ー
3月26日
14:30 1号機南放水口付近から炉規制告示濃度限度の1850倍のヨウ素131検出
3月27日
2号機TB地下溜まり水から1000ミリシーベルト/h超の放射線検知
15:30 1~3号機TB(タービン)のトレンチ立て坑に水溜まり確認
3月28日
敷地内5地点で21日と22日に採取した土壌分析の結果
プルトニウム238,239、240を検出
5地点のうち2か所は事故由来の可能性と発表
ープルトニウムが出たのは大変な事。
出てくるという予想はあったが3号機のMOX燃料から出てくるのではないかという話しはあった。
3月12日にテルルも出ている(炉心が高温になると出てくる)半減期の非常に短いものが検出されたのに
そのデータが消えたりしていたー
00:07 2号機の各種分析(27日)の結果が誤り、ヨウ素134は検出限界未満と訂正
11:15 2号機のTB地下1階で 通常の原子炉水の十万倍の放射能濃度の水が存在して
格納容器の水が何らかの経路で流出と推定
3月29日
南放水口で29日1355採取の海水から 基準の3355倍の放射性ヨウ素(I-131)検出
ー格納容器の下に穴があいているようなイメージ(東京電力)ー
3月31日
1号機地下水から通常の約一万倍のヨウ素131検出
4月2日
09:30 2号機、取水口付近の電源ケーブルピット内に1000ミリシーベルト/hの溜まり水確認。
ピット脇の亀裂から海に流出。
ピット内の放射性核種は測定・分析中
4月3日
13:47~ 2号機取水口ピットからの流出
高分子吸収材、おがくず、新聞紙で止水作業(~14:30)
4月4日
19:03 集中廃棄物処理施設内の低レベル溶留水の放水口南側海域への放出(総放出量約9.0701)(~4/6 06.30.4/814:30~4/10 17:40)
21:00 5,6号機サブドレンピットにある低レベル地下水を放水口経由で海へ放出開始
4月5日
15:07 2号機取水口付近のピット側面のコンクリート部分からの漏水。ピット周辺に穴を開け凝固剤を注入
4月12日
原子力安全保安員、1~3号機をINESレベル7と評価
ーこの日の記者会見で松本氏は「放射能物質はチェルノブイリと同等あるいはそれ以上出る」と言った
ところがこの間、すべて、1~3号機まで溶けていたことを明らかにしましたよね。
その明らかにした後、つまり、もう収束できないんじゃない、閉じ込める事出来ないじゃない。
どんどんだだ漏れだねということが明らかになった時に聞き直したら
「チェルノブイリの事故よりもずっと少ない量で収まるはずだ」と意味が分からない
もっとひどいって分かったのにどうしてって「いやいや、冷やしているから大丈夫だ」って
松本さんは何かどこかで本当の事を言ってくれている人だと思っていたところがあったんですけど
もうチョット無理って言う感じになってきましたね。(岩上氏)ー
4月17日
行程表発表
5月12日
1号機原子炉水位燃料域Aでダウンスケールを確認
ーようやく水位の更正をやったら「水が入ってない」と「燃料棒は完全に露出して溶けて何処かに行ってしまった」・・・-
5月17日
行程表第2版発表
ーどのくらい進んでいるんですかときたら「分母が無いので分からない」と答えた(木野さん)ー
5月24日
東電炉心状態の解析結果発表
2号機及び3号機「炉心は一部溶解したものの燃料域にとどまり原子炉圧力容器の損傷には至っていない。
ただし、実際の水位がより低い状態を想定した場合は原子炉圧力容器の損傷に至るとの解析結果となる」
1号機については15日に津波到達後
比較的早い段階に置いて燃料ペレットが溶解し圧力容器底部に落下したとの解析結果を東電が発表
6月6日
原子力安全保安員、1~3号機の炉心状態解析発表
1号機は燃料が格納容器底部に達してコンクリートに触れている(メルトスルー)の可能性
ー燃料棒が溶けているという事になって質問した記者会見。
保安員の中村審議官が3月12日に炉心が溶けていると言ってから姿を消し更迭されている
枝野「中村さんの事は一切・・・どの方が中村さんなのか顔と名前が一致していない。」
実は4日前にいな時中村さんの事で質問が出た時に
枝野さんは「ああ、あの保安員の広報担当の方ですね」って言っちゃっているんですよ(岩上氏)ー
06.25
Sat
私が山下俊一氏を初めて知ったのは4月21日発行の福島広報紙
「福島市の広報紙「市政だより」4/21に疑問がいっぱいです」
ここで100ミリシーベルトまでは幼児も妊婦も全く大丈夫ですと太鼓判を押していた時です
日本国民は年間1ミリシーベルトとなのだと思っていたから驚愕でした
福島県のアドバイザー山下俊一氏はどこまで子ども100ミリシーベルトで頑張り抜けるか・・・・
5/3二本松市 山下俊一氏講演 (質疑応答書き出し)
この講演の最後の質問コーナーでの答で
山下氏はお孫さんと福島の砂場で喜んで遊びますと言っていたけど
もう遊んだのかしら??
どなたか確認した方はいらっしゃいますか?
そして、とうとう
6月20日子どもたちを放射能から守る福島ネットワークなど7団体が
福島県の放射線リスク管理アドバイザーに任命されている山下俊一長崎大学教授の
解任などを求めて記者会見を行いました。
その一部です
動画は下記にあります↓
山下俊一放射線アドバイザーにNO~解任を求め署名開始
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
中手聖一さんの記者会見の言葉を書き出しました。
何故彼を(山下俊一)罷免して欲しいかと思っているかと申しますと
わたしも小学生の子ども二人を持つ父親です
親の立場からですね、どうしても許しがたいと思うのは
彼が福島県民に向かって
何の問題もない
外で今まで通り遊ばせていい自由にさせていい
じれが絶大の影響力を持ってですね
私達の子どもを被曝させ続けてきた
そしてそれを信じた親たちは
今ようやくその事実に気付いて
信じてしまった自分を本当に後悔して
子ども達に対する本当に罪悪感を感じながら生きてています
この県民の重いをご理解いただかずにしてこの署名の意味あいをみなさんもご理解いただけないでしょう
あまりにも人間として
人間としてというのは 私達の事ですけれども
人間として扱われてきたのかと
被ばくを減らすために来てくれたんだと思っていた方に
被ばくを増やすようなさまざまな助言アドバイス
あるいは実質的な支持等ももあろうかと思いますが
その方が今度は福島県民の健康調査を行う検討委員をやられるというのですね
私達はモルモットなのかと 家畜なのかと そんな思いです
初め何の心配もない 全く問題がない と3月19日福島県に来復されてから言い続けていました
これは地元紙の昨日の新聞です
彼は今になって
逃げるにもとどまるにも一人ひとりの覚悟が必要だとおっしゃっています
わたしはこれを文字だけで読めばですね
おそらく みなさんも読んでいってうんうんとうなずく事もあるかもしれませんが
一つ本当に代表的だと言ってもいい
この記事を読んだある方の声の書き込みなんですがこれをご紹介したいと思います
愛する息子の父さんからです
今朝の新聞で山下氏へのインタビュー記事を拝読しました
わたしはこのブログに集う人とともに
他人を非難する事は嫌う人間のつもりでしたが久々に身体中に嫌悪感が走りました
おぞましいひとだ
体裁を整えて話していてもその実こんな事態なんだから多少の被ばくは仕方ないでしょ
被ばくしても必ず病気になる訳でもないのに
じゃぁあなた達いったいどこに住むつもりなの?
こっちが善意で言っているのに自主避難するなんてさと山下氏から言われているように感じたのは
わたしの被害妄想なのかわたしが冷静さを失っているのか
しばし自問自答するも
何故か若い頃に読んだ本で知った 日本を開戦から敗戦に導いた大本営の軍人の放漫さを思い出す始末
人それぞれ彼に対する意見はあるだろう
山下氏は福島県人と自分の根比べなどと
何のつもりか悲劇のヒーロー気取りなのは一体どういう事だろう
チョット待って、悲劇はうちの子となりの子 福島の子ども達の筈
福島の大人だって本当は悲劇だ
この人間は何者だ
おとなしい私でも今回は許さない
こんな人間にかかわりたくないけどかかわってしまっているので
NO!出て行きなさいの運動に今日からもっと積極的に参加しなければ悔しいな。ほんとに
あの、ホントに散文ではありますがこれが多くの福島県民の気持ちだと思います
実は彼は3月に福島に来た時には大変県民から支持されたと言いますか
ありがたられました
訳の分からない不安でいっぱい
そんな県民のなかに彼の大丈夫だ外に出なさい
何もしなくていい、健康影響は考えなくていいというのは
おそらくすがるような福島県民はですね 飛びついてしまった
しかし今は すっかり様相が変わりました
講演会を市民向けにやれば厳しい質問にさらされて
もはや開く事が出来ません
今彼が講演などしているのは医師や特定な人を対象にした公開されない講演会のみです
しかし、それらの参加者の中にもですね
疑問を持ってその内容を県民に紹介してくれる方がいます
最近医師たちの前で彼が行った講演で
何故自分が当初100ミリシーベルトでも安全だと言ったのかを解説されたそうです
医師たちが真っ先に逃げだして医療崩壊が起きないようにあえてそう言ったと説明したそうです
これはいく絵の意味でも馬鹿にした話しだと
福島県民を福島県内の意思をもバカにした話しだなと
改めて私は怒りがこみ上げてきました
福島県知事 佐藤雄平 様
佐藤雄平知事、あなたが任命した福島県放射線健康リスク管理アドバイザー・山下俊一氏は、私たち福島県民の被ばくを増やし、子どもたちの健康リスクを増やし続けています。
山下氏が最初に行うべきだったことは、3月12日、福島第一原発が水素爆発を起こし始めた時に、福島県民に退避を呼びかけることでした。彼の優れた知見と地位を活かせば、それは可能なことでした。もし、そのような行動をとっていたなら、県民は彼を心から尊敬し、感謝していたことでしょう。
しかし、彼はまったく正反対なことを行いました。自身が語る「最も危険な7日間」が終わった3月19日に福島に来た彼は、県民に向かい「健康への影響を考える必要はない」「大丈夫」「絶対この町にいて欲しい」と語りました。その後も放射線防護を呼びかけることは無く、福島に留まり通常の生活をするよう働きかけ続けています。
山下氏の言葉を信じた県民が今どのような気持ちか、知事、思いを至らせてください。己が信じた愚かさから、我が子を被ばくさせ、後悔と罪悪感に苦しむ親たちの気持ちを感じてください。そして、暑来を想像し、言い知れぬ恐怖に耐え続けている県民の気持ちを理解してください。
その山下氏を、新たに「県民健康管理調査」検討委員としたことは、到底受け入れられるものではありません。被ばくさせられた私たちの健康影響を調査する者に、最もふさわしくない人選です。
私たち福島県民は、知事、あなたに要求します。山下俊一氏を任命した責任者であるあなたが行うべきことは、放射線健康リスク管理アドバイザーを初めすべての県の役職から、彼を直ちに解任することです。
田中龍作氏 自由報道協会<ザ・ニュース>を続きを読むに転記します続きを読む
「福島市の広報紙「市政だより」4/21に疑問がいっぱいです」
ここで100ミリシーベルトまでは幼児も妊婦も全く大丈夫ですと太鼓判を押していた時です
日本国民は年間1ミリシーベルトとなのだと思っていたから驚愕でした
福島県のアドバイザー山下俊一氏はどこまで子ども100ミリシーベルトで頑張り抜けるか・・・・
5/3二本松市 山下俊一氏講演 (質疑応答書き出し)
この講演の最後の質問コーナーでの答で
山下氏はお孫さんと福島の砂場で喜んで遊びますと言っていたけど
もう遊んだのかしら??
どなたか確認した方はいらっしゃいますか?
そして、とうとう
6月20日子どもたちを放射能から守る福島ネットワークなど7団体が
福島県の放射線リスク管理アドバイザーに任命されている山下俊一長崎大学教授の
解任などを求めて記者会見を行いました。
その一部です
動画は下記にあります↓
山下俊一放射線アドバイザーにNO~解任を求め署名開始
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
中手聖一さんの記者会見の言葉を書き出しました。
何故彼を(山下俊一)罷免して欲しいかと思っているかと申しますと
わたしも小学生の子ども二人を持つ父親です
親の立場からですね、どうしても許しがたいと思うのは
彼が福島県民に向かって
何の問題もない
外で今まで通り遊ばせていい自由にさせていい
じれが絶大の影響力を持ってですね
私達の子どもを被曝させ続けてきた
そしてそれを信じた親たちは
今ようやくその事実に気付いて
信じてしまった自分を本当に後悔して
子ども達に対する本当に罪悪感を感じながら生きてています
この県民の重いをご理解いただかずにしてこの署名の意味あいをみなさんもご理解いただけないでしょう
あまりにも人間として
人間としてというのは 私達の事ですけれども
人間として扱われてきたのかと
被ばくを減らすために来てくれたんだと思っていた方に
被ばくを増やすようなさまざまな助言アドバイス
あるいは実質的な支持等ももあろうかと思いますが
その方が今度は福島県民の健康調査を行う検討委員をやられるというのですね
私達はモルモットなのかと 家畜なのかと そんな思いです
初め何の心配もない 全く問題がない と3月19日福島県に来復されてから言い続けていました
これは地元紙の昨日の新聞です
彼は今になって
逃げるにもとどまるにも一人ひとりの覚悟が必要だとおっしゃっています
わたしはこれを文字だけで読めばですね
おそらく みなさんも読んでいってうんうんとうなずく事もあるかもしれませんが
一つ本当に代表的だと言ってもいい
この記事を読んだある方の声の書き込みなんですがこれをご紹介したいと思います
愛する息子の父さんからです
今朝の新聞で山下氏へのインタビュー記事を拝読しました
わたしはこのブログに集う人とともに
他人を非難する事は嫌う人間のつもりでしたが久々に身体中に嫌悪感が走りました
おぞましいひとだ
体裁を整えて話していてもその実こんな事態なんだから多少の被ばくは仕方ないでしょ
被ばくしても必ず病気になる訳でもないのに
じゃぁあなた達いったいどこに住むつもりなの?
こっちが善意で言っているのに自主避難するなんてさと山下氏から言われているように感じたのは
わたしの被害妄想なのかわたしが冷静さを失っているのか
しばし自問自答するも
何故か若い頃に読んだ本で知った 日本を開戦から敗戦に導いた大本営の軍人の放漫さを思い出す始末
人それぞれ彼に対する意見はあるだろう
山下氏は福島県人と自分の根比べなどと
何のつもりか悲劇のヒーロー気取りなのは一体どういう事だろう
チョット待って、悲劇はうちの子となりの子 福島の子ども達の筈
福島の大人だって本当は悲劇だ
この人間は何者だ
おとなしい私でも今回は許さない
こんな人間にかかわりたくないけどかかわってしまっているので
NO!出て行きなさいの運動に今日からもっと積極的に参加しなければ悔しいな。ほんとに
あの、ホントに散文ではありますがこれが多くの福島県民の気持ちだと思います
実は彼は3月に福島に来た時には大変県民から支持されたと言いますか
ありがたられました
訳の分からない不安でいっぱい
そんな県民のなかに彼の大丈夫だ外に出なさい
何もしなくていい、健康影響は考えなくていいというのは
おそらくすがるような福島県民はですね 飛びついてしまった
しかし今は すっかり様相が変わりました
講演会を市民向けにやれば厳しい質問にさらされて
もはや開く事が出来ません
今彼が講演などしているのは医師や特定な人を対象にした公開されない講演会のみです
しかし、それらの参加者の中にもですね
疑問を持ってその内容を県民に紹介してくれる方がいます
最近医師たちの前で彼が行った講演で
何故自分が当初100ミリシーベルトでも安全だと言ったのかを解説されたそうです
医師たちが真っ先に逃げだして医療崩壊が起きないようにあえてそう言ったと説明したそうです
これはいく絵の意味でも馬鹿にした話しだと
福島県民を福島県内の意思をもバカにした話しだなと
改めて私は怒りがこみ上げてきました
福島県知事 佐藤雄平 様
佐藤雄平知事、あなたが任命した福島県放射線健康リスク管理アドバイザー・山下俊一氏は、私たち福島県民の被ばくを増やし、子どもたちの健康リスクを増やし続けています。
山下氏が最初に行うべきだったことは、3月12日、福島第一原発が水素爆発を起こし始めた時に、福島県民に退避を呼びかけることでした。彼の優れた知見と地位を活かせば、それは可能なことでした。もし、そのような行動をとっていたなら、県民は彼を心から尊敬し、感謝していたことでしょう。
しかし、彼はまったく正反対なことを行いました。自身が語る「最も危険な7日間」が終わった3月19日に福島に来た彼は、県民に向かい「健康への影響を考える必要はない」「大丈夫」「絶対この町にいて欲しい」と語りました。その後も放射線防護を呼びかけることは無く、福島に留まり通常の生活をするよう働きかけ続けています。
山下氏の言葉を信じた県民が今どのような気持ちか、知事、思いを至らせてください。己が信じた愚かさから、我が子を被ばくさせ、後悔と罪悪感に苦しむ親たちの気持ちを感じてください。そして、暑来を想像し、言い知れぬ恐怖に耐え続けている県民の気持ちを理解してください。
その山下氏を、新たに「県民健康管理調査」検討委員としたことは、到底受け入れられるものではありません。被ばくさせられた私たちの健康影響を調査する者に、最もふさわしくない人選です。
私たち福島県民は、知事、あなたに要求します。山下俊一氏を任命した責任者であるあなたが行うべきことは、放射線健康リスク管理アドバイザーを初めすべての県の役職から、彼を直ちに解任することです。
田中龍作氏 自由報道協会<ザ・ニュース>を続きを読むに転記します続きを読む
福島原子力発電所の事故よりずっと以前です。
その小出氏と原発推進派の杤山 修氏(前東北大、現原子力安全研究協会)を交えた
原子力に関するオープンフォーラムは2007年と2008年の2回開催されていました。
その時の短いダイジェスト版です
後半、京都大学原子炉実験所の今中哲二氏と小出裕章氏のコメントがあります
東北大学で行われる減す力討論会に出席
原子力を推進、反対双方が集まりました
栃山修氏×小出裕章氏
04:39
そもそもエネルギーの安全保障を目的に始まった日本の原子力開発
リスクを引き受けても推進する利益とはなんなのでしょうか
京都大学原子炉実験所
今中哲二氏
30年 40年原子力を眺めていて
一種の利権構造化をしている様なところがあるんですよね。原子力そのものが。
というのは
国の原子力予算ってありますよね
これは大体、毎年毎年5000億ぐらい、ずっとね
私が見るところ30年 40年続いているんですよ
それで、その中の主なところは
あの、いわゆる特別会計なんですよ「電源特会」
それで、いま道路会計問題になっていますよね
あれと似たようなもので、結局毎年何千億 何千億が
原子力開発、原子力研究にぼーっと流れている構造があって
原子力を、じゃぁ、本当は誰がやりたいのか、誰が薦めているのか、よく分からない部分がありますよね
ですからそういう、今言った原子力全体の利権システムというので流れているのと同時に
わたし最終的にはね
誰が睨んでいるかは知らないけれど
やっぱり、日本国が核武装していくための能力をいつも整えておくという事は
何処かであるんだと思いますよ
小出裕章氏
私達の原子力の世界では「パンドラの箱を開けた」というようなたとえをよく使いますけれども
一度もう、その箱を開けてしまったわけですね
そうすると、ま、色々なものが結局出てきたわけで
とりあえず今は何とか乗り切っているんですけれども
何が起きるか本当に分からないという状態でずっと進んできてしまっているわけです
原子力を選ぶか選ばないかというのは科学者だけの問題ではなくて
一人ひとりの人達がどういう生き方
どういう地球を作っていきたいという
そういう問題ですから
みなさんお一人お一人に考えていただくしかないのですけれども
私は科学という場所に携わっていますので
その特殊な場所にいる人間として
わたしの責任を果たしていきたいと思っているのです
原子力の専門家という立場で原子力に警告を発し続ける
そんな人間が必要だと小出さんや今中さんは言います
その批判や渓谷の先に究極の安全がある。
その信念は揺らぎません
東北大学での討論会の資料です
会の内容が細かく記されています
「第1回原子力に関するオープンフォーラム
『高レベル放射性廃棄物』に関する専門家と専門家の対話(2007年10月27日)記録
「第2回原子力に関するオープンフォーラム
『高レベル放射性廃棄物』に関する専門家と専門家の対話(2008年 8月30日)記録」
その小出氏と原発推進派の杤山 修氏(前東北大、現原子力安全研究協会)を交えた
原子力に関するオープンフォーラムは2007年と2008年の2回開催されていました。
その時の短いダイジェスト版です
後半、京都大学原子炉実験所の今中哲二氏と小出裕章氏のコメントがあります
東北大学で行われる減す力討論会に出席
原子力を推進、反対双方が集まりました
栃山修氏×小出裕章氏
04:39
そもそもエネルギーの安全保障を目的に始まった日本の原子力開発
リスクを引き受けても推進する利益とはなんなのでしょうか
京都大学原子炉実験所
今中哲二氏
30年 40年原子力を眺めていて
一種の利権構造化をしている様なところがあるんですよね。原子力そのものが。
というのは
国の原子力予算ってありますよね
これは大体、毎年毎年5000億ぐらい、ずっとね
私が見るところ30年 40年続いているんですよ
それで、その中の主なところは
あの、いわゆる特別会計なんですよ「電源特会」
それで、いま道路会計問題になっていますよね
あれと似たようなもので、結局毎年何千億 何千億が
原子力開発、原子力研究にぼーっと流れている構造があって
原子力を、じゃぁ、本当は誰がやりたいのか、誰が薦めているのか、よく分からない部分がありますよね
ですからそういう、今言った原子力全体の利権システムというので流れているのと同時に
わたし最終的にはね
誰が睨んでいるかは知らないけれど
やっぱり、日本国が核武装していくための能力をいつも整えておくという事は
何処かであるんだと思いますよ
小出裕章氏
私達の原子力の世界では「パンドラの箱を開けた」というようなたとえをよく使いますけれども
一度もう、その箱を開けてしまったわけですね
そうすると、ま、色々なものが結局出てきたわけで
とりあえず今は何とか乗り切っているんですけれども
何が起きるか本当に分からないという状態でずっと進んできてしまっているわけです
原子力を選ぶか選ばないかというのは科学者だけの問題ではなくて
一人ひとりの人達がどういう生き方
どういう地球を作っていきたいという
そういう問題ですから
みなさんお一人お一人に考えていただくしかないのですけれども
私は科学という場所に携わっていますので
その特殊な場所にいる人間として
わたしの責任を果たしていきたいと思っているのです
原子力の専門家という立場で原子力に警告を発し続ける
そんな人間が必要だと小出さんや今中さんは言います
その批判や渓谷の先に究極の安全がある。
その信念は揺らぎません
東北大学での討論会の資料です
会の内容が細かく記されています
「第1回原子力に関するオープンフォーラム
『高レベル放射性廃棄物』に関する専門家と専門家の対話(2007年10月27日)記録
「第2回原子力に関するオープンフォーラム
『高レベル放射性廃棄物』に関する専門家と専門家の対話(2008年 8月30日)記録」
06.25
Sat
モーニングバードがちゃんとした取材をしてくれた事が嬉しかったので
書き出しましたヽ(。◕ᆺ◕)ノ
近頃本屋さんでコーナーが出来るほど注目を浴びているのが原発の本なんですが
今日発売になります小出裕章さんが書かれた「原発のウソ」という本がネットの予約でも殺到しています
著者の本音に迫りました
東京渋谷のMARUZEN&ジュンク堂書店、ここで人気なのも小出さんの本
「原子力の専門家のかたで、リスクをきちんと語って下さっているというところに
読者の信頼が言っているのかなと感じます」
著者の小出さんは東北大学で原子力を学び
1974年から京都大学原子炉実験所で働く専門家
しかし、福島原発の事故が起きる前から原発は危険だと主張
反対活動にも参加している
「私は電気が欲しくて原子力発電所を都会に建てるというなら
まだ認める余地があると思いますけれども
自分達が欲しい電気のために危険だけは別の所に押し付けるということは
基本的にもう認めることができない」
その姿勢をかわれて先日福島原発事故を受けて開かれた
参議院行政監視委員会にも参加した
「私達がどんなに事故が起きて欲しくないと願ったところで
破局的事故の可能性は常に残ります。
そこで原子力を推進する人達がどういう対策をとったかというと
想定不適当という烙印を押して無視してしまうということにした」
今回委員会はあえて40年ちかく原発反対を訴え続けた厳しい意見が必要と感じ参考人を依頼したという
しかし、その反原発の立場のせいか原子力の最前線で働きながらも
小出さんの肩書は37年間助教
すなわち助手だ
玉川・国が認めている様な推進の方向でですね
原子力の研究をやっている人は
たとえば研究費なんかも潤沢にもらえたりとか
それだけじゃない余禄も色々あるように聞いているんですけれども
小出:ま、あるでしょうね
別にそんな事は生きるという事と関係ない事です
玉川・かりそめの名誉だと思いますけど
お金、ポスト、これ以上に大事だったものは小出さんにとって何なんですか?
小出:自分が嫌だと思う事はしないという事ですね
玉川・助教という立場ですね。今。ポストとしては
小出:そうです
玉川・あの、同期の方なんかで教授になっている方もきっといらっしゃると思うんですけれども
そういう自分の人生で、あれ、チョットもしかしたら損したかもしれないと思った事とかは無いんですか?
小出:一度もありません。
37年間、最下層の教員なんです
私はその最下層の教員でい続けたがために誰にも命令をしないで
自分のやりたいことだけをやり続けることができたという意味で
最高のポストだったと思っています
玉川・少なくとも京大の教員の一人という事で居続けるという事自体も
もしかしたらその立場だったら無くなってもおかしくなかったんじゃないかって私は思うんですね
小出:京都大学という大学は一人ひとりの教員の自主性独創性を重んじるという
そういう校風の、日本の中でも一番に強いと言ってもいい位の大学ですので
そういう大学で私がハレンチ罪も犯さなければウソも付かないと
自分なりの信じた仕事をし続けるということであれば私をクビにするという事は
京都大学としては事実としてなかったという事です
なるほど
こういう方の考えが今受け入れられているという事なんですね
長年反原発をうたってきた小出裕章さんの「原発のウソ」は
アマゾンのベストセラーランキングでも11位に入っているほどの人気ぶりだという事です
羽鳥:玉川さん実際にお話し聞いてみてどうですか
やなことはやらないってなかなかこれは言いきれないし実践できないと思うんですけど
玉川:いや、そういう表面的な話しじゃなくてやっぱり反骨なんですよこの人は
反骨というのは 一つは生き方でもあるし・・・魂なんだなって思いましたね
だから、それは
明らかにその生き方は損だと分かっていても もうそれは止められないんですよ 魂がそうだから
で、小出さんはそういう人だと思う
松尾・ご本人は損だと思った事は一回もないとおっしゃっていますから
玉川:ま、それは彼のプライドだと思うんですが
損だって事は、現実に損だって事は現実的にあるんです まちがいなく
この、京大だからのこれたって言う話しの後に
東大だったら残れてないと思うって
編集で落とされちゃってますけど
東大だったら私は残れていないと思いますと
羽鳥・それはなんでですか?
玉川:東大と京大ってすごい違いがあるんですよ。ええ。
赤江:つくづくね玉川さん、 あの安全神話のもとで想定することすらしない
考える事すらを止めるというという事態が続いていたんですね
玉川:国会に行ったのも
私は政治は大嫌いだとおっしゃっていました
だから、そういうところには行きたくないんだと
だけど、反原発ではあっても私は専門家としてこうしてやってきて
で、こういう事態になった事にやはり責任があると思う
だから、行きたくないけど行ったんだというふうにおっしゃっていました
国会には・・
御用学者といわれる人はホイホイと行きますよ。国会に
でも彼は行きたくないから行かなかった
でも今回はそれでも責任があると思って行ったって言うんです
羽鳥・国策として原発が推進され、安全だと言われている中で
こういう主義主張をし続けたというのは
これは相当な精神力で、辛い事もあったとおもうんですけれども
松尾・一番注目を集めているのが
こういう悲劇的な恐れていた事が起きたことがきっかけになっているという事も皮肉ですよね
玉川:それもおっしゃっていましたね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
少しずつですが、民放でも小出先生が紹介されるようになってきました
今までなら、ほんの一言だったけど
この頃はきちんと放送してくれる事が多くなってきた
もっともっと、一般の方々に知って欲しいと願っています
小出裕章氏参議院5/23 行政監視委員会①(内容全て書き出し)
行政委員会での小出裕章先生です↑
書き出しましたヽ(。◕ᆺ◕)ノ
近頃本屋さんでコーナーが出来るほど注目を浴びているのが原発の本なんですが
今日発売になります小出裕章さんが書かれた「原発のウソ」という本がネットの予約でも殺到しています
著者の本音に迫りました
東京渋谷のMARUZEN&ジュンク堂書店、ここで人気なのも小出さんの本
「原子力の専門家のかたで、リスクをきちんと語って下さっているというところに
読者の信頼が言っているのかなと感じます」
著者の小出さんは東北大学で原子力を学び
1974年から京都大学原子炉実験所で働く専門家
しかし、福島原発の事故が起きる前から原発は危険だと主張
反対活動にも参加している
「私は電気が欲しくて原子力発電所を都会に建てるというなら
まだ認める余地があると思いますけれども
自分達が欲しい電気のために危険だけは別の所に押し付けるということは
基本的にもう認めることができない」
その姿勢をかわれて先日福島原発事故を受けて開かれた
参議院行政監視委員会にも参加した
「私達がどんなに事故が起きて欲しくないと願ったところで
破局的事故の可能性は常に残ります。
そこで原子力を推進する人達がどういう対策をとったかというと
想定不適当という烙印を押して無視してしまうということにした」
今回委員会はあえて40年ちかく原発反対を訴え続けた厳しい意見が必要と感じ参考人を依頼したという
しかし、その反原発の立場のせいか原子力の最前線で働きながらも
小出さんの肩書は37年間助教
すなわち助手だ
玉川・国が認めている様な推進の方向でですね
原子力の研究をやっている人は
たとえば研究費なんかも潤沢にもらえたりとか
それだけじゃない余禄も色々あるように聞いているんですけれども
小出:ま、あるでしょうね
別にそんな事は生きるという事と関係ない事です
玉川・かりそめの名誉だと思いますけど
お金、ポスト、これ以上に大事だったものは小出さんにとって何なんですか?
小出:自分が嫌だと思う事はしないという事ですね
玉川・助教という立場ですね。今。ポストとしては
小出:そうです
玉川・あの、同期の方なんかで教授になっている方もきっといらっしゃると思うんですけれども
そういう自分の人生で、あれ、チョットもしかしたら損したかもしれないと思った事とかは無いんですか?
小出:一度もありません。
37年間、最下層の教員なんです
私はその最下層の教員でい続けたがために誰にも命令をしないで
自分のやりたいことだけをやり続けることができたという意味で
最高のポストだったと思っています
玉川・少なくとも京大の教員の一人という事で居続けるという事自体も
もしかしたらその立場だったら無くなってもおかしくなかったんじゃないかって私は思うんですね
小出:京都大学という大学は一人ひとりの教員の自主性独創性を重んじるという
そういう校風の、日本の中でも一番に強いと言ってもいい位の大学ですので
そういう大学で私がハレンチ罪も犯さなければウソも付かないと
自分なりの信じた仕事をし続けるということであれば私をクビにするという事は
京都大学としては事実としてなかったという事です
なるほど
こういう方の考えが今受け入れられているという事なんですね
長年反原発をうたってきた小出裕章さんの「原発のウソ」は
アマゾンのベストセラーランキングでも11位に入っているほどの人気ぶりだという事です
羽鳥:玉川さん実際にお話し聞いてみてどうですか
やなことはやらないってなかなかこれは言いきれないし実践できないと思うんですけど
玉川:いや、そういう表面的な話しじゃなくてやっぱり反骨なんですよこの人は
反骨というのは 一つは生き方でもあるし・・・魂なんだなって思いましたね
だから、それは
明らかにその生き方は損だと分かっていても もうそれは止められないんですよ 魂がそうだから
で、小出さんはそういう人だと思う
松尾・ご本人は損だと思った事は一回もないとおっしゃっていますから
玉川:ま、それは彼のプライドだと思うんですが
損だって事は、現実に損だって事は現実的にあるんです まちがいなく
この、京大だからのこれたって言う話しの後に
東大だったら残れてないと思うって
編集で落とされちゃってますけど
東大だったら私は残れていないと思いますと
羽鳥・それはなんでですか?
玉川:東大と京大ってすごい違いがあるんですよ。ええ。
赤江:つくづくね玉川さん、 あの安全神話のもとで想定することすらしない
考える事すらを止めるというという事態が続いていたんですね
玉川:国会に行ったのも
私は政治は大嫌いだとおっしゃっていました
だから、そういうところには行きたくないんだと
だけど、反原発ではあっても私は専門家としてこうしてやってきて
で、こういう事態になった事にやはり責任があると思う
だから、行きたくないけど行ったんだというふうにおっしゃっていました
国会には・・
御用学者といわれる人はホイホイと行きますよ。国会に
でも彼は行きたくないから行かなかった
でも今回はそれでも責任があると思って行ったって言うんです
羽鳥・国策として原発が推進され、安全だと言われている中で
こういう主義主張をし続けたというのは
これは相当な精神力で、辛い事もあったとおもうんですけれども
松尾・一番注目を集めているのが
こういう悲劇的な恐れていた事が起きたことがきっかけになっているという事も皮肉ですよね
玉川:それもおっしゃっていましたね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
少しずつですが、民放でも小出先生が紹介されるようになってきました
今までなら、ほんの一言だったけど
この頃はきちんと放送してくれる事が多くなってきた
もっともっと、一般の方々に知って欲しいと願っています
小出裕章氏参議院5/23 行政監視委員会①(内容全て書き出し)
行政委員会での小出裕章先生です↑
06.24
Fri
・放射線量の高い庭の芝生をどうしたらいいか
・土壌の表土を5センチはぎ取ると安全になるのか
・ガンダーセン博士の言うホットパーティクルについて
・関西地方にも放射能は届いているのか
・もんじゅの落下装置引き上げについて
6月23日木曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
【福島原発】6/23/木★高速増殖原型炉「もんじゅ」
<参考>
ドイツのリスナーの方がおっしゃっている博士の発言のYOUTUBE と内容です
「東京でも毎日10個ホット・パーティクルを呼吸していた」ガンダーセン博士
落下機器 引き抜き開始 もんじゅで作業進む
中日新聞2011年6月24日
燃料交換用機器の引き抜きを進める作業員ら。
右側のクレーンの下に機器の出し入れ口がある=23日夜、敦賀市のもんじゅで
高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の原子炉容器内で昨年八月、
重さ三・三トンの燃料交換用機器が落下した事故で、日本原子力研究開発機構は
二十三日午後八時五十分から、引き抜き作業を始めた。
早ければ二十四日朝までに回収。その後機器や原子炉容器の損傷具合を調べ、秋ごろの復旧を目指す。
機器は長さ十二メートル、直径四十六センチの円筒形で、落下の衝撃で変形し、出し入れ口から抜けなくなった。
機構はつり上げ装置を造って出し入れ口の内管ごと引き抜く方針を決定。
出し入れ口には原子炉容器内のナトリウムが空気と触れて発火しないよう、
外気と遮断する伸縮式の密閉容器を設置し、不活性ガスを入れる。
クレーンを使ってその中で装置を動かし一時間に一・五メートルほどのペースでつり上げる。
機器は冷却して搬出する。
事故は燃料交換終了後に発生。
機器を二メートル引き上げた際、落下した。
機構は昨年十月に二回引き抜きを試みたが失敗していた。 (立石智保)
準備長引き開始遅れる
日本原子力研究開発機構は当初、同日午後二時ごろにも引き抜き開始の予定だったが、
作業に遅れが出て夜にずれ込んだ。
この日は作業員二十三人で午前八時前から準備作業を開始。
機器に取り付けたつり上げ装置とクレーンを接続したり、機器の出し入れ口に付け、
内部を不活性ガスで満たした伸縮式の密閉容器にガス漏れがないかなど最終確認を進めた。
密閉容器は出し入れ口の筒形の台上に設置しているが、
台には引き抜き中に機器が左右にぶれた場合、外側から押して固定する長さ六十センチの棒が、
台と垂直に四本差し込んである。
三本は二十二日までに差し込んでいたが、
この日残りの一本を差し込む際、棒の取りつけ部をふさぐ消耗品のゴムが傷ついた。
密閉容器と同様に台も不活性ガスで満たされているため、
ガス漏れを防ぐゴムの取り換えなどが必要になり、引き抜き開始が遅れた。
もんじゅに関する説明
もんじゅ・・・23日に引き揚げ作業開始
もんじゅ内部の映像と避難地図
もんじゅの引き上げ、何もない事を祈ります。
続きを読むに内容書き出しました続きを読む
・土壌の表土を5センチはぎ取ると安全になるのか
・ガンダーセン博士の言うホットパーティクルについて
・関西地方にも放射能は届いているのか
・もんじゅの落下装置引き上げについて
6月23日木曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
【福島原発】6/23/木★高速増殖原型炉「もんじゅ」
<参考>
ドイツのリスナーの方がおっしゃっている博士の発言のYOUTUBE と内容です
「東京でも毎日10個ホット・パーティクルを呼吸していた」ガンダーセン博士
落下機器 引き抜き開始 もんじゅで作業進む
中日新聞2011年6月24日
燃料交換用機器の引き抜きを進める作業員ら。
右側のクレーンの下に機器の出し入れ口がある=23日夜、敦賀市のもんじゅで
高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の原子炉容器内で昨年八月、
重さ三・三トンの燃料交換用機器が落下した事故で、日本原子力研究開発機構は
二十三日午後八時五十分から、引き抜き作業を始めた。
早ければ二十四日朝までに回収。その後機器や原子炉容器の損傷具合を調べ、秋ごろの復旧を目指す。
機器は長さ十二メートル、直径四十六センチの円筒形で、落下の衝撃で変形し、出し入れ口から抜けなくなった。
機構はつり上げ装置を造って出し入れ口の内管ごと引き抜く方針を決定。
出し入れ口には原子炉容器内のナトリウムが空気と触れて発火しないよう、
外気と遮断する伸縮式の密閉容器を設置し、不活性ガスを入れる。
クレーンを使ってその中で装置を動かし一時間に一・五メートルほどのペースでつり上げる。
機器は冷却して搬出する。
事故は燃料交換終了後に発生。
機器を二メートル引き上げた際、落下した。
機構は昨年十月に二回引き抜きを試みたが失敗していた。 (立石智保)
準備長引き開始遅れる
日本原子力研究開発機構は当初、同日午後二時ごろにも引き抜き開始の予定だったが、
作業に遅れが出て夜にずれ込んだ。
この日は作業員二十三人で午前八時前から準備作業を開始。
機器に取り付けたつり上げ装置とクレーンを接続したり、機器の出し入れ口に付け、
内部を不活性ガスで満たした伸縮式の密閉容器にガス漏れがないかなど最終確認を進めた。
密閉容器は出し入れ口の筒形の台上に設置しているが、
台には引き抜き中に機器が左右にぶれた場合、外側から押して固定する長さ六十センチの棒が、
台と垂直に四本差し込んである。
三本は二十二日までに差し込んでいたが、
この日残りの一本を差し込む際、棒の取りつけ部をふさぐ消耗品のゴムが傷ついた。
密閉容器と同様に台も不活性ガスで満たされているため、
ガス漏れを防ぐゴムの取り換えなどが必要になり、引き抜き開始が遅れた。
もんじゅに関する説明
もんじゅ・・・23日に引き揚げ作業開始
もんじゅ内部の映像と避難地図
もんじゅの引き上げ、何もない事を祈ります。
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わたしの中では生きていくための概念が180度転換した今
できるだけ新鮮で賞味期限が先の物を購入していたのに
今では出来るだけ古い物(賞味期限が直近の物)を探している自分に気が付く
(割引になっていたりしてラッキーなことしばしばあるけどd(◕‿-。) ネ❤)
今日も買い物をしていて分からなくなった
製造年月日が商品に記入されなくなってもう何年も経つ
賞味期限、消費期限の表示になってからも
これっていつ作ったんだろう(。◔‸◔。)??
いつも思っていた
だって、同じ日につくった物でも添加物とかで賞味期限は変わるでしょ?
その複雑なシステムが今は非常にめんどうくさい
いつ作ったものなのかが見えないのだ
鮭缶が買いたいと思った
缶の裏に印字している数字は2013 6 1
私は悩んだ
何か月前につくったんだろう?
もしも賞味期限が2年間だったなら
今年の6月に製造した事になる
もしかしたら放射能入りの缶詰かもしれない・・・
マヨネーズもなかったので買いたいと思った
0012 2 16の賞味期限の商品がほとんどだったが
棚の裏から0011 10 10の物が一つ出てきた
今までの私なら考えもしないが
もちろん迷わず賞味期限が遠く、多分製造年月日が近いと思われるものをゲットしていた筈の私が
けれど今回は迷わず古そうな(出来るだけ以前につくったと思われる)商品のほうをゲットした
2月26日の商品も一応購入てみた
マヨネーズなら1年ぐらい平気かな?って思ったから・・・
(結果は10か月だったので2012年1月賞味期限まで安心だった><)
こんなふうに今、買い物ですごく悩んでいる
特に魚の缶詰はストックもできるからお金があるなら311前の商品を買いだめしたいくらい( ´艸`)★。、::。.::・'゜
お金がないから買えないんだけど・・・><;
もっともっと賞味期限って単純なのかと思っていた
たとえば缶詰は何カ月
乾物は何カ月
レトルトは何カ月
冷凍食品、スナック菓子
何もかも簡潔に法律で定められているのかと思ったら
とんでもない・・・
メーカーごとだったのですね
なぜ、製造年月日が見えなくなったのか
前から何となく私はやな感じしていたけれど
今みたいなことになると製造年月日の大事さがひしひしと感じられてきます
という事でちょっとだけ調べてみました
ワカメやヒジキ ゴマ 切干大根などの乾物は今回は出てきませんでしたが
とりあえず、缶詰はほぼ3年
マヨネーズは10か月
少しだけ分かりましたので
メーカーと商品の賞味期限が製造年月日から何日後なのか
続きを読むに記載します
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できるだけ新鮮で賞味期限が先の物を購入していたのに
今では出来るだけ古い物(賞味期限が直近の物)を探している自分に気が付く
(割引になっていたりしてラッキーなことしばしばあるけどd(◕‿-。) ネ❤)
今日も買い物をしていて分からなくなった
製造年月日が商品に記入されなくなってもう何年も経つ
賞味期限、消費期限の表示になってからも
これっていつ作ったんだろう(。◔‸◔。)??
いつも思っていた
だって、同じ日につくった物でも添加物とかで賞味期限は変わるでしょ?
その複雑なシステムが今は非常にめんどうくさい
いつ作ったものなのかが見えないのだ
鮭缶が買いたいと思った
缶の裏に印字している数字は2013 6 1
私は悩んだ
何か月前につくったんだろう?
もしも賞味期限が2年間だったなら
今年の6月に製造した事になる
もしかしたら放射能入りの缶詰かもしれない・・・
マヨネーズもなかったので買いたいと思った
0012 2 16の賞味期限の商品がほとんどだったが
棚の裏から0011 10 10の物が一つ出てきた
今までの私なら考えもしないが
もちろん迷わず賞味期限が遠く、多分製造年月日が近いと思われるものをゲットしていた筈の私が
けれど今回は迷わず古そうな(出来るだけ以前につくったと思われる)商品のほうをゲットした
2月26日の商品も一応購入てみた
マヨネーズなら1年ぐらい平気かな?って思ったから・・・
(結果は10か月だったので2012年1月賞味期限まで安心だった><)
こんなふうに今、買い物ですごく悩んでいる
特に魚の缶詰はストックもできるからお金があるなら311前の商品を買いだめしたいくらい( ´艸`)★。、::。.::・'゜
お金がないから買えないんだけど・・・><;
もっともっと賞味期限って単純なのかと思っていた
たとえば缶詰は何カ月
乾物は何カ月
レトルトは何カ月
冷凍食品、スナック菓子
何もかも簡潔に法律で定められているのかと思ったら
とんでもない・・・
メーカーごとだったのですね
なぜ、製造年月日が見えなくなったのか
前から何となく私はやな感じしていたけれど
今みたいなことになると製造年月日の大事さがひしひしと感じられてきます
という事でちょっとだけ調べてみました
ワカメやヒジキ ゴマ 切干大根などの乾物は今回は出てきませんでしたが
とりあえず、缶詰はほぼ3年
マヨネーズは10か月
少しだけ分かりましたので
メーカーと商品の賞味期限が製造年月日から何日後なのか
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<日本語訳:Junebloke>
福島原発放出高放射性物質がSeattleまで飛散!ガイガーでは計測不能!
6/12 ガンダーセン博士
Fairewindsのガンダーセンです。
先週CNNで福島原発放出放射能が初期の計算の2倍の量に再計算された事と、
日本中で高放射性物質を観測した事を述べました。
今回は、この事についての詳細とその意味を解説します。
東電は、最初の1週間で福島原発が放出した放射能量を再計算しました。
最初の計算と再計算では、実に2倍の放出量になりました。
予想とは違う大量の放射性物質が放出されていたのです。
2倍の放出量の内、新たにはじき出された放出放射性物質のほとんどが、
ホット・パーティクル(プルトニウムを含む高放射性粒子)です。
理由を説明します。
核燃料がメルトダウンした後で、放射性ガスになって排出されたのです。
ガスはキセノン(キセノン135は中性子吸収能力があり、原子力発電分野では「毒物質」として働く。核分裂生成物として発生)と
クリプトン(原子番号36の元素、元素記号はKr。希ガス元素の1つ)です。
奇ガスで、これらは反応しません。
これらのガスは、ガンマ線と一緒に周辺にあり、住民を放射線で攻撃しているのです。
この計算は非常に率直ですが、東電の再計算ではありません。保安院のものです。
キセノンとクリプトンの計算予測放出量はここに含まれるのです。
これにより大量のホット・パーティクル(高放射性粒子)があるのがわかるのです。
思い出して下さい、総ての高放射性物質は1・2・3・4号機の爆発中に計測されたのです。
いまだに98%の放射性核物質は、原子炉内部にあるのです。
しかしながら、この新たな放射性物質は、ホット・パーティクルに変化しました。
これには、セシウム、ストロンチウム、プルトニウム、ウラン、コバルト60や他の各種放射性物質が含まれます。
皆さんが外出し、奇ガスの雲に入ったら、ガイガー放射能検出機でわかるでしょう。
ガンマ線の攻撃を受けるからです。
しかしながら、皆さんがホット・パーティクルに中に入って、それが何種類もあっても、
とてもとても一つのホット・パーティクルを検出するのはガイガーでは至難の業でしょう。
しかし、それが危険でないと言うわけではないのです。
我々の独立した科学者が、日本のエアーフィルターから発見したのです。
東京でホット・パーティクル(プルトニウム含む微細高放射性物質)が、
4月中でも毎日、日に一人当たり10個呼吸したと計測されています。
福島では、日に一人当たり10個 X 30~40倍呼吸したと思われます。
驚いたことに、シアトルのエアー・フィルターでも、
日に一人当たり5個のホット・パーティクルが4月中毎日観測されました。
ホット・パーティクル(プルトニウム含む高放射性粒子)は、
人間の肺に留まり、消化器官、内臓筋肉、骨に溜まり、放射線を出し続けます。
微細放射性粒子として細胞を攻撃し続けます。
肺細胞内部ホット・パーティクルの写真です。
どの様にホット・パーティクルが肺細胞を攻撃し続けるかがわかります。
多くの場合、人間の身体は耐性があり勝ちますが、
時にはホット・パーティクルは、ガンの原因になります。
ですから、大変憂慮すべきことなのです。
ガイガーカウンターで誰かの肺の計測をできるなら挑戦してみてください。
外部なら高放射性物質が反応するでしょうが、
ホット・パーティクルは体外に排出されず、各細胞を痛めつけるのです。
*高放射性物質は呼吸時、吸入時は計測不能!
日本で、鉄の味を感じた人たちの多数の報告がありました。
鉄の味を感じたのが報告されたのは福島原発事故が初めてではありません。
スリーマイル原発事故、チェルノブイリ事故の時も周辺住民から同様の報告がありました。
患者が、癌の放射線治療を受診した時に、鉄の味を舌で感じる事が報告されています。
放射性粒子は計測が難しいが、福島原発事故、スリーマイル原発事故、チェルノブイリ事故の時に、
周辺住民が舌で鉄の味を感じていたのです。
-END-
3月22日以降
舌が鉄の味をしていました。゚(゚´Д`゚)゚。
福島原発放出高放射性物質がSeattleまで飛散!ガイガーでは計測不能!
6/12 ガンダーセン博士
Fairewindsのガンダーセンです。
先週CNNで福島原発放出放射能が初期の計算の2倍の量に再計算された事と、
日本中で高放射性物質を観測した事を述べました。
今回は、この事についての詳細とその意味を解説します。
東電は、最初の1週間で福島原発が放出した放射能量を再計算しました。
最初の計算と再計算では、実に2倍の放出量になりました。
予想とは違う大量の放射性物質が放出されていたのです。
2倍の放出量の内、新たにはじき出された放出放射性物質のほとんどが、
ホット・パーティクル(プルトニウムを含む高放射性粒子)です。
理由を説明します。
核燃料がメルトダウンした後で、放射性ガスになって排出されたのです。
ガスはキセノン(キセノン135は中性子吸収能力があり、原子力発電分野では「毒物質」として働く。核分裂生成物として発生)と
クリプトン(原子番号36の元素、元素記号はKr。希ガス元素の1つ)です。
奇ガスで、これらは反応しません。
これらのガスは、ガンマ線と一緒に周辺にあり、住民を放射線で攻撃しているのです。
この計算は非常に率直ですが、東電の再計算ではありません。保安院のものです。
キセノンとクリプトンの計算予測放出量はここに含まれるのです。
これにより大量のホット・パーティクル(高放射性粒子)があるのがわかるのです。
思い出して下さい、総ての高放射性物質は1・2・3・4号機の爆発中に計測されたのです。
いまだに98%の放射性核物質は、原子炉内部にあるのです。
しかしながら、この新たな放射性物質は、ホット・パーティクルに変化しました。
これには、セシウム、ストロンチウム、プルトニウム、ウラン、コバルト60や他の各種放射性物質が含まれます。
皆さんが外出し、奇ガスの雲に入ったら、ガイガー放射能検出機でわかるでしょう。
ガンマ線の攻撃を受けるからです。
しかしながら、皆さんがホット・パーティクルに中に入って、それが何種類もあっても、
とてもとても一つのホット・パーティクルを検出するのはガイガーでは至難の業でしょう。
しかし、それが危険でないと言うわけではないのです。
我々の独立した科学者が、日本のエアーフィルターから発見したのです。
東京でホット・パーティクル(プルトニウム含む微細高放射性物質)が、
4月中でも毎日、日に一人当たり10個呼吸したと計測されています。
福島では、日に一人当たり10個 X 30~40倍呼吸したと思われます。
驚いたことに、シアトルのエアー・フィルターでも、
日に一人当たり5個のホット・パーティクルが4月中毎日観測されました。
ホット・パーティクル(プルトニウム含む高放射性粒子)は、
人間の肺に留まり、消化器官、内臓筋肉、骨に溜まり、放射線を出し続けます。
微細放射性粒子として細胞を攻撃し続けます。
肺細胞内部ホット・パーティクルの写真です。
どの様にホット・パーティクルが肺細胞を攻撃し続けるかがわかります。
多くの場合、人間の身体は耐性があり勝ちますが、
時にはホット・パーティクルは、ガンの原因になります。
ですから、大変憂慮すべきことなのです。
ガイガーカウンターで誰かの肺の計測をできるなら挑戦してみてください。
外部なら高放射性物質が反応するでしょうが、
ホット・パーティクルは体外に排出されず、各細胞を痛めつけるのです。
*高放射性物質は呼吸時、吸入時は計測不能!
日本で、鉄の味を感じた人たちの多数の報告がありました。
鉄の味を感じたのが報告されたのは福島原発事故が初めてではありません。
スリーマイル原発事故、チェルノブイリ事故の時も周辺住民から同様の報告がありました。
患者が、癌の放射線治療を受診した時に、鉄の味を舌で感じる事が報告されています。
放射性粒子は計測が難しいが、福島原発事故、スリーマイル原発事故、チェルノブイリ事故の時に、
周辺住民が舌で鉄の味を感じていたのです。
-END-
3月22日以降
舌が鉄の味をしていました。゚(゚´Д`゚)゚。
06.23
Thu
沖縄戦を体験した祖母に話しを聞きに行き
当時19歳だった祖母が60年以上たった今も
心の傷が癒えていないことを感じ取った嘉味田朝香(かみだともか)さんは
その事を詩にしました
6月23日沖縄慰霊の日
慰霊式典で浦添私立仲西中学校2年生の嘉味田朝香さんが
「幸せの一枚」の詩を朗読されました
菅総理の演説の直前でした
とても感動したしでしたので内容を書き出します
クリアな画面の彼女の動画がない事が残念です
幸せの一枚
浦添市立仲西中学校2年生 嘉味田朝香
私の祖母が持つ 一枚の写真
何年も経つけれど 忘れられない言葉 忘れられない笑顔
小学生の頃 先生が出した宿題
家族から戦争の話しを聞いてくる事
急いで出かけた祖母の家
祖母は何も言わず棚の上から一枚の写真を取り出した
古びた写真に写る子ども達
満面の笑顔の男の子 勝ち気そうな女の子
おとなしそうにはにかむ笑顔 豪快に口を開けた笑顔
沢山の笑顔
一人ひとりの目は未来を見つめ キラキラ輝いている
「この人だあれ?」真ん中に写る女性を指さす
祖母に尋ねる
祖母は淋しそうに笑い
「わたし」
一言だけ答えた
一人ひとりの顔をいとおしそうに懐かしそうに
指でなぞるように 眺めながら 時が止まる
「この子たちは?」
再び祖母に尋ねる私
「おばぁちゃんの生徒達 大切な 大切な 生徒達」
「みんなどうなったの?」
祖母は答えなかった
ずっと、黙ったままだった
幼い私にも
祖母の深い悲しみが 深い苦しみが 痛いほど伝わった
長い沈黙の後祖母は
「どうして戦争なんてするのかね 戦争さえなかったらみんな幸せだったのに」
わたしはもう一度写真を見た
みんな笑っている
幸せそうに笑っている
愛する家族がいたはずだ
沢山の夢があったはずだ
大人になる その日を夢見ていたはずだ
その笑顔を 幸せを 奪った戦争を私は許さない
絶対に 許せない
祖母は多くを語らない
私はあれ以来あの写真を見てはいない
祖母の家に眠る一枚の写真
それに込められた祖母の想い
もう何年も経つけれど忘れない
私はずっと 忘れない
私達が忘れない限り 平和は続くだろう
だからこそ 忘れてはいけない
この地には 沢山の笑顔が 沢山の夢が 眠っている事を
今の日本は 戦争中と変わらないと 小出先生はおっしゃいます
それくらいの状態にいる事に気が付いている日本人は、何割ぐらいいるのでしょうか
今の子ども達ってすごいと思います
こんなに素晴らしい詩を書いて
感動をいっぱい貰って、いっぱい考えさせられて、涙が出ました
こんなに素晴らしい子どもたちを今、守っていくのは
わたしたち大人なんだと・・・
わたしたち大人しかいないんだと・・・
慰霊の日のセレモニーを見ながら
現実と照らし合わせ
あらためて考えた一日でした
当時19歳だった祖母が60年以上たった今も
心の傷が癒えていないことを感じ取った嘉味田朝香(かみだともか)さんは
その事を詩にしました
6月23日沖縄慰霊の日
慰霊式典で浦添私立仲西中学校2年生の嘉味田朝香さんが
「幸せの一枚」の詩を朗読されました
菅総理の演説の直前でした
とても感動したしでしたので内容を書き出します
クリアな画面の彼女の動画がない事が残念です
幸せの一枚
浦添市立仲西中学校2年生 嘉味田朝香
私の祖母が持つ 一枚の写真
何年も経つけれど 忘れられない言葉 忘れられない笑顔
小学生の頃 先生が出した宿題
家族から戦争の話しを聞いてくる事
急いで出かけた祖母の家
祖母は何も言わず棚の上から一枚の写真を取り出した
古びた写真に写る子ども達
満面の笑顔の男の子 勝ち気そうな女の子
おとなしそうにはにかむ笑顔 豪快に口を開けた笑顔
沢山の笑顔
一人ひとりの目は未来を見つめ キラキラ輝いている
「この人だあれ?」真ん中に写る女性を指さす
祖母に尋ねる
祖母は淋しそうに笑い
「わたし」
一言だけ答えた
一人ひとりの顔をいとおしそうに懐かしそうに
指でなぞるように 眺めながら 時が止まる
「この子たちは?」
再び祖母に尋ねる私
「おばぁちゃんの生徒達 大切な 大切な 生徒達」
「みんなどうなったの?」
祖母は答えなかった
ずっと、黙ったままだった
幼い私にも
祖母の深い悲しみが 深い苦しみが 痛いほど伝わった
長い沈黙の後祖母は
「どうして戦争なんてするのかね 戦争さえなかったらみんな幸せだったのに」
わたしはもう一度写真を見た
みんな笑っている
幸せそうに笑っている
愛する家族がいたはずだ
沢山の夢があったはずだ
大人になる その日を夢見ていたはずだ
その笑顔を 幸せを 奪った戦争を私は許さない
絶対に 許せない
祖母は多くを語らない
私はあれ以来あの写真を見てはいない
祖母の家に眠る一枚の写真
それに込められた祖母の想い
もう何年も経つけれど忘れない
私はずっと 忘れない
私達が忘れない限り 平和は続くだろう
だからこそ 忘れてはいけない
この地には 沢山の笑顔が 沢山の夢が 眠っている事を
今の日本は 戦争中と変わらないと 小出先生はおっしゃいます
それくらいの状態にいる事に気が付いている日本人は、何割ぐらいいるのでしょうか
今の子ども達ってすごいと思います
こんなに素晴らしい詩を書いて
感動をいっぱい貰って、いっぱい考えさせられて、涙が出ました
こんなに素晴らしい子どもたちを今、守っていくのは
わたしたち大人なんだと・・・
わたしたち大人しかいないんだと・・・
慰霊の日のセレモニーを見ながら
現実と照らし合わせ
あらためて考えた一日でした
06.23
Thu
2011年5月23日参議院 行政委員会質疑応答
参考人
京都大学原子炉実験所助教 小出 裕章君
芝浦工業大学非常勤講師 後藤 政志君
神戸大学名誉教授 石橋 克彦君
ソフトバンク株式会社代表取締役社長 孫 正義君
日本共産党 田村智子議員
・浜岡原発の安全対策について 石橋氏に質問
・事故の内容に関して専門的に検討できるような部署はあるのか 後藤氏に質問
・危険性を権限を持って調査、監視、そして規制をする機関をつくるべきではないか 小出氏、石橋氏に質問
5月23日参議院行政監視委員会他の参考人の方がたの記事
小出裕章氏参議院5/23 行政監視委員会①(内容全て書き出し)
後藤政志氏5/23参議院 行政監視委員会②(内容全て書き出し)
石橋克彦氏5/23参議院 行政監視委員会③(内容全て書き出し・資料あり)
孫政義氏5/23参議院 行政監視委員会③(内容全て書き出し・資料あり)
質疑応答の記事
質疑1・民主党藤原議員ー孫政義氏 行政監視委員会5/23(全文書き出し)
質疑2・自民党赤石議員ー参考人4人 行政監視委員会5/23(全文書き出し)
質疑3・公明党藤原議員ー参考人4名 行政監視委員会5/23(全文書き出し)
質疑4・みんなの党の寺田議員 行政監視委員会5/23(議事録より全文書き出し)
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参考人
京都大学原子炉実験所助教 小出 裕章君
芝浦工業大学非常勤講師 後藤 政志君
神戸大学名誉教授 石橋 克彦君
ソフトバンク株式会社代表取締役社長 孫 正義君
日本共産党 田村智子議員
・浜岡原発の安全対策について 石橋氏に質問
・事故の内容に関して専門的に検討できるような部署はあるのか 後藤氏に質問
・危険性を権限を持って調査、監視、そして規制をする機関をつくるべきではないか 小出氏、石橋氏に質問
5月23日参議院行政監視委員会他の参考人の方がたの記事
小出裕章氏参議院5/23 行政監視委員会①(内容全て書き出し)
後藤政志氏5/23参議院 行政監視委員会②(内容全て書き出し)
石橋克彦氏5/23参議院 行政監視委員会③(内容全て書き出し・資料あり)
孫政義氏5/23参議院 行政監視委員会③(内容全て書き出し・資料あり)
質疑応答の記事
質疑1・民主党藤原議員ー孫政義氏 行政監視委員会5/23(全文書き出し)
質疑2・自民党赤石議員ー参考人4人 行政監視委員会5/23(全文書き出し)
質疑3・公明党藤原議員ー参考人4名 行政監視委員会5/23(全文書き出し)
質疑4・みんなの党の寺田議員 行政監視委員会5/23(議事録より全文書き出し)
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06.22
Wed
5月23日に行われた行政監視委員会の議事録がやっと出ました
1か月も経ってから出るんですね
この遅さにはビックリです
委員会の途中までは文字起こししていましたが
議事録が出ると思いここまで待ってしまいました。
youtubeと一緒に
改行などを加えて議事録を転記します
参考人
京都大学原子炉実験所助教 小出 裕章君
芝浦工業大学非常勤講師 後藤 政志君
神戸大学名誉教授 石橋 克彦君
ソフトバンク株式会社代表取締役社長 孫 正義君
みんなの党 寺田議員
・情報の公開度について
・財政が破たんしている中での復興はどうしたらいいか
○委員長(末松信介君)
寺田委員。
○寺田典城君
みんなの党の寺田でございます。
どうも、参考人の四人の方々には感謝申し上げます。
ありがとうございます。勉強になっています。
私は、一九四〇年生まれでございまして、七十歳です。
ですから、世界第二次大戦というのもよく記憶していますし、
私は、日本はまた大きな間違いを世界に起こしたなと、率直にそのように思っています、
特に政治には責任があると。
そして、ある面では産業なり役所、要するに官僚ですか、それから学問も一体になって、
こういうなれ合いの結果がこういうふうな原発事故なり、想定外という言葉に出るんですが、
それこそ巨大な防波堤、防潮堤というんですか、それも乗り越えるような津波も起きているということなんですね。
私、特に、今過去を振り返ってみますと、東北六県、北海道の知事会というのは毎年二回、三回開くわけですが、
その都度、福島県の佐藤栄佐久知事からは原発の問題については指摘を受けていましたけれども
東北六県、七県で、北海道も含めて、新潟も入っていますけれども、
具体的な取り上げはされなかったことは事実で、
これもっと、もう少しきちっと対応しておれば変わったのかなと思ったりもしております。
率直に反省していますが。
ただ、情報開示が徹底してなされなかった。
福島原発でも含めて、原子力については鉄壁の固さが、政府それからもちろん各省庁あったというのは、
それから産業界が経済コストということも含めて原子力政策を推し進めていったということなんです。
ところが、日本は、今考えてみますと、戦争に負けたけれども、
世界で二番目の経済大国にも、ギリシャ神話よりも神話的な復活も遂げていますし、
それからジャパン・アズ・ナンバーワンとか、今は落ち込んでいますけれどもですね。
その中でやはり、何というんですか、しっかりした総括は絶対的にしなきゃならないというのは私の政治的な考えで、
これは社会運動としてもしていこうと、そう思っています。
それと、今は原発を収束させることが、
今は原発との戦争になっていると思うんで、闘いになっていると思いますので、するべきだと思うんですが、
一つ、小出先生と後藤先生には、何というんですか、
情報公開度ですね、
これだけ言論の自由であってメディアがあふれている社会で、
原発行政に対する情報公開度の度合いはお二方どのように考えていらっしゃるのか、
その辺を一つお聞きしたいと思います。
それと、石橋先生と孫会長さんには、
これだけ財政が破綻しております、その中で復興はどうするのか。
地震学から、あのような大きな津波に対応するような、何というんですか、
防潮堤が必要であるのかないのかも含めて、地震学から。
孫さんは多額納税者でございますから、
税の使い方についてある面では今、まあ自然エネルギーのお話はよくお聞きしていますので、
そういう点も含めて、何というか、
私は、あの大きな防潮堤がある面では、申し訳ないことを言うんですが、
あれが安全だという神話になって、私は宮古から名取まで全部見ました、ずっと海岸筋を、
全てがあのとおり破壊されているような状況ですから、
そういうことも含めてお聞きしたいと思います。
ひとつよろしくお願いします。
以上です。
○参考人(小出裕章君)
今情報公開について御質問をいただきましたので、幾つかお答えしたいと思います。
私は、1973年の秋から愛媛県にある伊方原子力発電所に対する裁判というのを一時期かかわったことがあります。
私自身も証人として出廷しました。
そのころに国を相手にいろいろな論争をして、
この安全性を問うためにはこういう資料が必要なんだということでしきりに要求したのですけれども
国の方から出てくるのはほとんどは白抜きです
資料が出てくると。
それは、伊方の原子力発電所は基本的にはウェスチングハウスという米国のメーカーが造っていたわけですけれども、
ウェスチングハウスの企業機密だということでほとんどのデータは出てこないという、
そういう中で裁判を続けたことがありました。
原子力というと、そういう常に企業機密というのが付きまとってきて情報が公開されないということはありましたし、
その一端は実は核という問題、
核兵器の技術開発と共通しているという部分がたくさんあるので
なかなかその情報公開になじまないということがあったのではないかと私は思います。
それから、現在の福島事故の経過の中でも、私は情報公開ということで幾つか経験をしたことがあります。
例えば、私自身は放射性物質を測定するということを自分の仕事の一つにしております。
その仕事の中で、3月15日に、この東京の空の空気の中にどれだけの放射能が飛んできていたのかということを
測定したことがありました。
その測定値はかなり高いものでした。
1986年にチェルノブイリという原子力発電所で事故が起きて、日本にも放射能がたくさん飛んできたことがあって、
日本中それが問題にされたことがあったのですが、
そのときのチェルノブイリのときに飛んできた放射能に比べれば何百倍、何千倍も強いというような、そういう放射能が、
まあ距離が近かったせいですけれども、福島からこの東京に到達していたのです。
そのことを多分、行政の方は把握していたはずだと思いますけれども、
そういうデータはなかなか出てこないという事態に私は直面したわけです。
私は、それを測定して、京都大学原子炉実験所の中のセミナーで公表をすることにしました。
そのときに、原子炉実験所の所長から声が掛かってきまして、ちょっと待てと。
そういうデータを公表するとパニックをあおることになると。
ですから、データはなるべく公表しない方がいいというふうに所長は私に言ったのです。
その所長は私は結構信頼を寄せている所長で、話は彼とはよく合うと私は思っていますけれども、
それでも一つの組織のヘッドになってしまうと、
国が恐れているパニックということと軌を一にして、情報をなるべく統制して出さないようにしようという、
そういう力が働いたということがあったと思います。
多分、行政の方はもっともっとずっと厳しく測定データ等の統制をしたのだろうと私は思いますし、
個人の名前は言えませんが、
私の同僚でも、たくさんの圧力を受けて自分が調査をしたデータを公表できないというようなことがたくさんありました。
そんなことがないように、私としては
パニックを抑える唯一の道は、情報を常に公開して、
政府は信頼できるというふうに住民に思ってもらうということが一番だと思いますので、
今後は是非ともそちらの方向に行ってほしいと願います。
以上です。
○参考人(後藤政志君)
私の立場ですと、実は私自身も思い出したんですが、格納容器というものを設計しておりましたから、
工事認可といいますか設計上の図書を出します。
そこのところに、今、小出参考人がおっしゃったように伏せ字というんですかね、
こことここは数字を出さないというマーキングするんです、伏せちゃうんです。
これ、言っていることは、一つには特許とかそういう企業秘密ということになっているんですけど、
やるときに決してそれがどこまでが企業秘密か必ずしも定かではないんですね。
担当のところでこれやれと言ってだあっと附箋していたのを伏せていくような。
極端なことを言うと、この数字とこの数字を足したらこれになるのが明らかなのに何でこれを伏せるんだという、
そういうばかな話をしていた記憶があります。
そのときに私は非常に矛盾を感じましたのは、
事 原子力のような安全にかかわるようなところでそんなこと許されないと思ったんですね。
何を根拠にそれできるんだろうということは、
安全性ということを全面的に我々を信頼しろと、やっている側ですが、
100%、だから出さないということになるんだろうと思ったんですね、私はそのとき。
ところが、実際にやってくると、今度は安全ということをきちんと考えていないと。
そういう状態との情報開示との矛盾があるということが一点です。
それともう一つ、先ほどもちょっと触れましたから思い出しましたのは、
非常に大事だと思いましたのは、
日本では、私の場合ですと1989年から原子力の仕事を始めましたけど、
90年に入った直後くらいですね、海外と共同研究やっていたときです。
シビアアクシデントですね、過酷事故と日本語で言います。
こういうことは存在しなかったんです、そこまでは。
存在してはいけないことだった、日本では。
日本では過酷事故は存在しない、スリーマイル、チェルノブイリがあってもですね。
なぜかというと、非常に信頼性が高くて、安全に造り込んでいて、
チェルノブイリとは炉型が違う、スリーマイルのような失敗はしない、改善もしたと、こう言っていたわけです。
だから、研究をやるときにも過酷事故と言えないんですよ。
ビヨンドDBAとかいうんですけど、設計条件を超えるという表現を取るんですね。
そうすると、海外の人、びっくりするんですよね、何でそういう言い方するのと。
いや、日本では存在しないんだって、そういうばかな話になったんですね。
これ、漫画みたいですけど、本当にそういうことがあったわけです。
それからしばらくして、1992年に、原子力安全委員会の方から、
やはり過酷事故というのは存在し得ると、
しかし、工学的に十分安全に造り込んでいるから特に対策を要さない、だから義務化しない、規制しない、
ただし事業者の自主的努力でやってくれと、これが現状なわけです。
ですから、非常にねじれた関係になっているわけですね、情報開示の話とちょっとずれますけれども。
そういう意味で、つまり、情報開示というのは、何が正しいことといいますか、
何が真実か、そのことをストレートに出して持っていかない限りは、
ゆがみがずっと出てくるのは当然だというふうに思います。
それが、原子力には非常にそういうことが多かったというふうに私は思っております。
以上です。
○寺田典城君
財政的に破綻していますので、石橋さんと孫さんには先ほど、どのような復興を、
地震学から、石橋さんからお聞きしたいということと、
ああいう大きな防波堤が飛び越えてまで来て命をなくしているという
あれがあるからかえってまた、安心して生活したかも分からないけれども
事故にもつながったことがあるんじゃないのか、想定外だとよく出ているんですが。
孫会長さんには、多額納税者でございますので、これから日本の復興の税の使い方についてどうお考えになるか。
その二点、ひとつ。
○委員長(末松信介君)
石橋先生にも復興のお話ですか。
○寺田典城君
石橋さんの復興の話とですね。
○参考人(石橋克彦君)
財政難の折から、巨大な防波堤が一体どう役に立つかどうかというのは、
原発の前に造る防波堤ではなくて、一般住民の一般的な話ですね。
やっぱりケース・バイ・ケースだと思うんですよね、
だから、非常に一律にはちょっとお答えしにくいと思うんですけれども。
ちょっと御質問の趣旨からは外れますけれども、
復興ということでいえば、もちろん今回の被災地、非常に広大な被災地の、
東北地方からもう千葉県ぐらいまでに至る、
つまり関東地方にまで及ぶ、ああいう東日本の広大な被災地の復興というのがまず第一ですけれども、
もうこれは全国的な出来事でもありますから、
日本全体の広い意味での復興というか、それも考えなきゃいけないと思うんですけれども、
それに関連して一言言っておきたいのは、次はやっぱり首都圏直下の大地震とか、
それからほぼ確実に今世紀半ばぐらいまでに起こるであろう、
あるいは、3月11日の超巨大地震によって
もっと早く引き金を引かれるかもしれない 西日本の超巨大地震というのが
日本の命運を左右することだと思うんですよね。
首都圏から九州まで3月11日のようなことが起これば、もうこれは本当に大変なことでありまして、
これに対する備えはやはりしなければいけない。
もう西日本の太平洋岸では、各自治体も津波の想定の見直しなんかをしていると思います。
場所によっては巨大な防波堤を新たに、津波防潮堤を造ろうとしているところもあるかもしれませんが、
それはやっぱりその地域地域の状況によって違ってくると思います。
ただ、私個人としては、私個人の基本的な考え方は、
最新の技術を駆使して鉄とコンクリートで大自然に立ち向かって、
もう大自然と全面戦争みたいにするというのは私は反対でありまして、
大自然の摂理に逆らわずに、人間の方が自然を畏怖して、畏敬して、譲るべきところは譲ると、
だから住み方を変えるというようなことの方が大事だと思っております。
ですけれども、例えば住宅の高地への移転なんていうのがどうしてもできないとか、
あるいは住民がそれは嫌だというようなところは、
低地に住み続けてその前に、前面に防波堤を造らざるを得ないところもあるかもしれませんので、
それはその場所その場所で考えていくよりほかないだろうというふうに思います。
以上です。
○参考人(孫正義君)
先ほど自然エネルギーによる発電ということを申し上げましたけれども、
例えば太陽でいいますと、膨大な土地が要ると。
今回の東日本の大震災で広大な土地に海の塩をかぶってしまった、
しばらく何年間もこれは畑として使えないというような問題があると。
あるのに使えない土地、そこに例えば太陽パネルを張る、あるいは風力発電の風車を設置すると。
防波堤をどんなに高いものを造っても、
その巨大なコストと、それから、それでもまたそれを乗り越える波が来たらどうしようというのがあるわけなので、
そこに巨大なコストと巨大な防波堤を造るよりは、
そこそこの安心できる防波堤は必要ですが、
防波堤のすぐそばに今度はまた民家を造るのではなくて、
そこは当分の間は太陽パネルを敷くと、あるいは風車を置くということで、
民家はできるだけ山裾に近いところに、平家建てではなくて高層住宅にして、
万が一のときでも屋上に逃げればいいというような形で、
やはり、今、石橋先生もおっしゃいましたように、
自然と格闘するのではなくて、自然を想定してそれに見合った町の設計をすべきだろうというふうに思います。
先ほど自然エネルギーの全量買取り制と申し上げましたけれども、
東日本のソーラーベルトというようなものにおいては、
その災害地区においては買取り価格を一時的に少し上乗せすると。
例えば、三年間以内にそこに着工すれば通常の買取り価格よりも二割、三割上乗せして買い取ると。
そうすると、膨大な雇用がそこに生まれますし、
復興が促進され、利用できていない、当分何年間も利用できないであろう土地にボルト式で止めたパネルがあると。
もし塩害が終わって後々そこをまた再利用しようというときには、パネルをボルトを外してほかに移転すると。
あと、塩のメッキ、こういうようなものには三割ほどパネルの製造コストが上がると。
パネルの製造コストと後に移転するコスト、
ですから、その分のコストを買取り価格に少し上乗せすれば、
復興及び有効活用が同時にできるんではないかなと、こういうふうに思います。
○寺田典城君
どうも今日はありがとうございました。
○委員長(末松信介君)
じゃ、石橋参考人。
○参考人(石橋克彦君)
すみません、さっき一言言いかけて、そこで言い忘れたんですけど。
先ほど私、復興というのが東日本大震災の被災地だけではなくて日本全国の問題だということを言いましたけれども、
それの関連で、直接今日の話題ではないので恐縮ですけれども、
皆さんの頭の隅にちょっと留めておいていただければ有り難いと思うことは、
さっき言いましたように、今後、首都圏あるいは中京圏、関西圏、
そういうところがもう壊滅的な被害を受ける可能性は十分あるので、
今こそ分散型の国土というようなことを念頭に置いた東北地方の復興もしなければいけないと思います。
例えば、大阪なら大阪を今と同じ、
例えば東京がやられたときのための副首都のつもりで最先端の鉄とコンクリートの技術を使ってがっちりするとか、
そういうことをやっていたらもう本当に日本は駄目になっちゃうかもしれないので、
もっと広く薄く伸びやかに分散型にして、
これはエネルギーの問題にも電力の問題にも関係してくるわけで、
分散型の発電・送電システム、スマートグリッドとかそういうことにも国土全体としては関係するわけです。
そういう観点で、これ大変僣越ですけれども、なお一言余計なことを言えば、
東北地方の復興もそういう観点で、
つまり、東京以西がやられたときのために
日本の緩やかな中心に将来なり得るくらいの視野を持って考えていく必要もあるんではないかと考えております。
以上です。
5月23日参議院行政監視委員会他の参考人の方がたの記事
小出裕章氏参議院5/23 行政監視委員会①(内容全て書き出し)
後藤政志氏5/23参議院 行政監視委員会②(内容全て書き出し)
石橋克彦氏5/23参議院 行政監視委員会③(内容全て書き出し・資料あり)
孫政義氏5/23参議院 行政監視委員会③(内容全て書き出し・資料あり)
質疑応答の記事
質疑1・民主党藤原議員ー孫政義氏 行政監視委員会5/23(全文書き出し)
質疑2・自民党赤石議員ー参考人4人 行政監視委員会5/23(全文書き出し)
質疑3・公明党藤原議員ー参考人4名 行政監視委員会5/23(全文書き出し)
1か月も経ってから出るんですね
この遅さにはビックリです
委員会の途中までは文字起こししていましたが
議事録が出ると思いここまで待ってしまいました。
youtubeと一緒に
改行などを加えて議事録を転記します
参考人
京都大学原子炉実験所助教 小出 裕章君
芝浦工業大学非常勤講師 後藤 政志君
神戸大学名誉教授 石橋 克彦君
ソフトバンク株式会社代表取締役社長 孫 正義君
みんなの党 寺田議員
・情報の公開度について
・財政が破たんしている中での復興はどうしたらいいか
○委員長(末松信介君)
寺田委員。
○寺田典城君
みんなの党の寺田でございます。
どうも、参考人の四人の方々には感謝申し上げます。
ありがとうございます。勉強になっています。
私は、一九四〇年生まれでございまして、七十歳です。
ですから、世界第二次大戦というのもよく記憶していますし、
私は、日本はまた大きな間違いを世界に起こしたなと、率直にそのように思っています、
特に政治には責任があると。
そして、ある面では産業なり役所、要するに官僚ですか、それから学問も一体になって、
こういうなれ合いの結果がこういうふうな原発事故なり、想定外という言葉に出るんですが、
それこそ巨大な防波堤、防潮堤というんですか、それも乗り越えるような津波も起きているということなんですね。
私、特に、今過去を振り返ってみますと、東北六県、北海道の知事会というのは毎年二回、三回開くわけですが、
その都度、福島県の佐藤栄佐久知事からは原発の問題については指摘を受けていましたけれども
東北六県、七県で、北海道も含めて、新潟も入っていますけれども、
具体的な取り上げはされなかったことは事実で、
これもっと、もう少しきちっと対応しておれば変わったのかなと思ったりもしております。
率直に反省していますが。
ただ、情報開示が徹底してなされなかった。
福島原発でも含めて、原子力については鉄壁の固さが、政府それからもちろん各省庁あったというのは、
それから産業界が経済コストということも含めて原子力政策を推し進めていったということなんです。
ところが、日本は、今考えてみますと、戦争に負けたけれども、
世界で二番目の経済大国にも、ギリシャ神話よりも神話的な復活も遂げていますし、
それからジャパン・アズ・ナンバーワンとか、今は落ち込んでいますけれどもですね。
その中でやはり、何というんですか、しっかりした総括は絶対的にしなきゃならないというのは私の政治的な考えで、
これは社会運動としてもしていこうと、そう思っています。
それと、今は原発を収束させることが、
今は原発との戦争になっていると思うんで、闘いになっていると思いますので、するべきだと思うんですが、
一つ、小出先生と後藤先生には、何というんですか、
情報公開度ですね、
これだけ言論の自由であってメディアがあふれている社会で、
原発行政に対する情報公開度の度合いはお二方どのように考えていらっしゃるのか、
その辺を一つお聞きしたいと思います。
それと、石橋先生と孫会長さんには、
これだけ財政が破綻しております、その中で復興はどうするのか。
地震学から、あのような大きな津波に対応するような、何というんですか、
防潮堤が必要であるのかないのかも含めて、地震学から。
孫さんは多額納税者でございますから、
税の使い方についてある面では今、まあ自然エネルギーのお話はよくお聞きしていますので、
そういう点も含めて、何というか、
私は、あの大きな防潮堤がある面では、申し訳ないことを言うんですが、
あれが安全だという神話になって、私は宮古から名取まで全部見ました、ずっと海岸筋を、
全てがあのとおり破壊されているような状況ですから、
そういうことも含めてお聞きしたいと思います。
ひとつよろしくお願いします。
以上です。
○参考人(小出裕章君)
今情報公開について御質問をいただきましたので、幾つかお答えしたいと思います。
私は、1973年の秋から愛媛県にある伊方原子力発電所に対する裁判というのを一時期かかわったことがあります。
私自身も証人として出廷しました。
そのころに国を相手にいろいろな論争をして、
この安全性を問うためにはこういう資料が必要なんだということでしきりに要求したのですけれども
国の方から出てくるのはほとんどは白抜きです
資料が出てくると。
それは、伊方の原子力発電所は基本的にはウェスチングハウスという米国のメーカーが造っていたわけですけれども、
ウェスチングハウスの企業機密だということでほとんどのデータは出てこないという、
そういう中で裁判を続けたことがありました。
原子力というと、そういう常に企業機密というのが付きまとってきて情報が公開されないということはありましたし、
その一端は実は核という問題、
核兵器の技術開発と共通しているという部分がたくさんあるので
なかなかその情報公開になじまないということがあったのではないかと私は思います。
それから、現在の福島事故の経過の中でも、私は情報公開ということで幾つか経験をしたことがあります。
例えば、私自身は放射性物質を測定するということを自分の仕事の一つにしております。
その仕事の中で、3月15日に、この東京の空の空気の中にどれだけの放射能が飛んできていたのかということを
測定したことがありました。
その測定値はかなり高いものでした。
1986年にチェルノブイリという原子力発電所で事故が起きて、日本にも放射能がたくさん飛んできたことがあって、
日本中それが問題にされたことがあったのですが、
そのときのチェルノブイリのときに飛んできた放射能に比べれば何百倍、何千倍も強いというような、そういう放射能が、
まあ距離が近かったせいですけれども、福島からこの東京に到達していたのです。
そのことを多分、行政の方は把握していたはずだと思いますけれども、
そういうデータはなかなか出てこないという事態に私は直面したわけです。
私は、それを測定して、京都大学原子炉実験所の中のセミナーで公表をすることにしました。
そのときに、原子炉実験所の所長から声が掛かってきまして、ちょっと待てと。
そういうデータを公表するとパニックをあおることになると。
ですから、データはなるべく公表しない方がいいというふうに所長は私に言ったのです。
その所長は私は結構信頼を寄せている所長で、話は彼とはよく合うと私は思っていますけれども、
それでも一つの組織のヘッドになってしまうと、
国が恐れているパニックということと軌を一にして、情報をなるべく統制して出さないようにしようという、
そういう力が働いたということがあったと思います。
多分、行政の方はもっともっとずっと厳しく測定データ等の統制をしたのだろうと私は思いますし、
個人の名前は言えませんが、
私の同僚でも、たくさんの圧力を受けて自分が調査をしたデータを公表できないというようなことがたくさんありました。
そんなことがないように、私としては
パニックを抑える唯一の道は、情報を常に公開して、
政府は信頼できるというふうに住民に思ってもらうということが一番だと思いますので、
今後は是非ともそちらの方向に行ってほしいと願います。
以上です。
○参考人(後藤政志君)
私の立場ですと、実は私自身も思い出したんですが、格納容器というものを設計しておりましたから、
工事認可といいますか設計上の図書を出します。
そこのところに、今、小出参考人がおっしゃったように伏せ字というんですかね、
こことここは数字を出さないというマーキングするんです、伏せちゃうんです。
これ、言っていることは、一つには特許とかそういう企業秘密ということになっているんですけど、
やるときに決してそれがどこまでが企業秘密か必ずしも定かではないんですね。
担当のところでこれやれと言ってだあっと附箋していたのを伏せていくような。
極端なことを言うと、この数字とこの数字を足したらこれになるのが明らかなのに何でこれを伏せるんだという、
そういうばかな話をしていた記憶があります。
そのときに私は非常に矛盾を感じましたのは、
事 原子力のような安全にかかわるようなところでそんなこと許されないと思ったんですね。
何を根拠にそれできるんだろうということは、
安全性ということを全面的に我々を信頼しろと、やっている側ですが、
100%、だから出さないということになるんだろうと思ったんですね、私はそのとき。
ところが、実際にやってくると、今度は安全ということをきちんと考えていないと。
そういう状態との情報開示との矛盾があるということが一点です。
それともう一つ、先ほどもちょっと触れましたから思い出しましたのは、
非常に大事だと思いましたのは、
日本では、私の場合ですと1989年から原子力の仕事を始めましたけど、
90年に入った直後くらいですね、海外と共同研究やっていたときです。
シビアアクシデントですね、過酷事故と日本語で言います。
こういうことは存在しなかったんです、そこまでは。
存在してはいけないことだった、日本では。
日本では過酷事故は存在しない、スリーマイル、チェルノブイリがあってもですね。
なぜかというと、非常に信頼性が高くて、安全に造り込んでいて、
チェルノブイリとは炉型が違う、スリーマイルのような失敗はしない、改善もしたと、こう言っていたわけです。
だから、研究をやるときにも過酷事故と言えないんですよ。
ビヨンドDBAとかいうんですけど、設計条件を超えるという表現を取るんですね。
そうすると、海外の人、びっくりするんですよね、何でそういう言い方するのと。
いや、日本では存在しないんだって、そういうばかな話になったんですね。
これ、漫画みたいですけど、本当にそういうことがあったわけです。
それからしばらくして、1992年に、原子力安全委員会の方から、
やはり過酷事故というのは存在し得ると、
しかし、工学的に十分安全に造り込んでいるから特に対策を要さない、だから義務化しない、規制しない、
ただし事業者の自主的努力でやってくれと、これが現状なわけです。
ですから、非常にねじれた関係になっているわけですね、情報開示の話とちょっとずれますけれども。
そういう意味で、つまり、情報開示というのは、何が正しいことといいますか、
何が真実か、そのことをストレートに出して持っていかない限りは、
ゆがみがずっと出てくるのは当然だというふうに思います。
それが、原子力には非常にそういうことが多かったというふうに私は思っております。
以上です。
○寺田典城君
財政的に破綻していますので、石橋さんと孫さんには先ほど、どのような復興を、
地震学から、石橋さんからお聞きしたいということと、
ああいう大きな防波堤が飛び越えてまで来て命をなくしているという
あれがあるからかえってまた、安心して生活したかも分からないけれども
事故にもつながったことがあるんじゃないのか、想定外だとよく出ているんですが。
孫会長さんには、多額納税者でございますので、これから日本の復興の税の使い方についてどうお考えになるか。
その二点、ひとつ。
○委員長(末松信介君)
石橋先生にも復興のお話ですか。
○寺田典城君
石橋さんの復興の話とですね。
○参考人(石橋克彦君)
財政難の折から、巨大な防波堤が一体どう役に立つかどうかというのは、
原発の前に造る防波堤ではなくて、一般住民の一般的な話ですね。
やっぱりケース・バイ・ケースだと思うんですよね、
だから、非常に一律にはちょっとお答えしにくいと思うんですけれども。
ちょっと御質問の趣旨からは外れますけれども、
復興ということでいえば、もちろん今回の被災地、非常に広大な被災地の、
東北地方からもう千葉県ぐらいまでに至る、
つまり関東地方にまで及ぶ、ああいう東日本の広大な被災地の復興というのがまず第一ですけれども、
もうこれは全国的な出来事でもありますから、
日本全体の広い意味での復興というか、それも考えなきゃいけないと思うんですけれども、
それに関連して一言言っておきたいのは、次はやっぱり首都圏直下の大地震とか、
それからほぼ確実に今世紀半ばぐらいまでに起こるであろう、
あるいは、3月11日の超巨大地震によって
もっと早く引き金を引かれるかもしれない 西日本の超巨大地震というのが
日本の命運を左右することだと思うんですよね。
首都圏から九州まで3月11日のようなことが起これば、もうこれは本当に大変なことでありまして、
これに対する備えはやはりしなければいけない。
もう西日本の太平洋岸では、各自治体も津波の想定の見直しなんかをしていると思います。
場所によっては巨大な防波堤を新たに、津波防潮堤を造ろうとしているところもあるかもしれませんが、
それはやっぱりその地域地域の状況によって違ってくると思います。
ただ、私個人としては、私個人の基本的な考え方は、
最新の技術を駆使して鉄とコンクリートで大自然に立ち向かって、
もう大自然と全面戦争みたいにするというのは私は反対でありまして、
大自然の摂理に逆らわずに、人間の方が自然を畏怖して、畏敬して、譲るべきところは譲ると、
だから住み方を変えるというようなことの方が大事だと思っております。
ですけれども、例えば住宅の高地への移転なんていうのがどうしてもできないとか、
あるいは住民がそれは嫌だというようなところは、
低地に住み続けてその前に、前面に防波堤を造らざるを得ないところもあるかもしれませんので、
それはその場所その場所で考えていくよりほかないだろうというふうに思います。
以上です。
○参考人(孫正義君)
先ほど自然エネルギーによる発電ということを申し上げましたけれども、
例えば太陽でいいますと、膨大な土地が要ると。
今回の東日本の大震災で広大な土地に海の塩をかぶってしまった、
しばらく何年間もこれは畑として使えないというような問題があると。
あるのに使えない土地、そこに例えば太陽パネルを張る、あるいは風力発電の風車を設置すると。
防波堤をどんなに高いものを造っても、
その巨大なコストと、それから、それでもまたそれを乗り越える波が来たらどうしようというのがあるわけなので、
そこに巨大なコストと巨大な防波堤を造るよりは、
そこそこの安心できる防波堤は必要ですが、
防波堤のすぐそばに今度はまた民家を造るのではなくて、
そこは当分の間は太陽パネルを敷くと、あるいは風車を置くということで、
民家はできるだけ山裾に近いところに、平家建てではなくて高層住宅にして、
万が一のときでも屋上に逃げればいいというような形で、
やはり、今、石橋先生もおっしゃいましたように、
自然と格闘するのではなくて、自然を想定してそれに見合った町の設計をすべきだろうというふうに思います。
先ほど自然エネルギーの全量買取り制と申し上げましたけれども、
東日本のソーラーベルトというようなものにおいては、
その災害地区においては買取り価格を一時的に少し上乗せすると。
例えば、三年間以内にそこに着工すれば通常の買取り価格よりも二割、三割上乗せして買い取ると。
そうすると、膨大な雇用がそこに生まれますし、
復興が促進され、利用できていない、当分何年間も利用できないであろう土地にボルト式で止めたパネルがあると。
もし塩害が終わって後々そこをまた再利用しようというときには、パネルをボルトを外してほかに移転すると。
あと、塩のメッキ、こういうようなものには三割ほどパネルの製造コストが上がると。
パネルの製造コストと後に移転するコスト、
ですから、その分のコストを買取り価格に少し上乗せすれば、
復興及び有効活用が同時にできるんではないかなと、こういうふうに思います。
○寺田典城君
どうも今日はありがとうございました。
○委員長(末松信介君)
じゃ、石橋参考人。
○参考人(石橋克彦君)
すみません、さっき一言言いかけて、そこで言い忘れたんですけど。
先ほど私、復興というのが東日本大震災の被災地だけではなくて日本全国の問題だということを言いましたけれども、
それの関連で、直接今日の話題ではないので恐縮ですけれども、
皆さんの頭の隅にちょっと留めておいていただければ有り難いと思うことは、
さっき言いましたように、今後、首都圏あるいは中京圏、関西圏、
そういうところがもう壊滅的な被害を受ける可能性は十分あるので、
今こそ分散型の国土というようなことを念頭に置いた東北地方の復興もしなければいけないと思います。
例えば、大阪なら大阪を今と同じ、
例えば東京がやられたときのための副首都のつもりで最先端の鉄とコンクリートの技術を使ってがっちりするとか、
そういうことをやっていたらもう本当に日本は駄目になっちゃうかもしれないので、
もっと広く薄く伸びやかに分散型にして、
これはエネルギーの問題にも電力の問題にも関係してくるわけで、
分散型の発電・送電システム、スマートグリッドとかそういうことにも国土全体としては関係するわけです。
そういう観点で、これ大変僣越ですけれども、なお一言余計なことを言えば、
東北地方の復興もそういう観点で、
つまり、東京以西がやられたときのために
日本の緩やかな中心に将来なり得るくらいの視野を持って考えていく必要もあるんではないかと考えております。
以上です。
5月23日参議院行政監視委員会他の参考人の方がたの記事
小出裕章氏参議院5/23 行政監視委員会①(内容全て書き出し)
後藤政志氏5/23参議院 行政監視委員会②(内容全て書き出し)
石橋克彦氏5/23参議院 行政監視委員会③(内容全て書き出し・資料あり)
孫政義氏5/23参議院 行政監視委員会③(内容全て書き出し・資料あり)
質疑応答の記事
質疑1・民主党藤原議員ー孫政義氏 行政監視委員会5/23(全文書き出し)
質疑2・自民党赤石議員ー参考人4人 行政監視委員会5/23(全文書き出し)
質疑3・公明党藤原議員ー参考人4名 行政監視委員会5/23(全文書き出し)
06.22
Wed
「もんじゅ・・・23日に引き揚げ作業開始」
に書いたが、いよいよ明日の朝から引き揚げ作業がはじまる
もんじゅの引き上げに関してもテレビでもあんまり報道しないですね
長野智子さんがもんじゅに入ったビデオがありました
詳しい説明がされています
「高速増殖炉 もんじゅ事故」にスポットライト!
長野智子が、もんじゅの内部を緊急取材して、いま何が起きているのか迫っていきます。2011.6/18
もんじゅ事故…原子炉内部を取材 投稿者 monju1
もしも、何かがあったら、24時間以内に逃げなければいけないそうです
だけど・・・そんなこと、出来ない気がする
注意したほうがいい地区の地図がありましたのでチェックして下さい
もんじゅ爆発時の避難範囲(爆発時の避難範囲の地図画像)
もんじゅの風向きを考慮した被害範囲(もんじゅ事故時の放射能の流れ)
に書いたが、いよいよ明日の朝から引き揚げ作業がはじまる
もんじゅの引き上げに関してもテレビでもあんまり報道しないですね
長野智子さんがもんじゅに入ったビデオがありました
詳しい説明がされています
「高速増殖炉 もんじゅ事故」にスポットライト!
長野智子が、もんじゅの内部を緊急取材して、いま何が起きているのか迫っていきます。2011.6/18
もんじゅ事故…原子炉内部を取材 投稿者 monju1
もしも、何かがあったら、24時間以内に逃げなければいけないそうです
だけど・・・そんなこと、出来ない気がする
注意したほうがいい地区の地図がありましたのでチェックして下さい
もんじゅ爆発時の避難範囲(爆発時の避難範囲の地図画像)
もんじゅの風向きを考慮した被害範囲(もんじゅ事故時の放射能の流れ)
・昨夜の民主、自民3人の政治家との生討論会について
・水野アナが福島で感じた事について
6月21日火曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
<参考>
2011年6月20日【月】たね蒔き的徹底討論フロム東京の内容です。
たねまきジャーナル2時間スペシャル。小出氏と3人の政治家の生討論No1
たねまきジャーナル2時間スペシャル。小出氏と3人の政治家の生討論No2(残り全部書き出しました)
水野アナの質問の的確さと内容にいつも感動しています
ちょっとだみ声の平野さんはどんな方なんだろう?
水野さんがお休みの時んメインを務める千葉さんは?
千葉さんは小出先生が原発をすぐに止めても電気は十分に足りるという話しをした時
ものすごく驚いていました。本気で驚いていたのか演技なのかはわかりませんが・・・
自分で内容をよく理解するためと
小出先生の声を聞く事が出来るのが嬉しくて
毎日のように内容を書き出しているけれど
ラジオの向こうの方がたのお顔がどんなか知りたくなりました
ので、ホームページから写真をいただいてきました。じゃーん
続きを読むに内容書き出しました続きを読む
2011年6月20日【月】
たね蒔き的徹底討論フロム東京
民主党・山口壯衆議院議員(民主党筆頭副政審会長、震災復興特別委理事)
民主党・川内博史衆院議員(たね蒔きでお馴染み。消費税アップ不要論者で代替エネルギーにも詳しい)
自民党・西村康稔衆院議員(元通産官僚で原子力政策に精通。震災復興特別委委員)、
小出裕章・京大助教(言わずと知れた反骨の原子力学者)にも電話をつなぎ、
政治家の皆さんと生討論です。
激論でものすごく聞き甲斐のある話しの内容です
聞きながら残りの3つのyoutube全部書き出しました。
途中誤字、脱字その他間違いなどありましたらごめんなさい。
たねまきジャーナル2時間スペシャル。小出氏と3人の政治家の生討論No1
はこちらです↑
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川内:小出先生が指摘された今でも海に汚染水は漏れていると
これはですねわたし、科学技術イノベーション推進委員特別委員会の委員長ですから
参考人質疑でねやりましたよ
斑目原子力安全委員長は、「地下水や海水に漏れていますね」と言う質問に対して
「間違いなく漏れています」と
水野:間違いなくもれています
あの斑目さんがおっしゃった
川内:はい。みとめました
しかし「その量は、どのくらい漏れているんだ」ときいたら
「わかりません」と
「調べますか?」と
「いや、自分達にはそういう権限はありません」と
「じゃぁ東電や原子力安全保安委員はそれをやるんですか」と
「じゃぁ、委員会で決議してやりましょう」というふうにね、私は提案しました
しかし、民主党がその決議をやらせないんですから
水野:小出さんいかがですか?今の話し聞かれて
斑目さんはいわゆる科学者ですから
当然判断としてはそれしかないと思います
わたしも一緒です
斑目さんがどれだけ漏れていて「分かりません」と答えるのも
斑目さんは多分正直だしわたしも分かりません
でも漏れていることは絶対に確実なのです。
ですから本当に早く手を打たなければいけないのに
「まだあふれるまで何日かあります」みたいな事を言っているのですね
川内:だからですね
小出先生ね。
いまだに原子力村の、推進してきた人たちが事故の収拾にあたろうとしている
ということは、彼らはなるべく事故を小さく見せたいんですよ
そうですね
川内:気持ちとしては分かります
ただし実態はそうではないと、大変な状況が起きていると
だから今まで原子力に携わってきたけれども
原子力に批判的な立場で物事を見つめてきた人々達を
この事故対策の中にですねきちんと入ってもらって批判的に事故処理を進めていくと言う事が絶対に必要なんですよ
しかし、それをやってないんだ
西村:ひとついいですか
水野:はい西村さん
あ、その前にここでニュースをお伝えします
今日の原発事故関連でそういう動きがあったかこちらからお聞きいただけますか
大阪の千葉さんおねがいします
ーカットー
はい。千葉さんに伝えていただきました。
たねまきジャーナルスペシャル東日本大震災から3か月今政治に求められる事は
ここで、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんにふたたび伺おうと思います
小出さん、今のニュースの中にありました海江田経済産業大臣のいわゆる原発安全宣言ともいうべきものに対して
リスナーの方も[これについてはどういう事なんだ」と疑問を感じていらっしゃいます
小出さんはこの政府が「やっぱり原発を再稼働していくんだ」と言う政策についてどうお考えでしょう
一言で言えば あきれます
水野:あきれます
はい
水野:もう一言ですか・・
はい
水野:あきれますね
川内:わたしもあきれます
水野:これは今、川内さんがおっしゃいましたがあきれますと
じゃぁ、これに対しての皆さんの一言いただきましょうか
民主党の山口さんはどうですか
再稼働について賛成ですか反対ですか
山口:条件付きですよね。もちろんね。
だから、本当に安全かどうかというのを国民に分かるようにもっと示さなければいけないですよね
そこが示されていない
水野:安全かどうか示せたら再稼働OKなんですね
山口:うん
というのは、また、中長期に分かれる訳でしょ
そんな単純な話じゃないですから、イエスかノーかじゃないですから
水野:イエスかノーかじゃない
山口:条件付きって言う事の条件が大きいし
それから、中長期的には例えば20年ぐらいかかってたとえば再生可能エネルギーに替えるという
礎もちゃんと示していかなければなりませんから
あんまり、原発イエスかノーって言うところは国民の皆さんに誤解を招くような気がしますけどね
水野:本当に安全かどうかを国民の皆さんに納得させられるかどうかというのも一つの条件であるというご意見。
じゃぁ、自民党の西村さんいかがでしょうか
西村:はい。わたしは徹底的な安全確認を行ったうえで
既存の今まで動いていた原発については再稼働させる必要があると思っています
ただし、いま、山口さんが条件付きとおっしゃいましたけれども
国民から見て二つの事があると思う
一つは、さっきからお話しが出ています通りに
すごく楽観的なシナリオでこの原発の事故をこれまで見てきているわけですね
あの、政府が判断してシナリオを描いて来ている
だからこれはもう、(じそんしゃ会議?)でも何でもここで指摘をさせていただきましたけれど
いろんな事を考えて一番上手くいくケースを想定してやってきているからゴテゴテにまわってですね
水野:で、最も悪いケースになってしまっている
西村:悪いケースになっているというのが現状ですので
やっぱり今のやり方は信頼できないという思いが根っこにすごく強くあるんだと思うんですね
もう一つは
水野:それはつまり政府の事故の後のやり方が悪いから
みんなが安心できていないんだというご意見ですね
西村:ちがう
水野:原発そのものは安全にやれるというご意見ですね。西村さんの
西村:あの・・・ちょちょっとまってください
それはあのもうひとつは
水野:違うんですか?
違うんだったら違うと言って下さい
西村:もうひとつは
もうひとつは、そのうえで浜岡を何の根拠もなく、ただ地震が起こりそうだからという事だけで止めてしまったと
今まさに福井県の知事が言っていた通りですけれども
根拠、基準があってですね
これは危ない。基準を満たしていないから止めろ
法的手続きから考えておかしいから止めろというなら分かるんですけれども
その時の思いつき、感覚で止めると言ってしまっているから
何でもかんでも安全だと保障があるんだというところがあるんですね
ですから、今の政権に対しての不信感というものがものすごく根っこにあるという事だと思うんですね
水野:じゃぁ、政権が安定して信頼感を持てたら原発も信頼されるという意味ですか?
西村:それとね
そのうえで、既存の原発についてはですね
これは経済的な議論は嫌だと言っておられるようですけれども
これは安全確認の上で動かしていかないとですね
えー、おそらく、3割というのはちょっと大げさですけれども
原子力に依存しているのは、まぁ2割近く全国で減らしていかなければいけないし
一気にコストが上がりますから
そうなるとまさに企業は海外に逃げていきますし雇用も失っていくということになります
で、しかし、他方で安全性は大丈夫なのかというところですね
もう一回これは検証しなければいけないのですけれども
今回の政府の安全宣言みたいなものもですね
IAEAに報告をする
丁度昨日から2,3にちばかり海江田さん行かれたんですかね
報告をするために慌ててまるで安全確認したような形になっているんです
そこに日にちを合わせてやっていますから
本当にそんな短期間で保安員が確認できたかって言うのがよく分からない
その点もですね、ちゃんと検証して本当に説明してくれないと
地元の人達はみんな心配だと思うんですね
水野:じゃぁ、小出さん。今おさん方のお話しをお聞きになって
川内:ぼくは?ぼくぼく・・
水野:え。川内さんは「あきれます」のひとことを言ったのかなって
川内:いや。
水野:あ・・すみません
川内:これはですね
正しく問題を理解しないといけないんですね
今西村先生からねIAEAに対する日本政府の事故報告書の話しがありましたね
で、日本政府はいまだに「この原発事故は津波で起こった」のだと
「津波で全電源が喪失した」と言うふうに事故を解釈し
だから、津波用の非常用電源を建物の高いところに置けばこれが緊急安全対策だと
だから安全だから動かしていいよという事を言っているんですね
しかし、
実際には地震で原子炉の中の大口径の配管が破断をして原子炉が壊れたのではないかという指摘があるのですね
とすると、地震で原子炉が壊れたという事になれば
54基の全ての原子炉を一回停止をしなければならないという事につながるんですね
これはもう、全部やり変えなければいけない
こういうことになるんですよね
それはもう、決定的にこの問題の本質を変えるわけですね
津波なのか、地震だったのか
そういう意味でですね
私は地震でやられたのではないかということを強く懸念をしているので
そこの事故の検証がしっかりなされない限り安全宣言なんてものはとんでもないと
そういう意味で「あきれる」という事を言った訳です
水野:なるほど。はい。
小出先生。今のお話しいかがでしょう
はい
原子力発電所というのは機械なんですね
今回の事故も津波でやられたところもあるし地震でやられたところもあります
その結果として壊れてしまった訳ですけれども
機械である以上は地震でやられない、津波でやられない
それでもまだ、別の理由でやられるという事はあるのです
どんな対策をたててもその対策をすりぬけて事故というのが起きるという事は機械の本質なのであって
原子力発電所というのは事故が起きてしまった時には
今回の事故が示しているように本当に取り返しのつかないようなことになるのです
電気の2割をやっている3割をやっている
それを止めたらいくらか電気代が上がるなんていう
そんな議論とは違うほどの とてつもないことになってしまうという事なのです
であるからこそ原子力発電所だけは都会に建てないという事で
自民党政権の時代からそうやってきたのですし
今後も多分民主党が続くのなら民主党だって都会に原子力発電所を建てるなんて事は出来ないだろうと
水野:それは本当に安全じゃないからですかね
もちろんです
水野:あの、先程からね、本当に安全だという事を国民に示せるかどうかという
一つの条件というものが出ていますけれども
小出さんこれはできるんですか
だから、できないのです
機械がある限りは事故が起きるという事は当たり前なのであって
それを認めたうえで原子力発電所だけは都会から離すということで原子炉立地指針もできているわけです
それをずっと、もう自民党政権時代からそういう立地指針を作ってやってきたわけですし
まぁ、民主党もそれを踏襲しているわけですよね
海江田さんなんか
川内:私は踏襲しませんから
水野:川内さんは踏襲しないとおっしゃっていますけど
川内:私は絶対に踏襲しませんから
ありがとうございます。是非ともそうして欲しいと思います
水野:でも、そうするとね
本当に脱原発ってできるのかと、具体的にそんな事が出来るんですか?
小出先生は、本当にできると、私達の生活はめちゃくちゃにならないでできると思いますか?
簡単にできます
水野:簡単ですか?
はい
今現在原子力発電所が発電量の2割を占めているというのは本当です
しかし、水力発電所と火力発電所が膨大にあって
殆どの物を止めているというそういう現実があるのです
ですから、今動いている原子力発電所を即刻すべて止めたとしても
水野:今すぐ止めたとしても
はい
水力発電所と火力発電所で十分に、ピーク電力でさえ賄えます
ただし、ですけれども
ピーク電力を賄えるようにするためには揚水式の水力発電所をピーク時に動かせるように運用しなければいけませんし
今現在すでに老朽化している火力発電所も運転できるようにしなければいけないし
水野:確か、揚水式の水力発電所というのはコストが結構電力会社にかかるという話しではなかったですか?
ようするに、もともと原子力発電所の夜間電力を使うという
ただそれだけのためにつくられてきた発電所ですので
水野:だから電力会社は嫌がるんですよね
殆ど動いていませんでしたから、発電単価は高かったんですが
今回のようなことになったらむしろ出番が増えるわけですから、喜ぶべきことだろうと思いますし
老朽火力発電所を動かすという事もですね、老朽原発だって動かそうとしているのですから
水野:そうですよね
同じような事でして
それさえできれば十分乗り切れます
水野:十分乗り切れるという小出さんの発言に対していかがですか
自民党の西村さん
西村:おっしゃる通り老朽化した火力なり水力なりを、これをできるだけ使うというのはもちろん賛成なのです
ただし、先生が今おっしゃったように火力発電所、老朽化している奴、
たとえば5年も6年も全くそのままにほったらかしているのですから
錆ついてしまっていてすぐには使えない訳ですので
その間の最低限のエネルギーがいるし
水野:それは原発じゃないとだめなんですか?
西村:いろんな工夫しています
もう、自家発電とかかき集めてですね
出来るものは全部やろうと
も稼働率が低いのをもっと上げようと
エネルジーも稼働率低いのはもっと上げようと
いろんな事をやっていますけど
それでもピークにぎりぎり出来るかどうかという事になってきているんで
それぞれ節電をお願いしたりとか言う事になっているんですね
それで、あの
私もですね、新規の原発というのはこれは難しいというのはもう
無理だという現実はすごく、あの、認識しなければいけないと思うんです
しかし既存の原発 の古い奴については
これはもちろん老朽化していて難しいです。40年経っている奴はもう難しいと思いますし
えー。最新式の安全性の高いものについてさらに技術開発の道を残しておく
あるいは安全基準 安全規制体制
先生が言われたように安全委員会というのが全く機能していない
今回のIAEAへの報告とか安全宣言を安全委員会がドンだけみているかなんてよく分かんないよ
保安員が自分たちだけでやっているようですから
機能していない部分
水野:体制を変えて、そしてもっと安全性を高めて
一部続けていくという考えですね
西村:ま、既存のものについて当面は継続していかないと
これは我々経済に与える影響はインパクトがありますから
もちろんその間に老朽化したものを再起動したり。火力ですね。再起動していくなり
あるいは新エネルギーをもっと増やすと
これは補助金なりいろんな制度を入れてやっていく
これはやらなきゃいけない事は当然だと思いますけど
水野:なるほど、
じゃぁ今度は民主党の川内さん
No3,4は続きを読むに書き出しました続きを読む
たね蒔き的徹底討論フロム東京
民主党・山口壯衆議院議員(民主党筆頭副政審会長、震災復興特別委理事)
民主党・川内博史衆院議員(たね蒔きでお馴染み。消費税アップ不要論者で代替エネルギーにも詳しい)
自民党・西村康稔衆院議員(元通産官僚で原子力政策に精通。震災復興特別委委員)、
小出裕章・京大助教(言わずと知れた反骨の原子力学者)にも電話をつなぎ、
政治家の皆さんと生討論です。
激論でものすごく聞き甲斐のある話しの内容です
聞きながら残りの3つのyoutube全部書き出しました。
途中誤字、脱字その他間違いなどありましたらごめんなさい。
たねまきジャーナル2時間スペシャル。小出氏と3人の政治家の生討論No1
はこちらです↑
2
3
4
2
川内:小出先生が指摘された今でも海に汚染水は漏れていると
これはですねわたし、科学技術イノベーション推進委員特別委員会の委員長ですから
参考人質疑でねやりましたよ
斑目原子力安全委員長は、「地下水や海水に漏れていますね」と言う質問に対して
「間違いなく漏れています」と
水野:間違いなくもれています
あの斑目さんがおっしゃった
川内:はい。みとめました
しかし「その量は、どのくらい漏れているんだ」ときいたら
「わかりません」と
「調べますか?」と
「いや、自分達にはそういう権限はありません」と
「じゃぁ東電や原子力安全保安委員はそれをやるんですか」と
「じゃぁ、委員会で決議してやりましょう」というふうにね、私は提案しました
しかし、民主党がその決議をやらせないんですから
水野:小出さんいかがですか?今の話し聞かれて
斑目さんはいわゆる科学者ですから
当然判断としてはそれしかないと思います
わたしも一緒です
斑目さんがどれだけ漏れていて「分かりません」と答えるのも
斑目さんは多分正直だしわたしも分かりません
でも漏れていることは絶対に確実なのです。
ですから本当に早く手を打たなければいけないのに
「まだあふれるまで何日かあります」みたいな事を言っているのですね
川内:だからですね
小出先生ね。
いまだに原子力村の、推進してきた人たちが事故の収拾にあたろうとしている
ということは、彼らはなるべく事故を小さく見せたいんですよ
そうですね
川内:気持ちとしては分かります
ただし実態はそうではないと、大変な状況が起きていると
だから今まで原子力に携わってきたけれども
原子力に批判的な立場で物事を見つめてきた人々達を
この事故対策の中にですねきちんと入ってもらって批判的に事故処理を進めていくと言う事が絶対に必要なんですよ
しかし、それをやってないんだ
西村:ひとついいですか
水野:はい西村さん
あ、その前にここでニュースをお伝えします
今日の原発事故関連でそういう動きがあったかこちらからお聞きいただけますか
大阪の千葉さんおねがいします
ーカットー
はい。千葉さんに伝えていただきました。
たねまきジャーナルスペシャル東日本大震災から3か月今政治に求められる事は
ここで、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんにふたたび伺おうと思います
小出さん、今のニュースの中にありました海江田経済産業大臣のいわゆる原発安全宣言ともいうべきものに対して
リスナーの方も[これについてはどういう事なんだ」と疑問を感じていらっしゃいます
小出さんはこの政府が「やっぱり原発を再稼働していくんだ」と言う政策についてどうお考えでしょう
一言で言えば あきれます
水野:あきれます
はい
水野:もう一言ですか・・
はい
水野:あきれますね
川内:わたしもあきれます
水野:これは今、川内さんがおっしゃいましたがあきれますと
じゃぁ、これに対しての皆さんの一言いただきましょうか
民主党の山口さんはどうですか
再稼働について賛成ですか反対ですか
山口:条件付きですよね。もちろんね。
だから、本当に安全かどうかというのを国民に分かるようにもっと示さなければいけないですよね
そこが示されていない
水野:安全かどうか示せたら再稼働OKなんですね
山口:うん
というのは、また、中長期に分かれる訳でしょ
そんな単純な話じゃないですから、イエスかノーかじゃないですから
水野:イエスかノーかじゃない
山口:条件付きって言う事の条件が大きいし
それから、中長期的には例えば20年ぐらいかかってたとえば再生可能エネルギーに替えるという
礎もちゃんと示していかなければなりませんから
あんまり、原発イエスかノーって言うところは国民の皆さんに誤解を招くような気がしますけどね
水野:本当に安全かどうかを国民の皆さんに納得させられるかどうかというのも一つの条件であるというご意見。
じゃぁ、自民党の西村さんいかがでしょうか
西村:はい。わたしは徹底的な安全確認を行ったうえで
既存の今まで動いていた原発については再稼働させる必要があると思っています
ただし、いま、山口さんが条件付きとおっしゃいましたけれども
国民から見て二つの事があると思う
一つは、さっきからお話しが出ています通りに
すごく楽観的なシナリオでこの原発の事故をこれまで見てきているわけですね
あの、政府が判断してシナリオを描いて来ている
だからこれはもう、(じそんしゃ会議?)でも何でもここで指摘をさせていただきましたけれど
いろんな事を考えて一番上手くいくケースを想定してやってきているからゴテゴテにまわってですね
水野:で、最も悪いケースになってしまっている
西村:悪いケースになっているというのが現状ですので
やっぱり今のやり方は信頼できないという思いが根っこにすごく強くあるんだと思うんですね
もう一つは
水野:それはつまり政府の事故の後のやり方が悪いから
みんなが安心できていないんだというご意見ですね
西村:ちがう
水野:原発そのものは安全にやれるというご意見ですね。西村さんの
西村:あの・・・ちょちょっとまってください
それはあのもうひとつは
水野:違うんですか?
違うんだったら違うと言って下さい
西村:もうひとつは
もうひとつは、そのうえで浜岡を何の根拠もなく、ただ地震が起こりそうだからという事だけで止めてしまったと
今まさに福井県の知事が言っていた通りですけれども
根拠、基準があってですね
これは危ない。基準を満たしていないから止めろ
法的手続きから考えておかしいから止めろというなら分かるんですけれども
その時の思いつき、感覚で止めると言ってしまっているから
何でもかんでも安全だと保障があるんだというところがあるんですね
ですから、今の政権に対しての不信感というものがものすごく根っこにあるという事だと思うんですね
水野:じゃぁ、政権が安定して信頼感を持てたら原発も信頼されるという意味ですか?
西村:それとね
そのうえで、既存の原発についてはですね
これは経済的な議論は嫌だと言っておられるようですけれども
これは安全確認の上で動かしていかないとですね
えー、おそらく、3割というのはちょっと大げさですけれども
原子力に依存しているのは、まぁ2割近く全国で減らしていかなければいけないし
一気にコストが上がりますから
そうなるとまさに企業は海外に逃げていきますし雇用も失っていくということになります
で、しかし、他方で安全性は大丈夫なのかというところですね
もう一回これは検証しなければいけないのですけれども
今回の政府の安全宣言みたいなものもですね
IAEAに報告をする
丁度昨日から2,3にちばかり海江田さん行かれたんですかね
報告をするために慌ててまるで安全確認したような形になっているんです
そこに日にちを合わせてやっていますから
本当にそんな短期間で保安員が確認できたかって言うのがよく分からない
その点もですね、ちゃんと検証して本当に説明してくれないと
地元の人達はみんな心配だと思うんですね
水野:じゃぁ、小出さん。今おさん方のお話しをお聞きになって
川内:ぼくは?ぼくぼく・・
水野:え。川内さんは「あきれます」のひとことを言ったのかなって
川内:いや。
水野:あ・・すみません
川内:これはですね
正しく問題を理解しないといけないんですね
今西村先生からねIAEAに対する日本政府の事故報告書の話しがありましたね
で、日本政府はいまだに「この原発事故は津波で起こった」のだと
「津波で全電源が喪失した」と言うふうに事故を解釈し
だから、津波用の非常用電源を建物の高いところに置けばこれが緊急安全対策だと
だから安全だから動かしていいよという事を言っているんですね
しかし、
実際には地震で原子炉の中の大口径の配管が破断をして原子炉が壊れたのではないかという指摘があるのですね
とすると、地震で原子炉が壊れたという事になれば
54基の全ての原子炉を一回停止をしなければならないという事につながるんですね
これはもう、全部やり変えなければいけない
こういうことになるんですよね
それはもう、決定的にこの問題の本質を変えるわけですね
津波なのか、地震だったのか
そういう意味でですね
私は地震でやられたのではないかということを強く懸念をしているので
そこの事故の検証がしっかりなされない限り安全宣言なんてものはとんでもないと
そういう意味で「あきれる」という事を言った訳です
水野:なるほど。はい。
小出先生。今のお話しいかがでしょう
はい
原子力発電所というのは機械なんですね
今回の事故も津波でやられたところもあるし地震でやられたところもあります
その結果として壊れてしまった訳ですけれども
機械である以上は地震でやられない、津波でやられない
それでもまだ、別の理由でやられるという事はあるのです
どんな対策をたててもその対策をすりぬけて事故というのが起きるという事は機械の本質なのであって
原子力発電所というのは事故が起きてしまった時には
今回の事故が示しているように本当に取り返しのつかないようなことになるのです
電気の2割をやっている3割をやっている
それを止めたらいくらか電気代が上がるなんていう
そんな議論とは違うほどの とてつもないことになってしまうという事なのです
であるからこそ原子力発電所だけは都会に建てないという事で
自民党政権の時代からそうやってきたのですし
今後も多分民主党が続くのなら民主党だって都会に原子力発電所を建てるなんて事は出来ないだろうと
水野:それは本当に安全じゃないからですかね
もちろんです
水野:あの、先程からね、本当に安全だという事を国民に示せるかどうかという
一つの条件というものが出ていますけれども
小出さんこれはできるんですか
だから、できないのです
機械がある限りは事故が起きるという事は当たり前なのであって
それを認めたうえで原子力発電所だけは都会から離すということで原子炉立地指針もできているわけです
それをずっと、もう自民党政権時代からそういう立地指針を作ってやってきたわけですし
まぁ、民主党もそれを踏襲しているわけですよね
海江田さんなんか
川内:私は踏襲しませんから
水野:川内さんは踏襲しないとおっしゃっていますけど
川内:私は絶対に踏襲しませんから
ありがとうございます。是非ともそうして欲しいと思います
水野:でも、そうするとね
本当に脱原発ってできるのかと、具体的にそんな事が出来るんですか?
小出先生は、本当にできると、私達の生活はめちゃくちゃにならないでできると思いますか?
簡単にできます
水野:簡単ですか?
はい
今現在原子力発電所が発電量の2割を占めているというのは本当です
しかし、水力発電所と火力発電所が膨大にあって
殆どの物を止めているというそういう現実があるのです
ですから、今動いている原子力発電所を即刻すべて止めたとしても
水野:今すぐ止めたとしても
はい
水力発電所と火力発電所で十分に、ピーク電力でさえ賄えます
ただし、ですけれども
ピーク電力を賄えるようにするためには揚水式の水力発電所をピーク時に動かせるように運用しなければいけませんし
今現在すでに老朽化している火力発電所も運転できるようにしなければいけないし
水野:確か、揚水式の水力発電所というのはコストが結構電力会社にかかるという話しではなかったですか?
ようするに、もともと原子力発電所の夜間電力を使うという
ただそれだけのためにつくられてきた発電所ですので
水野:だから電力会社は嫌がるんですよね
殆ど動いていませんでしたから、発電単価は高かったんですが
今回のようなことになったらむしろ出番が増えるわけですから、喜ぶべきことだろうと思いますし
老朽火力発電所を動かすという事もですね、老朽原発だって動かそうとしているのですから
水野:そうですよね
同じような事でして
それさえできれば十分乗り切れます
水野:十分乗り切れるという小出さんの発言に対していかがですか
自民党の西村さん
西村:おっしゃる通り老朽化した火力なり水力なりを、これをできるだけ使うというのはもちろん賛成なのです
ただし、先生が今おっしゃったように火力発電所、老朽化している奴、
たとえば5年も6年も全くそのままにほったらかしているのですから
錆ついてしまっていてすぐには使えない訳ですので
その間の最低限のエネルギーがいるし
水野:それは原発じゃないとだめなんですか?
西村:いろんな工夫しています
もう、自家発電とかかき集めてですね
出来るものは全部やろうと
も稼働率が低いのをもっと上げようと
エネルジーも稼働率低いのはもっと上げようと
いろんな事をやっていますけど
それでもピークにぎりぎり出来るかどうかという事になってきているんで
それぞれ節電をお願いしたりとか言う事になっているんですね
それで、あの
私もですね、新規の原発というのはこれは難しいというのはもう
無理だという現実はすごく、あの、認識しなければいけないと思うんです
しかし既存の原発 の古い奴については
これはもちろん老朽化していて難しいです。40年経っている奴はもう難しいと思いますし
えー。最新式の安全性の高いものについてさらに技術開発の道を残しておく
あるいは安全基準 安全規制体制
先生が言われたように安全委員会というのが全く機能していない
今回のIAEAへの報告とか安全宣言を安全委員会がドンだけみているかなんてよく分かんないよ
保安員が自分たちだけでやっているようですから
機能していない部分
水野:体制を変えて、そしてもっと安全性を高めて
一部続けていくという考えですね
西村:ま、既存のものについて当面は継続していかないと
これは我々経済に与える影響はインパクトがありますから
もちろんその間に老朽化したものを再起動したり。火力ですね。再起動していくなり
あるいは新エネルギーをもっと増やすと
これは補助金なりいろんな制度を入れてやっていく
これはやらなきゃいけない事は当然だと思いますけど
水野:なるほど、
じゃぁ今度は民主党の川内さん
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2011年6月20日【月】
たね蒔き的徹底討論フロム東京
東京スタジオから20:00~2時間枠大!
東日本大震災から3か月余。被災者、避難住民の疲労、苛立ちはもはや限界を超えていますが、
原発事故は収束の目処が立たず、被災地の瓦礫撤去も進みません。
そして政治は混迷の極みにあります。
被災者の生活再建はどうするのか?復興財源は?菅首相退陣は?そしてエネルギー政策は?
与野党の震災復興担当者に直撃!ゲストは次の皆さんです。
民主党・山口壯衆議院議員(民主党筆頭副政審会長、震災復興特別委理事)
川内博史衆院議員(たね蒔きでお馴染み。消費税アップ不要論者で代替エネルギーにも詳しい)
そして野党自民党から西村康稔衆院議員(元通産官僚で原子力政策に精通。震災復興特別委委員)、
小出裕章・京大助教(言わずと知れた反骨の原子力学者)にも電話をつなぎ、
政治家の皆さんと生討論です。
先週、たねまきジャーナルで水野晶子さんの声が聞けなくて
内容を書き出していても寂しい気持ちがしていました
6月20日月曜日
東京からのスペシャル番組でした
全部でyoutube×4あります
そのNo1の内容の書き出しが今出来ました。
政治家3人と小出先生
そして水野アナの鋭い突っ込み
続きは明日書き出す予定です
待ちきれない方は下記のyoutubeでお聞きくださいd(◕‿-。) ネ❤
20110620
【1/4】たね蒔きジャーナル スペシャル拡大版 小出裕章
水野:今夜は2時間スペシャルでお送りしております
今夜は東京スタジオからお送りしていますが3人のゲストに来ていただいています
山口壯さん(民主党政調筆頭副会長)
川内博史さん(民主党衆議院議員)
西村康稔さん(自民党衆議院議員)
これからは脱原発の行方について考えていこうと思います思います
3か月経ちましても平野さん
全然福島第一原子力発電所の収束のめどは立っていない。
それどころかどんどん不安が増大しているのではないかと思います
平野:この番組ずっと小出先生に出ていただいて
ある意味2カ月3カ月後の事を予測されるような解説であって
まさに先生の言っていた通りに進行しているなと
そう考えると今の事態は非常にに深刻ですよね
後何日かで汚染水が海にあふれ出る危険性があるんですよね
水野:これから京都大学の小出裕章先生と、大阪にいらっしゃいますがつなぎます
政治家の3人の方に小出さんがどんな方かというのを紹介しますとですね
このたねまきジャーナルは地震の直後福島第一原発の事故直後から
小出先生にこの原発事故がどうなっているのかという事を毎日解説していただいてまいりました
で、事故直後から非常に深刻な事態を ま、結局は言い当てていらっしゃったという事になります
もう、事故発生数日後にはメルトダウンの危険性もおっしゃっていらっしゃいました
平野さんと私とともにびっくりしたり、衝撃を受けたりしながらこの3カ月きたんですけど、
結局小出先生のおっしゃる通りに 悲しいかな なってしまったんですね
直近で言いますと今回期待された高濃度の汚染水を処理する装置
これも非常に期待はして願ってはいるけれども
小出先生はおっしゃっていました
「ゼオライトというのはすぐに吸収してしまって、放射能物質を・・取り変えなければいけないだろう」と
作業員の方がしょっちゅう取り換えなければならないだろし故障もするだろうとおっしゃっていたら
結局5時間後に停止してしまうというような状況に至っているのがこの週末の現実です
そうした小出さんの発言をリスナーの方々はずっと3か月聞いて下さっておりました
今日は小出さんにここで登場していただこうと思います
京都大学原子炉実験所助教の小出裕章先生です
小出さんこんばんは
こんばんは
水野:どうぞよろしくおねがいいたします
こちらこそお願いします
水野:小出さん、政治は嫌いだといつもおっしゃっていらっしゃいますけれども
今日は東京の政治家のみなさんもいらっしゃっておられますので、ぜひ
小出さんの今のお気持ちをおっしゃっていただきたいんです
はい
水野:まずはですね、緊急で、今すぐ福島第一原発の収束のために出来る事
政治がなさねばならぬ事。これを政治家の皆さんにぶつけていただけないですか
はい
今福島でやらなければいけないという事はいくつかあると思いますけれども
どうしても政治という人たちが動いていただかないとできないという事もいくつかあります
水野:そうでしょうね
たとえば一つは、これはこの番組で何度も私は聞いていただきましたが
汚染水をどうするのかという事で、今もうすでに11万トン物汚染水が溜まっているんですね
それが後 何日後かにあふれてしまうとか言ってマスコミに騒がれているのですけれども
そうではないのです。今、もう溢れているのです
水野:そうではない。
今もうすでに溢れているんですね
そうです
一時期ピットというところから目に見える形で海へ溢れていましたけれども
それは、目に見えてる場所で漏れていたという事だけの物で
本当であればトレンチとかタービン建屋の地下であるとか
そういうコンクリートの構造物から沢山もう、
ずっともう漏れ続けているという事に皆さんもう気が付かなければいけないのです
ですから、その、まだ何日も余裕があるという事ではなくて
もうすでに漏れているのですから、汚染水自身をとにかく早急に何とかしなくてはいけないと
そしてその事はもう一つ意味があって
現場でものすごい被ばく環境で作業をしている人たちの被ばくを少しでも少なくするためにも
汚染水を一刻でも早くどけなければいけないという事があったのです
そのために私は、もうどうにもならないからタンカーだという事を
2カ月以上も前に提案させていただいたのですが
水野:早くからおっしゃっていました
タンカーを持ってきてくれと
ただ、それをやるためには政治が介入しないとできない事が沢山あります
たとえば、タンカーの乗組員は放射線業務従事者じゃありませんから
それを緊急避難的に被ばくを許すという ですね
ものすごい苦渋の選択になりますけれども
タンカーの乗組員の人達には被ばくを我慢してもらうという事も必要でしょうし
一度タンカーに汚染水を入れてしまうとそのタンカーは使い物にならなくなります
それをどうするのかという問題もありますし
多分一番深刻なのは
海の上を走るのですね。
水野:はー
猛烈な放射能を積んだものが海の上を走るという事が
国際的に認められるかどうかという事がある訳で
水野:小出先生の案ではタンカーで汚染水を運び、柏崎刈羽原発に持って行って
そこで汚染水を処理すると
そうです
水野:この案以外に浮かばないとおっしゃっていましたよね
要するに今からその、今の処理装置もそうですけれども
即席で造ろうとしているのですけれど
そんな余裕は無いのです
水野:現場では処理しきれない程の汚染水が溜まっているという事ですよね
そうです。今はまさに戦争のような状態になっている訳で
もう何としても突破しなければいけない
そのためにこそ政治が力を発揮して欲しいと思います
水野:海の上を運行する、その安全をどうするかという事ですか
安全ではもちろんないのですね
船が沈没する可能性もあるし そういう事を国際的に認めてもらわなければならないために
政治が果たさなければならない役割がとても大きいと思いますけれども
でも、ここ ここに至った限りは やはり、やらなければならないだろうと思います
水野:まずなこのタンカーの案について後3人に伺いたいと思います
どなたか発言していただけませんか?
民主党の山口さんからお願いします
山口:こう言ういろんな案確かいただいていて 私いま、小出さんの本も読ませていただいて今日伺ったんですけど
とても大事な案だと思うし
あの、よく西村さんからも色々な案をいただいて
これいいなと思う事は我々もやらせていただいているという経緯もあるし
これは あの我々がやらなければいけない事の一つだと思うんです
根本的にはね、もっとあるんですよ
つまり東電任せになっているという面もあるんですね
国がやっぱり出ていって、国が第一の責任を持ってやっていくという体制を我々整えなければいけないし
そこは、民主党とか自民党とか公明党の枠を乗り超えてやっていかなければならないし
ちょっとこの原発事故対応体制というのは正直言って全然できていないという気がするから
ここなやっぱり こういうタンカーの国際的に認めていただく作業も含めて
我々が出来る事全部 あの 早急にやらなければいけないという事は思いますね
水野:自民党としてはどうですか?西村さん
西村:実はこのタンカーは我々は早い段階で提案をさせていただいていたんですけども
水野:そうなんですか?
西村:けども・・どうなっているんだか・・・
山口:あれ、具体的に進んでいるんだ
西村;やってる?
水野:どこの?レベルまで進んで・・
山口:現実にもうその回収が終わって使える状態になっているみたいな・・・
水野:タンカーがですか?
山口:ただ、その大きさが色々あるんですね
西村:はいはい、当初これは早い段階でそれをやろうということで
水野:何で出来ないんですか?
そんだけ提案しはっても何で動かないんですか
山口:やってるって
水野:タンカーがね まだね 汚染水運んでないじゃないですか
山口:それはね
いろんな国際的な云々もあるんでしょう
そういう意味では我々が口を出す面が本当はもっとなければいけないんだと
水野:つまり法律を変えるところまで必要
国際的な
平野:この話は実は官邸まで届いていたはずなんですよね
水野:一時枝野さんが
平野:枝野さんが一時触れたんですよね
そこから動いていないんですよね
水野:なんで、消えて動かないのかが分からないんですが
平野:政権中枢部の政治判断の決断の鈍さだと僕は思うんですよね
水野:これは多分菅さんがやりましょう
タンカーでやりましょうと言ったら動く話じゃないんですか?
西村:ちょっと、山口さん、これはぜひ検証をして我々が動いた方が
山口:そうですね。これは現実我々話しあっていましたね
西村:やっていましたから
水野:あっ、そうなんですか
平野それとね:私も小出さんの話しと山口さんの話しで
山口さんが言っていたあの、特命チームですね
いわゆる旧電力からですね
今の作業員の被ばく環境をできるだけ低減するという意味では国によって旧電力の特命チームを作って
東電任せにしないで、もう早く特命チームをつくらなきゃダメなんじゃないかなと
これは法律的にね
私は西村さんが特に通産におられたから・・・あの
できないんですかね、この特命チームの編成というのは・・・
旧電力をともにこう
水野:全国各地の電力会社から
西村:もちろんもちろん
原子力の現場をよく知っておられる電力会社の人達から、沖縄はありませんけれども
そのようなところから来ていただくというのは大事ですし
小出先生をはじめいろんな英知を結集していくことが大事なんですね
ところがまぁ
これはまぁ、批判的ではありますけれども
官邸初め ちょっと参与の方を自分の好みだけで選んでしまってですね
幅広く結集してその中で技術者の意見を聞いてこれをやろうという体制が出来ていないんです
水野:じゃぁ、私は思うんですけど
小出先生、小出先生はずっと原発に対しては厳しいご意見をおっしゃっていらっしゃいました
その小出先生のような方が これ、中心に物を言えるようなシステムにしないとあかんのじゃないかって思うんですよ
山口:いま、あの特命チームと言われて西村さんも話されて
私はそれで大丈夫じゃないかと思うんです
たとえばね何でみんなが不安に思っているのか
20ミリシーベルトって文部科学省が言ったって誰も信じないわけですね
水野:しんじられませんよね
山口:なぜか、本当に専門家がかかわっているのかという気がしないからでしょ
だからそういう意味では世界の専門家も入れて 日本の専門家の方にも入っていただいて
もちろん東電の方もその中には当然残っていただいて
責任は総理大臣が取ると
で、現実にはそこで決めていくと
だからIAEAの専門家にも入っていただくと
やっぱり、その、あれだけの専門家が決めたんだから大丈夫なんだろうと言う体制
その特命チームというのを作らなければいけないと
そりゃ、法律でたとえばね西村さん
原子力災害対策特別措置法、あそこの中で本部長は総理大臣になっているんですけれども
副本部長が主務大臣まぁ経産大臣の事ですね
アレに一つ変えてね、法律を改正してもう1人副本部長を加えて
その人のもとにその、タスクフォースを作って
そこに世界の専門家を集めて
そこで決めたことを法律では支持する事が出来ることになっているけれども
指示しなければいけないという
要するにもう少し力を持たせて
西村:うんうん 実行するという
山口:うん
西村:国が実行するというね
水野:ちょっとお待ちくださいね
今のご意見は山口さんがおっしゃって下さったんですけれども
小出先生、今の体制作りにはどんなご意見ですか?
いまのをお聞きになっていかがでしょう
すみません
私は政治が嫌いだと前から言っていますけれども
そんな委員会をいくら作っても駄目だと私は思います
水野:何故ダメか
要するに今だって原子力安全委員会という組織があるんです
事故が起きたら安全委員会がきちんと対応できるのであれば
ちゃんと意見も言えたはずだし対策も取れたはずですけれども
安全委員会は何の機能も果たさないまま今に至ってしまっているわけです
だから、もう
これから新しい委員会を作るとかですね
法律を改正するとか
そういう悠長な事は言っていられません
もう、本当に今戦争が起きているわけですから
本当に実行力のある人たちが力を発揮して乗り切るという
それしかもう、私にはないと思います
水野:まずはタンカーの案を進めることに対してイエスかノーかどうですか?
山口:ちょっと、今の小出先生にもう少しし私は付け加えさせていただきたいんですが
何処か司令塔がきちんとしなくてはいけないと思うんですね
原子力安全委員会が司令塔足りうるかと言ったらそうじゃないですね
そういう意味では司令塔をきちんと
たとえば総理大臣じゃなくて、それから官邸だけじゃなくて
やっぱりその世界の英知が集まる
そういうたとえば この事故っていうのは
当初アメリカは最初から原爆と同じという観点でとらえていましたよね
日本は原爆持っていないからこのきっかりはできないだろう
多分こう思っていたはずです
でも現実的に同じような事故。その、事態が起こっているということは
やっぱり我々日本人はある意味傲慢だったかもしれない
原子力技術に対しては世界一だとかね
たけどそれは、そういう面もあるけれども
やっぱ、この期間についてはもっともっと世界の申し出みたいなものも含めて
知恵も含めて
やっぱ我々、ま、急ぐ事は急ぐ訳ですから
もちろん今やることとして
ですからその10年20年
これは場合によっては付き合っていかなければならない部分が沢山あるかもしれないんですよ
水野:もちろんですよ
ただ、やっぱり小出先生の思いは今すぐタンカーをと
もう、これさえも政治って出来ないんですか?
川内さんどうなんですか?
川内:やる気がないからですよ
水野:でしょ。やるって言ったら出来た
川内:ようするにね
水野:3か月経ってるんですよ
川内:やっぱりあの
No2たねまきジャーナル2時間スペシャル。小出氏と3人の政治家の生討論No2(残り全部書き出しました)につづくー
たね蒔き的徹底討論フロム東京
東京スタジオから20:00~2時間枠大!
東日本大震災から3か月余。被災者、避難住民の疲労、苛立ちはもはや限界を超えていますが、
原発事故は収束の目処が立たず、被災地の瓦礫撤去も進みません。
そして政治は混迷の極みにあります。
被災者の生活再建はどうするのか?復興財源は?菅首相退陣は?そしてエネルギー政策は?
与野党の震災復興担当者に直撃!ゲストは次の皆さんです。
民主党・山口壯衆議院議員(民主党筆頭副政審会長、震災復興特別委理事)
川内博史衆院議員(たね蒔きでお馴染み。消費税アップ不要論者で代替エネルギーにも詳しい)
そして野党自民党から西村康稔衆院議員(元通産官僚で原子力政策に精通。震災復興特別委委員)、
小出裕章・京大助教(言わずと知れた反骨の原子力学者)にも電話をつなぎ、
政治家の皆さんと生討論です。
先週、たねまきジャーナルで水野晶子さんの声が聞けなくて
内容を書き出していても寂しい気持ちがしていました
6月20日月曜日
東京からのスペシャル番組でした
全部でyoutube×4あります
そのNo1の内容の書き出しが今出来ました。
政治家3人と小出先生
そして水野アナの鋭い突っ込み
続きは明日書き出す予定です
待ちきれない方は下記のyoutubeでお聞きくださいd(◕‿-。) ネ❤
20110620
【1/4】たね蒔きジャーナル スペシャル拡大版 小出裕章
水野:今夜は2時間スペシャルでお送りしております
今夜は東京スタジオからお送りしていますが3人のゲストに来ていただいています
山口壯さん(民主党政調筆頭副会長)
川内博史さん(民主党衆議院議員)
西村康稔さん(自民党衆議院議員)
これからは脱原発の行方について考えていこうと思います思います
3か月経ちましても平野さん
全然福島第一原子力発電所の収束のめどは立っていない。
それどころかどんどん不安が増大しているのではないかと思います
平野:この番組ずっと小出先生に出ていただいて
ある意味2カ月3カ月後の事を予測されるような解説であって
まさに先生の言っていた通りに進行しているなと
そう考えると今の事態は非常にに深刻ですよね
後何日かで汚染水が海にあふれ出る危険性があるんですよね
水野:これから京都大学の小出裕章先生と、大阪にいらっしゃいますがつなぎます
政治家の3人の方に小出さんがどんな方かというのを紹介しますとですね
このたねまきジャーナルは地震の直後福島第一原発の事故直後から
小出先生にこの原発事故がどうなっているのかという事を毎日解説していただいてまいりました
で、事故直後から非常に深刻な事態を ま、結局は言い当てていらっしゃったという事になります
もう、事故発生数日後にはメルトダウンの危険性もおっしゃっていらっしゃいました
平野さんと私とともにびっくりしたり、衝撃を受けたりしながらこの3カ月きたんですけど、
結局小出先生のおっしゃる通りに 悲しいかな なってしまったんですね
直近で言いますと今回期待された高濃度の汚染水を処理する装置
これも非常に期待はして願ってはいるけれども
小出先生はおっしゃっていました
「ゼオライトというのはすぐに吸収してしまって、放射能物質を・・取り変えなければいけないだろう」と
作業員の方がしょっちゅう取り換えなければならないだろし故障もするだろうとおっしゃっていたら
結局5時間後に停止してしまうというような状況に至っているのがこの週末の現実です
そうした小出さんの発言をリスナーの方々はずっと3か月聞いて下さっておりました
今日は小出さんにここで登場していただこうと思います
京都大学原子炉実験所助教の小出裕章先生です
小出さんこんばんは
こんばんは
水野:どうぞよろしくおねがいいたします
こちらこそお願いします
水野:小出さん、政治は嫌いだといつもおっしゃっていらっしゃいますけれども
今日は東京の政治家のみなさんもいらっしゃっておられますので、ぜひ
小出さんの今のお気持ちをおっしゃっていただきたいんです
はい
水野:まずはですね、緊急で、今すぐ福島第一原発の収束のために出来る事
政治がなさねばならぬ事。これを政治家の皆さんにぶつけていただけないですか
はい
今福島でやらなければいけないという事はいくつかあると思いますけれども
どうしても政治という人たちが動いていただかないとできないという事もいくつかあります
水野:そうでしょうね
たとえば一つは、これはこの番組で何度も私は聞いていただきましたが
汚染水をどうするのかという事で、今もうすでに11万トン物汚染水が溜まっているんですね
それが後 何日後かにあふれてしまうとか言ってマスコミに騒がれているのですけれども
そうではないのです。今、もう溢れているのです
水野:そうではない。
今もうすでに溢れているんですね
そうです
一時期ピットというところから目に見える形で海へ溢れていましたけれども
それは、目に見えてる場所で漏れていたという事だけの物で
本当であればトレンチとかタービン建屋の地下であるとか
そういうコンクリートの構造物から沢山もう、
ずっともう漏れ続けているという事に皆さんもう気が付かなければいけないのです
ですから、その、まだ何日も余裕があるという事ではなくて
もうすでに漏れているのですから、汚染水自身をとにかく早急に何とかしなくてはいけないと
そしてその事はもう一つ意味があって
現場でものすごい被ばく環境で作業をしている人たちの被ばくを少しでも少なくするためにも
汚染水を一刻でも早くどけなければいけないという事があったのです
そのために私は、もうどうにもならないからタンカーだという事を
2カ月以上も前に提案させていただいたのですが
水野:早くからおっしゃっていました
タンカーを持ってきてくれと
ただ、それをやるためには政治が介入しないとできない事が沢山あります
たとえば、タンカーの乗組員は放射線業務従事者じゃありませんから
それを緊急避難的に被ばくを許すという ですね
ものすごい苦渋の選択になりますけれども
タンカーの乗組員の人達には被ばくを我慢してもらうという事も必要でしょうし
一度タンカーに汚染水を入れてしまうとそのタンカーは使い物にならなくなります
それをどうするのかという問題もありますし
多分一番深刻なのは
海の上を走るのですね。
水野:はー
猛烈な放射能を積んだものが海の上を走るという事が
国際的に認められるかどうかという事がある訳で
水野:小出先生の案ではタンカーで汚染水を運び、柏崎刈羽原発に持って行って
そこで汚染水を処理すると
そうです
水野:この案以外に浮かばないとおっしゃっていましたよね
要するに今からその、今の処理装置もそうですけれども
即席で造ろうとしているのですけれど
そんな余裕は無いのです
水野:現場では処理しきれない程の汚染水が溜まっているという事ですよね
そうです。今はまさに戦争のような状態になっている訳で
もう何としても突破しなければいけない
そのためにこそ政治が力を発揮して欲しいと思います
水野:海の上を運行する、その安全をどうするかという事ですか
安全ではもちろんないのですね
船が沈没する可能性もあるし そういう事を国際的に認めてもらわなければならないために
政治が果たさなければならない役割がとても大きいと思いますけれども
でも、ここ ここに至った限りは やはり、やらなければならないだろうと思います
水野:まずなこのタンカーの案について後3人に伺いたいと思います
どなたか発言していただけませんか?
民主党の山口さんからお願いします
山口:こう言ういろんな案確かいただいていて 私いま、小出さんの本も読ませていただいて今日伺ったんですけど
とても大事な案だと思うし
あの、よく西村さんからも色々な案をいただいて
これいいなと思う事は我々もやらせていただいているという経緯もあるし
これは あの我々がやらなければいけない事の一つだと思うんです
根本的にはね、もっとあるんですよ
つまり東電任せになっているという面もあるんですね
国がやっぱり出ていって、国が第一の責任を持ってやっていくという体制を我々整えなければいけないし
そこは、民主党とか自民党とか公明党の枠を乗り超えてやっていかなければならないし
ちょっとこの原発事故対応体制というのは正直言って全然できていないという気がするから
ここなやっぱり こういうタンカーの国際的に認めていただく作業も含めて
我々が出来る事全部 あの 早急にやらなければいけないという事は思いますね
水野:自民党としてはどうですか?西村さん
西村:実はこのタンカーは我々は早い段階で提案をさせていただいていたんですけども
水野:そうなんですか?
西村:けども・・どうなっているんだか・・・
山口:あれ、具体的に進んでいるんだ
西村;やってる?
水野:どこの?レベルまで進んで・・
山口:現実にもうその回収が終わって使える状態になっているみたいな・・・
水野:タンカーがですか?
山口:ただ、その大きさが色々あるんですね
西村:はいはい、当初これは早い段階でそれをやろうということで
水野:何で出来ないんですか?
そんだけ提案しはっても何で動かないんですか
山口:やってるって
水野:タンカーがね まだね 汚染水運んでないじゃないですか
山口:それはね
いろんな国際的な云々もあるんでしょう
そういう意味では我々が口を出す面が本当はもっとなければいけないんだと
水野:つまり法律を変えるところまで必要
国際的な
平野:この話は実は官邸まで届いていたはずなんですよね
水野:一時枝野さんが
平野:枝野さんが一時触れたんですよね
そこから動いていないんですよね
水野:なんで、消えて動かないのかが分からないんですが
平野:政権中枢部の政治判断の決断の鈍さだと僕は思うんですよね
水野:これは多分菅さんがやりましょう
タンカーでやりましょうと言ったら動く話じゃないんですか?
西村:ちょっと、山口さん、これはぜひ検証をして我々が動いた方が
山口:そうですね。これは現実我々話しあっていましたね
西村:やっていましたから
水野:あっ、そうなんですか
平野それとね:私も小出さんの話しと山口さんの話しで
山口さんが言っていたあの、特命チームですね
いわゆる旧電力からですね
今の作業員の被ばく環境をできるだけ低減するという意味では国によって旧電力の特命チームを作って
東電任せにしないで、もう早く特命チームをつくらなきゃダメなんじゃないかなと
これは法律的にね
私は西村さんが特に通産におられたから・・・あの
できないんですかね、この特命チームの編成というのは・・・
旧電力をともにこう
水野:全国各地の電力会社から
西村:もちろんもちろん
原子力の現場をよく知っておられる電力会社の人達から、沖縄はありませんけれども
そのようなところから来ていただくというのは大事ですし
小出先生をはじめいろんな英知を結集していくことが大事なんですね
ところがまぁ
これはまぁ、批判的ではありますけれども
官邸初め ちょっと参与の方を自分の好みだけで選んでしまってですね
幅広く結集してその中で技術者の意見を聞いてこれをやろうという体制が出来ていないんです
水野:じゃぁ、私は思うんですけど
小出先生、小出先生はずっと原発に対しては厳しいご意見をおっしゃっていらっしゃいました
その小出先生のような方が これ、中心に物を言えるようなシステムにしないとあかんのじゃないかって思うんですよ
山口:いま、あの特命チームと言われて西村さんも話されて
私はそれで大丈夫じゃないかと思うんです
たとえばね何でみんなが不安に思っているのか
20ミリシーベルトって文部科学省が言ったって誰も信じないわけですね
水野:しんじられませんよね
山口:なぜか、本当に専門家がかかわっているのかという気がしないからでしょ
だからそういう意味では世界の専門家も入れて 日本の専門家の方にも入っていただいて
もちろん東電の方もその中には当然残っていただいて
責任は総理大臣が取ると
で、現実にはそこで決めていくと
だからIAEAの専門家にも入っていただくと
やっぱり、その、あれだけの専門家が決めたんだから大丈夫なんだろうと言う体制
その特命チームというのを作らなければいけないと
そりゃ、法律でたとえばね西村さん
原子力災害対策特別措置法、あそこの中で本部長は総理大臣になっているんですけれども
副本部長が主務大臣まぁ経産大臣の事ですね
アレに一つ変えてね、法律を改正してもう1人副本部長を加えて
その人のもとにその、タスクフォースを作って
そこに世界の専門家を集めて
そこで決めたことを法律では支持する事が出来ることになっているけれども
指示しなければいけないという
要するにもう少し力を持たせて
西村:うんうん 実行するという
山口:うん
西村:国が実行するというね
水野:ちょっとお待ちくださいね
今のご意見は山口さんがおっしゃって下さったんですけれども
小出先生、今の体制作りにはどんなご意見ですか?
いまのをお聞きになっていかがでしょう
すみません
私は政治が嫌いだと前から言っていますけれども
そんな委員会をいくら作っても駄目だと私は思います
水野:何故ダメか
要するに今だって原子力安全委員会という組織があるんです
事故が起きたら安全委員会がきちんと対応できるのであれば
ちゃんと意見も言えたはずだし対策も取れたはずですけれども
安全委員会は何の機能も果たさないまま今に至ってしまっているわけです
だから、もう
これから新しい委員会を作るとかですね
法律を改正するとか
そういう悠長な事は言っていられません
もう、本当に今戦争が起きているわけですから
本当に実行力のある人たちが力を発揮して乗り切るという
それしかもう、私にはないと思います
水野:まずはタンカーの案を進めることに対してイエスかノーかどうですか?
山口:ちょっと、今の小出先生にもう少しし私は付け加えさせていただきたいんですが
何処か司令塔がきちんとしなくてはいけないと思うんですね
原子力安全委員会が司令塔足りうるかと言ったらそうじゃないですね
そういう意味では司令塔をきちんと
たとえば総理大臣じゃなくて、それから官邸だけじゃなくて
やっぱりその世界の英知が集まる
そういうたとえば この事故っていうのは
当初アメリカは最初から原爆と同じという観点でとらえていましたよね
日本は原爆持っていないからこのきっかりはできないだろう
多分こう思っていたはずです
でも現実的に同じような事故。その、事態が起こっているということは
やっぱり我々日本人はある意味傲慢だったかもしれない
原子力技術に対しては世界一だとかね
たけどそれは、そういう面もあるけれども
やっぱ、この期間についてはもっともっと世界の申し出みたいなものも含めて
知恵も含めて
やっぱ我々、ま、急ぐ事は急ぐ訳ですから
もちろん今やることとして
ですからその10年20年
これは場合によっては付き合っていかなければならない部分が沢山あるかもしれないんですよ
水野:もちろんですよ
ただ、やっぱり小出先生の思いは今すぐタンカーをと
もう、これさえも政治って出来ないんですか?
川内さんどうなんですか?
川内:やる気がないからですよ
水野:でしょ。やるって言ったら出来た
川内:ようするにね
水野:3か月経ってるんですよ
川内:やっぱりあの
No2たねまきジャーナル2時間スペシャル。小出氏と3人の政治家の生討論No2(残り全部書き出しました)につづくー
06.21
Tue
将来は自然エネルギーにシフトしていくとしても
制度が出来て実用化するまでにはまだ時間がかかる
だけど、私はもう原子力発電の電気は嫌だ
今現在も稼働している原発があるというだけで恐ろしくて仕方ない
電気が足りないからと言って何とか原発を動かし続けたいメーカー、政治家、学者達
でも、一刻も早く一日も早くドイツやイタリアのように原発の完全廃止を日本には宣言してもらいたい
今すぐ廃止したって使用済み燃料だけで十分危険が大きすぎます
今までに作ってきた核のゴミの量は莫大です
その処分もできない
今回の福島第一から出た放射能が沢山付いたもの
瓦礫や土や・・・汚泥etc・・・
その置場もない。
「電気が足りないキャンペーン」今夏、東京の電気は余って、余剰は東北電力に融通できるくらいだそうです。東京新聞こちら特報部よりとあわせてお読みください。
現代ビジネス フライデー経済の死角
2011年06月12日(日) フライデー
緊急レポート
電力会社の利権を奪えば「脱原発できる!」
「ニッポンの自家発電」はすでに原発60基分!
JR東日本 神奈川県川崎市川崎区 川崎発電所(火力)の最大出力は65.5万kW。
信濃川水系の水力発電と合わせ110.4万kWの発電能力を持つ(PHOTO 足立百合)
JR東日本、キリンビール、六本木ヒルズ、大阪ガス・・・
全国ですでに6000万kWの電気が作られている---が、さらに企業に広まらない裏には、カラクリがあった。
「かき集めても、やっとこのぐらいという感じだ」。5
月23日、中部電力(中電)本店で行われた会見で、水野明久社長(57)は厳しい表情でこう漏らした。
浜岡原発停止後、7月と8月の電力供給力がピーク時の需要を5%ほど上回るものの、
安定供給には到達しないと発表したのだ。
恒例の電力会社による「電力が足りなくなる」というアピールである。
そこで、中電が打ち出しているのが、自家発電設備を持つ管内の民間企業から余剰電力を買い取るという方針だ。
とはいえ、中電が買い取れるのは余剰電力に過ぎない。
管内最大となる60万kWの発電能力を備えた名古屋製鉄所(愛知県東海市)を持つ新日本製鐵の広報センターは次のように説明する。
「製鉄の過程で出る熱やガスを利用するもので、発電量は生産量に左右されます。
発電した電気は自社工場内でも使用しますので、そのすべてを余剰電力として売電できるわけではない。
そして、これまでも余剰電力を中部電力に売ってきました。
ですので、それ以上の〝埋蔵電力〟があると思われると困るのですが」
あまり知られていないが、発電施設を所有しているのは電力会社だけではない。
'95年の電気事業法の改正によって電力会社による独占が一部緩和され、
電力供給を行う新たな企業(事業者)が生まれた。
新日鐵のように余剰電力を電力会社に売る企業もある。
その一方で、非常用や自社工場での消費を目的とした自家発電もある。
環境エネルギー政策研究所主席研究員の松原弘直氏が解説する。
「工場の自家発電施設で最も導入されているのは、重油など化石燃料を使う発電機ですが、
油の価格の上昇で、発電するよりも電力会社から買ったほうが安く、ほとんど稼動していなかったはずです」
資源エネルギー庁の資料に基づいて、編集部で作成
上のグラフは、全国の自家発電を発電の種類ごとに分けて、認可出力(注)の合計を示したものである。
自家発電施設は3249ヵ所あり、うち2569ヵ所が火力発電だ。
一目瞭然だが、火力の自家発電だけで日本の原発全54基の総認可出力を上回っている。
水力などを加えれば原発60基分に相当する。
そしてその多くが稼動せず、〝眠っている〟可能性が高いのだ。
総務省統計局や電気事業連合会が公表した '08 年のデータによれば、
日本の火力発電所の最大発電量は約1兆2266億kW/h。
しかし、その稼働率は50%程度に過ぎず、原発で発電していた約2581億kW/hを補って余りある。
それに加えて、この〝埋蔵〟自家発電がある。
「厳しい夏になる」(水野社長)などと、
電力会社は原発なしには夏を乗り切れないかのような〝脅し〟を繰り返すが、
本誌が何度も指摘してきたとおり、電気が足りないわけではない。
しかし、この自家発電力を有効に生かすのを阻む壁が存在する。
電力会社の利権である。
この利権は企業の自家発電がさらに広まるのを阻む壁にもなっている。
「そもそも一つの電力会社が、ある地域の発電も送電も小売も独占するというのは、
戦後の復興期だから必要だったシステムです。
工業生産が伸び、その電気需要に応えるために必要だったわけです。
しかし今の時代に、地域独占が必要でしょうか?」(自家発電設備を持つある事業者)
日本の電気事業は、10電力会社による地域独占体制が続いているが、
前述した電気事業法の改正で発電と小売の一部が自由化され、独自に発電や電力供給を行う事業者が誕生した。
業態によって、「卸供給事業者(IPP)」、「特定電気事業者」、「特定規模電気事業者(PPS)」などに大別される。
IPPは、
電力会社に10年以上にわたって1000kW以上を供給する契約などを交わしている事業者のことで、
大阪ガスの子会社である「泉北天然ガス発電所」などがそれに当たる。
また、特定電気事業者は限定された区域に対し、自らの発電設備と送配電設備を用いて電力供給を行う。
六本木ヒルズに電気を供給する森ビルの子会社「六本木エネルギーサービス」や、
首都圏の鉄道に電気を供給するJR東日本が代表的だ。
一方、PPSは、工場や病院など一般家庭以外と50kW以上の契約をして電気を供給する。
オリックスや昭和シェルなどが参入している。
「このPPSが電気をどんどん作り、市場が活発になれば電気代も安くなるはずですが、
電力会社がそれを阻んでいます。
PPSは自前の送電設備を持たないため、電力会社の送電網を利用するのですが、
その際に『託送料』がかかり、この負担が大きいのです。
電力量によって変わりますが、客が支払う電気代の約2割を、託送料として電力会社に支払わなければなりません」
(前出の事業者)
森ビル(六本木エネルギーサービス)東京都港区六本木
六本木ヒルズの地下に1万平方メートルという広さの発電施設がある。
ガスタービン式6基発電能力は3.8万kWだ
さらにこんな障壁もある。
「電力会社は自然エネルギーで作られる電気を送電網に接続することを独自に制限しているんです。
『自然エネルギーは安定しない』というのがその理由です。
例えば、東北地方では風力発電の事業者は抽選に当たらないと送電網に繋げません。
広範囲で送電網を整備すれば、青森県では風が吹かなくても、秋田県で吹けば穴埋めできるのに」
(別のPPS事業者)
大阪ガス(泉北天然ガス発電所)大阪府堺市・高石市
発電効率57%という最新鋭の発電機4基で110.9万kWを発電。IPP事業の発電所としては日本最大規模だ
政府は6月中には、「エネルギー環境会議」(議長・玄葉光一郎国家戦略担当相)を設置することを決めている。
その会議で最も大きな議題となるのが、電力会社の「発送電分離」だ。
前述したような障壁をなくすために電力会社から送電部門を切り離そうという議論だ。
が、実現したとしても、すぐに自由化が進むわけではなさそうだ。
九州大学大学院電気システム工学部門の合田忠弘教授はこう指摘する。
「発電と送電を分離した場合、あちこちに点在する電源を有効に利用しようとすれば、
多くの電気を流せるように送電網を強化する必要があります。
しかし、海外の事例を見ると、送電会社はなるべく今の設備を利用して設備投資を控える傾向がある。
この投資を誰がどのように行うのかが問題となるでしょう」
また、電気メーターを設置し、各家庭に電気を配電できるのも電力会社に限られているから、
欧米のように少々料金が高くても、あえて太陽光発電で作られた電気を買うような選択はできない。
自家発電で作られた電気も原発で作られた電気も一緒くたにされ、
その内訳もブラックボックスにされた〝言い値〟の電気料金を私たちは支払わされているのだ。
キリンビール神奈川県横浜市鶴見区
3基のガスタービンで最大1.7万kW。首都圏全域へ出荷する商品を製造する横浜工場の全電力を賄っている
●送電分離による託送料の廃止
●電気メーター(配電)の自由化
●電気料金の内訳の可視化
これらを実現できれば、電力不足などありえない。
脱原発への道も大きく開けることとなる。
あるPPS事業者が言う。
「発送電分離と配電の自由化によって、『原発の電気は安くても買わない』という選択が可能になる。
発送電を分離して初めて、国民が意思表示をできるのです」
現代ビジネスブック 第1弾
田原 総一朗
『Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった』
(講談社刊、税込み1,575円)
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講談社
現代ビジネスより転記しました
06.21
Tue
福島第一原子力発電所の事故が起きてから
原発に関して知りたいと真剣に思い色々調べ始めた私ですが
ずっと以前からこのように真実を語り続けていらっしゃる先生方
事故が起きてしまってからでは遅いのかもと思いましたが
今停止中の原発が安全確認されたら稼働するとかしないとか
原発推進の政治家や学者が必死で原発を無くさないようにしている姿も見え隠れする中
このような恐ろしい事故が起きていなかったとしても
原子力発電は危険だという事、
90歳を過ぎた今でも日本のためにご自分の経験をお話しして下さっている肥田舜太郎医師です
下記は2007年2月の講演の内容ですが、きちんと理解しておくべきだと思い(私が)転記します。
本年度の先生の生の声は下記<参考>でどうぞ。
かくされてきた被曝「ぶらぶら病」
青木智弘2007/02/11
2007年2月8日に生活クラブ生協埼玉の講演会で、
肥田舜太郎さんは低線量内部被曝の健康被害と、日本の核武装化の懸念などについて語った。
本年夏より六ヶ所村施設の本格稼動が予定されている、
核燃料サイクルに反対している 生活クラブ生協埼玉 では、
2月8日の午後に 肥田舜太郎 氏を講師に招き「内部被曝について」講演会を行った。
肥田舜太郎さん( 日本被団協 原爆被害者中央相談所・理事長/ 全日本民医連・ 顧問)は、
仮説ながら徐々に明らかになってきている低線量内部被曝の健康被害問題などについて語った。
当日の講演を、以下に報告する(要約・補足・文責:筆者(青木智弘))。
肥田舜太郎さん
すすまないヒバク研究
90歳になって私は、いよいよ、ヒロシマの被爆を目の当たりにした最後の医療者になってしまいました。
被爆/被曝についての医療はすすんでいません。
61年間もずーっと臨床でヒバクシャを診てきた医療者は私ぐらいでしょう。
公立の病院ですと、大学から派遣される医療者は3~4年で交代してしまい、
ずーっとヒバクシャを診るわけではないのです。
そんなこともあって医者は、ヒバクについて正しく知っているとは言いがたいのです。
医療の教科書にヒバクの問題は載っていません。
いまだにアメリカの資料隠しも続いています。
だから、原子力や核の平和利用の危険についても、人々は認識が甘いのです。
危険について知っている人も、政府や企業の圧力があって、なかなか表には出せないのです。
放射線の健康被害は本来、
いくつもの大学の研究室が集まって、何十人もの研究者がプロジェクトチームをつくり、何億もの研究費をかけて、
体系的に解明すべき課題です。
しかしそうはなっていないので、ほぼ手つかずの研究分野といってもよいでしょう。
あまりに壮大なテーマなので、一生をかけて研究しようという人もなかなかいません。
ヒロシマの被爆
アメリカが広島に原爆を投下した際、
人々にあのような大被害をもたらすとは、当時の米国軍人の多くには、
あまり予測できていなかったのではないかと私は思います。
原爆使用の第一目的はとにかく大量破壊であって、
普通の爆弾などなら何万発とかかる効果を瞬時に上げたかったのでしょう。
ところが原爆を投下してみると、未曾有の健康被害が長らくつづくことになったのです。
米軍の占領下では、被爆者の医療には壁がありました。
被爆の被害について、米占領軍は知らせなかった。
圧倒的なお金と人と力を使って米軍は調査はしましたが、その成果は医療にはいかされなかった。
臨床医である私たちは、経験の蓄積から判断するしかなかったのです。
月日が経つに連れて不思議なことがおきました。
直接、被爆をしていない人たちに健康被害が出るようになったのです。
どうも体の調子が悪い、という人も増えました。
当時、患者が病院にいって「わからない」と診断してくれる医者はまだ良心的でした。
ノイローゼとか、病気そのものを認めない医者が、圧倒的に多かったのです。
それくらい「健康被害はない」というアメリカの宣伝力が大きかったのです。
真実につながる道が、日本人には閉ざされていたのです。
放射線の健康被害
放射線は人体に、急性被害と慢性被害をもたらします。
後者について米国は、必ずしも予測していなかったと思います。
急性被害は、瞬時に大量の放射線を浴びることでおきます。
放射線は貫通してしまって、体内には残りません。
急性被害をうけた人は、内部被曝もしていますが、数時間か数日で死亡してしまいます。
やがて、直接は被爆していないのに、原爆後の広島に、家族や親戚を探しに来た人らが亡くなっていきました。
次に顕著になった健康被害が「ぶらぶら病」なのです。
はじめの頃はノイローゼとよく間違えられました。
今では、原発事故後に「ぶらぶら病」被害が出ることもわかって、海外でも認知されるようになりました。
「ぶらぶら病」は、被害者家族の命名です。
広島に駐屯していた日本軍の兵士が終戦後に故郷に帰る。
九死に一生を得た人が、30分も農作業できない、倦怠感で立っていられない、働けない、という状態になります。
被爆後の街の瓦礫除去作業などに従事した人たちです。
いまでも、ふつうの人の疲労や倦怠は、そのメカニズムはわかっていません。
人や医者は、経験的に疲労を、そしてそれが休息によって回復することを知っているだけなのです。
ですから当時、「ぶらぶら病」の人たちは病気とは見なされませんでした。
仮病とかナマケ者とみなされてしまったのです。
家族の人たちは「うちのお父さん、広島に行ったらナマケ者になって帰ってきてしまった」ということで、
「ぶらぶら病」と言われたのです。
私たち現場の医者は、はじめ病名をつけられませんでした。
はじめの頃は抵抗して「原爆病」と言っていましたが、
それを死亡診断書に書くと埋葬許可がおりないのです。
死亡診断書に書ける死因は、国際的な標準があって、それに外れるものは認められないのです。
やむをえず、一時はちがう名前をつけていました。
私が診た顕著な症例は新潟の男性です。
倦怠感には波があって、突然、急激に襲ってきます。
健康被害者は、ヒバクしたことを中々あかしません。
生命保険にも入れないし、就職や結婚にも差し支えます。
診察の際に医者の前にきてようやく、ヒバクしたことを医師にだけ告げるのです。その男性もそうでした。
ヒバクを告げられれば私は、どこで、いつ、どうヒバクしたのかを細かくききます。
その男性は問診中に疲れて、やがて頬杖をつき、つぎに床にあぐらをかき、やがては床の上に横になってしまいました。
座ってもいられないのです。
そういうことで演技をする人はいません。
そういう人を見ることで、ようやく私は、ヒバクシャがだるい、働けないということがわかるようになったのです。
ひろがる「ぶらぶら病」
いまはアメリカやロシア、中国にも「ぶらぶら病」の患者さんがいます。
米国には、核実験の被害者、原爆製造の従事者や工場の周辺住民などに24万人もの被害者がいます。
しかし、政府や医療者は一貫して、その存在を無視してきました。
旧ソ連、中国、原発のある国には「ぶらぶら病」の患者さんがいますが、
どの国も医療者も、一貫して原爆症を隠しています。
内部被曝は、外から見るだけではその健康被害がわかりません。
働けないので生活困窮に陥ってしまいます。
1950年ごろまで、若い被爆者は家族を失って、孤児も同然でした。
被爆者手帳が支給されるようになるまで、被爆者には戸籍も、配給手帳もありませんでした。
だから飢え死にした人もたくさんいます。
1952年までは、自分で被爆者であることを知らない人も大勢いました。
当時(1952年より以前)、14、5の少女が一人、福島の親類のところに引き取られました。
しかし役場は配給手帳を支給してくれません。
広島市出身者は占領軍の扱いになるというのです。
しかし福島の進駐軍の事務所ではどうにもなりません。
結局、配給手帳がないと、その子の食料は配給されませんから、親戚をたらいまわしにされ、やがて農家の後妻となります。
ところがお嫁さんとしては、昼も夜も“おつとめ”はできないから離縁されてしまう。
離縁されたら子がいた‥‥日本中のみんなが食うや食わずだった当時、そういう女性の行く末はきまっています。
彼女のような悲惨な人生を送った人がたくさんいるのです。
大人も子どもも、ヒバクしたばかりに、人権を蹂躙された一生を送ったのです。
外部被爆と内部被曝
原爆の最初の犠牲者は、大やけどで亡くなっていきました。
被爆3日目以後になると、謎の高熱や粘膜からの出血などによって、被爆者は亡くなっていきました。
まぶたの裏からも出血する人もいますし、扁桃腺の細胞が真っ黒になって壊死する人もいました。
症状が悪化すると髪の毛も抜けます。ふつうの脱毛とは違うのです。
患者さんの毛が、死の1~2日前になると、すこし触れただけで、手についてゴソーっと抜けてしまうのです。
髪がなくなるということが、女性にとっていかに悲しいことなのか、私は痛感しました。
急性の被害をうけた人は、最後は下血か吐血で亡くなります。
そういう慢性の症状が、やがては直接被爆をしていない人にも出るようになりました。
はじめは伝染病を疑いました。でもちがいます。
直接、高線量の被爆をした人たちは、内部被曝もしていたのですが、半年以内に亡くなってしまいました。
やがて内部被曝だけをした人にも、症状があらわれるようになったのです。
1975年に私は初めて渡米し、
米国の医師を通じて核実験の死の灰をあびて症状が出た人を知って、
私は内部被曝の健康被害について確信を持ったのです。
内部被曝のメカニズム
今は「低線量の被爆に健康影響はない」「爆心2km以遠に健康被害はない」などという
日本の厚生労働省などの主張も仮説にすぎません。
原爆症認定の裁判で国側の証人は「脱毛は栄養失調でもおきる」などといいます。
しかし、そうでしょうか。
臨床医の私からすればそれはおかしいのです。
軍医として、ニューギニアからの、すさまじい栄養失調の帰還兵を診たことがありましたが、脱毛はしていませんでした。
内部被曝のメカニズムも今はまだ仮説です。
しかし、そうでないと説明のつかない現象があまりに多いのです。
臨床経験から私は、内部被曝のメカニズムの仮説に立脚せざるを得ません。
そうでないと説明がつかないのです。
原爆が炸裂した時、よく「きのこ雲」があらわれたと言われますが、
その下にあったのは実は火柱です。
1.放射性粒子が体内に入るまで
図1の上の黒いところが、土砂といっしょに舞い上がった放射性物質です。
一部が黒い雨となって、一部は埃となって、放射性降下物は落ちてきました。
その微粒子を吸い込むなどして、内部被曝の健康被害がおきたのです。
ウランの分子は、1ミリの60分の1です。
ウラン分子を仁丹の大きさにまで拡大すると、おなじ拡大率で人体は富士山の9倍もの高さの身長になります。
鼻の穴の大きさが2mなのです。そのような細かな世界でおきていることなので、なかなか証明がむずかしいのです。
しかし、内部被曝のメカニズムの仮説を採らないと、説明できないことが多すぎるのです。
ヒトは、ウランの微粒子を吸ったのか、吸っていないのかもわかりません。
肺、あるいは胃に入って、やがては血管をつうじて運ばれ、最後は体のどこかの組織に定着します。
この段階では、ウラン分子は細胞の壁(細胞膜)はこえることができず、細胞間の体液にとどまっています
2.分子レベルでおきていると推定されていること
体液の中でウラン分子は、活性酸素とくっつきます。すると電離線を出し始めるのです。
電離線が細胞膜に穴を開けてしまい、α線、β線、γ線が細胞の中に入れるようになります。
活性酸素とくっついたウラン分子は、電荷が270万ミリボルトと、たいへんに大きいのです。
ふだん、ヒトの細胞は、酸素が10とか、炭素が3とか、小さな電荷の分子が活動しています。
そこへ圧倒的に大きい電荷のウラン分子が入ってくるので、細胞内は分子レベルで大混乱に陥ってしまいます。
そして、分子レベルで混乱した細胞は変異細胞になってしまい、やがて変異細胞群を構成するのです。
変異細胞群は、ガンになるだけではないのです。
どのような形で発現するのかは、個体差があって、人によってちがいます。
内部被曝の発症メカニズムなどは、分子レベルでおきていることなので、今の段階では、まだ仮説にすぎません。
しかし私の医療経験では、そう解釈をせざるを得ないのです。内部被曝説でようやく、説明がつくのです。
ー長いのでつづきは続きを読むに転記しますー続きを読む
原発に関して知りたいと真剣に思い色々調べ始めた私ですが
ずっと以前からこのように真実を語り続けていらっしゃる先生方
事故が起きてしまってからでは遅いのかもと思いましたが
今停止中の原発が安全確認されたら稼働するとかしないとか
原発推進の政治家や学者が必死で原発を無くさないようにしている姿も見え隠れする中
このような恐ろしい事故が起きていなかったとしても
原子力発電は危険だという事、
90歳を過ぎた今でも日本のためにご自分の経験をお話しして下さっている肥田舜太郎医師です
下記は2007年2月の講演の内容ですが、きちんと理解しておくべきだと思い(私が)転記します。
本年度の先生の生の声は下記<参考>でどうぞ。
かくされてきた被曝「ぶらぶら病」
青木智弘2007/02/11
2007年2月8日に生活クラブ生協埼玉の講演会で、
肥田舜太郎さんは低線量内部被曝の健康被害と、日本の核武装化の懸念などについて語った。
本年夏より六ヶ所村施設の本格稼動が予定されている、
核燃料サイクルに反対している 生活クラブ生協埼玉 では、
2月8日の午後に 肥田舜太郎 氏を講師に招き「内部被曝について」講演会を行った。
肥田舜太郎さん( 日本被団協 原爆被害者中央相談所・理事長/ 全日本民医連・ 顧問)は、
仮説ながら徐々に明らかになってきている低線量内部被曝の健康被害問題などについて語った。
当日の講演を、以下に報告する(要約・補足・文責:筆者(青木智弘))。
肥田舜太郎さん
すすまないヒバク研究
90歳になって私は、いよいよ、ヒロシマの被爆を目の当たりにした最後の医療者になってしまいました。
被爆/被曝についての医療はすすんでいません。
61年間もずーっと臨床でヒバクシャを診てきた医療者は私ぐらいでしょう。
公立の病院ですと、大学から派遣される医療者は3~4年で交代してしまい、
ずーっとヒバクシャを診るわけではないのです。
そんなこともあって医者は、ヒバクについて正しく知っているとは言いがたいのです。
医療の教科書にヒバクの問題は載っていません。
いまだにアメリカの資料隠しも続いています。
だから、原子力や核の平和利用の危険についても、人々は認識が甘いのです。
危険について知っている人も、政府や企業の圧力があって、なかなか表には出せないのです。
放射線の健康被害は本来、
いくつもの大学の研究室が集まって、何十人もの研究者がプロジェクトチームをつくり、何億もの研究費をかけて、
体系的に解明すべき課題です。
しかしそうはなっていないので、ほぼ手つかずの研究分野といってもよいでしょう。
あまりに壮大なテーマなので、一生をかけて研究しようという人もなかなかいません。
ヒロシマの被爆
アメリカが広島に原爆を投下した際、
人々にあのような大被害をもたらすとは、当時の米国軍人の多くには、
あまり予測できていなかったのではないかと私は思います。
原爆使用の第一目的はとにかく大量破壊であって、
普通の爆弾などなら何万発とかかる効果を瞬時に上げたかったのでしょう。
ところが原爆を投下してみると、未曾有の健康被害が長らくつづくことになったのです。
米軍の占領下では、被爆者の医療には壁がありました。
被爆の被害について、米占領軍は知らせなかった。
圧倒的なお金と人と力を使って米軍は調査はしましたが、その成果は医療にはいかされなかった。
臨床医である私たちは、経験の蓄積から判断するしかなかったのです。
月日が経つに連れて不思議なことがおきました。
直接、被爆をしていない人たちに健康被害が出るようになったのです。
どうも体の調子が悪い、という人も増えました。
当時、患者が病院にいって「わからない」と診断してくれる医者はまだ良心的でした。
ノイローゼとか、病気そのものを認めない医者が、圧倒的に多かったのです。
それくらい「健康被害はない」というアメリカの宣伝力が大きかったのです。
真実につながる道が、日本人には閉ざされていたのです。
放射線の健康被害
放射線は人体に、急性被害と慢性被害をもたらします。
後者について米国は、必ずしも予測していなかったと思います。
急性被害は、瞬時に大量の放射線を浴びることでおきます。
放射線は貫通してしまって、体内には残りません。
急性被害をうけた人は、内部被曝もしていますが、数時間か数日で死亡してしまいます。
やがて、直接は被爆していないのに、原爆後の広島に、家族や親戚を探しに来た人らが亡くなっていきました。
次に顕著になった健康被害が「ぶらぶら病」なのです。
はじめの頃はノイローゼとよく間違えられました。
今では、原発事故後に「ぶらぶら病」被害が出ることもわかって、海外でも認知されるようになりました。
「ぶらぶら病」は、被害者家族の命名です。
広島に駐屯していた日本軍の兵士が終戦後に故郷に帰る。
九死に一生を得た人が、30分も農作業できない、倦怠感で立っていられない、働けない、という状態になります。
被爆後の街の瓦礫除去作業などに従事した人たちです。
いまでも、ふつうの人の疲労や倦怠は、そのメカニズムはわかっていません。
人や医者は、経験的に疲労を、そしてそれが休息によって回復することを知っているだけなのです。
ですから当時、「ぶらぶら病」の人たちは病気とは見なされませんでした。
仮病とかナマケ者とみなされてしまったのです。
家族の人たちは「うちのお父さん、広島に行ったらナマケ者になって帰ってきてしまった」ということで、
「ぶらぶら病」と言われたのです。
私たち現場の医者は、はじめ病名をつけられませんでした。
はじめの頃は抵抗して「原爆病」と言っていましたが、
それを死亡診断書に書くと埋葬許可がおりないのです。
死亡診断書に書ける死因は、国際的な標準があって、それに外れるものは認められないのです。
やむをえず、一時はちがう名前をつけていました。
私が診た顕著な症例は新潟の男性です。
倦怠感には波があって、突然、急激に襲ってきます。
健康被害者は、ヒバクしたことを中々あかしません。
生命保険にも入れないし、就職や結婚にも差し支えます。
診察の際に医者の前にきてようやく、ヒバクしたことを医師にだけ告げるのです。その男性もそうでした。
ヒバクを告げられれば私は、どこで、いつ、どうヒバクしたのかを細かくききます。
その男性は問診中に疲れて、やがて頬杖をつき、つぎに床にあぐらをかき、やがては床の上に横になってしまいました。
座ってもいられないのです。
そういうことで演技をする人はいません。
そういう人を見ることで、ようやく私は、ヒバクシャがだるい、働けないということがわかるようになったのです。
ひろがる「ぶらぶら病」
いまはアメリカやロシア、中国にも「ぶらぶら病」の患者さんがいます。
米国には、核実験の被害者、原爆製造の従事者や工場の周辺住民などに24万人もの被害者がいます。
しかし、政府や医療者は一貫して、その存在を無視してきました。
旧ソ連、中国、原発のある国には「ぶらぶら病」の患者さんがいますが、
どの国も医療者も、一貫して原爆症を隠しています。
内部被曝は、外から見るだけではその健康被害がわかりません。
働けないので生活困窮に陥ってしまいます。
1950年ごろまで、若い被爆者は家族を失って、孤児も同然でした。
被爆者手帳が支給されるようになるまで、被爆者には戸籍も、配給手帳もありませんでした。
だから飢え死にした人もたくさんいます。
1952年までは、自分で被爆者であることを知らない人も大勢いました。
当時(1952年より以前)、14、5の少女が一人、福島の親類のところに引き取られました。
しかし役場は配給手帳を支給してくれません。
広島市出身者は占領軍の扱いになるというのです。
しかし福島の進駐軍の事務所ではどうにもなりません。
結局、配給手帳がないと、その子の食料は配給されませんから、親戚をたらいまわしにされ、やがて農家の後妻となります。
ところがお嫁さんとしては、昼も夜も“おつとめ”はできないから離縁されてしまう。
離縁されたら子がいた‥‥日本中のみんなが食うや食わずだった当時、そういう女性の行く末はきまっています。
彼女のような悲惨な人生を送った人がたくさんいるのです。
大人も子どもも、ヒバクしたばかりに、人権を蹂躙された一生を送ったのです。
外部被爆と内部被曝
原爆の最初の犠牲者は、大やけどで亡くなっていきました。
被爆3日目以後になると、謎の高熱や粘膜からの出血などによって、被爆者は亡くなっていきました。
まぶたの裏からも出血する人もいますし、扁桃腺の細胞が真っ黒になって壊死する人もいました。
症状が悪化すると髪の毛も抜けます。ふつうの脱毛とは違うのです。
患者さんの毛が、死の1~2日前になると、すこし触れただけで、手についてゴソーっと抜けてしまうのです。
髪がなくなるということが、女性にとっていかに悲しいことなのか、私は痛感しました。
急性の被害をうけた人は、最後は下血か吐血で亡くなります。
そういう慢性の症状が、やがては直接被爆をしていない人にも出るようになりました。
はじめは伝染病を疑いました。でもちがいます。
直接、高線量の被爆をした人たちは、内部被曝もしていたのですが、半年以内に亡くなってしまいました。
やがて内部被曝だけをした人にも、症状があらわれるようになったのです。
1975年に私は初めて渡米し、
米国の医師を通じて核実験の死の灰をあびて症状が出た人を知って、
私は内部被曝の健康被害について確信を持ったのです。
内部被曝のメカニズム
今は「低線量の被爆に健康影響はない」「爆心2km以遠に健康被害はない」などという
日本の厚生労働省などの主張も仮説にすぎません。
原爆症認定の裁判で国側の証人は「脱毛は栄養失調でもおきる」などといいます。
しかし、そうでしょうか。
臨床医の私からすればそれはおかしいのです。
軍医として、ニューギニアからの、すさまじい栄養失調の帰還兵を診たことがありましたが、脱毛はしていませんでした。
内部被曝のメカニズムも今はまだ仮説です。
しかし、そうでないと説明のつかない現象があまりに多いのです。
臨床経験から私は、内部被曝のメカニズムの仮説に立脚せざるを得ません。
そうでないと説明がつかないのです。
原爆が炸裂した時、よく「きのこ雲」があらわれたと言われますが、
その下にあったのは実は火柱です。
1.放射性粒子が体内に入るまで
図1の上の黒いところが、土砂といっしょに舞い上がった放射性物質です。
一部が黒い雨となって、一部は埃となって、放射性降下物は落ちてきました。
その微粒子を吸い込むなどして、内部被曝の健康被害がおきたのです。
ウランの分子は、1ミリの60分の1です。
ウラン分子を仁丹の大きさにまで拡大すると、おなじ拡大率で人体は富士山の9倍もの高さの身長になります。
鼻の穴の大きさが2mなのです。そのような細かな世界でおきていることなので、なかなか証明がむずかしいのです。
しかし、内部被曝のメカニズムの仮説を採らないと、説明できないことが多すぎるのです。
ヒトは、ウランの微粒子を吸ったのか、吸っていないのかもわかりません。
肺、あるいは胃に入って、やがては血管をつうじて運ばれ、最後は体のどこかの組織に定着します。
この段階では、ウラン分子は細胞の壁(細胞膜)はこえることができず、細胞間の体液にとどまっています
2.分子レベルでおきていると推定されていること
体液の中でウラン分子は、活性酸素とくっつきます。すると電離線を出し始めるのです。
電離線が細胞膜に穴を開けてしまい、α線、β線、γ線が細胞の中に入れるようになります。
活性酸素とくっついたウラン分子は、電荷が270万ミリボルトと、たいへんに大きいのです。
ふだん、ヒトの細胞は、酸素が10とか、炭素が3とか、小さな電荷の分子が活動しています。
そこへ圧倒的に大きい電荷のウラン分子が入ってくるので、細胞内は分子レベルで大混乱に陥ってしまいます。
そして、分子レベルで混乱した細胞は変異細胞になってしまい、やがて変異細胞群を構成するのです。
変異細胞群は、ガンになるだけではないのです。
どのような形で発現するのかは、個体差があって、人によってちがいます。
内部被曝の発症メカニズムなどは、分子レベルでおきていることなので、今の段階では、まだ仮説にすぎません。
しかし私の医療経験では、そう解釈をせざるを得ないのです。内部被曝説でようやく、説明がつくのです。
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06.20
Mon
広島長崎の原爆で被爆して
もう、すでに亡くなってしまった人の細胞からも
放射線は出続けている
内部被曝の恐ろしさを改めて思いました。
皮膚がんになった被爆者の癌の周辺の細胞も
正常に見えるDNAが傷ついていることが分かっている
内部被曝があるという事がこんなにはっきり証明されているのに・・・
2009年6月のニュースです
キャスター:
原爆投下で出るいわゆる「死の灰」
その死の灰が原爆の投下から60年以上たった今でも細胞の中で放射線を出し続けている様子を
長崎大学の研究グループが世界で初めて確認しました
ナレーション:
細胞から延びる二本の黒い線
これか細胞の中で今も出続けている放射線です
被爆から60年以上たった今年、初めてとらえられました
広島と長崎に投下された原爆
その際降り注いだのが放射性物質の微粒子、いわゆる「死の灰」です
身体の外から放射線を浴びる外部被ばく
一方死の灰を呼吸などで体内に取り込んでしまうのが内部被ばくです
健康に影響を及ぼすと考えられていますが具体的な内容はよく分かっていません
長崎大学の七條和子助教らの研究グループです
死の灰による内部被曝について
七條和子助教:
被ばく者においては外部被ばくというものが通常考えられておりまして
内部被曝としての評価、または内部被曝としての病理学的な意義がほとんど分かっていない段階です
ナレーション:
そこで研究グループはすでに死亡した7人の被ばく者について
大学に保管されていた被ばく者の組織を特殊な方法で撮影
その結果細胞の中で死の灰が出す放射線を黒い線としてとらえることに成功しました
02:04
七條和子助教:
細胞がこのちょっと横の方からですね、2本認められます
ナレーション:
被爆から60年以上も経った今もなお
骨や腎臓なとの細胞の中で放射線を出し続けている様子をとらえたのは世界で初めてです
さらに、放射線の分析から
この死の灰の成分は原爆の原料のプルトニウムである事も確認されたということです
今回の成果は死の灰による内部被曝が人の体の中で
どのように周囲の組織を傷つけ健康に影響を及ぼすのかを解明する手掛かりになるものと期待されています
七条和子助教:
その時だけ被ばくして色々な障害を及ぼすのではなく
ずっと身体の中に蓄えられたまま少しずつ少しずつですね
身体を・・やはり傷つけている可能性がある事の何らかの糸口になればと思っております
キャスター:
原爆で被爆した人は今も高い割合で癌になっていますが
こうした患者は一見正常に見える細胞のDNAが傷ついている事が長崎大学の研究で分かりました
原爆の放射線が長い年月の後も被ばく者の中でがんを引き起こす仕組みの解明につながると注目されています
被ばく者は今も高い割合で癌になっていますがその仕組みは明らかになっていません
長崎大学の中島正洋准教授の研究グループは
皮膚がんになった被爆者を対象に手術で切除された癌の周辺の細胞について研究を進めました
その結果癌になっていない一見正常に見える細胞のDNAが傷ついているケースが多くみられる事が分かりました
こうしたDNAの異常は爆心地から3キロ以上離れて被ばくした人では5人のうち一人だったのに対し
1,5キロ以内で被ばくした人では7人のうち5人にのぼっています
中島正洋准教授:
60年以上前の一回の放射線の被ばくによって
遺伝子に傷が入りやすいといったものが誘発されているのではないか
それは癌になりやすいという事を示唆するデータだと考えております
キャスター:
この結果はアメリカがん学会の学術誌「キャンサー」のインターネット版に掲載されました
もう、すでに亡くなってしまった人の細胞からも
放射線は出続けている
内部被曝の恐ろしさを改めて思いました。
皮膚がんになった被爆者の癌の周辺の細胞も
正常に見えるDNAが傷ついていることが分かっている
内部被曝があるという事がこんなにはっきり証明されているのに・・・
2009年6月のニュースです
キャスター:
原爆投下で出るいわゆる「死の灰」
その死の灰が原爆の投下から60年以上たった今でも細胞の中で放射線を出し続けている様子を
長崎大学の研究グループが世界で初めて確認しました
ナレーション:
細胞から延びる二本の黒い線
これか細胞の中で今も出続けている放射線です
被爆から60年以上たった今年、初めてとらえられました
広島と長崎に投下された原爆
その際降り注いだのが放射性物質の微粒子、いわゆる「死の灰」です
身体の外から放射線を浴びる外部被ばく
一方死の灰を呼吸などで体内に取り込んでしまうのが内部被ばくです
健康に影響を及ぼすと考えられていますが具体的な内容はよく分かっていません
長崎大学の七條和子助教らの研究グループです
死の灰による内部被曝について
七條和子助教:
被ばく者においては外部被ばくというものが通常考えられておりまして
内部被曝としての評価、または内部被曝としての病理学的な意義がほとんど分かっていない段階です
ナレーション:
そこで研究グループはすでに死亡した7人の被ばく者について
大学に保管されていた被ばく者の組織を特殊な方法で撮影
その結果細胞の中で死の灰が出す放射線を黒い線としてとらえることに成功しました
02:04
七條和子助教:
細胞がこのちょっと横の方からですね、2本認められます
ナレーション:
被爆から60年以上も経った今もなお
骨や腎臓なとの細胞の中で放射線を出し続けている様子をとらえたのは世界で初めてです
さらに、放射線の分析から
この死の灰の成分は原爆の原料のプルトニウムである事も確認されたということです
今回の成果は死の灰による内部被曝が人の体の中で
どのように周囲の組織を傷つけ健康に影響を及ぼすのかを解明する手掛かりになるものと期待されています
七条和子助教:
その時だけ被ばくして色々な障害を及ぼすのではなく
ずっと身体の中に蓄えられたまま少しずつ少しずつですね
身体を・・やはり傷つけている可能性がある事の何らかの糸口になればと思っております
キャスター:
原爆で被爆した人は今も高い割合で癌になっていますが
こうした患者は一見正常に見える細胞のDNAが傷ついている事が長崎大学の研究で分かりました
原爆の放射線が長い年月の後も被ばく者の中でがんを引き起こす仕組みの解明につながると注目されています
被ばく者は今も高い割合で癌になっていますがその仕組みは明らかになっていません
長崎大学の中島正洋准教授の研究グループは
皮膚がんになった被爆者を対象に手術で切除された癌の周辺の細胞について研究を進めました
その結果癌になっていない一見正常に見える細胞のDNAが傷ついているケースが多くみられる事が分かりました
こうしたDNAの異常は爆心地から3キロ以上離れて被ばくした人では5人のうち一人だったのに対し
1,5キロ以内で被ばくした人では7人のうち5人にのぼっています
中島正洋准教授:
60年以上前の一回の放射線の被ばくによって
遺伝子に傷が入りやすいといったものが誘発されているのではないか
それは癌になりやすいという事を示唆するデータだと考えております
キャスター:
この結果はアメリカがん学会の学術誌「キャンサー」のインターネット版に掲載されました
6月19日20時50分福島2号機建屋二重扉が開放されました
18億ベクレル放出されるのに、
東電は「環境への影響はない」と言いました
経済産業省原子力安全・保安院も「問題はない」
今までに出ている量がケタ違いだから
18億ベクレルなんて”へ”でもないのでしょうか(。◔‸◔。)??
【放射能漏れ】
福島2号機建屋二重扉を開放
放出される放射性物質の推計値は18億ベクレル
産経ニュース2011.6.19 21:04
東京電力は19日、福島第1原発2号機の原子炉建屋の二重扉を開放したと発表した。
開放で建屋内の放射性物質(放射能)が環境中に放出される懸念があるが、
事前に放射性物質濃度を下げる措置を取っており、東電は「環境への影響はない」と判断した。
東電によると、開放により放出される放射性物質の推計値は18億ベクレル。
1号機の二重扉開放時に放出された5億ベクレルを上回る。
開放について経済産業省原子力安全・保安院は「問題はない」と評価。
地元自治体の了承も得られたという。
2号機の原子炉建屋は屋根が残っているため、地下にたまった汚染水の蒸発などによって湿気がこもり、
湿度99・9%の「スチームサウナのような状態」(東電)だった。
高い湿度の中に人が立ち入ると脱水症状を引き起こす危険もあり、作業の妨げになっていた。
今後、原子炉の水位計や圧力計の調整作業を行う。
一方、4号機では19日、
定期検査中に原子炉機器を仮置きする「DSピット」と呼ばれるプールの水位が低下し、
露出した原子炉機器から強い放射線が出ている可能性があることが判明した。
東日本大震災発生時に定期検査中だった4号機では、
ピットの水が燃料貯蔵プールに偶然流入したため、燃料の損傷を回避できていたことが分かった。
燃料プールには大震災発生当時、1535本の燃料が保管されていた。
燃料が発する熱で水が蒸発し、燃料損傷の懸念が高まったが、水位は下がらず燃料は水面下にとどまった。
東電によると、プールの水位が予想より下がらなかったのは、
ピット側の水が燃料貯蔵プールに偶然流れ込んだ可能性が高いという。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は会見で、
「プールに水が流れなかったら空だきなり、非常に厳しい状態になっていた」との見方を示した。
東電は19日、ピットに約80トンの水を注入。今後、約1千トンを注水する方針。
一方、東電は同日、本格運転からわずか5時間で停止した汚染水の浄化システムで、
水漏れがあったことを明らかにした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わたしは、東電もメディアも信じられなくなっちゃったので
行政のリアルタイム「東京都新宿区の環境放射線量測定結果」をチェックしてみた
放射線関連グラフ
(↑このサイト優れモノです。放射線量だけでなく原子炉の様子も見る事が出来ます。)
東京の毎時更新データ
6月20日0時のグラフですが・・・二重扉を開けた今夜よりも
6月11日未明がものすごく高い
6月13日未明も若干高く
17日未明と19日未明がやはり高い
全て真夜中に放射線量がUPしている
福島県飯舘村役場の毎時更新データ
飯館村役場では丁度扉を開けた頃高くなっているように見えます
とにかく毎晩夜になると高いように見えます
気象庁ウィンドプロファイラ(上空の風)もチェックした
風向きがこっちじゃないからグラフは低いのかな?
東京も飯館村も夜中になると放射線量が高くなっているように見えます
内緒で毎晩夜になったら扉を開けていたのでしょうか?
それとも、毎晩何かが起きているのでしょうか?
東電の話しも、政府の話しも、保安院の話しも、テレビも新聞も
何にも信じられないから
こうやって情報を集めてみるけど
素人の私にはやっぱり何にも分からない
(。◔‸◔。)?????ってハテナマークが沢山くっついてしまうばかりですw
最後にもう一度
18億ベクレルは
環境への影響はなく、問題はない・・・・><;
だんだん、マヒしていくようで
そんな自分が恐いです。
18億ベクレル放出されるのに、
東電は「環境への影響はない」と言いました
経済産業省原子力安全・保安院も「問題はない」
今までに出ている量がケタ違いだから
18億ベクレルなんて”へ”でもないのでしょうか(。◔‸◔。)??
【放射能漏れ】
福島2号機建屋二重扉を開放
放出される放射性物質の推計値は18億ベクレル
産経ニュース2011.6.19 21:04
東京電力は19日、福島第1原発2号機の原子炉建屋の二重扉を開放したと発表した。
開放で建屋内の放射性物質(放射能)が環境中に放出される懸念があるが、
事前に放射性物質濃度を下げる措置を取っており、東電は「環境への影響はない」と判断した。
東電によると、開放により放出される放射性物質の推計値は18億ベクレル。
1号機の二重扉開放時に放出された5億ベクレルを上回る。
開放について経済産業省原子力安全・保安院は「問題はない」と評価。
地元自治体の了承も得られたという。
2号機の原子炉建屋は屋根が残っているため、地下にたまった汚染水の蒸発などによって湿気がこもり、
湿度99・9%の「スチームサウナのような状態」(東電)だった。
高い湿度の中に人が立ち入ると脱水症状を引き起こす危険もあり、作業の妨げになっていた。
今後、原子炉の水位計や圧力計の調整作業を行う。
一方、4号機では19日、
定期検査中に原子炉機器を仮置きする「DSピット」と呼ばれるプールの水位が低下し、
露出した原子炉機器から強い放射線が出ている可能性があることが判明した。
東日本大震災発生時に定期検査中だった4号機では、
ピットの水が燃料貯蔵プールに偶然流入したため、燃料の損傷を回避できていたことが分かった。
燃料プールには大震災発生当時、1535本の燃料が保管されていた。
燃料が発する熱で水が蒸発し、燃料損傷の懸念が高まったが、水位は下がらず燃料は水面下にとどまった。
東電によると、プールの水位が予想より下がらなかったのは、
ピット側の水が燃料貯蔵プールに偶然流れ込んだ可能性が高いという。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は会見で、
「プールに水が流れなかったら空だきなり、非常に厳しい状態になっていた」との見方を示した。
東電は19日、ピットに約80トンの水を注入。今後、約1千トンを注水する方針。
一方、東電は同日、本格運転からわずか5時間で停止した汚染水の浄化システムで、
水漏れがあったことを明らかにした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わたしは、東電もメディアも信じられなくなっちゃったので
行政のリアルタイム「東京都新宿区の環境放射線量測定結果」をチェックしてみた
放射線関連グラフ
(↑このサイト優れモノです。放射線量だけでなく原子炉の様子も見る事が出来ます。)
東京の毎時更新データ
6月20日0時のグラフですが・・・二重扉を開けた今夜よりも
6月11日未明がものすごく高い
6月13日未明も若干高く
17日未明と19日未明がやはり高い
全て真夜中に放射線量がUPしている
福島県飯舘村役場の毎時更新データ
飯館村役場では丁度扉を開けた頃高くなっているように見えます
とにかく毎晩夜になると高いように見えます
気象庁ウィンドプロファイラ(上空の風)もチェックした
風向きがこっちじゃないからグラフは低いのかな?
東京も飯館村も夜中になると放射線量が高くなっているように見えます
内緒で毎晩夜になったら扉を開けていたのでしょうか?
それとも、毎晩何かが起きているのでしょうか?
東電の話しも、政府の話しも、保安院の話しも、テレビも新聞も
何にも信じられないから
こうやって情報を集めてみるけど
素人の私にはやっぱり何にも分からない
(。◔‸◔。)?????ってハテナマークが沢山くっついてしまうばかりですw
最後にもう一度
18億ベクレルは
環境への影響はなく、問題はない・・・・><;
だんだん、マヒしていくようで
そんな自分が恐いです。
06.19
Sun
もんじゅ・・・・
何度も挑戦していまだ成功しない、落下事故から後2カ月で1年が経つ
この装置を取り出す事が出来なければ中に入っている燃料を引き上げる事も出来ない
23日の朝9時から引き抜きを始めるらしい
とても危険な作業だと思う
しんぱいです。
敦賀市長河瀬一治氏5選をうけて調べてみた。のブログの時に
もんじゅに関しても少しだけ調べた。上記のブログ内に「もんじゅの概要」で書いてあるが
とにかく過去のトラブルがすごい。死んだ人が(自殺者)出ている
1995年12月8日に発生したもんじゅのナトリウム漏洩火災事故において、
事故現場の様子を撮影したビデオの一部を隠したことが発覚した。
1996年1月13日午前6時10分、
当時ビデオ隠しの特命内部調査員に任命されマスコミの矢面に立たされていた
西村成生・動燃総務部次長の自殺死体(警察発表)が発見された。
そして2010年8月26日、炉内中継装置(直径46cm、長さ12m、重さ3.3トン)がつり上げ作業中に落下する事故が起きて、
24回以上の対応策を実行するもののすべてが失敗し、いまだ解決することが出来ていない
2011年1月28日、落下した装置を引き抜くための追加工事や試験などの復旧作業に
約9億4千万円の費用がかかることがわかった。
また、停止中も維持費に1日5500万円の国費がかかると報道されている。
2011年2月14日、装置を現場で担当する燃料環境課長が敦賀市の山中で自殺し、遺体で発見された
高速増殖炉「もんじゅ」課長が自殺 トラブル復旧を担当、今月中旬から不明
産経ニュース2011.2.22 11:26
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で
昨年8月に原子炉容器内に炉内中継装置が落下し、抜けなくなっている問題で、
復旧作業にあたっていた燃料環境課の男性課長(57)が自殺していたことが22日分かった。
関係者によると、課長は今月14日、同市内の山中で遺体が発見された。
現場付近から遺書なども見つかったことから、自殺とみられるという。
今月中旬に行方不明になり、家族から福井県警敦賀署に捜索願が出されていた。
燃料環境課は、燃料交換などを扱う部署。
40%出力試験に向けた昨年夏の炉心確認試験前後からトラブルが多発している。
関係者によると、同課は国のヒアリングなどを受ける機会も多く最も忙しい部署。課長も同部署の勤務が長かったという。
そして今月の23日に・・・
もんじゅ 落下装置、23日にも引き抜き 福井
産経ニュース2011.6.18 02:50
日本原子力研究開発機構は、
高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)で原子炉容器内に落下したままになっている燃料交換用の炉内中継装置本体を
23日にも引き抜く方針を固めた。
炉内中継装置は直径46センチ、長さ12メートル、重さ3・3トンの円筒形。
中央が直径約40センチの空洞になっており、燃料交換の際に空洞を燃料棒が通る仕組み。
昨年8月に落下し、接合部が変形したため引き抜けない状態が続いている。
原子力機構は当日、専用器具を使って装置と原子炉容器上ぶたの一部「スリーブ」(重さ3・6トン)ごと引き抜く計画。
引き抜き後順調に作業が進めば今秋にも復旧し、今年度中に40%出力試験を行う考え。
関係者によると、週明けにじゃばら式の専用器具を設置。
23日午前9時ごろには、本体引き抜き作業に着手する。全体の作業終了は深夜になるという。
当日は経済産業省原子力安全・保安院が立ち入り検査を行う。
福島原発以上に危険性のある高速増殖炉もんじゅで今起きていること
上記は大学生のブログですが、もんじゅに対してとても詳しく調べられています
参考になると思います
その中一部抜粋します
ーここからー
冷却材にナトリウム
ずっと言っているように、冷却材にナトリウムを使っています。
ナトリウムは非常に扱いが難しい危険な物質で、空気に触れたら燃え、水に触れたら爆発します。
実際にもんじゅのナトリウム漏れ事故はナトリウムの扱いに失敗し起こってしまった事故です。
プルトニウム自体が猛毒で、それを増やしている
1グラムで、数百万人を殺すことができる猛毒と言われています。高速増殖炉ではそれを増やしているのです。
中継装置の取り外しに失敗し、事故が起こる可能性がある
もんじゅでは事故が起こってから、何度もこの中継装置の取り外しを試みていますが、今まで全く成功していません。
詳しくは知りませんが、現在はいろいろなやり方を試そうとしているところみたいです。
ただし、この作業は非常に難しいらしく、もしミスをしてナトリウム火災や原子炉の暴走が起こってしまったとき、
今の福島原発が比べものにならないくらい甚大な被害が出る可能性があります。
また、もし取り外しができないという状態になってしまったとき、
プルトニウムの反応が完全に終わるまで維持し続けることが必要になります。
これは大体50年以上かかるらしく、単純計算で500億×50=2.5兆円以上のお金がかかってしまうということです。
しかも発電量は0です。
北陸での地震で事故が起こる可能性がある
もんじゅは活断層の真上に建設されているため、地震が起きた時も被害が出る可能性があります。
もし事故が起こってしまった場合は、被害範囲は半径300kmだとか日本全体だとかいろいろ言われていますが、
公式の発表は出されていないようなので、まだ何もわからない状態なのでしょう。
ー抜粋ここまでー
先程ツィートも流れました
「高速増殖炉「もんじゅ」は引火性の強いナトリウムで冷やされています。空気と触れても水と触れても大事故です。京都大学の小出先生は、事故で「即、破局」としています。」
とにかく、23日午前9時ごろから開始~深夜まで要注意です。
続きを読むに読売新聞の今日の記事を転記します
続きを読む
06.19
Sun
2009年05月12日 武田邦彦氏
ガマンも限界メディアの出番
メディアが本当の役割を果たす時
時は3月11日よりずっと以前のことです
2年前の武田先生です
武田邦彦氏インタビュー岩上安身氏(全6話。1と2内容書き出しました)で
「リサイクルが嫌いだ」とおっしゃっていたけど・・・そんな内容の事も話していらっしゃいます
そして、
もう、ずっと以前から国民は政治とメディアには騙されていたんだという事を知りました
原発の事故が初めてじゃないんですね。
だけど、今回はお金だけじゃなくて
人の命がかかっています
歪んだ報道は見逃すことはできません
・・・・・温暖化になると南極の氷が増えるという事は私は知らなかった><;
NHKが地球温暖化のウソ報道を繰り返す理由
武田邦彦氏
直近で一番儲けたのはレジ袋ですね
レジ袋は大掛かりな作戦でしたから
レジ袋をゴミ袋にして捨てられちゃうと
ゴミ袋のところで儲からないじゃないですか
そこで自治体が指定ごみ袋っていう奴を作り始めたんですよ
指定ごみ袋なんて何の必要性もないんですよ
何でかって・・・焼くんだから
焼く時に包む袋なんて何の袋だっていいんですよ
で、指定する時に嘘付いたんだ
どういう嘘かというと
「指定のごみ袋に入れたらダイオキシンが出るのが少ない」
って言ったわけですよ
こんなのはウソに決まってるんだけど
まぁ、そう言ったわけですよ
若干の科学的根拠があったんです
塩化カルシウムという殆ど無意味なものをちょっとだけ添加したわけですよ・・・袋に
それが入っているとダイオキシンが出ても少し出方が少ないって
ダイオキシンが焼いたら100出るところ99,8になるとか、そういう事があるわけですよ
これが騙しのテクニックだから。常にね
だからそういう理由で指定ごみ袋にしたんですよ
それをうんと売るために色付けなくしたんですよ
色なんか付ける必要ないんですよ
これで一応儲けたわけですよ
指定ごみ袋で儲けてレジ袋を今度追放するから
また、儲かるんですよ
際限なくね、同じ買い物をしてゴミを捨てるという事を昔は消費者はタダでやっていたのを
こっちで買わせる。あっちで買わせる。っていうのをやるわけですよ
エコバックは買わせるでしょ
レジ袋は5円払え
それをやるわけですからこれはもうダイレクトに儲かるわけですよ
・エコで儲かると
もちろんですよ
エコは国民が賛成するから
環境なんか何にも悪くないわけ
大気も綺麗水も綺麗ね
ー-ここで私は思う。ほんの数か月前までは大気も水も綺麗だったんだっけな。と・・・--
産業界は大もうけした訳ですけど
京都議定書を結んでその後、国会で批准する段になって
産業界が「イヤだ」って言ったわけですね
CO2を規制されたら収益が下がっちゃうから
「じゃぁ」って言って時の政府と経団連が密約を結ぶわけですよ
「国民にはCO2の削減を呼び掛けるけれど、産業界には規制しない」って
国民だけにCO2削減を呼び掛けるでしょ
そしたら国民は冷房替えたり暖房替えたり
クールビズ着たり、リサイクルしたり
くだらないことばっかりやっているんですよ
ところが当の産業界
産業界がやらなかったらCO2なんか下がらないんですけど
「やらないでいい」ってやるわけですよ
ねっ!
それを知っていた報道陣が報道しなかったわけだ
ーーまた思う。報道陣って本当の事は報道しないものだったんだ。と・・・ーー
どこに配慮したかと言ったら権力者に配慮した訳だ
学者もそうですね
「温暖化は恐い」とさえ言えばドカッと金が来る
それを密約結ぶんですよ
NHKがあるとね誤報が続くから
北極の氷が融けたら海水面が上がるってNHKが報道するから
そんな事はあるはずないと思って
だけど一応確認しようと思ってIPCCとか読むと
「関係ない」と書いてある
ね
それから今度は南極の氷があたたかくなると融けるって言うんですよ。NHKがね
おかしいなと思ってIPCC読んだら
やっぱり、「温かくなったら増える」と書いてある
それなのに違う事を報道するというのは意図があるからなんですよ
お役所と社会の間で一部の人が金を取る訳でしょ
それを、その環境でお金を取るんですよ
それを応援しているわけですよ
それはどちらかと言ったらNHKを守んなきゃいけないからね
NHKを守るって大変ですよ
アレいらないんだから、もともと
民放がこれだけあってインターネットもあって、いらないの
いらないものを保持するって言うんだから大変な事なんですよ
ーーーー書き出しここまでーーー
なんとなく上の部分だけじゃ納得いかなくって・・・・
NHKの地球温暖化報道のウソ への動画レスポンスがありました
NHKの地球温暖化報道のウソ
続きを読むに内容書き出しました続きを読む
ガマンも限界メディアの出番
メディアが本当の役割を果たす時
時は3月11日よりずっと以前のことです
2年前の武田先生です
武田邦彦氏インタビュー岩上安身氏(全6話。1と2内容書き出しました)で
「リサイクルが嫌いだ」とおっしゃっていたけど・・・そんな内容の事も話していらっしゃいます
そして、
もう、ずっと以前から国民は政治とメディアには騙されていたんだという事を知りました
原発の事故が初めてじゃないんですね。
だけど、今回はお金だけじゃなくて
人の命がかかっています
歪んだ報道は見逃すことはできません
・・・・・温暖化になると南極の氷が増えるという事は私は知らなかった><;
NHKが地球温暖化のウソ報道を繰り返す理由
武田邦彦氏
直近で一番儲けたのはレジ袋ですね
レジ袋は大掛かりな作戦でしたから
レジ袋をゴミ袋にして捨てられちゃうと
ゴミ袋のところで儲からないじゃないですか
そこで自治体が指定ごみ袋っていう奴を作り始めたんですよ
指定ごみ袋なんて何の必要性もないんですよ
何でかって・・・焼くんだから
焼く時に包む袋なんて何の袋だっていいんですよ
で、指定する時に嘘付いたんだ
どういう嘘かというと
「指定のごみ袋に入れたらダイオキシンが出るのが少ない」
って言ったわけですよ
こんなのはウソに決まってるんだけど
まぁ、そう言ったわけですよ
若干の科学的根拠があったんです
塩化カルシウムという殆ど無意味なものをちょっとだけ添加したわけですよ・・・袋に
それが入っているとダイオキシンが出ても少し出方が少ないって
ダイオキシンが焼いたら100出るところ99,8になるとか、そういう事があるわけですよ
これが騙しのテクニックだから。常にね
だからそういう理由で指定ごみ袋にしたんですよ
それをうんと売るために色付けなくしたんですよ
色なんか付ける必要ないんですよ
これで一応儲けたわけですよ
指定ごみ袋で儲けてレジ袋を今度追放するから
また、儲かるんですよ
際限なくね、同じ買い物をしてゴミを捨てるという事を昔は消費者はタダでやっていたのを
こっちで買わせる。あっちで買わせる。っていうのをやるわけですよ
エコバックは買わせるでしょ
レジ袋は5円払え
それをやるわけですからこれはもうダイレクトに儲かるわけですよ
・エコで儲かると
もちろんですよ
エコは国民が賛成するから
環境なんか何にも悪くないわけ
大気も綺麗水も綺麗ね
ー-ここで私は思う。ほんの数か月前までは大気も水も綺麗だったんだっけな。と・・・--
産業界は大もうけした訳ですけど
京都議定書を結んでその後、国会で批准する段になって
産業界が「イヤだ」って言ったわけですね
CO2を規制されたら収益が下がっちゃうから
「じゃぁ」って言って時の政府と経団連が密約を結ぶわけですよ
「国民にはCO2の削減を呼び掛けるけれど、産業界には規制しない」って
国民だけにCO2削減を呼び掛けるでしょ
そしたら国民は冷房替えたり暖房替えたり
クールビズ着たり、リサイクルしたり
くだらないことばっかりやっているんですよ
ところが当の産業界
産業界がやらなかったらCO2なんか下がらないんですけど
「やらないでいい」ってやるわけですよ
ねっ!
それを知っていた報道陣が報道しなかったわけだ
ーーまた思う。報道陣って本当の事は報道しないものだったんだ。と・・・ーー
どこに配慮したかと言ったら権力者に配慮した訳だ
学者もそうですね
「温暖化は恐い」とさえ言えばドカッと金が来る
それを密約結ぶんですよ
NHKがあるとね誤報が続くから
北極の氷が融けたら海水面が上がるってNHKが報道するから
そんな事はあるはずないと思って
だけど一応確認しようと思ってIPCCとか読むと
「関係ない」と書いてある
ね
それから今度は南極の氷があたたかくなると融けるって言うんですよ。NHKがね
おかしいなと思ってIPCC読んだら
やっぱり、「温かくなったら増える」と書いてある
それなのに違う事を報道するというのは意図があるからなんですよ
お役所と社会の間で一部の人が金を取る訳でしょ
それを、その環境でお金を取るんですよ
それを応援しているわけですよ
それはどちらかと言ったらNHKを守んなきゃいけないからね
NHKを守るって大変ですよ
アレいらないんだから、もともと
民放がこれだけあってインターネットもあって、いらないの
いらないものを保持するって言うんだから大変な事なんですよ
ーーーー書き出しここまでーーー
なんとなく上の部分だけじゃ納得いかなくって・・・・
NHKの地球温暖化報道のウソ への動画レスポンスがありました
NHKの地球温暖化報道のウソ
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坂本龍一さんのビデオメッセージは私の心に深く重く響きました
その部分の、坂本龍一さんのメッセージを完全に書き出しました
9分16秒後に始まります
自然エネルギーに関する 「総理・有識者オープン懇談会」2/8
01:00~岡田監督
05:30~小林武史
09:01
・それではここで、ビデオで参加いただきます坂本龍一さんのメッセージをご紹介したいと思います
準備のほうは整っておりますでしょうか。はい
スクリーンの方ご覧いただけますと幸いです
09:16
菅首相、みなさん、坂本龍一です
本日はこのような機会を設けてくださって本当に光栄に感じています
そちらに伺えないのでこういう形でメッセージを届けさせていただきます
あのー、ご本人を前にしてあれですけれども
いわゆる「菅降ろし」ね。これは国民の大半は呆れてみていますよ
えー、どういう人たちがそのような事をしているのかも
大半の国民には分かられてしまっていると思います
え、大変な事故を起こして汚れてしまった国土をなるべく早く綺麗にしていきましょう
あの、原子力っていうのは核を使ったエネルギーですから
核兵器も原発も同じ技術な訳ですよね
これを動かしてしまったという事は、ぼくはパンドラの箱だと思います
一度動かしてしまったら非常に長い期間放射性物質が残ってしまう訳で
何十世代何百世代ことにまで禍根を残してしまう事になります
この放射性廃棄物の最終処分という問題も全く解決されていない訳で
これは、まぁ、一国で解決できる事ではなくて
世界の、それこそ英知が集まって考えていかなければならない事でしょうけれども
こういう問題がありますけれども
やはり、このように危険な原子力というエネルギーに私達は依拠するのではなくて
殆ど無尽蔵とも言える太陽から来るエネルギーに依拠して
国のエネルギー政策を抜本的に変えていくべきだと思います
幸いにして我が国日本にはそのような技術もあります
もう、技術は出そろっているわけですから
いまは ただ、やっていないだけですね
やれば必ずできます
そして、あの、たとえば原発のように大きな発電所があって
それをケーブルで、電線で、遠いところまで持って行くというのは本当に非効率的なやり方ですよね
コミュニティー、コミュニティーに自給的にエネルギーを供給する事が出来て
それをインターネットのようにネットワークで結んでいけば
もっとリスクの少ない安上がりなエネルギーの供給の仕方が出来ると思うんです
幸いにして我が国は島国ですから
そのようなモデルというものを作りやすいんじゃないかと思うんですよね
わが国で出来れば世界の他の国でもできるぞ という事を示すことになると思うんです
ま、広島長崎そして福島でこのように核の攻撃そして核の事故というものを体験してしまった我が国
日本だからこそ世界に向けてそういうモデル作りというものを技術的文明としてリードしていく
役割というか責任があるんじゃないかと僕は思います
長くなってはいけませんので私の大好きな言葉で
明治の田中正造さんという方が日記に書きつけた言葉がありますのでそれを読みたいと思います
真の文明は山を荒さず 川を荒さず 村を破らず 人を殺さざるべし
え・・・菅首相、福島の子ども達、妊婦さんを助けて下さい
(深々とこうべを垂れて坂本龍一さんのビデオメッセージは終わる)
・坂本龍一さんからのビデオメッセージでした
それでは最後になりましたがソフトバンク代表の孫正義さんからお願いいたします
孫氏:あの、今皆さんから素晴らしい話しがありました
僕も福島のお子さん達、妊婦さん達、また、それを抱える母親達の
悲しみだとか苦しみだとか悩み
これを思うとですね、もう、胸が締め付けられる思いでありまして
1日でも早く、起きてしまった原発事故の収集を付けなくてはいけないと・・・
なかなか政府そして専門家のみなさんが御苦労しておられると思いますけれども
ぜひぜひですね
これは何にもまして最優先してほしいと。
ーここまでー
その部分の、坂本龍一さんのメッセージを完全に書き出しました
9分16秒後に始まります
自然エネルギーに関する 「総理・有識者オープン懇談会」2/8
01:00~岡田監督
05:30~小林武史
09:01
・それではここで、ビデオで参加いただきます坂本龍一さんのメッセージをご紹介したいと思います
準備のほうは整っておりますでしょうか。はい
スクリーンの方ご覧いただけますと幸いです
09:16
菅首相、みなさん、坂本龍一です
本日はこのような機会を設けてくださって本当に光栄に感じています
そちらに伺えないのでこういう形でメッセージを届けさせていただきます
あのー、ご本人を前にしてあれですけれども
いわゆる「菅降ろし」ね。これは国民の大半は呆れてみていますよ
えー、どういう人たちがそのような事をしているのかも
大半の国民には分かられてしまっていると思います
え、大変な事故を起こして汚れてしまった国土をなるべく早く綺麗にしていきましょう
あの、原子力っていうのは核を使ったエネルギーですから
核兵器も原発も同じ技術な訳ですよね
これを動かしてしまったという事は、ぼくはパンドラの箱だと思います
一度動かしてしまったら非常に長い期間放射性物質が残ってしまう訳で
何十世代何百世代ことにまで禍根を残してしまう事になります
この放射性廃棄物の最終処分という問題も全く解決されていない訳で
これは、まぁ、一国で解決できる事ではなくて
世界の、それこそ英知が集まって考えていかなければならない事でしょうけれども
こういう問題がありますけれども
やはり、このように危険な原子力というエネルギーに私達は依拠するのではなくて
殆ど無尽蔵とも言える太陽から来るエネルギーに依拠して
国のエネルギー政策を抜本的に変えていくべきだと思います
幸いにして我が国日本にはそのような技術もあります
もう、技術は出そろっているわけですから
いまは ただ、やっていないだけですね
やれば必ずできます
そして、あの、たとえば原発のように大きな発電所があって
それをケーブルで、電線で、遠いところまで持って行くというのは本当に非効率的なやり方ですよね
コミュニティー、コミュニティーに自給的にエネルギーを供給する事が出来て
それをインターネットのようにネットワークで結んでいけば
もっとリスクの少ない安上がりなエネルギーの供給の仕方が出来ると思うんです
幸いにして我が国は島国ですから
そのようなモデルというものを作りやすいんじゃないかと思うんですよね
わが国で出来れば世界の他の国でもできるぞ という事を示すことになると思うんです
ま、広島長崎そして福島でこのように核の攻撃そして核の事故というものを体験してしまった我が国
日本だからこそ世界に向けてそういうモデル作りというものを技術的文明としてリードしていく
役割というか責任があるんじゃないかと僕は思います
長くなってはいけませんので私の大好きな言葉で
明治の田中正造さんという方が日記に書きつけた言葉がありますのでそれを読みたいと思います
真の文明は山を荒さず 川を荒さず 村を破らず 人を殺さざるべし
え・・・菅首相、福島の子ども達、妊婦さんを助けて下さい
(深々とこうべを垂れて坂本龍一さんのビデオメッセージは終わる)
・坂本龍一さんからのビデオメッセージでした
それでは最後になりましたがソフトバンク代表の孫正義さんからお願いいたします
孫氏:あの、今皆さんから素晴らしい話しがありました
僕も福島のお子さん達、妊婦さん達、また、それを抱える母親達の
悲しみだとか苦しみだとか悩み
これを思うとですね、もう、胸が締め付けられる思いでありまして
1日でも早く、起きてしまった原発事故の収集を付けなくてはいけないと・・・
なかなか政府そして専門家のみなさんが御苦労しておられると思いますけれども
ぜひぜひですね
これは何にもまして最優先してほしいと。
ーここまでー
06.18
Sat
前にUPした動画は孫氏の講演後の物でした。
今日書きだそうと思って・・・あれ(。◔‸◔。)??って思っちゃいました。ゴメンナサイ(前回のブログは削除しますw)
エネルギーシフト勉強会第一部(孫正義氏講演)20110615
こちらが題第第一部孫正義氏の講演です
という事で。完全ではありませんが内容書き出しました
孫正義氏の熱弁は息もつかせぬ40分強です
時間を忘れるくらいでした。
4:03
孫氏の話し・・・・
IT・通信関係のの社長をやっていますが
本業を離れて何をするんだと
会社の役員会の中でも大議論になり
社員からも冷たい視線がきたりしている
エネルギー問題について僕が熱心だと言って株価も下がっている
震災以降2か月位大変悩んだ
会社とは何か人生とは何かを心底悩んだ
創業以来IT通信の分野以外はやらないと心に誓って決めていた
けれど多くの人々が地震津波で嘆き悲しんでいる状況を見て
自分の本業で利益を稼げばそれでいいのかと思い悩んでいた
今は心がある程度定まったのでスッキリしている
エネルギー問題について最初の道筋については僕も力を出そう
道筋が付くところまではやろうと腹をくくったからです
いくつかモデルケースを作ってそのご本業に専念しようと思っている
悩みはスッキリしているけど何をやるのかについて話します
もう皆さんご存知のように福島の母親の皆さんはすごく心配している
原発の怖さは目に見えない色もない形もない匂わない
県外に出たい人には何らかのご支援をしたいとツイッターに書いたら
多くの方からご相談をいただいています
せめて子どもたちだけでも助けたい
妊婦さんを助けたい
自力でどうにもできない人たちの力になりたい
と思っています
勇ましく100億寄付すると言ってその後時間がかかったが60億寄付しました
救済詐欺とか言われていますが一応払い込みは完了しました
残りの40億は救済の事のみの財団法人を設立中です
先日総理も交えて自然エネルギーの対談をしましたが
その時坂本龍一さんから素晴らしいビデオメッセージをいただきとても感動しました
我々の文明の利器が結果、人を傷つけて不幸にしてしまう
深呼吸もできない魚の骨を食べるのもためらうようではいけないと思う
本当の文明は人を幸せにするものでなければいけない
原子力に対する依存度を一度白紙に見なおそうと
イタリアでも脱原発が決まり
スイスもドイツも決まっています
昨日のイタリアの国民投票には勇気をもらいました
今ここで原発に関して深く議論する気はありません
でも、現実の事実として今日現在稼働しているのは54基中19基です
現実の問題としてこれから新たに作るのは難しいだろう
現実の問題として少々古くてもいいじゃないか
地震の真上でもいいんじゃないかとは言えなくなる
そうすると、現実問題として依存度は少なくなる
火力、水力も急に増やすわけにはいかない
設備投資の内訳としては原子力が大半だった
少ししかなかった自然エネルギー
今は9%
その中でも水力がほとんどで他は1%しかない
原発の事故は人災がほとんどである
日本だけではないですね
この10年間で原発のトラブルは一体何回あったのか281回
このトラブルが重大なトラブルに発展していたら・・・
228回重大事故につながったかもしれないトラブルがあったのです
福島が今この状態でもう一回トラブルがあったら
安全だと信じていた人だって一抹の不安が生まれる
原発依存度が下がる事は間違いないと思う
じゃぁ代わりに火力を増やせるか
石油石炭のコストは上がる一方だ
今から化石燃料のコストが下がると思っている人はほとんどない
新たに火力を作る事はコストが合わない
CO2を語る前にコストが合わない
原発を新たに新設すると勇ましい事を言う方も中にはいますが
採算、リスクを考えて
場所の確保と作るまでには60年かかる
しかも、自分が経営者だと考えてみたら恐ろしくて
会社がつぶれるかもしれないと思うと二の足を踏むと思う
原発もコストが上がる。ものすごく上がる
自然エネルギー、目先では高いという人がいるかもしれないがこれから40年先考えたら
コストがものすごい勢いで下がる新エネルギーだ
長い目で見ればコストは下がる
材料費は0円
投資家の目から見ても新し原発作ると言った途端にその会社の株は下がる
経営の面からみても自然エネルギーが言い
新エネルギーに必要なものは3つある
1全量買い取り制度
2つないでもらえる送電
3土地が必要になる
1をしっかり作ったドイツは勢いが増えている
最初の勢いが必要です
買い取り対象は今日本では余った余剰だけ買い取ると議論されているが
全量買い取りはヨーロッパではもう行われている
2電力会社は接続を拒んではいけない
ただし・・・・電力の円滑な供給に支障の恐れがあるときを除く
恐れ!と言った途端に分からなくなる
結局誰が決めるの?というと電力会社が決める
発電しても売れるかどうか分からないと設備投資もしてもらえない
なので全電力買い取り制度が重要
3土地はあるのか?
耕作放棄している土地、休耕田がある。全部に敷き詰めれば
なんと、2億7000キロワットいける
少なくとも耕作放棄で荒れ放題、治安も悪いと言われてるところの2割に敷くと5000キロワット
5000Kワットは東電ぐらいじゃないか
全部にじゃなくて2割だけでこれだけいける
使ってないもの使いましょう
今は国難の時です
もちろん太陽だけじゃない
だけど、使われていない用地に一時的にパネルをおかして下さい
パネルならいつでも外せるじゃないですか
放棄しているところなら一時的においても農地のままでもいいんじゃないか
電田。電気の田んぼです
1億キロワット発電できます
雨の日夜中は使えないが風と地熱をそれぞれ有効利用すれば
日本の年間の20%は行ける
ヨーロッパでも30%にしようという国が沢山出ている
他国に出来て何故日本にできない
やろうとしないからだ
その気になればできるはず
雇用が一番だという声が多い
100万人規模の雇用これを
グリーンカラーとは自然エネルギーに携わる人の事
日本が輸出国になれば未来に夢を抱き攻めに転じる事が出来るのではないか
発電は畑を耕すようにうどんを作るように誰もが発電できる権利を持てる
でも、発電しても売れなかったら回収できない
恐れがあるとつなげないとか言われるとそれで萎えちゃう
発電すればすぐ売れる権利がある事が大事
今世界から注目されているこの日本でこの法案を先送りしたら世界中から笑われる
未曽有の危機を体験している日本で
今通せなかったら10年先送りになる事を私は心配している
エネルギーの先進国になる
政治の道具に使われてはいけない
発電できる、売れる、つないでもらう権利
100の議論よりも1の実践という事で自然エネルギー協議会を作りました
33の県の賛同をいただきました
日本地図で塗って行くとなかなか壮観だ
もし日本が大統領選挙だったら大統領になれる
3分の2の県知事の賛同をいただいて具体的な候補地をあがてもらっている
わが県にゴミ処理場を埋め立てたところがある
大きな建物を建てられないからパネルがちょうどいい
工業団地があいている。誰も住んでいない
と、続々と出てくる
おお、こんなに日本に土地があった!!
名乗りはあげてみるもんだ
非難したい人はすればいい
やってみせる
自然エネルギーで自然を破壊するんじゃないかという人がいる
確かに気を付けて作らなきゃいけないけど
深呼吸もできるし、野菜も魚も食べられる
母乳も安心して与えられる
気を付けながらやらなきゃいけない事は沢山あるけど
自然をこんなに思っている我々がやるんだ
補助金もいらない税金もいらない
枠組みだけ作って国民、民間が競い合って作ればいいのだ
でも、枠組み法律は国が決めないと作れない
政治家の皆さんは内輪もめしている場合じゃないぞと
何党もくそもあるかと
日本のためなんだ
未来のためなんだ
子ども孫のためなんだ
何としても腹が立つ
法律作れ!!
国民誰もが作れる権利があって
子どもたち孫たちを守れる権利があって
自然をいつくしむ権利があって・・・・
頑張りましょう
47:20
何党でもいいんだとと言ってとりあえずいただいた署名が206名
今日鳩山さんが僕も入れてと言って207名
もう締め切ったんだけど日々増えています
もっともっと増やしちゃおうと思って、国会議員全部みんなが書けばこの法律は出来るんだと・・
この法案は絶対に必要です
そう思った議員が一人ひとり署名しています
↓署名された議員さんの名前が書いてあります
「再生利用エネルギー促進法」賛同人215名(6月16日15時現在)の名前
参議院民主党前田武志氏の話し
59:12
公明党加藤修一氏の話し
孫氏
地球を壊すのは一瞬だ
壊してはいけない
心からのありがたいという感謝を持っていつくしんで住んでいく思いが大切
子どもたちの未来のために頑張りましょう
第二部はこちら
エネルギーシフト勉強会第二部(菅直人総理大臣の話)その他著名人の話し(内容書き出し)
今日書きだそうと思って・・・あれ(。◔‸◔。)??って思っちゃいました。ゴメンナサイ(前回のブログは削除しますw)
エネルギーシフト勉強会第一部(孫正義氏講演)20110615
こちらが題第第一部孫正義氏の講演です
という事で。完全ではありませんが内容書き出しました
孫正義氏の熱弁は息もつかせぬ40分強です
時間を忘れるくらいでした。
4:03
孫氏の話し・・・・
IT・通信関係のの社長をやっていますが
本業を離れて何をするんだと
会社の役員会の中でも大議論になり
社員からも冷たい視線がきたりしている
エネルギー問題について僕が熱心だと言って株価も下がっている
震災以降2か月位大変悩んだ
会社とは何か人生とは何かを心底悩んだ
創業以来IT通信の分野以外はやらないと心に誓って決めていた
けれど多くの人々が地震津波で嘆き悲しんでいる状況を見て
自分の本業で利益を稼げばそれでいいのかと思い悩んでいた
今は心がある程度定まったのでスッキリしている
エネルギー問題について最初の道筋については僕も力を出そう
道筋が付くところまではやろうと腹をくくったからです
いくつかモデルケースを作ってそのご本業に専念しようと思っている
悩みはスッキリしているけど何をやるのかについて話します
もう皆さんご存知のように福島の母親の皆さんはすごく心配している
原発の怖さは目に見えない色もない形もない匂わない
県外に出たい人には何らかのご支援をしたいとツイッターに書いたら
多くの方からご相談をいただいています
せめて子どもたちだけでも助けたい
妊婦さんを助けたい
自力でどうにもできない人たちの力になりたい
と思っています
勇ましく100億寄付すると言ってその後時間がかかったが60億寄付しました
救済詐欺とか言われていますが一応払い込みは完了しました
残りの40億は救済の事のみの財団法人を設立中です
先日総理も交えて自然エネルギーの対談をしましたが
その時坂本龍一さんから素晴らしいビデオメッセージをいただきとても感動しました
我々の文明の利器が結果、人を傷つけて不幸にしてしまう
深呼吸もできない魚の骨を食べるのもためらうようではいけないと思う
本当の文明は人を幸せにするものでなければいけない
原子力に対する依存度を一度白紙に見なおそうと
イタリアでも脱原発が決まり
スイスもドイツも決まっています
昨日のイタリアの国民投票には勇気をもらいました
今ここで原発に関して深く議論する気はありません
でも、現実の事実として今日現在稼働しているのは54基中19基です
現実の問題としてこれから新たに作るのは難しいだろう
現実の問題として少々古くてもいいじゃないか
地震の真上でもいいんじゃないかとは言えなくなる
そうすると、現実問題として依存度は少なくなる
火力、水力も急に増やすわけにはいかない
設備投資の内訳としては原子力が大半だった
少ししかなかった自然エネルギー
今は9%
その中でも水力がほとんどで他は1%しかない
原発の事故は人災がほとんどである
日本だけではないですね
この10年間で原発のトラブルは一体何回あったのか281回
このトラブルが重大なトラブルに発展していたら・・・
228回重大事故につながったかもしれないトラブルがあったのです
福島が今この状態でもう一回トラブルがあったら
安全だと信じていた人だって一抹の不安が生まれる
原発依存度が下がる事は間違いないと思う
じゃぁ代わりに火力を増やせるか
石油石炭のコストは上がる一方だ
今から化石燃料のコストが下がると思っている人はほとんどない
新たに火力を作る事はコストが合わない
CO2を語る前にコストが合わない
原発を新たに新設すると勇ましい事を言う方も中にはいますが
採算、リスクを考えて
場所の確保と作るまでには60年かかる
しかも、自分が経営者だと考えてみたら恐ろしくて
会社がつぶれるかもしれないと思うと二の足を踏むと思う
原発もコストが上がる。ものすごく上がる
自然エネルギー、目先では高いという人がいるかもしれないがこれから40年先考えたら
コストがものすごい勢いで下がる新エネルギーだ
長い目で見ればコストは下がる
材料費は0円
投資家の目から見ても新し原発作ると言った途端にその会社の株は下がる
経営の面からみても自然エネルギーが言い
新エネルギーに必要なものは3つある
1全量買い取り制度
2つないでもらえる送電
3土地が必要になる
1をしっかり作ったドイツは勢いが増えている
最初の勢いが必要です
買い取り対象は今日本では余った余剰だけ買い取ると議論されているが
全量買い取りはヨーロッパではもう行われている
2電力会社は接続を拒んではいけない
ただし・・・・電力の円滑な供給に支障の恐れがあるときを除く
恐れ!と言った途端に分からなくなる
結局誰が決めるの?というと電力会社が決める
発電しても売れるかどうか分からないと設備投資もしてもらえない
なので全電力買い取り制度が重要
3土地はあるのか?
耕作放棄している土地、休耕田がある。全部に敷き詰めれば
なんと、2億7000キロワットいける
少なくとも耕作放棄で荒れ放題、治安も悪いと言われてるところの2割に敷くと5000キロワット
5000Kワットは東電ぐらいじゃないか
全部にじゃなくて2割だけでこれだけいける
使ってないもの使いましょう
今は国難の時です
もちろん太陽だけじゃない
だけど、使われていない用地に一時的にパネルをおかして下さい
パネルならいつでも外せるじゃないですか
放棄しているところなら一時的においても農地のままでもいいんじゃないか
電田。電気の田んぼです
1億キロワット発電できます
雨の日夜中は使えないが風と地熱をそれぞれ有効利用すれば
日本の年間の20%は行ける
ヨーロッパでも30%にしようという国が沢山出ている
他国に出来て何故日本にできない
やろうとしないからだ
その気になればできるはず
雇用が一番だという声が多い
100万人規模の雇用これを
グリーンカラーとは自然エネルギーに携わる人の事
日本が輸出国になれば未来に夢を抱き攻めに転じる事が出来るのではないか
発電は畑を耕すようにうどんを作るように誰もが発電できる権利を持てる
でも、発電しても売れなかったら回収できない
恐れがあるとつなげないとか言われるとそれで萎えちゃう
発電すればすぐ売れる権利がある事が大事
今世界から注目されているこの日本でこの法案を先送りしたら世界中から笑われる
未曽有の危機を体験している日本で
今通せなかったら10年先送りになる事を私は心配している
エネルギーの先進国になる
政治の道具に使われてはいけない
発電できる、売れる、つないでもらう権利
100の議論よりも1の実践という事で自然エネルギー協議会を作りました
33の県の賛同をいただきました
日本地図で塗って行くとなかなか壮観だ
もし日本が大統領選挙だったら大統領になれる
3分の2の県知事の賛同をいただいて具体的な候補地をあがてもらっている
わが県にゴミ処理場を埋め立てたところがある
大きな建物を建てられないからパネルがちょうどいい
工業団地があいている。誰も住んでいない
と、続々と出てくる
おお、こんなに日本に土地があった!!
名乗りはあげてみるもんだ
非難したい人はすればいい
やってみせる
自然エネルギーで自然を破壊するんじゃないかという人がいる
確かに気を付けて作らなきゃいけないけど
深呼吸もできるし、野菜も魚も食べられる
母乳も安心して与えられる
気を付けながらやらなきゃいけない事は沢山あるけど
自然をこんなに思っている我々がやるんだ
補助金もいらない税金もいらない
枠組みだけ作って国民、民間が競い合って作ればいいのだ
でも、枠組み法律は国が決めないと作れない
政治家の皆さんは内輪もめしている場合じゃないぞと
何党もくそもあるかと
日本のためなんだ
未来のためなんだ
子ども孫のためなんだ
何としても腹が立つ
法律作れ!!
国民誰もが作れる権利があって
子どもたち孫たちを守れる権利があって
自然をいつくしむ権利があって・・・・
頑張りましょう
47:20
何党でもいいんだとと言ってとりあえずいただいた署名が206名
今日鳩山さんが僕も入れてと言って207名
もう締め切ったんだけど日々増えています
もっともっと増やしちゃおうと思って、国会議員全部みんなが書けばこの法律は出来るんだと・・
この法案は絶対に必要です
そう思った議員が一人ひとり署名しています
↓署名された議員さんの名前が書いてあります
「再生利用エネルギー促進法」賛同人215名(6月16日15時現在)の名前
参議院民主党前田武志氏の話し
59:12
公明党加藤修一氏の話し
孫氏
地球を壊すのは一瞬だ
壊してはいけない
心からのありがたいという感謝を持っていつくしんで住んでいく思いが大切
子どもたちの未来のために頑張りましょう
第二部はこちら
エネルギーシフト勉強会第二部(菅直人総理大臣の話)その他著名人の話し(内容書き出し)
06.18
Sat
ちょっと驚いたので・・・
何がʅ( ~⊖◝)ʃ?
テレビ朝日のニュースステーションに小出先生が出演していました。
画面提供が東芝というところが・・・すごいです。
小出先生
「要するに水の中からゼオライトあるいは別の化学物質の方にくっつける。ということだけなのであって
それは全部残ってしまうのですね
大変濃縮されたかたちで残ってしまいますので それを一体どこに保管できるのかという課題もありますので
かりににまともに動いたとしてもまだまだ大変だろうと思います」
たったこれだけのコメントだったけど
ニュースステーションに小出先生が出た事に関して
メディアも変わりつつあるのか?と考えてもいいのでしょうか・・・
何がʅ( ~⊖◝)ʃ?
テレビ朝日のニュースステーションに小出先生が出演していました。
画面提供が東芝というところが・・・すごいです。
小出先生
「要するに水の中からゼオライトあるいは別の化学物質の方にくっつける。ということだけなのであって
それは全部残ってしまうのですね
大変濃縮されたかたちで残ってしまいますので それを一体どこに保管できるのかという課題もありますので
かりににまともに動いたとしてもまだまだ大変だろうと思います」
たったこれだけのコメントだったけど
ニュースステーションに小出先生が出た事に関して
メディアも変わりつつあるのか?と考えてもいいのでしょうか・・・
06.18
Sat
「将来の脱原発」2人 「削減」9人 知事アンケート
朝日新聞2011年6月16日1時50分
原発を将来どうするか拡大原発を将来どうするか
朝日新聞社は47都道府県の知事に原発のあり方や今後のエネルギー施策についてアンケートした。
11人の知事が将来的に原発を「やめる」または「減らす」と回答する一方、
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、「増やす」と答えた知事はゼロだった。
「どれでもない」もしくは無回答で態度を明示しなかったのは計31人だった。
アンケートは原則として選択方式で、5月末から始め、6月10日までに文書で全員から回答があった。
原発がある13道県では、
東海地震の想定震源域に中部電力浜岡原発を抱える静岡が「減らす」とし、
9道県が「どれでもない」、福島、福井、鹿児島が選択肢を選ばない無回答だった。
原発のあり方について「やめる」としたのは、山形、滋賀県。
原発のある福島、福井県といずれも接している。
吉村美栄子・山形県知事は
「想定を超えた危険性が内在する限り、将来的にはやめるべきだ」
嘉田由紀子・滋賀県知事は
「原発から再生可能な自然エネルギーへのかじを切るような、孫子のために歴史的な判断を国や電力会社に求めていきたい」と、脱原発を明確に表明した。
「減らす」と答えたのは9人で、静岡のほかは、
栃木、埼玉、神奈川、長野、大阪、鳥取、岡山、高知。
静岡県の川勝平太知事は
「(福島の事故は)原発の安全性を揺るがしたばかりでなく、我が国のエネルギー政策の根本的な見直しを迫っている」とした。
「現状維持」としたのは
山梨、奈良、長崎、大分の4人だった。
(山梨)「地球温暖化を考慮すると、原発は不可欠で、安全性を確保した上で今後も依存せざるを得ない」
(大分)「再生可能エネルギーの導入は必要だが、短期的には困難」などと説明している。
全国最多の15基(1基は解体中)を抱える福井県の西川一誠知事が、
国の安全基準は不十分として検査で停止中の原発の再稼働を認めていないことについては、25人が支持した。
福井以外の原発立地道県のうち半分の6道県が含まれており、原発の今後の運転に影響を及ぼす可能性がある。
東日本大震災で津波被害が起き、停止中の東北電力女川原発がある
宮城県の村井嘉浩知事は、
「国が各事業者に指示した緊急安全対策は津波対策のみ」と福井県知事と同様の指摘をしたうえで、
「極限下での危機マネジメントの強化を含めた抜本的な対策を講じる必要があるが、含まれていない」と
国の対策に不満をぶつけている。
定期検査中の九州電力玄海原発2、3号機の再稼働をめぐり判断が注目される
佐賀県の古川康知事は「他の立地県のことについてコメントできない」としてこの質問を無回答とした。
福井の原発に消費電力の約半分を頼ってきた関西圏の6府県の知事も西川知事の姿勢を支持した。
夏の電力供給に大きな影響が出かねないが、
「津波だけでなく地震の揺れによる影響も考えられるため、可能な限り原因を解明し、安全に係る基準を示すことが必要」
(奈良)などとしている。
原発事故の被災県である福島県の佐藤雄平知事は、
「事故の収束が第一」として、この二つの質問への回答を避けた。
原発のあり方について明確な回答をしなかった福井県の西川知事は
「原子力に過度に依存することがないよう、エネルギーの多角化を推進することは重要」と記した。
(山田理恵、荻原千明)
朝日新聞2011年6月16日1時50分
原発を将来どうするか拡大原発を将来どうするか
朝日新聞社は47都道府県の知事に原発のあり方や今後のエネルギー施策についてアンケートした。
11人の知事が将来的に原発を「やめる」または「減らす」と回答する一方、
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、「増やす」と答えた知事はゼロだった。
「どれでもない」もしくは無回答で態度を明示しなかったのは計31人だった。
アンケートは原則として選択方式で、5月末から始め、6月10日までに文書で全員から回答があった。
原発がある13道県では、
東海地震の想定震源域に中部電力浜岡原発を抱える静岡が「減らす」とし、
9道県が「どれでもない」、福島、福井、鹿児島が選択肢を選ばない無回答だった。
原発のあり方について「やめる」としたのは、山形、滋賀県。
原発のある福島、福井県といずれも接している。
吉村美栄子・山形県知事は
「想定を超えた危険性が内在する限り、将来的にはやめるべきだ」
嘉田由紀子・滋賀県知事は
「原発から再生可能な自然エネルギーへのかじを切るような、孫子のために歴史的な判断を国や電力会社に求めていきたい」と、脱原発を明確に表明した。
「減らす」と答えたのは9人で、静岡のほかは、
栃木、埼玉、神奈川、長野、大阪、鳥取、岡山、高知。
静岡県の川勝平太知事は
「(福島の事故は)原発の安全性を揺るがしたばかりでなく、我が国のエネルギー政策の根本的な見直しを迫っている」とした。
「現状維持」としたのは
山梨、奈良、長崎、大分の4人だった。
(山梨)「地球温暖化を考慮すると、原発は不可欠で、安全性を確保した上で今後も依存せざるを得ない」
(大分)「再生可能エネルギーの導入は必要だが、短期的には困難」などと説明している。
全国最多の15基(1基は解体中)を抱える福井県の西川一誠知事が、
国の安全基準は不十分として検査で停止中の原発の再稼働を認めていないことについては、25人が支持した。
福井以外の原発立地道県のうち半分の6道県が含まれており、原発の今後の運転に影響を及ぼす可能性がある。
東日本大震災で津波被害が起き、停止中の東北電力女川原発がある
宮城県の村井嘉浩知事は、
「国が各事業者に指示した緊急安全対策は津波対策のみ」と福井県知事と同様の指摘をしたうえで、
「極限下での危機マネジメントの強化を含めた抜本的な対策を講じる必要があるが、含まれていない」と
国の対策に不満をぶつけている。
定期検査中の九州電力玄海原発2、3号機の再稼働をめぐり判断が注目される
佐賀県の古川康知事は「他の立地県のことについてコメントできない」としてこの質問を無回答とした。
福井の原発に消費電力の約半分を頼ってきた関西圏の6府県の知事も西川知事の姿勢を支持した。
夏の電力供給に大きな影響が出かねないが、
「津波だけでなく地震の揺れによる影響も考えられるため、可能な限り原因を解明し、安全に係る基準を示すことが必要」
(奈良)などとしている。
原発事故の被災県である福島県の佐藤雄平知事は、
「事故の収束が第一」として、この二つの質問への回答を避けた。
原発のあり方について明確な回答をしなかった福井県の西川知事は
「原子力に過度に依存することがないよう、エネルギーの多角化を推進することは重要」と記した。
(山田理恵、荻原千明)
06.18
Sat
・海の汚染とサーファー
・高濃度に汚染されたゼオライトの交換と保管場所
・福島県の脱原発と最終処理場
6月16日木曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
【福島原発】616木★汚染水浄化システム⇒ゼオライトの最終処分場は
続きを読むに内容書き出しました続きを読む
・高濃度に汚染されたゼオライトの交換と保管場所
・福島県の脱原発と最終処理場
6月16日木曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
【福島原発】616木★汚染水浄化システム⇒ゼオライトの最終処分場は
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06.17
Fri
低線量被ばくの症状は本当にネットで流れているようなものなのでしょうか。
で少し触れましたが、相変わらず具合の悪い子どもがいます。
ここは東京なので線量は新聞の内容の場所よりは少ないのですが、
鼻血、喉が痛い、発疹など、の子どもが目立ってきています。
放射性物質のせいかどうかは全く不明です
16日の東京新聞に子どもの体調異変についての記事がありました
とても内容の濃い記事だと思いましたので全文転記しました。
転記ミス、誤字があるかもしれません><;
2011年6月16日 東京新聞 こちら特報部
子に体調異変じわり 「避難か」苦悩の親
大量の鼻血、下痢、倦怠感・・・
「上の子が一週間ぐらい毎日大量に鼻血が出続けていたので心配で・・・
下の子も、時期は違うけれど、やはり一週間ぐらい鼻血が出て」
思いつめた表情で母親(39)が医師に相談していた
NPO法人「チェルノブイリへのかけはし」が12日
福島県郡山市で開いた医師による無料問診会
放射線被害を心配する親子連れ計50組が参加した。
同市は福島第一原発から約50㎞
この親子の場合、震災後いったん埼玉県内に避難したが
3月下旬に郡山市に戻った
すると小学校1年生の長女(6)が4月上旬から3週間、鼻血が出続けた
このうち一週間は両方の鼻から大量に出血
耳鼻科で診察を受けたが、「花粉症では」と言われた
「花粉症なんて初めて言われたし、普段は滅多に鼻血は出さないんですけど・・・」と母親は言う。
長男(2)も4月下旬から5月に鼻血を出し続けた
放射能との関係不明
診察した小児科の橋本百合香さんは
「放射線被害かどうかは判断できないがひとまず小児科で血液検査をして白血球を詳しくみてもらって、
記録を残すことが大事」と助言した
母親によると、小学校ではクラスの1割が避難していなくなった。
次々と転校するので新入生には出席番号が付けられていない。
放射性物質が濃縮されやすい牛乳を給食で出すかどうか、学校ごとに対応が異なる
「うちは保護者の選択制。娘が仲間外れにされたくないというので、今は飲ませています」
福島市から4カ月の長女咲空ちゃんを連れてきた平中昭一さん(40)は
「症状は出ていないが23時間不安で、外出を一切させていない。自衛といってもどうしたらいいのか」
と苦悩の表情。
生後他人を殆ど見た事がないという咲空ちゃんは記者が近付くとおびえた。
夫婦喧嘩/給食の牛乳選択制/生後4カ月外出せず
問診会場近くの植え込みで放射線測定器をかざすと、毎時2,33μシーベルトの値を示した。
地面から話すと1μシーベルト台に下がる。
郡山市内の12日の最大値は1,38μシーベルト。
東京都内で計測された同日の最大値が0,0635μシーベルト。
約22倍だ。
市内の最大値は3月15日の8,26μシーベルトで、
5月中旬からは1,3μシーベルト前後で推移している
文部科学省では3,8μシーベルトが計測された学校では屋外活動を制限するとしているが
一方で年間の積算線量の子どもの上限値を1ミリシーベルトから20ミリシーベルトとしている。
これは毎時1,3μシーベルトの場所で一年間暮らせば十分に到達してしまう値でもある。
「医者や学者も言う事が違い、避難の基準が分からない。
飯館村は一か月も放射能を浴びせさせて、値が低くなってから避難させた。国も県も信用できない」
長男(6)を連れた母親(40)は、こう憤る。
自宅は新築。
避難しても経済的にやっていけるのか、何年後に戻れるのか・・・
費用や子供の心に与える影響を考えると踏み切れない
「放射能を気にする人と全く気にしない人にわかれる」と母親は言う
対応の差が、家庭や地域での人間関係の不和を生んでいる
「私は避難したい。でも、自衛官の夫が『俺が30キロ圏内に言っているのに』と取り合わず夫婦げんかばかり。
地元では一時避難した人に『逃げた』と陰口をたたく人もいる」
問診会には親自身が体調不良を訴えて訪れる例も。
女児(7)の父親(38)は
「福島県内を車で回って営業している。
3週間ぐらい38度近い微熱が続いて、中耳炎と副鼻腔炎になった。
今まで風邪ひとつひいた事がないので不安だが、本社は福島県外で、上司が理解してくれない。」
母親(39)は「小学校では今、りんご病(伝染性紅斑)やおたふくなど、冬に流行する伝染病がはやっている。
免疫力が落ちることと関係があるのだろうか」と不安げに話した。
問診会のボランティアスタッフをしていた郡山市の主婦服部美穂さん(37)は
「放射能は怖い、とあおるようなことだけは避けたい。でも、
原発事故の時は何も知らされず、子どもたちは外で遊んでいた。
情報を出す側に頼り過ぎてはいけないと思うようになった。」
「症状記録して」
主催団体によると、東京都内や福島県内で計4回開催した問診会では、
微熱やのど・鼻の痛み、鼻血、下痢、頭痛、倦怠感、アレルギーの悪化などを訴え
投薬でも治りにくいとの声が多かったという。
同団体の野呂美加代表は
「極端な不安症に陥っている親は一割くらい、大半は、子どもに普段と明らかに違う体調異変があって連れてきている
放射線被害の症状は、医療機関で『わからない』と言われがち。
判断は難しいが、まずは事実としてきちんと記録を残すことが大事」と話す。
国は集団移転支援を
福島市内に住む子供の被ばくにどう対処すべきか。
チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシに5年半滞在し、
医師として放射線による甲状腺がんに苦しむ子どもの治療に当たった菅谷昭・長野県松本市長に聞いた(秦淳哉)
「チェルノブイリ」で治療 菅谷昭・松本市長に聞く
「福島の子どもに実際どれくらいリスクがあるか誰も分からない。
なぜなら福島原発からどんな放射性物質がどの程度出たか、政府がきちんと資料を出していないためだ。
これではリスクがどの程度か判断できない。」
菅谷氏は政府の情報不足と実態把握の不徹底をこう批判する。
菅谷氏は初期の医療処置も疑問視する
「原発事故の場合、最初に出るのが放射性ヨウ素。しかし市民にヨウ素剤を飲ませたのかどうか、誰も把握していない。
チェルノブイリ被害の大半は甲状腺がん、だからこそ、初期の段階でヨウ素剤を飲ませたかどうかが重要なのに、
その点を抜きに議論している。」と指摘する。
「放射線被害の防止は、外部被ばくの場合は、
放射線発生源から離れる、放射線を浴びる時間を少なくする、放射線を遮蔽するの三点。
内部被ばくの場合は呼吸や食べ物で放射性物質を体内に取り込まない事しかない。
しかしこれが徹底できない場合、行政が方針を決めるしかない」
具体策として菅谷氏が挙げるのは子どもの集団移転だ。
「放射線が強い汚染地から子どもの集団移住を学校単位でやるしかない。
小さい子どもほど甲状腺に被害を受けやすい。家族と離れることになるが、子どもと妊産婦だけは守らなくてはならない。」
松本市では市営住宅を無償で提供する範囲を、
原発の警戒区域などに限らず、福島県内で15歳以下の子供を持つ世帯に拡大。
夏休みに飯館村の児童を松本市のキャンプ場に招くプランも計画中だ。
「チェルノブイリ事故から25年経ったが30キロ圏内は人が住めない。周辺の子どもは免疫機能の低下が目立つ。
松本氏が出来る事は限界がある。子どもの集団移転は国の施策として取り組んでもらいたい」
デスクメモ
「脱原発は集団ヒステリー」とは原子力村の本音だろう。
そんな傲慢な意識で選別した「情報」を誰が欲し、信じるか。
人はどれほど厳しい現実であれ真実を知り、その上で進む道を選ぶ権利がある。
尊厳にかけて医師として率直な見解を示した菅谷市長に敬意を表したい(充)
------こちら特報部ここまで-------
菅谷昭氏についてのブログです↓プロジェクトXも是非ご覧ください
松本市長菅谷昭氏の定例記者会見とNHKプロジェクトX挑戦者たち~
で少し触れましたが、相変わらず具合の悪い子どもがいます。
ここは東京なので線量は新聞の内容の場所よりは少ないのですが、
鼻血、喉が痛い、発疹など、の子どもが目立ってきています。
放射性物質のせいかどうかは全く不明です
16日の東京新聞に子どもの体調異変についての記事がありました
とても内容の濃い記事だと思いましたので全文転記しました。
転記ミス、誤字があるかもしれません><;
2011年6月16日 東京新聞 こちら特報部
子に体調異変じわり 「避難か」苦悩の親
大量の鼻血、下痢、倦怠感・・・
「上の子が一週間ぐらい毎日大量に鼻血が出続けていたので心配で・・・
下の子も、時期は違うけれど、やはり一週間ぐらい鼻血が出て」
思いつめた表情で母親(39)が医師に相談していた
NPO法人「チェルノブイリへのかけはし」が12日
福島県郡山市で開いた医師による無料問診会
放射線被害を心配する親子連れ計50組が参加した。
同市は福島第一原発から約50㎞
この親子の場合、震災後いったん埼玉県内に避難したが
3月下旬に郡山市に戻った
すると小学校1年生の長女(6)が4月上旬から3週間、鼻血が出続けた
このうち一週間は両方の鼻から大量に出血
耳鼻科で診察を受けたが、「花粉症では」と言われた
「花粉症なんて初めて言われたし、普段は滅多に鼻血は出さないんですけど・・・」と母親は言う。
長男(2)も4月下旬から5月に鼻血を出し続けた
放射能との関係不明
診察した小児科の橋本百合香さんは
「放射線被害かどうかは判断できないがひとまず小児科で血液検査をして白血球を詳しくみてもらって、
記録を残すことが大事」と助言した
母親によると、小学校ではクラスの1割が避難していなくなった。
次々と転校するので新入生には出席番号が付けられていない。
放射性物質が濃縮されやすい牛乳を給食で出すかどうか、学校ごとに対応が異なる
「うちは保護者の選択制。娘が仲間外れにされたくないというので、今は飲ませています」
福島市から4カ月の長女咲空ちゃんを連れてきた平中昭一さん(40)は
「症状は出ていないが23時間不安で、外出を一切させていない。自衛といってもどうしたらいいのか」
と苦悩の表情。
生後他人を殆ど見た事がないという咲空ちゃんは記者が近付くとおびえた。
夫婦喧嘩/給食の牛乳選択制/生後4カ月外出せず
問診会場近くの植え込みで放射線測定器をかざすと、毎時2,33μシーベルトの値を示した。
地面から話すと1μシーベルト台に下がる。
郡山市内の12日の最大値は1,38μシーベルト。
東京都内で計測された同日の最大値が0,0635μシーベルト。
約22倍だ。
市内の最大値は3月15日の8,26μシーベルトで、
5月中旬からは1,3μシーベルト前後で推移している
文部科学省では3,8μシーベルトが計測された学校では屋外活動を制限するとしているが
一方で年間の積算線量の子どもの上限値を1ミリシーベルトから20ミリシーベルトとしている。
これは毎時1,3μシーベルトの場所で一年間暮らせば十分に到達してしまう値でもある。
「医者や学者も言う事が違い、避難の基準が分からない。
飯館村は一か月も放射能を浴びせさせて、値が低くなってから避難させた。国も県も信用できない」
長男(6)を連れた母親(40)は、こう憤る。
自宅は新築。
避難しても経済的にやっていけるのか、何年後に戻れるのか・・・
費用や子供の心に与える影響を考えると踏み切れない
「放射能を気にする人と全く気にしない人にわかれる」と母親は言う
対応の差が、家庭や地域での人間関係の不和を生んでいる
「私は避難したい。でも、自衛官の夫が『俺が30キロ圏内に言っているのに』と取り合わず夫婦げんかばかり。
地元では一時避難した人に『逃げた』と陰口をたたく人もいる」
問診会には親自身が体調不良を訴えて訪れる例も。
女児(7)の父親(38)は
「福島県内を車で回って営業している。
3週間ぐらい38度近い微熱が続いて、中耳炎と副鼻腔炎になった。
今まで風邪ひとつひいた事がないので不安だが、本社は福島県外で、上司が理解してくれない。」
母親(39)は「小学校では今、りんご病(伝染性紅斑)やおたふくなど、冬に流行する伝染病がはやっている。
免疫力が落ちることと関係があるのだろうか」と不安げに話した。
問診会のボランティアスタッフをしていた郡山市の主婦服部美穂さん(37)は
「放射能は怖い、とあおるようなことだけは避けたい。でも、
原発事故の時は何も知らされず、子どもたちは外で遊んでいた。
情報を出す側に頼り過ぎてはいけないと思うようになった。」
「症状記録して」
主催団体によると、東京都内や福島県内で計4回開催した問診会では、
微熱やのど・鼻の痛み、鼻血、下痢、頭痛、倦怠感、アレルギーの悪化などを訴え
投薬でも治りにくいとの声が多かったという。
同団体の野呂美加代表は
「極端な不安症に陥っている親は一割くらい、大半は、子どもに普段と明らかに違う体調異変があって連れてきている
放射線被害の症状は、医療機関で『わからない』と言われがち。
判断は難しいが、まずは事実としてきちんと記録を残すことが大事」と話す。
国は集団移転支援を
福島市内に住む子供の被ばくにどう対処すべきか。
チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシに5年半滞在し、
医師として放射線による甲状腺がんに苦しむ子どもの治療に当たった菅谷昭・長野県松本市長に聞いた(秦淳哉)
「チェルノブイリ」で治療 菅谷昭・松本市長に聞く
「福島の子どもに実際どれくらいリスクがあるか誰も分からない。
なぜなら福島原発からどんな放射性物質がどの程度出たか、政府がきちんと資料を出していないためだ。
これではリスクがどの程度か判断できない。」
菅谷氏は政府の情報不足と実態把握の不徹底をこう批判する。
菅谷氏は初期の医療処置も疑問視する
「原発事故の場合、最初に出るのが放射性ヨウ素。しかし市民にヨウ素剤を飲ませたのかどうか、誰も把握していない。
チェルノブイリ被害の大半は甲状腺がん、だからこそ、初期の段階でヨウ素剤を飲ませたかどうかが重要なのに、
その点を抜きに議論している。」と指摘する。
「放射線被害の防止は、外部被ばくの場合は、
放射線発生源から離れる、放射線を浴びる時間を少なくする、放射線を遮蔽するの三点。
内部被ばくの場合は呼吸や食べ物で放射性物質を体内に取り込まない事しかない。
しかしこれが徹底できない場合、行政が方針を決めるしかない」
具体策として菅谷氏が挙げるのは子どもの集団移転だ。
「放射線が強い汚染地から子どもの集団移住を学校単位でやるしかない。
小さい子どもほど甲状腺に被害を受けやすい。家族と離れることになるが、子どもと妊産婦だけは守らなくてはならない。」
松本市では市営住宅を無償で提供する範囲を、
原発の警戒区域などに限らず、福島県内で15歳以下の子供を持つ世帯に拡大。
夏休みに飯館村の児童を松本市のキャンプ場に招くプランも計画中だ。
「チェルノブイリ事故から25年経ったが30キロ圏内は人が住めない。周辺の子どもは免疫機能の低下が目立つ。
松本氏が出来る事は限界がある。子どもの集団移転は国の施策として取り組んでもらいたい」
デスクメモ
「脱原発は集団ヒステリー」とは原子力村の本音だろう。
そんな傲慢な意識で選別した「情報」を誰が欲し、信じるか。
人はどれほど厳しい現実であれ真実を知り、その上で進む道を選ぶ権利がある。
尊厳にかけて医師として率直な見解を示した菅谷市長に敬意を表したい(充)
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松本市長菅谷昭氏の定例記者会見とNHKプロジェクトX挑戦者たち~
06.17
Fri
06.17
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現代ビジネス 週刊現代経済の死角
2011年06月14日(火) 週刊現代
原発やめますか、続けますか
史上空前の大アンケート
一流企業トップ100人、
有識者50人に聞く
全日本人必読「日本の針路を問う!」
三菱重工/ソニー/東芝/富士通/トヨタ/日産/朝日新聞/読売新聞/フジテレビ/TBS/電通/博報堂/新日鉄/東レ/資生堂/住友化学 /第一三共/三井物産/三菱商事/全日空/JR東海/三井住友/みずほ/三菱UFJ/日本生命/損保ジャパン/東京ガスほか/有馬朗人/加藤典洋/柳澤桂子/南部陽一郎/井上章一/木田元/池谷裕二/山田太一/橋本治/高村薫/岡本行夫/猪瀬直樹/田中秀征/佐藤優 ほか
「戦後最大の危機」原発事故を一流企業トップたちはどう考えたか
日本はいま、重大な岐路に立たされている。原発をやめるか、それとも続けるのか---。
いつ起きるかもわからない原発事故を怖れ、
内部被曝やガンに怯えながら毎日を過ごしたくないと、多くの人が切に願っている。
脱原発を進めれば電力供給が不安定になり、発電コストも割高になるとの指摘がある。
しかし、いったん事故を起こした原発の処理・廃炉には、
想像を絶する莫大な費用と長い期間が必要になることも、今回、明らかになった。
一方で、こういう意見もある。
「産業界は当面、電力消費量が少ない早朝や土日に操業することで電力不足を回避しようとしていますが、
1年も2年も節電を続ければ、各企業の国際競争力は失われかねない。
それに加えて、もし日本にある原発54基をすべて止めるとなれば、日本の産業界は空洞化しかねない。
現にアメリカと韓国が日本企業の誘致に動き出しており、
特に韓国は『電気料金を3分の1、法人税を5年間無料にするから』と必死にアプローチしている。
もし企業が海外に拠点を移せば、国内の雇用はままならなくなる」
(自民党・エネルギー政策合同会議副委員長の西村康稔代議士)
原発をやめるにせよ、続けるにせよ、決して他人事ではいられない。
だからこそ私たちはいま、
「原発をどうするか」といったテーマについて、真剣に議論しておく必要があるのではないだろうか。
そこで本誌は今回、一流企業の社長100人と有識者50人を対象に大アンケートを実施した。
次の5つの選択肢から、妥当だと考えるものを選んでもらう。
①国内にある54基の原発を、できる限り早く、すべて運転停止するべきだ
②段階を踏んで、順次停止していくべきだ
③福島第一、浜岡の2つのみ停止し、それ以外は稼働を続けるべきだ
④浜岡原発も含め、安全性が確認され次第稼働すべきだ
⑤答えられない
計150人中、もっとも多い回答は、原発の段階的な停止を求める29人だった。
その詳細は次ページから掲げた表をご覧いただくとして、まずは企業トップの見解から紹介しよう。
浜岡も含め、動かすべし
日本を代表する一流企業のトップが、国の将来を大きく左右する原発問題を、どう考えているのか。
多くの人たちが社長の「生の声」を聞きたいと思うはずだ。
中部電力が浜岡原発を稼働停止した際、スズキの鈴木修会長兼社長は、
「地元企業として、一人の日本人として高く評価する」とコメント。明確に持論を表明した。
ところが、今回社長自ら選択肢を選び、コメントも寄せたのは、100社中22社のトップにとどまり、
その他の企業はさまざまな理由で回答しなかった。
ある企業の広報担当者は、語気を強めてこう回答を拒否した。
「(週刊現代からの)アンケートを見たんですけど、
回答しない場合でも、なんで誌面に企業名が出るのですか。
だったら最初から(アンケートを)受け取らなければよかった。正直、お戻ししたいぐらいですよ。
そもそも、そちらが勝手に当社をピックアップしたんですよね。
でしたら、任意のアンケートなのですから、答える、答えないを決めるのも、
こちらの勝手じゃないですか」
結局、アンケートが届いたかどうか、確認の電話の最中に回答を断られた。
それは社長の意向なのかと本誌記者が問うと、
「アンケート等に答える、答えないの判断は、社長から一任されていますから」と答えた広報担当もいた。
しかし、「戦後最大の危機」ともいえる原発問題について、
なんら見解を持たない企業トップがいるとは思えない。
経営への影響ばかりを気にするのではなく、日本を代表する各業界のリーディングカンパニーとして、
堂々と意見表明し、社会的責任を果たすべきではないだろうか。
回答した中では、
「浜岡原発も含め、安全性が確認され次第、稼働すべき」(以下、「条件付きで稼働」)を選択したトップが6人いた。
そのうちの一人が、
福島第一原発の1~3号機と5、6号機のプラントを納入した東芝の佐々木則夫社長である。
次のような理由を掲げながら、原発関連事業の継続に意欲を示した。
「当社は、福島サイト事故の早期収束・安定化に向けて全力で支援している。
今後も原子力発電の安全性・信頼性のさらなる向上への取り組みを行っていく。
原子力発電の停止に関しては、電気料金アップによる国内産業に与える影響、雇用への影響などにおいて、
さまざまな議論がある。
たとえば、業務用電気料金では、現在、韓国は日本の約4割との試算があり、
さらなる電力料金の値上げは、今後の国内産業の育成、
日本の製造業の国際競争力の維持において、望ましくない。
また、品質の良い安価な電力の安定供給、CO2排出問題への対処等の観点からも、
エネルギー全体のベストミックスの観点からの議論が必要である」
ベストミックス―電気事業連合会の解説によれば、原子力をベースとしながら、
火力、水力など、それぞれの発電方式の特性を生かしながら、
日本にとって最善の組み合わせを考えるべきとの主張である。
国際競争力を維持するには必要
やはり原発関連事業を手がけ、'12年度には4000億円の受注計画を立てている
三菱重工業の大宮英明社長は、本誌が提示した選択肢には「該当なし」と回答。
中長期的に見ても原発推進の方向性は変わらないとする見解を披瀝した。
「国内及び世界の電力需要と地球温暖化対策・エネルギーセキュリティ対策の観点から、
原子力発電抜きのエネルギー政策は、現実的ではなく、
当面のスローダウンは否めないが、中長期的には原子力推進の流れは変わらないと見ている。
但し、そのためには、国、東京電力による福島第一原子力発電所の事故原因の究明結果を受けて、
万全の安全対策を講じることが必須であり、更に、
社会からの原子力発電に対するコンセンサスを得る努力を行いながら推進することが大切と考えている。
かかる認識の下、当社としては、この震災での教訓を踏まえて技術研鑽に努め、国、電力会社と連携し、
原子力総合メーカーとして『電力安定供給の実現』という使命を果たしていきたい」
東芝と同じ三井グループに名を連ねる
東レの日覺昭廣社長も、「条件付きで稼働」を選択。
日本の国力を維持するためには、原発の安全性を高めるとともに、原発をうまく利用すべきと説く。
「長期的には、太陽光、風力、地熱などの再生可能エネルギーの比率を大幅に高め、
原子力や化石燃料への依存度を下げて行くべきであり、
当社としても昨年『環境・エネルギー開発センター』を設置するなど、積極的に研究開発を進めている。
しかし、これらの技術を本格的に普及するには、
経済性や電力の安定供給等の面でまだまだ解決すべき課題が多く、
短期的・中期的には原子力や火力発電に頼らなくてはならない。
日本の産業が国際競争力を維持し成長する為には、
安価なエネルギーを安定して供給することが不可欠であり、
その為には東日本大震災の教訓を踏まえて安全対策を強化した上で、
浜岡原発も含めて休転中の原子力発電所を出来るだけ早く再稼働させることが必要である。
また、一部の老朽化した原子力発電所については、
より安全で効率の良い新型の原子力発電所にリプレースする(編集部注・取り替える)ことも必要と考える。
即ち、短期的・中期的には、原子力発電所の安全性を高め上手く利用することが、
日本の国力を維持し、日本国民の健康で文化的な生活を守ることに繋がると考えている」
福島第一原発で遠隔操作重機によってがれきの撤去作業などに取り組む
大手ゼネコン・清水建設の宮本洋一社長は、「条件付きで稼働」を選び、
「原子力発電の安全性をより高め、利用していくとともに、
将来的には、再生可能エネルギーを含めた多様なエネルギーの供給体制が必要と考える」
と回答した。だが、同じゼネコンの鹿島と大林組、竹中工務店は、
アンケートの内容そのものや社長の多忙などを理由に回答していない。それはなぜか。
鹿島の幹部社員によると、実はゼネコン業界には「大声を出しづらい雰囲気」が漂っているという。
「東電に限らず、原発の周辺の土木工事を他の電力会社からも請け負っています。
今回の福島原発の事故でもウチからかなりの人数を投下して補強、修理工事の処理にあたっています。
ですから、ゼネコンとしては原発について『稼働してもらいたい』というのが本音でしょう。
停止した浜岡原発の付帯工事もウチが請け負ってやっていますからね」
かつて、鹿島は「超高層(建設)の鹿島」と称されていた。
東京・千代田区に立つ霞が関ビルは「戦後日本の経済復興を象徴する金字塔」と位置づけられているが、
そうした高層ビルの建築を、鹿島は得意としてきたからだ。
しかし、どのゼネコンも超高層ビルの建設を始めるようになると、
「超高層の鹿島』の看板はかすんでしまう。
その後、付けられたのが「原子力の鹿島」という新たな称号だった。
1956年に原子力室という部署を立ち上げて以来、
鹿島は原子力発電所の土木、付帯工事に全社を挙げて取り組んできたという。
この幹部社員が続ける。
「もっとも、ウチに限らず、ゼネコン業界の多くの企業は当然原発推進でしょう。
54基の原発の恩恵を建設会社はみな受けているんです。
しかも、福島原発事故の前には、さらに原発を増やすということで需要を見込み動いてきたのですから、
『原発を稼働停止したほうがいいなんて言えない』というのが本音ですよ。
とはいえ、明確に原発推進の方針を打ち出せば、世間のバッシングを受けるかもしれないので、
なかなか大声では言えないんです」
新エネルギーへの代替を
金融業界には、ゼネコン業界とは別の、旗幟を鮮明にしづらい理由が存在しているようだ。
東電の有価証券報告書(平成21年度)によれば、大株主の欄には、
第一生命、日本生命、三井住友銀行、みずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行といった
錚々たる企業の名前がズラリと並んでいる。
そもそも第2位の大株主であり、互いに大幹部が社外取締役を務めるなど、
東電と親密な関係にある第一生命を始め、生保各社はいずれも回答をしていない。
東電の社債の募集に際し、野村ホールディングスなどの証券会社も、
「社債の引き受け業務によって利益を得ていますから、
はっきりと原発問題について言及しづらいのかもしれません」(証券アナリストの植木靖男氏)
三井住友、みずほ、三菱UFJの各フィナンシャルグループも、
足並みを揃えたように5択では「答えられない」を選択。
三菱UFJ・FGの永易克典社長は、
「もうしばらく様々な状況を見極めたうえで判断したいと考えております」と理由を述べているが、
あるメガバンクの幹部は、回答の「ウラ側」を次のように明かす。
「ウチのトップの場合、アンケートを見た瞬間、『厳しいアンケートだ』とつぶやいていたそうです。
そして、考えた末に、『これしかないだろう』ということで選択したのが、
『答えられない』だったと聞いています。
正直申し上げて、原発の件については、非常に答えにくいんです。
銀行にとって、お金を借りて設備を拡大していく、ライフライン事業などを手がける装置産業は、
大切なお客さまです。
つまり、原発を推進すれば儲かる企業も、逆に脱原発のほうが儲かる企業も、
いずれも顧客になりうるからです」
その他、東電に35万株(取得価格2215億円)の株式を保有してもらっているKDDIは、
社長が不在で確認が取れないことを理由に「答えられない」を選んでいる。
東電と結びつきの強い企業の場合、
「『できるだけ早く稼働を停止すべき』などと発言すれば、今後の取引に影響が出かねないため、
どうしても社長の歯切れは悪くなってしまう」(松蔭大学大学院経営管理研究科の中村元一教授)という。
旧来からのしがらみにこだわるあまり、口が重くなる企業が多い中、
富士フイルムHDの古森重隆社長は、「条件付きで稼働」を選択しつつも、
海外からの信頼を重視する、広い視野に基づいた意見を展開している。
「国内発電量の3割を占める原発を代替するエネルギー源の確立には時間がかかる。
次世代のエネルギー開発を進めながら、原発の安全性向上を図るべき。
地震・津波といった自然災害への備えなど、
原発の安全性についてどういう安全策が必要か徹底的に検討しなければならない。
安全性に関する情報を世界各国と共有し、世界的な原発安全基準を設定することが必要。
また、福島第一原発事故については正確な情報を開示し、海外からの信頼を得る国際広報を行うべき」
また、三菱ケミカルHDの小林喜光社長は、
目先の利益にとらわれることなく、長期的な展望に立った代替エネルギーの開発を提言している。
「現時点では、資源の少ない日本においては原子力発電が有用であるとは思うが、
今一度安全について徹底的に検証し、しっかり安全を確保した上で利用する必要がある。
しかし、30~50年のレンジでは、新エネルギーの代替を進め、その割合を減らしていくべき」
いまこそ、日本が新しいエネルギーシステムに転換できるチャンスなのに、
「各企業が主張をあいまいにしたり口をつぐめば、新しい構造改革の芽をつぶすことになる」と
富士通総研経済研究所の主任研究員・高橋洋氏は警鐘を鳴らす。
ピンチをチャンスに変えるために、
産業界あげて、いま日本に必要なエネルギーのあり方を検討すべき時だろう。
有識者たちはどう考えるか停止派が継続派を大きく上回った
50名の有識者にもアンケートを行った。
原発停止の是非について熱のこもった意見が続々と集まった。
まずは「段階を踏んで、順次停止していくべき」と言う文芸評論家の加藤典洋氏、
「安全性が確認され次第、原発を稼働すべき」と言う元外交官で首相補佐官の経験もある岡本行夫氏という対照的な二人の意見を紹介しよう。
あなたはどちらが日本の進むべき道だと考えるだろうか。
「新しい原発は作りませんが、当分の間、
原発は自然代替エネルギー主体の発電までへの『つなぎ』として保持します。
ゆっくり、段階を踏んで進む。
第一に、もはや『つなぎ』なので、まず、核燃料サイクル政策を破棄する。
(青森県)六ヶ所村の再処理工場、(福井県敦賀市の)もんじゅを廃止。
それにあてられてきた人員と組織を、ただちに代替エネルギーの開発に振り向けます」(加藤氏)
「原発部分を自然エネルギーに頼れというのは机上の理論。
実際には多くの制約あり。原子力の継続利用か生活・産業レベルの大幅引き下げかどちらかしかない。
原発は更に安全なものが作れるだろう」(岡本氏)
原発を、自然エネルギーで代替できるのかどうか。その点で二人の見方は真っ向から対立している。
中には「答えられない」という選択肢を選ぶ有識者もいたが、
必ずしも意見表明を避けたからというわけではない。
元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が語る「答えられない理由」。
それは国民的議論を尽くしていない段階で軽々に原発の是非を決することは間違いだという考えに基づく。
「本件については、原発の安全性、経済的合理性、
さらに原発開発を推進することによって得られる核兵器開発の基礎体力が
日本の安全保障に対して与える影響について、まず、専門家がきちんとした議論をする必要があります。
それを欠いたところでの立場表明は、印象論の域を出ません。
印象論で、原発存続の是非について立場表明することは国益に反すると思います。
現時点において判断に足る十分な議論がなされているとは思えません。
かつて毛沢東が述べた『調査なくして発言なし』というルールを論壇に定着させることが重要と考えます。
それだから私は1の質問に『答えられない』のです」(佐藤氏)
有識者に対するアンケートの結果をまとめると、
●国内にある54基の原発をできる限り早く、すべて運転停止すべき→6人
●段階を踏んで、順次停止していくべき→30人
●福島第一、浜岡の2つのみ停止し、それ以外は稼働を続けるべき→1人
●浜岡原発も含め、安全性が確認され次第稼働すべき→7人
●答えられない→5人
●該当なし→1人
と、停止派(36人)が継続派(8人)を大きく上回った。
結局は高くつく
今回の福島第一原発事故を目の当たりにし、考え方が変わったという有識者もいた。
「今後、日本人は国際結婚の場などで、差別を受けることがあるように思います。
よほどきわだつ商品ならともかく、日本製品も売りにくくなるのではないでしょうか。
原発の電力は低コストですが、結局は高くついてしまったと思います。
私自身、原発は安全だという電力会社のTVキャンペーンに洗脳されていました。
その反省もこめ、志は『できる限り早くすべてを運転停止するべき』ですが、
まあ現実とのおりあいもはかり『段階を踏んで、順次停止していくべき』と答えます」
(国際日本文化研究センター教授の井上章一氏)
「これまで私は原子力発電を容認してきました。その社会的責任を反省するとともに、
原発を推進する立場にあった政治、企業、地域住民のそれぞれの利害とぎりぎりの折り合いをつけた結果が
『福島第一、浜岡の2つのみ停止し、それ以外は稼働を続けるべき』の選択となりました。
付け加えて言いますと、国家や科学技術や宗教には神と悪魔の二つの顔があると思っていますが、
原子力発電にもその二つの顔があると考えています」
(宗教学者の山折哲雄氏)
原発は安全、原発はクリーン、原発は制御できる・・・。
事故が起きるまで、国民はその実態を見抜くことができなかった。
原発が持つ「悪魔の顔」が姿を現したいま、
その現実を直視することなく原発を論じることはできないだろう。
生命科学者である柳澤桂子氏、精神科医の香山リカ氏は、
直接的な被害より心理面や将来の不安が大きいと指摘する。
まずは「即時停止」派の柳澤氏の意見。
「原子力を使えば放射性物質が出ます。放射性物質は微量でも、DNAを傷つけてガンや突然変異を誘発します。
発育の盛んな胎児や子どもほど危険です。このような放射性物質の作用に閾値はないと言われています。
また生殖細胞は胎児のうちにできますが、生殖細胞に突然変異が起こると
子や孫、ひ孫と未来まで傷が受け継がれます。
ですから妊婦から生殖年齢の人々はすべて微量でも放射性物質を浴びないようにしないと
人類の中に突然変異が蓄積してしまいます。
何よりも高レベル放射性廃棄物の処理の仕方も解決されていないのに、
原子力発電をするのは、とんでもないことです」(柳澤氏)
続いて香山氏は「順次停止」派。地震そのものより人々の恐怖心のほうが怖いと言う。
「いま稼働中の原子力発電所の現実的な危険性はともかく、
事故が起きたときに人間が管理することができないという原発は、
社会とそこに生きる人たちに与える心理的な恐怖があまりに大きい。
実際に今回の事故後、原発うつ、原発パニックで生活に支障を来す人、受診に来る人が急増している。
その原発をいきなり止めても、人々に根付いてしまった根源的な恐怖はなくならない。
むしろ段階的な停止に向けて、きちんとした計画やロードマップを示し、
管理しながら止めることができることを示すほうが、
この甚大な心理的被害を軽減させる上では効果的であると考えられる」(香山氏)
政府や電力会社の事故対応のお粗末さに批判を浴びせる有識者もいる。
「原子力発電そのものよりも、この間の事故対応を見ていると、
いまの日本人の危機管理能力やシステムでは存続は難しい。
技術は普遍的なものでフランスにやれて日本にできないということはないはずだが、
原子力発電を巡る既得権益層が、ガバナンスを低下させている実状を変えない限り無理だろう」
(作家で東京都副知事の猪瀬直樹氏)
「運転を停止するだけでは不十分。一日も早くすべての原発を廃炉にすべきだ。
発電方法は原子力だけではないのに、これまで政府や電力会社は『安全神話』を作り上げ、
他の道を封じてきた。これからは原発以外の発電方法を考えるべきだ」(評論家の佐高信氏)
条件付きで原発存続の声も
暴走を始めたら誰も止められない。
放射性物質が猛烈な規模とスピードで日本全国に飛散、見えない恐怖が国民を襲う。
制御不能な原発事故は「想定外」の被害を撒き散らすのだ。
それでも原発を継続する必要はあるのか。
今回のアンケートでは少数派だったが、「原発稼働を継続すべし」と考える人たちももちろんいる。
元文部大臣で東京大学名誉教授の有馬朗人氏は「原発継続派」。その理由をこう語る。
「まず地震、津波、その他考えられるすべての災害に十分な安全性を確保する必要があります。
さらに化石燃料の涸渇、地球温暖化に備え、自然エネルギーの開発を急ぐ必要もある。
そのため税金を増やすことも必要であろう。
それが十分になるまではどうしても原子力発電を利用せざるをえないと判断する。
エネルギー不足の際には、あらゆる資源を活用せよ」(有馬氏)
弁護士でさわやか福祉財団理事長の堀田力氏は同じく「原発継続派」。
だが、あくまで〝条件付き〟での意見である。
「次の二つの条件付きで、『浜岡原発も含め、安全性が確認され次第稼働すべき』を支持します。
(1)安全性は、従来最大の津波、地震等の倍の規模を想定したものであること。
(2)自然エネルギーの開発・伸長に全力を挙げ、代替していくこと」(堀田氏)
期待されている自然エネルギーだが、本当のところどこまで原発の代替ができるのか。
サイエンス作家の竹内薫氏が「世界の専門家たちがどう考えているのか」を紹介する。
「ネイチャー誌、サイエンス誌などの論説は、
再生可能エネルギーが原子力を完全に代替できるまで30年程度と見積もっており、
世界の専門家の意見は大筋で一致している。
原子力をすべて火力で代替することは今でも可能だが、
燃料費の高騰を招き、天然ガスや石油を握っているロシアや中東に安全保障上の切り札を渡すことになり、
経済運営がきわめて不透明になってしまう。それは石油ショックの再来以外のなにものでもない。
ちなみに、短絡的に他国の自然エネルギー政策は真似できない。
たとえば、ドイツは再生可能エネルギーに賭けて失敗しても、
隣国フランスの原子力発電でつくった電力を融通してもらえる。
日本は島国であり、隣国からの電力は期待できない。
同様に、金融立国であり工業を持たないアイスランドの真似もできない」
有馬氏、堀田氏、竹内氏はいずれも「原発継続」派だが、その理由は微妙にニュアンスが異なる。
ただ3者が共通して強調するのは、原発の安全管理を徹底的にやることの重要性だ。
海外の科学雑誌では、
遠くないうちに茨城県沖を震源とするマグニチュード8ほどの地震が起こる可能性も指摘されているという。
「その場合、すでに防波堤が破壊されている福島第一原発はきわめて危険な状態に陥る可能性がある。
政府がその対策を講じていないのは疑問。浜岡だけを停止させる科学的な意味はない。
特に菅首相があげた87%という数字(今後30年以内に東海地震が起きる確率)は、
世界的には根拠が薄弱だと言われており、理解不能。
今は危機的な状況なので、(地震予知や確率の数字を主張し続ける『日本』ローカルな)学者だけではなく、
世界中の地震学者の知見を結集すべき」(竹内氏)
今、この時だからこそ考えたい
ほかにも「原発継続」派からは
「将来日本の原発をどうするのかは、きちんと国民的な議論をしてコストと安全性のバランスを考えるべき」
「電力が足りないことで起こる新たな健康被害もある」などの声があがった。
本文では紹介しきれない有識者たちの意見は、前ページの表にまとめた。
さて、ここまで見てきて、あなたはどう考えるようになっただろうか。
原発に対する思いや考えに何か変化はあっただろうか。
振り返ればこれまで日本では一部の専門家や活動家の間だけで原発問題が語られてきた。
多くの国民はその危うさをなんとなく感じながらも、大きな声をあげることなく、
ずるずると現状追認してきた。
全廃か、条件付きの継続か。
いずれにせよ、変えるなら今しかない。もう政府や電力会社だけのせいにして済ますことはできない。
歴史学者の磯田道史氏、哲学者の木田元氏の言葉から、日本が進むべき針路のヒントが見えてくる。
「ピンチはチャンス。
目先のことに惑わされず、国家百年の計を立てたほうがいい。
10年我慢すれば必ず、日本人はエネルギー問題で世界全体に貢献するようになれる。
われわれはそれだけの潜在力をもっている。
そう信じて未来にむけて頑張れる日本人になるか。
『電気がないから恐いけど原発』という臆病な発展性のない日本人になるか。分別するときだ」(磯田氏)
「いま日本で原発を停止すると、20年前の経済水準に戻るそうだ。
しかし、われわれの世代の者は、第二次大戦敗戦後、
もっとはるかに低い経済水準・生活水準で暮らしてきた。それでも別に屈辱は感じなかったし、
みじめな思いもしなかった。
同胞を危険にさらしてまで、豊かになったり、便利に暮らさなくてもよいのではないか」(木田氏)
停止派も継続派も共通していたのは、
国難に直面した日本の現状を打開したいと真に想う気持ちにほかならない。
原発とともに生きるのが幸せなのか、それとも原発なしで暮らすのが幸せなのか。
いま有識者たちの言葉に触れて、改めて我々一人一人が考えるべきときを迎えている。
現代ビジネスブック 第1弾
田原 総一朗
『Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった』
(講談社刊、税込み1,575円)
発売中
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講談社
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2011年06月14日(火) 週刊現代
原発やめますか、続けますか
史上空前の大アンケート
一流企業トップ100人、
有識者50人に聞く
全日本人必読「日本の針路を問う!」
三菱重工/ソニー/東芝/富士通/トヨタ/日産/朝日新聞/読売新聞/フジテレビ/TBS/電通/博報堂/新日鉄/東レ/資生堂/住友化学 /第一三共/三井物産/三菱商事/全日空/JR東海/三井住友/みずほ/三菱UFJ/日本生命/損保ジャパン/東京ガスほか/有馬朗人/加藤典洋/柳澤桂子/南部陽一郎/井上章一/木田元/池谷裕二/山田太一/橋本治/高村薫/岡本行夫/猪瀬直樹/田中秀征/佐藤優 ほか
「戦後最大の危機」原発事故を一流企業トップたちはどう考えたか
日本はいま、重大な岐路に立たされている。原発をやめるか、それとも続けるのか---。
いつ起きるかもわからない原発事故を怖れ、
内部被曝やガンに怯えながら毎日を過ごしたくないと、多くの人が切に願っている。
脱原発を進めれば電力供給が不安定になり、発電コストも割高になるとの指摘がある。
しかし、いったん事故を起こした原発の処理・廃炉には、
想像を絶する莫大な費用と長い期間が必要になることも、今回、明らかになった。
一方で、こういう意見もある。
「産業界は当面、電力消費量が少ない早朝や土日に操業することで電力不足を回避しようとしていますが、
1年も2年も節電を続ければ、各企業の国際競争力は失われかねない。
それに加えて、もし日本にある原発54基をすべて止めるとなれば、日本の産業界は空洞化しかねない。
現にアメリカと韓国が日本企業の誘致に動き出しており、
特に韓国は『電気料金を3分の1、法人税を5年間無料にするから』と必死にアプローチしている。
もし企業が海外に拠点を移せば、国内の雇用はままならなくなる」
(自民党・エネルギー政策合同会議副委員長の西村康稔代議士)
原発をやめるにせよ、続けるにせよ、決して他人事ではいられない。
だからこそ私たちはいま、
「原発をどうするか」といったテーマについて、真剣に議論しておく必要があるのではないだろうか。
そこで本誌は今回、一流企業の社長100人と有識者50人を対象に大アンケートを実施した。
次の5つの選択肢から、妥当だと考えるものを選んでもらう。
①国内にある54基の原発を、できる限り早く、すべて運転停止するべきだ
②段階を踏んで、順次停止していくべきだ
③福島第一、浜岡の2つのみ停止し、それ以外は稼働を続けるべきだ
④浜岡原発も含め、安全性が確認され次第稼働すべきだ
⑤答えられない
計150人中、もっとも多い回答は、原発の段階的な停止を求める29人だった。
その詳細は次ページから掲げた表をご覧いただくとして、まずは企業トップの見解から紹介しよう。
浜岡も含め、動かすべし
日本を代表する一流企業のトップが、国の将来を大きく左右する原発問題を、どう考えているのか。
多くの人たちが社長の「生の声」を聞きたいと思うはずだ。
中部電力が浜岡原発を稼働停止した際、スズキの鈴木修会長兼社長は、
「地元企業として、一人の日本人として高く評価する」とコメント。明確に持論を表明した。
ところが、今回社長自ら選択肢を選び、コメントも寄せたのは、100社中22社のトップにとどまり、
その他の企業はさまざまな理由で回答しなかった。
ある企業の広報担当者は、語気を強めてこう回答を拒否した。
「(週刊現代からの)アンケートを見たんですけど、
回答しない場合でも、なんで誌面に企業名が出るのですか。
だったら最初から(アンケートを)受け取らなければよかった。正直、お戻ししたいぐらいですよ。
そもそも、そちらが勝手に当社をピックアップしたんですよね。
でしたら、任意のアンケートなのですから、答える、答えないを決めるのも、
こちらの勝手じゃないですか」
結局、アンケートが届いたかどうか、確認の電話の最中に回答を断られた。
それは社長の意向なのかと本誌記者が問うと、
「アンケート等に答える、答えないの判断は、社長から一任されていますから」と答えた広報担当もいた。
しかし、「戦後最大の危機」ともいえる原発問題について、
なんら見解を持たない企業トップがいるとは思えない。
経営への影響ばかりを気にするのではなく、日本を代表する各業界のリーディングカンパニーとして、
堂々と意見表明し、社会的責任を果たすべきではないだろうか。
回答した中では、
「浜岡原発も含め、安全性が確認され次第、稼働すべき」(以下、「条件付きで稼働」)を選択したトップが6人いた。
そのうちの一人が、
福島第一原発の1~3号機と5、6号機のプラントを納入した東芝の佐々木則夫社長である。
次のような理由を掲げながら、原発関連事業の継続に意欲を示した。
「当社は、福島サイト事故の早期収束・安定化に向けて全力で支援している。
今後も原子力発電の安全性・信頼性のさらなる向上への取り組みを行っていく。
原子力発電の停止に関しては、電気料金アップによる国内産業に与える影響、雇用への影響などにおいて、
さまざまな議論がある。
たとえば、業務用電気料金では、現在、韓国は日本の約4割との試算があり、
さらなる電力料金の値上げは、今後の国内産業の育成、
日本の製造業の国際競争力の維持において、望ましくない。
また、品質の良い安価な電力の安定供給、CO2排出問題への対処等の観点からも、
エネルギー全体のベストミックスの観点からの議論が必要である」
ベストミックス―電気事業連合会の解説によれば、原子力をベースとしながら、
火力、水力など、それぞれの発電方式の特性を生かしながら、
日本にとって最善の組み合わせを考えるべきとの主張である。
国際競争力を維持するには必要
やはり原発関連事業を手がけ、'12年度には4000億円の受注計画を立てている
三菱重工業の大宮英明社長は、本誌が提示した選択肢には「該当なし」と回答。
中長期的に見ても原発推進の方向性は変わらないとする見解を披瀝した。
「国内及び世界の電力需要と地球温暖化対策・エネルギーセキュリティ対策の観点から、
原子力発電抜きのエネルギー政策は、現実的ではなく、
当面のスローダウンは否めないが、中長期的には原子力推進の流れは変わらないと見ている。
但し、そのためには、国、東京電力による福島第一原子力発電所の事故原因の究明結果を受けて、
万全の安全対策を講じることが必須であり、更に、
社会からの原子力発電に対するコンセンサスを得る努力を行いながら推進することが大切と考えている。
かかる認識の下、当社としては、この震災での教訓を踏まえて技術研鑽に努め、国、電力会社と連携し、
原子力総合メーカーとして『電力安定供給の実現』という使命を果たしていきたい」
東芝と同じ三井グループに名を連ねる
東レの日覺昭廣社長も、「条件付きで稼働」を選択。
日本の国力を維持するためには、原発の安全性を高めるとともに、原発をうまく利用すべきと説く。
「長期的には、太陽光、風力、地熱などの再生可能エネルギーの比率を大幅に高め、
原子力や化石燃料への依存度を下げて行くべきであり、
当社としても昨年『環境・エネルギー開発センター』を設置するなど、積極的に研究開発を進めている。
しかし、これらの技術を本格的に普及するには、
経済性や電力の安定供給等の面でまだまだ解決すべき課題が多く、
短期的・中期的には原子力や火力発電に頼らなくてはならない。
日本の産業が国際競争力を維持し成長する為には、
安価なエネルギーを安定して供給することが不可欠であり、
その為には東日本大震災の教訓を踏まえて安全対策を強化した上で、
浜岡原発も含めて休転中の原子力発電所を出来るだけ早く再稼働させることが必要である。
また、一部の老朽化した原子力発電所については、
より安全で効率の良い新型の原子力発電所にリプレースする(編集部注・取り替える)ことも必要と考える。
即ち、短期的・中期的には、原子力発電所の安全性を高め上手く利用することが、
日本の国力を維持し、日本国民の健康で文化的な生活を守ることに繋がると考えている」
福島第一原発で遠隔操作重機によってがれきの撤去作業などに取り組む
大手ゼネコン・清水建設の宮本洋一社長は、「条件付きで稼働」を選び、
「原子力発電の安全性をより高め、利用していくとともに、
将来的には、再生可能エネルギーを含めた多様なエネルギーの供給体制が必要と考える」
と回答した。だが、同じゼネコンの鹿島と大林組、竹中工務店は、
アンケートの内容そのものや社長の多忙などを理由に回答していない。それはなぜか。
鹿島の幹部社員によると、実はゼネコン業界には「大声を出しづらい雰囲気」が漂っているという。
「東電に限らず、原発の周辺の土木工事を他の電力会社からも請け負っています。
今回の福島原発の事故でもウチからかなりの人数を投下して補強、修理工事の処理にあたっています。
ですから、ゼネコンとしては原発について『稼働してもらいたい』というのが本音でしょう。
停止した浜岡原発の付帯工事もウチが請け負ってやっていますからね」
かつて、鹿島は「超高層(建設)の鹿島」と称されていた。
東京・千代田区に立つ霞が関ビルは「戦後日本の経済復興を象徴する金字塔」と位置づけられているが、
そうした高層ビルの建築を、鹿島は得意としてきたからだ。
しかし、どのゼネコンも超高層ビルの建設を始めるようになると、
「超高層の鹿島』の看板はかすんでしまう。
その後、付けられたのが「原子力の鹿島」という新たな称号だった。
1956年に原子力室という部署を立ち上げて以来、
鹿島は原子力発電所の土木、付帯工事に全社を挙げて取り組んできたという。
この幹部社員が続ける。
「もっとも、ウチに限らず、ゼネコン業界の多くの企業は当然原発推進でしょう。
54基の原発の恩恵を建設会社はみな受けているんです。
しかも、福島原発事故の前には、さらに原発を増やすということで需要を見込み動いてきたのですから、
『原発を稼働停止したほうがいいなんて言えない』というのが本音ですよ。
とはいえ、明確に原発推進の方針を打ち出せば、世間のバッシングを受けるかもしれないので、
なかなか大声では言えないんです」
新エネルギーへの代替を
金融業界には、ゼネコン業界とは別の、旗幟を鮮明にしづらい理由が存在しているようだ。
東電の有価証券報告書(平成21年度)によれば、大株主の欄には、
第一生命、日本生命、三井住友銀行、みずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行といった
錚々たる企業の名前がズラリと並んでいる。
そもそも第2位の大株主であり、互いに大幹部が社外取締役を務めるなど、
東電と親密な関係にある第一生命を始め、生保各社はいずれも回答をしていない。
東電の社債の募集に際し、野村ホールディングスなどの証券会社も、
「社債の引き受け業務によって利益を得ていますから、
はっきりと原発問題について言及しづらいのかもしれません」(証券アナリストの植木靖男氏)
三井住友、みずほ、三菱UFJの各フィナンシャルグループも、
足並みを揃えたように5択では「答えられない」を選択。
三菱UFJ・FGの永易克典社長は、
「もうしばらく様々な状況を見極めたうえで判断したいと考えております」と理由を述べているが、
あるメガバンクの幹部は、回答の「ウラ側」を次のように明かす。
「ウチのトップの場合、アンケートを見た瞬間、『厳しいアンケートだ』とつぶやいていたそうです。
そして、考えた末に、『これしかないだろう』ということで選択したのが、
『答えられない』だったと聞いています。
正直申し上げて、原発の件については、非常に答えにくいんです。
銀行にとって、お金を借りて設備を拡大していく、ライフライン事業などを手がける装置産業は、
大切なお客さまです。
つまり、原発を推進すれば儲かる企業も、逆に脱原発のほうが儲かる企業も、
いずれも顧客になりうるからです」
その他、東電に35万株(取得価格2215億円)の株式を保有してもらっているKDDIは、
社長が不在で確認が取れないことを理由に「答えられない」を選んでいる。
東電と結びつきの強い企業の場合、
「『できるだけ早く稼働を停止すべき』などと発言すれば、今後の取引に影響が出かねないため、
どうしても社長の歯切れは悪くなってしまう」(松蔭大学大学院経営管理研究科の中村元一教授)という。
旧来からのしがらみにこだわるあまり、口が重くなる企業が多い中、
富士フイルムHDの古森重隆社長は、「条件付きで稼働」を選択しつつも、
海外からの信頼を重視する、広い視野に基づいた意見を展開している。
「国内発電量の3割を占める原発を代替するエネルギー源の確立には時間がかかる。
次世代のエネルギー開発を進めながら、原発の安全性向上を図るべき。
地震・津波といった自然災害への備えなど、
原発の安全性についてどういう安全策が必要か徹底的に検討しなければならない。
安全性に関する情報を世界各国と共有し、世界的な原発安全基準を設定することが必要。
また、福島第一原発事故については正確な情報を開示し、海外からの信頼を得る国際広報を行うべき」
また、三菱ケミカルHDの小林喜光社長は、
目先の利益にとらわれることなく、長期的な展望に立った代替エネルギーの開発を提言している。
「現時点では、資源の少ない日本においては原子力発電が有用であるとは思うが、
今一度安全について徹底的に検証し、しっかり安全を確保した上で利用する必要がある。
しかし、30~50年のレンジでは、新エネルギーの代替を進め、その割合を減らしていくべき」
いまこそ、日本が新しいエネルギーシステムに転換できるチャンスなのに、
「各企業が主張をあいまいにしたり口をつぐめば、新しい構造改革の芽をつぶすことになる」と
富士通総研経済研究所の主任研究員・高橋洋氏は警鐘を鳴らす。
ピンチをチャンスに変えるために、
産業界あげて、いま日本に必要なエネルギーのあり方を検討すべき時だろう。
有識者たちはどう考えるか停止派が継続派を大きく上回った
50名の有識者にもアンケートを行った。
原発停止の是非について熱のこもった意見が続々と集まった。
まずは「段階を踏んで、順次停止していくべき」と言う文芸評論家の加藤典洋氏、
「安全性が確認され次第、原発を稼働すべき」と言う元外交官で首相補佐官の経験もある岡本行夫氏という対照的な二人の意見を紹介しよう。
あなたはどちらが日本の進むべき道だと考えるだろうか。
「新しい原発は作りませんが、当分の間、
原発は自然代替エネルギー主体の発電までへの『つなぎ』として保持します。
ゆっくり、段階を踏んで進む。
第一に、もはや『つなぎ』なので、まず、核燃料サイクル政策を破棄する。
(青森県)六ヶ所村の再処理工場、(福井県敦賀市の)もんじゅを廃止。
それにあてられてきた人員と組織を、ただちに代替エネルギーの開発に振り向けます」(加藤氏)
「原発部分を自然エネルギーに頼れというのは机上の理論。
実際には多くの制約あり。原子力の継続利用か生活・産業レベルの大幅引き下げかどちらかしかない。
原発は更に安全なものが作れるだろう」(岡本氏)
原発を、自然エネルギーで代替できるのかどうか。その点で二人の見方は真っ向から対立している。
中には「答えられない」という選択肢を選ぶ有識者もいたが、
必ずしも意見表明を避けたからというわけではない。
元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が語る「答えられない理由」。
それは国民的議論を尽くしていない段階で軽々に原発の是非を決することは間違いだという考えに基づく。
「本件については、原発の安全性、経済的合理性、
さらに原発開発を推進することによって得られる核兵器開発の基礎体力が
日本の安全保障に対して与える影響について、まず、専門家がきちんとした議論をする必要があります。
それを欠いたところでの立場表明は、印象論の域を出ません。
印象論で、原発存続の是非について立場表明することは国益に反すると思います。
現時点において判断に足る十分な議論がなされているとは思えません。
かつて毛沢東が述べた『調査なくして発言なし』というルールを論壇に定着させることが重要と考えます。
それだから私は1の質問に『答えられない』のです」(佐藤氏)
有識者に対するアンケートの結果をまとめると、
●国内にある54基の原発をできる限り早く、すべて運転停止すべき→6人
●段階を踏んで、順次停止していくべき→30人
●福島第一、浜岡の2つのみ停止し、それ以外は稼働を続けるべき→1人
●浜岡原発も含め、安全性が確認され次第稼働すべき→7人
●答えられない→5人
●該当なし→1人
と、停止派(36人)が継続派(8人)を大きく上回った。
結局は高くつく
今回の福島第一原発事故を目の当たりにし、考え方が変わったという有識者もいた。
「今後、日本人は国際結婚の場などで、差別を受けることがあるように思います。
よほどきわだつ商品ならともかく、日本製品も売りにくくなるのではないでしょうか。
原発の電力は低コストですが、結局は高くついてしまったと思います。
私自身、原発は安全だという電力会社のTVキャンペーンに洗脳されていました。
その反省もこめ、志は『できる限り早くすべてを運転停止するべき』ですが、
まあ現実とのおりあいもはかり『段階を踏んで、順次停止していくべき』と答えます」
(国際日本文化研究センター教授の井上章一氏)
「これまで私は原子力発電を容認してきました。その社会的責任を反省するとともに、
原発を推進する立場にあった政治、企業、地域住民のそれぞれの利害とぎりぎりの折り合いをつけた結果が
『福島第一、浜岡の2つのみ停止し、それ以外は稼働を続けるべき』の選択となりました。
付け加えて言いますと、国家や科学技術や宗教には神と悪魔の二つの顔があると思っていますが、
原子力発電にもその二つの顔があると考えています」
(宗教学者の山折哲雄氏)
原発は安全、原発はクリーン、原発は制御できる・・・。
事故が起きるまで、国民はその実態を見抜くことができなかった。
原発が持つ「悪魔の顔」が姿を現したいま、
その現実を直視することなく原発を論じることはできないだろう。
生命科学者である柳澤桂子氏、精神科医の香山リカ氏は、
直接的な被害より心理面や将来の不安が大きいと指摘する。
まずは「即時停止」派の柳澤氏の意見。
「原子力を使えば放射性物質が出ます。放射性物質は微量でも、DNAを傷つけてガンや突然変異を誘発します。
発育の盛んな胎児や子どもほど危険です。このような放射性物質の作用に閾値はないと言われています。
また生殖細胞は胎児のうちにできますが、生殖細胞に突然変異が起こると
子や孫、ひ孫と未来まで傷が受け継がれます。
ですから妊婦から生殖年齢の人々はすべて微量でも放射性物質を浴びないようにしないと
人類の中に突然変異が蓄積してしまいます。
何よりも高レベル放射性廃棄物の処理の仕方も解決されていないのに、
原子力発電をするのは、とんでもないことです」(柳澤氏)
続いて香山氏は「順次停止」派。地震そのものより人々の恐怖心のほうが怖いと言う。
「いま稼働中の原子力発電所の現実的な危険性はともかく、
事故が起きたときに人間が管理することができないという原発は、
社会とそこに生きる人たちに与える心理的な恐怖があまりに大きい。
実際に今回の事故後、原発うつ、原発パニックで生活に支障を来す人、受診に来る人が急増している。
その原発をいきなり止めても、人々に根付いてしまった根源的な恐怖はなくならない。
むしろ段階的な停止に向けて、きちんとした計画やロードマップを示し、
管理しながら止めることができることを示すほうが、
この甚大な心理的被害を軽減させる上では効果的であると考えられる」(香山氏)
政府や電力会社の事故対応のお粗末さに批判を浴びせる有識者もいる。
「原子力発電そのものよりも、この間の事故対応を見ていると、
いまの日本人の危機管理能力やシステムでは存続は難しい。
技術は普遍的なものでフランスにやれて日本にできないということはないはずだが、
原子力発電を巡る既得権益層が、ガバナンスを低下させている実状を変えない限り無理だろう」
(作家で東京都副知事の猪瀬直樹氏)
「運転を停止するだけでは不十分。一日も早くすべての原発を廃炉にすべきだ。
発電方法は原子力だけではないのに、これまで政府や電力会社は『安全神話』を作り上げ、
他の道を封じてきた。これからは原発以外の発電方法を考えるべきだ」(評論家の佐高信氏)
条件付きで原発存続の声も
暴走を始めたら誰も止められない。
放射性物質が猛烈な規模とスピードで日本全国に飛散、見えない恐怖が国民を襲う。
制御不能な原発事故は「想定外」の被害を撒き散らすのだ。
それでも原発を継続する必要はあるのか。
今回のアンケートでは少数派だったが、「原発稼働を継続すべし」と考える人たちももちろんいる。
元文部大臣で東京大学名誉教授の有馬朗人氏は「原発継続派」。その理由をこう語る。
「まず地震、津波、その他考えられるすべての災害に十分な安全性を確保する必要があります。
さらに化石燃料の涸渇、地球温暖化に備え、自然エネルギーの開発を急ぐ必要もある。
そのため税金を増やすことも必要であろう。
それが十分になるまではどうしても原子力発電を利用せざるをえないと判断する。
エネルギー不足の際には、あらゆる資源を活用せよ」(有馬氏)
弁護士でさわやか福祉財団理事長の堀田力氏は同じく「原発継続派」。
だが、あくまで〝条件付き〟での意見である。
「次の二つの条件付きで、『浜岡原発も含め、安全性が確認され次第稼働すべき』を支持します。
(1)安全性は、従来最大の津波、地震等の倍の規模を想定したものであること。
(2)自然エネルギーの開発・伸長に全力を挙げ、代替していくこと」(堀田氏)
期待されている自然エネルギーだが、本当のところどこまで原発の代替ができるのか。
サイエンス作家の竹内薫氏が「世界の専門家たちがどう考えているのか」を紹介する。
「ネイチャー誌、サイエンス誌などの論説は、
再生可能エネルギーが原子力を完全に代替できるまで30年程度と見積もっており、
世界の専門家の意見は大筋で一致している。
原子力をすべて火力で代替することは今でも可能だが、
燃料費の高騰を招き、天然ガスや石油を握っているロシアや中東に安全保障上の切り札を渡すことになり、
経済運営がきわめて不透明になってしまう。それは石油ショックの再来以外のなにものでもない。
ちなみに、短絡的に他国の自然エネルギー政策は真似できない。
たとえば、ドイツは再生可能エネルギーに賭けて失敗しても、
隣国フランスの原子力発電でつくった電力を融通してもらえる。
日本は島国であり、隣国からの電力は期待できない。
同様に、金融立国であり工業を持たないアイスランドの真似もできない」
有馬氏、堀田氏、竹内氏はいずれも「原発継続」派だが、その理由は微妙にニュアンスが異なる。
ただ3者が共通して強調するのは、原発の安全管理を徹底的にやることの重要性だ。
海外の科学雑誌では、
遠くないうちに茨城県沖を震源とするマグニチュード8ほどの地震が起こる可能性も指摘されているという。
「その場合、すでに防波堤が破壊されている福島第一原発はきわめて危険な状態に陥る可能性がある。
政府がその対策を講じていないのは疑問。浜岡だけを停止させる科学的な意味はない。
特に菅首相があげた87%という数字(今後30年以内に東海地震が起きる確率)は、
世界的には根拠が薄弱だと言われており、理解不能。
今は危機的な状況なので、(地震予知や確率の数字を主張し続ける『日本』ローカルな)学者だけではなく、
世界中の地震学者の知見を結集すべき」(竹内氏)
今、この時だからこそ考えたい
ほかにも「原発継続」派からは
「将来日本の原発をどうするのかは、きちんと国民的な議論をしてコストと安全性のバランスを考えるべき」
「電力が足りないことで起こる新たな健康被害もある」などの声があがった。
本文では紹介しきれない有識者たちの意見は、前ページの表にまとめた。
さて、ここまで見てきて、あなたはどう考えるようになっただろうか。
原発に対する思いや考えに何か変化はあっただろうか。
振り返ればこれまで日本では一部の専門家や活動家の間だけで原発問題が語られてきた。
多くの国民はその危うさをなんとなく感じながらも、大きな声をあげることなく、
ずるずると現状追認してきた。
全廃か、条件付きの継続か。
いずれにせよ、変えるなら今しかない。もう政府や電力会社だけのせいにして済ますことはできない。
歴史学者の磯田道史氏、哲学者の木田元氏の言葉から、日本が進むべき針路のヒントが見えてくる。
「ピンチはチャンス。
目先のことに惑わされず、国家百年の計を立てたほうがいい。
10年我慢すれば必ず、日本人はエネルギー問題で世界全体に貢献するようになれる。
われわれはそれだけの潜在力をもっている。
そう信じて未来にむけて頑張れる日本人になるか。
『電気がないから恐いけど原発』という臆病な発展性のない日本人になるか。分別するときだ」(磯田氏)
「いま日本で原発を停止すると、20年前の経済水準に戻るそうだ。
しかし、われわれの世代の者は、第二次大戦敗戦後、
もっとはるかに低い経済水準・生活水準で暮らしてきた。それでも別に屈辱は感じなかったし、
みじめな思いもしなかった。
同胞を危険にさらしてまで、豊かになったり、便利に暮らさなくてもよいのではないか」(木田氏)
停止派も継続派も共通していたのは、
国難に直面した日本の現状を打開したいと真に想う気持ちにほかならない。
原発とともに生きるのが幸せなのか、それとも原発なしで暮らすのが幸せなのか。
いま有識者たちの言葉に触れて、改めて我々一人一人が考えるべきときを迎えている。
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職場でもどこでも この夏の節電、電力不足の不安の声をものすごく多く聞くようになってきた
小出先生その他の先生方の話から得た知識で
「電気は足りるよ」「今”電気足りないキャンペーン中”だから心配いらないよ」と話しても
私の言う事なんか誰も信じてくれない><;
みんなは必死になって足りない電気の事ばかり心配している
そして・・・放射能の事は心配していないように見える・・・・・
1か月前の記事ですが素晴らしいものを見つけましたので書き出しました。
この記事を読んで、「やっぱりね」とホッとしたのと同時に
怒りが込み上げてきた
原発がらみの政治家の策略もあるかもしれないけれど
東京電力は福島原発の事故で福島の街を崩壊させ
日本全土、世界中を放射能で汚染して
こんなに国民、人々を苦しめて不安にさせているのに
なぜ、
何故これ以上苦しませるんですか?
何故これほどまでに冷血なんですか?
非情なんですか???
計画停電だってしなくていいのにわざと電気を止めて
もうやめてください!!!
川内博史衆院議員、夏の電気の心配はいらないと記者会見でも何でもして本当の事を国民の前で語って下さい。
「電力不足キャンペーン」にモノ申す
5月12日の東京新聞 こちら特報部
中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の停止決定を機に
またぞろ「電力不足キャンペーン」が始まった。
中電による電力融通の打ち切りが理由のようだが
「こちら特報部」の調べでは、被災した東京電力の広野火力発電所(福島県広野町)が7月中旬にも全面復旧する。
そうなれば真夏のピーク時も電力は不足しない。
国民を欺くような”情報操作”の裏には
なおも原発に固執する政府や電力会社の姿勢が垣間見える。(佐藤圭)
広野火力復旧へ 夏もOK
今月(5月)6日、衆議院科学技術特別委員長の川内博史衆院議員ら民主党国会議員7人が
広野火力発電所(5基、計380万kW)を偵察した
首都圏の電力工場のカギを握る発電所だが、東電は復旧の見通しを示していない
しかし、川内氏らが今夏までに再稼働が可能かどうか尋ねると
発電所の担当者は「津波で破損したが、全体的には被害は少ない。7月中旬にも全面復旧できる」と明言したという。
中電は9日、菅直人首相による浜岡原発停止要請を受け入れるとともに
東電への電力融通を打ち切ると発表した
東電が4月15日に公表した7月末の電力供給力見通しは5200万kw。
これには、中電を含む西日本の電力会社からの融通100万kwが含まれているが
広野火力の380万kwが加われば不足分を補って余りある。
さらに広野火力が復旧すれば、夜間に余った電力でダム間に水をくみ上げて発電する揚水発電も上積み出来る。
電力供給力見通しでは、400万kwしか計上していないが、
東電管内の揚水発電能力は最大1050万kw。
今夏の最大需要と予測する5500万kwは充分に賄える計算になる。
川内氏は
「今夏の東電の電力供給力は全く問題がないどころか、需要を上回る。
余剰電力は東北電力などに融通すればいい。浜岡原発の停止は電力各社の供給力に影響しない」と断言する。
東電また”情報操作”
ところが、東京電力は国民に対しては、広野火力や揚水発電の現状を明らかにしようとしない。
同社広報部は
「広野火力発電所は被災して再稼働できない状態だ。
復旧に向けて鋭意努力中だが、具体的な作業内容や今後の見通しについてはコメントできない」と素っ気ない。
供給上積み隠し 危機あおる
西日本からの電力融通分100万kwの内訳についても
東電、中電ともに口をつぐむ。
中電分は50万kwを超えないとみられているが、
電力会社としては「百万kw」という数字を独り歩きさせたい様子。
東電広報部は、「中電以外の各電力会社との協議を開始しており、電力の確保に努めている」と語るだけで
電力供給力への不安を解消するどころか”得意の情報隠し”で危機をあおっている格好だ。
浜岡原発の停止決定後の新聞各紙には
本誌も含め
「東電再び電力不足も」
「夏の電力 全国で切迫」などの見出しが躍った
小出先生その他の先生方の話から得た知識で
「電気は足りるよ」「今”電気足りないキャンペーン中”だから心配いらないよ」と話しても
私の言う事なんか誰も信じてくれない><;
みんなは必死になって足りない電気の事ばかり心配している
そして・・・放射能の事は心配していないように見える・・・・・
1か月前の記事ですが素晴らしいものを見つけましたので書き出しました。
この記事を読んで、「やっぱりね」とホッとしたのと同時に
怒りが込み上げてきた
原発がらみの政治家の策略もあるかもしれないけれど
東京電力は福島原発の事故で福島の街を崩壊させ
日本全土、世界中を放射能で汚染して
こんなに国民、人々を苦しめて不安にさせているのに
なぜ、
何故これ以上苦しませるんですか?
何故これほどまでに冷血なんですか?
非情なんですか???
計画停電だってしなくていいのにわざと電気を止めて
もうやめてください!!!
川内博史衆院議員、夏の電気の心配はいらないと記者会見でも何でもして本当の事を国民の前で語って下さい。
「電力不足キャンペーン」にモノ申す
5月12日の東京新聞 こちら特報部
中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の停止決定を機に
またぞろ「電力不足キャンペーン」が始まった。
中電による電力融通の打ち切りが理由のようだが
「こちら特報部」の調べでは、被災した東京電力の広野火力発電所(福島県広野町)が7月中旬にも全面復旧する。
そうなれば真夏のピーク時も電力は不足しない。
国民を欺くような”情報操作”の裏には
なおも原発に固執する政府や電力会社の姿勢が垣間見える。(佐藤圭)
広野火力復旧へ 夏もOK
今月(5月)6日、衆議院科学技術特別委員長の川内博史衆院議員ら民主党国会議員7人が
広野火力発電所(5基、計380万kW)を偵察した
首都圏の電力工場のカギを握る発電所だが、東電は復旧の見通しを示していない
しかし、川内氏らが今夏までに再稼働が可能かどうか尋ねると
発電所の担当者は「津波で破損したが、全体的には被害は少ない。7月中旬にも全面復旧できる」と明言したという。
中電は9日、菅直人首相による浜岡原発停止要請を受け入れるとともに
東電への電力融通を打ち切ると発表した
東電が4月15日に公表した7月末の電力供給力見通しは5200万kw。
これには、中電を含む西日本の電力会社からの融通100万kwが含まれているが
広野火力の380万kwが加われば不足分を補って余りある。
さらに広野火力が復旧すれば、夜間に余った電力でダム間に水をくみ上げて発電する揚水発電も上積み出来る。
電力供給力見通しでは、400万kwしか計上していないが、
東電管内の揚水発電能力は最大1050万kw。
今夏の最大需要と予測する5500万kwは充分に賄える計算になる。
川内氏は
「今夏の東電の電力供給力は全く問題がないどころか、需要を上回る。
余剰電力は東北電力などに融通すればいい。浜岡原発の停止は電力各社の供給力に影響しない」と断言する。
東電また”情報操作”
ところが、東京電力は国民に対しては、広野火力や揚水発電の現状を明らかにしようとしない。
同社広報部は
「広野火力発電所は被災して再稼働できない状態だ。
復旧に向けて鋭意努力中だが、具体的な作業内容や今後の見通しについてはコメントできない」と素っ気ない。
供給上積み隠し 危機あおる
西日本からの電力融通分100万kwの内訳についても
東電、中電ともに口をつぐむ。
中電分は50万kwを超えないとみられているが、
電力会社としては「百万kw」という数字を独り歩きさせたい様子。
東電広報部は、「中電以外の各電力会社との協議を開始しており、電力の確保に努めている」と語るだけで
電力供給力への不安を解消するどころか”得意の情報隠し”で危機をあおっている格好だ。
浜岡原発の停止決定後の新聞各紙には
本誌も含め
「東電再び電力不足も」
「夏の電力 全国で切迫」などの見出しが躍った
06.17
Fri
前にも言ったかなぁ~?
私が子供のころから我が家は朝日新聞を読んでいました
3月11日以降朝日新聞の内容に納得がいかず
読めば腹が立つので、新聞は読まないまま数カ月
新聞代がもったいないから購読を止めて
でもやっぱり、新聞の無い生活はスッキリしなくて
そして、東京新聞を購読する事にしました
その東京新聞の記事です
自分で紙面の内容を打ち込んでみました。
東京新聞ってすごいな~って思いました。(これが当然のメディアの在り方だけど・・)
菅降ろしに原発の影
2011年6月3日東京新聞こちら特報部
不信任決議や党分裂の最悪の事態こそ回避したものの
「辞意表明」へと追い込まれた菅直人首相。
首相としての求心力は放棄したのも同然だ
それにしても「菅降ろし」の風は、何故今、急に、これほどの力を得たのか。
背後に見え隠れするのは。やはり「原発」の影だ。
初の市民運動出身宰相は、この国の禁忌に触れたのではなかったか(佐藤圭、小国智宏)
首相なぜ追いつめられた
今回の「不信任案政局」を振りかえると、菅首相が原子力政策の見直しに傾斜するのと呼応するように
自民、公明両党、民主党内の反菅勢力の動きが激化して言った事が分かる
首相は5月6日中部電力に浜岡原発(静岡県御前崎市)の原子炉を一旦停止するよう要請。
18日には電力会社の発電。送電部門の分離を検討する考えを表明した。
さらに事故の原因を調べる政府の「事故調査・検証委員会」を24日に設置。
25日には外遊先のパリで、太陽光や風力等の自然エネルギーの総電力に占める割合を
2020年代の早期に20%へと拡大する方針も打ち出した
自民党の谷垣禎一総裁も17日、不信任決議案を提出する意向を表明し
公明党の山口那津男代表も即座に同調した
表向きは「東日本大震災の復旧・振興に向けた2011年度第二次補正予算案の今国会提出を見送った場合」
という条件を付けたが
原発をめぐる首相の言動が念頭にあった事は間違いない
実際自民党の石原伸晃幹事長は6月2日
不信任案への賛成討論で
「電力の安定供給の見通しもないまま発送電の分離を検討」
「日本の電力の3割が原発によって賄われているのに科学的検証もないやみくもに原発を止めた」と攻撃
菅降ろしの最大の理由の一つが原発問題にある事を”告白”した。
民主党内でも、小沢一郎元代表周辺が5月の大型連休後、
不信任案可決に向けた党内の署名集めなど、多数派工作をスタートさせた。
24日には小沢氏と菅首相を支持してきた渡部恒三最高顧問が「合同誕生会」を開催。
渡部氏は自民党時代から地元福島で原発を推進してきた人物だ。
日本経団連の米倉弘昌会長はこの間、首相の足を引っ張り続けた。
浜岡停止要請は「思考の過程がブラックボックス」
発送電分離は「(原発事故の)賠償問題に絡んで出てきた議論で動機が不純」
自然エネルギーの拡大には「目的だけが独り歩きする」という具合だ。
自公責任隠し小沢氏便乗か
金子勝慶大教授は、福島第一原発の事故について
「財界中枢の東電、これにべったりの経済産業省、長年政権を担当してきた事項という旧態依然とした権力が引き起こした大惨事だ」
と指摘する。
当然、自公両党にも大きな責任があるわけだが
「菅政権の不手際」に問題を矮小化しようとする意図が見える
金子氏は、不信任案政局の背景をこう推測する。
「菅首相は人気取りかもしれないが、自公や財界が一番手を突っ込まれたくないところに手を突っ込んだ。
自公は事故の原因が自分たちにあることが明らかになってしまうと焦った。
それを小沢氏があおったのではないか」
生井兵治先生(元筑波大学農林学系教授。専門:植物育種学、受粉生物学)が
土壌の汚染と植物の力について
放射能の危険性と原子力利用を死守したい学者先生や政治家に苦言を呈しておられます
ニュースの深層 5/31(火)
ゲスト:生井兵治氏(元筑波大学教授)
司会:上杉 隆氏
農作物放射能汚染プロセスと除去の可能性を考える
1
2
3
生井兵治氏(元筑波大学教授)
1
植物遺伝育種学、品種改良で大根とキャベツのあいのこを作って遺伝子組み換えじゃなく掛け合わせで
それで新しい作物を作る基礎研究
実は白菜とキャベツのご先祖様から出来たのが菜種なのです
進化とか環境
環境の中には放射線も入ってきているし土壌もある
・今日コンピューター監視法が衆議院で可決成立した
4月アメリカに総務省が通達を出してインターネットに関するデマ風評は削除するという通達をして
その後いくつか削除された
被災地で物を盗むというデマがあると言って削除された
これはご存知のようにデマでは無い
このような形で法案が通ってしまうのはまずいとおもう
大手メディアは何も報道しない
インターネットでの言論はつぶれてくれた方がいいと思っている
まさに戦前の治安維持法などと全く変わらない
それに国民も声を上げない事が恐ろしいと思う
これからも追及していきたい
・今夜ののゲストは
土浦の方からいらしてくださった生井兵治氏(元筑波大学教授)さんです
マスコミ報道では安全ですと言われていますが・・・
後で紹介しますが土浦でも小学校、幼稚園のデータを見ると
かなりの所で1ミリシーベルトは越えてしまっている
まず 私がなぜ今ここにいるのか話させてください
最初に茨城県、栃木県、群馬県もちろん福島県も含めて野菜のホウレンソウが出荷制限になり
農家のおじさんが耕運機で耕してしまっている
農家の気持ちはよく分かりますけれども
それを見て私はこれは大変だと
せっかくホウレンソウが生えてくれて地面になるべく放射能を落とさないようにしてくれているのに
ずっと置いておかなければ・・・というところから始まって
わたしは色々な関係の県とか農業団体とか市民団体とかに
耕したらだめよそのままにしておいてとあちこちにメールを出したのです
そのような関係である研究科医学会のホームページに私の書いた緊急提言が載っていて
それを見つけたこちらの方に何とか出てくれと昨日夕方言われたのですけれども、
専門でも何でもないのですが、いいたい事もあるのでこうして出演させていただいています
わたしが以前から思っているのはECRR欧州放射線リスク委員会というのが出しているのを私は信じるのです
・現在の原発事故に関してはICRP国際放射線防護委員会とECRRいま先生がおっしゃった欧州放射線リスク委員会
があるんですが二つとも少し違う点があると・・
で、これまで大かたはICRPの方の物を使っている
ただそれはものすごく問題があって
リスクがある程度あってもいいですからそれ以上に利益があればやってもいい
出来るだけ経済的負担を少なくしてある程度人的被害があってもいい。
癌になってもいいのだというような限りなく非人道的なわけです
私自身は決して従う訳に行かないし国としても従って欲しくないと思っているのです
当初文科省は3.8μシーベルト毎時、年間20ミリシーベルトまでと言っていたが保護者その他の意見もあって
27日に1ミリシーベルトで当分頑張りますと言ったわけです
1ミリシーベルトは国の計算によれば0,19μシーベルト毎時になっている
では、私が住んでいる土浦の学校はどうなんだろうという事を見てみますと
5月になりましてから市内の小学校中学校保育園等の校庭を50センチの高さで38例調べているんですけれども
約0.3μシーベルト/h以上の所が31例。81,6%です
最大は一校だけでしたけれども0.419μシーベルト/h
0,2μシーベルト/hの学校はわずか7例
文科省の27日の1ミリシーベルト以内で頑張ると時間当たりなら0,19μシーベルト
これは本来国が依拠するICRPの線量の上限な訳です
超えているわけですよ。殆どの学校が・・・
ですからそんなような事を考えますと
現実を直視しますと地産地消というのは大変大事なことだと有機農園講演などもしているわけですけど
学校給食の利用という事については細心の注意が必要
地域によっては即疎開をしなければいけない状況に置かれている
国家的に最重要課題として国がやらなければならない
それなのに先程の話しや、参議院で憲法改正につながる審査会が成立してしまうと
何考えているんだ国会は!と怒っております
・リスクが発生しているから何とかしなければならない
内部被曝はかなり深刻な状況で起こっていますか
ECCRの勧告で読みますと大変に深刻です
0.1ミリシーベルト年あたりまで下げましょうと勧告が昨年出ましたけれども
それだって本当は望ましくないのです
No2,No3の内容は続きを読むに書き出しました続きを読む
土壌の汚染と植物の力について
放射能の危険性と原子力利用を死守したい学者先生や政治家に苦言を呈しておられます
ニュースの深層 5/31(火)
ゲスト:生井兵治氏(元筑波大学教授)
司会:上杉 隆氏
農作物放射能汚染プロセスと除去の可能性を考える
1
2
3
生井兵治氏(元筑波大学教授)
1
植物遺伝育種学、品種改良で大根とキャベツのあいのこを作って遺伝子組み換えじゃなく掛け合わせで
それで新しい作物を作る基礎研究
実は白菜とキャベツのご先祖様から出来たのが菜種なのです
進化とか環境
環境の中には放射線も入ってきているし土壌もある
・今日コンピューター監視法が衆議院で可決成立した
4月アメリカに総務省が通達を出してインターネットに関するデマ風評は削除するという通達をして
その後いくつか削除された
被災地で物を盗むというデマがあると言って削除された
これはご存知のようにデマでは無い
このような形で法案が通ってしまうのはまずいとおもう
大手メディアは何も報道しない
インターネットでの言論はつぶれてくれた方がいいと思っている
まさに戦前の治安維持法などと全く変わらない
それに国民も声を上げない事が恐ろしいと思う
これからも追及していきたい
・今夜ののゲストは
土浦の方からいらしてくださった生井兵治氏(元筑波大学教授)さんです
マスコミ報道では安全ですと言われていますが・・・
後で紹介しますが土浦でも小学校、幼稚園のデータを見ると
かなりの所で1ミリシーベルトは越えてしまっている
まず 私がなぜ今ここにいるのか話させてください
最初に茨城県、栃木県、群馬県もちろん福島県も含めて野菜のホウレンソウが出荷制限になり
農家のおじさんが耕運機で耕してしまっている
農家の気持ちはよく分かりますけれども
それを見て私はこれは大変だと
せっかくホウレンソウが生えてくれて地面になるべく放射能を落とさないようにしてくれているのに
ずっと置いておかなければ・・・というところから始まって
わたしは色々な関係の県とか農業団体とか市民団体とかに
耕したらだめよそのままにしておいてとあちこちにメールを出したのです
そのような関係である研究科医学会のホームページに私の書いた緊急提言が載っていて
それを見つけたこちらの方に何とか出てくれと昨日夕方言われたのですけれども、
専門でも何でもないのですが、いいたい事もあるのでこうして出演させていただいています
わたしが以前から思っているのはECRR欧州放射線リスク委員会というのが出しているのを私は信じるのです
・現在の原発事故に関してはICRP国際放射線防護委員会とECRRいま先生がおっしゃった欧州放射線リスク委員会
があるんですが二つとも少し違う点があると・・
で、これまで大かたはICRPの方の物を使っている
ただそれはものすごく問題があって
リスクがある程度あってもいいですからそれ以上に利益があればやってもいい
出来るだけ経済的負担を少なくしてある程度人的被害があってもいい。
癌になってもいいのだというような限りなく非人道的なわけです
私自身は決して従う訳に行かないし国としても従って欲しくないと思っているのです
当初文科省は3.8μシーベルト毎時、年間20ミリシーベルトまでと言っていたが保護者その他の意見もあって
27日に1ミリシーベルトで当分頑張りますと言ったわけです
1ミリシーベルトは国の計算によれば0,19μシーベルト毎時になっている
では、私が住んでいる土浦の学校はどうなんだろうという事を見てみますと
5月になりましてから市内の小学校中学校保育園等の校庭を50センチの高さで38例調べているんですけれども
約0.3μシーベルト/h以上の所が31例。81,6%です
最大は一校だけでしたけれども0.419μシーベルト/h
0,2μシーベルト/hの学校はわずか7例
文科省の27日の1ミリシーベルト以内で頑張ると時間当たりなら0,19μシーベルト
これは本来国が依拠するICRPの線量の上限な訳です
超えているわけですよ。殆どの学校が・・・
ですからそんなような事を考えますと
現実を直視しますと地産地消というのは大変大事なことだと有機農園講演などもしているわけですけど
学校給食の利用という事については細心の注意が必要
地域によっては即疎開をしなければいけない状況に置かれている
国家的に最重要課題として国がやらなければならない
それなのに先程の話しや、参議院で憲法改正につながる審査会が成立してしまうと
何考えているんだ国会は!と怒っております
・リスクが発生しているから何とかしなければならない
内部被曝はかなり深刻な状況で起こっていますか
ECCRの勧告で読みますと大変に深刻です
0.1ミリシーベルト年あたりまで下げましょうと勧告が昨年出ましたけれども
それだって本当は望ましくないのです
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・作業員が線量計を持たなかったことについて
・福島の子どもに線量計を配ることについて
・個人が線量計を使う際の注意点
6月15日水曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教授に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
【福島原発】6/15/水★線量計(測定器)について
<参考>
福島市、全児童・生徒に線量計 保育所から中学3万4000人
毎日新聞 2011年6月15日 東京朝刊
福島市は市内の小中学校、保育所、幼稚園の児童・生徒計3万4000人に
累積放射線量を測定するバッジ式線量計を配布する方針を決めた。
学校などでは線量を測定しているが、校外では行動が異なるため、個別に健康管理する必要があると判断した。
市教委などによると、2学期が始まる9月から計測を始め、3カ月間実施する予定。
線量計は1カ月ごとに回収し、研究機関が分析する。
予算は1億6000万円で、6月定例議会に一般会計補正予算として議案を提出する。
未就学児は、保護者の要望があれば配布するという。
福島県内ではこのほか、
避難区域外で放射線量が年間20ミリシーベルトを超えると推定される「ホットスポット」が見つかった伊達市が、
小中学生と3~5歳の計8000人に、
一部が計画的避難区域の川俣町が小中学生と保育所、幼稚園の児童・生徒計1500人に、
線量計を配布する方針を示している。
避難区域を抱える南相馬市は現在、配布を検討中。
同市教委は「長期間にわたってデータを蓄積しないと放射線の影響が測れない。
管理システムを構築する必要があり、予算が足りない」としている。【蓬田正志】
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・福島の子どもに線量計を配ることについて
・個人が線量計を使う際の注意点
6月15日水曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教授に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
【福島原発】6/15/水★線量計(測定器)について
<参考>
福島市、全児童・生徒に線量計 保育所から中学3万4000人
毎日新聞 2011年6月15日 東京朝刊
福島市は市内の小中学校、保育所、幼稚園の児童・生徒計3万4000人に
累積放射線量を測定するバッジ式線量計を配布する方針を決めた。
学校などでは線量を測定しているが、校外では行動が異なるため、個別に健康管理する必要があると判断した。
市教委などによると、2学期が始まる9月から計測を始め、3カ月間実施する予定。
線量計は1カ月ごとに回収し、研究機関が分析する。
予算は1億6000万円で、6月定例議会に一般会計補正予算として議案を提出する。
未就学児は、保護者の要望があれば配布するという。
福島県内ではこのほか、
避難区域外で放射線量が年間20ミリシーベルトを超えると推定される「ホットスポット」が見つかった伊達市が、
小中学生と3~5歳の計8000人に、
一部が計画的避難区域の川俣町が小中学生と保育所、幼稚園の児童・生徒計1500人に、
線量計を配布する方針を示している。
避難区域を抱える南相馬市は現在、配布を検討中。
同市教委は「長期間にわたってデータを蓄積しないと放射線の影響が測れない。
管理システムを構築する必要があり、予算が足りない」としている。【蓬田正志】
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エネルギーシフト勉強会第二部(菅直人総理大臣の話)20110615
6月15日17時半からの孫政義氏のエネルギーシフト勉強会のあと
第二部で菅総理がいらっしゃる前に著名人の方がたのコメントがありました
そちらを書き出します
孫正義氏エネルギーシフト勉強会。(内容一部書き出し)6月15日
第1部はここに載せました
松田美由紀さん(女優):
みなさんこんにちは。私は女優をやっていまして
こういうところにこういう職種の人が来るのは珍しいと思いますが頑張って来てみました
今日は皆さんいろんな方がいらっしゃっていて、お話しを聞けてとても素晴らしくて涙がずっと出ちゃって
一般の人達に早くこの声を聞かせてあげたいというふうに
私がその仲介人になれたら本当にうれしいなと思っています
もし、今日の話しを一般の方が聞いてくれたら
どんなに涙を流してこの国を支えていくと思っています
私はそれを信じて、それを伝えていきたいと思っています
皆さん一緒に頑張って行きましょう
小林武史さん(音楽プロデューサー):
今日途中から来たんですけども孫さんの話しの・・・まるでコンサート
僕は音楽プロデュースやっているんですけど、表現者としても超一級だなと
孫さんのこのような才能に出会えた事は多分みんなにとってすごいチャンスだと思うし
それと一緒に僕らがもっと民主的な民主主義という社会をもっと使いこなせるようになれると
なれますよホントに。だからやりたいと思います
国民の声をとにかくいっぱい出していかなければダメだと思うし
ただ、残念なのはこれだけここに思いがあっても
ややもするとね、またのど元過ぎて飲み込まざるおえないような動きを・・
やっぱり、政治の難しさと言うのもあるんですけれども
国民はみんな感じている。だからそれを打破するためにも
そして自然エネルギーというのが民主主義、地方が元気になっていくためにも市民が自主的になるためにも
自然エネルギーを推進していくという事はものすごくいい例題でプロセスで
本当にいい道具だと僕は確信している。
みなさんもそうだと思いますけれども
とにかく国民の声を絶やす事無く挙げ続けていきましょう。頑張りましょう。
宮台真司さん(社会学者):
社会学者の宮台真司と申します。
何故ここに僕がいるのかと言うと飯田哲也さんと
明後日、一緒に書いた本が出るのです「原発社会からの離脱」という講談社現代新書からの本で
僕の視座はどう原発から離脱するか、と言うよりむしろ、原発を止められない社会をどうするかという観点です
実は孫さんの話しは大変興味深いものです
田中昭三の話から始まってこの国を子子孫孫に残すという話しで終わりました
そこでは実は倫理が語られています
しかしその倫理と倫理の間にどのみち自然エネルギーに舵を取らないのは儲からない
化石燃料を使うエネルギー源、あるいは原発原子力ウランを使う発電
これもどのみち枯れた技術です
コストがどんどん上がる。危険を論じない
リスクをたとえ論じないでも単なる経済性原理学から見ても、
実は自然エネルギーに背を向ける事はばかばかしい話なんですね
と言う話しを孫さんはお話しになられた
我々の社会は倫理という観点からも経済的合理性という観点からも
実は何をすればいいのかという事がはっきりしているのに
それは随分以前からはっきりしているのに
何故そこに向かって舵を切れなかったのかということが実は大きな疑問になるべきなのですね
不幸中の幸いと言うべきか
ここから見ると本当に影響力のある方々がいっぱい居らっしゃる
これは原発災害、大震災があってこういうイベントがあるわけですけれども
これがきっかけになってですね
倫理的な方向にそして経済的に意味のある方向に舵を切る、いいきっかけになると思うんです
我々は統制と依存、これが我々の政治的な生き方です
しかしこれからは自治と参加これが基本になります
実はヨーロッパでは当たり前になっているようなさまざまな合理性を我々は知らないですよね
どうして知らないのかというと、統制と依存の中で、実は自明線の中に埋没していたんですね
間違った自明線の中に
その機宜を取り払って本当に重要なもの大切なもの意義のあるものに目を向ける
そういうチャンスを作る場にしたいと思いますありがとうございます
加藤登紀子さん:
加藤登紀子です。今話を聞いていて
こういう具体的な事を議論のテーブルに載せられるようになった事は
本当に素晴らしい事だなという思いでいっぱいです
で、具体的に本当にどうしていこうか、
本当に実現するというプログラムを今から作って良いという事は本当にうれしい事ですし
私はシフトの政略会議の方にも参加させていただいて
数日前に菅さんの方から提出された中に
農山漁村におけるエネルギー自立型システム。
スマートビレッジという非常に具体的な地域自立型の循環型のエネルギー創出についても
本当に具体的な定義がありました
その意味では本当に一歩も二歩も進んだと思いますし
そういうプログラムが実際実現できるためには、なんとしても再生可能エネルギー法案が通らなければいけない
で、今孫さんが何度もおっしゃったように買い取り制度が実現しなければいけませんので
とにかくそれは早速に実現して欲しいと言う事をお願いして
もうひとつ、孫さんがおっしゃった電田プロジェクトで使われていない耕作放棄地、休耕田という話しがあったんですけれども
私自身農業の方に少しかかわっている人間から申し上げますと
これは一つの前提として心に持っていたいなと思う事は
今自然エネルギーという言葉が出ていますけれども
これはあくまでも自然エネルギー発電について語っているのであって
自然エネルギーと言うものはもっと膨大な意味で私達にエネルギーをくれている
太陽の力を使って命を産む力がやはり私達を支えているという意味では
土、木、森とか土と言うものも私達に太陽エネルギーを還元してくれているものなので
できればですね、休耕田とか耕作放棄地が全部いらない土地に見えるという事はチョット悲しいなって・・
やっぱり耕作放棄地や休耕田は何処かでさびれていく農地を見ていて感じるさびしさからすると
もう一度東北の被災した農民の人達やいろんな人たちがここに来て
もう一回農業を推進していくというふうにも向けて欲しいなと言う思いがちょっとありますので
その対極にある事は、どうしようもなくなった被災地の姿です
私も三陸にも行きましたし、飯館村にも行きました
もう、本当に見渡す限りの素晴らしい丘や緑いっぱいのところが
おそらく数十年かもしれない、農業には復帰できない地域が出来てしまった訳で
再生エネルギーというものがこれから日本で一歩として進んでいける具体的なプログラムを作っていく時には
なんとしても、この放射能汚染地域を再生していく事を第一のプランにして欲しいなと思います
先程ここで声を上げてしまったのは
それなのに自然エネルギー協議会の中に福島県と宮城県と茨城県が参加していないのが残念ですねと
さっき孫さんとお話ししたんですけど、是非そういう方向で新しいビジョンが生まれるという事が
今私達のキヘイした気持ちと言うか被災地の人達の本当に打ちのめされた気持ちを
どれだけか前に進めていけるとおもいます
ぜひぜひ素晴らしい未来への一歩が踏み出せるというビジョンを被災地の人達にも示してあげて欲しいと思います
心から成立を祈っております
第二部は自然エネルギーを推進しようという27の民間団体が主催する会です
そういう会に総理大臣が来るというのは今まで無かった事だと思います
と・・言う事で菅総理登場は14:30です
地球は私達子孫からの借り物だ(岡田監督)のことばが
私は地球を救うのは植物だというのが私の思いです
四十六億年前地球が出来た時の大気は何で出来ていたか95%CO2だったのです
海底の藻がCO2を分解して動物が住めるようになった
動物は植物が無くても生きていけるけれど植物は動物が無くても生きていけるのです
ーー先日の「総理・有識者オープン懇談会」の内容とかぶるのでここは略します。下記参照してくださいーー
今私も少し人が悪くなりましたから
素直に
科学技術庁が調べたからダメだったのか
東電が調べたからダメだったのか
実はそう思っておりません
つまりは、そういう自然エネルギーのいろんな案が出てくると
「こっちでちゃんと調べますよ」と言って
「じゃぁ調べて下さい」とやってみたら
「やっぱりだめでした」「やっぱりだめでした」
簡単に言えば科学技術庁と言うのは原子力を推進するためにできた役所なのです
ここに私の証拠文献と言うほどでもないですけど
29年前の議事録がある
風とぴあ計画についての議事録の最後の所を読ませていただきます
私が色々と風の事を言ったら
「ただ、ここでお願いしておきたいのは サンシャインがあるから原子力がいらないのではないかと言う事の口実に使う
ノリすぎ悪乗り、こういう事が無い様に一つ是非ご理解いただきたい」
こういうふうに当時の大臣が答えているんです
わたしはそれに対して、「終わりにしようと思ったんですが私の質問に無い事まで言っていただきましたので
こういう科学技術と言うのは3ウェイでいいと思うのです」と言う事で反論しました
この時の科学技術庁長官・・・・中川と書いてありますから
中川一郎さんだったと思います
つまり科学技術庁は風とぴあ計画をやってくれたと思って私は誉めようと思って発言したのですが
「いやぁ、風とぴあ計画とか当時のサンシャイン計画とかそういう事は
やっぱりそっちが良くて原子力はダメだとそういう事は言わないでください」
私はこの議事の中で一言も言っていないんですよそんな事は・・
結局それから30年たってしまいました
いろんな事がありますけれども、
基本的に日本は30年遅れたんです
30年前から風力だってやっていたんです
太陽ももちろんやっていたんです
しかし結局、残念ながら私も含めて政治や行政は
それを本格的なエネルギー源として政治としても経済としても取り組もうとしなかった
そこに意図があったと言う事だけは私ははっきり反省も含めて申し上げておかなければならないとおもって
ちょっと古い資料を1982年3月23日の議事録ですが持ってきました
これ以上長くなってもいけないので今の事を申し上げます
今回の事故が起きた後エネルギー省が出しておりますエネルギー基本計画
これは3年おきに白紙からの見直しと言う事でこれが今政府の方針となっております
また先日G8に行った時にこれまでのエネルギー基本計画では2030年に電力の総電力の中で
原子力53%自然エネルギーを20%となっています
それに対して私は当然白紙から見直そうと
自然エネルギーに対しては2030年20%ではなくて
10年前倒しをして2020年初頭に20%にしたい。この事を国際的にも言ってきました
基本的にはそこまでは政府の方針として決める事が出来ます
そこで、今日のまさに本題です
再生可能エネルギー促進法案、全量買い取り制の法案は私以上に皆さん方が詳しいと思います
つまりこの法案が通らないとこれまで補助金が付いていた物も
この法案が通ることを前提に補助金などをカットしていますから
単に前進がゼロじゃなくて後ろに下がってしまうんです
私の学生時代の友人が3年ほど前に「オレのうちは電力自給率は97%だ」といってましたが
つまり、そういうみなさんも若干の補助金をもらっているわけです
そういう制度が今度の新しい制度が生まれることを前提にしてだいぶカットされている
ですから今回この法案が通らないとそれこそ+どころかマイナスになる
私は経済界も賛成してくれると思ったんです
つまりはこの分野、自然エネルギー 省エネルギーを進める事は日本のまさにイノベーションにつながります
先日のエネルギー会議に経団連の会長は欠席されましたけれども文書を送ってもらいました
書いてあったのは
「この全量買い取り制度を導入すると電力の価格が上昇する可能性があるからそれは慎重に、導入には基本的に反対だ」
というのが残念ながら経団連の現在の姿勢であります
しかしその時のコスト計算は原子力発電7円・・・本当に7円ですかね。ゼロがもうひとつ付くんじゃないですか?
つまり、原子力は安いんだだけど風力は高いんだ。何とかは高いんだ
技術的にも揺らぎがあってダメなんだと
ダメな理由はですね、付ける気になったらいくらでもつけられる
そうじゃなくて、どうやってそれを育てるじゃないですか
私はこの自然エネルギーともう一つの省エネルギーが
ある意味で一番民主主義とマッチしていると思うんです
つまり、今の民主主義、投票と言うのが一つの行動です
単にエネルギー政策をAにするかBにするかというだけでは
残念ながらこの省エネとか自然エネルギーは広がりません
あの小宮山先生のように私も家に行きました
ソーラーパネルがあってヒートポンプがあって家の作り方もなるべくクーラーを使わなくていいような家を作っておられた
つまりはみんなが参加をしてエネルギーを作ったりあるいは省エネ
先日これは孫さんが言われたんですね
省エネと言うのはネガエネというんだそうですね最近は。
つまりネガティブエネルギー、メガじゃなくてネガですね・・
省エネと自然エネルギー。これは国民が自ら参加をして
それを作ったり逆にマイナスのエネルギーを生み出したり、これによってプラスが増えるのですけれども
そういう事が出来るエネルギー
そして私はやはりエネルギーというものは社会の在り方そのものを決める
おじいさんが山で芝刈りにおばあさんは川に洗濯に
そこまではいかないけれどもそういう事をベースにする社会を選ぶのか
それとも一見便利なようだがものすごく怖い様な事を思い描くような社会を選ぶのか
それは冒頭申し上げましたように 私達がこの地球を貸してもらっている
未来の子どもたちや孫たちの気持ちも含めて
最終的には国民が選択する
国民が決める事だと思います
そしてそのような時に専門家や政治家はこの選択を
「いやもう化石しかないんだ。原子力しかないんだ」という選択ではなくて
化石もだんだんCO2が増えるよ。原子力もヤバイかもしれないよ
しかし、使わない訳にはいかないじゃない
いや、ここにも選択肢があるんだ
省エネと自然エネルギーと言うものがあるんだ
そういう選択肢を育てていってこれから5年先か10年先
こっちでも十分やれるこれでもやれるという段階の時に
じゃぁどっちを選びますかという選択肢を作ることが専門家や政治家の仕事ではないか
その選択肢(自然エネルギー)を育てる第一歩が「再生可能エネルギー促進法」
何としてもこの法律は3月11日に閣議決定をして すでに国会に提出されて何カ月か経っています
私も毎日のように何回も経産大臣や党の関係者に何とかしてくれと要請をしていますが
非常な力学があるのかなすいすいといっていません
今日お集まりの皆さん自発的に参加されているみなさんと一緒になってと一緒になって
少なくとも未来を選択するための自然エネルギーを育てるという
まさに今回の事故を逆にこれを止めるとか止めないとか言う前にまずは選択肢を育てるその
一歩にならなければ私も何としても通したい。
それを通さなければ政治家としてのしての責任を果した事になりません
がんばります
みなさんありがとうございました
報道されない菅総理のコメント「総理・有識者オープン懇談会」6/12(書き出し)
こちらに菅総理の思いを書き出していあります
6月15日17時半からの孫政義氏のエネルギーシフト勉強会のあと
第二部で菅総理がいらっしゃる前に著名人の方がたのコメントがありました
そちらを書き出します
孫正義氏エネルギーシフト勉強会。(内容一部書き出し)6月15日
第1部はここに載せました
松田美由紀さん(女優):
みなさんこんにちは。私は女優をやっていまして
こういうところにこういう職種の人が来るのは珍しいと思いますが頑張って来てみました
今日は皆さんいろんな方がいらっしゃっていて、お話しを聞けてとても素晴らしくて涙がずっと出ちゃって
一般の人達に早くこの声を聞かせてあげたいというふうに
私がその仲介人になれたら本当にうれしいなと思っています
もし、今日の話しを一般の方が聞いてくれたら
どんなに涙を流してこの国を支えていくと思っています
私はそれを信じて、それを伝えていきたいと思っています
皆さん一緒に頑張って行きましょう
小林武史さん(音楽プロデューサー):
今日途中から来たんですけども孫さんの話しの・・・まるでコンサート
僕は音楽プロデュースやっているんですけど、表現者としても超一級だなと
孫さんのこのような才能に出会えた事は多分みんなにとってすごいチャンスだと思うし
それと一緒に僕らがもっと民主的な民主主義という社会をもっと使いこなせるようになれると
なれますよホントに。だからやりたいと思います
国民の声をとにかくいっぱい出していかなければダメだと思うし
ただ、残念なのはこれだけここに思いがあっても
ややもするとね、またのど元過ぎて飲み込まざるおえないような動きを・・
やっぱり、政治の難しさと言うのもあるんですけれども
国民はみんな感じている。だからそれを打破するためにも
そして自然エネルギーというのが民主主義、地方が元気になっていくためにも市民が自主的になるためにも
自然エネルギーを推進していくという事はものすごくいい例題でプロセスで
本当にいい道具だと僕は確信している。
みなさんもそうだと思いますけれども
とにかく国民の声を絶やす事無く挙げ続けていきましょう。頑張りましょう。
宮台真司さん(社会学者):
社会学者の宮台真司と申します。
何故ここに僕がいるのかと言うと飯田哲也さんと
明後日、一緒に書いた本が出るのです「原発社会からの離脱」という講談社現代新書からの本で
僕の視座はどう原発から離脱するか、と言うよりむしろ、原発を止められない社会をどうするかという観点です
実は孫さんの話しは大変興味深いものです
田中昭三の話から始まってこの国を子子孫孫に残すという話しで終わりました
そこでは実は倫理が語られています
しかしその倫理と倫理の間にどのみち自然エネルギーに舵を取らないのは儲からない
化石燃料を使うエネルギー源、あるいは原発原子力ウランを使う発電
これもどのみち枯れた技術です
コストがどんどん上がる。危険を論じない
リスクをたとえ論じないでも単なる経済性原理学から見ても、
実は自然エネルギーに背を向ける事はばかばかしい話なんですね
と言う話しを孫さんはお話しになられた
我々の社会は倫理という観点からも経済的合理性という観点からも
実は何をすればいいのかという事がはっきりしているのに
それは随分以前からはっきりしているのに
何故そこに向かって舵を切れなかったのかということが実は大きな疑問になるべきなのですね
不幸中の幸いと言うべきか
ここから見ると本当に影響力のある方々がいっぱい居らっしゃる
これは原発災害、大震災があってこういうイベントがあるわけですけれども
これがきっかけになってですね
倫理的な方向にそして経済的に意味のある方向に舵を切る、いいきっかけになると思うんです
我々は統制と依存、これが我々の政治的な生き方です
しかしこれからは自治と参加これが基本になります
実はヨーロッパでは当たり前になっているようなさまざまな合理性を我々は知らないですよね
どうして知らないのかというと、統制と依存の中で、実は自明線の中に埋没していたんですね
間違った自明線の中に
その機宜を取り払って本当に重要なもの大切なもの意義のあるものに目を向ける
そういうチャンスを作る場にしたいと思いますありがとうございます
加藤登紀子さん:
加藤登紀子です。今話を聞いていて
こういう具体的な事を議論のテーブルに載せられるようになった事は
本当に素晴らしい事だなという思いでいっぱいです
で、具体的に本当にどうしていこうか、
本当に実現するというプログラムを今から作って良いという事は本当にうれしい事ですし
私はシフトの政略会議の方にも参加させていただいて
数日前に菅さんの方から提出された中に
農山漁村におけるエネルギー自立型システム。
スマートビレッジという非常に具体的な地域自立型の循環型のエネルギー創出についても
本当に具体的な定義がありました
その意味では本当に一歩も二歩も進んだと思いますし
そういうプログラムが実際実現できるためには、なんとしても再生可能エネルギー法案が通らなければいけない
で、今孫さんが何度もおっしゃったように買い取り制度が実現しなければいけませんので
とにかくそれは早速に実現して欲しいと言う事をお願いして
もうひとつ、孫さんがおっしゃった電田プロジェクトで使われていない耕作放棄地、休耕田という話しがあったんですけれども
私自身農業の方に少しかかわっている人間から申し上げますと
これは一つの前提として心に持っていたいなと思う事は
今自然エネルギーという言葉が出ていますけれども
これはあくまでも自然エネルギー発電について語っているのであって
自然エネルギーと言うものはもっと膨大な意味で私達にエネルギーをくれている
太陽の力を使って命を産む力がやはり私達を支えているという意味では
土、木、森とか土と言うものも私達に太陽エネルギーを還元してくれているものなので
できればですね、休耕田とか耕作放棄地が全部いらない土地に見えるという事はチョット悲しいなって・・
やっぱり耕作放棄地や休耕田は何処かでさびれていく農地を見ていて感じるさびしさからすると
もう一度東北の被災した農民の人達やいろんな人たちがここに来て
もう一回農業を推進していくというふうにも向けて欲しいなと言う思いがちょっとありますので
その対極にある事は、どうしようもなくなった被災地の姿です
私も三陸にも行きましたし、飯館村にも行きました
もう、本当に見渡す限りの素晴らしい丘や緑いっぱいのところが
おそらく数十年かもしれない、農業には復帰できない地域が出来てしまった訳で
再生エネルギーというものがこれから日本で一歩として進んでいける具体的なプログラムを作っていく時には
なんとしても、この放射能汚染地域を再生していく事を第一のプランにして欲しいなと思います
先程ここで声を上げてしまったのは
それなのに自然エネルギー協議会の中に福島県と宮城県と茨城県が参加していないのが残念ですねと
さっき孫さんとお話ししたんですけど、是非そういう方向で新しいビジョンが生まれるという事が
今私達のキヘイした気持ちと言うか被災地の人達の本当に打ちのめされた気持ちを
どれだけか前に進めていけるとおもいます
ぜひぜひ素晴らしい未来への一歩が踏み出せるというビジョンを被災地の人達にも示してあげて欲しいと思います
心から成立を祈っております
第二部は自然エネルギーを推進しようという27の民間団体が主催する会です
そういう会に総理大臣が来るというのは今まで無かった事だと思います
と・・言う事で菅総理登場は14:30です
地球は私達子孫からの借り物だ(岡田監督)のことばが
私は地球を救うのは植物だというのが私の思いです
四十六億年前地球が出来た時の大気は何で出来ていたか95%CO2だったのです
海底の藻がCO2を分解して動物が住めるようになった
動物は植物が無くても生きていけるけれど植物は動物が無くても生きていけるのです
ーー先日の「総理・有識者オープン懇談会」の内容とかぶるのでここは略します。下記参照してくださいーー
今私も少し人が悪くなりましたから
素直に
科学技術庁が調べたからダメだったのか
東電が調べたからダメだったのか
実はそう思っておりません
つまりは、そういう自然エネルギーのいろんな案が出てくると
「こっちでちゃんと調べますよ」と言って
「じゃぁ調べて下さい」とやってみたら
「やっぱりだめでした」「やっぱりだめでした」
簡単に言えば科学技術庁と言うのは原子力を推進するためにできた役所なのです
ここに私の証拠文献と言うほどでもないですけど
29年前の議事録がある
風とぴあ計画についての議事録の最後の所を読ませていただきます
私が色々と風の事を言ったら
「ただ、ここでお願いしておきたいのは サンシャインがあるから原子力がいらないのではないかと言う事の口実に使う
ノリすぎ悪乗り、こういう事が無い様に一つ是非ご理解いただきたい」
こういうふうに当時の大臣が答えているんです
わたしはそれに対して、「終わりにしようと思ったんですが私の質問に無い事まで言っていただきましたので
こういう科学技術と言うのは3ウェイでいいと思うのです」と言う事で反論しました
この時の科学技術庁長官・・・・中川と書いてありますから
中川一郎さんだったと思います
つまり科学技術庁は風とぴあ計画をやってくれたと思って私は誉めようと思って発言したのですが
「いやぁ、風とぴあ計画とか当時のサンシャイン計画とかそういう事は
やっぱりそっちが良くて原子力はダメだとそういう事は言わないでください」
私はこの議事の中で一言も言っていないんですよそんな事は・・
結局それから30年たってしまいました
いろんな事がありますけれども、
基本的に日本は30年遅れたんです
30年前から風力だってやっていたんです
太陽ももちろんやっていたんです
しかし結局、残念ながら私も含めて政治や行政は
それを本格的なエネルギー源として政治としても経済としても取り組もうとしなかった
そこに意図があったと言う事だけは私ははっきり反省も含めて申し上げておかなければならないとおもって
ちょっと古い資料を1982年3月23日の議事録ですが持ってきました
これ以上長くなってもいけないので今の事を申し上げます
今回の事故が起きた後エネルギー省が出しておりますエネルギー基本計画
これは3年おきに白紙からの見直しと言う事でこれが今政府の方針となっております
また先日G8に行った時にこれまでのエネルギー基本計画では2030年に電力の総電力の中で
原子力53%自然エネルギーを20%となっています
それに対して私は当然白紙から見直そうと
自然エネルギーに対しては2030年20%ではなくて
10年前倒しをして2020年初頭に20%にしたい。この事を国際的にも言ってきました
基本的にはそこまでは政府の方針として決める事が出来ます
そこで、今日のまさに本題です
再生可能エネルギー促進法案、全量買い取り制の法案は私以上に皆さん方が詳しいと思います
つまりこの法案が通らないとこれまで補助金が付いていた物も
この法案が通ることを前提に補助金などをカットしていますから
単に前進がゼロじゃなくて後ろに下がってしまうんです
私の学生時代の友人が3年ほど前に「オレのうちは電力自給率は97%だ」といってましたが
つまり、そういうみなさんも若干の補助金をもらっているわけです
そういう制度が今度の新しい制度が生まれることを前提にしてだいぶカットされている
ですから今回この法案が通らないとそれこそ+どころかマイナスになる
私は経済界も賛成してくれると思ったんです
つまりはこの分野、自然エネルギー 省エネルギーを進める事は日本のまさにイノベーションにつながります
先日のエネルギー会議に経団連の会長は欠席されましたけれども文書を送ってもらいました
書いてあったのは
「この全量買い取り制度を導入すると電力の価格が上昇する可能性があるからそれは慎重に、導入には基本的に反対だ」
というのが残念ながら経団連の現在の姿勢であります
しかしその時のコスト計算は原子力発電7円・・・本当に7円ですかね。ゼロがもうひとつ付くんじゃないですか?
つまり、原子力は安いんだだけど風力は高いんだ。何とかは高いんだ
技術的にも揺らぎがあってダメなんだと
ダメな理由はですね、付ける気になったらいくらでもつけられる
そうじゃなくて、どうやってそれを育てるじゃないですか
私はこの自然エネルギーともう一つの省エネルギーが
ある意味で一番民主主義とマッチしていると思うんです
つまり、今の民主主義、投票と言うのが一つの行動です
単にエネルギー政策をAにするかBにするかというだけでは
残念ながらこの省エネとか自然エネルギーは広がりません
あの小宮山先生のように私も家に行きました
ソーラーパネルがあってヒートポンプがあって家の作り方もなるべくクーラーを使わなくていいような家を作っておられた
つまりはみんなが参加をしてエネルギーを作ったりあるいは省エネ
先日これは孫さんが言われたんですね
省エネと言うのはネガエネというんだそうですね最近は。
つまりネガティブエネルギー、メガじゃなくてネガですね・・
省エネと自然エネルギー。これは国民が自ら参加をして
それを作ったり逆にマイナスのエネルギーを生み出したり、これによってプラスが増えるのですけれども
そういう事が出来るエネルギー
そして私はやはりエネルギーというものは社会の在り方そのものを決める
おじいさんが山で芝刈りにおばあさんは川に洗濯に
そこまではいかないけれどもそういう事をベースにする社会を選ぶのか
それとも一見便利なようだがものすごく怖い様な事を思い描くような社会を選ぶのか
それは冒頭申し上げましたように 私達がこの地球を貸してもらっている
未来の子どもたちや孫たちの気持ちも含めて
最終的には国民が選択する
国民が決める事だと思います
そしてそのような時に専門家や政治家はこの選択を
「いやもう化石しかないんだ。原子力しかないんだ」という選択ではなくて
化石もだんだんCO2が増えるよ。原子力もヤバイかもしれないよ
しかし、使わない訳にはいかないじゃない
いや、ここにも選択肢があるんだ
省エネと自然エネルギーと言うものがあるんだ
そういう選択肢を育てていってこれから5年先か10年先
こっちでも十分やれるこれでもやれるという段階の時に
じゃぁどっちを選びますかという選択肢を作ることが専門家や政治家の仕事ではないか
その選択肢(自然エネルギー)を育てる第一歩が「再生可能エネルギー促進法」
何としてもこの法律は3月11日に閣議決定をして すでに国会に提出されて何カ月か経っています
私も毎日のように何回も経産大臣や党の関係者に何とかしてくれと要請をしていますが
非常な力学があるのかなすいすいといっていません
今日お集まりの皆さん自発的に参加されているみなさんと一緒になってと一緒になって
少なくとも未来を選択するための自然エネルギーを育てるという
まさに今回の事故を逆にこれを止めるとか止めないとか言う前にまずは選択肢を育てるその
一歩にならなければ私も何としても通したい。
それを通さなければ政治家としてのしての責任を果した事になりません
がんばります
みなさんありがとうございました
報道されない菅総理のコメント「総理・有識者オープン懇談会」6/12(書き出し)
こちらに菅総理の思いを書き出していあります
06.15
Wed
バカにするのもいい加減にして欲しい!郡山市ザ・ウィ~クリ~
で私は書いた
九州工業大学学長 宮里達郎氏が書いた「福島への手紙~長崎から」
上記のブログを見ていただければ分かると思います
毎日新聞 2011年6月15日 地方版に記事が載りました
偽寄稿:被ばく「効能」強調、実在教授名を使う--郡山のタウン紙 /福島
何を信じたらいいのか分からない今
これがこの記事通りの偽りの投稿だったとしたら
あまりにもひどい事です
以下、記事を転記します
郡山市で12万部を発行するタウン情報紙「ザ・ウィークリー」(5月7日号)が、
放射線で「頭もよくなった」などと被ばくの“効能”を強調する記事を
実在の大学教授からの寄稿と偽って掲載したことが分かった。
名前を使われた長崎大特任教授の宮里達郎氏(69)は
「寄稿した事実はない。私が被爆者であることや肩書が勝手に使用されたのではないか」と話し、
法的措置を検討している。
同号には「特別寄稿 福島への手紙1『長崎から』」との見出しで
「長崎では被爆者が『原爆投下直後に、どんな野菜でも魚でも平気で食べた。おかげさまで、身体は元気で頭もよくなった。世間では何を騒いでいるのか!』と話しています」
「被爆者は長命であるとのデータもあります」などと書かれ、
「九州工業大学学長 宮里達郎」との署名がある。
宮里氏は、同紙の編集者と面識はなく、
「学長」も8年前に退任している。
宮里氏の知り合いの別の大学教授が郡山市で講演した際、
宮里氏との個人的な会話やメールのやり取りを紹介。
その後、大学教授が講演メモを編集者に渡したことから宮里氏の名前が使われたとみられる。
記事は複数のインターネットのブログで取り上げられ、 (私も取り上げました)
「非科学的」などと宮里氏を批判する書き込みが相次いだ。
毎日新聞の取材に対し、情報紙を発行する「企画室コア」の三田公美子社長は
宮里氏に謝罪したことを認め、
「メモを基に、自分が書いた。福島の人を元気づけようと思い、深くは考えなかった」と話した。【坂本智尚】
と言う事のようです
うんと・・・・・・犯人は
山下さんですかʅ( ~⊖◝)ʃワカラナーイ
で私は書いた
九州工業大学学長 宮里達郎氏が書いた「福島への手紙~長崎から」
上記のブログを見ていただければ分かると思います
毎日新聞 2011年6月15日 地方版に記事が載りました
偽寄稿:被ばく「効能」強調、実在教授名を使う--郡山のタウン紙 /福島
何を信じたらいいのか分からない今
これがこの記事通りの偽りの投稿だったとしたら
あまりにもひどい事です
以下、記事を転記します
郡山市で12万部を発行するタウン情報紙「ザ・ウィークリー」(5月7日号)が、
放射線で「頭もよくなった」などと被ばくの“効能”を強調する記事を
実在の大学教授からの寄稿と偽って掲載したことが分かった。
名前を使われた長崎大特任教授の宮里達郎氏(69)は
「寄稿した事実はない。私が被爆者であることや肩書が勝手に使用されたのではないか」と話し、
法的措置を検討している。
同号には「特別寄稿 福島への手紙1『長崎から』」との見出しで
「長崎では被爆者が『原爆投下直後に、どんな野菜でも魚でも平気で食べた。おかげさまで、身体は元気で頭もよくなった。世間では何を騒いでいるのか!』と話しています」
「被爆者は長命であるとのデータもあります」などと書かれ、
「九州工業大学学長 宮里達郎」との署名がある。
宮里氏は、同紙の編集者と面識はなく、
「学長」も8年前に退任している。
宮里氏の知り合いの別の大学教授が郡山市で講演した際、
宮里氏との個人的な会話やメールのやり取りを紹介。
その後、大学教授が講演メモを編集者に渡したことから宮里氏の名前が使われたとみられる。
記事は複数のインターネットのブログで取り上げられ、 (私も取り上げました)
「非科学的」などと宮里氏を批判する書き込みが相次いだ。
毎日新聞の取材に対し、情報紙を発行する「企画室コア」の三田公美子社長は
宮里氏に謝罪したことを認め、
「メモを基に、自分が書いた。福島の人を元気づけようと思い、深くは考えなかった」と話した。【坂本智尚】
と言う事のようです
うんと・・・・・・犯人は
山下さんですかʅ( ~⊖◝)ʃワカラナーイ
・「原発さえなければ」と相馬市の酪農家自殺について
・厚生労働省「作業員の内部被曝100ミリシーベルト限度」を東電に指示について
・福島第二原発汚染水3000トン海へ放出について
・佐賀県の松葉から放射性セシウムが検出された事について
6月14日火曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
【福島原発】6/14/火★深刻さの認識が足りていない
<参考>
相馬の酪農家自殺、「原発なければ」と書き残し
福島第一原発の事故で、牛を処分して廃業した福島県相馬市の酪農家男性(50歳代)が
「原発さえなければ」と書き残して自殺していたことが13日、わかった。
関係者によると、男性は今月11日、小屋で首をつった状態で見つかった。
小屋の壁に白チョークで「仕事する気力をなくしました」「残った酪農家は原発にまけないで」と記していた。
男性が住む地区は当初、加工前牛乳が出荷停止となり、男性は乳を搾っては捨てていた。
今月初旬までに約30頭を処分した。
男性は親の代から酪農を続けており、
姉は本紙の取材に「(弟の死は)子どもたちのことを思えば話したくない。しかし、原発の件は訴えたい」と語った。
酪農家仲間だった男性(51)は
「避難区域ではないため、補償はないだろうと繰り返していた」といい、
農業男性(53)は「連絡をとるたびに『原発ですべてを失った』と悩んでいた」と話した。
(2011年6月14日03時09分 読売新聞)
福島第1原発事故 作業員の内部被ばく、100ミリシーベルト限度
◇厚労相、東電に指示
東京電力福島第1原発の緊急作業で、
被ばく線量が限度の250ミリシーベルトを超えた東電社員が新たに6人判明し、計8人となった問題で、
細川律夫厚生労働相は14日、内部被ばくで100ミリシーベルトを超える作業員を作業から外すよう東電に指示した。
同省は13日に内部被ばくと外部被ばくを合わせて200ミリシーベルト超の東電社員ら計12人を外すよう指示しており、
東電は厚労相の指示を受けてさらに20人前後を作業から外す見通し。【井上英介、岡田英】
細川厚労相は14日の閣議後会見で
「250ミリシーベルトを超えるような方がさらに増えたのは大変遺憾に思っている」と不快感を表明した。
同省は今後も、内部被ばく100ミリシーベルト超で緊急作業から外すよう東電を指導していく。
緊急作業での被ばく問題で
同省は、東電の40代と30代の男性社員2人の被ばく線量計が
精密検査で600ミリシーベルト台だったとして10日に是正を勧告。
さらに13日、
震災発生時から緊急作業に従事していた東電社員や協力会社員2367人の簡易検査結果の報告を東電から受け、
この中で内部被ばくと外部被ばくの合計で250ミリシーベルト超が新たに6人判明した。
報告ではこのほか200ミリシーベルト超~250ミリシーベルトが6人
▽150ミリシーベルト超~200ミリシーベルトが21人
▽100ミリシーベルト超~150ミリシーベルトが67人。
合計200ミリシーベルト以内でも内部被ばくだけで100ミリシーベルト超の該当者は20人前後に上った。
厚労相は内部被ばくが深刻に影響しかねない点を考慮し厳しく指導する姿勢を示したとみられる。
同省によると、原発事故を収束させる緊急作業には、震災以降これまでに計約7800人が従事。
東電は、このうち線量が高いとみられる震災直後から従事していた3726人について
暫定的な被ばく線量の確定を急いでいる。
しかし、震災発生から3カ月が経過した13日の時点でも報告は2367人どまりだ。
今後の作業への影響について、
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は会見で
「全面マスクなど放射線管理はしており、作業員が足りなくなる事態にはない」との見方を示した。
==============
■解説
◇防護策の徹底求め
厚生労働省が作業員の「内部被ばく」の線量が
100ミリシーベルトを超えた場合、緊急作業から外すよう東電に徹底させたのは、
緊急時の特例として引き上げられた線量限度250ミリシーベルトを超えた作業員8人のうち、
内部被ばく量だけで上限を超えていたのが6人に上るなど、東京電力の管理の甘さにある。
内部被ばくは、放射性物質を吸い込むなどして体内で継続的に被ばくする。
時間と共に排せつされ、排せつも含めた「半減期」は成人ではヨウ素131で約7日、セシウム137で約90日だが、
白血球の一時的な減少や、がんの発生確率がわずかに上がる恐れがあり、健康への影響が心配される。
内部被ばくは「ホールボディーカウンター」という機器で測定する。
しかし、福島第1原発にある4台は空気中の放射線量が高すぎて正確に測定できず、
主に福島県いわき市の東電施設2台でしか検査できない。
結果が判明するまで約1週間もかかるなど実態把握が遅れている。
今回の厚労省の指示は、東電の管理体制が不十分なためのものだが、
検査や対策に手間取れば今後の作業への影響が懸念される。
東電には長期にわたっての健康管理はもちろんのこと、再発防止のため防護策の徹底が求められる。【奥山智己】
(毎日新聞 2011年6月14日 東京夕刊)
福島第2でも汚染水放出検討=30億ベクレル、東電打診-保安院
経済産業省原子力安全・保安院は8日、
東京電力が福島第2原発の原子炉建屋などにたまった放射能汚染水を海に放出することを検討していると発表した。
総量は約3000トンで、放射性物質は30億ベクレルとみられ、
保安院や自治体、漁業関係者に打診している段階という。
保安院によると、第2原発のたまり水は東日本大震災の津波で建屋内に浸入した海水。
含まれる放射性物質はマンガン54やコバルト58、60などで、配管のさびなどが海水に含まれたためとみられ、
ヨウ素やセシウムなどは検出されていない。
このうち、コバルト60の濃度は1立方センチ当たり0.3ベクレルと、
水中の濃度限度として定められている同0.2ベクレルよりも高い。
汚染水を放置しておくと、設備の腐食などが進む恐れがあるため、
東電は放射性物質を検出されないレベルまで除去した上で、放出したいとしている。
(時事ドットコム2011/06/08-12:58)
佐賀・唐津で松葉から放射性セシウム 県「福島の影響」
佐賀県は13日、同県唐津市内で採取した松葉から微量の放射性物質を検出したと発表した。
同県は、約1100キロ離れた東京電力福島第一原発事故の影響と考えられると説明している。
県環境センターによると、検出されたのは
放射性セシウム134が1キログラム当たり0.20ベクレル、137が同0.25ベクレル。
松葉は食用ではないが、野菜類の放射性セシウムの摂取制限値に比べると、1千分の1以下で、
人体への影響は無いという。
(朝日新聞2011年6月14日1時50分)
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・厚生労働省「作業員の内部被曝100ミリシーベルト限度」を東電に指示について
・福島第二原発汚染水3000トン海へ放出について
・佐賀県の松葉から放射性セシウムが検出された事について
6月14日火曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
【福島原発】6/14/火★深刻さの認識が足りていない
<参考>
相馬の酪農家自殺、「原発なければ」と書き残し
福島第一原発の事故で、牛を処分して廃業した福島県相馬市の酪農家男性(50歳代)が
「原発さえなければ」と書き残して自殺していたことが13日、わかった。
関係者によると、男性は今月11日、小屋で首をつった状態で見つかった。
小屋の壁に白チョークで「仕事する気力をなくしました」「残った酪農家は原発にまけないで」と記していた。
男性が住む地区は当初、加工前牛乳が出荷停止となり、男性は乳を搾っては捨てていた。
今月初旬までに約30頭を処分した。
男性は親の代から酪農を続けており、
姉は本紙の取材に「(弟の死は)子どもたちのことを思えば話したくない。しかし、原発の件は訴えたい」と語った。
酪農家仲間だった男性(51)は
「避難区域ではないため、補償はないだろうと繰り返していた」といい、
農業男性(53)は「連絡をとるたびに『原発ですべてを失った』と悩んでいた」と話した。
(2011年6月14日03時09分 読売新聞)
福島第1原発事故 作業員の内部被ばく、100ミリシーベルト限度
◇厚労相、東電に指示
東京電力福島第1原発の緊急作業で、
被ばく線量が限度の250ミリシーベルトを超えた東電社員が新たに6人判明し、計8人となった問題で、
細川律夫厚生労働相は14日、内部被ばくで100ミリシーベルトを超える作業員を作業から外すよう東電に指示した。
同省は13日に内部被ばくと外部被ばくを合わせて200ミリシーベルト超の東電社員ら計12人を外すよう指示しており、
東電は厚労相の指示を受けてさらに20人前後を作業から外す見通し。【井上英介、岡田英】
細川厚労相は14日の閣議後会見で
「250ミリシーベルトを超えるような方がさらに増えたのは大変遺憾に思っている」と不快感を表明した。
同省は今後も、内部被ばく100ミリシーベルト超で緊急作業から外すよう東電を指導していく。
緊急作業での被ばく問題で
同省は、東電の40代と30代の男性社員2人の被ばく線量計が
精密検査で600ミリシーベルト台だったとして10日に是正を勧告。
さらに13日、
震災発生時から緊急作業に従事していた東電社員や協力会社員2367人の簡易検査結果の報告を東電から受け、
この中で内部被ばくと外部被ばくの合計で250ミリシーベルト超が新たに6人判明した。
報告ではこのほか200ミリシーベルト超~250ミリシーベルトが6人
▽150ミリシーベルト超~200ミリシーベルトが21人
▽100ミリシーベルト超~150ミリシーベルトが67人。
合計200ミリシーベルト以内でも内部被ばくだけで100ミリシーベルト超の該当者は20人前後に上った。
厚労相は内部被ばくが深刻に影響しかねない点を考慮し厳しく指導する姿勢を示したとみられる。
同省によると、原発事故を収束させる緊急作業には、震災以降これまでに計約7800人が従事。
東電は、このうち線量が高いとみられる震災直後から従事していた3726人について
暫定的な被ばく線量の確定を急いでいる。
しかし、震災発生から3カ月が経過した13日の時点でも報告は2367人どまりだ。
今後の作業への影響について、
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は会見で
「全面マスクなど放射線管理はしており、作業員が足りなくなる事態にはない」との見方を示した。
==============
■解説
◇防護策の徹底求め
厚生労働省が作業員の「内部被ばく」の線量が
100ミリシーベルトを超えた場合、緊急作業から外すよう東電に徹底させたのは、
緊急時の特例として引き上げられた線量限度250ミリシーベルトを超えた作業員8人のうち、
内部被ばく量だけで上限を超えていたのが6人に上るなど、東京電力の管理の甘さにある。
内部被ばくは、放射性物質を吸い込むなどして体内で継続的に被ばくする。
時間と共に排せつされ、排せつも含めた「半減期」は成人ではヨウ素131で約7日、セシウム137で約90日だが、
白血球の一時的な減少や、がんの発生確率がわずかに上がる恐れがあり、健康への影響が心配される。
内部被ばくは「ホールボディーカウンター」という機器で測定する。
しかし、福島第1原発にある4台は空気中の放射線量が高すぎて正確に測定できず、
主に福島県いわき市の東電施設2台でしか検査できない。
結果が判明するまで約1週間もかかるなど実態把握が遅れている。
今回の厚労省の指示は、東電の管理体制が不十分なためのものだが、
検査や対策に手間取れば今後の作業への影響が懸念される。
東電には長期にわたっての健康管理はもちろんのこと、再発防止のため防護策の徹底が求められる。【奥山智己】
(毎日新聞 2011年6月14日 東京夕刊)
福島第2でも汚染水放出検討=30億ベクレル、東電打診-保安院
経済産業省原子力安全・保安院は8日、
東京電力が福島第2原発の原子炉建屋などにたまった放射能汚染水を海に放出することを検討していると発表した。
総量は約3000トンで、放射性物質は30億ベクレルとみられ、
保安院や自治体、漁業関係者に打診している段階という。
保安院によると、第2原発のたまり水は東日本大震災の津波で建屋内に浸入した海水。
含まれる放射性物質はマンガン54やコバルト58、60などで、配管のさびなどが海水に含まれたためとみられ、
ヨウ素やセシウムなどは検出されていない。
このうち、コバルト60の濃度は1立方センチ当たり0.3ベクレルと、
水中の濃度限度として定められている同0.2ベクレルよりも高い。
汚染水を放置しておくと、設備の腐食などが進む恐れがあるため、
東電は放射性物質を検出されないレベルまで除去した上で、放出したいとしている。
(時事ドットコム2011/06/08-12:58)
佐賀・唐津で松葉から放射性セシウム 県「福島の影響」
佐賀県は13日、同県唐津市内で採取した松葉から微量の放射性物質を検出したと発表した。
同県は、約1100キロ離れた東京電力福島第一原発事故の影響と考えられると説明している。
県環境センターによると、検出されたのは
放射性セシウム134が1キログラム当たり0.20ベクレル、137が同0.25ベクレル。
松葉は食用ではないが、野菜類の放射性セシウムの摂取制限値に比べると、1千分の1以下で、
人体への影響は無いという。
(朝日新聞2011年6月14日1時50分)
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06.14
Tue
最近、体調がおかしい子どもが出てきた
一人は先週何日か鼻血が出てお腹が痛くなり下痢をして
その後、のどが痛いと おととい私に訴えた
昨日も喉が痛い。だるい。というので熱を測る
36度5分なので問題ないという事になる
そして今日 彼女は帰ってくるなり喉が痛い。辛い。熱を測ると38度あった
とても活発な小学生なのに、ここ最近何となく元気がない
もう1人女の子は
全身に突然、発疹が出ている
小さいゴマ粒ぐらいの赤い発疹が手足だけでなく全身にあった
彼女は昨日病院に行き
医者には風疹でも無い。突発性発疹のようだが、もう小学校3年なのでそうでもないだろう
何だかわからないと言われたらしい
彼女はひりひりと痛いと言った
低線量被ばくの症状だというツイッターをとても多く目にしているし
先日ジャーナリスト木下黄太氏のブログ(2011-05-29)で
警告:東京など首都圏で低線量被曝の症状が子どもたちにおきているという情報
を読んだばかり。
<下記一部抜粋>
このことについて、まだ、医学的な確認が取れていませんが、
確認がとれるのをまっていたら、事態がさらに進行する危険を感じ始めたため、先に書いておきます。
きのう、百人が参加した、松戸の講演会でも、この話が出ました。
東葛地区でとくに最近、喉の痛みや、リンパの異常などを訴える子どもたちが多くなっていると言う話です。
身体がだるくなる、元気が出ない、風邪でもないのに咳が出る、など。
口の中に金属っぽい感覚がすると言う話や、乾燥していないのに顔の皮膚がひりつくという話が出ています。
ふだん全く鼻血を出した事のない子どもが、鼻血を出すと言う話も。医療機関に相談するケースが増えていると聞きました。
きょう、「チェルノブイリのかけはし」という団体の野呂代表とも話をしましたが、
チェルノブイリでのいろんな活動経験から、低線量の被曝地域の中の方が、初期症状が出易いと言う認識を話をされます。
「東京も、基本的にはチェルノブイリの低線量地域並みに汚染されている」とお話になります。
ここの団体の相談会にも、首都圏のお母さんから、かなりの相談が寄せられています。
喉の痛みを訴える相談はかなり集中してきている事、子どもの抵抗力が落ちてくる事。
鼻血もあるし、粘膜の異常を訴えることもあるそうです。
とにかく子どもたちに元気が出ないという話なのです。
「福島はチェルノブイリのゾーン1とかゾーン2の移住ゾーンですが、
高濃度被曝だから初期症状がチェルノブイリの時の感覚ならまだまだすぐにはわかりにくいですが、
低線量の地帯の方が、初期の被曝と見られる症状が、はやくでる」という認識だそうです。
重症な身体の不調でなく、軽微だが異常がおきる症例がはやくおきるということです。
・・・・・ここまで一部抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私も3月22日東京都の水道の汚染がひどかった頃
舌の味には自信があったのに口の中に鉄っぽい味がして
食べ物の味が分からなくなった事があります
意味の無い下痢もしました
その後のどが普段の風邪の症状とは違う感じで痛くなり
花粉症の症状とは少し違った鼻の違和感も感じていました
風邪でせきが出る時と違うもう少し上の方から咳も出ました
身体もだるくなりました
いくらでも寝ていたいと思う位に・・・
誰にも言ってないけど(今初めて言いますが)、自分で勝手に
私はもしかしたら放射能のせいかと思い、その後
水道の水は極力使わず食べ物も出来るだけ安全なものを選んでいるうちに
鉄っぽく感じた口の中も喉の違和感も取れてきました
でも、いまだにコーヒーを水道水で入れるとその後口の中が鉄っぽく感じられます
口内炎も今まで出来たことが無い舌の下の方に出来てなかなか治らない
そんな症状がが出たり消えたりしています
こんなふうに書くと神経質だと言われそうで
どうしようかと思いましたが
以前のブログ(本当の事を話せない現実を思い知った日)で書いたように
私の住んでいる東京でも端の方は
放射能汚染に関しての意識がとても低いと思っています
雨が降っても平気でそのまま濡れて帰るし
産地の分からない牛乳は飲んでいるし
ヤゴは取るし
今日の給食は魚だったと言う
近所のスーパーで売っている野菜の殆どは
関東近郊の物ばかりだし
内部被曝は必ずしていると思う
考えすぎで
ただの風邪やアレルギーで(でもあの発疹はアレルギーじゃないと思うが)
何でも無いといいのだけど・・・・
放射線量にしきい値は無いという
ほんの少しだって感じやすい子には症状として表れるのかもしれない
私が心配に思うのは
その子供の親ごさん方が本当に何も注意せず無防備にいる事です
きっと、仕事をしているし子どもも小さいので
今起きている事を知らないし知ろうとする時間もないのではないかと思う事です
そして・・・
私はその事に関して話したくても話せない
たとえばそっと「低線量被ばくかもしれません」と母親に話したとして
それを母親が病院に行って医者に言ったとして
医者は何て答えるだろう・・・・
「そうかも知れませんね。食べ物飲み物には注意して下さい」とは・・・・
絶対に言わないと思う
このジレンマに
怒りと苦しさがこみ上げてきている
今日も夜から雨が降った
傘を持たない子どもに「余っている傘があるから持っていって」と言ったが
親が「近いから大丈夫」と言ってそのまま濡れて帰った子どもが何人かいた
「また明日ね」と手を振りながら、心がとても痛くなった
・厚生労働省の水道水の安全性についての報告について
・福島原発汚染水から出る汚泥について
・海外の脱原発の流れと日本について
・福島県大熊町で発見されたキュリウムについて
6月13日月曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
<参考>
水道水“問題ないが検査維持を”
VHK 6月13日 17時10分 動画あり
水道水に含まれる放射性物質への対策を話し合う厚生労働省の検討会は、
現時点では水道水の安全性に問題はないものの、
梅雨や台風によって降水量が増えるこれから数か月の間は現在の検査態勢を維持すべきだという意見をまとめました。
この検討会は、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、
福島県や茨城県などの一部の水道水から国の指標を超える放射性物質が相次いで検出されたことを受けて、
厚生労働省が設置したもので、放射線の専門家などが検査態勢や対応策を検討しています。
検討会では、これまでの検査結果から、放射性物質が国の指標を超えたのは3月中旬から下旬にかけてで、
4月以降は超えていないことから、
今後、福島第一原発から再び大量の放射性物質が放出されるなど、大きな変化がないかぎり、
水道水の安全性に問題はないとしています。
そのうえで、梅雨や台風によって降水量が増えるこれから数か月の間は、
大気中の放射性物質が雨とともに降り注ぐ可能性があることから、
原則として自治体や水道事業者などが週1回から毎日行っている現在の検査態勢を維持し
、安全性の確認を続けていくべきだという意見をまとめました。
また、水道水に含まれる放射性物質の濃度が上昇した場合に除去する方法については、
放射性セシウムは浄水処理の際に泥を取り除くことでほとんど除去できるほか、
放射性ヨウ素は浄水処理の初期の段階で塩素と活性炭を入れることで放射性物質を減らすことができるとしています。
厚生労働省は13日の意見を基に、近く報告書をまとめ、ホームページで情報を提供していく方針です。
汚染水処理後の放射性物質、汚泥1立方センチに1億ベクレル
毎日新聞 2011年6月10日 東京朝刊
◇福島第1原発事故 東電、工程表に含まず
東京電力は9日、福島第1原発の敷地内にたまっている、高濃度の放射性物質を含む汚染水処理システムの概要を、
経済産業省原子力安全・保安院に報告した。
この作業で発生する廃棄物の汚泥は、1立方センチ当たり1億ベクレルの高濃度の放射性物質を含む。
増え続ける汚染水の処理を急ぐ一方、
こうした汚泥の保管方法や最終的な処分先について東電は工程表に含めておらず、新たな課題となっている。
【比嘉洋、関東晋慈、八田浩輔】
15日以降に始まる汚染水の処理作業では、
放射性物質除去の実績がある米キュリオン社製や仏アレバ社製の特殊な装置を使用。
水と放射性物質を含む汚泥を分離させる。
汚泥には汚染水に含まれる放射性物質が凝縮されるため、高濃度になる。
東電は、この作業で年内に発生する汚泥の総量を約2000立方メートルと見込んでおり、
集中廃棄物処理施設の一部に保管する方針だ。
ただ、施設には平常時の運転で生じた放射性廃棄物が既に保管され、1200立方メートル分の容量しか残っていない。
東電は、発電所敷地内に汚泥を保管するための専用施設を新設する。
問題は、汚泥が高線量で管理が難しいことだ。
アレバ社も「毎時1000ミリシーベルトを超える汚染水から出るスラッジ(汚泥)は扱ったことがない」と認める。
平常時の放射性廃棄物は青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場に移送されているが、
今回の原発事故で発生した廃棄物は処分先も決まっていない。
汚泥の処理について、原子力安全・保安院の西山英彦審議官は9日、
「(汚泥は)日本でも出たことがないので、研究開発からやらないといけない。安全規制、現実の処理の方法、法律上の処理を考えると、長いプロセスになると思う」と難航する見通しを示した。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は
「保管する容器をどう作るのか、どう処分するのかは決まっていない」と述べた。
◇15日稼働 1日1200立方メートル処理
東京電力が9日、原子力安全・保安院に報告した福島第1原発の高濃度汚染水の処理システムの概要によると、
1日1200立方メートルの汚染水を最大1万分の1の濃度に下げ、原子炉の冷却水として再利用する。
既に主要機器の設置工事を終え、15日ごろの本格稼働を目指すとしている。
一方、原子炉建屋地下などにたまった汚染水は地表レベルに迫っており、綱渡りの状態が続いている。
システムは、集中廃棄物処理施設に移送した汚染水を
(1)油分の分離
(2)放射線レベルの低減
(3)海水分の塩分除去--の3段階で処理する。
最も重要な過程である(2)では、鉱物のゼオライトでセシウムを吸着させた後、
汚染水をかき混ぜながら薬剤を入れて沈殿させ、上澄みを抜き取る。
米キュリオン社と仏アレバ社の技術をそれぞれ採用した。
10日にも低濃度の汚染水を使いシステム全体の試運転を始める。
汚染水の総量は10万立方メートル以上で、原子炉への注水によって現在も増え続けている。
一連の処理で濃度が1000分の1程度まで下がらない場合は「汚染水をもう一度循環させて対応する」とした。
しかし、処理能力が半減するため、
収束に向けた工程表が遅れる可能性があるほか、汚染水が外部に流出する恐れが増す。
東電は、こうした場合や大雨で汚染水の水位が増した場合には、汚染水を他の施設に移送してしのぐことも検討している。
イタリア、原発再開を凍結へ 国民投票が成立
朝日新聞2011年6月13日23時53分
閉鎖されたイタリアの原発
原発再開の是非を問うイタリアの国民投票は、
投票最終日の13日、投票率が50%を超えて成立した。
開票が始まり、原発反対派が9割を超えて圧勝し、
新規建設や再稼働が凍結される見通しとなった。投票不成立を目指したベルルスコーニ政権への大きな打撃となった。
イタリア内務省は投票が締め切られた13日夕、暫定投票率が約57%に達したと発表。
全国約6万カ所の投票所のうちの約2万カ所の暫定開票結果では、
原発凍結賛成票が約94.5%を占めた。
原発再開を模索していたベルルスコーニ首相は13日午後の記者会見で
「イタリアは原発にさよならを言わなければならない」と敗北宣言をした。
6.11100万人アクション小出裕章In神戸(内容書き出し)
神戸市での小出先生
「・・・でも、実はそれも嘘なんです
日本中の原発を今即刻全部止めたとしても、日本の電気の供給は何の支障もないというだけ
日本には水力発電所も火力発電所もあるのです。
何としても即刻原子力発電所は廃絶させたいと私は思っているし
停電の不安を感じで原子力が必要だと思っている様な方には
是非とも「そんな事は無いんだと原子力は止めても何も困らないんだ」という事にまずは気付いて欲しいと思います
ただし、私が言いたいのはそんな事ではありません
電気なんて足りようと足りなかろうと原子力なんてやってはならないということなのです」
大熊町から新たな放射性物質=キュリウムなど、微量検出-文科省
時事ドットコム2011/06/13-22:52
文部科学省は13日、
福島第1原発から2~3キロ程度離れた福島県大熊町の2地点から、放射性物質キュリウムを検出したと発表した。
同省の調査で検出されたのは初めて。
いずれも微量だが、同省は「体内に取り込まれると、内部被ばくの可能性があり注意が必要」としている。
半減期が約162日と短いため、同原発から放出されたと考えられるという。
検出されたのは、いずれも原発から西南西に2~3キロ程度の大熊町夫沢。
約2キロの地点で5月1日に採取された土壌から1キロ当たり0.032ベクレル、
約3キロ地点で4月29日に採取された土壌から同0.0093ベクレル検出した。
同地点からは、別の放射性物質アメリシウムも同0.028ベクレル検出されたが、
同省は「微量で、(外国が行った)過去の核実験に由来しているとみられる」としている。
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・福島原発汚染水から出る汚泥について
・海外の脱原発の流れと日本について
・福島県大熊町で発見されたキュリウムについて
6月13日月曜日
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
<参考>
水道水“問題ないが検査維持を”
VHK 6月13日 17時10分 動画あり
水道水に含まれる放射性物質への対策を話し合う厚生労働省の検討会は、
現時点では水道水の安全性に問題はないものの、
梅雨や台風によって降水量が増えるこれから数か月の間は現在の検査態勢を維持すべきだという意見をまとめました。
この検討会は、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、
福島県や茨城県などの一部の水道水から国の指標を超える放射性物質が相次いで検出されたことを受けて、
厚生労働省が設置したもので、放射線の専門家などが検査態勢や対応策を検討しています。
検討会では、これまでの検査結果から、放射性物質が国の指標を超えたのは3月中旬から下旬にかけてで、
4月以降は超えていないことから、
今後、福島第一原発から再び大量の放射性物質が放出されるなど、大きな変化がないかぎり、
水道水の安全性に問題はないとしています。
そのうえで、梅雨や台風によって降水量が増えるこれから数か月の間は、
大気中の放射性物質が雨とともに降り注ぐ可能性があることから、
原則として自治体や水道事業者などが週1回から毎日行っている現在の検査態勢を維持し
、安全性の確認を続けていくべきだという意見をまとめました。
また、水道水に含まれる放射性物質の濃度が上昇した場合に除去する方法については、
放射性セシウムは浄水処理の際に泥を取り除くことでほとんど除去できるほか、
放射性ヨウ素は浄水処理の初期の段階で塩素と活性炭を入れることで放射性物質を減らすことができるとしています。
厚生労働省は13日の意見を基に、近く報告書をまとめ、ホームページで情報を提供していく方針です。
汚染水処理後の放射性物質、汚泥1立方センチに1億ベクレル
毎日新聞 2011年6月10日 東京朝刊
◇福島第1原発事故 東電、工程表に含まず
東京電力は9日、福島第1原発の敷地内にたまっている、高濃度の放射性物質を含む汚染水処理システムの概要を、
経済産業省原子力安全・保安院に報告した。
この作業で発生する廃棄物の汚泥は、1立方センチ当たり1億ベクレルの高濃度の放射性物質を含む。
増え続ける汚染水の処理を急ぐ一方、
こうした汚泥の保管方法や最終的な処分先について東電は工程表に含めておらず、新たな課題となっている。
【比嘉洋、関東晋慈、八田浩輔】
15日以降に始まる汚染水の処理作業では、
放射性物質除去の実績がある米キュリオン社製や仏アレバ社製の特殊な装置を使用。
水と放射性物質を含む汚泥を分離させる。
汚泥には汚染水に含まれる放射性物質が凝縮されるため、高濃度になる。
東電は、この作業で年内に発生する汚泥の総量を約2000立方メートルと見込んでおり、
集中廃棄物処理施設の一部に保管する方針だ。
ただ、施設には平常時の運転で生じた放射性廃棄物が既に保管され、1200立方メートル分の容量しか残っていない。
東電は、発電所敷地内に汚泥を保管するための専用施設を新設する。
問題は、汚泥が高線量で管理が難しいことだ。
アレバ社も「毎時1000ミリシーベルトを超える汚染水から出るスラッジ(汚泥)は扱ったことがない」と認める。
平常時の放射性廃棄物は青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場に移送されているが、
今回の原発事故で発生した廃棄物は処分先も決まっていない。
汚泥の処理について、原子力安全・保安院の西山英彦審議官は9日、
「(汚泥は)日本でも出たことがないので、研究開発からやらないといけない。安全規制、現実の処理の方法、法律上の処理を考えると、長いプロセスになると思う」と難航する見通しを示した。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は
「保管する容器をどう作るのか、どう処分するのかは決まっていない」と述べた。
◇15日稼働 1日1200立方メートル処理
東京電力が9日、原子力安全・保安院に報告した福島第1原発の高濃度汚染水の処理システムの概要によると、
1日1200立方メートルの汚染水を最大1万分の1の濃度に下げ、原子炉の冷却水として再利用する。
既に主要機器の設置工事を終え、15日ごろの本格稼働を目指すとしている。
一方、原子炉建屋地下などにたまった汚染水は地表レベルに迫っており、綱渡りの状態が続いている。
システムは、集中廃棄物処理施設に移送した汚染水を
(1)油分の分離
(2)放射線レベルの低減
(3)海水分の塩分除去--の3段階で処理する。
最も重要な過程である(2)では、鉱物のゼオライトでセシウムを吸着させた後、
汚染水をかき混ぜながら薬剤を入れて沈殿させ、上澄みを抜き取る。
米キュリオン社と仏アレバ社の技術をそれぞれ採用した。
10日にも低濃度の汚染水を使いシステム全体の試運転を始める。
汚染水の総量は10万立方メートル以上で、原子炉への注水によって現在も増え続けている。
一連の処理で濃度が1000分の1程度まで下がらない場合は「汚染水をもう一度循環させて対応する」とした。
しかし、処理能力が半減するため、
収束に向けた工程表が遅れる可能性があるほか、汚染水が外部に流出する恐れが増す。
東電は、こうした場合や大雨で汚染水の水位が増した場合には、汚染水を他の施設に移送してしのぐことも検討している。
イタリア、原発再開を凍結へ 国民投票が成立
朝日新聞2011年6月13日23時53分
閉鎖されたイタリアの原発
原発再開の是非を問うイタリアの国民投票は、
投票最終日の13日、投票率が50%を超えて成立した。
開票が始まり、原発反対派が9割を超えて圧勝し、
新規建設や再稼働が凍結される見通しとなった。投票不成立を目指したベルルスコーニ政権への大きな打撃となった。
イタリア内務省は投票が締め切られた13日夕、暫定投票率が約57%に達したと発表。
全国約6万カ所の投票所のうちの約2万カ所の暫定開票結果では、
原発凍結賛成票が約94.5%を占めた。
原発再開を模索していたベルルスコーニ首相は13日午後の記者会見で
「イタリアは原発にさよならを言わなければならない」と敗北宣言をした。
6.11100万人アクション小出裕章In神戸(内容書き出し)
神戸市での小出先生
「・・・でも、実はそれも嘘なんです
日本中の原発を今即刻全部止めたとしても、日本の電気の供給は何の支障もないというだけ
日本には水力発電所も火力発電所もあるのです。
何としても即刻原子力発電所は廃絶させたいと私は思っているし
停電の不安を感じで原子力が必要だと思っている様な方には
是非とも「そんな事は無いんだと原子力は止めても何も困らないんだ」という事にまずは気付いて欲しいと思います
ただし、私が言いたいのはそんな事ではありません
電気なんて足りようと足りなかろうと原子力なんてやってはならないということなのです」
大熊町から新たな放射性物質=キュリウムなど、微量検出-文科省
時事ドットコム2011/06/13-22:52
文部科学省は13日、
福島第1原発から2~3キロ程度離れた福島県大熊町の2地点から、放射性物質キュリウムを検出したと発表した。
同省の調査で検出されたのは初めて。
いずれも微量だが、同省は「体内に取り込まれると、内部被ばくの可能性があり注意が必要」としている。
半減期が約162日と短いため、同原発から放出されたと考えられるという。
検出されたのは、いずれも原発から西南西に2~3キロ程度の大熊町夫沢。
約2キロの地点で5月1日に採取された土壌から1キロ当たり0.032ベクレル、
約3キロ地点で4月29日に採取された土壌から同0.0093ベクレル検出した。
同地点からは、別の放射性物質アメリシウムも同0.028ベクレル検出されたが、
同省は「微量で、(外国が行った)過去の核実験に由来しているとみられる」としている。
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06.13
Mon
昨日の菅総理の発言に関して、言い間違えた一部部分だけが取り上げられている内容が多く
本音の発言に関しては新聞もテレビもネットの書き込みですらあまり見かけないけれど
昨日の自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」で
菅総理が話した内容は素晴らしいと思いました。
私は、初めて日本の総理大臣を応援してみようと思いました。(退陣させられそうだけど・・)
菅総理のその部分のコメントを出来る限りそのままの内容で書き出しました
飯田哲也氏のコメント6/11(内容書き出し)のブログとご一緒に見ていただきたいと思います。
自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」
日時 平成23年6月12日(日) 14:00~15:30
場所 首相官邸
参加有識者(五十音順)
・ 枝廣淳子 環境ジャーナリスト
・ 岡田武史 元サッカー日本代表監督
・ 小林武史 ap bank代表理事
・ 坂本龍一 ミュージシャン(ビデオメッセージによる参加)
・ 孫 正義 ソフトバンク社長
[司会]藤沢久美 シンクタンク・ソフィアバンク副代表
出席者の発言が終わった後
43:00ごろから・・・菅総理・・・
私もほぼ皆さんの言われた事と同感です
普通なら反論するところだけど
せっかくだから少し私のような政治家の立場で日本のエネルギー政策の決定、
今は私が責任者ですが、今後の変化これまでの事もも踏まえて少し申し上げたいと思います
実は30年前に初当選した時に
機会があってアメリカのウインドテストセンターに行きました
そしたらいろんな風車が回っていて
「発電したらどうするんですか?」と聞いたら
「送電線に入れます」と。自動的にメーターが動いて売る電気と買う電気を管理すると。
早速日本に帰ってきて
「そういうのはどうなってるの?」と聞いたら
「いや、日本には電気事業法という法律があってそういう一個一個とかそういう電気は買えません」と
「東京都の発電ぐらい大きいのなら買ってもいいですが」という非常にハードルが高いんですね
それからもう一つこれは非常に行政の問題なんですが
科学技術庁というのが当時ありまして
今は文部省と一緒になりましたが
同じくカルトピア計画という研究をしていました
わたしは非常に興味を持って国会で質問しました
結論的にどうなったか
今から30年前ですよ
結論的に「全く採算性が無いから駄目だ」と
つまり、行政がやらなかっただけじゃなくて「わざとやってみたらやっぱり駄目でした」と言って潰したんです
三宅島に東電が外国から買ってきた半径20メートルぐらいの大型の風力発電を2基持っていました
わたし、行って、そのはしごに登りました
それも同じです。数年たったら「やっぱり駄目でした」
つまり、行政に一つの方向があったんです
日本の場合にはある時期から原子力は進める
原子力を進めるうえで結果として邪魔になるものは出来るだけ外していく
私は30年前にそういう実感をしてから、それはずっと感じていました
ですからこの全量買い取り制の問題ももうこの分野でも
何故出来ないんだといえば
いろんな理屈を言います。周波数が変わるからとかいろんな理屈を言います
しかしそんな事はなんとだってなるんだから・・・出来ない理屈ばっかり山のように持ってくるんですね
ですからこれをどうやったら突破できるかなんです
まぁ、総理大臣だからお前やれと言われるのはまさにその通りなんだけど
実は結構分厚い・・・そういうものに対してですね、構造が出来上がっているものですから
それを変える事が出来るかどうかというのが・・・
まさに今これが変えられなかったら、また10年ぐらいはですね変な話ですが動きません
で、国会でも3月12日にその法案を出したんですが
わたしも経産省大臣から関係の大臣に「何とか早くしろ」と言っているんですが
なかなか動かないんですね
私はあえて皆さんにお願いしたいのは
この自然エネルギーは皆さんが言われたように幸いにしてというか
大きな会社が100万キロワットのドーンと3つ作るとかじゃなくて
それこそ5キロワットとか大きくても1000キロワットのものをあちこちに作る
まさに国民参加型エネルギーですから
「国民参加型エネルギーを国民に解放しろ」ということをぜひ、まさに投票券と同じように
エネルギーに参加する権限を与えろと
それには、全部作って売り先まで考えて何とかしろというのは普通の人にはできないわけですから
そういう事で考えればちゃんと配電するメーカーが一定の価格で買って
配電するというのは当然の事なのです
そんな事を少し申し上げてみました
わたしも行政の責任者という立場もありますけども
やはり、どなたかがおっしゃっていましたが省エネというのはやや消極的に聞こえる
先日も東大の学長をされた小宮山先生と話したんですが
20世紀はエネルギーの使用量とGNPの増大がほぼ並行していたと
しかし21世紀はエネルギーの使用量全体量を下げる事が逆に
きちんとした形を取れば生活の質を決して下げるのではなくて上げることになる
あるいはイノベーションとして産業にもプラスになるんだと
つまり、今の行政の発想、関係者の発想
安定供給という言葉を、小宮山先生はその会議で
「なんで安定供給、安定供給と言うんだ」と
私は一瞬「えっ」と思ったんです
つまり「安定供給というのは供給に前提が入っていると
供給量を減らすんだ。と 減らしても大丈夫な技術や社会を作れるんだと
だから、安定供給というと、今供給している物を減らしたら危なくなりますよという
そういう潜在的なといいますか、現状維持の言葉じゃないか」と言われて
私もやはり「あ、なるほどな」と思ったんですが
そういう、この、かなりの広がりで
単に政治の場だけではない広がりでこういう形が広がっていますので
やはりそういう形に変えていくには
私からのご覧になっているみなさんへのお願いでございますが
みんなが投票するのと同じように自分たちにも電力を作らせろと
そしてそれをちゃんと売る事が出来るようにしろとですね
そういう輪が広がっていけば、私は政治が多少変化しても逆戻りはしないんじゃないかと
みなさんの話しを聞きながらそんな思いを持ちました 60:20
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本音の発言に関しては新聞もテレビもネットの書き込みですらあまり見かけないけれど
昨日の自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」で
菅総理が話した内容は素晴らしいと思いました。
私は、初めて日本の総理大臣を応援してみようと思いました。(退陣させられそうだけど・・)
菅総理のその部分のコメントを出来る限りそのままの内容で書き出しました
飯田哲也氏のコメント6/11(内容書き出し)のブログとご一緒に見ていただきたいと思います。
自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」
日時 平成23年6月12日(日) 14:00~15:30
場所 首相官邸
参加有識者(五十音順)
・ 枝廣淳子 環境ジャーナリスト
・ 岡田武史 元サッカー日本代表監督
・ 小林武史 ap bank代表理事
・ 坂本龍一 ミュージシャン(ビデオメッセージによる参加)
・ 孫 正義 ソフトバンク社長
[司会]藤沢久美 シンクタンク・ソフィアバンク副代表
出席者の発言が終わった後
43:00ごろから・・・菅総理・・・
私もほぼ皆さんの言われた事と同感です
普通なら反論するところだけど
せっかくだから少し私のような政治家の立場で日本のエネルギー政策の決定、
今は私が責任者ですが、今後の変化これまでの事もも踏まえて少し申し上げたいと思います
実は30年前に初当選した時に
機会があってアメリカのウインドテストセンターに行きました
そしたらいろんな風車が回っていて
「発電したらどうするんですか?」と聞いたら
「送電線に入れます」と。自動的にメーターが動いて売る電気と買う電気を管理すると。
早速日本に帰ってきて
「そういうのはどうなってるの?」と聞いたら
「いや、日本には電気事業法という法律があってそういう一個一個とかそういう電気は買えません」と
「東京都の発電ぐらい大きいのなら買ってもいいですが」という非常にハードルが高いんですね
それからもう一つこれは非常に行政の問題なんですが
科学技術庁というのが当時ありまして
今は文部省と一緒になりましたが
同じくカルトピア計画という研究をしていました
わたしは非常に興味を持って国会で質問しました
結論的にどうなったか
今から30年前ですよ
結論的に「全く採算性が無いから駄目だ」と
つまり、行政がやらなかっただけじゃなくて「わざとやってみたらやっぱり駄目でした」と言って潰したんです
三宅島に東電が外国から買ってきた半径20メートルぐらいの大型の風力発電を2基持っていました
わたし、行って、そのはしごに登りました
それも同じです。数年たったら「やっぱり駄目でした」
つまり、行政に一つの方向があったんです
日本の場合にはある時期から原子力は進める
原子力を進めるうえで結果として邪魔になるものは出来るだけ外していく
私は30年前にそういう実感をしてから、それはずっと感じていました
ですからこの全量買い取り制の問題ももうこの分野でも
何故出来ないんだといえば
いろんな理屈を言います。周波数が変わるからとかいろんな理屈を言います
しかしそんな事はなんとだってなるんだから・・・出来ない理屈ばっかり山のように持ってくるんですね
ですからこれをどうやったら突破できるかなんです
まぁ、総理大臣だからお前やれと言われるのはまさにその通りなんだけど
実は結構分厚い・・・そういうものに対してですね、構造が出来上がっているものですから
それを変える事が出来るかどうかというのが・・・
まさに今これが変えられなかったら、また10年ぐらいはですね変な話ですが動きません
で、国会でも3月12日にその法案を出したんですが
わたしも経産省大臣から関係の大臣に「何とか早くしろ」と言っているんですが
なかなか動かないんですね
私はあえて皆さんにお願いしたいのは
この自然エネルギーは皆さんが言われたように幸いにしてというか
大きな会社が100万キロワットのドーンと3つ作るとかじゃなくて
それこそ5キロワットとか大きくても1000キロワットのものをあちこちに作る
まさに国民参加型エネルギーですから
「国民参加型エネルギーを国民に解放しろ」ということをぜひ、まさに投票券と同じように
エネルギーに参加する権限を与えろと
それには、全部作って売り先まで考えて何とかしろというのは普通の人にはできないわけですから
そういう事で考えればちゃんと配電するメーカーが一定の価格で買って
配電するというのは当然の事なのです
そんな事を少し申し上げてみました
わたしも行政の責任者という立場もありますけども
やはり、どなたかがおっしゃっていましたが省エネというのはやや消極的に聞こえる
先日も東大の学長をされた小宮山先生と話したんですが
20世紀はエネルギーの使用量とGNPの増大がほぼ並行していたと
しかし21世紀はエネルギーの使用量全体量を下げる事が逆に
きちんとした形を取れば生活の質を決して下げるのではなくて上げることになる
あるいはイノベーションとして産業にもプラスになるんだと
つまり、今の行政の発想、関係者の発想
安定供給という言葉を、小宮山先生はその会議で
「なんで安定供給、安定供給と言うんだ」と
私は一瞬「えっ」と思ったんです
つまり「安定供給というのは供給に前提が入っていると
供給量を減らすんだ。と 減らしても大丈夫な技術や社会を作れるんだと
だから、安定供給というと、今供給している物を減らしたら危なくなりますよという
そういう潜在的なといいますか、現状維持の言葉じゃないか」と言われて
私もやはり「あ、なるほどな」と思ったんですが
そういう、この、かなりの広がりで
単に政治の場だけではない広がりでこういう形が広がっていますので
やはりそういう形に変えていくには
私からのご覧になっているみなさんへのお願いでございますが
みんなが投票するのと同じように自分たちにも電力を作らせろと
そしてそれをちゃんと売る事が出来るようにしろとですね
そういう輪が広がっていけば、私は政治が多少変化しても逆戻りはしないんじゃないかと
みなさんの話しを聞きながらそんな思いを持ちました 60:20
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