2013年5月23日。西アフリカ、ニジェールの政府軍基地とウラン鉱山で自爆テロが起きたhttp://www.mag2.com/m/0001577514.html
2013年5月23日。西アフリカ、ニジェールの政府軍基地とウラン鉱山で自爆テロが起きた。
基地へのテロではニジェール軍兵士20人が死亡。
鉱山では1人が死亡、14人が負傷。爆発により操業は停止された。
これもまた、隠されたニュースである。
同年1月16日。アルジェリアの天然ガス精製プラントで起きた人質拘束事件(日本人10人死亡)は大きく報じられたが、ウラン鉱山での事件は、日本の原子力関係者、原発反対派もほとんど知らない。
仏アレバ社などが運営するウラン鉱山で何が起きたのか?
AFP通信によると、前年、隣国マリの北部を支配下に置いたイスラム過激派のひとつ「西アフリカ統一聖戦運動(MUJAO)」が犯行を認め声明を出している。
「シャリア(イスラム法)に対する戦争でフランスに協力するフランスとニジェールを攻撃した」
この事件もまた、リビアで起きた「史上最悪の蛮行」に起因している。
2011年3月。フランス軍を中心とするNATO軍はリビアを空爆した。出撃は2万回を超えた。
この一方的な破壊は日本ではどう報道されたのか?
テレビでくりかえし流されたのは、「カダフィによる非武装の市民への無差別空爆」だった。
このユーチューブからも削除された映像をおぼえているだろうか。
2月22日にリビア軍がデモ隊を空から攻撃した、とされる映像だが、戦闘機は映っていない。爆音も聞こえない。
完全にねつ造された映像をもとに、日本のマスコミはこう報じた。
「民主革命“アラブの春”がリビアにも拡大」
ウソっぱちである。
そもそも、「リビアのデモ隊」の写真を一枚でも見たことがあるだろうか?
NATO軍は国連安保理決議を受け、出撃した。
「カダフィ大佐の反政府軍に対する容赦なき弾圧から人民を救うために、あらゆる措置を容認する」
反政府軍などリビアには存在しない。
史上最悪の安保理決議であり、この瞬間、国連は死んだ。
リビア国民はどう動いたのか?
2011年7月1日。首都トリポリの「緑の広場」は170万人の群集で埋め尽くされた。
トリポリの人口の95%、全リビア国民の約3分の1が、NATO軍の空爆に抗議したのだ。
リビアでは、家を持つことは「国民の権利」とされていた。家がただの国なのだ。税金がゼロの国なのだから、教育費、医療費はもちろん無料。電気代もただ。
日本のマスコミは、この国をどう描いていたか?
「貧富の差に苦しむリビアの民衆」
……(腰が抜けた)。
テレビを消せ!!
NATO軍の真の目的はなんだったのか。
カダフィは石油輸出で得た144トンもの金塊を原資に、アフリカとアラブの統一通貨「ディナ」を作ろうとしていた。
ディナが誕生するとどうなるのか?
アラブ、アフリカで生産された石油取引が、ドルではなく、ディアナ決済され、アメリカの「ドル支配」が崩壊する。
ドルもユーロも大暴落する。
カダフィはIMF、世界銀行が立ち入れない「アフリカ通貨基金」と「アフリカ中央銀行」を作ろうとしていた。
世界の中央銀行を支配し、「紙幣を印刷する権利」を独占してきたロスチャイルド一族への宣戦布告である。
フランスのサルコジ大統領は、リビアについてこう語っている。
「人類の金融安全保障への脅威だ」
ロスチャイルドをはじめとする世界の銀行家は何をやっていたのか?
リーマン・ショック後、多くの銀行家がカダフィに懇願していた。
「金を貸してくれ」
金を貸したら、爆弾が降ってきた。
2011年10月。カダフィは惨殺された。
怒りは国境を越えた。
大量の武器とともに復讐を誓う人々がマリ共和国北部へと結集した。
2012年1月。トゥアレグ族を中心に人々が蜂起し、マリ北部を制圧。アザワド独立を宣言した。
2013年1月。フランス軍はマリを空爆した。
隣国ニジェールのウラン鉱山での自爆テロは、その4ヵ月後に起きた。
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