大相撲が行われている聖地「両国」とは何か?
とかいって、わしにも詳しいことはわからないんだが。
両国って、浅草橋の先にだけあるのかと思ったら、わしのふるさと、『八つ墓村』『ぼっけえきょうてい』の岡山にもあって、そこにあるのが、「鼻ぐり塚」という謎の宗教施設である。
死んだ牛の鼻につけていた道具が山のように積まれていて、それは今も続いているので、塚の表層は、カラフルなプラスチック製の鼻ぐり。
国と国との境に、死んだ「家族」(牛)の遺品が、山と積まれている。
東京の両国も、そんな場所で、処理できない死体を国境(両国)の向こう側に捨てた、と言われている。それを供養する神社ができ、死者の霊を慰めるために、力士がそこでしこを踏み、神事を行ったのである(間違っていらごめん)。
両国は、国の統制がきく地域の最果てであり、そこに人が集まれば、川原乞食である演技者、歌手、奇術師、香具師、見世物小屋、なによりも博打打ちが集まってきた。
博徒は、博打とともに暴力も仕切っていた、と考えて間違いないだろう。
力士とは何か?
天皇の時代には天皇にひれ伏し、戦国時代には群雄割拠の殿様のために働き、江戸時代には博徒の親分のために働き、常に漂泊していた。
相撲甚句を聴くと、わしはいつも、流れ者の悲哀を感じる。
「優しくて力持ち」は常に権力に取り込まれていたのである。
パンクスがそんなやつらに同情するな!
本当にそうだ。
でもね、絶望した今の日本人に両国があるか!?
相撲協会を民営化し、力士たちに両国を!
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コメント
本当に須田がそんなことを言ったのか?
最低の人格じゃん。
叩けよもっと須田を!
投稿: ロック | 2010年7月 5日 (月) 10時43分