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2010年7月 5日 (月)

大関も元貴闘力も「常習賭博」で捕まったわけではない

 結局、警察は動かない。

 法治国家に裁かれていないんだから、誰が裁いたの?

 マスコミだ。

 だから、「反権力」とか「権力を監視する存在として社会に必要」とか、寝言を抜かしているマスコミは、権力そのものだ。

 蛭子能収さんは捕まったのだ。

 その後、蛭子さんを許したのもマスコミだ。

 つまり、マスコミという権力には、基準がまったくない。

 原理も経験律も何もないまま、人間を破滅させる。人権を蹂躙する。

 ハートがないんだよ、マスコミには。

 みんなが一方向にドドドッと走っているから、自分も走っていることの意味を考えない。罪悪感がない。反省しない。感情がない。

 マスコミが、普通の人間の感情を持っているのなら、警視庁に対し、「なぜ、野球賭博の胴元を捕まえないのか?」と詰め寄るべき。

 警察は、やらないんだよ。たまに、蛭子さんのような有名人を捕まえて、「博打をやっちゃいけません」と、マスコミを使って宣伝するだけ。

 なぜか?

 警察官僚から、末端の「悪デコ」まで、日本の博打利権に首まで漬かっているからである。

 パチンコを管轄する法人、プリペイドカード会社などに、警察官僚は天下りする。

「悪デコ」は、パチンコ屋の主人から、いつ行っても「絶対に勝てる台」を提供される。

 貴闘力は「俺は馬鹿だ」と言ったけど、マスコミは、「博打がやめられないだけの馬鹿」より「甘い汁をすする官」を監視するためにあるんじゃないか!?

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