「歌手」亀井静香くんには、本当にがっかり
このおっさんも、経済成長で税収が増え、日本の財政赤字は心配しなくていい、と言うんだな。
何を根拠に!?
今のシステムで経済成長する、なんて、ほんと、絵空事だ。
「買いたいもの」が何もなくなったのである。
それでも、人間は生きていける。
例えばだよ、わしが愚かにも、エコに燃えていたとき、家中の電球をくそ高い新型電球に替えたら、カミサンは言った。
白熱電球に戻して。
人間の暮らしは、「ちょっと暗い」とか「反応が遅い」とか「食卓がおいしく見えない」とかで、ひどく悲しくなるもんで、それを「恐怖」や「理屈」で押し流せるものではない。
NHKが、LED、有機EL照明の新市場は2兆円規模、と言っていたが、ものすごくまゆつばだ。
電子書籍も同様。今のところ、紙の本がいいに決まっている。
人間が図書館を持ち運ぶ必要はまったくなく、図書館に行って涼もうか、というささやかなイベント性のほうが楽しい。本を借りた帰り道、酒と酒のあてを買って帰る。白熱電球がともる。ゆっくりと本を紐解く。
それは不滅の娯楽だと思うが、わしが強く思うのは、ひつこいけど、出版社が、本の作者を奴隷化していること。
だからわしは、ダウンロード出版に期待している。
ダメでもともとじゃん。印税6%なんてことを平気で言っている今の出版社は、技術的には印税100%が可能なダウンロード出版に勝てるわけがないよ。
あとは文字の内容だよね。
今の日本文学は、村上春樹くんが一人だけ売れている状態。
スポーツノンフィクションにいたっては……。
週刊になった『ナンバー』を走って買いに行った人はどう思った?
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コメント
だから亀井はクソって前に言ったじゃん。
今頃がっかりしてるんじゃねえよ。
投稿: ロック | 2010年7月 9日 (金) 02時12分