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2006年9月30日 (土)

スプリンターズSに鉱脈発見!?

 相撲もそうだけど、グローバル化って、結局、競技をダメにする。

 だって、考えてもみてほしい。スプリンターズステークスの馬柱に4頭の外国馬と不十分かつデタラメなデータがなかったとしたら、もうちょっと気を入れて予想してただろう。夏にはシーイズトウショウのささやかなドラマもあったんだが……。

 なんだかぶち壊された気分。

 わからん。凱旋門賞と同様に。以上。

 ってなわけにもいかないので、苦労してブラッドバイアスを調べてみると……。

 バラバラ。ブラッドバイアスなし!

 騎手は柴田善臣4勝、田中勝春3勝……。

 だからどうした!?

 やっぱりわからん……と言いたいところだが……しかーし!!

 中山芝1200メートルに鉱脈発見!!

 ホンマかいな?

 出走馬を二つに分ければいいのである。中山コースで3着以内の数が4着以下の数より少ない馬は切る。なぜなら、今開催に入って、コース適性に難のある馬は一頭も勝っていないからだ。

 これでシーイズトウショウをはじめとして、7頭が消える。

 3着1回着外1回のチアフルスマイルも相当に危ない。

 ちょっと待て。じゃあ、外国馬はどうなる? サイレントウィットネスは1着1回。他の3頭は初コース……。

 そこだんがな。うーん、やっぱりわからん。

 ふりだしに戻るんかい!?

中山11レース

①単複

①-⑤⑥⑪⑫(③⑬⑭)

10レース

②単複

②-④

9レース

⑬単

7レースは勝負レースだ!

⑦単大勝負!!

⑦-①⑥⑨⑫⑮⑯

中京11レース

②単

②-③⑧

10レース

⑮単複

9レース

⑪単

⑪-①②③⑦⑧⑨

1レースは勝負レースだ!

④単大勝負!!

札幌11レース

②単複

②-④⑤⑦⑨⑬

10レース

②単

12レース

③単複

5レースは勝負レースだ!

④単大勝負!!

④-③⑤⑨⑫

3レースも勝負レースだ!

⑪単大勝負!!

 タイガースは残念。やっぱ、ドラゴンズも実力あるね。

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安倍首相の演説

 読んでみた。

 文章のプロとして言えば、「」部分、特にカタカナ和製英語を使った部分に力点が置かれているということだろう。工夫しました、がみえみえなんだよね。

 ライブ・トーク官邸。

 かっこわる。てゆーか意味わからん。小泉くんのメールマガジンで充分じゃん!

 でも、50過ぎなりに一生懸命やってるわけだよ。

 認めてやらんと。

 でね、再チャレンジだが、何をやってくれるのかといえば、「再チャレンジ職場体験制度」だって。体験させてくれるんだな、おっさんに対して。体験したら安心して新しいキャリアにつける?

 バカにすなーい!

 そんなんで新しい分野に踏み出せるのなら、日本の企業社会は、工場見学を毎日やればいい、ってことじゃん。

 では、実際に作ってみます?

 陶芸教室か!?

 フリーターを8割減らす?

 制度的改革なしで?

 絵に描いたような空論だ。

 覚悟すればいい。格差を放置すれば、南米諸国のようにドミノ倒しが起こるのである。日本人がおとなしいからといって黙っちゃいない。

 史上最大級の嵐のなか、ケガをして倒れているホームレスがいたら、安倍さん、助けないか? 今の日本には、助ける制度がない。しかし、労働市場の柔軟化が極限までいった我が国は、日本人は働いても安全な家を持てなくなり、そこに地球温暖化、規制緩和などなどの理由で事故や災害が襲いかかってくるのである。

 でね、ホームレスを病院に連れて行ったらこう言われる。

 保険のない方は実費負担になります。

 連れて行った人はこの言葉を聞かないですむ。

 30万円とか言われて、ホームレスは帰る。帰る所なんかないのに。嵐。

 死ぬ。

 むちゃくちゃぎすぎすしていると思わないか、この国。私が物心ついた1960年代はこんな国だったか。今より貧しかったが。

 救急看護婦の冷たい言葉を日本人は非難できるか?

 彼女だって、劣悪、苛酷な労働環境でおかしくなっているんだよ。

「美しい日本」は矛盾に満ちている。

 少子化、高齢化で、国は利益を配分するのではなく、不利益を配分する役割を負っている。金がないから今までは助けていた人を助けられない。「イノベーション」で助けられたダメ人間がいたら教えてほしい。

 それでも日本人は安倍くんを支持している。

 私もゴーマンかまして、70%を超える安倍くん支持層、アメリカのブッシュ支持層、韓国、中国の反日な人の精神分析をするならば……。

 みんな不安なんだよ。もうがんばって進歩したり、経済発展したりしたりすることに意味はない。開発のネタは尽きた。国家はがんばった個人に不利益しか配分してくれない。

 だから敵を見つける。恐怖を煽る。国家を「自分の暮らす地域」「家族」と言い換え国家主義にすがりつこうとする。

 名古屋の中小企業の親父は、世界シェアを目指して今も奮闘しているのに。

 なによりも安倍くん、「いかなる場合が憲法で禁止されている集団的自衛権の行使に該当するのか、個別具体的な例に即し、よく研究する」という一文は日本語に対する冒涜である。言葉を研究すれば、殺人や破壊が正当化される、というのなら、私は日々、使っている言語を捨てなければならない。だって、国家権力によって研究されたら日本語の意味が正反対になるのだから。

 日本語の研究の結果、戦争はできる?

 私は日本語があるから日本が好きだし、日本は美しい、と思うことがある。

 演説としての日本語の終わりを私は見た。

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2006年9月29日 (金)

ディープインパクトに朗報だが

 本当に盛り上がっているのかどうか、よくわからないディープの凱旋門賞挑戦だが、わしも渋谷エクウスに取材に行ってきます。

 フランスではラップタイムもなんも取らんから、予想のしようがないが、60年ぶりの小頭数(なんで誰も出てこないのかも謎)は武豊騎手には朗報だ。

 あっさり差し切り?

 いや、ハリケーンランって半端ない?

 結論は出ません。

 さて、JRA競馬ですが、土曜日のメインは札幌2歳ステークス。普通にターントゥー系が強いが、力がいる馬場のためか、ブライアンズタイム系がSS系と互角の成績。ノーザンダンサー系だが、この条件連勝のナムラマースは本物と見る。

函館11レース

⑧単

⑧-②⑫

12レース

⑬単複

10レース

⑪単

⑪-⑤⑦

中山11レース

④単

10レース

③単

③-①②⑥⑪

9レース

①単

①-③④⑧⑩

中京11レース

②単

10レース

⑨単

⑨-②④⑤⑥⑦⑩

8レース

④単

④-⑤⑥

9レースは勝負レースだ!

①単大勝負!!

 さあ、阪神タイガースの3連勝じゃ!!

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2006年9月27日 (水)

ファイターズ、新庄、シンジラレナイ

 北海道の一番熱い夜。

 初回からワンダウン3塁のピンチをスライダー一本で凌ぎ切った武田勝、すごい!

 ダルビッシュ投手のストレートを見たか!?

 田中、マシーアス、金子ら伏兵たちの大爆発!

 そして……。

新庄のコトバ Book 新庄のコトバ

著者:中田 潤
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 恐れ入りました。またしても新庄剛志の言うとおりになった。

 新庄が引退宣言をしたとき、この栄光を誰が予想した!?

 効率にのみ走り、チームはバラバラにされ、人間が孤立した存在として危険と闘わなければならない末期資本主義社会に小さな奇跡が起こった。

 そして、そのささやかな奇跡は、チームと北海道の34000人が守る。

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生きていく道

 そもそも、日本は、どうやって生きてくべきなのか。

 まず、最高の技術を持つ自動車、液晶テレビ、フラッシュメモリー、パソコンなどなどであろう。

 でもね、農業の技術でも日本は世界一の水準であり、自動車のアルコール燃料を効率的に作る技術はおそらく世界一。だったら、日本はブラジルや中国とともにエネルギー政策を作るべきなんじゃないか。燃費のいい車を作る技術はダントツなんだし。

 安倍くん、最優先課題はどうやって日本人が食っていくか、ではないのか。教育じゃないよ。憲法改正でもない。自動車の分野で石油も使わず、CO2も出さず、安全に人を運べる技術、それは日本人がやるべきだ。

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クイズです

 新環境大臣は誰?

 ネットで検索しても出てこない。

 数年後、一番大変な立場に立たされる人なのに。

 京都議定書の約束年、日本にも信じられないような嵐が次々に近づいている昨今、名前すら思い出せないじいさんが環境大臣。哀れ。

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2006年9月26日 (火)

ボンボヤージュ?

 本当の危機を目前にして、みんな逃げた。

 小池くんは、「最長より最善の大臣だったといわれたい」とおっしゃってたが、CO2排出量は増えてるぞ。何やってんだ。

 竹中くんは「ボンボヤージュ」。新自由主義経済政策の罪は数え上げたらきりがない。ファンド資本主義の成立で国富はアメリカに移動し、株高経営は市場の金を一瞬にして蒸発させ、構造改革は悲惨な交通事故を生み、日本人の半分は生活が苦しい。

 で、やっと終ったと思ったら、新内閣は知らん人ばっかりだ。なぜ、知名度がないか、といえば、安倍くん友達やツケを払わなければいけない人だらけだからだ。

 そもそも「美しい」という概念は、私個人と国家との契約にはなんの関係もない。

 再チャレンジ? どこの窓口に行って相談すりゃいいの。私がやってみようか。ダメライターの再チャレンジ体験記を。結局、再チャレンジって安倍くんの「派閥」のためのお題目だったんじゃないか。

 希望はない。うっすらと懐古的気分だけがある。

 安倍くんの論理でいくとね、日本は「昨日より明日が豊かになるように」戦争をしよう、ってなるよ。ファンド資本主義にとって、最終の利益確定は戦争なんだから。

 でもね、今に気がつく。ユーロ圏が通貨を統一し、福祉国家を目指し、南米が一瞬にして反米政権に取って代わり、WTOが再開されない理由がわかる。世界は一変しているのに、日本だけが日米同盟、グローバリズム、新自由主義、そして、「美しい国」ナショナリズム……。

 すでに笑いものだよね。日本、アメリカ、イギリスの最高権力者は。

 小沢くん。ブラジルを訪問したまえ。

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漫画だが

Vフォー・ヴェンデッタ 特別版

DVD

Vフォー・ヴェンデッタ 特別版

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2006/09/08
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 漫画だが、面白かった。

 でもね、反体制がこんな風なのもんになるのも、ひとつの情報なんじゃねえか。マトリックスもそうだし。

 ガス抜き、かもしれないし。

 反体制をものすごく架空で作る。一方で9・11をドキュメンタリータッチで描く。

 これもマトリックスなんじゃねえの。

 いずれにしても、権力者は支配すべき人民が「情報」でできていることを知っている。日本人は特に。

 騙されないように。マトリックスが革命の映画、なんて思ったやつから騙される。

 ハチドリ、マトリックス、Vなんじゃねえ。

 で、美しい国。

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2006年9月24日 (日)

桑田真澄選手も退場

 桑田はサバサバしていて、それを常識的コメントで支持する江川。

 どこでどう間違ったのか。読売ジャイアンツは、英雄を英雄のまま生かしてくれない。

 またか、ってやつでしょ。

 マリーンズのモロとは、まさに好対照。ジャイアンツ以外のチームはまず、人間の幸福を最優先する。

 私も千葉で叫びたかった。

 モーロ、モーロ!!

 許しがたいのは、桑田がFAについて発言したときの、ナベツネの大人げのなさだ。

 ワシが借金を肩代わりしてるんだから、何をいうか。ナベツネは下品なことにその金額まで暴露した。

 下品。読売ジャイアンツに贈る言葉は、ただ一言、下品。

 ナベツネが十数億円の桑田の借金を肩代わりしていた。だから、桑田は投げ続けなければならなかった。でも、怪我はするし、思い通りにいかないことだらけである。

 これもまた資本主義の悲劇である。

 マンション転がしなど、マネーゲームに踊った桑田を笑える日本人がいるか。みんな踊り、みんな死んだのである。

 マンションの屋上から飛び降りるのをやめた桑田は、ジャイアンツ球場の外野を走った。フェンス際の芝生ははげ、いつしかそこは「桑田道」と呼ばれるようになった。

 笑っちゃダメでしょ。

 みんな儲かると思ってそうしたのだ。

 まず、ノムさんが桑田を拾うことを希望する。「マークン」とまた、握手する清原も見たい。

 90年代、プロの中のプロと呼べる投手はまず、桑田真澄だった。

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競馬名勝負読本

 この本を引っ張り出すことがよくある。資料として。

 でね、あの時代になぜ、競馬にこれだけの人が熱狂していたのか、改めて思い知らされる。

 ここ2年、名勝負はあったか。

 シロッコとディープインパクトは、「名勝負」になるのだろうか。ハリケーンランだっけ、あとは。

 神戸新聞杯に注目。日本競馬は人間を腑抜けにする勝負を製造できるのか、否か。

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2006年9月23日 (土)

ハイペース馬単、ヒット!

 初めてダートで試したが、土曜中山メインでいきなりヒット!

 27倍だけどね。

 ②オーゴンサンデーでチクッと来てくれたら万券だったが。札幌5レースで65倍っちゅうのも取ったし、この調子でいきましょう。

 ダービー1~3着が揃った神戸新聞杯だが……舞台は中京。無理スジ承知で大穴狙いじゃ!

中京11レース

⑭単複

⑭-⑥⑨⑪⑮

10レース

⑨単

⑨-①②⑪

9レースは勝負レースだ!

⑫単大勝負!!

8レースも勝負レースだ!

⑯単大勝負!!

中山11レース

⑩単

⑩-③⑥⑧⑨⑪⑭

10レースは勝負レースだ!

③単大勝負!!

③-⑦

9レース

⑤単複

⑤-⑥⑨

札幌11レース

⑨単複

⑨-①④

10レース

⑧単複

⑧-⑥⑫⑬⑭

12レース

⑪単複

7レースは勝負レースだ!

⑤単大勝負!!

3レースも勝負レースだ!

⑪単大勝負!!

 かつて、オグリキャップとロジータとオールダッシュが闘ったオールカマーは一番好きだったレース。こんなダメ条件にしたのは誰なんや!?

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2006年9月22日 (金)

宮内くんもひき逃げ

 宮内義彦くんが規制改革会議・民間開放推進会議議長をやめた。

 潮時ってことだな。

 銀行の不良債権問題でアメリカに売れるものは格安で売り切った。

 大不況の11年で労働市場の「柔軟化」も成し遂げた。

 結果、景気は回復基調で日本人の半分の生活が苦しい。

 まあ、辞めたんだからめでたい、と言っておこうか。私は絶対許さないけどね。

 週末です。いきましょう。

 中山メインの舞台はダート1200メートル。人気馬総崩れ、ってことはまずないが、大本命がなぜか勝ちきれない、というのがこの舞台の特徴。内田博騎手の勝ち数が一番多い、というのも、腕がものをいう舞台、ってことか。種牡馬では、サクラバクシンオー産駒を買っておけば損はしない。

 で、今日の発見。私が芝のレースでやっている「ハイペース好走馬」作戦が、500万クラス以上のこの舞台でも通用しそうなのだ。よって、馬単で穴狙いも。

中山11レース

③単複

③-①②④⑥⑦⑩

10レース

⑤単複

⑤-④⑦⑧⑨⑬⑭

9レース

⑥単

⑥-①④⑧

2レースは勝負レースだ!

⑤単大勝負!!

中京11レース

⑧単

⑧-①④⑨⑫⑭⑯⑰

10レース

⑪単

⑪-①⑥⑫

9レース

⑭単複

札幌11レース

⑫単

⑫-①⑥⑦⑧⑪⑯

10レース

⑤単複

⑤-①⑥⑨

12レース

⑤単

⑤-④⑨

 クラブC-PATを開いていみると、現在、回収率76%。きっちり「胴」だけやられている。控除率を5%引き下げてくれたら、競馬は国民的娯楽になると思うんだが。

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2006年9月20日 (水)

クーデターだよ

インタイランド。

 国王を中心にした軍政国家。

 それがタイ。違う?

 そこでクーデター。

 軍から軍へ。

 ということでしょ。

 で、国権は国王にある、とクーデター派も言う。

 国民は?

 国民はどうすればいい?

 ブッシュさん、民主主義を世界に広めるのが、ブッシュ政権の目的なら、タイを攻撃しろ。少なくとも今は、タイ国軍の戦車は市民を狙ってるぞ。 

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2006年9月18日 (月)

シンクロはおもろいのう

 うおっほん。

 ダメ人間生活を改め、頭を丸め、ゆっくりと風呂に入り、いつもより入念にストレッチをやり、コロナビールの瓶にライムをねじ込み……うぐうぐうぐ……。

 結局、飲んでんじゃん。ダメ人間じゃん。

 ぶはー。

 しかし、シンクロのチームって、おもろい。競馬を予想しながら、テレビをつけたのだが、ロシアで目が点。イタリアのダリで赤ペンが止まる。中国の二人リフトもすごかったし、カナダもいいね。日本代表だけは、なんで2番目なのかよくわからなかったが。

 そういえば、セントライト記念の「日本代表」も、ありゃ、なんだ!?

 イネス騎手が内ピッタリをロスなく進むなか、リスクを冒しているわけじゃないのに、なんでだかふくらんでごちゃついて落馬して……。

 1番人気9着だった武豊騎手、何をやっていたのでしょう。トーセンシャナオー、普通に走ればものすごく強いじゃん。

 しかし、500万条件で負けっぱなしの馬がいきなり重賞制覇だぞ。

 7レースでも穴開けられたし。やっぱ、日本競馬はどこか安全運転なんでしょう。外人騎手が来るたびにこれでは、そう言われても仕方ないでしょ。

 後藤騎手、気合入れ直しじゃ!

 さて、変則開催最終日は、メインがともにダート1700メートル。なんで、調べてみると、やっぱり、ブラッドバイアスはあると思う。中京ではエルコンドルパサー、フレンチデピュティが目立つ程度で、血の偏りは目立たないが、

 札幌ダート1700メートル、35戦中、ターントゥー系16勝! 2着14回!

 よって、エルムステークスは「ブライアンズタイム馬単」も買ってみる。

札幌11レース

⑪単複

⑪-⑤⑥⑧⑫⑬

10レースは勝負レースだ!

⑪単大勝負!!

9レース

②単複

②-③⑧⑨

中京11レース

⑩単複

10レース

②単

②-④⑤

底なし沼 Book 底なし沼

著者:新堂 冬樹
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 これを古本屋で買うてきた。こっからは、安い小説とアーリータイムスじゃ。

 ……やっぱ、ダメ人間。

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2006年9月17日 (日)

追加、勝負レース

 中京1レース、単⑫900円的中!

 中山3レース、単⑨1070円的中!

 この調子で行きましょう。

中山12レースは勝負レースだ!

⑫単大勝負!!

⑫-⑧⑩

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2006年9月16日 (土)

中日ファンには一生の思い出?

 やられた~。

 き、れいに、やられた~。

 かつて、大井競馬場のゴール前に、馬券も買わずにそう叫び続けるダメ人間がいたが、今日はそいつの気持ちがわかる。

 41歳にノーヒットノーランやられて、今シーズンは終わり。

 ま、長く夢を見られたんで、いっか。

 金本さん、下柳さん、矢野さん、ありがとう。

 明日は意地を見せようじゃん!

 つーわけで、三日連続開催のハイライト、馬券をガシガシ買いましょう。

 セントライト記念ですが、今年、中山芝2200メートルは、サンデー系が10戦5勝。

 アドマイヤベガ産駒も勝っているし、有力馬には心強いデータかもしれないが……。

 しかーし、サンデー系の3着は10戦中なんと7回!

 土曜日のメインでもミスプロ系がサンデー系を差し切ったじゃん。無謀かもしれんが、前5走、すべて上がり3ハロン34秒台の脚で伸びてきている①ダイワバゼラードが届いたら大穴だ。

中山11レース

①単複

①-②⑤⑧⑨⑩⑫

10レース

⑬単複

9レース

⑫単複

中京11レース

③単複

③-⑤⑥⑧⑫⑬⑭⑯

10レース

⑦単複

9レース

⑩単複

⑩-④⑨

7レースは勝負レースだ!

⑤単大勝負!!

6レースも勝負レースだ!

⑬単大勝負!!

⑬-③④⑥⑧⑩⑪⑮

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対宮内義彦 ライフワーク

 月刊現代、取材拒否。

 中田潤、取材拒否。

 朝日新聞、なんで今、宮内義彦インタビューが載るかな。

 わたしや月刊現代がチンピラなんでしょう。

 で、どうよ。宮内見解。

 15年以上やった構造改革は「実に切ない運動だ」!?

 今日も私の家の前でトラック事故があった。多分、死亡事故だ。リースでの運送業参入自由化で宮内くんがいくら儲けたかは知らないが、人が死んだんだぞ。道路は明らかに危険になったぞ!!

<「日本の社会にとって心地良い格差」を作るべきだ。>

 今は?

 心地悪い。 

 ということは、さらに格差をつけるべきだ、というのが宮内さんの見解だ。

 死ぬ。私の周りの人はまた、どんどん死ぬよ!!

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ストリートワイズ

 みんな、神取忍さんが国会議員になるのを……。

 アホ!!

 そう思ってるよね。

 今に思い知らされるよ。

 ストリートワイズ。ダメ人間が生きる知恵について。

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カンちゃん(神取忍)、おめでとう!

 竹中くんが退場(なんで、議員まで辞めければならかったのか、宮崎学さんのサイトを参照)。

 で、日本一頭のいい、テストの成績が一番よかった人が逃げて、横浜のダメ人間だった人が議員になる。私、こんなうれしいことはない。

 神取忍さんの周囲は、シンナー中毒、暴走族、死んじゃった人、ケンカでやられて障害者になった人、そういう人ばっかりだったと聞いている。

 神取さんはわかってくれると思う。

神話(カンワ) Book 神話(カンワ)

著者:神取 忍
販売元:マガジンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 私は、自民党がダメ人間を殺そうとしたとき、国会議員になったカンちゃんにメールをする。

 皆さんもそうしたらいいと思う。

 カンちゃんは絶対にわかってくれるから。

 筋が通らなかったら、カンちゃんは、自民党をやめるから。

 竹中くん、ダメ人間を何人も殺して、逃げられると思ったら大間違いだよ。

 産業再生機構がらみでアメリカ人に巨額の富をみついでさ、一体、日本人の誰が一息ついた?

 万死に値する。

 首洗っとけ!!

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2006年9月15日 (金)

参院議員 新庄?

http://www.nikkansports.com/baseball/p-bb-tp0-20060915-90169.html

 民主党は世界一のダメ政党である。

 自民党が新庄くんに出馬オファーをするのはわかるよ。タイゾーくんもすでに先生だし、ホリエモン、佐藤先生となんでもありだから。

 しかし、民主党は、小沢くんを神輿としてかつぎ、「政治のプロ集団」として、マジョリティーのための政策をはっきりと掲げて小泉破壊政治と対峙すべき時期なのに、なんで、新庄くんに打診をするかな。

「確定申告ってなんですか?」

「ナポレオンって何? それってヴェルサーチより有名なん?」

「人から聞いたんだけど、景気が悪くなるのは、みんなお金を遣わないからなんだって。うーん(悩む)」

 2000万円も稼ぎながら納税の義務すら知らなかったのだから、年金未納どころの問題じゃない。

 小沢くん、この本を読んでくれ、頼まあ。

新庄のコトバ Book 新庄のコトバ

著者:中田 潤
販売元:講談社
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 というわけで、週末です。いきましょう。

 この週末は3日間の変則開催なんですな。ビールでも飲みながらゆっくり楽しみましょう。

 おろ、土曜日中山のメインはまた、芝1800メートルなんですな。で、普通に予想するとフジキセキ産駒の⑩ムーンシャイン本命。また、サンデー系2着か……。

中山11レース

⑩単

⑩-①⑤⑥⑦⑪

10レース

⑧単複

8レースは勝負レースだ!

②単複大勝負!!

②-①④⑤⑥⑦

7レースも勝負レースだ!

⑯単大勝負!!

⑯-⑤⑪⑫

札幌11レース

⑪単

10レース

④単

④-②⑨

9レース

②単

②-⑤

4レースは勝負レースだ!

⑩単大勝負!!

 竹中くんもまんまと逃げた。ひき逃げだな。

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2006年9月13日 (水)

びっくりしたなあ、もう

闇金ウシジマくん 5 (5) Book 闇金ウシジマくん 5 (5)

著者:真鍋 昌平
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 なんなんだよ。

 私がたまたま、国技館で愛子さまといっしょに相撲観戦しただけだっちゅうのに、アクセス数が250超!

 競馬のブログやってる場合じゃない。皇室ウォッチングをやれば、人気ブログになれる、っちゅうことやな。そんなに気になるか、皇室。なるんでしょうなあ。

 その日、池袋の暗黒酒場で飲んでいて、その話を出すと、

 天皇制反対。

 みんなそう言うのだが、みんな私の話を聞く。

 なんで?

 おそらく、天皇制が面白いからだ。

 根拠がない話、だからだ。

 9・11テロ後のアメリカは間違っている、という話では盛り上がらない。根拠があるらね。

 書店では今、9・11はアメリカの謀略、と言う本がうじゃうじゃ出てきた。

 その根拠は!?

 決定的な根拠は未だ、示されていない。しかし、こっちの方が売れる。

 根拠がない方が常に支持される。

 民主主義って、やっぱ、ものすごくめんどくさい手続きである。

 この本の風俗客の物言いこそ、何よりも民主主義の困難を物語っていると思うぞ。

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2006年9月11日 (月)

愛子さまに向かって拍手する

 お相撲観戦なんで、午後1時からビールを飲む。うちに帰っても角のロックをぐびぐびやって、テレビを見ていると……。

 両国国技館から、宮さま一家退場のシーン、愛子さまの表情を見ましたか。

 私、隣の升席にいた坊主頭カラーシャツのコワモテ親父に「立てよ」と恫喝され、宮さま一家に拍手を送ったのだが、ニュースに映っていた愛子さまのお顔は……。

 不思議。

 この3文字が張り付いていた。

 私はなぜ、喝采を浴びているの?

「適応障害」(だっけ?)の母君、雅子さまは、娘の疑問に対し、合理的な説明ができるだろうか。

 幼子が始めて世間と接するとき。

 遠くで太った男たちが闘い、その光景に興じていると、客が立ち上がって拍手を送る。みんな、私の方を見る。

 科学と資本主義と民主主義が支配するこの国で、愛子さまは、この現実と折り合いをつけなければならないのである。

 哀れだ、母子ともに。

 こう言ったら怒られるのなら、こう言うしかない。

 がんばれ。母子ともに。

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愛子さまと相撲を見た

 IPATで馬券を買って、身内と両国国技館へ。

 大相撲秋場所、初日である。

 雅山、負け。

 白鵬も負け。

 なんだか、ここ数年、初日はいつもこうだよな。

 主役が負ける。

 で、結局、9月10日の主役は、ロイヤルボックスの愛子さまで、満員御礼の大観衆に初おての披露目。「笑わない子ども」という風評をご否定された。「ご否定」って日本語として変か。

 さらに星取表を自ら鉛筆を持ってお書きになってたな。聡明でいらっしゃる。

 雅子さまもお元気そうで、よかったよかった、と思いロイヤルファミリーをお見送りして、駅に向かおうとすると……。

 大相撲ってやっぱ、スポーツでも興行でもねえよ。

 国技を見た日本国民が幸せな顔で歩くはずの正門は、宮さまご一行のたった3人のための専用出口となり、私ら「下々」は裏口で大渋滞。汗まみれ。相撲興行って呼び出しが何人いるのかわからないほど余剰人員だらけなのに、正門封鎖の理由を説明しないし、パニック状態の群集を誘導しようともしない。

 1万円超を払ってきた客にこの扱いはどうよ!?

 力士は常に権力者のために存在した、という言説を改めて思い知らされた。大相撲はまず、宮さまのために存在する。お客さまは神様ではない。

 気分を害した。害したけど、大相撲を合理化すべし、なんて言う気は私にはない。

 八百長をなくし、近代スポーツの体裁だけは整えた。グローバル化も実現し、番付の上位は、本名、出身地ともカタカナだらけになった。

 一番やっちゃいけないことばかりやっちゃった感もあるが、この競技、「形式」を一つでも合理化したら、すべてが消えてなくなる、のかもしれない。そういう危うさこそが、この競技の最大の魅力なのかもしれない。

 結びの一番は、モンゴル人とグルジア人の闘いだったが、やっぱり尻丸出しでちょんまげをしている。白露山の日本一ちっちゃい髷ってなんのために結われているの?

 人間は不思議である。

 根拠はない。合理性も必然形もない。

 しかし、天皇は男系男子じゃなきゃなれないし、白露山のはげ頭の首の上にはちっちゃな髷が作られる。日本の豊穣を祈る神事を司っているのは、もう何年もハワイアン、モンゴリアンである。

 日本人って「形骸化」が大好きだよね。形骸化されて初めて安心するというか。

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2006年9月 9日 (土)

本ができました

新庄のコトバ Book 新庄のコトバ

著者:中田 潤
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 本ができた!!

 とにかく、「泣いて笑って、ずるーっとコケ」られること必至のお笑いスポーツノンフィクションになっているので、是非、立ち読みをしてみて下せえ!

 阪神優勝!!

 日本ハム優勝!!

 日本シリーズ第7戦、4-3阪神リードの9回、二死満塁。

 世界一やかましい甲子園球場。

 マウンドには藤川球児!

 打席には新庄剛志!!

 そういうことが起こるかもよ。

 だって、新庄剛志だから(理由になっていないけど)。

 つーわけで、大金持ちになる準備完了(準備だけはね)。日曜日もバシバシ競馬に張りましょう。

 京王杯オータムハンデ。いい響きである。競馬者にとって秋の訪れを告げるレース名。競馬の「本場所」突入である。

 中山芝1600メートルは、1800とは打って変わってサンデーサイレンス系、ターントゥー系の独壇場である。「現代競馬」の表舞台といった趣だが、馬券が固く決まるというわけではない。この舞台は、フジキセキ産駒が穴になる、とおぼえておいて損はない。本家のサンデーサイレンス産駒もワンツーで高配当、ってな不思議な振る舞いをするのであった。

 今年のメンバーは、有力馬のデータ差がほとんどない。ここは、サンデーサイレンス産駒⑬ペールギュントのブラッドバイアス激走を期待。

中山11レース

⑬単複

⑬-⑦⑫⑭

10レース

⑧単

⑧-⑦

9レース

⑥単複

中京11レース

⑤単

⑤-②③④⑥⑩⑱

10レース

⑧単複

9レース

①単

札幌11レース

⑥単

10レース

⑨単

⑨-③

12レース

⑧単

 今日、3連複の史上最高配当というのが出たが、私が持っていた馬券は、⑦デンコウグリーン(中京3レース)の単複だけ。700万近く儲けた人もどこかにいたのに、わしは複勝5400円のみ。

 ま、いつもそうなんだけどね。『大山倍達正伝』を買おう!

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2006年9月 8日 (金)

え~、なんだかんだ言って、いい世の中ですよ

 余裕の安倍くん、むっつりして「絆」と言う谷垣くん、お笑い担当として立候補した麻生くん……このスリーショット、どうでもいい話を聞いていると、立川談志師匠の(最低最悪の)第一声を思い出す。

 え~、なんだかんだ言って、いい世の中ですよ。

 全員、親米保守かつ市場原理主義者だ。

 誰がなっても変わらんよ、という無力感。

 でもね、とりあえず、安倍くんは靖国参拝について、「行ったか行かないか、を明らかにするつもりはない」と言ったのである。

 権力を握る前に「説明責任放棄」である。

 民主党の小沢くんが指摘しているとおり、アジア外交をぶち壊したのは、小泉くんの靖国参拝ではなく、「参拝しない」ようなことを言っておいて、参拝した小泉くんの言行不一致だった。であるならば、安倍くんは総理の資格はどうかわからないが、少なくともアジアのリーダーになる資格はない。

 かくして、「美しい国」日本は孤立する。

 安倍くんが京都議定書違反をどう釈明するのか(「言うつもりはない」と言うのが通るのなら、どんなに批判されてもへっちゃらだが)、今からの楽しみにしつつ、週末だ。いきましょう。

 今週から中山。メインは芝1800メートルだが、この舞台のブラッドバイアスははっきりしている。

 サンデーサイレンス系が大挙出走→本命もそのなかから選ばれる→しかし、サンデー系は勝ちきれない→トウカイテイオーなど傍流かミスプロ系が穴を出す→サンデー系を買った私は勝てない。

 なんと18戦中、サンデー系2着10回!

 ブライアンズタイムなどを含めターントゥー系でくくると2着12回!

 傍流中の傍流、ダマスカス系の②アイスドール、ミスプロ系の⑩チャームアスリープなんか怪しいのでは。

中山11レース

⑮単複

⑮-②④⑧⑨⑫

 とか言って、スペシャルウィーク産駒から買うのかよ!? だから負けんるんだよ。

10レース

⑧単

⑧-①②③⑩

9レース

③単複

③-⑧⑨⑩⑫⑮⑯

中京11レース

⑫単

⑫-④⑥⑪

10レース

⑥単

9レースは勝負レースだ!

⑨単大勝負!!

⑨-①⑥⑧⑫⑬

札幌11レース

⑥単複

10レース

②単

②-①④⑤⑫

9レース

⑧単

12レースは勝負レースだ!

⑬単大勝負!!

⑬-①⑥⑨⑪⑫

4レースも勝負レースだ!

⑧単大勝負!!

 阪神優勝!

 まだあきらめん!

 前田智徳様様!! 

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2006年9月 6日 (水)

インディカーもエタノールで走る

 タクシー料金が値上げされるらしい。

 宮内くん、何度も聞くが、何のための規制緩和だったの?

 利用者は確実に減る。

 タクシー会社の経営は逼迫する。

 企業の経費は増える。

 ドライバーの月給は生活できないレベル(今でも15万なんてザラらしいぞ)にまで落ち込む。

 しかし、大幅に増えた空車はエンジンを切らないからCO2の排出量は増える。

 地球はさらに暑くなり、大都市を丸ごと壊滅させる嵐が発生し……。

 いいこと、ひとつもねえじゃん!

 ここんとこ、私はバイオエタノール燃料について調べているのだが、いろいろ、面白いことが出てきた。

 ヘンリー・フォードは、エタノールで走る、という前提で自動車を開発していた!

 アルコールとガソリンを比べてみれば、どちらがきれいに燃え、扱いやすいかわかろうというものだ。

 2007年、インディカーは100%、「トウモロコシで走る車」になる!

 環境問題を考えて?

 そんなわけねえ。エタノール車がガソリン車に比べて直線のスピードで劣るのなら、ファンがそれを許すわけはない。

 実際、エタノール・インディカーは時速220キロ超をすでに記録!

 なぜ、エタノールが全米最大のカーレースに採用されたのか、といえば、爆発してドライバーに火が燃え移っても水で消火できるからである。悲惨なクラッシュシーン、英雄の死はもう見たくない、ということらしい。

 深く納得。その安全性は、公道を走る車でも同様なのでは。

 インディカーの燃料は「カクテル」としても市販されていた! スピードに酔い、飲んでも酔えるらしいぞ。まずそうだが。

 サトウキビやトウモロコシは空気中のCO2を吸収しながら成長し、エタノールとなって燃焼するときそれを大気に戻すだけなので、計算上はCO2排出量ゼロ!(もちろん、これは今回発見したことではなく、私がエタノールについて調べ始めた前提である)

 ブラジルのガソリンスタンドではガソリンとエタノールを両方売っているが、エタノールの方が安い。よって、ガソリンでもエタノールでも走る車(フレックス車)を買った人はほとんどがエタノールを買う。

 ブラジル国内でエタノールを生産しているから、中東から輸入しているガソリンより安い、というわけではない。ブラジルも産油国としては世界有数なのである。ガソリンもエタノールも自国で生産し、ブラジル人はエタノールを選んだのである。

 なぜ、京都会議ホスト国、日本だけが「運輸」のすべてを石油に頼っているのか!?

 なぜ、トヨタは、フレックス仕様のハイブリッドカー(これがエコカーのハイエンドでしょ、今のところ)を作らないの!?

 なぜなら、「規制」があるからだ。

 日本の法律では、ガソリンへのエタノールの混入許容値は「3%まで」とされているのである。理由は、燃料系を腐食し安全性を損なうから。

 腐食、ねえ。消毒に使われたり、「清め」に使われたりするアルコールが燃料系やエンジンを腐らせる? エタノールに腐食されない燃料系の開発なんて日本の技術力なら簡単だと私は思うが。

 小泉くん、こういう規制こそ緩和すべきなのでは!?

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2006年9月 5日 (火)

2008年、安倍晋三くんの悲劇

 前に書いた台風についての記事に誤りがあった。

 2006年1月、ブッシュは一般教書演説でこんなことを語っている。

「アメリカの競争力を維持するためには、安価なエネルギーが必要である。しかし、アメリカは政情が不安定な地域からの石油の輸入に頼っており、こうした地域への依存体質から脱却するためには、技術力を向上させることが最も近道である。(中略)

 このため、アメリカは『先端エネルギーイニシアティブ』として、エネルギー省におけるクリーンエネルギー研究予算の22%増加を実施し、技術革新を図り、2025年までに中東からの石油の輸入の75%以上を代替エネルギーで補うことを目標とする」

「トウモロコシだけではなく、木片や植物の茎、スイッチグラス(キビの一種)などからエタノールを生産する方法を研究し、6年以内に実用的で競争力のある新しいエタノールを生産する」

 不明の至り。アメリカはすでに「エタノール圏」をリードするエタノール大国だった。

 それにしても、ブッシュの演説としてはめずらしく具体的だ。たとえば、小泉くんのこれと比べると……。

「環境問題への取り組みは、まず身近なことから始めるという姿勢が大事です。政府は、原則としてすべての公用車を低公害車に切り替えてまいります。

 地球温暖化問題については、2002年までの京都議定書発効を目指して、最大限努力します。また、循環型社会の構築に向け、廃棄物の発生抑制、再生利用の促進、不法投棄の防止等に取り組みます。さらに、廃棄物を大幅に低減するために、私は、ゴミゼロ作戦を提唱します。たとえば、大量のゴミの廃棄で処理の限界に至っている大都市圏を、新しいゴミゼロ型の都市に再構築する構想について、具体的検討を行います」(小泉純一郎内閣総理大臣所信表明演説。平成13年5月)

「ゴミゼロ作戦」なんて、どこにあった!?

 やっぱ、小泉くんが一番バカだ。

 京都議定書締結のホスト国なのに、CO2排出量はガシガシ増えている。すでに国際会議で小池百合子環境大臣はつるし上げを喰らっている。

 そもそも、小泉くんと宮内義彦くんが、まず「身近」なこととしてやったのはなんだ!?

 トラック、タクシーの規制緩和だ。たとえば、規制緩和によってタクシーの台数は1万台も増え、我が町池袋西口を真っ赤(空車の表示)に染め、アイドリングでCO2を撒き散らしている。ちなみに業種別CO2排出量は、「運輸」が「産業」(って、ものすごい大雑把な分類だぞ、環境省)に次いで2位。「産業」というアバウトな分類を細分化してみれば、ダントツの1位はトラックなど「運輸」部門ということになるはず。

 改めて言う。

 オリックスの商品、サービスをボイコットしよう! 死にたくなければ、オリックスは買うな。

 京都議定書の「約束年」(2008年)が近づいている。つまり、日本が大恥をかく日である。

 昨今、NHKをはじめテレビ番組が「環境」一色なのも、小泉くんが妙にご機嫌なのもそのせいである。小泉くんはまんまと逃げた。おそらく、小泉くんの「刺客くのいち第1号」の小池くんも大臣を辞めているだろう。

 世界最悪の公害国、中国もブラジルとの契約締結で「エタノール圏」入りを表明している。京都議定書からの脱退で世界中から非難を浴びたブッシュも、世界中からこう非難されるであろう次期総理より、正直なだけましかもしれない。

「安倍晋三さん、何をやっていたんですか。約束は守れない。CO2撒き散らして、『美しい国へ』ってどういうこと!?」

「嘘つき国家」日本の誕生はもうすぐだ。

 皆さんも、テレビが垂れ流す「ひとりひとりが身近なことから」といった言説や、例のハチドリの絵本なんかに騙されちゃいけない。

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2006年9月 4日 (月)

子ども病――オシムの言葉

 確かにサウジアラビアは大人のチームである。決定力や変調はまるでないが、鍵だけはかけている。

 それに対して、日本代表の目標ときたら……。

 とりあえず、90分間走る。

 それだけでしょ。

 オシムが怒るからね。

 そもそも、協会はどんな日本代表を作ろうとしているのか。

 アフリカで魔術師と呼ばれたトルシエ、自由こそ最大の人間の価値とするブラジルの英雄、ジーコ、そして、内戦のさなか自国のサッカーを守り抜いたオシム。そこにどんな連続性がある? 何をやりたいの?

 少なくとも言えるのは、監督とその戦術だけがクローズアップされているうちは、サッカーの魅力は一般ピープルには伝わらないということだ。朝まで日本代表の動きを見て、ワクワクした人、いる?

 オシムの言葉に従って、私も長い目で見ることにしたが、今日、「こりゃすげえ」と思ったのは、サッカー日本代表でもなく、NOAHのプロレスでもなく、ソフトボールの日本代表の女子たちである。

 まだ子どもだからね。このエクスキューズ、プロとしてどうなのか。

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2006年9月 3日 (日)

ハリケーン台風

 読売新聞(電子版)によれば、台風12号は、ニューオリンズを水没させたハリケーン並の勢力で日本に接近中、とのこと。記事によれば、台風12号はそもそも台風ではなく、ハリケーンとして発生したものが、日付変更線を越えて日本に向かってきたものだからハリケーンが「台風になった」嵐だと言う。そもそも「台風」の定義に反している嵐であり、なんでそんなことが起こったのか、専門家も説明できていない。

 これもまた、むちゃくちゃになった世界の一断面だ。

 誰も説明できない現象だが、少なくとも「地球温暖化のせいなのでは」という解釈は成り立つ。地球温暖化に背を向け京都議定書から脱退したアメリカから、京都議定書締結のホスト国ながら、いまだにCO2を削減するどころか、逆に排出量を増やしている日本へと嵐は移動しているのているのである。

 ここからは「不思議だが本当だ!」という昭和40年代、私が大好きだった少年マガジン言説で書くが、テキサスの石油資本が乗っ取ったアメリカとその同盟国、エタノールで動く車もバイオガスで動く車も水で動く車も(実際、水素自動車は日本の公道を走っているのに)、「政治的に許されない国」に嵐は襲いかかろうとしている。エタノール車の普及は、ブラジルの国家戦略であり、さとうきびなどから作られるこの新エネルギーは、CO2を削減し、石油をめぐる戦争を終らせ、アメリカから押し付けられた「構造改革」によって大量に生み出されたブラジルの失業者をも救う一石三鳥の方策。現にヨーロッパや中国(今や世界最大のCO2排出国)も受け入れている。

 冷房の温度を上げろ、電気をこまめに消せ、ネクタイをするな、スーパーのレジ袋をもらうな、といった「ひとりひとりができること」という美辞麗句で地球温暖化が何とかできると思っているアホは日本人ぐらいのものだ。実際、企業活動をコントロールできないためにCO2排出量は日本では増えている。

 経済優先。

 ハリケーンは経済優先の地域だけを狙っている。

 いや、不思議だが本当の話。

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センギョウシュフよ、もう一度!

 もっかい来て、万馬券なんだな。

 なわけねー。てゆーか、勝浦騎手にも捨てらてんじゃん、主婦なのに。

 2歳牝馬で主婦。デビューしたときすでに主婦、というのが不条理なのよ。父親がマリエンバードだし。『去年、マリエンバードで』。

 どんな映画?

 おぼえてない。多分、文芸座で熟睡してた。

 それより、吉田豊が爆発するという予言は!?

 行きましょう。

新潟11レース

⑮単

⑮-③⑨⑪⑭⑯

 無視しただけじゃなく、センギョウシュフ、買わねえのかよ!?

10レース

②単複

9レース

④単

④-①②⑨⑫⑮

札幌9レース

⑦単複

⑦-⑥⑩⑪

10レース

⑤単

11レース

⑭単

⑭-③⑤⑦⑫

小倉10レース

⑫単

⑫-①④⑩⑬

11レース

⑭単

小倉8レース

④単複

④-①

 アメリカは、テポドン級ミサイルの迎撃に成功したと言うが、じゃあなんで、W杯開催中の発射が失敗して北朝鮮国内に落ちた、という調査が今頃発表されるの?

 

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2006年9月 2日 (土)

生きる、ということ

闇金ウシジマくん 4 (4) Book 闇金ウシジマくん 4 (4)

著者:真鍋 昌平
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 これを読んだあとに、

万祝 1 (1) Book 万祝 1 (1)

著者:望月 峯太郎
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 を読んでいる。夏休みだからね。

 でまあ、いろいろ考えさせられるよね。『闇金ウシジマくん』が面白かったから、前の作品を買おうと思って本屋で「全部、絶版です」と言われる。せっかくコミック屋まで足をのばしんだから、好きな漫画家の本を買って帰る。そういう順番だったのね。

 両方とも、絵がうまい……いや、絵が私の好みである。両方とも面白いんだが、なんでこんなに好対照なの?

 真鍋さん、美人をわざわざ醜く描く。

 望月さん、16歳のかわいい女子高生をパンツ丸出しでアクションさせまくる。

『ビッグコミックスピリッツ』の編集長はサイ(カミサン)の同級生で学生時代からよく知っているのだが、ウシジマくんをほめたら、泣き出さんばかりに喜んでくれたことがある。

 気持ちはわかるよ。

 講談社で即絶版の作家に対し「是非ウチで」って言っちゃったんだから、周囲の反発は相当なものだっただろう。本来なら、「かわいい女子高生」はスピリッツの看板だったわけだし。

 ウシジマくん、すごく面白いと思うのだが……だから私は……(じっと手を見る)。

 売れる、ということ。いや、生きる、ということをしみじみ考えさせられる夏休み。

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2006年9月 1日 (金)

この週末、爆発するのは吉田豊騎手だ!

 いや、不思議だが、本当の話。

 先週、ほぼ不発だったのに、また予言かよ!?

 いや、今度は本当。BSN賞のケイアイメルヘンなんて、いかにも怪しいぞ。

 オープン入りして4戦連続二桁着順じゃん!

 いきましょう。新潟ダート1200メートルのブラッドバイアスですが……。

 また無視かよ!?

 今開催32戦で、なんとフレンチデピュティ産駒が5勝もしている! アジュディケーティングも強く、ミスプロ系よりノーザンダンサー系に注目すべき舞台だ。

 騎手では中館が8勝。吉田隼人の4勝にも注目。

新潟11レース

⑭単複

⑭-⑨

10レース

⑮単

⑮-③⑨

9レース

⑮単

⑮-④⑥⑧⑨⑰

7レースは勝負レースだ!

⑬単大勝負!!

⑬-⑩⑫⑭

6レースも勝負レースだ!

⑮単大勝負!!

⑮-⑥⑪⑰

3レースも勝負レースだ!

③単大勝負!!

1レースも勝負レースだ!

⑫単大勝負!!

札幌9レースも勝負レースだ!

⑪単大勝負!!

⑪-②③⑩⑬⑭

10レース

⑨単

⑨-⑤⑥⑫⑭

11レース

⑩単

⑩-①③⑤⑦⑨⑫

5レースは勝負レースだ!

⑪単大勝負!!

1レースも勝負レースだ!

④単大勝負!!

④-③

小倉10レース

①単複

11レース

⑯単複

⑯-②③④⑨

9レースは勝負レースだ!

⑨単大勝負!!

⑨-⑤⑥⑩

6レースは勝負レースだ!

⑬単大勝負!!

⑬-⑤⑥⑨

2レースも勝負レースだ!

①単大勝負!!

1レースも勝負レースだ!

④単大勝負!!

④-①⑤⑦⑩

「美しい国」なんて言う大人は、ろくなもんじゃないでしょう。

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資本主義には根拠がない

資本主義から市民主義へ Book 資本主義から市民主義へ

著者:岩井 克人,三浦 雅士
販売元:新書館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 岩井さんが提示しているのは、資本主義には、根拠がないというということだ。

 でも、資本主義にしか人間の生きる道はないという。

 哲学的にね。

 なぜなら、社会主義、共産主義は悲惨な社会しか作れなかったから。

 なぜなら、人間とはそういうものだから。

 聞き手の三浦さんは、岩井さんの論理をものすごく過剰評価するのだが過剰評価すれればするほど、言説としての普遍性がなくなることを自覚しているのだろうか。

 資本主義の問題は、今、私が生きている現実の問題であり、それがラカン的であるかないか、とか、カントの倫理がどうのこうのって話であるはずがない。そんなことはどうでもいい。

 岩井さんの論理、私は断固支持である。

 貨幣にも資本主義にも実体としての根拠がない。

 だったら、資本主義は消える運命なのでは?

 科学として実証できないんだから。経済学だけは治外法権? 経済学は社会科学という看板を下ろした方がいいと私は思うぞ。

 なぜ、資本主義は根拠もなく、これから先も存続し続けるの?

 みんな金のために死んでいったし、多くの人が生きてるのが苦しい。

 ならば、資本主義なんてやめてまえばいいではないか。根拠がないんだったらさ。

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