2011~2012年の太陽フレアの極大化と電力網システム
今回は、HAARPの波形の変化と、太陽フレアの活動との相関性についてです。
太陽活動期の周期は11年と言われています。
今回も、活動期に当たっているのですが、太陽フレアが極大になるのが2012年当たりだと、NASA(アメリカ航空宇宙局)も警告を発しています。
NASAが警告しているのは、「太陽の黒点が増えて、太陽フレア活動が最大になると考えられている2012年頃、地球の磁気シールドに大きな穴が開いて、強力な太陽風にさらされる」というもの。
これが実際に起これば、太陽からの強い電磁波によって、誘導電流が高圧送電に影響したりして、停電などが起こることは十分ありうる話。
電磁誘導現象によって、パソコンなども使用不能になる恐れがあるのです。
そうした事態になれば、米国での被害額は200兆円以上、インフラの復旧までには数年を要する大惨事になるとNASAは試算しています。
過去にも、太陽フレア現象は、パワーグリッドを何度か破壊しているのです。
これは、絵空事ではなく、現実に起こる可能性があると思います。
また、地磁気の変化は、人体にも少なからず影響を与えるかもしれません。
【2012年 太陽フレアによる磁気嵐を警告】
もし、電力グリッドにトラブルが生じたら…。
NASAは、2006年、「2010年~2012年に太陽活動が極大期を迎えて過去最大級のプラズマや宇宙線が地球に大量に降り注ぐ」と警告しています。
実際に極大期になった1989年10月19日には、「X13」(※フレアの規模はX線の強度により分類される。X、M、C、B、Aの等級があり、Xが一番強い)の激しい太陽嵐がカナダのケベック州の電力システムを破壊し、9時間に渡る停電を引き起こしました。
この完全復旧には数ヵ月かかっています。
2010~2012年には、太陽フレアによって、変圧器に過電流が発生し、世界中で大停電が発生する可能性が指摘されているのです。
また、電子機器にも打撃を与えることが知られており、航空機や人工衛星の運行にも支障を来たすことが心配されているばかりでなく、地上ではコンピュータ、携帯電話が使えなくなる可能性があります。
2012年のあるときを狙って、世界の経済崩壊を仕掛けようとしているグループがいるのでは、という話は以前から国内・海外のブロガーによって書かれています。、
連想を働かせれば、もし送電網が破壊されてしまえば、銀行システム、株式市場を始めとする金融市場の混乱が考えられ、双子の赤字を抱えるどこかの国のように、デフォールトの場合には、この機に乗じて、国民の金融資産を合法的に政府が没収してしまう「荒技」も考えられるわけです。
【資金をバーチャルからリアルに移し替えること】
今のうちに、日本政府は、米国債をすべて売り払って、災害復興資金にしたほうがいいかもしれません。
「そんなことをすれば、米国は破綻し、世界経済は大混乱する?」。
でも、そうならずになんとか持ちこたえるかも知れません。
こんなときには、日本から「みかじめ料」を取るのをやめて、米国債を売らせてほしい。
3月15日からの、みずほ銀行システム・トラブルいまだ完全復旧ならず。原因も不明
みずほ銀システム障害:いまだ原因不明 経営責任に発展も
東日本大地震が起こってから4日目の3月15日、みずほ銀行で大規模なシステム・トラブルが発生しました。
西堀頭取は、一時、「震災の義捐金振込みが殺到したことが引き金」と説明したのですが、実際は、いまだに原因がわかっていないのです。
太陽フレアが関係していないのか、原因をしっかり究明してほしいものです。
原発は太陽フレアによる電源喪失を「想定内」として準備すべき
4月7日午後11時32分、宮城県北部と宮城県中部で震度6強の地震を観測しました。
震源地は宮城県沖,牡鹿半島沖、震源の深さは40km、地震の規模を示すマグニチュードは7.4と発表されました。
この余震で、女川原発、東通原発、六ヶ所村の核燃料再処理施設で、次々と外部電源が遮断され、非常用ディーゼルに切り替わりました。
青森・下北半島の付け根にある東通原発、六ヶ所村再処理施設での揺れは、それほど大きなものではなかったにも関わらず、電源がシャットダウンしてしまったのです。
もし福島第一原発のように、非常用ディーゼルが稼動しなければ、第二、第三の福島原発事故が起こっていた可能性が高いのです。
どうしてこれほど日本の原発が脆弱なのか。
それは設計時の耐震基準の甘さにあるわけですが、旧通産時代からの効率優先主義で、なるべくコストをかけずに、欠陥原発を次々と「粗製濫造」してきたからに他なりません。
各原発では、堤防を高くする計画を打ち出したり、地元民の反原発の声を押しとどめることを目的とした災害訓練をやっていますが、どこの原発も抜本的に見直しを行なっていません。
電力事業者の神経は、どうも私たちとは違って、ノーテンキなほどに“タフ”なようです。
2012年といわず、2011年内にも、再び太陽フレア活動の活発化によって送電網が損傷するかもしれません。
SFのような話かも知れませんが、実際に過去何度か起こっていることなのです。
そして、太陽活動期と地震の関係。
宇宙天気予報というのがあります。
宇宙天気情報センターが、太陽フレアの活動状況を観測し、ネット上で発表しているものです。
情報通信研究機構(NICT)が運営している「宇宙天気の気象庁」とも言うべき組織です。
一般に、太陽の活動状態を示す黒点数と、地震発生との間には因果関係がないとされています。
ただ、太陽表面で爆発(フレア)が起こると、数分後には地球の表面で磁気嵐が発生することが確認されています。
HAARPは地磁気の変化も観測していますから、そういう点では、太陽フレアとHAARPのグラフの乱れとの間には相関関係があると言えるでしょう。
ロシアの学者は、磁気嵐が地殻の強力な震動へのトリガーの役割を果たすことができることを証明しました。
ただ、地震がいつ起きるかまでは研究が進んでいない、とされています。
いずれ、太陽フレアと地震との関係についても、明らかにされる日が来るのでしょうけれど、もし、ロシアの科学者が主張するように「太陽フレアと地震との間に密接な関係」があるのであれば、それが解明される日まで待っていたら、日本のような地震国、それも世界第三位の原発大国に住んでいる私たちとしては、命がいくつあっても足らないのかもしれません。
科学者は、いったん書を離れて、壮大な宇宙のロマンが紡ぎだす、かすかな囁きに耳を傾けて欲しいものです。
そして、原発関係者は、準備を怠ることなく、そのときのために備えて欲しいのです。
参考サイト:
宇宙環境観測・変動監視の研究動向
NISTEP 科学技術政策研究所
NICT 太陽地球環境情報サービス
こちらの記事
「NASAの科学者達は、太陽フレアが、世界中の多くの国で、恐らく何ヶ月も、大半の配電網を機能停止させるだろうと予想している」
もお読みください。
緊急地震速報機
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