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HOME   »   NWO  »  コンピュータが自我を持つとき、最後の審判の日が訪れる
       
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ある人工頭脳学者の家の壁にかけられていた金属鋳造の飾り板には、太古の秘密結社のシンボリズムが多数埋め込まれていた。


(※本編は大変長いので、全体の3分の1だけです)

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人工知能(彼らの神)が統治する世界政府を描いたハリウッドの洗脳映画


この記事は、本ブログを数年前からお読みいただいている閲覧者の方しか分からないかもしれません。これは、人工知能が人間を超える日-2045年のシンギュラリティ―に関係する話です。

ここ数年、ハリウッドでは人工知能をテーマにした映画が次々とリリースされています。
中でも、もっとも予言的で、同時に現実味を帯びながら私たちに迫ってくるのが、ジョニー・デップ主演の「トランセンデンス(Transcendence=超越)」というタイトルの映画です。

これは、コンピュータが自我を持ち、人間の能力を超える特異点=シンギュラリティ―を迎えた最後の審判の日を描いたものです。
また、人間と機械が融合した「新人類創造」=トランス・ヒューマンの世界を描いたもので、どうやら、キリスト教の創世記を否定し、新たなる天地創造を世界中の人々に刷り込ませることが本当の狙いであるように見えます。

「新たなる天地創造」とは、グノーシス主義に起点が求められるもので、実は、今までの地球はすべてが間違いであり、悪魔が気まぐれに創った駄作に他ならな い。我々が「正統の神」の意思を受け取って、この地上の悪を一掃した後、新たに新世界を打ち立てるという主張、この映画の奥底に秘められています。

映画『トランセンデンス』特別映像「Singularity(特異点)」

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「トランセンデンス」とは、いわゆるイルミナティの制作した映画「ツァィトガイスト」や「スライブ(THRIVE)」同様、イルミナティのオルト・シンボリズムが随所に埋め込まれたサブリミナル映画です。

これらの映画は、間違いなく洗脳(支配者側にとっては、「人類の教化」ということになる)を目的としたもので、世界政府へスムーズに移行させる宣伝ツールとして世に送り出されたものです。
悲しいことに、世の多くの人たちが、この幼稚なトリック映画に引っかかっています。

「人工知能が閻魔大王になる日」


映画「トランセンデンス」は、アメリカの多くの人工頭脳学者に影響を与えているようです。日本でも、2040年頃には、すべての人間の能力を超える人工知能が完成すると予言している学者が少なからずいます。

私は、早い段階から「666」とは、人工知能であると言ってきたわけですが、そのインスピレーションを受けたのが、ツァィトガイストというバーバリアン・イルミナティが絶賛している映画です。

ツァィトガイストとは、人工知能をピラミッドの頂点として、テクノクラートによって管理される全地球的統治システムの概念のことです。その世界は、「ビーナス・プロジェクト」によって視覚化されています。

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ジャック・フレスコの「ビーナス・プロジェクト」の未来世界

このテクノクラートとは、ロックフェラーが国連に宛てた書簡の中で彼が述べている「十四万四千人(一四四、〇〇〇)のエリート官僚と六百万人プラスアルファーの役人」のことです。これが世界支配層の悲願である世界政府の新しい機構です。この書簡の原文はネット上に存在しています。

人工知能によって、天文学的な件数のデータ・マイニングと分析を行うことによって、人々が、次にどんな行動を行うのかが分かるようになるのです。つまり、世界支配層は、「集合的無意識」までをもコントロールしようとしているということです。
日本版は、「マイナンバー制度」であることは言うまでもありません。

「科学こそ現代の魔術」をあらわしている「ゴット&ゴーレム株式会社」


さて、私が数年前に読んでいた記事を引き合いに出して、人工知能=オカルト説にアプローチしたいと思います。
それは、ある不思議な金型鋳造の飾り板の話から始まります。(クリックで拡大)

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数年前、この記事を書いた作者(アメリカ人)の元に、何者かが上のような画像をメールに添付して送ってきたということです。
この画像は、そのメールの送信者の家族が、友人の家を訪れたとき、壁にかけてあるのを発見して写真を撮ったということです。

その作者は、メールの発信人が誰なのかを明かさないように努力している跡が見えるのですが、おそらく、そのメール発信人が訪れた家の主の職業は人工知能学者に違いない、とぼかしています。

この金属の飾り板のデザインの中には、単一のテーマでありながら、極めて多数のシンボルが描かれています。
なにがしかの回路のような図と技術仕様書のような図との間に「智慧のフクロウ」が描がかれています。(上のほう)

これは、悪魔崇拝者(世界の支配層のほとんど)が年に一度集まって行うボヘミアン・グローブと呼ばれている悪魔の祭典で崇められているモレク像です。これは、「モロク」(=Molech)で、遡るとモロク→バアル→二ムロデにつなかっていきます。

上から3分の1のほぼ真ん中には、逆三角形の中の「すべてを見通す目(all-seeing eye)」があります。例の米ドル札に印刷されているマークです。

回路の上に、へばりついているような神経細胞体。(上から5分の1.右端)
ある種のフィードバック・ループの中の五芒星。(下から3分の1.中央よりやや左)
この金型鋳造には、多数の秘密結社のシンボリズムが刻印されています。

・・・その人間たちの共通項は「人工頭脳学者とその研究者」に違いないと、この記事の作者は暗にほのめかしているのです。

ヘラクレイトスのパンタ・レイ-「万物は流転する」。

これは、サイバネティクス(人工頭脳学)の創始者、ノーバート・ウィーナーの「ゴット&ゴーレム株式会社(God and Golem Inc)」という本の中で、「サイバネティクスは、ある点で宗教に影響を与える」と彼が主張している箇所で引用されています。

50年近く前に書かれた本ですが、まだネットで入手できます。邦題は「科学と神―サイバネティックスと宗教」で、インパクトがなくなってしまいました。
原題は「ゴット&ゴーレム株式会社」、「ゴット&ゴーレム」というニュアンスで、好奇心をそそるものになっていたのに残念です。

「ゴーレム(golem)」とは、ユダヤ教の伝承に登場する自分で動くことができる泥人形のことです。ヘブライ語で「胎児」の意味を持っている言葉です。

科学者とは、「悪魔儀式でさえ発明の源泉になりうる」と考えるものだ


ノーバート・ウィーナーは、幼少期から父親の知的スパルタ教育によって幅広い分野の知識を身に付けていたことから、どんな難解な説も、すぐに理解してしまうほどの天才だったと言われている学者です。

彼は、H・G・ウェルズとジュール・ヴェルヌの空想科学小説の熱心なファンになりました。
ノーバートが、父親の本をすべて読破してしまうと、レオは、ハーバード大学の図書館から、物理と化学、光の性質、電気の未知のパワーなどに関する本や学会機関紙を選んでノーバートに与えたといいます。

以下は、彼の書いた「God and Golem Inc」からの抜粋です。

私は、前代において、魔術の罪に付きまとっている(神の)否定が、現代のサイバネティクスの思惑につながっていると述べた。
ある学者が、ゲームをすることを学習する機械を作ろうとしたり、それ自体がゲームをするような機械を作ろうとしたなら、そして、もしそれが二百年の昔のことであれば、確実に彼は異端審問によって罪人と認定された人間が着用する囚人服を着せられただろう。

プラハのラビが、呪文をとなえることによって、粘土のゴーレムの中に生命を吹き込むことができると主張して、ルドルフ二世を口説き落としたように、その学 者が卑金属を金に変えることを後援する大金持ちのパトロンたちを信じ込ませることができなかったとすれば、やはり同じように囚人扱いされたはずだ。

発明家のこうした魔術が、今でさえも、その研究に資金を提供するパトロンたちに通用するとコンピュータ会社に証明することができれば、その発明家は、ほとんどリスクなしで、最後の審判の日まで黒い魔術をかけ続けるだろう。

魔術とは何だろう。なぜそれは罪として非難されうるのか。
悪魔教徒の愚かな虚礼、黒ミサは、なぜそれほどひんしゅくを買うのだろうか。

・・・ノーバートにとっては、愚かで空想的な悪魔儀式でさえ発明の源泉になりうると言っているのです。「それがなぜ、悪い、いちいち文句言うなよ」と。
ノーバートは、それを実践してきた人間です。

彼は、わずか14歳で大学院に進み、18歳で博士号を取得した紛れもない天才でした。
コンピュータが、SFの空想の産物であった時代に、生理学などを融合したサイバネティクスという概念を考え出した人物でした。
1964年に亡くなる直前に書き著したのが、この「God and Golem Inc」です。

この本の中で予言していることは、「学習能力を持つ機械の出現」、「自分で増殖する機械の出現」です。
ノーバートの予言は現実のものとなっているのです。

ノーバートが危惧していたのは、最終的にはサイバネティクスがキリスト教徒の世界観と正面衝突する、ということです。

正統派のキリスト教であれば、神は万物の創造者であるがゆえに万物より優れている、と考えるわけです。
ところが学習する機械が出現すれば、ひょっとしたら、創造主の地位を揺るがす存在になりうることをノーバートは、いたずらっぽくほくめかしているのです。

ダン・ブラウン原作の映画、「ダ・ヴィンチ・コード」は、科学(それは、科学者集団であるイルミナティが推進する)と宗教(キリスト教)の対立と矛盾をテーマにしたものでした。

ダン・ブラウンの第二作、「天使と悪魔」では、セルン(CERN:欧州原子核研究機構)まで登場して、反物質が対消滅するとき、「神の素粒子」が神の殿堂を破壊すると言わしめています。
ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」に仕掛けられていることは、こちらの記事を参照してください。

この両方ともが、キリスト教に対する挑戦の映画です。

・・・ただし、世界中の人が知らなければならないのは、本当に人工知能によって地球が管理・運営されるようになるのかは、選ばれたエリートのテクノクラートにしか知らされない、ということです。秘密保護法を使って。


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-経済崩壊-
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-NWO-
科学は現代の魔術-コンピュータが自我を持つとき、最後の審判の日が訪れる
-編集後記-
弁証法の罠-「科学」と「宗教」の対立を煽る陰の勢力



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