カレイドスコープ

やはり！社会学者・古市憲寿は、安倍晋三の奥方と食事に行くほど仲がいい

4月14日のワイドナショーは、ダウンタウンの松本人志が、いったいどんな太鼓持ちぶりを発揮するのか、別な意味で人々の興味関心を引き付けた。


出演者は、見事な幇間ぶりを発揮した松本人志、自民党の選挙の時には、必ずと言っていいほどフジテレビと組んでAKB48総選挙をぶつけて来る秋元康一派の指原莉乃、南海キャンディーズの山里亮太、そして、古市憲寿。

これほど、権力者に擦り寄るタレントの醜さを見せつけられた番組はない。もっとも、この動画で初めて観たわけだが。


司会は東野幸治。脇に元サッカー選手の前園真聖。この二人は中立だった。
また、東野幸治は、意外にもうまくさばいた。

特に、見苦しいのは、古市憲寿だ。
後に安倍首相が語ったところによると、古市憲寿は安倍晋三の奥方と気が合うらしく、食事に行くほど仲がよろしい、ということだ。

ただ、安倍と会うのは初めてらしく、彼がスタジオに入って来る前までは、幾分、顔がこわばって緊張した面持ち。


ところが、東野幸治が安倍首相に、「過去において、酒の上での失敗はなかったのか」と訊くと、急に饒舌になった安倍首相の言葉の間隙をぬって、「じゃあ、安倍さん、今度、飲みに行きましょうよ」と誘いをかける古市憲寿。よく計算のできる男だ。(画像クリックで再生)


20日の「ニコ生・参院選2016 ネット党首討論」で司会を務めとき、古市憲寿は、小沢一郎に、唐突に「ぼく、できれば、小沢さんが再婚相手が見つかったか聞いてみたいんですけど。再婚、再婚相手を見つけられたかどうか・・・」と言って、視聴者の顰蹙を買った。

その後のフォローが、まったくできず、「(わざと、マイクに音が入るようにして)えっ？　オレ、読んだほうがいいんですか？
このとおりに読んだほうがいいの？」と言った、ほとんど5歳児の子供のような男だが、やっと、彼の言った意味が分かったような気がする。

安倍に言った「いっしょに飲みに行きましょうよ」の会話のノリで、小沢一郎にも「再婚相手どうですか？」とやってしまったということだ。

動画を観れば分かるが、前ふりの段階から、古市憲寿には明らかに小沢一郎を嵌めてやろう、という明確な作為があったことは間違いない。
しかし、健気な坊やの「安倍晋三のために手柄を立てたい」という下心は分かる。

「ニコ生・参院選2016 ネット党首討論」で古市憲寿を司会に起用したニコ生のディレクターは、古市憲寿のそんな打算的な側面を見抜いていて、彼なら安倍晋三に有利なようにナマ番組を進めてくれるだろうと考えたのである。

いずれにしても、こんなクズが(自称だが)社会学者などと平気で名乗れる社会がいかに狂い始めているかを知る良い機会になった。

これが若手言論の旗手の正体だ。100％、安倍側につくことによってテレビに出ることが叶った、というわけだ、
つまり、学者版「寿司トモ」だ。

そもそも、坊やのうちから、これだけ計算高い人間に社会評論などできない。彼は、言論界から放り出すべきである。

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