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HOME   »   日本解体阻止  »  「言える雰囲気でなかった」という日本病患者の二重の言い訳
       
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民主党の衆議院議員、故・石井紘基氏は、結局、日本病に罹ったゾンビたちに殺されたようなものです。ゾンビだから、何度でも生き還る。それは、日本人特有の宿痾です。あなたも、そこの人も、程度の差はあれ、みんな日本病に罹っています。
国際コンサルタント、大前研一氏が、「日本病」を分かりやすく説明しています。


日本は独裁を許しやすい国民性 安倍首相暴走を大前氏が危惧

Newポストセブンの8月27日に大前研一氏の安倍晋三の独裁を批判する記事が出ています。短くて簡潔です。ただし、大前氏は「日本病」という名前を出しているわけではなく、日本人の「いじましい」言い訳のことを言っています。

今、世界では政治リーダーの独裁化が顕著になっている・・・・
・・・・・・
もともと日本という国は、独裁を許しやすい国民性を有していると思う。

私は先の大戦について、なぜ日本は勝ち目のない戦争をしたのかということを大勢の年 配者に質問したが、誰もが「私はあの戦争に反対だった。でも、そんなことを言える雰囲気ではなかったと答えた。

大日本帝国憲法下で国家元首として統治権 を総攬(そうらん)し、陸海軍を統帥していた昭和天皇も(『独白録』には戦争に反対だったと書いてあるが)軍部の暴走を止められなかった。

つまり、当時の日本人は軍部の方針を追認して支える翼賛体制に従い、朝日新聞や日本放送協会(NHK)などのマスコミにいたっては積極的に協力し、事が終わってから啓蟄(けいちつ)の虫のように穴から出てきてブチブチと文句を言っているのだ。


他人事、責任回避、群れたがる、分別臭い、小利口な評論家・・・しかし、そうした人が一番の悪

大前氏の記事のポイントは、これです。
「誰もが反対だった。でも、そんなことを言える雰囲気ではなかった」
事が終わってから啓蟄(けいちつ)の虫のように穴から出てきてブチブチと文句を言っている」。
この二つです。

これを読んで、いつくかのことを思い出ました。

1)イジメを認識していながら、見て見ぬふりをする担任と教頭、校長。教育委員会。彼らは、目の前の痛みすら想像できない不感症人間たちです。こうした連中は、いったい何のための生きているのか。

彼らがテレビカメラの前で言う言い訳は、常に「イジメとは認識していなかった」。「二度と、このようなことが起きないよう襟を正したい」。
死んだ子は返ってこない。言葉が軽すぎる。腐りきった教育界。

「わが校は、教員委員会の先生方から模範的な学校だと言っていただいています。だから、我が校の先生方にも迷惑がかかると思い、だから、つい、我が校でイジメが存在することを言いたくても言えなかった」・・・
こうした人間たちに、殺人幇助の罪は問えないものか。

2)児童虐待を知りながら、何もしない傍観者たち。
いつも子供が死んだ後に近所の住人は言う。「たまにドタンバタンと音がして子供の泣き声が聞こえたので、ああ、そうなのかなとは思っていた」・・・「児童相談所に通報しようとしたけど、相手の親に恨まれたくないし・・だから、言いたくても言えなかった」。

児童虐待は、公衆の面前でも行われるようになった。
下は、ある会社員が、今年6月、渋谷駅の地下街で撮影した「我が子にハイキックする若い母親の児童虐待」衝撃の現場。

no title

その会社員のFacebook すぐに凍結された。
https://www.facebook.com/photo.php?v=674538902603233&fref=nf
https://www.youtube.com/watch?v=Uy4tb5wWpgE

しかし、別の掲示板に残っていた。
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1403150584/



上の動画は、Liveleak。
解説記事は、下の弁護士ドットコムに有ります。
・幼児を女性が「蹴り倒す」動画――渋谷駅で撮影された「児童虐待」衝撃の現場
・女性が幼児を「蹴り倒す」動画にコメント殺到 「児童虐待」を目撃したら何をすべき?

この若い会社員が、この暴力的な母親に、「やめろ!警察を呼ぶぞ」と言ったところ、この若い母親は、子供を物のように引き寄せて足早に立ち去って行ったということです。

当初、この会社員のFacebookには、閲覧者からのこんなコメントがありました。
「何でも通報すればいいというものではない。この母親のプライバシーもあるし。だから、言いたくても言えない・・・」。このコメントを投稿したFacebookの閲覧者の視界からは、突然、子供が消えてしまうのでしょう。これが大人の分別?  そうではなく、何をすべきか分からない子供の日本人だということです。

3)呆れた国会議員、川内博史元民主党議員。
民主党の議員たちの何人かは、高木義明文部科学大臣の「福島の児童に20ミリシーベルト容認」に反対していました。中でも、川内博史元議員、森裕子元議員は、大分威勢が良かった。

川内博史元議員は、テレビのニュースバラエティーに出るごとに、「福島の子供に20ミリシーベルトなど、とうてい許されるものではない」と繰り返しながら、視聴者に「福島の子供の被曝を少しでも防いでくれそうだ」という期待感を与えていたのです。
当ブログでも、「福島児童20mSvは人体実験!政治家にメールしてください」と、川内博史元議員、森裕子議員に署名を呼び掛けていた。

しかし、川内議員は、あるくっだらないニュースバラエティ番組に出て、こういったのです。
「これは決して許されるものではない、し、しかし、しかしですよ。私は与党の一員なんです」・・・
彼が言っていることは、一個人の政治家としてより、政権政党を守るために、「20ミリシーベルトを止めたい。が、その私の心情もわかってちょうだいね」と言ったのです。これもまた、「言いたいけれども言えない」だ。

つまり、川内元議員が優先したのは、政治家としての自分の立場であって、福島の子供の命ではない、ということです。
今のこの二人に贈る言葉があるとすれば、「とっと去れ!」の一言だけです。

4)放射能の危険を知らせながら、何もアイデアを出さないツイッタラ―たち。
放射能は確かに危険です。私たちは生涯、その重荷を背負わされたのです。

しかし、危険を知らせる人々は、3年前と、ほとんど変わらず同じことを繰り返しているだけです。少しは進歩したのか? 何もしていない。
なぜドイツと違って原発が止まらないのか、その根本原因を探究しようとしたのか? してない。理由は、とてつもなく難しくて大変だから。

私は、2011年の夏に、人々に「500ミリシーベルトなんてもとんでもない、そんなものけっぽれ!マインド・コントロールにかかるな!」と繰り返し警告する傍ら、すでに「反原発の人々は、いずれ自ずと分断・分裂して、消えていくだろう」と書いています。

彼らには、論理構築ができないからです。反原発の人々は、実は原子力の支配者にとっては、もっとも都合の良い人々なのです。
お祭り騒ぎが好きなだけであって、本当の意味において、人の命を考えている人は少ないということです。
彼らは利益相反ですから、決して過去の成果を反省しないでしょう。つまり、反省ザルより頭が悪いのです。

反原発の人々が、ICRPの「1ミリシーベルト」と言っているだけで、すでにICRPの洗脳にかかってしまっていることに気が付かなければならない。これでは、敵の陣地に裸で乗り込んでいるようなものです。そして、懐柔され、やがては、エートス化され、「年寄りは率先して食べろ」に変節していくのです。

事が終わってから啓蟄(けいちつ)の虫のように穴から出てきてブチブチと文句を言っている」・・・
事が起こらないように、あらゆることを想定して、それを回避するように呼びかけ、アクションを起こさせること。これがいちばん必要なのですが、日本人とは、事が起こることを待っているようなフシがあるのです。

なぜなら、事が起こらないように陰で人知れず最大限の努力をしている人は、見えないので報われない、ということを知っているからです。

人から褒めそやされることをエネルギーとして活動している人々は、偽善者たちです。もともと、こんなことなど、日本人なら、誰でもやらなければならない、ただの仕事だからです。
褒める方がおかしいということです。また、褒められて有頂天になっている人間は、もっとおかしい。

結局、そうした下劣さと愚劣さが次の事故を引き寄せるのです。

この記事を読んで、気分を害した人は多いでしょう。であれば、その人は日本病です。
それとも、傍観しているだけでなく、何かアクションを起こそうと考えましたか? 渋谷駅構内で、若い母親に「警察に連絡するぞ!」と言った若い会社員のように。
その人は、日本病には罹っていません。あるいは罹りにくい人でしょう。

ここに、「日本病 12の特徴」が書かれてあります。





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