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オリンピック・パラリンピックの競技会場として計画されている東京の­お台場の海の一部が、26日と27日の2日間限定で海水浴場として解禁。とうとうNHKがリカバリー不能なまでに完全に壊れた・・・(クリックで動画)

今が東京湾の放射能汚染のピーク。その後高止まりを続けるので、今後数十年かけて減衰するのを待つしかない

「公務員の犯罪は、もはや常習化していて、メディアで報じられても市民はあまり反応しなくなった。役所職員の公金横領、酒気帯び引き逃げ事件、警察官のセクハラ、ストーキング、性犯罪・・・枚挙にいとまがない。
今、公務員による新手の犯罪がお台場で行われている。それは、子供を実験台に使ったイベントだ」。

欧米のごく普通の独立系メディア(オールタ―ナティブ・メディア)なら、この出来事は、こうした書き出し紹介されるでしょう。これが“常識の目”を持った人間の反応なのです。

26、27日の二日間限定で、東京・港区お台場海浜公園の人工浜が一般に開放されました。
ただし条件は、「海に顔をつけないこと」。
なんだ、それ?

このお台場の海は、2020年の東京オリンピックで、トライアスロンなどの競技場として使われることになっており、港区は都と連携して「いつでも泳げる海」に向けて、水質改善に努めていくんだとか。(下の画像をクリック)

20140726-6.jpg

なぜ、「水質が国の基準を満たしていない海」を、わざわざ解禁して、子供たちを泳がせたいのか。
理由は、一つ。

「東京オリンピック」に参加を予定している国の選手たちに対するアピールに、子供たちを使いたかったからです。
「こんなに安全なんですよ、世界中のアスリートさん、東京に来てくださいね」ということだ。

 東京湾の放射能汚染の状況は、下のシミュレーション画像のようになっています。

20120605-135.jpg 20120605-136.jpg

東京湾の放射能汚染のピークは、2014年3月です。

ですから今は、もっとも東京湾が汚染されているというわけです。
ちょうど、下の画像のように、上流に秩父山系と奥多摩山系を控えている荒川と多摩川の河口付近が、汚染されている東京湾の中でも最悪の状態になっています。

だから、東京・お台場は致命的な汚染に見舞われているはずなのです。(下の画像)
そこに、わざわざ子供たちを泳がせる・・・・これを犯罪と言わずして、どう表現したらいいのか。

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上のシミュレーション画像は、2012年1月15日、NHKが特番「NHKスペシャル シリーズ原発危機」として放送した55分の番組の中で、京都大学の研究調査チームが東京湾の汚染状況を調べて、数年後、東京湾の放射能汚染がどのように推移していくかを紹介したものです。

東京湾のホットスポットは福島第1原発沖を超えた」を読んでください。海・川の放射能とどう向き合って、これからの数十年、警戒していったらいいか詳細に書かれてあります。

NHKのこのときの特別取材班の働きは褒めてやってもいいでしょう。

「2014年3月がもっとも東京湾の汚染がピークになりますよ、その後も放射能汚染レベルは高止まりして、特に海底は高い放射能が沈殿したままですよ。東京湾の魚は、もう食べられなくなるかも知れません」と警告していたのは、当のNHKだったのではなかったか。

それが今はどうですか。
最大の問題は放射能に汚染された海水なのに、決して「放射能」とは書かず、「水質が国の基準に達していない」という表現にすり替えています。

まだ、汚染されていないときには「警告」を出しておいて、汚染のピークになった今では、シイタケを食べることを推奨し、海底の底魚を使った子供向けの料理番組を流すテレビ。
君たち、確実に頭が狂っている。異常なのだ。

安倍シヌゾーの恫喝に屈した日和見公共放送は詐欺を働いているのです。受信料を半ば強制的に徴取している視聴者に事実を報道しないばかりか、捏造に近い情報を流しているのですから、不良品を売っている詐欺放送局です。

港区とNHKは、国際世論をまったく知らない。彼らは、地獄のような無知と破廉恥の世界に生きているのです。
この子供を使った「やらせ」イベントを海外のメディアが知ったら確実に批判されるでしょう。

ましてや、IOCに「ほら、子供でさえ泳いでいるんですから、アスリートたちには東京を信じてほしい」などと言えば、自爆すること必至だろうに。

それこそ、環境省の大臣が裁かなければならない事案なのに、このクズの中のクズは、福島第一原発から垂れ流されている放射能汚染水など無視しながら、今年も公費を使って、自分だけは南国の美しい海を堪能するのでしょうか。
それなら、まずお台場の海に潜って、放射能の調査をしてから行きなさい、伸晃よ。

都市部の街路からの放射能を集めて川の上流から流れ込んでくる放射能は、河口付近の海水に触れたとき、塩分に捕獲されて凝集という反応を引き起こします。
比重が大きくなったセシウム粒子は、そのまま海底に沈みこんで固着します。

だから、港区が「お台場の海をいつでも泳げる海に向けて、水質改善を行う」というのであれば、「海の除染」を行わなければならないのです。それは、海底の泥を削って、放射能に汚染されていないきれいな土に入れ替えること以外には達成されません。

地上の大地の除染さえ不可能なのに、海底の除染などできるはずがないのです。舛添という詐欺師を東京都知事にした都民へのツケは後からやってくるでしょう。

驚いたことに、政府のプロバガンダ機関に成り下がってしまった公共放送と、区役所の職員の犯罪的行状を咎める区民はいないようです。

東京は、同調という巨大な「雰囲気」に飲まれています。間違っていることでも、「同調」という大きな流れに任せておけばいい、という日本人特有の思考の空白(エアポケット)領域に入ってしまって、そこから出ることができないのです。

要するに、すでに東京はカオス状態になっているということです。東京人もまた頭がイカレてる。





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