先週の記事はこれ>>第五話「彼女のカタチ」第六話「Round2」 written by コバ・ジュン
♪汽車は~闇○抜けて~光○海へ~
室内の有線から、懐かしい歌が聴こえてきた。
これは、数十年前に流行ったあるアニメの曲である。確か少年が謎の美女に連れられ、機械の身体をもらいに行く…、いやいや、「確か」とかではなく、私はそのアニメが非常に好きだった。マンガも買っていた。あげく連載されていた少年誌の「地球→アンドロメダ無期限」のパスポートプレゼントにまで応募したくらいだ。勿論当たりはしなかったが、応募ハガキを100枚出すという若き日の
「血と汗と涙の結晶」は、今も決して無駄にはなっていない。
「何を考えているの?」
という様なことを私の横で彼女が言った。
「もちろんミェーテル、君の事だ。過去を思い出していたんだ」
私は少しだけ嘘をついた。そのまま体勢を入れ替え彼女の上に乗ると、勢い良くその白い裸体の上にある二つの小さな果実を交互にくわえた。
ふわはぁん!
攻守交代。
「憧れの2回戦」が始まる。というのも、タチロウの語源ともなった私の遅さ故に、『ご休憩』程度の時間では次の試合に臨むことはかなり難儀な事であったのだ。
んあああぁん!
彼女はまるで西鉄の警笛の様な声を出すと、その肢体を弓の如くのけぞらせた。相変わらず良い反応だ。本来じらすのが得意な私だが、久々の邂逅なのだ。早くも奥の手を出す事にする。
「さあ、目を開けて見て御覧。そうだ、開けるんだ。そう、いい子だ」
右手を左、左手を右の果実にあてがい、その両の手を伸ばす様にすると、必然的に私の顔は彼女の秘部にやってくる。舌よ切れよとばかりに私は口腔内の生暖かい生き物を引き出すと、甘くむせかえる様な香りのする湖沼へと導いた。そして溢れ出す蜜をかきわけながら第一ポイントに辿り着くと、そこにはまず鼻をあてがう。高い鼻に産んでくれた両親に感謝しつつ、先程の生き物を第二ポイントである花芯へと埋める。
準備は完了した。顔を左右にぷるぷるぷる
「いか…ん、いかんて!」
そうだ素敵だ。もっと激しく反応してもいいんだ。
「ん…あっ!…」
「ダメだ、目を閉じたら。僕の事をよーく見るんだ。ミェーテル、僕が見ぇーてる?」
「やっ…ぱ、タチロウは、んあっ!…タ…チロウったい」区切る箇所を変えて欲しい。そんな言葉を飲み込みながらさらに顔をぷるぷるぷる
「もう無理ッ…無理ばいッ!…ふあああああん!」
(記者は、闇を抜けて、光の海へ、か…)
あの歌は今の俺を暗示していたのかもしれない。私を誘った編集長のヒゲ面が頭に浮かび、それがビクビクと痙攣する彼女の股間と一瞬だけリンクした。
(次回、第七話「待てよ…?」に続く)
西日本鉄道wikipedia******
行為を重ねながら、徐々に何かに気付き始めるタチロウ。物語はいよいよ終盤戦!
次回登場する小道具、セリフなどが見える不思議な未来日記はコメント欄へ。
テーマ : 恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル : 小説・文学
んじゃ今回は小道具2つ
「西鉄福岡⇄アンドロメダ(経由 二日市・太宰府)」の銀河鉄道のパス。
「賀茂なす」
以上。
なす!?
えろいですか!?ようやくエロくなってきましたか!?やったー!
さて、難しいお題、とくと頂戴いたしました。福岡からアンドロメダ、そして賀茂なすをにゃっくがどう調理して行くかが見ものな訳ですね!たーのしーみだー!
物語もいよいよ終盤!ラストにご期待ください!(あれ?書くのはどっちだ?)
コメントの投稿