桧塚奥峰の朝
朝4時00分。目覚ましに頼るでもなく極自然に目が覚め、すっきりとした朝を迎えました。昨晩は19時にシュラフに入ってからの記憶があまりなく、アンニョンさん曰く、すぐにいびきをかいていたとのことでした。。。寝不足が続いた中で強行したので体もお疲れだったのかな。
夜中に一度だけ目が覚めましたが、寒さが原因ではなく、なんとなく目が覚めただけで、すぐにまた眠りにつきました。朝4時過ぎのテント内の気温は-10℃。5時頃に外気温を確認した時は-15℃でした。寒気が入ったのか、この日の朝は結構冷え込みました。
朝起きた時点では風はほとんどなく、夜中に入り込んだ粉雪も極微量なものでした。その微量の粉雪をはたき、まずはいつものようにスープで温まります。今回テントを張ったこの場所ですが、山頂との距離は20mほどと近く、風もそれほど届かなかったので、桧塚奥峰ではたぶんココが最適だと思います。
4時50分。スープを飲んだ後、カメラと三脚を持ってテントを出ます。
アンニョンさんがテントのランタンを点けたまま撮影に出られたので、テントの赤が木々に写り、機○戦○ガ○ダ○のシ○ア専用水陸両用モ○ルス○ツのような、なんともエネルギッシュでユニークな一枚に。
星撮影でも木々が赤くなります。早めに諦めて山頂の方へ向かいます。
5時25分。この時期としてはギリギリ星が写る時間帯です。空は雲ひとつなく、360°見渡す限りに星が浮かんでいます。天の川も肉眼で確認出来ました。アンニョンさんみたいにもっと早くこっちに来ればよかった。。。
CanonEOS7D EF-S10-22mm f3.5-4.5 USM 12mm F3.5 60秒 ISO3200 SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D EF-S10-22mm f3.5-4.5 USM 12mm F3.5 50秒 ISO3200 SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D EF-S10-22mm f3.5-4.5 USM 12mm F8 20秒 ISO800 SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D EF-S10-22mm f3.5-4.5 USM 12mm F7.1 20秒 ISO800 SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D EF-S10-22mm f3.5-4.5 USM 18mm F10 0.8秒 ISO200 SLIK S.P.Ⅱ3way
明ける前の台高山脈と大峰山脈。白に染まった山々が連なる景色は圧巻で、特に大普賢岳は3D映像のように今にも浮き出てきそうな立体感。とても見応えのある景色でした。
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 50mm F9 0.3秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
6時35分、桧塚奥峰から見る日の出です。
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 17mm F11 1/25秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 38mm F11 1/20秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 70mm F11 1/20秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
ヒキウス平
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 34mm F11 1/40秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 54mm F11 1/100秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 25mm F11 1/50秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 50mm F4 1/640秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
アンニョンさんも大興奮w
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 17mm F11 1/60秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
6時55分、テントへ戻り朝食にします。足先がだいぶ冷えてしまいました。
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 17mm F11 1/60秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
桧塚奥峰で見た「一日の始まり」は、今まで味わった中でもトップレベルの光景でした。それは、北横岳でのあの感動をも超えるものでした。よく歩く山域ということで思い入れがあったのもありますが、大峰山脈、台高山脈、近くに池小屋山や迷岳、俱留尊山や住塚山などの曽爾村の山々など、奈良県や三重県を代表する白い山々と共に朝を迎える。そんな贅沢極まりない空間に我が身を置けたことに、素直に感動しました。
秋の桧塚奥峰もかなり気に入りましたが、この雪の季節にこの場所で静かに朝を迎えるのも、またいいものだと思いました。
つづく
~おまけ~
今回の早朝撮影ですが、日の出前までは全てローアングルで撮影しました。カメラ本などによくある「視線を変えたら写真が変わる!」的なことを実践したと言ったら恰好も付くのでしょう。が、実際は脚が凍って伸びなかったので、仕方なくローアングルになっただけでございます。。。(-_-;)
撮影機材
CANON EOS 7D
CANON EF-S10-22mm F3.5-4.5USM
SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM
夜中に一度だけ目が覚めましたが、寒さが原因ではなく、なんとなく目が覚めただけで、すぐにまた眠りにつきました。朝4時過ぎのテント内の気温は-10℃。5時頃に外気温を確認した時は-15℃でした。寒気が入ったのか、この日の朝は結構冷え込みました。
朝起きた時点では風はほとんどなく、夜中に入り込んだ粉雪も極微量なものでした。その微量の粉雪をはたき、まずはいつものようにスープで温まります。今回テントを張ったこの場所ですが、山頂との距離は20mほどと近く、風もそれほど届かなかったので、桧塚奥峰ではたぶんココが最適だと思います。
4時50分。スープを飲んだ後、カメラと三脚を持ってテントを出ます。
アンニョンさんがテントのランタンを点けたまま撮影に出られたので、テントの赤が木々に写り、機○戦○ガ○ダ○のシ○ア専用水陸両用モ○ルス○ツのような、なんともエネルギッシュでユニークな一枚に。
星撮影でも木々が赤くなります。早めに諦めて山頂の方へ向かいます。
5時25分。この時期としてはギリギリ星が写る時間帯です。空は雲ひとつなく、360°見渡す限りに星が浮かんでいます。天の川も肉眼で確認出来ました。アンニョンさんみたいにもっと早くこっちに来ればよかった。。。
CanonEOS7D EF-S10-22mm f3.5-4.5 USM 12mm F3.5 60秒 ISO3200 SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D EF-S10-22mm f3.5-4.5 USM 12mm F3.5 50秒 ISO3200 SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D EF-S10-22mm f3.5-4.5 USM 12mm F8 20秒 ISO800 SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D EF-S10-22mm f3.5-4.5 USM 12mm F7.1 20秒 ISO800 SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D EF-S10-22mm f3.5-4.5 USM 18mm F10 0.8秒 ISO200 SLIK S.P.Ⅱ3way
明ける前の台高山脈と大峰山脈。白に染まった山々が連なる景色は圧巻で、特に大普賢岳は3D映像のように今にも浮き出てきそうな立体感。とても見応えのある景色でした。
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 50mm F9 0.3秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
6時35分、桧塚奥峰から見る日の出です。
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 17mm F11 1/25秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 38mm F11 1/20秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 70mm F11 1/20秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
ヒキウス平
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 34mm F11 1/40秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 54mm F11 1/100秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 25mm F11 1/50秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 50mm F4 1/640秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
アンニョンさんも大興奮w
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 17mm F11 1/60秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
6時55分、テントへ戻り朝食にします。足先がだいぶ冷えてしまいました。
CanonEOS7D SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM 17mm F11 1/60秒 ISO200
SLIK S.P.Ⅱ3way
桧塚奥峰で見た「一日の始まり」は、今まで味わった中でもトップレベルの光景でした。それは、北横岳でのあの感動をも超えるものでした。よく歩く山域ということで思い入れがあったのもありますが、大峰山脈、台高山脈、近くに池小屋山や迷岳、俱留尊山や住塚山などの曽爾村の山々など、奈良県や三重県を代表する白い山々と共に朝を迎える。そんな贅沢極まりない空間に我が身を置けたことに、素直に感動しました。
秋の桧塚奥峰もかなり気に入りましたが、この雪の季節にこの場所で静かに朝を迎えるのも、またいいものだと思いました。
つづく
~おまけ~
今回の早朝撮影ですが、日の出前までは全てローアングルで撮影しました。カメラ本などによくある「視線を変えたら写真が変わる!」的なことを実践したと言ったら恰好も付くのでしょう。が、実際は脚が凍って伸びなかったので、仕方なくローアングルになっただけでございます。。。(-_-;)
撮影機材
CANON EOS 7D
CANON EF-S10-22mm F3.5-4.5USM
SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM
| 台高山系・曽爾周辺 | 22:00 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑