七面山 DAY1
2016年4月30日(土)~2016年5月1日(日)DAY1
大峰の秘境、七面山へ!
GW前半、七面山に行ってきた。このエリアはメジャーな大峰北部においても奥地にある為、簡単ではないイメージがあり、ずっと機会を逃していた。通常なら湯の又から神仙平~七面山~アケボノ平を周回する日帰りコースが一般的だが、今回は奥駈道を歩きたかったので、かなりの遠回りになるが熊渡から入ることにした。
29日に寒気が入る予報だったので、霧氷狙いで冬山装備で入ろうかと思ったが、五鈷峰の崩壊地を悪条件で通過するのが嫌だったので、翌日に出発を延期した。結果、標高の高いところでは霧氷は見られたようだが、それほど発達していなかったようだ。
当初、弥山をベースに2泊するか、楊枝ヶ宿、弥山で計2泊するか、どちらにしても2泊でのんびり過ごそうと思って山に入ったが、2日目の時点で1泊で回れそうだったので短縮して1泊で回ってきた。2泊分の食料に加え、持ち過ぎた非常食も相まって久しぶりの重量級。ずっしり肩と腰にのしかかり、修行のようなハイクとなった。
熊渡の林道崩壊地。2011年だったか、その後だったか、台風か大雨の時に崩れた場所。年々崩壊が進んでいて、コンクリートまで落ちてしまっていた。そのうち通れなくなってしまわないことを祈りたい。
林道の新緑がまさにいい感じに芽吹いていた。
新緑と月
カナビキ尾根分岐で小休憩。
荷物が重いことを忘れいつものペースで歩いてしまってることに途中で気付き、ペースを落としたりしながらスタートから2時間で着いた。
頂仙岳の巻きあたりから霧氷の残骸や、地面の凍結が現れた。
すれ違う人たちから「霧氷良かったよ~」なんて声も頂き、今朝はいいのが撮れたんではないかと。直感を信じるべきだったかなとちょっと後悔した。
この橋が見えて、いつものようにホッとする。
久しぶりの狼平。
綺麗な沢に癒されて、1時間ほどのんびりした。
わずかに残る斜面の霧氷。歩きながら上からパラパラと落ち続けていた。
斜面の向きの関係か、昨日の風向きの関係か、八経ヶ岳の霧氷は少なかった。
弥山に到着すると、もの凄い数の登山者が休憩されていた。
弥山神社にお参りし、裏手から奥駈道を望んだ。ここからは大峰山脈が綺麗に見えて気持ちいい。
国見八方覗で昼食。卵を焼いて、サトウのごはんと炒飯の素をIN!重たいごはん系から消化していく。テーブルクロスには赤岳鉱泉のバンダナをチョイスした。
さぁ、昼食も食べたので八経ヶ岳へ向かおう。弥山から下ったところで展望が開ける場所がある。ここから見上げる八経も結構好きだ。
熊渡の林道崩壊地。2011年だったか、その後だったか、台風か大雨の時に崩れた場所。年々崩壊が進んでいて、コンクリートまで落ちてしまっていた。そのうち通れなくなってしまわないことを祈りたい。
林道の新緑がまさにいい感じに芽吹いていた。
新緑と月
カナビキ尾根分岐で小休憩。
荷物が重いことを忘れいつものペースで歩いてしまってることに途中で気付き、ペースを落としたりしながらスタートから2時間で着いた。
頂仙岳の巻きあたりから霧氷の残骸や、地面の凍結が現れた。
すれ違う人たちから「霧氷良かったよ~」なんて声も頂き、今朝はいいのが撮れたんではないかと。直感を信じるべきだったかなとちょっと後悔した。
この橋が見えて、いつものようにホッとする。
久しぶりの狼平。
綺麗な沢に癒されて、1時間ほどのんびりした。
わずかに残る斜面の霧氷。歩きながら上からパラパラと落ち続けていた。
斜面の向きの関係か、昨日の風向きの関係か、八経ヶ岳の霧氷は少なかった。
弥山に到着すると、もの凄い数の登山者が休憩されていた。
弥山神社にお参りし、裏手から奥駈道を望んだ。ここからは大峰山脈が綺麗に見えて気持ちいい。
国見八方覗で昼食。卵を焼いて、サトウのごはんと炒飯の素をIN!重たいごはん系から消化していく。テーブルクロスには赤岳鉱泉のバンダナをチョイスした。
さぁ、昼食も食べたので八経ヶ岳へ向かおう。弥山から下ったところで展望が開ける場所がある。ここから見上げる八経も結構好きだ。
これから向かう奥駈道。やっぱり近くはなさそう。
八経ヶ岳に到着。ここでもたくさんのハイカーがいて名板の写真をなかなか撮れなった。名板はなぜか傾いていたが、この2時間前までは普通に立っていたことがヤマレコで分かった。誰かがもたれたりしたんだろうか。
明星ヶ岳を通過し、いよいよ核心部へ。開けた台高方面を眺めると気持ちいい。
最初の小崩壊地は難なくクリア。ここはまだ崩壊の核心部ではない。
この辺りから七面山と神仙平がドンと見えてくる。奥地に相応しい、とてもいい景色。
ここが核心の五鈷峰崩壊地。3年前に通った時はここを一旦下ってからトラバース出来たが、今回は一旦上に上がるようになっている。それだけ崩壊が上部に進展しているということ。
上がりきると黄色い五鈷峰の看板。その下にロープが見えるが、それを辿って岩場を下っていく。ここが一番厄介な場面だった。足の置き場がつるつるの一枚岩で、足を掛けるポイントも少なくて難しかったが、短い区間だったので助かった。
振り返るとなかなか凛々しい五鈷峰。
五鈷峰から1時間ほど歩くとようやく舟ノ垰。ここまでのエリアは狭い登山道に岩場もあり、あまりスピードは上げられない印象だ。
楊枝ノ森でP1693に上がってみると七面山への看板があった。ここを西尾根へ進めば七面山だ。ここのピークは比較的平らで弥山側の展望が良かったのでテン泊にいいと思ったが、バイケイソウで埋め尽くされていて、スペースがほとんどなかった。
P1693からの弥山の展望。この迫力は実際にここから見てもらいたい。感動すること間違いなしだろう。楊枝ヶ宿へは、一旦分岐まで戻って巻き道を行ったが、笹の斜面を適当にまっすぐ下ることも出来る。ただし、広い尾根なのでガスの時は間違わないように注意したい。
楊枝の笹原に降りると、そそり立つ七面山東峰の絶壁が見えた。七面山はこっち側がカッコいい。
楊枝ヶ宿小屋から5分下った水場。前日の雨のおかげか、思ったより潤沢に流れていた。夏場は完全に枯れるようなので要注意だ。
小屋の混雑を避けテン泊にした。結果的に大正解だった。
重たいサトウのごはんとレトルトキーマカレー。早めにごはんを食べ、ほろ酔いで夕景撮影に出掛けた。
逆光の七面山がその字のごとく神秘的。
| 大峰山系 | 10:30 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑