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ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
プロフェッショナルの定義にはその人の経験に基づいた考えや価値観が反映されるものです。「大隅典子の仙台通信」の大隅さんが、「やるべきことが見えてくる 研究者の仕事術 プロフェッショナル根性論」の書評を書いてくださったブログエントリーで、ご自分のプロフェッショナルの定義を披露されています。

....NHK総合テレビの「プロフェッショナル 仕事の流儀」の中で、最後に「あなたにとってのプロフェッショナルとは?」という問いに対する答えの言葉が話されますね。私だったらこんな風に。

"プロフェッショナルとは、最高のレベルの仕事を最短時間で仕上げる人"

時間をかけたら良いものができる、というレベルはプロではないと思うのです。
                      
大隅典子の仙台通信



なるほど。Strengths-based approachのなかで述べた「強み」のなかでも、最高レベルの仕事を目指す人の気質(タレント)である「Achiever(達成欲)」や「Maximizer (最上志向)」をもち、さらに最高の効率で仕事を達成する情熱を保てるひとがプロフェッショナルの一つのカテゴリーを占めることは間違いないでしょう。素晴らしい。

大隅さん書評ありがとうございました。



テーマ:ことば - ジャンル:学問・文化・芸術

引用御礼
島岡さま
「仕事術」上梓おめでとうございます。
こちらのブログは以前からときどき読ませて頂いていましたが、リンクを張っておきます。
【2009/08/30 Sun】 URL // 仙台通信 #01Ugu5/2 [ 編集 ]

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プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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