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ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
エントリー『YouTube版サイエンス・パブリケーション』で紹介した動画を主体にしたオープンアクセスScientific Publication”SciVee”で、北米アカデミアの科学者/ブロガー男女6人が「どうしてサイエンティストがブログをするのか」などについてビデオに出演して語っています。ブログ先進国の日本のコアな方からみれば、何を今更こんなことを語っているのかと思われるでしょうが、北米のアカデミアサイエンスブロガーはまだまだ黎明期です。

最近のエントリー『米国科学雑誌Scientific Americanの”Science 2.0”はうまくいくのか』で"科学者の昇進や就職にはピア・レビューされた論文のみを業績としてカウントするので、カウントされない(Web2.0的)なブログなどは時間の無駄だと考えがち”という意見を紹介しましたが、このSciVeeに出演しているDr. Badgerの”科学者もピアレビューなしにダイレクトに発信したい”というのもまた本音でしょう。



テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

世界へ発信
半年程前に、雑誌で知った茂木健一郎氏のブログを見に行きましたら、
"日本の研究者も、英語(ブログ)でもっと世界へ発信したらいい"
と書かれていたので、てっきり北米のアカデミアサイエンスブロガーは
最先端を行っているのかと思っていましたi-84(驚)

その時"なるほど♪"と思ってしまった(勘違いした)単純な私(も)、
世界へ向け文字で発信してみたのですが、この頃skypeというもを使うようになり、
これも道具になるのではないかと思い始めています。
webを使いこなし、ダイレクトに世界へ(一般へ)発信できるようになれば、
研究費なども方々から(個人を含め)集めることができるかもしれませんよね^^
                                   with-coffee OCO
【2008/01/15 Tue】 URL // cafe owner #yw4sqTbg [ 編集 ]
cafe ownerさん、
コメントありがとうございました。
【2008/01/16 Wed】 URL // Motomu #- [ 編集 ]
ピアレビューがなかったら
トンデモない内容の研究ばかりが出てくるというのが従来の科学者の考えなのでしょうが、僕はそう思いません。それはそれで科学の発展に貢献すると思います。ピアレビューがなかったら、科学者達の情報発信のスピードが劇的に高上するでしょうね。
とても興味深いエントリーでした。個人的には♪Bacteria~ Bacteria~という歌に笑ってしまいました。
【2008/01/18 Fri】 URL // yohmei #ldSHJ4vM [ 編集 ]

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プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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