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ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
学校でもっとよく基礎を勉強しておけばよかったなあという後悔は、社会人になってからの勉強のモチベーションのうち2番目に重要なものです。私にとっての後悔の一つは物理とくに、「素粒子物理学(Particle Physicis)」です。というのも、米国の(一部の)高校ではParticle Physicisを教えているらしく、高校生に質問されて答えられずに、戸惑った経験があるからです。

素人が勉強を始めるには、エキスパートの講演をまず聴くのが、効率的な方法です。そこで、スタンフォード大学教授のPatricia BurchatのTEDでのトーク「Patricia Burchat sheds light on dark matter」で、まず暗黒物質(Dark Matter)と宇宙のことを少し分かったような気にさせてもらいました。

ちなみに、クリエイティブな研究者のキャリアはロールモデルとして参考になるので、紹介しておきます。

Patricia Burchat:Career History
* B. Appl. Sci. Eng. (Engineering Science), University of Toronto, 1981
* Ph.D., Stanford University, 1986
* Postdoctoral Fellow, Santa Cruz Inst. for Particle Physics, 1986-88
* Assistant Professor, UC Santa Cruz, 1988-92
* Associate Professor, UC Santa Cruz, 1992-94
* Associate Professor, Stanford University, 1995-2000
* Professor, Stanford University, 2000-present






テーマ:勉強 - ジャンル:学問・文化・芸術

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プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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