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ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
仕事とプライベートとのバランスは永遠のテーマですが、現在のようにいつでもどこでもネットにつながり、24時間仕事に関するメールをやりとりし、仕事に関する情報を吸収/発信する状況のなか、仕事/プライベートの境目は増々希薄になっています。スマートフォンやiPhoneがさらにこの境目をなくしていくでしょう。

かっては「本当に仕事のできるヤツはオンとオフのバランスをうまくとっている」的な伝説もあったかも知れませんが、境目がなくなって行く以上、もともとワーカホリックにとっては不可能な「バランス」などという幻想など捨ててしまおうというのが最近よく目にする考え方です。

仕事/プライベートの「バランス」から「融合」への変遷をうまく表したイラストをribbonfarm.comで見つけました。70年代は仕事がプライベートを浸食しましたが、その後バランスという幻想が流行りました。2000年以降はプライベートが仕事へと浸食し、現在は融合がハッピーエンディングに向けて進行中ということでしょうか.....


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テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

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プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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