ゲームばっかりしてなさい。-12歳の息子を育ててくれたゲームたち- (2007/09/20) 浜村 弘一 商品詳細を見る |
こんな読み物待ってた。ゲームを通じた子育てや、ゲームと子育ての間にある問題について、あくまでも父親の視点から書かれたオモロイ本。著者は知る人ぞ知る浜村弘一。浜村通信と言えば、ゲームをかじった人なら分かるだろう。もはや社会的にスゴイ的な人である的である。
著者とお子さんのエピソード、本当に羨ましい。彼らがゲームを楽しみ、そして親として子として成長している様がありありとわかる。その一方で、ゲーム業界人としてはもちろん、ゲームを子供と楽しむ父親として、もはや懐かしい“ゲーム脳”について言及していたりする。業界人であるから、当然ゲームを擁護しているのだが、その論旨はしっかりしていて、ゲーム好きなオヤジとしては胸がスッとする思いである。
まぁしかし、この本は、ゲームが好きな親子を見守る感覚で見ればいいのだと思う。ゲームを通じて、お子さんはしっかり成長しているし(もちろん、ゲームだけで成長するわけではない。その辺がゲーム否定論者が目をつぶってるトコロだけど)、それを見ている著者が、日々成長する子供をゲームで確認していたりする。真に正しいゲーム好き親子ですな。そしてそれが、また書くけど、非常に羨ましい。
俺も、息子と子供をジャンジャン遊んで楽しんでいきたい、と強く思う。強く思うのだが、それには、超えるべき壁があるのだ。
カミさんである(笑)。
結構、彼女はゲームに否定的な立場的である。頑張って乗り越えよう、息子よ。いい見本が既にあるのだから。