王女の結婚
Royal wedding triggers monarchy debate in Sweden - 中国の新浪網の記事。スウェーデンで、王位継承者のビクトリア王女の結婚を控えて、王制に関する議論が高まっているという内容です。
王女が「平民」と結婚すること、王制に対する支持率が年々下がっていることなどを伝えています。王女の婚約が発表されて以来、共和制支持の団体の加入者が増えていることなどが紹介されています。王制支持の意見は、2003年には68%でしたが、現在は56%だとのこと。愛の詩を作るように依頼された詩人たちが王制に反対する詩を作った、などという逸話も。
「社会主義」体制の中国だけでなく、いろいろな国で王政という封建制の残滓を糾弾する観点から記事が書かれてもよさそうな気がしますが、なかなかお目にかかれませんねえ。この半世紀ぐらいで、世界は大きく後退したような気がします。
ちなみに、私、ある王女を教えたことがあります。いい人でしたが、別に他の学生と変わるところはありませんでした。生まれた家によって特別扱いする意味は全くないと思いました。
写真はスウェーデンの王女と王子だそうです。 Dirk Hartung さんが CC-by-sa で公開。
2010年 6月 14日 午前 12:25 | Permalink | この月のアーカイブへ
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