平和に帰る
内乱で非常事態宣言が出ている国から昨日、帰ってきた。その国(の少なくとも東部)では、政府の手で、インターネットが完全に止められていた。
そういえば、若いころ、住んでいた国が突然、戦争を始めた、という経験もした。にぎやかだった街から、ぱったりと人が消えたのを覚えている。
どちらも、直接、身に危険を感じるようなものではなかったが、市民の強い決意によって、そして絶え間ない努力によって、平和が守られてきた私たちの国の日常とは違う時間の流れであったことは間違いない。
私たちの国の多くの人は、そういう経験をしなくても、平和で公正な世界の尊さを知っていると思う。しかし、それと同時に、憎悪を煽ったり、武力に頼って問題を解決しようとしたりする人たちがいることも事実だ。
そのような「平和ボケ」の人たちを、私の未熟な心は、軽蔑する。そして、我にかえり、そんな人たちにも救いがあるように、祈る。
2018年 3月 13日 午前 12:03 | Permalink | この月のアーカイブへ
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コメント
お久しぶりです。
>内乱で非常事態宣言が出ている国
紅茶のとれる国ですか?
>市民の強い決意によって、そして絶え間ない努力によって、平和が守られてきた私たちの国の日常
「危機を感じないノンポリ市民がゆでガエルのように安逸をむさぼっている」みたいな慷慨をするのも、違うんでしょうね。
海外で軍事行動をすることを自制してきたし、国内で直接的な暴力を行使しようとする動きは全く支持を得られねかった。
最近は、ヘイトデモなども目立つようになりましたしね。
これで、自衛隊が海外活動をはじめたら、他の国と共同しての「平和維持行動」であっても、自衛隊の活動をスポーツかなんかみたいに扱い、何でも「よくやった」って熱狂したりしないかなあ。
投稿: kuroneko | 2018/05/12 17:38:55