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2014年6月13日 (金)

長時間労働を直接的に規制する制度の導入が必要である

本日、内閣府の規制改革会議が第2次答申を出しました。

http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/meeting/2013/committee2/140613/item1-1-1.pdf

各分野についていろんな議論があるところだと思いますが、こと労働時間に関しては、この一節のとりわけ太字にしたところを都合良く忘れて議論しないでもらいたいと思います。

・・・他方、我が国ではフルタイム労働者の総実労働時間は過去20 年ほど変わっておらず、長時間労働がいまだに大きな社会問題である。年次有給休暇消化率、長期連続休暇の取得率が国際的に見ても際立って低い。この背景には、時間外労働に対する割増賃金率以外に有効な長時間労働の抑制策がないという労働時間制度の不備があると考えられる。健康を徹底して守るため、労働時間の量的上限規制、休日・休暇取得促進に向けた強制的取組など、長時間労働を直接的に規制する制度の導入が必要である。

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