「労働組合を作りますよ!」と社員に脅かされました
J-CASTの昨日の記事ですが、なによりもまずこのタイトルですね(笑)。いや、笑ってる場合ではない。これが今の人事担当者の普通の感覚なんでしょうか。
http://www.j-cast.com/kaisha/2011/07/01100135.html?p=1
>――中堅システム開発会社の人事担当です。・・・
>経営陣からはさらなるリストラに向けて、ベテラン社員を中心とした退職勧奨を検討するよう指示を受けています。
そんな雰囲気を察知したのか、営業部の40代Aさんが社内の有志を集め、労働条件の見直しを含む会社への要求事項をまとめている、という噂を聞きました。
>「賛同者を募って労働組合を作ろうという話も出ている。どうしてもリストラが必要なら手続きは公平にしなければならないし、条件面でも注文を出したい。そんなことになる前に、会社は社員が納得できる経営改革案を出すべきじゃないですか?」
>人事部長に報告したところ、飛び上がって驚き、「組合なんか作らせたら、お前も俺も即クビ決定だよ」と嘆き、会社批判をして集まる人たちへの懲戒処分を検討しようとしています。これから、どうやって対応していったらいいのでしょうか――
「どうやって対応していったらいいのでしょうか」じゃなくって、人事部長以下人事担当者一同で、労働法の勉強をし(直し)た方がいいんでないかい、という感じですな。
ここに書かれていることからすると、きわめてまっとうな、まっとうすぎる労働組合への動きにしか見えませんが、しかしそれで「俺もお前も即クビ決定」とは、「中堅システム開発会社」の人事センスの高邁さが窺われて、思わず笑みがこぼれます。
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日本のIT系なら大企業でもそんなもんですよ。
良くある話です。残念ながら。
日本のIT産業が衰退し続けている理由も納得できるでしょ?
投稿: IT技術者 | 2011年7月 2日 (土) 14時10分
楽天?
サイバーエージェント?
ヤフー?
ここは労働組合作ろうとしたらさらしクビでごじゃるよ
投稿: 山田新太郎 | 2011年7月 3日 (日) 00時57分