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 スペインのカレンダーには1年365日の全てに聖人の名がついているのをご存じですか? 私が使っている名前Carmenは7月16日で、スペインの友人たちからお祝いのメッセージが届きます。


 11月9日はマドリッドの守護聖人アルムデナの日で祝日です。


 朝見る窓からの霧がかかったアルムデナ教会。教会の鐘が鳴っています。


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 マドリッドに住むスペイン人の友人から送られ来た2枚の写真。“マドリッドの人たちの幸せな日”“アルムデナの幸せな日”


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 マドリッドと言えばお祭りで踊られるChotis。今日はいろんなところで踊られているのでしょう。今年は先生から王の広場(Plaza del Rey)にあるバル・レボルトーソ(Bar Revoltoso)で19:00からChotisを踊りますという案内と生徒さんからベルリン公園(Parque de Berlín)にある同系のバルで14:00から踊れるという案内が来ました。早くもカップルが踊ってきたようです。


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 私は19:00にRaquel先生のいる王の広場のバルに行くことにしました。


 新開拓地です。メトロ バンコ・デ・エスパーニャ(Metro Banco de España)で降り、そこから見た反対の通りにあるスペイン銀行(Banco de España)。


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 セルバンテス語学学校(Instituto Cervantes)の素晴らしい建物の角を曲がると、すぐ近くに王の広場(Plaza del Rey)があります。冬時間になり探すのが大変かもと思っていましたが、分かりやすいところでよかったです。


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 大通りの賑やかさに反して、広場には人はまばら、ライトも少なく、銅像もはっきりと写真に移りません。


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 噴水とその背後にある“7つの煙突の家(Casa de las Siete Chimeneas)”と呼ばれるこの建物。怪しい雰囲気を醸し出しています。


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 実はこの場所を地図で探していて、幽霊伝説があるとわかったのです。青白い女性が煙突の間を歩くというのですが、この女性がフェリペ2世の愛人で無くなったエレナか、私生児か、いろんな説があり混乱します。


 ただ、明るい時にこの広場を訪れ煙突のある古い建物を見たいものです。


 ちょうどバルに入ろうとしたとき先生と一緒になり安心しました。


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 店内の様子。お酒を飲まない私にとって一人では絶対行かない場所。今日はChotisの仲間がいるので心強く周りを観察しています。飾りつけもいろいろ。ネコがシンボルなのかな?


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 私はいつものようにコカ・コーラを頼み、出されたポテトチップをつまんでいました。


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 カウンターには美味しそうなタパス。いい匂いがします。


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 今日の総メンバーです。


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 早くからChotis の衣装で待ち受けるMalu と Rafa。


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 狭い店内でスペースを見つけ、まず先生カップルが踊り始めます。続いて先生とRafa。マントンと帽子で小粋に着飾り踊る夫婦。私も先生の相棒と踊ってもらいました。


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 そして、踊りの場所は店の外に。


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 マドリッドの祝日に伝統的な催しが市内で行われているのでしょう。ここでの踊りは終了し、私はまた雑踏の広がるアルカラ通り(C/Alcalá)のメトロ バンコ・デ・エスパーニャから家に戻りました。


 もう一つ、11月16日が国際フラメンコ・デーなのをご存じですか? 


 2010年11月16日、フラメンコはユネスコの世界無形文化遺産に認定されました。早くも14年経つのですね。


 16日(土)の朝。


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 友達からは自作のポスター。


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 フラメンコをやっているわけではない友人からYouTube特別企画 Ballet Nacional de Españaの動画を送ってもらいました。


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 同時に私が見つけたカンタンテMiguel PovedaのTangos de Triana の曲に合わせた振り付けで、各地各国で踊られているのもいいですね。


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 毎年いろんな企画でこの日が祝われているのです。日本でも愛されるフラメンコ。絶えることなく変化を遂げながら続いて行ってほしいものです。


 フラメンコにはよく“月(luna)”が使われます。ルナレス(Lunares)水玉模様は衣装に。小さい子供がフラメンコ衣装を着け、最後の仕上げに額に赤い月を口紅で描かれたのを見たことがあります。


 今日は夜空に月が輝いていました。


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 追記:先週より恒例の11月風邪で苦しんでおります。フラメンコのレッスンにも行けず、折角見に行こうとチケットを取ったものもキャンセル。なかなか回復には時間がかかりそう。元気になったら食事のお誘いもありそうなのでそれを楽しみに、今はおとなしくしています。




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