私のスペイン

　２０２４年１１月２８日（木）にマドリッドのイルミネーションが点灯されてクリスマスが始まってから、２０２５年１月６日（月）東方三賢人がイエスにプレゼントを渡す日までの長～いクリスマス終了まで、今回はたった１２月１３日（火）Plaza Mayorのイルミネーションだけしか見ることができませんでした。その後体調不良のためどうしてもイルミネーション巡りができなかったのです。残念。


　唯一見に行けた“プラサ・マジョール(Plaza Mayor)”のクリスマスツリー。







　広場内に作られたスペインの伝統的なクリスマスの飾り“ベレン(Belén)”、イエス・キリストが生まれたシーンを再現した人形を見てみましょう。













　そして２０２５年が明け、いよいよ東方三賢人が贈り物をもって、１月５日にやってきます。今年は雨の心配があったので日を早めたところもありますが、マドリッドでは東方三賢人のパレードが実行されました。


　私の住む地域の様子・・・





　１７：００開始なので家を出て、いつもの定位置へ１６：３０着。まだまだ人はいません。









　警察の車が動き始め、待機。





　先導パトカーの警察官粋ですね。出発前に飴を撒いてくれました。





　１７：１０　さあ！　始まり！　楽隊登場。飴を撒きながら山車が通っていきます。









　子供も大人と一緒に踊ってる。可愛い！





　いろんな工夫をされ、飴を撒きながらの行進です。

















　やってきましたよ。東方三賢人！


　まず、Melchior（メルキオール） 黄金の贈り物・・・イエスがやがて王になるだろうと考える。







　続いて、Caspar（カスパール）　没薬の贈り物・・・ミルラと呼ばれ、薬用強壮剤として使われて、緊張や不安を取り除き、気持ちを穏やかにする作用、口内炎や咳、気管支炎、胃腸の働きを整える作用あり。







　最後に、唯一黒人のBaltasar（バルタサール）　乳香の贈り物・・・フラキンス・センスと言う精油で、体の不調を回復させ、身体を健康に強く保つ力があり、美しさと健康を保つ効果もあるようです。







　私にとって今年はCasparとBaltasarからの贈り物に大感謝です。


　今年も見た飴の集め方。傘が有効に使われています。





　１７：３０　目の前をすべての山車が通り過ぎました。その後を清掃車が続き道路はいっぺんにきれいになります。毎年のことながら連携作業は素晴らしい。ご苦労様です。

　





　それではポケットにあるたくさん拾った飴を持って、家に戻るとしましょう。







　数えると２４個の飴。





　外はすっかり暗くなり、山車は輝く光を放ちながら、行進を続けているところでしょう。





　今夜は童心に帰り、明日枕元に置かれるプレセントを楽しみに床に就きます。おやすみなさい。

　
　¡ Buenas noches !

　スペインの皆さん、２０２５年明けましておめでとうございます！　各自お家で静かな新年、または賑やかな新年を迎えられたことでしょう。


　私は１１月半ばから体調を崩し、薬局の薬を服用していたのですが、なかなか回復せず、病院嫌いの私がついに１２月３０日（月）初めてここマドリッドの緊急病院“Hospital Sanitas La Zarzuela Urgencias”へ行きました。









　幸いにしてスペイン人の友人が付き添ってくれ、受付から医師との面談と私の下手なスペイン語をきちんと補足して話してくれ、すべて順調に診察が終わりました。何十年ぶりの胸部レントゲン検査でしょう。熱、痰、鼻水、頭痛という症状が出ていたので、肺に問題があったらどうしようと心配していたのですが、全然問題なし。ただ喉の奥に炎症が見られるので、そのための薬を４種類処方してもらい７日間服用です。


　薬漬けの１週間。フラメンコの練習がしたいと先生に言うと、それはだめだと止められました。外に出るのは食料調達だけで、私の新年は５日（日）まで家でおとなしく過ごすことになります。とほほ！


　ということで私の年末年始は、以下の通り。


　２０２４年１２月３１日 （火）２１：００　年越しそばを食べ、２０２５年を迎えるため１２粒のブドウの準備をして、２３：３０　テレビの前に座ります。







　画面に映し出されるソル広場。時計台の建物はブルーのライトで彩られ、携帯電話を構えて群衆が新年を今か今かと待っています。





　そしてAntena 3の恒例のメッセージのあるドレスを着たキャスター“Cristina Pedroche”が 「子供たちの無邪気さはそのままでいなくてはいけない。暴力、虐待または搾取から自由に生きるという一人ひとりの責任で。」と強調し今年の衣装を披露しました。今回もびっくり！






　
　その後、ブドウを食べる準備の鐘が鳴り、１２時の鐘に合わせてブドウを1粒ずつ食べていきます。写真を撮ったり食べたり、大忙し。今年はきちんと１２粒食べられたのできっといい年が迎えられることでしょう。　









　¡ Feliz Año Nuevo 2025 !　家からソル広場方面に見えた花火です。











　私の新年の迎え方はこのようなものでしたが、外ではいたるところで花火が打ち上げられ、その音が朝の５時まで聞こえていたのを記憶しています。


　結局寝られず徹夜のようなものでしたが、８：４０　マドリッドの日の出を１羽の鳥と共に見て、お雑煮、田作り、蒸したまごを食べて静かに元旦を迎えました。







　スペインの人たちは朝まで大騒ぎをして、この時間帯は寝ていることでしょう。日本では３日までお正月気分ですが、ここでは明日２日から平常の仕事が始まります。スペイン人よく働きますね。


　メールのチェックをしていると、José先生から１２月に録画した私たちのクラスの踊り“Taranto”が送られました。新年早々第一番の配信なんて嬉しいことでしょう。









　また日本からは、Silviaから御殿場海岸の素敵な日の出、Evitaからは可愛い巳年の置物の写真を送ってもらい、体調を整え今年が“復活と再生”の年になるよう心に誓ったところです。







　２０２５年１月１日、早くも日の暮れです。

　日本の皆さん！　新年あけましておめでとうございます。日本の幕開け時刻のマドリッドの風景です。





　今年は巳年。Carmenの年です。「復活と再生」新しいことが始まる２０２５年、物事を成し遂げるため粘り強く努力していきましょう。





　ではお待ちかねのロスコンくじの発表です。４８人のご参加ありがとうございました。敬称略で失礼します。





　パンパカパーン！　No.2　大当たり！　今年も子供の王様でした。





　大当たりの方は（４人）…Baby・Junko・Machiko・Mónica


　おめでとうございます！　１日王様としてふるまってください。


　続いて、そら豆はNo.5でした。





　引き当てた方は（８人）…Beatriz・Nozomi(Es)・Akemi・Blanca・Eiko・Elizabeth・Lola・Rosario


　ロスコン代６．９９€をいただきます。今年は円安なので約１１７０円を皆さんで分けてお支払いください。


　今回残念だった方は（３６人）…


No.1（９人）…Carmen・Yoriko(Es)・Carina・Fresa・Nakagawa・Rosa・Victoria・Yamamura・Yoshihisa
No.3（９人）…Silvia・Yoshie(Es)・Chika・Erika・Higuchi・Kawakita・Kimoto・Nora・Princesa
No.4（５人）…Fernanda・Anita・María・Momoyo・Sachiko
No.6（１３人）…Evita・Shizue(Es)・Fujimaki・Fukiko・Ihoko・Mamá・Mukai・Mukaide・Noriko・Sakamoto・Sawano・Sofía・Tone


　当たらなかった３６人の方には、２０２５年が皆さんにとって輝く年になりますようにお星さまをプレゼントします。。





　年々時が経つのが早くこと。２０２４年もいろんな空の風景を楽しむことができました。目を疑うどっきりな風景に出会うこともあり。ご一緒に楽しんでください。


１月(Enero)の空




２月(Febrero)の空




３月(Marzo)の空




４月(Abril)の空




５月(Mayo)の空




６月(Junio)の空




７月(Julio)の空




８月(Agosto)の空




９月(Septiembre)の空




１０月(Octubre)の空




１１月(Noviembre)の空




１２月(Diciembre)の空


　

　２０２４年は、日本では能登地方の地震から始まり、スペインではバレンシアの洪水で終わるという自然災害の多い年になりました。年々気候の変化が激しくなり何が起こるか予測がつかない地球ですが、各地域の美しさを楽しめる年でありますように。


　いよいよ８時間後スペインも２０２５年を迎えます。


¡ Feliz Año Nuevo 2025 ! Les deseo a todos felicidad y buena salud.

　昨年からアモール・デ・デイオスのJosé先生のクラスでは“Quemada Flamenca”という１２月に録画会が行われるようになりました。クリスマス会を兼ねた催しです。


　２０２４年１２月１５日（日）１１：００　アモール・デ・デイオス集合です。





　普段は他の練習生たちもたくさんいて廊下は満杯なのですが、今日はJosé先生のクラスのみ、廊下に飾られたフラメンコの絵もゆっくり見ることができました。







　また、Sala 3には、クリスマスの飾りつけがされ、ここで練習する生徒はより盛り上がり楽しいでしょうね。女性の先生のクラスでした。









　ぼちぼちと仲間が集まり、着替えも済ませ録画の順番待ちです。


　私たちのクラスは今練習中の“Tarantos”のカンテサリーダとレトラ１まで。タラントスは鉱山の踊りで、深く重く味わいのある曲なのですが、自由カンテと言われ、歌い手により長さが違うこと、それに合わせて踊りとなるととても中級の我々には手ごわい曲種です。


　私は風邪をひいて２回レッスンを休み、体調としては満足のいく状態ではなく、仲間のDavidは朝からぎっくり腰、Zoraidaはクリスマス休暇で前日帰ってきたばかり。







　このような中、私たちの順番がやってきました。カンテとギターは練習の時に来てくれたメンバーではなく、新しい２人。案の定歌い手の歌いだしと途中の歌の長さが分からず、録画ストップ。ほんと難しい。


　何とか２回録画できましたが、初めての演奏者に合わせることがこんなに難しいとは。みんな本当にあたふたした録画撮りでした。後日José先生が公開用のビデオを作ってくれる予定ですが、きっと編集に苦労しそう。うまく編集してもらえることを祈ります。


　全クラスのビデオ撮りが終了。クリスマス会に変わります。


　食べ物と飲み物がいっぱいですね。私は生チョコを作り持っていきました。みんな話に夢中で一向にお菓子類は減りません。









　最後に仲間と久しぶりにIsabel先生とJosé先生との記念写真。











　終わったのはちょうど１４：００でした。これで今年のイベントは終わり、来年６月に向けてまた新たなスタートです。


　１２月２５日（水）今年はラッキーなことに日本のフラメンコメンバーとの練習日とクリスマスの日が重なりました。


　我が家のメンバーと5 Lucesのメンバー　¡ Feliz Navidad !







　前半はどうしても欠かせない“Tangos de Titi”の練習です。着ぐるみでの練習になりましたが、これもまた楽し！ 今日は２０２４年の総まとめのこともあり、１曲総通しの４回練習。着ぐるみが暑い、暑いと言いながら、頑張りました。











　予定通り練習も済ませ、今年の締めくくりができました。¡ Olé !


　では、クリスマスモードに切り替えて！ あれ？着ぐるみが違うぞ？　Silvia！　トナカイからサンタクロースに変わってます。そして暑いのでアイスクリーム食べてる。





　ではLINEで変身し、改めまして ¡ Feliz Navidad ! ¡ Salud !





　続いて、恒例の“Roscón de Reyes”くじ。番号を選んでいただきましょう。







　選択結果、No.1　Carmen, No.3　Silvia, No.4　Fernanda,　No.5　Beatriz, 　No.6　Evita


　早速Carmen No.1を食べる・・・結果は２０２５年１月１日に発表しますでそれまでお楽しみに。





　最後に、今年１番嬉しかったことを発表。


Beatrizは、６年ぶりの海外旅行。韓国への旅実現です。
Evita は、孫さんにスペイン名Evaを命名。アバニコをうまく使いフラメンコを踊る姿は愛らしい。
Fernandaは、山登り１２回達成。特に北アルプス唐沢は最高です。
Silviaは、今年はスペイン料理Paellaとフラメンコショーに大満足。
Carmenは、１月９日にスペイン滞在許可がおりたこと。これで自由に動けるようになりました。万歳！


　２０２４年も楽しくオンライン練習ができました。次回２０２５年１月８日（水）オンライン新年会でお会いしましょう。


　皆さん良いお年を！

　２０２４年１１月２０日（水）マドリッドのソル広場を通った時、メインのクリスマスツリーはまだ工事中でした。





　今年のマドリッドのクリスマスイルミネーションの点火は１１月２８日（木）ソル広場で式典が行われるとわかりました。当日昨年同様家から花火を見ようと待ち構え、１９：４０王宮とアルムデナ教会の間から見ることができました。









　後でテレビで見たソル広場の点火されたクリスマスツリーです。





　マドリッドの夜のクリスマスイルミネーション巡りは、後日することにして、買い物に行ったところやフラメンコのレッスンで偶然見かけたクリスマス風景をご覧ください。


　よく買い物に行くアルグエジェスの百貨店“El Corte Inglés”。


　夜だと建物外のイルミネーションが綺麗でしょう。





　店内の飾り。





　そして、特設クリスマスコーナー。









　一ご夫婦が、クリスマスの飾りの前で写真を撮り合っていました。





　１月６日の東方三賢人の飾りつけ。スペインのクリスマスはこの日まで続きます。







　家から歩いて１５分、プリンシペ・ピオのショッピングセンター内です。








　よく使うバスNO.６５の乗り場があるハシント・ベナベンテ広場に出されたお店。





　この地域は洋裁店が多く、黄金に輝くイルミネーションのあるポンテホス広場(Plaza de Pontejos)を左に曲がり、バルコン・デ・ポンテホス(Balcon de Pontejos)という店で買い物をしてきました。ウインドウはクリスマスバージョンです。







　クリスマス車両に変身した地下鉄は見たことがありますが、偶然レガネスのフラメンコレッスンを終え帰る途中に乗ることができました。





　入口のドアボタンはどこでしょう？





　内装は・・・やりますね。楽しい気分になります。





　最後は家の近くの大通りPaseo de Extremaduraのイルミネーションです。町の中心からは離れているので豪華ではありませんが、落ち着いたクリスマスを味わえます。





　マドリッドのクリスマスは、これから本番。後日イルミネーション巡りをしてきます。今年はどんな光に出合えるか楽しみです。