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下手でもとにかく書くこと

 今日の更新は5分で書いてます(通常は30分)

 こんばんは、ムラカミです。


 なんで5分で書くのかということは、ぼくの縮こまった手を伸ばすためです。さあて、のびのび書くぞお。


――――――――

 ――月産300枚を書く。話はそれからだ。

 そう誓った元旦。しかし、その言葉はもろくも崩れ去り、月産300枚どころかその半分も書けなかった1月。その理由は簡単。ぼくは自分のアイデア用の文章でさえも、体裁を取り繕って書くクセがあるからです(あとで見やすいように丁寧にノートを取るのに似た感じでしょうか)。

 詳細は昨日の更新に書いてありますが、とにかくこんなことではいかんと思ったぼくは、下手でも雑でもとにかく量を書くことを決意したのでした。

 しかし、決意してすぐにできるようであれば最初から苦労しません。というわけで、本日の更新を下手でもいいから短時間で書こうと思ったのです。

 ここまで2分半。読み返してないのでかなり不安なんですが大丈夫でしょうか。同じこと何回も行ってませんか? 大丈夫ですか?


 とにかく! 自分用に書くもの、推敲前に書くラフ原稿、そんなものは一々止まって書いて見直してとやっていてはとても月産300枚など無理なんです。

 どうせ何度も見直すことになるんですから、披露前は書き殴ればいいんです。


 というわけで、ここまで書き殴って見ましたがどうですか? 不安でしょうがないんですが。こんなもの記事として公開していいんでしょうか?

 あ、4分経った。締めに行かないと。
 
――――――――

 下手でも量を書くことの重要性を訴えたかったので、本日の更新は「小説論」のカテゴリに入れましたが、実際のところぼくの言いたいことは伝わっているんでしょうか。

 正直、支離滅裂な文章を書いている気がしてならないんですが、そういうことを意識するからダメなんです。雑念を捨てて量を書くんだ! そのための更新なんだ!

 しかし、公開する文章じゃないよなあ。まして「小説論」とか……。



 どうやら時間です。


 では、また明日。

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1月が行ってしまう……

 ちょっと待ったあ!

 こんばんは、ムラカミです。


 気付けば1月も残すところあと1日ですが、皆さんご機嫌いかがでしょうか。ぼくのご機嫌はイマイチです。

 1月は行く、2月は逃げる、3月は去る――なんて言いますが、本当に毎年1月の過ぎるスピードには困惑させられっぱなしですよ。ぷんぷん。


――――――――

 一年の計は元旦にあり――というくらいですから、元旦に何らかの誓いを立てる人は多いんじゃないかと思います。ぼくもその1人でして、今年は「とにかく書きまくって受賞する」という目標を掲げました。

 具体的には、どんな文章であれ(アイデアやメモも含めて)月産最低300枚は書こう! 話はそれからだ! とか思ってたんですが、いざ1月末を迎えてみると目標の半分にも満たない始末。


 それもこれも1月が速すぎるせいだ!

 ぼくのせいじゃないんだー!



 なんて……すみません。本当はわかってるんです。ぼくがダメなんだって。ダメダメの実の能力者なんだって。毎日必ず机に向かう時間を作ってはいるんですが、思ったように文章が書けないんですよ。頭の中にあるものを上手くアウトプットできないんです。


 そんなとき、ぼくは思うんですよね。作家に向いてないんじゃないかなって。いくら言いたいことがあってもそれを文章化できない時点で才能がないんじゃないかって。

 でも、ぼくは思うんですよね。努力が足りないんじゃないかなって。文章を書くというのは技術的な側面もあるのでそこを鍛えずに才能がないと決めつけるのは尚早なんじゃないかって。

 そして、ぼくは思うんですよね。いつも同じことで悩んでるなって。結論はわかってるのに毎回同じことで悩んでるぼくはひょっとしてバカなんじゃないかって。


 で、いつも辿りつく結論ですが――下手でもとにかく書くこと。


 ぼくは文章力に自信がないせいか、語尾や言い回しに気を配ってとにかく丁寧に書こうとする気質があります。人様に見せる文章ならともかく自分が読む文章までこの調子で書いているので、時間をかけた割にはそんなに量を書けず、上記のように自信をなくし負の悩みへと落ちてしまうのです。

 文章力に自信があればもう少しスムーズに書けるのでしょうが、かと言っていきなり上達するものでもないので、そこで出る結論が――下手でもとにかく書くこと。

 下手でも雑でも何でもかんでもとにかく書きまくってやる! と今年の元旦は殊につよく誓ったんですが、やっぱりそう簡単には変われませんで……。変われないうちに1月が終わろうとしたため、ついつい1月に毒づいてしまったというわけです。ごめんね。

――――――――

 この調子で「2月は逃がさないぞ! 書きまくってやるからな!」と誓ったところで達成されないのは目に見えています。そこで来る1月31日、明日ですが、意識改革のためにとある試みをします。

 それはずばり……適当な更新!

 こう見えてもいつも30分はかかっているブログの更新ですが、明日は5分で書きます。人様に見せる文章を5分という短時間で書くことにより、下手でもとにかく書く! という感覚を掴む作戦です。読む方はたまったもんじゃないと思いますが……。

 というわけで、明日の更新はそれはもう酷いものになると予想されますが、なんとか温かい目で見守って頂ければと思います。


 では、また明日。

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森見登美彦『太陽の塔』

太陽の塔 (新潮文庫)太陽の塔 (新潮文庫)
(2006/05)
森見 登美彦


 妄想系純文学とでも言うんでしょうか、とにかく強烈な小説でした。

 恋人にふられた京大生の冴えない日常を描いた作品なんですが、明治期の文学青年のような主人公「私」に妄想力全開の一人称で語らせることにより、非常にユニークな世界観を作り出しています。

 事件らしい事件もなくほんとにささやかな日常のはずなのに、主人公たちがまるで世界の中心にでもいるような感じがしてくるから不思議です。


 しかし、過激な妄想だけで楽しませる作品かというと決してそうではなく、その中にも共感できる部分が多々あり、「クリスマスは良い思い出しかない」とかいう少数派男性以外は十分感情移入できる作品であると思います。


 あと、舞台となっている京都の描写が素晴らしいです。

 ぼくも以前1年ほど京都で暮らしていたことがあるんで、主人公の見ている風景が自分の目の前にありありと浮かんできました。

 学校が終わると自転車で堀川通を南へ下り、四条通で左折する。烏丸通を越えて、ジュンク堂でしばし立ち読みした後、寺町辺りをぶらぶらし、四条河原町の交差点を東へ。そして、友人らと橋の上から鴨川沿いに等間隔に並ぶカップルへ向けて呪詛の念を送る。いやあ、実に懐かしい。


 え? やることが暗い? まあ、不安でたまらない鬱屈した浪人生のやることですから許してつかあさい。あと、呪詛の念を送りながらも、座れるもんなら座りたいと思っていたのはここだけの秘密です。


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舞城王太郎『煙か土か食い物』

煙か土か食い物 (講談社文庫)煙か土か食い物 (講談社文庫)
(2004/12)
舞城 王太郎


 ものすごく勢いのある文体で綴られた怒濤の小説です。

 読点や改行が極端に少ないんですが、舞城節とでも言いましょうかこの作者独特のリズムでグイグイと引っ張られます。

 句読点を適切に打ち、漢字と仮名の配分に気をくばり、適宜に改行するのが読みやすい文章の基本である、と思っていたぼくにはちょっとしたカルチャーショックでした。


 内容はバイオレンス成分多めのミステリ、と見せかけた家族ドラマでしょうか、これは。

 主婦を殴って生き埋めにするという奇妙な事件が連続発生し、その被害者となった母親の復讐に燃える息子が犯人を追っていくというストーリーです。

 一応の本線であるはずのミステリ部分にはそんなに吸引力はありません。むしろ、取って付けたような印象さえ受けます。

 しかし、その背景となる主人公の家族の話はかなり濃厚で読んでてグイグイ引き込まれます。奇天烈な人物ばかりなのに妙にリアリティを感じさせるのは、やはりキャラクター造形力とそれを描く筆力が確かなものだからでしょう。


 ともあれ、読後に思わず「いやあ、それにしても小説って本当に自由でいいものですね」と言いたくなる、そんな1冊でした。


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カーボンヒーター購入

 これで執筆ペースも上がるはずだ!

 こんばんは、ムラカミです。


 先日、執筆ペースの低下の原因をエアコンによる室内温暖化のせいだと断定したぼくは、それに代わる暖房器具を入手しようと家電量販店へと向かいました。


――――――――

 コタツかハロゲンヒーターをゲットだぜ! そして執筆ペースもアップだぜ! と意気揚々と暖房器具コーナーへ向かったのですが、いざ到着するとそこには信じられない光景が広がっていました。なんとコタツもハロゲンヒーターも暖房器具コーナーに置いていなかったのです。

 ――そ、そんなバカな……。以前エアコンを買いに来たときにはコタツはともかくハロゲンヒーターは新世代の省エネ安全暖房器具としてブイブイ言わせていたはずなのに……。


 ぼくはこの現実を俄には受け入れることができず、おぼつかない足取りで近くにいた店員さんに尋ねてみました。すると、店員さんは次のように答えてくださいました。

「最近はカーボンヒーターが主流になったんでハロゲンヒーターは置いていないんですよ。だいたいハロゲンヒーターは言うほど省エネでもないし、暖める範囲も狭いし、しかも結構眩しいし、元々ブイブイ言わせる器じゃなかったんですよ。ちなみに、コタツは昔から置いてません! というわけで、お客さん、カーボンヒーターいかがっすか?」

 ――がーん。てっきりハロゲンは時代の最先端だと思ってたのに……。ていうか、コタツ売ってなかったのかよ……。


 で、結局カーボンヒーターを買ったというわけです。

――――――――

 使用感想としては、見た目は電気ストーブみたいですが遠赤外線効果というやつでしょうか、離れていても暖かさが伝わります。あと、風呂と同じように体の中も暖かくなるのでトイレに立つたびに震えるということはありません。

 ただ、思ったより暖房域が広いので位置と角度を上手く調節しないと頭も暖まってしまいボーっとなってしまいます。できれば頭寒足熱な状態へと持っていきたいのですが、微妙な位置加減を見極めるにはもう少し使い込んでみる必要がありそうです。


 というわけで、これでエアコンによる執筆ペース低下は回避できました。

 これで言い訳できなくなったな、ぼくめ! と自分で自分を叱咤しながら執筆のペースアップを図りたいと思います。


 では、また明日。

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東野圭吾『魔球』

魔球 (講談社文庫)魔球 (講談社文庫)
(1991/06)
東野 圭吾


 ナックル、シェイク、ヨシボールなど野球界には魔球と呼ばれる類の変化球が存在するのですが、今作に出てくるボールもかなりの魔球でしたね。なんせ殺人事件が起こっちゃうくらいですから。


 春の選抜高校野球大会、強豪校相手に1点リードしていたものの9回裏に二死満塁の大ピンチ。バッターボックスにはプロ注目の4番打者。何投げても打たれそうだ、と予感したエースがこの場面で投じた1球が……魔球。

 で、この魔球が恐るべきデッドボールとなって打者に襲いかかる……とかそんな話ではありません、念のため。物語は大会後、魔球を受けたキャッチャーが愛犬と共に刺殺体となって発見される場面へと続きます。


 と、出だしだけ書くと魔球という一風変わった題材を取り入れた単なる面白ミステリじゃないかと思われるかもしれませんが、ちがうちがう、そうじゃない、そうじゃないんですよ。

 この作品はミステリというよりも人間ドラマです。物語が進むにつれて明らかになる登場人物たちの行動理由。それぞれの心境を思うにつれて悲しくて涙が出そうになります。さすがは東野作品。単に面白いだけじゃ終わらせません。


 ぼくも元高校球児として1度は高校野球を題材にした作品を書きたいんですが、いかんせん本物がドラマチックすぎてそれを超えるフィクションをなかなか構築できないんですよね。その点から言えば、まだプロ野球の方が書きやすい気がします。

 ちなみに、以前少年野球を題材にした脚本は書いたことあるんですが、それはもう見事に落選しましてね。いま考えると、おそらく内容が魔球過ぎたんだと思うんですよ。だから審査員のミットには収まらなかったんじゃないかなと。わはははは……しょんぼり。


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映画『魍魎の匣』

 敦っちゃんかわいすぎ。

 こんばんは、ムラカミです。


 前作『姑獲鳥の夏』がイマイチだったので『魍魎の匣』はDVDでいいかなと思っていたんですが、たまたま今日が上映最終日だと知り時間もあったので観てきました。


――――――――

 ぼくは京極夏彦さんの京極堂シリーズではこの『魍魎の匣』が1番好きでして、「どうかあんまり残念な内容になりませんように」と思いながら見始めたんですが、ふたを開けてみてびっくり、なんと面白かったんですよ、これが。

 元々2時間に収まる原作ではないので(前作もそうですが)そこをどう処理するのかと思っていたら、それはもう気持ちいいくらいバッサリ切っていて、切らなかったエピソードもより短いオリジナルエピソードに変換しており、うま~く2時間の物語に仕上げてました。

 前作はぶっとい原作を圧縮して詰め込んだためかなり急ぎ足でわかりにくい感があったんですが、今回はそのようなことはなくテンポよく飽きさせない展開で最後まで楽しめました。あと、上海ロケをふんだんに取り入れた映像はスケール感たっぷりで、劇中の音楽も非常に良かったです。


 しかし、ここで1つ断っておきたいのですが、この映画、原作とはまったく別物です。

 もちろん大筋は一緒なんですが、物語の発端となる部分(起承転結の「起」)を変えているので、ゴール(起承転結の「結」)は同じでもそこに至るまでの登場人物の役割や行動原理(犯行の動機とか)が原作とはまったく違うものになっています。あと、監督のセンスなのか一部登場人物が原作よりコミカルになっていますが、普通に笑えたのでこれはこれでありだと思いました。


 と、映画ならではの面白さを見せてくれた劇場版ですが、もし映画も小説も未見未読の場合なら、やはり小説から入った方が『魍魎の匣』の『魍魎の匣』たる所以がより深く理解できて楽しめるんじゃないでしょうか。

――――――――

 それにしても、田中麗奈があんなにかわいかったとは……。前作ではそんなに印象に残らなかったのに……迂闊です。やはりここは『ゲゲゲの鬼太郎』を観るしかないでしょうね。うむうむ。


 では、また明日。

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読書(小説)

綾辻行人『十角館の殺人』
綾辻行人『どんどん橋、落ちた』
伊坂幸太郎『オーデュポンの祈り』
伊坂幸太郎『チルドレン』
伊坂幸太郎『ラッシュライフ』
岡嶋二人『クラインの壺』
乙一『GOTH』
折原一『倒錯のロンド』

海堂尊『チーム・バチスタの栄光』
川端康成『伊豆の踊子』

司馬遼太郎『新選組血風録』
司馬遼太郎『燃えよ剣』

太宰治『人間失格』

長嶋有『猛スピードで母は』

東野圭吾『どちらかが彼女を殺した』
東野圭吾『魔球』
東野圭吾『名探偵の掟』

舞城王太郎『煙か土か食い物』
舞城王太郎『世界は密室でできている。―THE WORLD IS MADE OUT OF CLOSED ROOMS 』
宮部みゆき『ステップファザー・ステップ』
宮部みゆき『レベル7』
森見登美彦『太陽の塔』

横山秀夫『動機』
横山秀夫『半落ち』




アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』
エラリイ・クイーン『恐怖の研究』

カール・ハイアセン『復讐はお好き?』
カフカ『変身』

ジェフリー・ディーヴァー『クリスマス・プレゼント』

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伊坂幸太郎『ラッシュライフ』

ラッシュライフ (新潮文庫)ラッシュライフ (新潮文庫)
(2005/04)
伊坂 幸太郎


 異なる5つの視点で物語が進んでいく群像劇です。


 読んだ直後は「おもしろい」よりも先に「う、うまい」という印象を持ちましたね。それくらい構成が見事な作品です。見事じゃ一休!

 5つの物語が途中で交錯しやがて収斂する……という流れかと思いきや、そうじゃないんですよ。いや、そうじゃないと言うと語弊がありますね。5つの物語が交錯し収斂していきますし。「そうじゃない」ではなく「それだけじゃない」と言った方が適切でしょうか。では、それだけじゃなくて何があるんだという話になりますが、それを言っちゃあおしまいなので秘密です。ひ・み・つ。


 と、構成の見事さばかりに目がいきがちな作品ですが、登場人物の会話もなかなか楽しませてくれます。小説でしかお目にかかれないうようなセリフが多くちょっとクセはあるものの、それがうまく使われている故にニヤリとさせられたりナルホドと思わせられたりするのです。

 個人的には277頁の黒澤のセリフに思わずハッとさせられました。読んだだけで何だか楽な気持ちにさせてくれるセリフというのもそうそうないんじゃないでしょうか。


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執筆ペースを上げるにはエアコン以外の暖房器具が必要だ

 目がっ……目があっ(ムスカ大佐っぽく。以下同様に)。

 こんばんは、ムラカミです。


 昨年末にエアコン故障というアクシデントに見舞われ、室内なのに寒さに震えながら過ごしたせいか、今年に入ってエアコンをガンガン使いまくっているのですが、ここにきてとある問題が浮上してきました。


――――――――

 エアコンを付けっぱなしにしておくと……、

 電気代がバカにならない。
 目がっ……目があっ、乾燥するうぅぅぅ。

 という問題があるんですが、そんなことはとっくに承知していることなので、今さら声を大にして言うことではありません。電気代はもとより覚悟の上ですし、目が乾いたら目薬をさせばいいんです。


 では、今回浮上してきた問題とはいったい何か。
 それは、エアコンを付けっぱなしにしておくと……、

 目が……目があっ、閉じるうぅぅぅ。

 という問題が発生します。つまり眠たくなるんです。創作活動が順調なときはそうでもないんですが、少しでも行き詰まってしまうと途端にまぶたが重た~くなってきます。

 こういうときこそ粘り強く頑張らねば! とか思うんですが、エアコンが醸し出すぬくもりには勝てません。思考は鈍り意志も弱まり、終いには「今日はこれ以上やっても無駄無駄」とか言い訳しながら布団に入ることになるわけです。

――――――――

 本来なら精神を鍛え上げて鉄の意志を培いたいところなんですが、おそらく暖房の問題をどうにかした方が話が早いんじゃないかなと思いまして……。

 というわけで、今のところコタツかハロゲンヒーターかで迷っているんですが、どっちも3月までしか使わないと思うと今ひとつ踏ん切りがつかないんですよねえ。とりあえず週末にでも量販店へ行って現物を見てから決めようと思います。

 それまではエアコンのぬくもりの中でこっくりこっくりとの闘いが続きそうです。


 では、また明日。
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エラリイ・クイーン『恐怖の研究』

恐怖の研究恐怖の研究
(1976/11)
エラリイ・クイーン



 シャーロック・ホームズ! エラリイ・クイーン! 切り裂きジャック!(あとワトスン博士!) 

 この3人(+1人)の名前が揃ってワクワクしないミステリファンはいないんじゃないか、というくらいの大スターたちをクイーンが見事な手腕でまとめ上げた逸品です。


 ロンドンの街を恐怖で震え上がらせた希代の連続殺人鬼、切り裂きジャック。この連続殺人事件に果敢に挑む我らがシャーロック・ホームズ。そして、事件の顛末を一部始終を書きつづるワトスン博士。

 物語はこのワトスン博士の書いた事件記録がエラリイ・クイーンの許に届けられたところから始まります。80年前に書かれたこの記録に魅せられたエラリイは自分なりの推理をしながら読み進めていきます。一方、同時進行で記録の中のホームズたちは切り裂きジャックの正体を追っていきます。

 そうやって現代のエラリイと過去のホームズが徐々に事件の真相へと迫ってゆき、最後には2人の叡智をもって切り裂きジャックの正体が明らかに……。


 クイーンの他作品と比べると推理部分での物足りなさはありますが、冒険小説として見るならば2人(+1人)の活躍に大満足の1冊だと思います。


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【3月末公募用作品】~(2)ばらばらのアイデアを印刷してみる~

 点と線をつなげ。

 こんばんは、ムラカミです。


 これまで時間を見ては書きためてきたアイデアがそこそこの量になったので、ここらで一度内容を振り返ってみようと印刷しチェックしてみることにしました。実際に印字されたものに赤ペンやら青ペンやらで書き込みを行い、さらなるアイデアを誘発しようという作戦です。ふふふふ。

 ところが、いざ印刷してみるとA4用紙数枚分しかなかったんですよねえ。もっとあるかと思ってたのに。ちょっぴりしょんぼり。


 それからさっそく活動拠点を居間へと移し、ああでもないこうでもないと頭をひねりながらとにかく書き込みます。そして、丸で囲んだり線でつないだりしたものを眺めながら新しいアイデアが湧いてくればまた書き込む。その繰り返し。

 点と線を結ぶという作業は視覚的に脳を刺激する作用があるのか、パソコン段階では浮かばなかったようなアイデアがポンと出たりして、ちょっとした目からウロコ状態を味わうことができます。

 しかし、書き込みが増えるにつれて当然ながら見た目も汚くなってきます。このままだとあとで読み返したときに本人でも理解不能という状態になりかねないので、ここで再びパソコンの前に戻り新規アイデアを追加入力し、引き続き前回同様アイデア書き尽くし作戦へと戻ったのでした。


 こうやってパソコン作業と紙作業を交互にやっていけば、いずれは完成度の高いプロットができるはずです。まさに完璧なやり方。クククク……とか調子にのらずしばらくは地味~にやっていきたいと思います。


 では、また明日。


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アイススケート場にて時代の波を感じる

 ムラカミ、5年ぶりにリンクに立つ!(生まれたての仔馬のように)

 こんばんは、ムラカミです。


 友人の誘いでスケートリンクに行ってきました。

 フィギュア全盛期のせいかものすごく子供(とくに女の子)が多かったんですが、あんなにちびっ子なくせにめちゃくちゃ上手いんですよ。マイシューズを履いてキャッキャ言いながら滑る滑る。なかには回りだす子までいる始末。5年前にはこんな子供はほどんどいなかったような気がするんですが、流行が生み出す力とでも言うんでしょうか時代というものを感じましたね。


 まあ子供と張り合ってもしょうがないので(張り合えもしませんが)、ぼくはぼくの滑りをしようとリンクに立ったわけですが、これが思った以上に滑れない。5年前はふつうに滑れたはずなんですが、実際は腰は引けて両手は前に突き出たままという非常にまぬけな状態で立っているのがやっとでした。

 ――こ、こんなはずでは。今日はバックの練習しようと思ってのに……。

 予想外の事態に愕然とするぼくの横をちびっ子どもがキャッキャ言いながらバックで抜いていきます。

 ――くっ、これが時代ってやつか。

 と、時代のせいにしながらも友人の教えを受けひたすら練習し、1時間後にはなんとか普通に滑れるようになりました。やほ~い。やるときゃやるんだぜ。


 そして、気が付けば18時。ちびっ子たちの姿もなくなり、ふつうの人々によるふつうのスケート場の姿が戻ってきたのでした。集団の中におけるぼくのスケート偏差値も大幅にアップですよ。いえいえい。


 結局、トータル3時間も滑っていたせいかただいま筋肉痛の真っ最中なわけですが、まっとうな運動によるまっとうな疲れだけに今夜はぐっすりと眠ることができそうです。やってよかった、アイススケート。


 では、また明日。
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Windowsでテレビデオ

 おお、テレビが見られる。

 こんばんは、ムラカミです。


 実家で必要なくなったNECのノートPCをもらいました。OSはXP、ハードディスクは80GB、さらに一太郎まで付いた憎い奴です。

 我が家のメインマシンの座にはiMacが君臨しているので、このマシンは2号さんとして寝床でのメモ用に使うつもりです。夜中ふとナイスアイデアが浮かんだとき重宝すること間違いなし! のはず。

 あと、冒頭に書いたとおりテレビ放送を受信できる上、ハードディスクに録画も可能。これが便利で便利で。さらばテレビデオですよ。

 これでLANでも組んでネットに繋げればより便利なんですが、ルーター買ってまで組む必要性が今あるのかというと微妙なところでして……。しばらくは、テレビデオ&メモ帳として活躍してもらうつもりです。


 では、また明日。
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東野圭吾『どちらかが彼女を殺した』

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)
(1999/05)
東野 圭吾


 究極の「推理」小説――と銘打たれたこの作品。作者から読者への究極の挑戦状と言ってもいいでしょう。なぜなら、本格推理小説なのに正解(犯人の名前)が最後まで明かされないまま終わってしまうからです。

 端的に言うと、この小説は本格推理小説の問題編だけで構成されています。ということは、読者が犯人に到達するためには一字一句読み飛ばさない本気読書(マジドク)が必要となります。


 殺害されたのは若いOL。容疑者は2人。1人は彼女の親友、1人は彼女の元恋人。

 ――容疑者2人? なあんだ簡単じゃないか。

 とお考えのそこのあなた! あまい! 実にあまい! 実際額に汗しながら読んだぼくが断言しますが、半端なく難易度高いですよ、これ。普段「犯人知りたいから早く読も」とさぼり気味に本格を読んでる人にはまず解けないでしょう。

 ぼくですか? ええ、もちろん解けませんでしたよ。普段からマジドクしてないせいでしょう。本格ファンが聞いてあきれますな。笑うなら笑ってください。わはははは……しょんぼり。

 ぼくと同様わからない人のために巻末に袋綴じ解説が付いています。また、見事解けた人には『私が彼を殺した』という同コンセプトの第二弾が出ているんで、こちらもおススメです。容疑者が3人に増えて難易度さらにアップ。もちろん、ぼくは解けませんでしたけどね。しくしく。


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『ステップファザー・ステップ』の続編について

 あったら読みたいと言った矢先に……。

 こんばんは、ムラカミです。


 昨日の記事を書いたあとネットで続編の情報がないか探してみたところ次のような情報が見つかりました。

○続編は『小説すばる』で5回にわたり連載されていた。以下、サブタイトル。
 「バッド・カンパニー」
 「ダブル・シャドウ」
 「マザーズ・ソング」
 「ファザーズ・ランド 前編」
 「ファザーズ・ランド 後編」



 やほほーい。続編あるんじゃーん。やっぴーうれぴー。文庫落ちしてなくても買っちゃうぞー。



 と、あまりの嬉しさに振り付きではしゃいでいたところ次のような情報が見つかりました。

○『ステップファーザー・ステップ』の続編が単行本になる予定はない。(宮部さんご本人が公式HPにて断言



 ……あ、あわわ……あわわわわわわわわ……あわーっ!


 まったくなんというぬか喜びでしょうか。ふ~、しょんぼり。


 では、また明日。

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宮部みゆき『ステップファザー・ステップ』

ステップファザー・ステップステップファザー・ステップ
(1996/07)
宮部 みゆき


 中学生の双子の兄弟が住む家に落っこちてきたのは、なんとプロの泥棒だった。そして、一緒に暮らし始めた3人。まるで父子のような(!?)家庭生活がスタートする。次々と起こる7つの事件に、ユーモアあふれる3人の会話。宮部みゆきがお贈りする、C・ライス『スイート・ホーム殺人事件』にも匹敵する大傑作!【裏表紙より】


――――――――

 なんだこの父子は! 最高じゃないか! 続編! 続編はまだかあ!

 というくらい面白かったです。


 一応ミステリなんですが事件や謎自体はとてもゆるくて、どちらかというと双子の息子たちと泥棒のお父さんによる綱の引き合いが見所のホームコメディのような作品です。ほんわかムードかと思いきやピリピリムードで引きしめて、笑わせてくれるなあと思ったらじんわりもさせてくれる。すごくいいんですよねえ、雰囲気が。

 なかでも3人の会話(構図的には2人対1人の会話)が秀逸で、読んでるだけで思わずにやにやしてしまいます。そして、もう1人のレギュラーメンバーであるおじいちゃんが加わるとさらににやにや度がアップします。


 個人的には数多くの宮部作品の中でもキャラクターの魅力が図抜けている作品だと思います。双子の話し方にお父さんの一人称、とにかく見せ方がうまい。造形の時点で魅力たっぷりなのに見せ方によってさらに魅力を引き出すこの手腕。脱帽です。


 ああ、この双子を拝借して短編書きたーい。と、そんなことを思わせてくれる短編集でした。


 ちなみに、ライスの『スイート・ホーム殺人事件』はだいぶ前に買ったきりまだ読んでないんですが、この作品に匹敵すると言われると(言われているのは本作ですが)黙っちゃいられません。本棚から引っ張り出してさっそく読もうと思います。


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【3月末公募用作品】~(1)完成度の高いプロットを目指して~

 机に向かうこと半日……腰が痛い。

 こんばんは、ムラカミです。


 プロット作り初日。

 アイデアを出しては文章に起こして、それを読んではアイデアを浮かべて、またそれを文章に起こして……の繰り返し。

 これをずーっと延々と永遠にエンドレスでやっていれば完成度の高いプロットができるに違いありません。まさに完璧なやり方。クククク。



 え? そんなこと続けてても完成度は高くならないって? それ以前にエンドレスじゃ永久に終わらないって? ……ん?



 ……ほ、ほんとだ(ガ~ン)。


 まあ、このアイデア書き尽くし作戦も完成度の高いプロットを作るための布石の1つですよ。わははは。

 というわけで、しばらくはこの作業が続くかと思われます。がんばるぞ、と。



 では、また明日。


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2008年のチャレンジ記録

【3月末公募用作品】 1月12日~
 2008年第1弾。ユーモアありサスペンスありのエンタメ小説。公募先を決めないまま250枚~500枚をめどに執筆開始。



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【3月末公募用作品】―はじめに―

 半径1m以外の世界を描きたい。

 こんばんは、ムラカミです。


 公募先はまだ決めてないんですが、〆切の集中する3月末に向けて250~500枚の作品を書くことにしました。

 今考えているものは、ユーモアありテンポよしでサスペンスがやや入った群像劇です。最近カール・ハイアセンを読んだばっかりなので、スケールが大きくて動きの多い作品を書いてみたくなったんでしょう、きっと(ぼくは影響されやすい人間なのです)。

 というわけで、この時点で【文藝賞】、【すばる文学賞】、【新潮新人賞】は公募先候補から消えます。


 しかし、僕のことです。エンターテインメント大作を書いてたはずなのに、終わってみれば私小説だったみたいなことも十分考えられます。
 ――あれ? これって身の回りの話ばかりじゃない? 作者、世界観せまー。
 みたいな感じで。

 半径1m・深さ100mを意図して書いたのならそう言われてもいいんですが、スケール感たっぷりのエンタメ大作を書いたつもりが「身の回りの話ばかり」とか言われたらたぶん泣きますよ。本気で。

 そこで、今回はいつも以上にプロット重視でいきます。登場人物にストーリー展開を委任せず、ぼくがきっちり仕切ります。勝手な行動は許さないぞ! ぼくは神だ! このストーリーの神なんだ! の精神です。


 詳細はさっぱりですが書きたいものは決まっているので、次回からさっそくプロット作りに入ります。


 では、また明日。


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3月末公募用作品

【3月末公募用作品】―はじめに―

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【3月末公募用作品】~(1)完成度の高いプロットを目指して~

【3月末公募用作品】~(2)ばらばらのアイデアを印刷してみる~

【3月末公募用作品】~(3)アウトラインプロセッサでプロット作成~

【3月末公募用作品】~(4)そろそろ公募先を決める~

【3月末公募用作品】~(5)公募先を2つに絞る~

【3月末公募用作品】~(6)速く書きたい、書けない、なぜだろう~

【3月末公募用作品】~(7)速く書けない2つの理由~

【3月末公募用作品】~(8)来週中の脱稿を目指す~

【3月末公募用作品】~(9)もう少しあと少し~

【3月末公募用作品】~(10)初稿脱稿~

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【3月末公募用作品】―応募―


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ドラクエ4クリア

 とりあえず5章まで。

 こんばんは、ムラカミです。


 キングレオ、バルザックと苦戦しましたが、その後はすいすいデスピサロまでたどり着き、1度は全滅させられたものの2度目にはなんとか倒すことができました。いえいえい。

 しかし、あれですな。苦戦しといて言うのもなんですが、ゲームとしての難易度は昔に比べてえらく下がっているような気がします。AI頼みの力押し戦闘でもなんとかなりますし、ダンジョンも見通しがよくて簡単、クリアまでの時間も20時間かかりません。加えて、やりこみ要素もとくに増えてないときたもんです。


 ぬるい! 実にぬるい! ドラクエ4よ! もっとぼくを楽しませてみろ! と言ってやりたいですね(全滅回数20回のくせに)。


 ちなみに、6章はストーリー的にそう進展があるわけでもなさそうなので、移動時間などを使ってちょくちょく進めていこうと思います。


 では、また明日。
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また『公募ガイド』購入

 先月に引きつづき買っちゃいました。

 こんばんは、ムラカミです。


 普段は2か月連続で買うことはないんですが(1か月違いだと内容の重複している部分が結構あるため)、今回は「今年こそやるぜ!」という気分のままに買ってしまいました。

 で、次回の公募先を検討したんですが……これが決められない決まらない。候補が多すぎるんです。

 というわけで、公募先の決定はひとまず置いといて、締め切りの集中する3月末に向けて300枚程度の作品を書き始めるつもりです。


 では、また明日。
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ガン細胞を嗅ぎ分ける犬

 近寄られるとドッキドキ。

 こんばんは、ムラカミです。


 テレビでやってたんですが、日本にはガン探知犬なるものが3頭いるそうです。ガンの種類を問わず初期から末期まで患者の呼気を嗅ぐだけでほぼ100%探知できるのだとか。世の中すごいことを考える人がいるもんですね。

 まだ実用化には至ってないので実際にどんな形で検査を行うのかは知りませんが、やり方によってはこの探知犬は死神なみの恐怖を人に与えることができるんじゃないでしょうか。


――――――――

「ただ今より、ガン探知犬の総回診が始まります」
 病院内に回診を告げるアナウンスが響き渡り、ガン探知犬が多くの医師を引き連れて廊下を歩いていく。


 いっぽう、ある病室。
 胃潰瘍の友人を見舞いにきているその男ムラカミ。友人とその彼女と3人で談笑していると、探知犬が医師団を率いて病室に入ってくる。

 ひとつひとつのベッドをくんくんと嗅いで歩く探知犬。すると急に頭を上げてキッと目線をこちらに向けた。そして友人のベッドへと一直線に駆けてくる。ワンテンポ遅れて医師団がわらわらと友人を囲む。事情を理解して固まるムラカミ。彼女はむきかけていたリンゴとナイフをその手から落とす。当の友人はその顔を見る見るうちに青ざめさせていった。


 数時間後。
 病院の正面玄関から出てくるムラカミ。その足取りは重く表情はうつろ、まるで映画『生きる』の主人公渡邊勘治のようである。人生ってなんなんだろうな。そんなことを考えながら、ムラカミはどこへともなく去っていくのであった。

――――――――

 どうですか。こわくないですか。近づいてきたときの怖さは正直なまはげより上じゃないかと思うんですが。

 もちろん、実用化されれば早期発見に大いに役立つでしょうし、場合によっては死神ではなく天使となることでしょう。


 ガン探知犬、がんばれ!
 でも、どうかぼくのところには来ないでください。よろしくお願いします。


 では、また明日。
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『読書』カテゴリ新設しました

 じゃーん(空っぽですが)。

 こんばんは、ムラカミです。


 読んだ本に対して言いたいことがある。けど、ここにはそんな場所はない。ああ、おさえきれないこの気持ち(T-BOLAN)。いったいぼくはどうしたらいいんだろう。

 というわけで、新カテゴリ『読書』を設けました。今まで読んだ本も含めてぼちぼち更新していこうと思います。


 では、また明日。
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ムラカミプロデュース

 披露宴の余興をプロデュース!(内P風に)

 こんばんは、ムラカミです。


 新年早々大学時代の友人から披露宴の余興をしてほしいと頼まれました。

 大学関係の結婚式に出席した場合、いつもならば友人代表スピーチや2次会の乾杯挨拶で得意のすべり芸を披露し失笑を買うというのがぼくの役割です。とはいえ、もちろん毎回毎回出番があるわけではありません。今回は披露宴出席のハガキを出した後もとくに連絡がなかったので「ああ、前回のすべり芸を見て今回はぼくの話芸にご遠慮願うことにしたんだな」とか思っていました。

 しかし、その予想は意外な形で裏切られました。なんと話芸ではなく披露宴の余興の仕切りを依頼されたのです。


 自慢じゃありませんが、僕は人を仕切ったりまとめたりするのがとても下手です。だから、余興や二次会の際に当日その場でしゃべることはあってもイベント自体の準備や進行というのは今までやったことがありません。にもかかわらず、突然の仕切り役任命。しかも、その依頼やたらと注文が多い。

・時間は10分強(ながい……)
・友人は総出演で(8人いるのに……)
・笑いあり(すべり芸知ってるだろ……)
・涙あり(新婦さん泣くタイプじゃないような……)
・歌あり(選曲、歌い手ともにおまかせとか……)
・そしてラストは新郎から新婦へ感動の言葉

 とまあこのような具合で、要するにラストの新郎から新婦への言葉が生きるような演出を期待されているわけです。友人、笑い、涙、歌はすべてラストへの布石となるように配置しなければなりません。


 重い。あまりにも荷が重すぎる。ぼくには無理だ。というか、どうしてぼくなんだ。他にもっとふさわしい奴がいるじゃないか。

 そう思ったぼくが理由を聞くと、彼は即答しました。
 ――だって、ムラカミ今月ひまそうだから。
 ……な、なるほど。たしかに創作の時間を作ろうと今月は働く時間を減らしている。しかし、なぜそれを知っている。
 ――だって、忘年会で言ってたじゃん。
 ……そういや飲んだとき大言壮語を吐きながらそんなことを言った気がする。
 ――というわけで、よろしくたのんだ。
 お、おう。

(でも、すべったらごめんな)
 そう心中でつぶやきつつ結局引き受けたのでした。


 披露宴は1か月半後。1月末にリハーサルをすると言っていたので、それまでに大筋と割り振りを考えなければなりません。

 小説を書く刺激にはなるかな、いやひょっとしたら相乗効果で思わぬ傑作が書けたりして、と脳天気なことを考えつつ少しばかりやる気になっているムラカミなのでした。


 では、また明日。
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ぼくはクリフトをあきらめない

 「めいれいさせろ」は使わない主義です。

 こんばんは、ムラカミです。


 正月に『ドラクエIV』を購入しました。現在、第5章。数度の全滅を経てキングレオを倒したものの今度はバルザックに苦戦しています。


 それもこれも、クリフトのせいなのです。クリフトには1にスクルト、2にスクルト、3、4がなくて、5にベホイミという活躍を期待をしているんですが、なぜか1ターン目から打撃をかましてくれたりします。HP満タンでみなぎっているのはわかるんですが、ダメージひとけたの打撃とかあんまりにあんまりじゃありませんか。たまに空気を読んで1ターン目にスクルトを唱えてくれても、2ターン目にはすかさず打撃。最初の2ターンを連続でスクルト唱えてくれたら、たぶん楽勝なのに……。

 それならメンバー変えればいいじゃないか、とお思いの方もいるでしょう。しかし、スクルトはクリフトしか使えません。中ボス戦はスクルトなしでは非常に厳しいのでクリフトを外すことはできないのです。

 というわけで、ぼくはクリフトをあきらめません。パーティのリーダーとして彼がやってくれる日が来ることを信じつつ、スクルトなしでも勝てるレベルまで上げてバルザック討伐に向かいたいと思います。


 では、また明日。
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読書読書

 読みまくって書きまくって。

 こんばんは、ムラカミです。


 今年初本屋にて文庫本をどっさり買いこんできました。ばりばり書くにはばりばりエネルギーを蓄積しなければなりません。そのエネルギー源のひとつであるのが読書。書いて書いて書きまくるからには今まで以上に読みまくる必要があります。

 というわけで、今夜は冬の夜長の読書三昧としゃれ込むことにします。


 では、また明日。
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箱根駅伝に潜むドラマを書きたい

 母校の走りに一喜一憂。

 こんばんは、ムラカミです。


 毎年正月恒例の箱根駅伝。今年は順位が目まぐるしく入れ替わり、しかも3大学がリタイアするという非常に劇的なレースとなりました。

 そのリタイアについてなんですが、車から降りてきた監督がふらふらの選手に触れるあの瞬間には凄まじいドラマを感じます。

 日々の努力、みんなの思い、その他諸々すべてが結果として残らなくなる瞬間。その一瞬に彼らの頭の中を駆けめぐっているものを想像するだけで「うああ……」と思ってしまうのです。


 これは小説のモチーフとしてはとてつもなく魅力的なんですが、いかんせんこれだけのドラマをうまくプロットとして構築できる自信がありません。どうすれば最高の形で見せることができいるのだろうか、といくら考えても答えがでないのです。

 とはいえ書きたいものは書きたいし、でも書けないし……ああ、ぼくは一体どうすればいいんだろうか(たぶん、さっさと書けばいいと思う)。


 ちなみに、この話を書く際には「駅伝」ではない設定にする、ということだけは決まっています。本物と勝負しても分が悪いですし、違った形でその「瞬間」に集結するドラマを書ければなと思っています。


 では、また明日。
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はじめてのWindows Vista

 こ、これがVistaか……。

 こんばんは、ムラカミです。


 ぼくは普段Macを利用しているのですが、帰省すると実家のPCの都合上Windowsを使わねばなりません。しょんぼり。

 しかし、今年は実家がPCを新調したということもあってOSは最新のWindows Vista。しょんぼりと言いながらも、新OSに触れられるというのはちょっとした楽しみでもあったりします(今さらですが)。


 そして、いざVistaとご対面。



 うん。何だか微妙なOSですね。

 たしかにビジュアル面ではかなり進化してますし、その他技術も進歩してるんでしょうが、いかんせん重い。メモリ1GBあればMacにしろXPにしろサクサク動くと思うんですが、Vistaでは1GBでやっと動く感じ。最初に触ったときは「ははあん、このパソコン、メモリ256MBしか積んでないな」とか思いましたし。
 

 しかし、長所がないわけではありません。

 なんといってもスリープからの復帰が早い! これは便利です。


 あと……あとは……とくにありませんが、使っていくうちにおいおい見つかるんじゃないでしょうか。たぶん。

 今後もしあっと驚く新機能が見つかった日にはまたレポートしたいと思います。


 では、また明日。
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