俺のことを愛してくれる奴の前で、倒れるわけにはいかないだろう?
静雄は罪歌の子供に操られた100人以上の人間を蹴散らしていた―
その強さはセルティも惚れ惚れしてしまうほどでした
すると突然操られた人間たちが止まり・・・ セルティはその隙に罪歌の許へ向かいました
刃物をも無効化出来るという鎌と同じ素材で作られた手袋を静雄に手渡してこの場を後にします
「そっちの罪歌の子供は戦い方までは教えてくれなかったんですね」親である春奈に操るのを止めるように言う杏里
だが、本物の罪歌に圧されている目の前の光景に反発しようとします
「少しだけ聞かせてあげます 私の中にいつも響いている罪歌の、愛の言葉を」 それは偽りだった―古物商だった杏里の父親は商売が上手くいかず、ストレスは杏里へ向かった―
そんなことが続いたせいから次第に心を閉ざすようになった頃、切り裂き魔が現れ始めます
5年前のある日、杏里の首を絞めていた父親を罪歌を用いて母親が殺し、そして母親も自殺・・・
切り裂き魔の正体は
杏里の母親・・・ 杏里が人を愛せなくなったのはその過去が原因でした
そして1人残された杏里が罪歌に手に触れたことで、罪歌は杏里に―
罪歌の声を聞いた春奈は既に限界でした どうしてその声を聞いていられるのかと聞くと、
「私は色々と足りない人間なんです
だから足りない何かを補うために色々な何かに寄生して生きている
私には人を愛する心が足りないから、ずっとこの声を聞き続けてられるんです
ずっとずっと客観的に・・・」自棄になった春奈は斬りかかりますが、それを全て受け止めた杏里は
「これからあなたに少し酷いことをします だからこれで貸し借り無しです
あなたの心を私の罪歌に乗っ取らせてもらいます
謝りませんよ ここでまた謝ったら、"私の生き方を否定する"ことになりますから
私はずるいんだと思います あなたにひどいことをして、自分の平穏を守ろうとしているんですから・・・
でも仕方ないんですよ、寄生虫ですから」そう言って、罪歌を首に当てて春奈の魂を奪った杏里
春奈を止めたことによって操られていた人間たちも正気を取り戻した
静雄が拳を振った瞬間に一般人が戻ったので、慌てて攻撃を止めようとすると寸前で止まった・・・
「やっと・・・ やっと俺の言うことを聞いてくれたな」これまでずっと自分でも止められなかった力を抑制することに成功した静雄
私は先生のこと、大嫌いですから―既に事は終わっているものの、杏里の許にセルティが駆けつけます
また教師の那須島に絡まれるも、杏里は教師を助けたからちゃんと"借りを返した"とはっきり告げました
「先生はどうして黒バイクさんに追われていたんですか? 何をやったんですか?」罪歌を見て怯え、走り去っていった那須島 本当にどうしようもないなこの人・・・
罪歌があっても無傷とはいかなかったようで、杏里は入院します
すると帝人が見舞いに来ました 正臣は
他に用があるからと帰った様子
切り裂き魔に襲われた時に助けてもらったときの話をしていると
"バーテンダー"やら"首無しライダー"など聞き覚えのあるワードが出てきて驚く帝人・・・
あの人たちは自分たちのいる日常とはかけ離れているからあまり関わらない方がいいと言うと、
「竜ヶ峰君、この世で本当の非日常って何だと思いますか?
何も起こらないこと・・・ 毎日毎日同じ事の繰り返しで、何も起きない、何も変わらない
それが本当の―」本当の非日常とは何も起こらないことだと考える杏里 過去が強烈だから言えることではないでしょうか
自分が正しいと思うことをやったならそれで良いというセルティ
倒れた春奈は新羅の許へ運ばれました
手に入れた力を重荷に感じると共に、その重圧によって自分が地に足が着いたと思えた杏里でした
その時、
"あなたのことは愛せないけど、嫌いじゃない"と罪歌は語りかけるのだった
彼女は今やっと、日常に戻ってきた―杏里は罪歌で取り込んだ人たちから春奈の記憶を見て、この事件の裏に黒幕の存在がいることを知ります
黒幕の目的は分からないが、自分たちの平穏を壊そうとするなら・・・と決意を固め始めました
だが、そのことは帝人たちには言えないのだった・・・
狙い通り、事は運んでくれたわけだし黒幕の名は
"折原臨也"那須島などを影で操っていたのも臨也の仕業だったようです
臨也は罪歌で人を操る力を持っていた春奈を利用しようとしていたものの、
本物の罪歌を持つ杏里が現れたことで、また考えを変えることになったようですが・・・
ダラーズ 黄巾賊 妖刀軍団 の3つの勢力に分かれさせてぶつけるのが目的だったようで、
妖刀軍団にはダラーズのメンバーも混ざりこんでいる・・・ 面白くなってきましたね(゚Д゚*)
帝人もダラーズにメールを回し、杏里の為にと焦り始めていた―
「俺を・・・引き戻さないでくれ」正臣は黄巾賊の集会に連れて来られていた・・・
昔の居場所に無理やり引き戻されたことに苛立ちを感じていた
だが、杏里が襲われたのは罪歌が原因だと思うと恨みが募るばかりだった・・・
そして黄色のマフラーを巻いて、再び"将軍"として黄巾族に戻ることを決意する正臣がいた―
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に送らせていただきました(´・ω・)
↑50位以内を目指しています! 押していただけたら嬉しいですw
大人数のダラーズを動かすことが出来る帝人
100人の罪歌の集団を意のままに操れる力を手にした杏里
そして、黄巾賊のボスとして君臨する正臣
この3人は臨也の構想通りに激突してしまうのか―
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-- c l o s e