第17話『不在の空間』
それじゃ何、私となら閉じ込められてもいいって思ったの・・・?試合を見た合唱部は、幸村先生に顧問を掛け持ってもらうのはどうかと提案してきます
それを生徒会に言いに行くと、前例が無いので残念ながら却下されてしまう・・・
すると、渚が倒れてしまって・・・ そういえば身体が弱いんでしたね(
家に連れて帰ると感謝されるも、学校には当分行けなくなると聞かされた朋也は―
「おはよう、岡崎 朝だ、遅刻するぞ?」智代のモーニングコールで目が覚めた朋也
どうせ遅刻するだろうと思って抜き打ちで家にまで来たらしい・・・
こんな理由だけで会いに来るなんて凄いとしか言い様が無いんですが(
どうやら朋也の父に許可を取ったらしく、
親父という言葉に朋也の顔は曇った―
「女の子に起こされる幸せをお前と分かち合いたくてな」陽平も智代の餌食に・・・ なんと起きてから5分で学校に着くという新記録!
昼休み、朋也は外で杏、椋と杏が作ってきたというお弁当を食べることに
出来も味も良いみたいで朋也は杏の料理を褒めます
朋也と関わる度に、涼は頬を赤らめていますがバレバレですね(笑)
話は進路の話に 杏は幼稚園の先生、椋は養護学校に行くことを目指しているのに比べて
朋也は何も考えていなかったようで曖昧な返事を返します
朋也と別れた後、椋は
渚に罪悪感を感じます
杏は付き合っているわけじゃないんだからと言って涼を急かすも・・・
その日の帰り、朋也と陽平は渚の話をしていました
本当に渚と付き合っていないのかと聞いていると、そこに智代も入ってきます
家庭環境の影響で彼女を作らないと話す朋也 なんだか納得せざるを得ないような・・・
とりあえず3人で帰ることに―
帰り道、陽平はここぞとばかりに智代を不良が沢山いる区域に連れて行き、
かつて智代に懲らしめられた不良達をビビらせる・・・ ただの陽平の腹いせですね
智代が自分を見て逃げていく不良達に辛くなっているのを察した朋也は、違う場所へ行こうとします
朋也の機転で3人は喫茶店へ もちろん陽平の奢りで(笑)
春原は散々な目に遭ったからか、2人と距離をとって歩きます
朋也と智代は後ろで2人で会話 そこで智代は朋也に気を遣ってくれたことへの礼を言います
「岡崎、私にも今ではいい友達が大勢いる
でも、お前達と一緒にいるのも楽しいんだ いや、お前といるのが楽しい」涼と違って智代は随分と積極的にアタックしてますね
朋也は翌日も前の日と同じように智代に起こされ、
陽平の部屋に行き智代に散々弄ばれ、蹴られるなどと悪いことしか起きません・・・
杏と涼との昼ご飯は、今度は椋がお弁当を作ってきたようで、見た目は結構良い感じでも―
椋の作った卵焼きを食べたボタンが昇天( なんという破壊力なんだ・・・
煮詰まった朋也は資料室で有紀寧にお茶をごちそうに
何だか元気のない朋也を見た有紀寧は相談に乗ると言い、おまじないの本を取り出してきて
"女の子と体育倉庫に2人きりで閉じ込めれるおまじない"を朋也に教えます
朋也はとりあえず杏なら閉じ込められても場が持つだろうと考えて杏の名前を思い浮かべます
同時に、おまじないの効果を無効にする
"上半身裸になってへのへのかっぱ~と3回唱える"も教えてもらいました
その後、朋也が演劇部のことを有紀寧に話すと有紀寧はもうすぐ生徒会選挙があるから
それで役員が代われば規則も変わってくるのではないかと朋也に話します
智代が生徒会長になれば演劇部も再建出来るのでは?と密かに期待を寄せていました
そんな中、
体操着姿の杏がそこに通りかかり
朋也にボールの片付けを手伝わせます するとお約束のように2人はそこに閉じ込められる―
体育倉庫に閉じ込められてしまった2人 杏は朋也が自分を狙っているのだと思い込み、かなり動揺・・・
「ダメよ、その・・・ 私とあんたは付き合っているわけじゃないんだし
それに椋がいるし・・・」
「そりゃ男の子なんだし、そういうの興味があるの分かるけど・・・
でも、こういうのってお互いの気持ちが大事だし それに、椋は裏切れないし・・・」描写がどんどん(ryになっていって、誤解はどんどん膨らむけれど
「どこの世界にそんなピンポイントなおまじないがあるって言うのよ!」「俺だって信じてなかったよ!」この掛け合いでいつものペースになり、おまじない解除をして出ることが出来るのでした・・・
杏と別れると、今度は智代に遭遇します
校門まで一緒に行くと、懲らしめられてきた不良たちが復讐にやって来ました
智代はいつもの調子で不良達を叩きのめし、不良を撃退するも駆けつけた教員達に見つかってしまう
教師は学校で態度が悪いと認識されている朋也を暴力を揮った犯人だと決めつけ、激怒される
誤解を解こうとする智代でしたが、朋也は
「そうだ、全部俺がやったことだ あの2年の女子は関係ない」と智代を庇った結果停学処分に― それをただ見つめることしか出来なかった智代は・・・
智代ルートなのかな?
あの2年の女子は無関係とか言ったら余計に怪しく聞こえるけど・・・
それにワンポイントの風子は必要なのか?って思うんですが(
第18話『逆転の秘策』
まぁ、分かってたけどね・・・「それだけは止めてくれ、言っただろ?
お前にはどうしても生徒会長になってもらわないといけないんだよ」自分のせいで停学にしてしまったと責任を感じた智代は、朝ご飯を作りに来る
父親が帰ってきて、智代に勧められて朋也の横に座るがすぐに席を立つのだった・・・
杏と涼が停学のお見舞いということで遊びにやって来た
3人はゲーセンで占いゲームをして、帰りは杏が気を利かせて2人にしました
涼の占いの話になると
「もちろん、当たらないのは残念ですけど、私はその方がいいと思っているんです」と涼が微笑みながら話し始めます
「占いが当たってしまうと、未来が1つしかないようじゃないですか
でも外れれば、他の未来もあったんだなって思えます
ちょっとしたことで、未来はどう分かれるか分からない
私、これから自分達の進む道には、たくさんの可能性があると思いたいんです」なんだか今後も重要になりそうな言葉ですね・・・
翌朝、日曜日だというのに朝ご飯を作りに来た智代
すると、杏と涼が差し入れを持ってやって来た
さらに後ろにはことみもいて・・・
「私と椋が五時起きで作った料理よ もちろん食べてくれるわよね?」ゴメンなんか言わせない、強引に食べてもらおうとする杏
「私は岡崎を停学にした責任者であり、関係者だ 面倒を見る義務がある」ぶつかるように反論した智代
「私も・・・自分の作った料理食べてもらいたいです!」涼に助けを求めるも、今日に限って強気だった・・・
「私も夕べから下ごしらえして、頑張って作ってきたの!」ことみも気持ちをアピールして・・・
「皆さんのお気持ちは分かります!
しかし、岡崎さんは風子の料理をチョイスすべきです!
ヒトデバームクーヘン、ヒトデケーキ、ヒトデシュークリーム!」風子までやって来て事態は混乱( 結局、朋也はすべて食べて腹を壊しました☆
「お前、そんなにのんびりしてていいの? 智代がえらいことになってんのに」朋也は学校に戻ると、智代の評判は最悪だった
評判を上げる為にバスケの時のを応用して野球部らに殴りこみをかけることに・・・
運動神経抜群の智代は難なく倒していき、気がつくと見守るファンも戻ってきた
悪い噂も次第に消えていき、智代は朋也に会長になる理由を話し始める―
「この桜並木を残したいんだ 伐採計画があるんだ
知ってる生徒は残念がってる、近所の人も反対してる
この学校の生徒会長になれば桜並木を残す為に活動できるだろ?」その為に智代はこの学校に転校して来たらしく、それほど大切な場所なんだと訴えます
そして智代は昔の自分について話し始めました
「家族は本当の家族でなくてもいい
仲間でもいいんだ、家族のような存在があればいいということだ
他人に押し付けようとは思わないが、私はそういう答えを見出したんだ」智代の家庭環境の話になります
智代の両親は仲が悪く、両親は喧嘩もせず会話もせず、家族仲はすっかりは冷え切っていました
智代はそんな両親の姿を見るうちに耐え切れなくなってしまい、誰彼構わず怒りや苛立ちをぶつけ、
街の不良相手に対して喧嘩に明け暮れるなどかなりの荒れ様だったようで・・・
そんな自分を
"弱い人間"と話す智代は弟の存在を出してきます
噛み合わない両親は離婚することになり、どちらが子供を引き取るかという話になった時に
普段は控えめだった弟が
どちらも嫌だと言った
その後、弟は
「離婚するなら自分は飛び降りる」と言って、河原の橋から本当に飛び降りてしまい―
そのことについては智代自身が1番驚いていた
「何故そんなことをしたのか
死にたかったわけじゃない、理屈なんて本人にも分かってなかっただろう」弟がバラバラだった家族を1つにしたんですね・・・
「街は変わっていく でもこの桜並木を大事に思ってる人もたくさんいるんだ
私だけじゃない、この街に住む多くの人がそう感じているんだ
どんなに冷え切っているように見えても、大事な所は変わっていない
家族にもそういう何かがあるんじゃないかと、私は思う」智代の決死の思い、他の立候補者には負けない気迫がありました
次の日、なんと渚が帰ってきた! 渚の復帰で朋也にも変化が訪れていました
朋也は渚を目の前にして戸惑いつつも、頬を赤らめて何だかとても嬉しそうです
挿入歌が流れる中、智代はテニス部に挑戦します 朋也、渚は2人で智代を応援しようとします
ここで杏が2人でいるのを見て乱入しに行こうとしますが、そんな杏を椋が止めます
椋は朋也の気持ちが誰に向いているのかを既に悟っていたようです
そして試合当日、智代は果敢に攻めて行きます!
チェンジコートで休憩する時に渚を見て、智代も何かを感じたようです
試合中にテニス部男子が返した球が渚の足に当たってしまい、渚は足を痛めます
これを見たテニス部男子は渚を気遣い、足を早く冷やさないとと、渚の足に触れようとします。
すると、朋也が無意識にテニス部男子の手を振り払った!
朋也はその後自分の行いに戸惑いつつも、渚を連れて保健室へと向かいます
その行動から、杏を始め智代も涼も
"朋也は渚が好きなんだ"と確信してしまいます―
渚がいなかった時間は、朋也の渚への想いをより深める時間になってしまっていたんですね
そして朋也が渚を連れて保健室に向かった後、残された杏、椋はすべてを悟り、泣き出してしまいます―
なんと一気にフラグ崩壊だと!?
杏と涼の泣くシーンはなんだか胸が苦しくなりましたね・・・
そして、智代は生徒会長に就任して事態も動いていきます
↑50位以内を目指しています! 押していただけたら嬉しいですw
+++END+++
-- c l o s e