絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ (第8話・2018/8/27) 感想
フジテレビ系・月9『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(公式)
第8話『殺人は花嫁のために』の感想。
システムが新たに繭美(白石麻衣)という美しい女性を危険人物に特定。1週間後に私立大学理事長の息子・統一郎(入江甚儀)との結婚を控えた繭美は、2年前に整形手術によってこの顔を手に入れたらしい。井沢(沢村一樹)らは繭美の標的を突き止めるために動き出す。やがて、繭美の恋人だった康太(本田祐介)が3年前に事故死していることが判明。そんな中、山内(横山裕)の元上司・長嶋(北大路欣也)が資料課分室に現れる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:浜田秀哉(過去作/絶対零度1,2) 第1,2,5,6話
小山正太(過去作/3人のパパ) 第3,7話
井上聖司(過去作/せいせいするほど、愛してる) 第4話
宇山佳佑(過去作/世にも奇妙な物語シリーズ) 第8話
演出:佐藤祐市(過去作/櫻子さんの足下には死体が埋まっている) 第1,2,5,6話
城宝秀則(過去作/マルモのおきて) 第3,7話
光野道夫(過去作/BOSS1,2) 第4話
佐藤源太(過去作/武道館) 第8話
音楽:横山克(過去作/スペシャリスト、わろてんか)
主題歌:もし君を許せたら/家入レオ
長嶋(北大路欣也)を登場させるタイミングが悪過ぎる
とにかく、一応シリーズだし、桜木泉(上戸彩)も登場しているし、第8話だしネタ作りにもなるしで、山内(横山裕)の元上司・長嶋(北大路欣也)を登場させる大人の事情は理解するが、流石に物語の中盤に盛り込むから、完全に話を分断しちゃった。やるなとは言わない。せめて、事件解決後にさらりと入れろと言いたい。
演出が雑…
さて、ゲストに白石麻衣さんを連れて来て、レギュラーで本田翼さんがいるから、見た目の俳優陣のバランスが悪く、まずその時点で制作担当のセンスを伺う。そして演出が全体的に雑。
詳細は面倒なので書かないが、序盤で描かれた繭美(白石麻衣)の家でのランチ風景や、終盤で繭美が拳銃を取り出した時の統一郎(入江甚儀)との距離の遠さはあり得ない。ワインのボトルの残量とワイングラスに注がれた分量は合わないし、素人があの距離で拳銃で射止めることなんて出来るはずがない。
脚本がパリッとしない…
脚本もパリッとしない。普通「替えの利かない」のは「心臓」じゃなくて「脳」では? 井沢(沢村一樹)が暖炉? から拳銃を見つけるのも偶然過ぎるし、一番解せないのは三年前の出来事なのに臓器移植の管理がずさん過ぎること。これがまだ、メンバーで聞き込み捜査等をした結果で分かったなら良かったが。
毎度のように南(柄本時生)が何処からか入手しちゃう。捜査した? やはり刑事ドラマだから結論だけ見せれば良いと言うのでは困る。捜査を描いてこその逮捕で無いと面白くない。第8話にまでなっているのに、ここで脚本家と演出家を初担当にしたのは賢い選択とは思えない。もっと刑事ドラマの経験者を集めるべきだった。
いつも以上にメンバーのカッコ付ける場面ばかりが目立った
いつも以上にメンバーのカッコ付ける場面ばかりが目立って、それがフジテレビの目論見だろうが、未だに上戸彩さんと北大路欣也に頼り、登場人物がカッコいいだけで視聴率を稼ごうと言うのは虫が良過ぎる…
あとがき
ストーリーそのものは、それなりに良く出来ていたと思います。でも、刑事ドラマとしての面白さは、ほぼ皆無。これで、10%の視聴率が取れるのが不思議でなりません。
|
|
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
フジテレビ系ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」オリジナルサウンドトラック
もし君を許せたら (初回限定盤A[CD+DVD])
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11786/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
- 関連記事
-
- 半分、青い。 (第128回・8/28) 感想 (2018/08/28)
- ラストチャンス 再生請負人 (第7話・2018/8/27) 感想 (2018/08/28)
- 絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ (第8話・2018/8/27) 感想 (2018/08/28)
- カーネーション:再放送 (第99,100回・2018/8/27) 感想 (2018/08/27)
- 半分、青い。 (第127回・8/27) 感想 (2018/08/27)