夏の恋は虹色に輝く(第2話 7/26) 感想

2010

Jul

夏の恋は虹色に輝く(第2話 7/26) 感想

7/19からフジテレビで始まった『夏の恋は虹色に輝く』の第2話『ライバル出現!?』の感想。

相変わらず、どっちつかず感は否めない。

前の記事『夏の恋は虹色に輝く(第1話 7/19) 感想』で、"無駄が多いのに展開は速い(笑) "と書いたが、今回は、無駄云々の以前に、恋愛ドラマらしさが欠如していたように思う。多分、俳優陣のそれぞれの見せ場を作るがために、エピソードを詰め込みすぎて、結果的に何を描きたいのか、殆ど見えてこなかった。もっと、楠大雅(松本潤)を中心に描けば良いと思うのだが。

沢村一樹さんが、ハマり過ぎてるのも微妙なところ。

第2話は、楠大貴役の沢村一樹さんが目立った活躍をしていた。この手の役どころは沢村さんの得意分野だから、見ていても安心できるし、面白い。しかし、ドラマ全体のバランス、と言うか他の俳優陣とのバランスを考えると、抜きん出すぎてる。やはり、ここは今以上に主役の松潤にグイっと前に出た演技を期待したいところ。とは言え、松潤もかなり良い感じなのは確か。最近の出演作では彼らしくて好きな役だが。

北村海役の小林星蘭ちゃんが良い！

今回、一番良かったのが、北村海役の小林星蘭ちゃん。大人に媚びるような、また大人顔負けの堂々とした演技をするような子役が山ほどいて、ウンザリしている最近、久々にストレートで普通の子どもを演じられる俳優さんの登場と言う感じだ。どこかで見たなと思ったら、ミスタードーナッツのCMに出演してました。やはり、普通の元気な女の子って感じで、今後に期待しよう。

第1話より面白かったですが、どう言う展開になるのか全く見えてこないのが、最大の欠点だと思います。もう少し大雅と詩織のラブストーリーを際立たせるのと、事務所のネタを抑え目にするなどの工夫が必要に思います。それと、竹内結子さんには、ボチボチいつもと違うキャラで演じて欲しいと期待します。

　※FOMAの方はこちらからご覧になれます。