http://www.pref.osaka.jp/koseishonen/jorei/pabukome_101224.html
締め切りは平成23年1月24日(月)までです。
ついに大阪府も来ました。
まあ、パブコメも募集せず強行した東京都よりはマシですがね。
青少年健全育成条例改正(案)のポイントは2つです。
◆有害図書類制度に関する指定基準については現行制度で十分機能しています。
ただし、有害図書を指定するプロセスを公にして外部からのチェックが働くよう、規則で定めていた基準を条例に格上げします。
◆児童ポルノ法では被写体である「子どもを守る」という観点が抜けていたため、「子どもの性的虐待の記録」という概念が青少年問題協議会から提示されました。
子どもを守るという観点から、条例で新たな規制に取組みます。
「有害図書」は「現行で十分」としてるのは東京都よりマシだと思う。
しかし「書店を晒し者にする」という内容が正気とは思えない。
一方で「児童ポルノ規制」の部分ですが、あちこち見て回った限りでは「大阪はまとも」との声が・・・。
よく読んでみると「水着でもNG」となっている、ちっともまともじゃありません。
元々「定義の曖昧さ」が問題なのに、大阪の条例では「独自の基準」を設けようとしてる。
地方の権限を逸脱してるので「地方自治法」の面からも反論を。
また、罰則なしでも「単純所持禁止」は違憲です。
しかし「努力義務」となっているがポイント、これがかなり悪質です。
水着というと「ジュニアアイドル」も問題となりますが、これに関しては↓を。
人類自滅世紀二十一
ジュニアアイドル自身も(権力の乱用)に関心を持っていただきたい
キチンと「子どもの視点」に立って反論しています。
そもそも「児童ポルノが氾濫してる」という事実は無いので、その辺りも指摘すること。
このパブコメを元に改正案を作成するという流れになると思います。
ただ、東京都と違い出版業界の支援も期待できません。
その上、府議会は自公が過半数です。
これ以上に狂った条文が出ても東京のように(形だけでも)修正させるのは難しいかも?。
そんな事はありえないと思いがちだが、それが児童ポルノ規制の盲点です。
諸外国では「普通では考えられない逮捕」の例が幾つもある。
東京都は言うに及ばず、最近の地方行政は暴走しすぎです。
本当に日本はおかしくなり始めてますね、こりゃあ、この国も永くないな(苦笑)。