映画の持つ想像力
1980年代、近未来を描いたハリウッドの映画のヒット作で、
ターミネーターではAI ロボットと人間の戦争を回避するために、
未来から現代に使者を送り込み、
バックトゥザフューチャーでは未来ではゴミが自動車の燃料になっていました。
映画を見た当時の日本人に想像が出来ただろうか??
今ではAI ロボットに仕事を奪われる時代を少しだけ想像できるのではないでしょうか?
ゴルフの練習場では受付にロボットを配置し、
無人自動運転のバスやタクシーの運行テストが行われている。
電車ならかなり現実味があるんじゃないかな、、、、
一方で日本の映画では、、
南太平洋の水爆実験で産まれたゴジラと、
公害で発生したヘドロから産まれた怪獣の対決(笑)
昭和46年(1971年)東宝映画祭りで公開されたけど、、、
近未来というよりは、世界が抱えている問題からの想像力を映像にしていました。
映画人の想像力には時を経てから驚かされますね。
ヘドロなんて言葉は忘れちゃったでしょ!?
今では綺麗になった多摩川でも子供の頃は異臭と洗剤の泡で、
魚の奇形が釣れたもんです。
小学校の臨海学校では千葉県の内房で海水浴をさせられたけど、、
今ならモンスターペアレンツに殴りこまれるような「汚れてきたない海」でした。
海を上がったら石鹸で流さないと臭いが取れなかったんですよ。
上の写真は海外公開バージョンの映画ポスター。
浮世絵風が格好イイですね。
下は僕らが当時が懐かしいバージョン(笑)
そして現代、、21世紀ならウィルスかテロでしょう。
“ワールド・ウォーZ” 2013年公開
中国僻地で発生した謎のウィルスが人類を滅亡へと追いやる──
ブラッド・ピット製作・主演、文明への警鐘を鳴らすパニック大作。
10年も前から武漢でウィルスが漏洩するのを予測していたかのような映画で驚きです。
変異とか変異株って言葉も行き交い、、
「この映画から学んだり対策が出来なかったのだろうか?」とも思える内容。