November 2013
November 23, 2013
関西夢スーパーラン260km(その2)~CP11石山寺まで
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『今日の一枚』 真夜中の京都大文字・・・
おやじランナーのサブスリー達成を応援してくださる方、
写真をワンクリック!お願いしますね
みなさんの激励・応援のおかげで、頑張ることができます
天気:曇りのち時々雨
だいぶ足取りがきつくなってきたものの、距離的には当然まだまだ序盤。
ひたすらKさんに遅れないようについていくだけです。
渡月橋を渡って京都市内を入ると、暗い住宅地をヒタヒタと歩く感じ。
意外に坂は多かったです。
途中で自転車によるエイドをしてくださっていたのには多いに助かりました。
衣笠方面を目指しているうちに立命館大学を通過、すぐに金閣寺がきて、その先を右折し住宅道路からようやく幹線道路へ。
加茂街道を横断し、東へ東へと向かいます。
そしてようやく宝ヶ池方面に登る道を発見、左折します。
この登り坂は京都マラソンの時の・・・と思いつつ、国際会議場方面のトンネル手前を右折したところがエイドでした。
CP9の宝ヶ池駐車場(67.7km地点)。
9:14:32。
前のポイントから休憩を含めて13.6kmを2時間あまり。
少し調子を取り戻したというか、ここまでは道を間違えなければ楽な道のりでした。
エイドではマリリンさんもいました。
うどんを食べて、写真を撮ってもらって、再出発。
・・・と、ここで同走のKさんが足にテーピング。
どうやら何か異変があったようです。
そりゃそうでしょう。
彼は320kmの部ですから、すでに130km近く走っていることになります。
私も急ぐことなく、自販機でアミノバリューを飲んだり、補給を十分おこなって、再出発しました。
宝ヶ池公園をぐるっと周り、白川通りへ抜ける道がわかりにくい。
Kさんがいなかったら、きっと迷っていたに違いないです。
途中、コンビニでトイレを借りて、気がつけば銀閣に抜ける道を左折、銀閣寺の手前で公衆トイレがあったので、数名のランナーがトイレ休憩を兼ねて集まっていましたが、私とKさんはさっきトイレをすませたので、そこを素通りして銀閣寺の横を通って大文字への山道を登ります。
いやいや、これがなかなかの傾斜であると同時に、淋しい真っ暗な道です。
1人じゃとても入ろうなんて思わない山道です。
しかも深夜の2時頃でしたか・・・。
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とにかくひたすらKさんの後ろ姿を追うだけの真っ暗な山道。
1つの看板、1つの入り道を見逃すことが、大きなロスト・・・すなわち命取りになりかねません。
実際、Kさんですら、「ここはどっちだったっけ・・・?」と、迷った個所が何度もありましたから。
とにかく長い長いトレイル道を登り詰め、ようやく京都の夜景を一望できる大文字の展望台にきました。
少し展望台に腰掛けて休みながら、Kさんと「この夜景を見ただけでも、今日来た値打ちがありますね」と、悦に浸っていました。
しかし苦しかったことも手伝って、そんな思いにもなりました。
さあ、いつまでも感傷に浸っていられないので、先に進みます。
意外にも、ここが山頂ではなく(実際に下から大文字焼きを見たときに、「大」の文字は山の中腹ですよね)、まだまだ登らなければなかったのです。
これが意外にきついのと、道が全く迷路のような感じでした。
途中でこちらに向かってくるライトの群れが見えました。
何だろうと思ったら、大学生の男女4人が反対側から大文字を目指してくるのでした。
おお、びっくり。
向こうもさぞかし驚いたでしょうけれど・・・。
ようやく大文字山の山頂にきました。
これが本当の山頂のようです。
今度は一方的に降りるのですが、これが意外に曲者。
こういう標識を見逃さないようにしつつ、急なゴツゴツした傾斜を、延々と下るのです。
足が痛くなります。
それでも長い長いトレイル道が終わり、そこに公園が見える所まできたところで、不覚にも岩に足を引っかけて、大の字にダイビングしてしまいました。
私はまさに大文字の状態でうつ伏せにばったり這いつくばってしまいました。
単なる転倒はよくあることなのですが、右の太腿をしたたかに打撲してしまったのと、痛みはさほどでもないのですがついた右手の平を切ってしまったようです。
しばらく立ち上がれず、Kさんに心配をかけてしまいました。
わずか10m先の公園のベンチに座り、治療です。
右太腿の打撲は治療のしようがありませんが、おそらく時間の経過とともに治まるだろうというレベル。
左手の平、手首よりの切り傷が意外に深いようで、血がぼたぼたと落ちてきました。
まずは水道があったので水でしっかり洗って泥を落とし、Kさんからもらった絆創膏を貼り、さらにテーピングを施しました。
痛みはさほどないのですが、ばい菌が入っては大変です。
公園にはトイレもあったので、食糧も補給したりして、しっかり休みました。
ここからは疎水を横目に見ながら走る単調な道。
楽なんですが、睡魔が襲ってくる時間です。
天智天皇陵を過ぎ、琵琶湖疎水の用水路沿いの道をひたすら走る・・・。
さすがのKさんも、意識が何度か飛んだようで、少し休む・・・というより、寝ることにしました。
ベンチに横たわり、数分仮眠。
といってもやや肌寒いので、意識レベルが下がる程度で、寝るというところまではいきませんが、それでも数分完全に活動を停止することで、元気はだいぶ回復します。
さあ、再スタート。
時刻は5時前といったところでしょうか。
本当に寒い。
それでもだいぶ街中に出てきたのか、自販機が目につくようになりました。
温かいコーヒーを飲んで、少しでも温まりました。
そのうち、ローソンが見えてきました。
さあ、補給、補給。
私はおにぎりとホットレモンティを買って補給しました。
少し落ち着いたところで逢坂山に登ります。
傾斜はきついですが、ここはロード。
我慢しながら歩きます。
CP10の小関峠(86.7km地点)。
宝ヶ池から19kmもあったのですね。
13:25:23。
4時間近くもかかりました。
ですが大文字山トレイルや転倒、睡魔などと戦ったことを考えると、まあこんなものかと。
その証拠に、260kmの部でいまだ5番目でした。
みんな私と同じように苦しんでいるのです。
この小関峠では、例年エイドはないようですが、今年はエイドを開いてくれていました。
ありがたい。
さあ、チェックポイントを過ぎると、今度は下っていくのですが、もう足が出ません。
先ほどの天道の影響で、右太腿がきしむように痛むのです。
段々Kさんの姿が見えなくなっていきます。
その先には例の口数の多いおやじがいました。
Kさんの闘争心に火がついているのがわかりました。
そのおやじにだけは先を行かれたくないという様子でした。
しかし私は下りであるにもかかわらず、まったくついて行けず、大津市内の商店街に出るところでKさんの姿を見失ってしまいました。
ここからは自力でレースを進めていかなければなりません。
まあ、当たり前のことですけど。
久しぶりに地図をリュックから出して、じっくり確認しました。
どうやら琵琶湖が近いらしい。
そんなこともわからずに走っていたのか・・・。
20分ほど座って、じっくり地図を読みました。
琵琶湖まで出ると、そこからの道は単純でしたが、そこまでどういっていいものやら・・・。
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まあ、迷いつつも、琵琶湖に出ることができました。
琵琶湖の横にもトイレがありましたので、そこでトイレ休憩。
琵琶湖沿いを走っているうちにすっかり夜が明けてきました。
琵琶湖畔をずっと行くと、近江大橋が見えてきます。
これがものすごい大きな橋。
それはいいのですが、橋の上では多くのランナーが早朝ランニング。
その中には、中学生ぐらいのランニング集団が、無秩序に走り回っています。
いや、走ることはかまいませんが、数名の集団で走って、全くよけてくれようとしないのです。
これには迷惑しました。
私は歩道の端を通り、時にはその集団を避けるために、車道に降りたりしてかわさなければならなかったのです。
長い長い迷惑な橋を過ぎ、琵琶湖の東側に渡り終え、今度は南に折れます。
琵琶湖が徐々に瀬田川に変わっていきます。
右手に瀬田川を見ながら走る格好になります。
どうやら「湖畔の道」と呼ばれているようで。
その歩道を進んでいくうちに、例のおやじの姿をとらえました。
さすがに年齢的なこともあるのでしょう、疲れているようでした。
「お疲れさまです」と一声かけて、トボトボと歩いているおやじを追い越して、前に出ました。
いえ、私が決して速いわけではありません。
むしろ後続のランナーに何人か追い越されています。
ですが、右太腿のダメージがまだ残っているので、自重しながらのレースです。
瀬田唐橋が見えてきました。
再び西岸に渡るようです。
橋を渡りきると、左折して石山寺を目指します。
ここまで来ると石山寺はもう近い。
石山寺駅も見えてきました。
石山寺まで残り1kmほどのところで三叉路の交差点を信号待ちしていると、先ほど追い抜いたおやじが復活してきたのか私の名前を呼びながら後ろからやってくる。
「何やってんだよ、早く行こうよ」と。
信号が赤なのに、平気で行っちゃいました。
確かに車はさほど通っていませんでしたが、それはどうなんでしょう。
いや、本人が信号無視するのは自己責任ですから言いませんが、それをなぜ私にも行けという?
私はそこまで辛抱していたのですが、さすがのこの言葉には我慢ができず、「交通マナーは守ってください」と、追い抜いていくおやじを見送りながら言いました。
すると返ってきたことばは、「まじめだなあ、まったく!」という、皮肉な言い方。
こんなアンフェアなことして、それで完走したってどれだけの値打ちがあるというの?・・・と、私は自分を鎮めました。
そんなマナーの悪いおやじの後ろをついていくと、石山寺に到着。
石山寺はCP11(100km地点)。
15:17:13。
大津市内でさまよったことや、左足の太腿の影響で、まともに走れる状態ではないことを考えると、よくこの程度でこられていると思いました。
このエイドでは、意外にもKさんがいました。
だいぶ離されていたはずなんですが、どうやらKさんもいくらか故障が出ている様子。
それに私のことが気になっていたのでしょう。
ずいぶん長く私を待ってくれていたのではないでしょうか。
さすが仲間・・・というより、私にとっては「戦友」です。
このエイドではKさんの他に、おやじと260kmの部の方が2名。
食べ物や飲み物が充実していたので、私はカレーライスをいただき、パンや飲み物もしっかりとって、Kさんとボチボチ行きましょうよとスタートしました。
Kさんにとっては160km地点、すなわち320kmの部の中間点です。
まだまだ先は長い・・・。
今日の格言
『ウルトラのマナー違反はしらけます』
【おまけ~今日の翔太】
しばらくブログの更新が途絶えてしまいました。
とにかく毎日が戦争で・・・。
でも走ることは継続中です。
基本的には毎日夜に10km。
今日は天気もいいし、時間がたっぷりあったので、3時前から山に入ってみました。
久々のロングトレイル!
街中をスタートして一気に峰山まで駆け上がり、高松市内を一望できる展望台へ。
はにわっこ公園を更に登って浄願寺山を目指す途中でKさんと遭遇!
お互いエールを交わしてさらに浄願寺山の展望台へ。
まだまだ足りない私は、もう一個向こうの勝賀山を目指します。
もう辺りは薄暗くなってきていますが、ここからはロード。
委細かまわず勝賀山に登り、五色台山頂を目指してひたすらえんやこら。
すっかり夜景になってしまいましたが、きてよかった。
一気に下って家に着いたときには5時間ほど走っていたのかな・・・。
まあたまにはいいですが。
むしゃくしゃしたこともあったので、スッキリしましたよ。
【トレーニングメニュー】
◯ランニング (33kmトレイル+ロード) 4:47:59
※亀小前→小鳥の泉(16:39)→猫塚古墳(40:15)→はにわっこ公園(53:58)→切通峠(1:07:49)→浄願寺山経由→高松高専北(1:35:18)→御殿橋経由→勝賀山登り口(2:13:10)→オレンジ園三叉路(3:08:13)→亀小前(4:47:59)
久しぶりにトレイルや夜間走、それに山の登り下りのロードを堪能しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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意外に坂は多かったです。
途中で自転車によるエイドをしてくださっていたのには多いに助かりました。
衣笠方面を目指しているうちに立命館大学を通過、すぐに金閣寺がきて、その先を右折し住宅道路からようやく幹線道路へ。
加茂街道を横断し、東へ東へと向かいます。
そしてようやく宝ヶ池方面に登る道を発見、左折します。
この登り坂は京都マラソンの時の・・・と思いつつ、国際会議場方面のトンネル手前を右折したところがエイドでした。
CP9の宝ヶ池駐車場(67.7km地点)。
9:14:32。
前のポイントから休憩を含めて13.6kmを2時間あまり。
少し調子を取り戻したというか、ここまでは道を間違えなければ楽な道のりでした。
エイドではマリリンさんもいました。
うどんを食べて、写真を撮ってもらって、再出発。
・・・と、ここで同走のKさんが足にテーピング。
どうやら何か異変があったようです。
そりゃそうでしょう。
彼は320kmの部ですから、すでに130km近く走っていることになります。
私も急ぐことなく、自販機でアミノバリューを飲んだり、補給を十分おこなって、再出発しました。
宝ヶ池公園をぐるっと周り、白川通りへ抜ける道がわかりにくい。
Kさんがいなかったら、きっと迷っていたに違いないです。
途中、コンビニでトイレを借りて、気がつけば銀閣に抜ける道を左折、銀閣寺の手前で公衆トイレがあったので、数名のランナーがトイレ休憩を兼ねて集まっていましたが、私とKさんはさっきトイレをすませたので、そこを素通りして銀閣寺の横を通って大文字への山道を登ります。
いやいや、これがなかなかの傾斜であると同時に、淋しい真っ暗な道です。
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とにかく長い長いトレイル道を登り詰め、ようやく京都の夜景を一望できる大文字の展望台にきました。
少し展望台に腰掛けて休みながら、Kさんと「この夜景を見ただけでも、今日来た値打ちがありますね」と、悦に浸っていました。
しかし苦しかったことも手伝って、そんな思いにもなりました。
さあ、いつまでも感傷に浸っていられないので、先に進みます。
意外にも、ここが山頂ではなく(実際に下から大文字焼きを見たときに、「大」の文字は山の中腹ですよね)、まだまだ登らなければなかったのです。
これが意外にきついのと、道が全く迷路のような感じでした。
途中でこちらに向かってくるライトの群れが見えました。
何だろうと思ったら、大学生の男女4人が反対側から大文字を目指してくるのでした。
おお、びっくり。
向こうもさぞかし驚いたでしょうけれど・・・。
ようやく大文字山の山頂にきました。
これが本当の山頂のようです。
今度は一方的に降りるのですが、これが意外に曲者。
こういう標識を見逃さないようにしつつ、急なゴツゴツした傾斜を、延々と下るのです。
足が痛くなります。
それでも長い長いトレイル道が終わり、そこに公園が見える所まできたところで、不覚にも岩に足を引っかけて、大の字にダイビングしてしまいました。
私はまさに大文字の状態でうつ伏せにばったり這いつくばってしまいました。
単なる転倒はよくあることなのですが、右の太腿をしたたかに打撲してしまったのと、痛みはさほどでもないのですがついた右手の平を切ってしまったようです。
しばらく立ち上がれず、Kさんに心配をかけてしまいました。
わずか10m先の公園のベンチに座り、治療です。
右太腿の打撲は治療のしようがありませんが、おそらく時間の経過とともに治まるだろうというレベル。
左手の平、手首よりの切り傷が意外に深いようで、血がぼたぼたと落ちてきました。
まずは水道があったので水でしっかり洗って泥を落とし、Kさんからもらった絆創膏を貼り、さらにテーピングを施しました。
痛みはさほどないのですが、ばい菌が入っては大変です。
公園にはトイレもあったので、食糧も補給したりして、しっかり休みました。
ここからは疎水を横目に見ながら走る単調な道。
楽なんですが、睡魔が襲ってくる時間です。
天智天皇陵を過ぎ、琵琶湖疎水の用水路沿いの道をひたすら走る・・・。
さすがのKさんも、意識が何度か飛んだようで、少し休む・・・というより、寝ることにしました。
ベンチに横たわり、数分仮眠。
といってもやや肌寒いので、意識レベルが下がる程度で、寝るというところまではいきませんが、それでも数分完全に活動を停止することで、元気はだいぶ回復します。
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本当に寒い。
それでもだいぶ街中に出てきたのか、自販機が目につくようになりました。
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そのうち、ローソンが見えてきました。
さあ、補給、補給。
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少し落ち着いたところで逢坂山に登ります。
傾斜はきついですが、ここはロード。
我慢しながら歩きます。
CP10の小関峠(86.7km地点)。
宝ヶ池から19kmもあったのですね。
13:25:23。
4時間近くもかかりました。
ですが大文字山トレイルや転倒、睡魔などと戦ったことを考えると、まあこんなものかと。
その証拠に、260kmの部でいまだ5番目でした。
みんな私と同じように苦しんでいるのです。
この小関峠では、例年エイドはないようですが、今年はエイドを開いてくれていました。
ありがたい。
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先ほどの天道の影響で、右太腿がきしむように痛むのです。
段々Kさんの姿が見えなくなっていきます。
その先には例の口数の多いおやじがいました。
Kさんの闘争心に火がついているのがわかりました。
そのおやじにだけは先を行かれたくないという様子でした。
しかし私は下りであるにもかかわらず、まったくついて行けず、大津市内の商店街に出るところでKさんの姿を見失ってしまいました。
ここからは自力でレースを進めていかなければなりません。
まあ、当たり前のことですけど。
久しぶりに地図をリュックから出して、じっくり確認しました。
どうやら琵琶湖が近いらしい。
そんなこともわからずに走っていたのか・・・。
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これがものすごい大きな橋。
それはいいのですが、橋の上では多くのランナーが早朝ランニング。
その中には、中学生ぐらいのランニング集団が、無秩序に走り回っています。
いや、走ることはかまいませんが、数名の集団で走って、全くよけてくれようとしないのです。
これには迷惑しました。
私は歩道の端を通り、時にはその集団を避けるために、車道に降りたりしてかわさなければならなかったのです。
長い長い迷惑な橋を過ぎ、琵琶湖の東側に渡り終え、今度は南に折れます。
琵琶湖が徐々に瀬田川に変わっていきます。
右手に瀬田川を見ながら走る格好になります。
どうやら「湖畔の道」と呼ばれているようで。
その歩道を進んでいくうちに、例のおやじの姿をとらえました。
さすがに年齢的なこともあるのでしょう、疲れているようでした。
「お疲れさまです」と一声かけて、トボトボと歩いているおやじを追い越して、前に出ました。
いえ、私が決して速いわけではありません。
むしろ後続のランナーに何人か追い越されています。
ですが、右太腿のダメージがまだ残っているので、自重しながらのレースです。
瀬田唐橋が見えてきました。
再び西岸に渡るようです。
橋を渡りきると、左折して石山寺を目指します。
ここまで来ると石山寺はもう近い。
石山寺駅も見えてきました。
石山寺まで残り1kmほどのところで三叉路の交差点を信号待ちしていると、先ほど追い抜いたおやじが復活してきたのか私の名前を呼びながら後ろからやってくる。
「何やってんだよ、早く行こうよ」と。
信号が赤なのに、平気で行っちゃいました。
確かに車はさほど通っていませんでしたが、それはどうなんでしょう。
いや、本人が信号無視するのは自己責任ですから言いませんが、それをなぜ私にも行けという?
私はそこまで辛抱していたのですが、さすがのこの言葉には我慢ができず、「交通マナーは守ってください」と、追い抜いていくおやじを見送りながら言いました。
すると返ってきたことばは、「まじめだなあ、まったく!」という、皮肉な言い方。
こんなアンフェアなことして、それで完走したってどれだけの値打ちがあるというの?・・・と、私は自分を鎮めました。
そんなマナーの悪いおやじの後ろをついていくと、石山寺に到着。
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15:17:13。
大津市内でさまよったことや、左足の太腿の影響で、まともに走れる状態ではないことを考えると、よくこの程度でこられていると思いました。
このエイドでは、意外にもKさんがいました。
だいぶ離されていたはずなんですが、どうやらKさんもいくらか故障が出ている様子。
それに私のことが気になっていたのでしょう。
ずいぶん長く私を待ってくれていたのではないでしょうか。
さすが仲間・・・というより、私にとっては「戦友」です。
このエイドではKさんの他に、おやじと260kmの部の方が2名。
食べ物や飲み物が充実していたので、私はカレーライスをいただき、パンや飲み物もしっかりとって、Kさんとボチボチ行きましょうよとスタートしました。
Kさんにとっては160km地点、すなわち320kmの部の中間点です。
まだまだ先は長い・・・。
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基本的には毎日夜に10km。
今日は天気もいいし、時間がたっぷりあったので、3時前から山に入ってみました。
久々のロングトレイル!
街中をスタートして一気に峰山まで駆け上がり、高松市内を一望できる展望台へ。
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お互いエールを交わしてさらに浄願寺山の展望台へ。
まだまだ足りない私は、もう一個向こうの勝賀山を目指します。
もう辺りは薄暗くなってきていますが、ここからはロード。
委細かまわず勝賀山に登り、五色台山頂を目指してひたすらえんやこら。
すっかり夜景になってしまいましたが、きてよかった。
一気に下って家に着いたときには5時間ほど走っていたのかな・・・。
まあたまにはいいですが。
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November 17, 2013
関西夢スーパーラン260km(その1)~CP8渡月橋まで
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天気:雨のち曇
11月2日土曜日、午後4時に大阪城をスタートし、48時間後に260km先の、和歌山の紀見峠にゴールしようという壮大なレース。
当日私は朝9時過ぎのバスに乗り、12時半ごろに大阪なんばに着きました。
大阪には今年大学に入学したばかりの長女がいます。
長女もちょうど時間が取れるようだったので、わざわざ天王寺で落ち合って、一緒にうなぎを食べに行きました。
そしてカフェに行き、近況をのんびり聞きながら、コーヒーフロートを飲んでいると、見慣れた姿がカフェの窓越しに見える。
あらら・・・Danさんだ・・・。
そうか、この通りは大阪城に通じる関スパの320kmの通り道なのだ!
娘と別れ、大阪城へ向かう私。
3時半に京橋口で受付を済ませ、慌ただしくスタート地点の大阪城南口に移動します。
そこで写真撮影。
色々と話をしているうちにいつの間にか4時を過ぎている・・・。
何ともアバウトなスタート・・・。
まあこれが超ウルトラのいいところかもしれません。
こうして大阪城の中を通り、再び京橋口の受付地点を経由して、淀川沿いの自転車道路をずっとずっとただひたすら京都方面に向かいます。
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もちろん超ロングコースなので、私は自重して走っていたつもりです。
しかし、それ以上にみなさん慎重なのか、あるいは計算ずくなのか、とにかく超ゆっくりなのです。
私もそれに合わせて序盤は進んでみましたが、あまりにゆっくりなので、河川敷に入ってからは少しペースをジョギング程度に戻してみました。
ペースとしてはキロ6分半ほどだったでしょうか。
スタート直後としては速いほうではないと思いましたし、自分でも余裕があるペースだと思っていました。
しばらく走ると、淀川市民マラソンの幟や距離表示がしてありました。
そうか、確かこの時期、淀川市民マラソンがあったなあ。
もう何年でていないだろう。
ずいぶんご無沙汰しているなあ・・・。
当然そういったこともあって、ここは淀川のランニングコースとして走りやすい道になっています。
なので、一般のジョガーの方の姿も見られましたし、大会のスタートやゴール会場では、テントを張って受付の準備などが施されていました。
聞けば、やはり明日が大会だということでした。
さあ、その会場を横目に、ひたすらとにかく枚方大橋を目指します。
枚方大橋の所に最初のエイドがあります。
途中いくらも同じような橋があるのでどれだろうと思いながら走っているうちに、すっかり暗くなってしまいました。
途中何人かの方とお話ししながら併走したりしました。
聞けば、たいていの方々が、同じレースでの出走経験がある。
先日の佐渡島一周で一緒だった方もいました。
色々とゆるゆると走っているうちに、私の前にも後ろにも、ランナーの姿が見えなくなりました。
おそらくレース中はこんなシチュエーションが多いのでしょうね。
私はその時点で260kmコースのトップを走っていたはずです。
前を追うには、320kmのランナーをつかまえるしかない状態になっていたのです。
真っ暗な淀川河川敷を、ヘッドライトを頼りにエイドを目指す孤独な旅です。
気がつけば320kmの選手が遥かに見える。
その向こうには枚方大橋と思われる大きな橋が見えました。
その320kmの選手は、河川敷の道から橋のずいぶん手前で上に登る坂を駆け上がっていました。
私はそのランナーに気付かなければ、きっと素通りしたことでしょう。
その坂を登ったところが枚方大橋の南詰。
CP6(22km地点)です。
到着時間は2:24:52。
ここで驚いたことは、320kmの部に参加していた、仲間のKさんと出くわしたのです。
私が追っていた320kmの選手は、このKさんだったのです。
仲間と会話を交わせて、ほっと安心しました。
エイドは想像以上に充実していました。
時間にして18時半。
私は腹ごしらえのつもりでお茶漬けを食べました。
エイドのスタッフの顔を見てこれまたびっくり。
何と、ダブルさんではありませんか。
これまでも四万十川ウルトラやスパルタスロンなど、何度か険しいレースでともに戦ったウルトラの大先輩です。
今日はエイドでスタッフとしてサポートしてくださると言います。
うれしいなあ。
これはがんばらないと。
枚方大橋をKさんと一緒に出ましたが、地図を取り出すために先に行ってもらっている間に、姿を見失ってしまいました。
渡ったところで再び河川敷へはいる道が見あたりません。
仕方なく後続のランナーを待ちました。
260kmの2番手の方が追いついてきました。
そこで道を教えてもらい、しばらく一緒にお話ししながら併走しました。
そうしているうちに、先に行ったKさんに追いつく。
Kさんは同じ320kmの選手の後ろにぴったりついて走っていました。
合流してKさんに声をかけました。
しばらくは前を行く320kmの選手を追って、Kさんと260kmの部の私たち2人という並びで走っていましたが、突然前方の320kmの選手が草むらに消え、用を足しに陰に隠れました。
言っておきますが、そういうマナーの悪いのは感心しかねますが、ウルトラの場合はあまり設備が整っていないこともあり、時にはやむを得ない場合もあります。
しばらく3人でしたが、260kmの方が私たちから少し遅れ、私はKさんと2人で話しながらの併走でした。
このまま一緒にゴールできたらいいのですが、まあどちらかのペースがあわなくなってくるでしょう。
確率的には絶対私がへこたれると思いました。
走り込んだ距離が違う。
Kさんは10月の月間走行距離が500km超えています。
私はレースを含めてわずか200km足らず。
いくら320kmの部で、すでに60km余分に走っているからと言って、まちがいなくKさんの持久力には信憑性があります。
おまけに下見に何度も来ているKさんなので、道も熟知しています。
私はせめて難しい道の所だけでも一緒にできたらいいなあと思いながら、Kさんと併走していました。
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そんなところへさっきの草むらで用を足しに行った320kmの選手と、さっきまで一緒だった260kmの選手が話しながら追いついてきました。
320kmの選手はおしゃべりが好きなのか、必要以上に饒舌に話していました。
その260kmの選手に上位の方だろうと言っています。
先ほど1名、抜いていきましたが、260kmでは私たちが2~3番目を走っています。
そしてこんなことを言い始めました。
「260の部ではたぶん2番目だと思うけど、何でも320kmから260kmに切り替えたやつがいるって言うからさ、そいつが320と同じ色のゼッケンなんで、どこにいるかわからないよ」
そこで私は、「ああ、それ、私です」と名乗りました。
するとその320kmの選手に言われたのが、「どうしたの?練習しすぎて320km走れなくなったの?」という、強烈な皮肉を言われました。
あまり気にしないでいると、スパルタスロンの話に話題になったので、「昨年のスパルタに行ったんです。途中でリタイアしてしまったのですがね・・・。」というと、またまたその人が、「ええっ?リタイアしたの?練習しすぎてリタイアしたの?」・・・と。
私はレース中にこんな失礼なことを言われたのは初めてでした。
Kさんも、260kmの選手も、一緒に聞きながらどん引きするような話のやり取りでした。
ちょうど土手をあがればいいんだとその人が知ったように言うので、Kさんに確認すると、上から行っても行けますよというので土手をあがりました。
あまりに私も気分を害したので、そこを歩かずに走って上り、ややペースを上げて1人で前に出て引き離しました。
つらいことにここは砂利の不整道。
土手にあがらなければ、さっきの自転車道だったのに。
あのおっさんの知ったかぶりにやられました。
まあこれは自己責任もありますので、文句は言いませんけど。
しばらくするとそのおっさんが追いついてきて、なにかと言い訳じみたことを言います。
下を走った方が良かったのかなあとか・・・。
しかし一切聞かなかったことにして、私は黙々と前に歩を進めました。
とにかく黙っていても何かと話しかけてうるさいのです。
見ればいい年齢に思えました。
60歳はとうに超えているように思います。
施設エイドのご夫婦がいらっしゃいました。
例年出してくださるようです。
ここで少し補給してそこからは歩道のほとんどない道をしばらく行きました。
左に車道が迫って、走りにくかったです。
わかりにくかったのですが、迷いながらも浄化センターの右折する地点に気付き、宮前橋を渡ると、そこにはエイドが待っていました。
宮前橋東詰のCP7(37.1km地点)。
4:32:12。
15kmほど走るのに2時間以上かかっています。
キロ8分ペースということになります。
確かにのんびりペースですが、道に不安をおぼえたり、ペースが乱れたり。
これは一筋縄ではないなあと思いながら、次のCPを目指します。
しかし、ここからがまさに曲者だとは思いませんでした。
宮前橋を過ぎると、ひたすら桂川を渡月橋目指して上るだけだと思っていたのですが、何度かややこしいところがあって、実際ロストの憂き目に何度もあうことになります。
しばらくは桂川を左手に見ながら、人影の少ない河川敷の道を、ひたすらまっすぐ走るのです。
私の100m前には、さっきまで一緒だった260kmの選手がいます。
とにかく彼を目標に進もう。
つねに視線の先に彼を見ながら走っていました。
どれほど走った頃でしょう、桂川が鴨川と分岐するところで一度橋を渡るために左折するのですが、そこでうっかり前のランナーの姿を見失ってしまいました。
おそらくこの辺りだろう・・・いや違うのか?・・・ええ?どこで曲がったらいいんだ?
すっかりわからなくなってしまいました。
長い時間あちこち探したけれど、きっとこれだろうと思う道を走っていると、行き止まりになってしまう。
またまた間違ってしまい路頭に迷いつつ道を模索していると、遥か向こうにヘッドライトの光が走っている。
あっちだ!
私は慌てて、遥かに見えるヘッドライトの姿を目指して軌道修正。
頭上の道を無数のヘッドライトが通過していきます。
すると上から声がする。
「フランクさん!」
仲間のKさんの声でした。
「あっちをまわったら上にあがってこられるよ!」
Kさんの誘導で、なんとかその道に戻れました。
30分近くロスしましたが、とにかく戻れて何より。
こんなロスがきっとあるんだろうなあ。
Kさんとしばらく一緒に走っていたのですが、Kさんがトイレに立ち寄るというので、じゃあ先に行ってるよ・・・とまたまた単独走に。
しかし今度はだいぶランナーに先を越されたので、前には何人かランナーの姿があります。
すると運悪く、あの口数の多い「おっさん」と再び出くわしてしまいます。
おっさんはさっきのことをおぼえていないのでしょう、「地元の方ですか?」と知らない様子で話しかけてきました。
違うというと、「レースは何回目なの?」というので、「今日が初めてです」と答えたが最後、こてんぱんにけなされました。
「よくそんな初めてなのにこんな大会に出てきたね。まあ勇気があるというか、あきれるというか・・・。ここから先、京都の大文字もややこしいし、奈良も道がわかりにくいのに、絶対間違うよ。本当によく出てくるよ」と。
確かに道の自信はありません。
下見にこれたのは実際走らない六甲の方だけでしたし、地図を丹念に見ているわけではないし。
事実すでにロストしてしまっていましたから。
ですが、それをだれに責任を求めようとなんてしていません。
自己責任でやっているわけです。
なぜそこまで非難されなければならないのか。
私には全く理解できませんでした。
初めて出るのが悪いのなら、この大会の参加者は決して増えないということになる。
一体なんてこと言うんだろうと、意地悪なおっさんを再び振り切って先に行きました。
こんな気分の悪い・・・というか、マナーの悪いランナーと同走すること自体、レースの値打ちが下がってしまいます。
しかしやはり強がってはみるものの、道は要所で迷ってしまいます。
西大橋をおりるところでも少し迷いましたし、松尾橋の所でもどこを入ったらいいのか全くわからず、キョロキョロとしているところに、またまた救世主現る。
仲間のKさんが後ろからきて、「フランクさん、そっちじゃない!」と大声で教えてくれました。
そこから再びKさんと併走します。
迷って迷って、体力も気力もすり減らしてようやくたどり着いた京都嵐山。
渡月橋南詰CP8(54.1km地点)。
7:01:46。
前のポイントから17kmで2時間半かかっています。
やはりロストは大きいなあ。
ここでは少しゆっくり休みました。
またエイドではダブルさんがいらっしゃったので、少し談笑しながらカレーヌードルとご飯を注文。
温かいカレーヌードルと、白米の組み合わせが最高で、すいていたお腹もすっかり満たされ、元気を注入できました。
給水もしっかりして、15分ほど休みましたかね。
休養十分で、今から京都市内を走ります。
ここからはKさんと一緒に併走して行けそうです。
再三ロストの不安に駆られましたが、Kさんと一緒なら心配ない。
なんとかせめて大文字トレイルを超えるまで、ついて行けたらなあと思ってがんばることにしました。
今日の格言
『下見が絶対必要』
【おまけ~今日の翔太】
昨日は次男の小学校のふれあいバザー。
PTA副会長の私は、さぼるわけにいきません。
クラスのブースは焼きそば。
なんとか準備から片付けまで、どうにかこうにか無事に終わり、夕方から遅い時間まで、役員のみんなで打ち上げ。
思いの外深酒してしまって・・・。
今日は小雨がぱらつく中、午後は次男のスポ少。
といってもコーチに任せてあるのですが、それでも1時間ほどはグランドに行きました。
だめだなあ・・・年なのかしら(笑)
【トレーニングメニュー】
◯ランニング ランオフ
※昨日、一昨日と飲み会続き・・・。今日も休養と、しばらくランオフしてたので、明日からラン再開します。
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『今日の一枚』 260kmの部スタート前の集合写真
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天気:雨のち曇
11月2日土曜日、午後4時に大阪城をスタートし、48時間後に260km先の、和歌山の紀見峠にゴールしようという壮大なレース。
当日私は朝9時過ぎのバスに乗り、12時半ごろに大阪なんばに着きました。
大阪には今年大学に入学したばかりの長女がいます。
長女もちょうど時間が取れるようだったので、わざわざ天王寺で落ち合って、一緒にうなぎを食べに行きました。
そしてカフェに行き、近況をのんびり聞きながら、コーヒーフロートを飲んでいると、見慣れた姿がカフェの窓越しに見える。
あらら・・・Danさんだ・・・。
そうか、この通りは大阪城に通じる関スパの320kmの通り道なのだ!
娘と別れ、大阪城へ向かう私。
3時半に京橋口で受付を済ませ、慌ただしくスタート地点の大阪城南口に移動します。
そこで写真撮影。
色々と話をしているうちにいつの間にか4時を過ぎている・・・。
何ともアバウトなスタート・・・。
まあこれが超ウルトラのいいところかもしれません。
こうして大阪城の中を通り、再び京橋口の受付地点を経由して、淀川沿いの自転車道路をずっとずっとただひたすら京都方面に向かいます。
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もちろん超ロングコースなので、私は自重して走っていたつもりです。
しかし、それ以上にみなさん慎重なのか、あるいは計算ずくなのか、とにかく超ゆっくりなのです。
私もそれに合わせて序盤は進んでみましたが、あまりにゆっくりなので、河川敷に入ってからは少しペースをジョギング程度に戻してみました。
ペースとしてはキロ6分半ほどだったでしょうか。
スタート直後としては速いほうではないと思いましたし、自分でも余裕があるペースだと思っていました。
しばらく走ると、淀川市民マラソンの幟や距離表示がしてありました。
そうか、確かこの時期、淀川市民マラソンがあったなあ。
もう何年でていないだろう。
ずいぶんご無沙汰しているなあ・・・。
当然そういったこともあって、ここは淀川のランニングコースとして走りやすい道になっています。
なので、一般のジョガーの方の姿も見られましたし、大会のスタートやゴール会場では、テントを張って受付の準備などが施されていました。
聞けば、やはり明日が大会だということでした。
さあ、その会場を横目に、ひたすらとにかく枚方大橋を目指します。
枚方大橋の所に最初のエイドがあります。
途中いくらも同じような橋があるのでどれだろうと思いながら走っているうちに、すっかり暗くなってしまいました。
途中何人かの方とお話ししながら併走したりしました。
聞けば、たいていの方々が、同じレースでの出走経験がある。
先日の佐渡島一周で一緒だった方もいました。
色々とゆるゆると走っているうちに、私の前にも後ろにも、ランナーの姿が見えなくなりました。
おそらくレース中はこんなシチュエーションが多いのでしょうね。
私はその時点で260kmコースのトップを走っていたはずです。
前を追うには、320kmのランナーをつかまえるしかない状態になっていたのです。
真っ暗な淀川河川敷を、ヘッドライトを頼りにエイドを目指す孤独な旅です。
気がつけば320kmの選手が遥かに見える。
その向こうには枚方大橋と思われる大きな橋が見えました。
その320kmの選手は、河川敷の道から橋のずいぶん手前で上に登る坂を駆け上がっていました。
私はそのランナーに気付かなければ、きっと素通りしたことでしょう。
その坂を登ったところが枚方大橋の南詰。
CP6(22km地点)です。
到着時間は2:24:52。
ここで驚いたことは、320kmの部に参加していた、仲間のKさんと出くわしたのです。
私が追っていた320kmの選手は、このKさんだったのです。
仲間と会話を交わせて、ほっと安心しました。
エイドは想像以上に充実していました。
時間にして18時半。
私は腹ごしらえのつもりでお茶漬けを食べました。
エイドのスタッフの顔を見てこれまたびっくり。
何と、ダブルさんではありませんか。
これまでも四万十川ウルトラやスパルタスロンなど、何度か険しいレースでともに戦ったウルトラの大先輩です。
今日はエイドでスタッフとしてサポートしてくださると言います。
うれしいなあ。
これはがんばらないと。
枚方大橋をKさんと一緒に出ましたが、地図を取り出すために先に行ってもらっている間に、姿を見失ってしまいました。
渡ったところで再び河川敷へはいる道が見あたりません。
仕方なく後続のランナーを待ちました。
260kmの2番手の方が追いついてきました。
そこで道を教えてもらい、しばらく一緒にお話ししながら併走しました。
そうしているうちに、先に行ったKさんに追いつく。
Kさんは同じ320kmの選手の後ろにぴったりついて走っていました。
合流してKさんに声をかけました。
しばらくは前を行く320kmの選手を追って、Kさんと260kmの部の私たち2人という並びで走っていましたが、突然前方の320kmの選手が草むらに消え、用を足しに陰に隠れました。
言っておきますが、そういうマナーの悪いのは感心しかねますが、ウルトラの場合はあまり設備が整っていないこともあり、時にはやむを得ない場合もあります。
しばらく3人でしたが、260kmの方が私たちから少し遅れ、私はKさんと2人で話しながらの併走でした。
このまま一緒にゴールできたらいいのですが、まあどちらかのペースがあわなくなってくるでしょう。
確率的には絶対私がへこたれると思いました。
走り込んだ距離が違う。
Kさんは10月の月間走行距離が500km超えています。
私はレースを含めてわずか200km足らず。
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そんなところへさっきの草むらで用を足しに行った320kmの選手と、さっきまで一緒だった260kmの選手が話しながら追いついてきました。
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その260kmの選手に上位の方だろうと言っています。
先ほど1名、抜いていきましたが、260kmでは私たちが2~3番目を走っています。
そしてこんなことを言い始めました。
「260の部ではたぶん2番目だと思うけど、何でも320kmから260kmに切り替えたやつがいるって言うからさ、そいつが320と同じ色のゼッケンなんで、どこにいるかわからないよ」
そこで私は、「ああ、それ、私です」と名乗りました。
するとその320kmの選手に言われたのが、「どうしたの?練習しすぎて320km走れなくなったの?」という、強烈な皮肉を言われました。
あまり気にしないでいると、スパルタスロンの話に話題になったので、「昨年のスパルタに行ったんです。途中でリタイアしてしまったのですがね・・・。」というと、またまたその人が、「ええっ?リタイアしたの?練習しすぎてリタイアしたの?」・・・と。
私はレース中にこんな失礼なことを言われたのは初めてでした。
Kさんも、260kmの選手も、一緒に聞きながらどん引きするような話のやり取りでした。
ちょうど土手をあがればいいんだとその人が知ったように言うので、Kさんに確認すると、上から行っても行けますよというので土手をあがりました。
あまりに私も気分を害したので、そこを歩かずに走って上り、ややペースを上げて1人で前に出て引き離しました。
つらいことにここは砂利の不整道。
土手にあがらなければ、さっきの自転車道だったのに。
あのおっさんの知ったかぶりにやられました。
まあこれは自己責任もありますので、文句は言いませんけど。
しばらくするとそのおっさんが追いついてきて、なにかと言い訳じみたことを言います。
下を走った方が良かったのかなあとか・・・。
しかし一切聞かなかったことにして、私は黙々と前に歩を進めました。
とにかく黙っていても何かと話しかけてうるさいのです。
見ればいい年齢に思えました。
60歳はとうに超えているように思います。
施設エイドのご夫婦がいらっしゃいました。
例年出してくださるようです。
ここで少し補給してそこからは歩道のほとんどない道をしばらく行きました。
左に車道が迫って、走りにくかったです。
わかりにくかったのですが、迷いながらも浄化センターの右折する地点に気付き、宮前橋を渡ると、そこにはエイドが待っていました。
宮前橋東詰のCP7(37.1km地点)。
4:32:12。
15kmほど走るのに2時間以上かかっています。
キロ8分ペースということになります。
確かにのんびりペースですが、道に不安をおぼえたり、ペースが乱れたり。
これは一筋縄ではないなあと思いながら、次のCPを目指します。
しかし、ここからがまさに曲者だとは思いませんでした。
宮前橋を過ぎると、ひたすら桂川を渡月橋目指して上るだけだと思っていたのですが、何度かややこしいところがあって、実際ロストの憂き目に何度もあうことになります。
しばらくは桂川を左手に見ながら、人影の少ない河川敷の道を、ひたすらまっすぐ走るのです。
私の100m前には、さっきまで一緒だった260kmの選手がいます。
とにかく彼を目標に進もう。
つねに視線の先に彼を見ながら走っていました。
どれほど走った頃でしょう、桂川が鴨川と分岐するところで一度橋を渡るために左折するのですが、そこでうっかり前のランナーの姿を見失ってしまいました。
おそらくこの辺りだろう・・・いや違うのか?・・・ええ?どこで曲がったらいいんだ?
すっかりわからなくなってしまいました。
長い時間あちこち探したけれど、きっとこれだろうと思う道を走っていると、行き止まりになってしまう。
またまた間違ってしまい路頭に迷いつつ道を模索していると、遥か向こうにヘッドライトの光が走っている。
あっちだ!
私は慌てて、遥かに見えるヘッドライトの姿を目指して軌道修正。
頭上の道を無数のヘッドライトが通過していきます。
すると上から声がする。
「フランクさん!」
仲間のKさんの声でした。
「あっちをまわったら上にあがってこられるよ!」
Kさんの誘導で、なんとかその道に戻れました。
30分近くロスしましたが、とにかく戻れて何より。
こんなロスがきっとあるんだろうなあ。
Kさんとしばらく一緒に走っていたのですが、Kさんがトイレに立ち寄るというので、じゃあ先に行ってるよ・・・とまたまた単独走に。
しかし今度はだいぶランナーに先を越されたので、前には何人かランナーの姿があります。
すると運悪く、あの口数の多い「おっさん」と再び出くわしてしまいます。
おっさんはさっきのことをおぼえていないのでしょう、「地元の方ですか?」と知らない様子で話しかけてきました。
違うというと、「レースは何回目なの?」というので、「今日が初めてです」と答えたが最後、こてんぱんにけなされました。
「よくそんな初めてなのにこんな大会に出てきたね。まあ勇気があるというか、あきれるというか・・・。ここから先、京都の大文字もややこしいし、奈良も道がわかりにくいのに、絶対間違うよ。本当によく出てくるよ」と。
確かに道の自信はありません。
下見にこれたのは実際走らない六甲の方だけでしたし、地図を丹念に見ているわけではないし。
事実すでにロストしてしまっていましたから。
ですが、それをだれに責任を求めようとなんてしていません。
自己責任でやっているわけです。
なぜそこまで非難されなければならないのか。
私には全く理解できませんでした。
初めて出るのが悪いのなら、この大会の参加者は決して増えないということになる。
一体なんてこと言うんだろうと、意地悪なおっさんを再び振り切って先に行きました。
こんな気分の悪い・・・というか、マナーの悪いランナーと同走すること自体、レースの値打ちが下がってしまいます。
しかしやはり強がってはみるものの、道は要所で迷ってしまいます。
西大橋をおりるところでも少し迷いましたし、松尾橋の所でもどこを入ったらいいのか全くわからず、キョロキョロとしているところに、またまた救世主現る。
仲間のKさんが後ろからきて、「フランクさん、そっちじゃない!」と大声で教えてくれました。
そこから再びKさんと併走します。
迷って迷って、体力も気力もすり減らしてようやくたどり着いた京都嵐山。
渡月橋南詰CP8(54.1km地点)。
7:01:46。
前のポイントから17kmで2時間半かかっています。
やはりロストは大きいなあ。
ここでは少しゆっくり休みました。
またエイドではダブルさんがいらっしゃったので、少し談笑しながらカレーヌードルとご飯を注文。
温かいカレーヌードルと、白米の組み合わせが最高で、すいていたお腹もすっかり満たされ、元気を注入できました。
給水もしっかりして、15分ほど休みましたかね。
休養十分で、今から京都市内を走ります。
ここからはKさんと一緒に併走して行けそうです。
再三ロストの不安に駆られましたが、Kさんと一緒なら心配ない。
なんとかせめて大文字トレイルを超えるまで、ついて行けたらなあと思ってがんばることにしました。
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昨日は次男の小学校のふれあいバザー。
PTA副会長の私は、さぼるわけにいきません。
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なんとか準備から片付けまで、どうにかこうにか無事に終わり、夕方から遅い時間まで、役員のみんなで打ち上げ。
思いの外深酒してしまって・・・。
今日は小雨がぱらつく中、午後は次男のスポ少。
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November 11, 2013
ポールマッカートニーが来日!
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『今日の一枚』 11年ぶりに見ることができました
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天気:晴れ
もう絶対見れないだろうと思っていました。
11年前のコンサートが最初で最後だろうと。
それで満足でした。
その時、もう死んでも思い残すことはないとすら思いました。
でも、生きててよかった。
あのPaul McCartneyにまた会えるなんて・・・。
11年前に還暦・・・すでにPaulも71歳。
それでも年齢を感じさせない、圧巻のライブでした。
私が気に入っている曲は何曲もありますが、やっぱりそれはみなさんにとっても名曲のようで。
Let it be や Yesterday などは当たり前に歌ってくれました。
今回は特に、Beatles時代の中盤の曲が多く、一番音楽性にも落ち着きがあってそれでいて乗れる曲が多かったでしょうか。
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Paul自身、4回目の来日・・・とはいえ、波乱の多い来日です。
最初はBeatles時代。
まだ独身で、熱狂的なファンに迎えられて・・・。
次は私が高校時代。
地方の私にとってライブに行くのは、夢のまた夢。
しかしそれが本当の夢に終わってしまいました・・・。
マリファナの所持により、成田帰国・・・。
全く信じられませんでした。
そしてそれと同時に、Paulが2度と日本に来ることはないだろうと言われていました。
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しかしそれから20年以上たち、前回のライブが実現したのです。
家人と観に行った初めてのライブ。
まだ次男がお腹にいました。
もう見ることができないと思っていたPaulの生の姿と歌声。
私はそれで十分でした。
なのに今日、再び彼の生歌を聴くことになるとは・・・。
しばらく感動が頭から離れないでしょうね。
私にはもう一度彼を見るチャンスがある。
それが生涯最後のチャンスでしょう。
しっかり彼の姿と歌声を焼き付けて帰ります。
こんなミュージシャン、二度と出ませんから。
今日の格言
『人生に思い残すこと無し』
【トレーニングメニュー】
◯ランニング ランオフ
※Paulに免じて・・・
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November 10, 2013
私の方向性
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『今日の一枚』 最近なぜか肉うどんにはまってしまっています
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天気:曇り一時雨
香川県は別名「うどん県」と称するのをご存じですか?
インターネットで「うどん県」で検索してみてください。
こんな感じの映像に出くわします。
要潤さんのプロモーションビデオ、一体何本あるのかな。
それほどがんばってPRしてくれていますが、その甲斐あってか、最近県外の人に「香川県です」と出身を名乗ると、「ああ、うどん県ね」と言ってくれたりします。
本当にうどんはよく食べる。
いや、私は昼食は家人のお弁当が基本ですから、基本うどんを食べる機会が少ないのですが、それでも週1~2回ぐらいしか食べないという言い方をすると、「いや、それでも多いよ」といわれるぐらいです。
もしお昼が外食ならば、週に5~6回はうどんを食べるのが普通な県民ですからね。
その私が一番好むのは、温かいかけうどん。
基本的に天ぷらや揚げなどのトッピングや、釜揚げやぶっかけなどのうどんはあまり好んで食べない。
うどんにだし、そしてねぎにその店に備え付けの天かすなどのトッピングのみでいただく「かけうどん」が好きです。
一般的に2玉入りの大(または中という言い方もある)の値段は200円から300円以下。
300円を超えると「高い」のです。
それで一食分はしっかり満足というのが香川県民。
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しかしその趣向にやや変化が出始めました。
私の中で邪道の極みだった、「肉うどん」になぜかはまりつつある。
肉などという贅沢なトッピングに飾られて、すっかり元の味がわからなくなってしまうようなうどんは、うどんではない!とすら思っていたのに、なぜか最近は気がつけば肉うどんを頼んでいます。
当然お値段はお高め。
『今日の一枚』は、今日お昼にいただいた肉うどん。
かつてテレビチャンピオンで日本一に輝いた「たも屋」さんの肉うどん(中)。
値段も430円と、この店のかけうどんに比べて180円高。
実際かけうどんとの違いは肉だけで、その他の天かすや梅干し、おろし大根にわかめなどのトッピングはすべてセルフサービスによりただなので、飾っているようですが、「肉」だけで180円という事実は変わりません。
かけうどんは、ここから肉をのければいいわけです。
なのになぜか私はその「高め」の肉うどんにはまってしまっています。
原因不明なだけに困ったものです・・・。
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さて、私のランニング人生・・・今はむしろ「余生」の部分にさしかかっていると思いますが、しっかりと目指す方向が見えてきました。
先月の四万十川ウルトラマラソンを最後に、競技人生(というほどのものでもないのですが)にピリオドを打ち、記録や順位を追うことを一切しないと決めた私。
これからはマラソンをしようと思う方の支えになること、あるいは役に立てることを、ランニングとこのブログを通じてやっていくことで、私のランニング活動が喜んでもらえるようになりたいと思うようになりました。
ただ1つ、そのためには私も鍛えておかなければならない・・・競技はしなくても、色んな大会にも出て、そこで完走もして、その上でみなさんのお役に立つようなことができなければならないと思うようになりました。
とにかく走れなくなったら、お役に立てる立場が、極端に狭くなります。
せめて出るレースを完走するのは当たり前で、それなりに年齢相応に状態を維持しなければ、だれも私のランニング成果を参考にしてくれなくなるように思えたのです。
なので、練習をきちんとやる・・・そう決めました。
今までのように、大会での記録を目標にしたりとか、サブスリーをターゲットにしてとかはしませんけど、ランナーとしてはずかしくない走りがいつでもできるような力はちゃんと蓄えておかなければならないと、強く思いました。
今までさぼった分、今月はしっかり取り返します。
いや、今月に限らずこれからはちゃんと走ります。
今日の格言
『大会に出る以上、ちゃんと走る』
【トレーニングメニュー】
◯ランニング (5km疲労抜きジョグ) 30:37
※序盤はひとり関スパの影響で膝が重かったりしましたが、最後のラップは4:43まで上がり、まあまあ満足できました。
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November 09, 2013
ひとり関スパ速報~金比羅宮参拝ラン
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『今日の一枚』 真夜中の金比羅宮だぁ~
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天気:晴れ
昨日の夜、9時前に自宅を出ました。
本当は7時までには出ようと思ったのですが、準備をモタモタしたり、侍ジャパンの台湾戦が気になって、チラホラと視線をテレビに向けてしまって、気がつけばもう8時30分をまわって、9時がこようとしています。
まずいまずい・・・というわけで家を出たのが9時前。
高松でも割とにぎやかなところにある自宅を出て、バイパス沿いの道をまずは西に向かいます。
こうして長い距離を目指して走ってはいますが、関スパから帰ってまだ5日目。
それほど足が完璧なわけではないので、ペースはよく考えて走ります。
3kmほど西に走ると大きな交差点の歩道橋を渡ります。
歩道橋からの夜の視界はなかなかのもの。
車のライトがきらきらと美しい。
しばらく西に走って、すぐに交差点を左折し、いわゆる金比羅宮に向かう「琴平街道」に入ります。
国道32号線ですが、ここから金比羅宮までは一本道。
歩道も広いし、比較的夜でも路面の明るい国道なので、ナイトランにはもってこいの道です。
何度かこの道を走ったことがあります。
真夏の灼熱の30km走だったり、琴平を抜けて財田町の方まで走ったり。
時には琴平から南に折れて、徳島の池田町を抜け、大歩危小歩危までの80kmを走ったことも。
いくつもの思い出のあるこの道ですが、金比羅宮の往復は初めてです。
たいがい、金比羅宮から帰りは電車で帰ってくるパターンが多かったですね。
もちろん大歩危の時はJRで帰ってきましたし。
しかし今回は時間が時間。
帰りは電車もJRも走ってはいません。
自力で帰るしかない、片道切符ですね。
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ペースは決して速くないですが、それでも超ロングならこのペースでまったくOK
のペース。
キロ7分チョイのペースでのんびりと金比羅に向かいます。
しかしその孤独なこと・・・。
よくKさんはこんな練習を1人で何度もやったことだと、心底感心します。
段々高松から郊外に向かうわけですから、道も淋しくなります。
街灯が少なくて、足元の暗いところも多くなってきます。
出発してから間もなく2時間がこようかというところで、綾川イオンのネオンが見えてきました。
周りに何もない辺鄙なところに、ドカンとそびえ立つイオンのショッピングモール。
10時半をまわっていましたから、さすがにお客さんの姿はありませんでしたが、それでワーナーマイカルの映画館があるので、まだ施設には灯りがともっていました。
そこを過ぎると間もなく「道の駅たきのみや」につきます。
ここで小休止。
おおよそ17km地点。
経過時間は2:01:28。
少し速いぐらいでしょうか。
道の駅ではまずトイレをすませ、自販機コーナーの歩道の縁石に腰掛け、簡易食を食べながら温かい缶のおしるこを飲みました。
あまいあずきの味がたまらない、大好物なんです。
そこでFacebookをアップ。
仲間からたくさんメッセージをいただき、元気をもらって再出発です。
ここから金比羅宮まではちょうど14km。
来た道よりは短いはずなんですが、ここからが長く感じます。
何もない真っ暗な田舎の自動車道を走るので、灯りはありますが本当にさみしいのです。
メンタルが病みます。
琴電の電車道が割と国道沿いに続きます。
栗熊駅は私の勤務校の最寄り駅になります。
・・・とはいえ、そこから勤務校まで数キロありますが・・・。
金比羅宮まではここからおよそ10km。
ここからが長いのです。
暗い道をたんたんと西へ向かいます。
どんなにペースが遅くなっても、決して歩かず休まず。
土器川が見えてきました。
あと4kmほどでしょうか。
そこから2kmあまり走ると、32号線の分岐にさしかかります。
左に曲がると高知方面、まっすぐ行けば財田町方面、右に曲がれば琴平町内という交差点。
ここにローソンがあります。
さて、ここで再び小休止。
この時点で3:29:36。
12時半をまわっています。
ここではエネルギーゼリーとアミノバイタルの顆粒を摂取。
お腹がすいていましたが、少し治まりました。
もう金比羅宮は目前ですが、単に走るだけならここで折り返してもよく、時間も深夜の1時が近づいています。
ここで折り返して帰ろうかなあ・・・とも思いましたが、それではここまで来た意味がない。
本殿を目指さなければ。
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気を取り直してそこから参拝口までの1.5kmを走ります。
ようやく登り口の階段まで来ました。
参拝口にたどり着いたのは3:40:19。
1人だけ歩いている人がいましたけど、このあと本殿までの785段の階段を登る間、出会った人は警備員1人だけでした。
参拝口から本殿までは、距離にすれば1.5kmほどでしょうか。
大したものではないのですが、とにかく登りがきついのです。
階段が785段。
途中の休憩所のベンチに警備員がいたので、逆にびっくりしました。
最後のお百度参りのための階段は圧巻です。
こんな試練が最後に待っています。
ようやく本殿到着。
ああ・・・疲れた~!!!
だけどここまで来てよかったです。
見えにくいとは思いますが、展望台からの市街地方面の夜景です。
今日は星が降ってくるのではないかと思うほどたくさん見えました。
そしてこの夜景。
実に美しい・・・本当に来てよかったです。
本殿到達時間は3:55:39。
約4時間・・・休憩時間を入れると5時間ほどでしょうか。
ここから帰るの・・・?
行きは良い良い、、帰りは怖い・・・気が遠くなりました。
でも帰らなきゃならない。
気を取り直して帰路につきました。
金比羅宮の帰りの階段を一気に下り、琴平町の商店街から旧道を通って帰りました。
途中から来た道に戻り、同じようにバイパスを通ってひたすら帰る。
2時間近くかかって、ようやく道の駅滝の宮に戻ってきました。
スタートからの時間は5:47:38。
道の駅ですが、くるときはいくらか電気がついていたけれど、さすがにこんな時間は真っ暗・・・。
そんな中、帰りも温かいおしるこを一本。
あと17kmの表示、長い長い道のりを黙々と孤独に走る。
JRAのバイパス交差点まで戻ってきたときには、ずいぶん安堵しました。
すでに7:45:33経過しています。
たきのみやからも2時間近くかかっています。
でもあと3kmあまり。
少し元気が出てきました。
東の空がうっすらと明るくなってきました。
くるときに真っ暗だった空港通りの歩道橋からの景色もこんな様子。
全くちがいますね。
早朝ランをする人が何人か私を追い越していく。
その姿を追うように私も帰路につく。
そしてようやく家にたどり着きました。
延べ走行時間は8:20:23。
時刻は6時半を少しまわっていました。
眠気は無し、でも本当に疲れました。
そして、改めて感じました。
関スパを走り切ったKさんの凄さを。
でも今日は私も頑張ったぞ!
今日の格言
『これを日常にしてみるか』
【トレーニングメニュー】
◯ランニング (約66km超ロング走) 8:20:23 金比羅宮往復
※大池~JRA交差点(26:34)~たきのみや(2:01:28)~まんのうローソン(3:29:36)~金比羅参拝口(3:40:19)~金比羅宮本殿(3:55:39)~金比羅参拝口(4:08:51)~たきのみや(5:47:38)~JRA交差点(7:45:33)~大池(8:20;23)。
苦しかったですが、よくわかりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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