咲-Saki- 阿知賀編　怒涛の超展開！アニメの都合か一気に全国大会へ

『月刊少年ガンガン』連載、「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」の第3話
もうご存知のように当作品のTVアニメ化が決定しました。つーか、アニメ化が決まっていたからこそ漫画連載が始まったのではないかと。そうでなきゃ まだ数話しか描いてないのにアニメ化が決まるハズがありませんよ。
で、今回は超展開。とにかく早く時間が進みます。どれぐらい早いかというと「咲-Saki-」本編が8巻かかって全国大会(インターハイ)の舞台に立ったまでをこの第3話 全86ページで描ききったという早さです。この早さに君も乗り遅れるな！

穏乃と憧(あこ)が阿知賀に入学し晴れて麻雀部5人が遂に揃った。もちろん目指すはインターハイでその予選は約2ヵ月後。「フツーはムリ」と赤土さん。そりゃそーだ、約2ヵ月の訓練で全国大会に出られるなら苦労はしません。しかも奈良には40年で1度しか負けたことがない晩成高校が存在しますし。
でもその1度負かしたレジェンドの赤土さんがここに居る！　こうして大会までの2ヵ月の猛特訓を2ページで済ませて(笑)地区予選へ。

その初戦でいきなり戦うのが晩成高校。登場の見開きで2ページ、各個人の紹介に2ページと さすがに名門高校だけあります。多くの部員の声援を受けながら臨んだ初戦は…4ページ使って阿知賀に敗北(大笑)。
かませ犬にもほどがあるわ！　これなら各個人の紹介いらなかっただろうよ。
本編では決勝の大将戦だけで1年以上かかったというのにここでは全試合を10ページも使わずに全国への切符を手に入れた阿知賀です。ちなみに出番順序はこうなってるようです。
先鋒　松実 玄、次鋒　松実 宥、中堅　新子 憧、副将　鷺森 灼、大将　高鴨 穏乃

インターハイ出場が決まり次なる訓練は強敵との練習試合。和(のどか)の清澄も出場決定とあらば、清澄と戦った2位の学校とやってみたいということで この人たちの登場です！

龍門渕 ｷﾀ━━(ﾟ∀ﾟ)━━!!　知ってる人の登場はやっぱ嬉しいですね。
ここでの対戦も1ページのみの省エネ進行。衣に全く勝てない穏乃です。海底で3度も和了(あが)る異常ぶりは健在のようで、こんなに強い衣なのにどうして清澄に負けたのかと訊くと意外な言葉が返ってきました。
「衣に土をつけたのはノノカじゃない　清澄の嶺上使いだ」と。この言葉は後に大きく響くことに。

強化合宿も2ページで済ませて いざインターハイ会場めざして出発！　この時「こども麻雀クラブ」に参加してた名もなき女の子も見送りに来ていたのがGood。浜名湖サービスエリア(絵に描いてある場所知ってるわ。鐘は「浜名湖ハートロック」と言います)で休憩中に病弱な女子高生と知り合います。

右が怜(とき)さん、左が竜華さん。この時はお互いに名乗ることもなく別れますけど彼女たちは全国ランク2位、インターハイ第4シードに入ってる千里山女子でした。本編で発表してあるトーナメント表を見ると阿知賀が第2試合で戦う相手ということに。清澄と戦うならこの千里山を倒さないといけないわけで、これまた高いハードルになりそうです。

そして組み合わせ抽選へ。いつの間にか部長になってた灼を除いた5人が観客席へ向かう途中、一人の少女と出会います。その"気"に触れゾクッとしたのは赤土さんと玄さん。

まるで大魔王のような咲にワロタwww
赤土さんと玄さんにとってはこの様に見えたんでしょう。並ならぬオーラを感じたということですな。これは「咲-Saki-」1巻にて龍門渕が感じ取ったものの再現となりました。気は感じずとも二人の態度で状況を把握した穏乃は、彼女こそ「清澄の嶺上使い」だと知ることに。そして同じ大将戦で倒すべき相手だと心に誓うのでありました。
もっとも8巻65局にあるように、この時の咲は例によって迷子になっていた状態で、見た目とは裏腹に内心あせっていたでしょうけどね！　つづく

咲－Saki－　嶺上開花　スペシャルBD-BOX（完全受注生産限定盤） [Blu-ray]