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『月刊コンプエース』新連載、「ストライクウィッチーズ エーリカ・ハルトマン1941」の1話
502部隊を描く新アニメが決定した今となって、ハルトマン主役の新連載が始まりました。いや、いいんですけど"なぜ今になって?"という気持ちもそりゃありますよ。アニメ開始前にどこかで502部隊が主役の漫画が始まると思うんですけど…さて?

時代は1941年。ハルトマンがまだ13歳だった頃で、アニメ1期の3年前が舞台です。祖国・帝政カールスラントは昨年陥落。激しい撤退戦を潜り抜けて今はブリタニア領地のホークエッジ基地に配属となってます。
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地味な運搬作業が嫌になってサボリだすハルトマン少尉を戒めるのはバルクホルン中尉。まだそんなにコミュニケーションが取れてないのでしょう、「あっ中尉」と階級で呼ぶところに新鮮さが感じられますね。とはいえ馴れ馴れしくも憎めない性格は既に健在のようで、「まったく調子が狂う」とバルクホルンも諦め顔。
基地に戻って食事をしているとミーナ大尉が とある話を持ち掛けてきました。
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それは新しい部隊・統合戦闘航空団を設立したいということで、その際には二人とも是非 入ってもらいたいという要望でした。ちなみに何気に「スオムスいらん子中隊」のことが書いてあって嬉しかったりします。
ハルトマンは「どっちでもいいよ」といつもの調子で返事するも、バルクホルンは「そんな悠長に待ってられるか」「好きにしてくれ」とツンツンな態度。これというのも撤退戦により妹が負傷して入院しており、一刻も早く祖国を取り戻したいという気持ちが強いからです。そんな彼女を気遣って「これ以上 誰も傷つかないように 一日でも早く世界を平和にしなくちゃ」と語るミーナ。けれどそういうミーナ自身も撤退戦によりクルトという大切な人を失っているのです。そのことを二人はまだ知りません…

昼からの訓練は1対1のドッグファイト戦。不真面目なハルトマンには当然のようにバルクホルンが相手です。でも空の上ではハルトマンは別人であり、その機動力はバルクホルンを凌駕。
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ペイント弾を難なく背中に命中させる腕前です。これが後に300機以上を撃墜することになる片鱗ということですね。とはいえサボリ癖は相変わらずであり、訓練を勝手に切り上げて木の枝でお昼寝タイム。そこに声を掛けてきた人がいますよ?
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それは後に「アフリカの星」となるマルセイユ! アニメ2期ではハルトマンに一方的にライバル視してましたが、邂逅となった当時はどのような態度だったのかしらん?