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『娘TYPE』新連載、「ストライクウィッチーズ零(ゼロ) 第弐章」のプロローグ
ストライクウィッチーズ零が帰ってきた! 終了の際にそれらしきことが書かれていたのが現実となりました。サブタイトルの「1937 扶桑海事変」が外されたのは当然の成り行きですね。
今回は彼女たちが最終回で別れたその後の物語を描くようで、美緒はブリタニアのポーツマスに降り立つところからスタートです。参考までに最終回は↓をご覧ください。
 ストライクウィッチーズ零 最終回  各自の道を歩み始める美緒たち

坂本美緒の場合
1938年冬 ブリタニアに派遣された美緒は列車・自動車を乗り継いで、とある目的地を目指します。鞄の中に入っていた写真を見つめては笑みを浮かべたりして。その写真とは徹子と醇子らと共に写ったもの。遠く離れても想いは変わらないようです。
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竹井醇子の場合
1938年 扶桑皇国 舞鶴にて遠くを見つめているのは醇子ちゃん。美緒と同様に仲間を想っていたようで涙さえ浮かべてます。未熟な点を補うためにただ一人 扶桑に残ったんですね。後ろから近付いてきたのは北郷先生。車椅子生活から解放された模様。
三人の中で(いま現在)唯一 士官になっていませんが、後に試験を受けて士官になります。それどころか美緒とリバウで再会するときは階級的に上司になってるのですから彼女の努力は相当なものと思われ。
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若本徹子の場合
1938年 地中海 遣欧艦隊の航空母艦「蒼龍」の甲板上でやはり遠くを見つめてました。そこにやって来たのは艦長の宇和原弘三大佐。蒼龍の艦長を調べると第3代艦長が上野敬三氏なことから、この人の改名と思われます。ちなみにこの艦長の着任が1938年11月15日なことから、いま現在が11月下旬か12月なことが導き出されたりして。
想いは一つ。徹子も戦友のことを考えてました。他の二人と違って凛々しくさえ感じられます。徹子はこの派遣で腕を磨き得意の一撃離脱戦法を確立すると思われますが、それはまだ先になりそうです。

話は美緒に戻ります。とある研究所にやってきて深呼吸してドアを開けます。
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出迎えてくれたのは宮藤一郎博士。なるほどー、ここで零式艦上戦闘脚を開発するのですね。
今回はプロローグだけにあまり込み入った話はありません。死んだかどうだかわからない博士だけにどうなったのか知りたいものです。 つづく
娘TYPE (ニャンタイプ) 2012年 05月号 [雑誌]

角川グループパブリッシング (2012-03-30)