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『プレイコミック』連載、「仮面の忍者 赤影 Remains」の第2話
豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だったころ、金目教という怪しい宗教が流行っていた。藤吉郎の軍師・竹中半兵衛は竹中家に伝承される秘中の忍"影一族"の力を借りんと飛騨山中へ。しかし金目教の乱破に襲われ危機一髪のところを赤影に救われた──というのが1話でした。
2話の今回はトビラ絵にあるように青影が登場です。特撮を見ていた人なら「だいじょうぶ」のポーズをとっていることにニヤリとしてしまいますね。

この漫画オリジナルの新技「魂龍」を使って次期 霞谷七人衆候補の"大熊の権三"を楽々と倒した赤影。更に赤影はこの様子を密かに監視していた霞谷七人衆の一人・土蜘蛛の存在に感ずいていた。影一族恐るべしと一旦 引く土蜘蛛。しかし影一族の地に踏み入れた以上、二度と生きて出られないと赤影は言う…

山を三つ越えたところで小休止する土蜘蛛。そこに大岩が降ってきた! その影から現れたのが青影です! 見たこともない金髪碧眼の青影を見て「化け物」とする土蜘蛛だけど、読者にとっても外国人(ハーフ?)という設定なことに驚きですよ。しかも見た目がヤワでなんか女の子っぽいし。
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そんなことを言われて頭にきた青影。どうやら「女」と言われることが禁句らしい。赤影同様に青影も「魂龍」を使って土蜘蛛に挑みます。先ほどの大岩もコレを使った「忍法 剛力掌」で投げつけたようです。
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ここで「魂龍」について再度レクチャー。赤影は手首、青影は二の腕についているボタンのような玉がソレ。一つずつ漢字が書いてあり、ボタンを押すことによってその能力が得られるようです。前回の赤影は「疾」を使い超スピードで移動できました。今回の青影は「剛」と「力」を使ったコンボ技で巨大な腕(スタンドのようなもの)が出現。その通りに怪力を使ってます。

土蜘蛛は「魂龍は金目教しか扱えない」と言っており影一族がその能力を得ていること事態 不思議がっています。金目教頭首・甲賀幻妖斎はやがて影一族が動くことを知っていたことから、幻妖斎と影一族は何か関係があるのではないだろうか。例えば幻妖斎は影一族からの抜け忍で、その際に魂龍を持ち出していたとか。

「忍法 剛力掌」を使って土蜘蛛を捕らえた青影ですが、息切れしてしまい逃してしまう。どうやら魂龍は体力を使うらしく、一度に二つ使えば疲れが早くなるのも当然か。今度は土蜘蛛の逆襲。土蜘蛛は魂龍「蟲」を使い蜘蛛のように青影を糸でグルグル巻きに。赤影・青影と違い霞谷七人衆は魂龍を身体に埋め込んでいることから長い間使えるらしい。
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青影危うし! だがそこに現れたのが白影です! 「優しいおじさん 白い影~ ♪」と歌ってしまいますよ。さすがに凧に乗って、サイレンを鳴らしながらは登場しませんが、いったいどんな技を使うのか楽しみです! つづく