・・・が、その後しらべたら30日も生きることがあるという情報が出てきて、やっぱりかという思いです。なんか、セミってタフそうにみえて、一週間という寿命に違和感があったんです。
当サイト関連記事:
・セミの自由研究・幼虫のつかまえかた調べ
・つかまえたヒグラシの動画(鳴き声あり)
・夏休みの自由研究。「家の近くで見られる昆虫しらべ」
2005年にこんなすごい調査がされていたんですね。
■セミの移動調査2005
クマゼミはどこまで飛ぶかということを調べるために、5,489匹(!)ものクマゼミにサインペンで印を付けて飛ばした結果、印を付けたクマゼミが30日後に生きて捕獲されたことで、セミが一ヶ月近くも生きられることが判明しました。これはすごい。
■セミ - Wikipedia
>成虫期間は1-2週間ほどと言われていたが、これは成虫の飼育が困難ですぐ死んでしまうことからきた俗説
確かに、セミは虫かごに入れて次の日にはもう弱くなってしまいますね。でも、えさをしっかりあたえれば長生きするということですね。
セミは樹液を吸って生きていますが、飼い方はどうすれば良いのでしょうか。えさのあげ方に工夫が必要のようです。
砂糖水をスポンジで吸わせてあたえればいいかな? と考えていたら、こちらの良いアイデアが見つかりました。
■蝉(セミ)を飼う。飼い方 飼育方法 鈴虫(スズムシ)の飼育と観察をしてみるのブログ/ウェブリブログ
アイスの容器などに砂糖水を入れてフタをして、そこに布を巻いた割りばしを刺して立たせ、砂糖水を吸わせてセミのエサにするアイデアです。セミがちゃんと砂糖水を吸っている画像があります。この飼い方が良さそうですね!
虫かごではセミが動きづらいので、アミで虫かごを自作するのが良いと思います。
こちらの虫かごは、ナナフシ用に家庭菜園用のアミと支柱で作ったものです。
このようにして可能な限り広くしてあげれば、ストレスをやわらげて長生きさせられるかもしれません。
えさの砂糖水は割りばしの高さが吸い上げられる限度だと思うので、何個か高さのちがう台にえさを置くか、鉢植えや拾った木の枝を立てて置いて、枝のあちこちにえさを固定するのが良いと思います。チューチューアイスの容器を切って砂糖水を入れるのはどうかな?
このようにセミを飼って、寿命を検証する自由研究はどうでしょうか。どのぐらい長生きさせられるか飼い方の工夫もまとめれば良い自由研究になると思います。砂糖水の代わりにサイダーやコーラではどうか? などなど。
ただ、本当にセミが一ヶ月も生きてしまったら夏休み中に宿題が終わりませんが(笑)。