当サイト関連記事:
・歯の型取りで吐きそうになる「嘔吐反射」の対策を調べました。
・歯医者さんが教える電動歯ブラシの歯磨きテクニック
・え?牛乳につける!? - 歯が抜けたときの応急処置
親知らずがとなりの奥歯に当たっている部分で2本とも虫歯になっていたため、まずは恐怖の歯型取りを含めた奥歯の治療、そして親知らずの抜歯へと進みました。
先生も歯科衛生士さんも、僕が苦手な歯型取りの嘔吐反射をクリアしたばかりで心配顔するし、「今日の体調はいかがですか?」と念入りに聞いてくるので、心配になってきました。親知らずの抜歯の何が大変なのか。
妻が言ってました。
「抜歯の後で痛くなってくるんだよ」
そうなのか。そりゃまぁそうでしょうなぁ。でも、抜くときは麻酔するわけだし、なにくそ根性で乗りきることにしました。
治療時になにくそ根性で考えていたのはこちらのお方、旧日本海軍戦闘機隊、菅野隊長のことです。
■菅野直 - Wikipedia
エピソードの項目参照。銃弾の摘出手術で、麻酔なしで顔色ひとつ変えずに臨んだそうです。
菅野隊長はほかにも豪傑なエピソードの尽きないお方で僕は尊敬しているので、菅野隊長のことを想って腹をくくりました。親知らずごときで想って申し訳ありません。
麻酔が済んで、「では、始めます。ご気分はだいじょうぶですか?」と言われて不安になりかけますが、親知らずの抜歯について何も調べずに臨んだので意外と平常心で、さぁこいバッチこいの心境でした。助手さんにアゴを押さえてもらって先生が抜歯にかかります。
器具で親知らずをつかまれ、グリグリ動かすたびにアゴが、頭がいっしょに動きます。麻酔が効いているので痛みはありませんが、アゴが壊されるような感じでした。
2分くらいグリグリやったでしょうか、奥歯がじゃまで抜けないため、すこし削ってから再開しました。そしてまたグリグリ2~3分。するとガッと見事、親知らずが抜けました。
抜けた親知らずの大きなことにびっくり。そして、抜くときの激しさは最強ではあるものの、痛みもなく聞いたほどでもないなとホッとしたのでした。
家に帰って数時間後、麻酔の余韻が切れてから、ニヒルな笑い(しめしめ顔)をするとズキズキ痛みましたが、口を動かさないようにすれば大丈夫でした。でもごはんを食べるとやはりズキズキ痛むので、3日分ほどの痛み止めの薬はしっかり飲みつづけました。
ほっぺたの腫れもなく、抜歯から一週間後の今、まだごはんを食べるときは痛みますが固い物でも気にせず食べてます。痛みは我慢できてもおいしい食べ物は我慢できないので(笑)。
■デイリーポータルZ:親知らずの抜歯手術レポート~歯茎の増殖過程を追え!
やる前にこういうレポートを見ていたら気持ちが沈んでたかもなぁ。一時間もかかるなんて。治療時間や腫れなど、個人差があるんですね・・・。
■親知らずの抜歯-親不知の抜歯費用や痛み・腫れなど
「親知らず抜歯の手術時間」の項目を見て驚愕しました。最長4時間かかったケースがあるとのことです。知らなくて良かった・・・。これ見て知ってしまった人、ごめんなさい。
でも僕も近日、反対側の親知らずを抜く予定ですからね。またなにくそ根性を出さないといけませんね・・・(笑)。
関連:初めて「味とこころ」でお買い物頂くお客様限定のお試しセット!めっちゃうま雑炊【鮭ぞうすい...(楽天)