2025-10-03

20歳以上の日本人から100円を毎月徴収し、毎年1000万円を何人かに配るとき、何人になりますか?また、それを60年間続けたとき、何人に1000万円を与えることになりますか?

思考時間: 44s

いい質問です。前提(仮定)を明示したうえで計算します。

前提

総務省人口推計)の 2024年10月1日現在の推計値を使います(総人口 123,802,000 人)。下位区分は報告値(0–14, 15–64, 65+)を利用して 20 歳未満を推定しました。

総務省統計局

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すべての20歳以上の人が毎月 100 円を均等に払う(未払い・事務費・税・利子・インフレ無視)。

人口金額は年ごとに変わらないものとする。

使った統計(要点)

人口 = 123,802,000 人(2024/10/1 時点)。

「0–14 歳」= 13,830,000 人、 「15–64 歳」= 73,728,000 人(出典の報告要約より)。

総務省統計局

計算手順(要点)

まず 15–64 を 10 個の 5 年区切り(15–19,2024,...60–64)とみなして、15–19 の人数 を推定

73,728,000 ÷ 10 = 7,372,800 人(推定)。

したがって 0–19 = 13,830,000 + 7,372,800 = 21,202,800 人(推定)。

よって 20 歳以上の人数 = 総人口 − 0–19 = 123,802,000 − 21,202,800 = 102,599,200 人(約1.02599×10^8 人)。

1 人あたりの年間徴収額 = 100 円 × 12 = 1,200 円/年。

年間の総徴収額 = 1,200 × 102,599,200 = 123,119,040,000 円(約 1,231.19 億円)。

1 回の賞金は 10,000,000 円(= 1000 万円)なので、年間に配れる人数(満額で) = 総徴収額 ÷ 10,000,000 = 12311.904 人。

→ 満額(1000万円)を**丸ごと支給できる人数(整数)**は 12,311 人/年(端数は切り捨て)。

これを 60 年続けると、12,311 × 60 = 738,660 人 に 1000 万円を支給できます。(端数込みの理論値は 12311.904 × 60 = 738,714.24 人分に相当)

結果(まとめ)

年間に満額(1000万円)を支給できる人数(整数) = 12,311 人/年。

60 年続けた合計(整数換算) = 738,660 人 に 1000 万円を給付できます

理論上、端数を分配可能なら)年間約 12,311.9 人分、60年で 約738,714.2 人分 の資金に相当します。

注意(現実的留意点)

上の計算は「人口一定」「全員支払う」「事務ゼロ」「インフレ・利子無視」の単純モデルです。実際は未払、事務コスト、税、インフレ人口変動(少子高齢化)を考慮すると結果は変わります

年ごとの人口データを正確に使えば(15–19 の実数値を直接参照すれば)微差が出ます。正確な年別単年年齢データ必要なら、総務省の「年齢各歳別人口」表の該当行を参照して精密に再計算できます

総務省統計局

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必要なら、総務省の単年齢表から 15–19 の実数値を拾って再計算して正確な値で出しますが、そのままこの仮定で良ければ上の答えで確定です。どちらがよいですか?

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