里山は(人為的な加工物と対比的に定義するなら)自然じゃないなんて国語の評論で出てくるような話だけども、じゃあ逆に「手つかずの自然」は自然なのかと言ったらそれも微妙なんじゃないかと思えてくる。
地球上の少なくとも陸上のほぼ全ての領域はもはや、政治的には困難にせよ技術的に介入する事自体は可能なんだと思う。
そこでどういった意図が働くにせよ手を付けるも付けぬも人間次第という感じだし、手つかずと言ってもそれはある意味で意図的に放置しているとも言える訳で。
じゃあそれは人間のコントロール下にあるとも言えるのでは。
世界遺産の「自然」の保全だって、むしろ人間による意識的な不介入があればこその話で。
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