手すりが折れたらとか、崖が崩れたらとか、気圧の変化でスポッと吹き抜けの真ん中に吸い込まれたらとか、
ありもしない妄想ベースで勝手に恐怖を増幅することも多い高所恐怖症だが、
1つ、起こり得る切実な問題がある。
高所恐怖症の人間は、これを長い上りエスカレーターとかでやる。
今ふらっと後ろに倒れたらやばいと想像する→怖い→足が震える→本当に倒れそうで怖い→もっと足が震える→怖いいいいい
自分は、手の力は抜けないので、手すりに捕まってなんとか耐える。
ただこのとき、倒れてはいかん方に倒れるイメージだけが増幅するんだよね。
もう、魅入られているかのように。
言いたいことがある。
そのうち事故るよ。
自分なら1000回やれば2、3回、洒落にならない事故を起こすと思う。
命綱をつけているって?
バンジーの何メートル手前からつけるんだろう? つける前に、立ちくらみしてフラフラ動いてから倒れるかもしれないけど大丈夫かな? スタッフ掴んで巻き込んで落ちたら、命綱あってもやばいよね。
高所アスレチックとか、命綱のフックを自分で付け替えながら移動するじゃん。あんなん、一瞬外したタイミングでミラクル起こすで。
って考えると、足の力がまじ入らなくなる。