ひねもすのたのた

とりあえず日常かな

特定秘密保護法案

特定秘密保護法案。
国家機密をもらしたら重い刑罰が課せられる。
もらさなければいい、と言う人もいるだろう。
でも私は背中がざわざわする。

とりわけ防衛分野は気にかかる。
国民の知る権利がうんぬんとNHKは言う。
しかし本当はそうではないのでは?
国民は政府のすることを監視する義務があるが、
それが果たせなくなる。

極端な例を考える。
仮に防衛省の誰かが日本も核兵器をもとうとして、
それを特定秘密に指定したとしよう。
すると、この問題を憂いてリークした誰かが罰せられる。
メディアはこの情報についてあらゆる手段を用いて
政府を責めるかもしれない。
でも、リークした誰かを法律から守ることはできないし、
法律の存在でさらなる情報を得ることも困難になる。

だいたい集団自衛権の問題を見ても、
国歌の問題を見ても、
法律を拡大解釈(もはや拡大でさえなく、全然別物)しているのに、
一般の国民は罰せられることはないなどとなぜ言えるのか?

もし本当にそう思っているなら、
この法律で、一般国民を罰することはできないくらい言えよと思う。
そういう言質がとれたとして、それでも私は反対するけどね。


追記・と書いていたら、クローズアップ現代で中国の人が
「国民は政府を監視しなくてはならない」と言ってたよ。
そうでしょそうでしょ
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